IT業界は他業種に比べると人材の流動が激しく、転職もしやすいイメージがあります。
一口にIT企業といってもいろいろな種類がありますが、人気が高いのが外資系のIT企業です。
「キャリアアップを目指して外資系IT企業に転職したいが、転職活動のコツはあるのだろうか?」と悩んでいる方もいるでしょう。
今回は、外資IT企業へ転職するメリット・デメリット、転職活動が成功しやすくなる条件やポイント、未経験者が転職成功する可能性などを紹介します。
外資IT企業への転職を希望している方は、ぜひ参考にしてください。
>>外資系に強いおすすめ転職エージェント・サイト22社を厳選!専門領域別にご紹介
外資IT企業に転職するメリット
外資IT企業には、以下のような種類があります。
- 外国企業の完全子会社
- 海外企業と日系企業の共同出資による会社で、海外企業のほうが出資率が高い場合
- 海外企業が日系企業を買収した場合
また、経済通産省は、外資系企業動向調査において、外国投資家が株式や持分の3分の1以上を所有している企業、外国側筆頭出資者の出資比率が10%以上である企業をそれぞれ外資系企業と定めています。
ここでは、上記のような外資IT企業に転職するメリットを3つ紹介します。
キャリアアップしやすい
外資IT企業に転職する最大のメリットは、日系の企業に比べてキャリアアップしやすいことです。
日系のIT企業も他の業界に比べれば実力主義の傾向がありますが、外資IT企業はそれ以上です。
外資IT企業では、一定の成果をあげれば、年齢に関係なく難しい案件も任されます。
また、日系企業は業務が固定されがちなのに対し、外資IT企業はマーケティングと開発など、全く別の業務を兼任するケースも珍しくありません。
そして、優秀な方ほど若い頃からマネジメントなどの大きな仕事を任せられる傾向です。
実力がある方ほどキャリアアップしやすいため、自分の実力に自信があり、難しい仕事ほどやりがいを感じる方にとってはよい環境が整っています。
最先端技術に触れられる
外資IT企業はグローバルな仕事をしている分、新しい技術が真っ先に入ってきやすい環境です。
働いていれば、日系企業よりも最先端の技術に接しやすいでしょう。
日系企業よりも先に最先端技術に触れてマスターできれば、同業者より一歩も二歩も差をつけられます。
再転職する際も大きな武器になるでしょう。
さまざまな業界で需要のあるスキルが身に付く
外資IT企業は、「結果を出せば過程は問わない」といった社風が一般的です。
自由な反面、求められる結果を出すための最短ルートを自分で見つけ出さなければなりません。
そのため、コミュニケ-ションスキル、語学能力、折衝能力、調査能力などさまざまな能力が自然と身についていきます。
コミュニケーションスキルや語学能力などは、IT業界以外でも役立ちます。
全く別分野の業種に転職しても、活用できるでしょう。
また、IT業界で働き続ける場合でも、スキルが増えれば仕事の幅が広がります。
今までできなかった分野の仕事までできるようになれば、出世もしやすくなります。
外資IT企業に転職するデメリット
外資IT企業への転職はデメリットもあります。
外資IT企業への転職を前向きに検討している場合、メリットだけではなくデメリットも把握しておくことが大切です。
ここでは、外資IT企業に転職するデメリットを2つご紹介します。
変化の多い業界でキャッチアップが大変
外資IT企業へ転職する大きなデメリットは、技術の進歩についていくのが大変なことです。
IT業界は数年で主流の技術が入れ替わる変化が激しい業界です。
外資IT企業ならばさらにその傾向は強いでしょう。
外資IT企業は日系のIT企業のように会社が主導して新しい技術をレクチャーしてくれるケースはあまりないため、最新技術を自分で身につける姿勢が重視されます。
また、外資IT企業は結果が出せないと容赦なく出世競争から外れていきます。
日常の仕事をこなしながら、常に技術をブラッシュアップし続けるのは労力がいるため、人によっては大きなストレスを感じ、再び転職を考えるようになる可能性もあるでしょう。
安定性に欠ける
外資IT企業は「出世するか、解雇か」といった厳しい環境の場合があります。
日系の企業のように何十年も安定して働くのは難しい状況です。
常に結果を出し続けられていれば問題ありませんが、結果が出せない日々が続くと退職を求められる可能性もあります。
時間をかけてじっくり技術を身に付けて、といった姿勢で仕事をしたい方には向いていません。
また、外資IT企業は日本撤退のリスクもあります。
外資IT企業は決断も早いので、日本に進出し続けるメリットがないと判断したら、短期間で撤退もありえるでしょう。日本からの撤退となれば、解雇の可能性も十分にあります。
また、複数の営業所が日本にあり完全撤退にならなかったとしても、通勤できない場所への転勤命令が下る場合も。
フットワーク軽くが動ける方であればよいですが、家族がいてすぐには動けないといった方は、事前にそうしたリスクへの想定もしておく必要があるかもしれません。
外資IT企業の種類と大手企業
では、外資系IT企業にはどのような種類があるのでしょうか?
