- プロジェクトマネージャーって稼げるの?
- 年収相場や需要ってどうなっている?
プロジェクトマネージャー転職を検討する際、このような疑問を感じている人も多いのではないでしょうか。
エンジニアのキャリアパスの1つであるプロジェクトマネージャーですが、仕事内容をはじめその実態を知らない人は少なくありません。
この記事では、プロジェクトマネージャーの仕事内容はもちろん、職種としての市場価値や目指せる年収、年収アップに役立つ資格や向いている人の特徴について解説していきます。
また、転職に役立つおすすめの転職エージェントも紹介するため、プロジェクトマネージャー転職に興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
\IT/Web転職に強いおすすめエージェント・サイト/ Web・ゲーム領域の求人数が多い特化型エージェント 書類作成を専門のコンサルタントがフォローしてくれるため「自分の経歴やスキルを言語化するのは難しい・・・」と感じてる方におすすめ。 契約更新率90%超。営業活動なしで案件が続く! 業界トップクラスの案件数39000件以上を保有してるため、スキルや希望条件に合った案件が見つけやすい。
サービス名
特徴
レバテックキャリア
Geekly(ギークリー)
レバテックフリーランス
プロジェクトマネージャーの仕事内容
プロジェクトマネージャーの仕事は、その名の通りプロジェクト全体を管理することを仕事内容としていますが、その業務範囲は多岐に渡ります。
ここでは、プロジェクトマネージャーの主な仕事について解説していきます。
要件定義
プロジェクトのキックオフミーティングをはじめ、開発するシステムの目的や仕様を決めるための要件定義を行います。
要件定義の詳細は、担当するSEが行うことも多いですが、人員の招集や予算の確保、スケジュールなどを把握するためにプロジェクトマネージャーも参加します。
有事の際にはクライアントへ直接連絡することもあり、そのための顔合わせという意味もあります。
プロジェクトの立案・計画
プロジェクトの承認がおりたら、実現に向けての立案や計画を行います。
具体的には、目的や予算、納期やチームメンバーの招集に向けて計画と立てていくことが挙げられるでしょう。
こちらは、プロジェクトを進めていくうえでベースとなる非常に重要な部分です。
プロジェクトの進捗管理・レビュー
プロジェクトがスタートしたら、その進捗管理やテスト結果などのレビューを行います。
状況に応じてクライアントへの報告や打ち合わせを実施することもあります。
社内外での調整業務も仕事の1つであるため、高いコミュニケーション能力も必要になるでしょう。
>>プロジェクトマネージャーになるには|役割と年収相場や向いている人の特徴を解説
プロジェクトマネージャーの年収相場
厚生労働省が公表しているプロジェクトマネージャーの平均年収は733.6万円です。
一般的な会社員の平均年収は433万円であることと比較すると、高い水準の年収を得ていることが分かります。
年収相場が高くなっている理由のひとつに、プロジェクトマネージャーはプログラミングを行うエンジニア職よりも上位職として位置づけられていることが挙げられるでしょう。
実際にプログラミングを行わなくても、管理するためには技術系の知識はもちろんマネジメントのスキルも必要になり、専門的な技術職よりも業務範囲は多岐に渡ります。
大変さはありますが、収入の大幅アップを狙いたい人にとって大きな魅力であるといえるでしょう。
プロジェクトマネージャーで年収1,000万を目指せる?
結論からいうと、プロジェクトマネージャーで年収1,000万円以上を目指すことは可能です。
プロジェクトマネージャー求人を見ると分かるように、月収100万円を超える求人も珍しくありません。
もちろん会社員として働く場合には、所属企業の給与規定や評価制度に大きく依存します。
そのため、プロジェクトマネージャーになったからといって一概に年収1,000万円を目指せるわけではありませんが、転職やフリーランスへの転身によって大幅な年収アップを狙える可能性があるといえるでしょう。
プロジェクトマネージャーの市場価値
プロジェクトマネージャーの市場価値は高い傾向にあります。
その理由として、DXをはじめあらゆる企業でIT技術の導入がされており、プロジェクトの数が増えている背景があることが挙げられます。
また、プロジェクトマネージャーの仕事を遂行するためには、IT知識とマネジメント、さらに業界知識など幅広い知識とスキルが求められるため、それらを担える人材には需要があるといえるでしょう。
IPA(情報処理推進機構)がまとめた「IT人材白書2020」によると、IT企業が重要と考え育成していきたいIT人材としてプロジェクトマネージャーを含むITレベルの高い人材が最も高い比率となっています。
出展:IT人材白書2020
このように、仕事の難易度の高さと人材としての希少性から、プロジェクトマネージャーの市場価値は高いといえるのです。
プロジェクトマネージャーの年収UPに役立つスキルや資格
特別な資格取得をしなくてもプロジェクトマネージャーになることは可能ですが、資格取得によって知識やスキルを客観的に証明することができます。
それによって転職を有利に進められるチャンスが増えることはもちろん、取得に向けて学ぶことで実務の場でも活かすことができるでしょう。
ここでは、プロジェクトマネージャーの年収アップに役立つ資格を3つ紹介していきます。
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、IT関連の基礎知識を網羅的に学ぶことができる国家資格です。