ここでは、外資IT企業の種類の特徴や大手企業の一例を紹介します。
コンサルティングファーム
ITコンサルティングファームとは、ITを活用して課題を抱えている企業のサポートをすることを主な業務としています。
コンサルティングファームには複数の種類があり、ITコンサルティングファームは、企業の課題解決手段としてITを用います。
一口にITといってもいろいろな分野があるため、会社ごとに主要業務が異なるのが特徴です。
外資系のITコンサルティングファームの有名企業としては、以下のようなものがあります。
>>【外資・日系】ITコンサルの年収・激務度ランキングを業界10年以上の私がまとめる
WEBサービス
Webサービスとは、スマートフォンアプリや検索エンジンを開発・リリースを主な業務としている会社です。
私たちにとっては最も身近なWebコンテンツである検索サイトのGoogleやYahoo!なども外資系Webサービスの1つです。
このほか、SNSならばX(Twitter)やFacebookもWebサービス会社に分類されます。
外資系IT企業の中でも人気があり、転職希望者も増加中です。
開発ベンダー
開発ベンダーとは、海外で開発されたシステムやソフトも日本向けに改良して販売している会社の総称です。
日本IBMも開発ベンダー会社に分類されます。
AppleやMicrosoftなど、大手OSやコンピューターを開発している会社はアメリカ本社のところが多く、開発ベンダーは日本でも長い歴史があります。
そのため、外資系であるけれども日本の支社は働いている方がほぼ日本人、というところもあるでしょう。
エンジニアだけでなく、システムを販売するセールスマンも広く募集しているのも特徴です。
メーカー
メーカーとは、海外で開発・販売されたソフトウェアやハードウェアなど製品を日本向けに改良して販売している会社の総称です。
開発ベンダーと仕事内容はほぼ同じですが、ベンダーが主にシステムの改良を手がけているのに対し、メーカーはソフトウエアやハードウエアの改良を手がけています。
そのため、MicrosoftやAppleなど大企業のほか、中小の企業も多くあります。
外資IT企業というと、都心の一等地に立派なオフィスがある会社をイメージしますが、日本の中小企業とさほど変わらないところも多い状況です。
また、募集している人材もさまざまで、エンジニア以外にはマーケティングや営業、人事などで募集がかかる場合もあります。
外資金融会社のIT部門
外資系金融会社のIT部門とは、外資系の証券会社や投資会社などにあるIT部門の総称です。
社内SEや金融会社のクライアントに対してITコンサルティングサービスなどを行います。
例えば、三菱UFJモルガン・スタンレー証券などは、証券業務を行う上で必要となるシステム戦略の策定やシステムの開発・運用を担うためにシステム部門を作っています。
金融業界の知識とITの知識がある方ならば転職しやすい部門といえるでしょう。
>>金融業界転職におすすめ転職エージェント比較|選び方や注意点も解説
外資IT企業の主な職種
ここでは、外資IT企業にはどのような職種があるのか紹介します。
IT企業というと、プログラマーやSEの集団といったイメージがありますが、実際はさまざまな職種があります。
コンサルタント(営業・セールス)
コンサルタントとは、顧客の要望を聞いて問題解決の提案をしたり自社製品を販売したりする職種です。
顧客と自社のエンジニアを繋ぐ橋渡し的な役割も担います。
コンサルタントは、顧客の話から抱えている営業や経営の課題を担い、適切な解決法を示さなければなりません。
コミュニケーション能力はもちろんのこと、ITに関する知識も必要です。
コンサルタントを募集している会社は、ITコンサルティングファームやメーカーなどが多いですが、ほかの外資IT企業でも一定の募集があります。
>>ITコンサルタントになるには何が必要なのか|業界・職種別に必要な能力や仕事の進め方
エンジニア
エンジニアとはソフトウエアやシステムの開発や保守を行う仕事です。
会社によっては顧客の要望に合せてソフトの開発をする場合もあります。
IT企業にとっては欠かせない仕事であり、すべての分野で需要があります。
なお、エンジニアは社内でパソコンに向かって黙々と作業をしているイメージがありますが、実際はコンサルタントと共に商談に同席する場合も多く、コミュニケーション能力は欠かせません。
このほか、注文されたソフトウエアやシステムができるまでの期間や開発にかかる費用などを試算する能力や、会社と交渉して人員を確保する折衝能力なども必要です。
マネージャー
マネージャーとは、案件全体を総括して仕事が納期通りに完了するように調整する仕事です。
具体的には、顧客との折衝・予算、人員の確保や管理、全体のスケジュールの組み立てや調整などを行います。
コンサルタントもエンジニアも、マネージャーの指示の元に動くことが多いでしょう。
案件によっては総責任者として全ての責任を担います。
ITに関する知識、コミュニケーション能力、折衝能力などさまざまな能力が必要とされるので、マネージャーに抜擢される社員は非常に優秀です。
エンジニアやコンサルタントが一定の成果を出してマネージャーに出世するケースもあれば、優秀な実績を武器に最初からマネージャー待遇で転職してくるケースもあります。
マネージャーの募集をしている企業もありますが、求める人材のレベルはとても高い傾向があります。
外資IT企業の年収
経済産業省の「我が国におけるIT人材の動向」によると、IT企業の年収は、平均して400万~1200万ほどと幅があります。
会社が日系や外資系か、労働者の年齢などによって大きく変わるためです。
また、外資系に特化した転職エージェント、マイケル・ペイジの調べによると、2022年の外資系IT業界の平均年収は1113.8万円とされています。
ただし、外資系の場合、能力によって給与に大きく差が出るため、外資IT企業に入社さえすれば、自動的に高い年収が保証されるわけではありません。
転職時に高い報酬を提示されたとしても、結果を出せなければすぐに給与カットされる可能性もあります。
反対に、結果を出せば報酬がうなぎ登りに上がっていく可能性もあるでしょう。
自分の能力に自信があり、頑張るほど結果がついてくる環境下こそやる気が出る、という方にとってはやりがいを感じる業種でしょう。
ただし、住宅ローンなど長期にわたって返済していく場合、ローンを組みにくいといったデメリットもあります。
外資IT企業に転職を希望する場合は、日系の企業より給与の変動が激しいことを押さえておきましょう。
外資IT企業に転職する上で必要な条件
ここでは、外資IT企業に転職する際に必要になる可能性が高い条件を紹介します。
ITに関する知識やコミュニケーション能力の他にどのような能力が求められるのでしょうか?