通信をはじめとするインフラ系から開発系に至るまで知識の習得が可能であるため、担当できるプロジェクトの幅が広がります。
また、土台となる基礎知識を習得しておくことで、進捗管理や状況把握がしやすくなることはもちろん、状況に合わせて応用もしやすくなります。
基本情報技術者試験は、取得を推奨しているIT企業も多いため、転職活動の場でも評価を得やすいでしょう。
プロジェクトマネージャー試験
プロジェクトマネージャー試験は、その名の通りプロジェクトを成功に導くためのマネジメント方法を学べる資格です。
IPAが主催する情報処理技術者試験のひとつですが、難易度はスキルレベル4という最高位に位置付けられています。
取得は難しいですが、その分保有していると評価を得やすい資格であるともいえるでしょう。
ITストラテジスト試験
ITストラテジスト試験は、システム開発における最上流である経営戦略からIT関連のプロジェクトを遂行するために役立つ資格です。
取得することで、ITを用いた経営戦略を行うための知識を保有する人材として評価を得られるため、プロジェクトマネージャー転職活動の場でも有利になることが期待できるでしょう。
事業戦略やIT戦略の策定からはじまり、IT技術の動向や情報のキャッチアップ、その分析などを行えるため、プロジェクトマネージャーとして働かなくても活用する場は多岐に渡ります。
フリーランスのプロジェクトマネージャーの年収相場
働き方が多様化した昨今において、フリーランスのプロジェクトマネージャー案件も数多くあります。
フリーランスの場合の年収相場は、レバテックフリーランスによると891.5万円といわれています。
フリーランス向け案件サイトを確認すると、月単価報酬が120~140万円のものも見受けられることから、高収入を目指しやすい職種であるといえるでしょう。
もちろん、フリーランスは自身のスキルや知識、成果を挙げることの対価として報酬を得る働きたであるため、十分なスキルや実績がなければ高単価案件へ参画することはできません。
フリーランスのプロジェクトマネージャーを目指したい人は、まず会社員として経験と実績を作るところから始めると良いでしょう。
プロジェクトマネージャーに向いている人の特徴
高収入を目指せるプロジェクトマネージャーですが、他の職種と同様に向き不向きがあります。
せっかく転職しても適性がないことですぐに辞めてしまってはもったいないです。
ここでは、プロジェクトマネージャーに向いている人の特徴を紹介していきます。
責任感がある人
プロジェクトマネージャーは、プロジェクトを成功に導く役割を担っているため責任感がなければ務まりません。
納期の遵守や進捗管理、自社経営層やクライアントとの調整など、業務範囲は非常に広く大変さを感じることも多いポジションです。
それでも受け持った仕事を完遂させるために取り組める人は、プロジェクトマネージャーに向いているといえるでしょう。
ストレス耐性が強い人
高収入を目指せるプロジェクトマネージャーですが、その仕事は決してラクなものではありません。
管理しているプロジェクトにトラブルが発生すれば、休日や深夜帯に対応をしなければならないことも多々あります。
また、自社とクライアントとの板挟みになるため、気が休まらないと感じることもあるでしょう。
こうした環境でもやりがいを感じて働けるストレス耐性がある人は、プロジェクトマネージャーに向いています。
視野が広い人
プロジェクト全体を見渡すことができる視野の広さも、プロジェクトマネージャーに向いている人の特徴です。
進捗管理だけではなく、チームメンバーの状況や人間関係、クライアントの意向や温度感などを察すること得意な人は、円滑に業務を進めることができるでしょう。
このような多角的な視野に加えて、客観的・論理的に物事を見ることができる人は、プロジェクトマネージャーの素質があります。
>>プロジェクトマネージャーに転職するには|年収や激務度と向いている人の特徴を解説
プロジェクトマネージャーになるための近道
プロジェクトマネージャー転職をする際、希望条件にマッチした求人紹介やキャリア相談に乗ってくれる転職エージェントの活用が有効です。
ここでは、プロジェクトマネージャー転職におすすめの転職エージェントを紹介します。
アクシスコンサルティング
運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
公式サイト | https://www.axc.ne.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2024年9月22日現在) |
主な求人職種 | コンサルティング業界 |
アクシスコンサルティングは、国内のコンサルティングファームを網羅しているのが特徴的な転職エージェントです。
その名の通りコンサル業界に特化していますが、プロジェクトマネージャー求人の取り扱いもあります。
また、非公開求人も多いため、他では見られない優良求人の紹介にも期待ができます。
これまで20,000人以上の転職希望者を支援してきた豊富な実績とノウハウがあるため、初めて転職エージェントを利用する人でも安心して相談できるでしょう。
>>【取材でわかった】アクシスコンサルティングの評判・口コミが良い理由
レバテックキャリア
運営会社 | レバテック株式会社 |
公式サイト | https://levtech.jp/ |
公開求人数 | 33,590件(2024年9月22日現在) |
主な求人職種 | IT・Web業界 |
レバテックキャリアは、IT・Web業界の転職に強い転職エージェントです。