語学力
ITに限らず外資企業に入社するならば、英語は必須です。
外資IT企業の多くは日本だけでなくさまざまな国に支社がある会社が多くあります。
そのため、共通語が英語というケースも珍しくありません。
また、顧客が外国企業の場合もあるでしょう。
目安は、TOEICならば800点以上、英検ならば準1級が目安です。
英語以外に、中国語やスペイン語、フランス語などの語学力もあれば、さらに効果的です。
年齢が若いこと
外資IT企業に転職するなら、若いほうが有利です。
IT企業は体力勝負の一面があり、シニア層に近いミドル層など年齢が高い方は仕事についていくのが難しいといえます。
また、外資だけでなくIT企業全般は技術の移り変わりが激しいため、常に最新の技術を身に付けるために勉強が欠かせません。
年齢が若いほうが新しい知識や技術を吸収し、実力を伸ばすのは有利です。
このほか、業界全体で就業している方の年齢が若いため、20~30代のほうが職場環境に馴染みやすいともいえます。
役員やトップマネージャーも30代が珍しくない業界です。
目安としては、ベンダーが40代前半まで、Webサービス会社などは30代半ばまでを歓迎しています。
即戦力をアピールできる職歴
外資IT企業が転職者に求めるのは、即戦力です。
したがって、即戦力になると客観的に証明できる職歴があれば、有利です。
例えば、マネージャーとなって達成したプロジェクトの実例や、扱ってきた製品、担当した領域などがすぐに出せると、転職活動に有利に働きます。
また、畑違いの分野であっても、コンサルティング業務などの実績を出せれば、有利に働くケースもあるでしょう。
このほか、最新の技術や知識まで深い知見のある分野がアピールできれば、転職活動に有利になるでしょう。
外資IT企業への転職で有利となる資格
外資IT企業で働くのに、必須となる資格はありません。
しかし、資格があれば自分の能力を客観的に証明できます。
エンジニアならば、以下のような資格を取得しておくと転職活動が有利になる可能性があります。
これら全ての資格が必要ではありませんが、基本情報技術者試験と応用情報技術者試験の2つを持っていれば日系のIT企業に転職する際も有利になる可能性が高いでしょう。
一方、コンサルティング業務志望ならば、MBAや税理士・公認会計士・中小企業診断士の資格を取得していると有利です。
特に、公認会計士の資格を取得し、監査法人の勤務経験があれば転職活動がスムーズに進む可能性がより高まります。
外資IT転職の難易度
外資IT企業への転職は難易度が高めです。
日系のIT企業に勤めて高い実績を持っている人ほど、キャリアアップには貪欲な傾向があります。
年齢よりも実力で評価する外資IT企業は魅力的な職場です。
つまり、外資IT企業の転職希望者には優秀なエンジニアやコンサルタントが沢山いる可能性が高いといえます。
やる気があるだけではとても太刀打ちできないでしょう。
経歴だけでなくスキルも兼ね備えていないと、名の知れた大企業への転職は難しいのが現実です。
転職を決意したら、企業ブランドに依らない実績を積み上げていきましょう。
また、資格を取得するのもおすすめです。
外資IT企業への転職は未経験でも可能?
外資IT企業は未経験でも転職可能です。
しかし、外資IT企業で手取り足取り仕事を教えてくれる職場はまれです。
独学で知識やスキルを得る必要があるため、IT業界が全くの未経験の方は、入社してから苦労します。
したがって、前職の知識が多少活かせる職種につくのがおすすめです。
例えば、前職がコンサルティング業者ならば、ITコンサルタントに転職すれば前職の経験が活かせます。
営業もIT企業では一定の需要があります。
エンジニアになりたい場合は、転職前に一通りの知識は身に付けておきましょう。
20代半ば~30才前後ならば、新しい知識も吸収しやすく、ポテンシャル採用の可能性もあります。
外資IT転職に強い転職エージェント
外資IT企業に転職する際、転職エージェントを利用するのも1つの方法です。
ここでは、外資IT企業への転職に強いエージェントを5つ紹介するので、参考にしてください。
MyVision
運営会社 | 株式会社MyVision |
公式サイト | https://my-vision.co.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2024年10月1日現在) |
主な求人職種 | 各種コンサルティングファーム、シンクタンク |
MyVisionは、コンサル転職エージェントとトップ戦略ファームの出身者が提供するコンサルに特化した転職支援サービスです。
外資IT企業のうち、特にITコンサルティング会社に就職したいと考えている方に利用をおすすめします。
累計内定者数800名以上の実績があり、他業種や未経験からのコンサル転職にも強みをもっています。
紹介企業はBig4をはじめ外資系や領域特化型ファームなど、国内ほぼ全てのコンサルファームの紹介が可能としています。
個々の経歴やキャリア志向に応じて最適な転職戦略を提示してくれ、選考対策についてもレジュメ添削や過去の面接内容を分析した「独自の面接対策資料」、本番想定の模擬面接によるフェルミ推定・面接対策など徹底したサポートが受けられます。
これらの実績からJapan Business Research転職エージェント部門では6項目も高評価を得ています。
Type転職エージェント
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
公式サイト | https://type.career-agent.jp/ |
公開求人数 | 12,415件(2024年10月1日現在) |
主な求人職種 | 全職種 |
type転職エージェントは、IT・営業・ハイクラスの転職に強い転職エージェントです。
サービス開始から25年以上の蓄積されたノウハウを強みとしており、求人紹介から内定の支援までサービスを無料で提供しています。
したがって、複数の転職エージェントに登録して幅広く転職活動をしたい方にも適しているでしょう。
また、経験職種別に組織されたキャリアアドバイザーが、専門知識で転職活動をサポートしているため、転職活動が初めての方でも安心です。
転職相談会・セミナー・イベントなども随時開催しているので、参加してみてもよいでしょう。
マイナビエージェント
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
公開求人数 | 66,639件(2024年10月1日現在) |
主な求人職種 | 商社、IT関連、メーカーなど |
マイナビエージェントは、求人紹介から内定までを、一貫して支援してくれる転職サイトです。
初めての転職から、2回目、3回目の転職まで状況に合わせた転職サポートをしてくれるのを強みとしています。
IT・Webエンジニアに特化したアドバイザーもいるので、さまざまな転職の悩みを相談できるのも特徴です。
なお、マイナビ関連はいろいろな転職サイトがあるので、系列の転職サイトも覗いてみるのもよいでしょう。
レバテックキャリア
運営会社 | レバテック株式会社 |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
公開求人数 | 33,742件(2024年10月1日現在) |
主な求人職種 | IT・Web業界全般 |
レバテックキャリアは、ITエンジニア専門の転職エージェントであることを強みとしています。
希望企業への転職成功率96%を誇り、利用した方の5人に4人が年収アップしているという実績があります。
ITエンジニアからマネージャーにキャリアアップしたい場合や、ITエンジニアでもより上流の工程に関わりたいといった場合の利用がおすすめです。
もちろん、日系企業から外資IT企業への転職もサポートしてもらえます。
ロバートウォルターズ
運営会社 | ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 |
公式サイト | https://www.robertwalters.co.jp/ |
公開求人数 | 1,697件(2024年10月1日現在) |
主な求人職種 | IT、法務・コンプライアンス、営業・マーケティング、人事、など |
ロバートウォルターズは、外資系企業への転職支援や日系グローバル企業への転職支援を主な業務にしている会社です。
日本にはまだ数少ない大手外資系転職エージェントとして、グローバルに活躍する人材へ多彩な仕事を紹介しています。
もちろん、IT業界への転職サポートもおこなっており、英語での履歴書作成など外資系ならではのサポートも充実しているのが強みです。
外資IT転職についての疑問・Q&A
最後に、外資IT企業に転職する場合によくある質問を紹介します。
外資IT企業に向いている人の特徴は?
外資IT企業に向いている人の特徴としては、以下のようなポイントが挙げられます。
- コミュニケーション能力が高い
- 上昇志向が強い
- 好奇心が強い
- 新しい技術や知識の習得に貪欲
- 仕事が生活の中心になっても大丈夫
仕事が好きで、現状に満足することなく、常に上を目指して登っていきたい人が外資IT企業で働くのに適していると言いえるでしょう。
外資ITで求められる英語力は?
外資IT企業で求められる英語力は、TOEICならば800点以上、英検ならば準1級が目安です。
一般的な英会話だけでなく、IT業界に特化した英語力が求められます。
専門知識を英語で説明できる、折衝も英語で可能といった場合は転職に有利に働くでしょう。
また、IT業界では、バイリンガル人材の需要も高まっています。
>>バイリンガルの転職におすすめの職種を紹介|強みを活かした転職のポイントや注意点も解説
外資IT転職まとめ
外資IT企業への転職は、未経験でも可能です。
ただし、できるだけ年齢が若く、自分で業界のことを進んで学んでいける力が求められます。
したがって、全く畑違いの分野に転職するより、コンサルティング会社に勤めていたならITコンサルタントへ転職するといった感じで、前職の経験を活かせす形がおすすめです。
転職活動の方法が今ひとつわからない場合は、転職エージェントを活用しましょう。
登録するだけならば無料でできるところがほとんどで、セミナーなどに参加してみるのも効果的です。