業界に特化した転職エージェントであることから、深く踏み込んだ専門的なサポートが魅力的です。
また、取り扱い求人には年収600万円以上のものも多いことから、キャリア・年収アップ転職にも期待ができるでしょう。
知名度も抜群であるため、プロジェクトマネージャーを目指す際の転職エージェント選びの際には、ぜひ候補に入れてみてください。
>>レバテックキャリアは使うべき?評判・口コミから実態を調査
JACリクルートメント
運営会社 | 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント |
公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
公開求人数 | 20,562件(2024年9月22日現在) |
主な求人職種 | 管理職・エグゼクティブ・スペシャリスト人材(ハイクラス/ミドルクラス) |
JACリクルートメントは、ハイクラス転職を目指したい人におすすめの転職エージェントです。
IT・金融・製造業・経営層の求人、英語をはじめとする語学力を活かした求人を取り扱っており、これらの分野で転職を検討している人は要チェックです。
公開求人数も豊富であるため、興味がある人は「どのような求人があるのか」「自分の経歴やスキルにマッチしているか」など確認してみるのも良いでしょう。
また、外資系やグローバル企業の求人にも強いことから、キャリアアップ転職したい人は一度相談してください。
>>JACリクルートメントの評判は?実際に使った人のリアルな口コミを紹介
>>IT/Webエンジニアにおすすめ転職エージェント・サイト11選を比較!未経験や年代別にも解説
プロジェクトマネージャー転職についての疑問・Q&A
これまでに就いたことがない職種へ転職する際、さまざまな疑問を感じるものです。
ここでは、プロジェクトマネージャーに関してよくある疑問をQ&A形式で解説していきます。
プロジェクトマネージャー(PM)とプロジェクトリーダー(PL)の違いは?
プロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーは、企業によってその役割が異なるため明確な定義があるわけではありません。
一般的に、プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体に対して業務を遂行し、プロジェクトリーダーは現場の指揮業務を行う役割とされていることが多いです。
転職やフリーランス案件に参画する際には、どのような役割を期待されているのか事前に確認を行いようにしましょう。
プロジェクトマネージャーの需要は高い?
プロジェクトマネージャーの需要は高い傾向にあります。
その背景として、DXの推進をはじめIT技術の導入があらゆる業界で進んでいるため、プロジェクトが増加しているからです。
今後もIT関連のプロジェクトは増加していくことが予想されるため、将来性も高いといえます。
また、プロジェクトマネージャーに求められるスキルや経験値は高く、それらを兼ね備えた人材は希少性があります。
そうした観点から見ても、プロジェクトマネージャーの業務が行える人材の需要は高いといえるでしょう。
プロジェクトマネージャーになるのに適正な年齢はいくつまで?
プロジェクトマネージャーには一定の技術力や現場経験が必要であることから、条件を満たせているのであれば年齢に制限はありません。
実際、40~60代のシニア層でも活躍している人は数多く存在します。
一方で、若年層からプロジェクトマネージャーを目指す場合、スキルや現場経験を10年ほど積んでからとなるため、30歳前後から目指すのが妥当であるといえるでしょう。
プロジェクトマネージャーとしてフリーランスになるにはどうすればよい?
プロジェクトマネージャーに限らず、フリーランスは自身のスキルや経験を活かして業務を遂行し、その対価として報酬を得る働き方です。
そのため、フリーランスを目指したい人は、まず会社員で実務経験を積んでからフリーランスへ転身するのが一般的です。
必要な経験や求められる人物像においては、フリーランス向けの案件情報に掲載されているため、自身に不足しているものがないかチェックすることをおすすめします。
>>フリーランスのプロジェクトマネージャー(PM)になるには|単価相場や必要なスキルを解説
プロジェクトマネージャーまとめ
プロジェクトマネージャーは、高収入を目指すことができる職種です。
仕事内容はプロジェクト全体を管理するためその業務範囲は非常に広く、決してラクなものではありませんが、年収1,000万円以上を稼ぐこともできます。
業務を遂行するためにはシステム開発経験やマネジメント能力が必要であり、それらを兼ね備えた人材は希少であることから市場価値も高いです。
DXの促進をはじめ、あらゆる業界職種においてIT技術の導入が進んでおり、今後もIT関連のプロジェクトは増加する見込みから将来性も高いといえるでしょう。
プロジェクトマネージャー転職ではエージェント利用も効果的であるため、転職を検討している人は本記事で紹介したものもぜひ参考にしてみてください。
\IT/Web転職に強いおすすめエージェント・サイト/ Web・ゲーム領域の求人数が多い特化型エージェント 書類作成を専門のコンサルタントがフォローしてくれるため「自分の経歴やスキルを言語化するのは難しい・・・」と感じてる方におすすめ。 契約更新率90%超。営業活動なしで案件が続く! 業界トップクラスの案件数39000件以上を保有してるため、スキルや希望条件に合った案件が見つけやすい。
サービス名
特徴
レバテックキャリア
Geekly(ギークリー)
レバテックフリーランス