投資銀行に転職したい!未経験者でも転職を成功させる3つのポイントを解説

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投資銀行へ転職したいと考えていても、未経験であれば、まず何から始めれば良いかと悩んでいませんか?

結論からお伝えすると、未経験で投資銀行への転職はかなりハードルが高いです。

それを聞いて、「やっぱりダメか。」と簡単に諦めてしまうのはいかがなものでしょうか。

未経験者の投資銀行への転職は難しいのは事実です。

しかしながら、その困難を突破し転職を成功させている人も世の中にはいます。

この記事では、本気で投資銀行へ転職したいと考えている方に、転職を成功させるための秘訣を解説しています。未経験でも投資銀行への転職に成功する条件、押さえたいポイント、おすすめのエージェントの3点を確認していきましょう!

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目次

未経験者が投資銀行へ転職するための条件とは

未経験者が投資銀行へ転職するための条件とは

未経験者の方が投資銀行へ転職するのは、かなり難しいです。

しかし、可能性が全くないわけではありません。

では、どうすれば未経験で投資銀行への転職を成功させることができるのでしょうか?

投資銀行への転職を成功させるためには、相応の条件が必要です。

そこで、投資銀行への転職を成功させるための条件を詳しく解説していきます。

未経験から投資銀行への転職するには、これまでの経験が重要

現職だけでなく、これまでの実績や経験は、未経験者が投資銀行へ転職するにあたって非常に重要です。

未経験で投資銀行に入社を希望するという事は、「投資銀行で活躍する可能性がある」ことを投資銀行側に示さなければいけません。

そのアピールポイントとなるのが、現職での実績や経験です。

例えば、以下のような実績や経験が求められます

  • 目標を達成するなど実績を出せているか?
  • 経営やファイナンスに興味をもって仕事をしているか?
  • 倫理的思考力があるか?
  • 高いコミュニケーション能力があるか?

それでは一つづつ詳細をみていきましょう。

目標を達成するなど実績を出せているか

現職での目標を達成できていますか?

投資銀行では、投資先企業へ投資を失敗すると双方の会社だけでなく、その企業で働く従業員にも影響が出ます。

とてもシビアでプレッシャーが付きまとう職務になりますが、必ず成功をさせなければいけません。

ですので、投資銀行での仕事は「必ず成功させなくてはいけない」という大きなミッションを背負う事になります。

そこで、現職の目標達成がされているかどうかが、未経験者が投資銀行に入っても、「成果を出せるかどうか」という一つの指標になります。

経営やファイナンスに興味をもって仕事をしているか?

投資銀行での仕事は、「経営」と「ファイナンス」が主軸になっています。

従って、常にこれらのことを念頭に置きながら仕事ができているかが大切です。

経営を意識できなければ、「あの企業はなぜ成功しているのか」ということが読み取れませんし、ファイナンスを意識できなければ「財務諸表から企業の強みを分析する」こともできません。

最低限、「経営」と「ファイナンス」についての知識を備えておく必要があります。

倫理的思考力があるか?

倫理的思考力とは、いわゆる「ロジカルシンキング」のことです。

言い換えれば、「複雑な事柄を、簡潔にまとめる能力があるか?」という事になります。

投資銀行での仕事は、さまざまな情報が集まってくるため、それらの情報を上手く自分の中で処理をして、活用しなければなりません。

また、情報をどこに取りに行くのか、得られた情報を誰に渡すのかなども常に考える必要があります。

したがって普段から、論理的思考力を鍛えるための努力や練習をすることをおすすめします。

高いコミュニケーション能力があるか?

高いコミュニケーション能力は全ての職業においてもいえることです。

特に、投資銀行で働くためには、自分の所属する部門だけでなく、クライアントや別の部門の人など、さまざまな人との関わり合いが必要となります。

また、投資銀行では徹底的なリサーチと交渉力が必須で、「どの情報をどこから取るか」がとても重要です。

したがって、連携している他の部門や、関係者とのコミュニケーションを密にとり、抜け目なく情報を集め、交渉の場に活かすことが肝心です。

年齢が重要

投資銀行での勤務はかなりのハードワークが予想されます。

日々、業務に忙殺され、常に緊張感のある仕事をし続けなければなりません。

深夜に及ぶ仕事も多く、場合によっては朝方まで時間がとられることもあるでしょう。

年齢が若ければ、体力と気力があり、なおかつ未経験者でも投資銀行の仕事に順応できる可能性があると判断されます。

未経験でも、20代から30代の方は、転職できる可能性が十分あります。

ただし、30代は即戦力として、これまでの銀行や証券会社など金融業界での経験や、それに近しい業種での経験が問われる傾向です。

したがって、20代では完全な未経験でも可能性があり、30代になるとある程度の実績が求められることになることを押さえておきましょう。

投資銀行への転職で未経験者が絶対に狙うべきポイント

投資銀行への転職で絶対に狙うべきポイント

未経験で投資銀行へ転職を成功させるためには、一体どのようなことを意識すればよいでしょうか?

残念ながら、「気合い」でどうにかなるものではありません。

投資銀行への転職には、厳しい条件をクリアする以外にもコツが必要です。

そこで、未経験者でも転職を狙えるポイントを解説していきます。

ポテンシャル採用を狙う

ポテンシャル採用とは、投資銀行側が「この人であれば未経験でもやっていけそうだ」と判断して採用することです。

例えば投資銀行以外の金融機関で働いた経験がある方であれば、全くの他業種出身の人材と比べれば、採用される確率は上がります。

金融業界での業務経験があれば、投資銀行について理解している人材だと判断されるためです。

一方で、これまで金融業界ではない企業で働いていたとしても、投資銀行に転職を考えているのであれば、財務関連の知識や経験は必須です。

加えて、数字に強いことと、強力なコミット力が求められます。

これらの知識や経験が無ければ、ポテンシャル採用も難しいでしょう。

部門を絞って挑戦する

一言に投資銀行への転職といっても、投資銀行は、職種ごとでそれぞれ業務内容が大きく異なる点が特徴です。

投資銀行における主要な部門は、大きく以下のようにに分かれています。

部門 特徴
投資銀行部門(IBD) クライアントの資金調達やM&A支援の実行
マーケット部門 機関投資家向けの金融商品を展開する
リサーチ部門 金融市場の徹底的な情報収集をする
アセットマネジメント部門 クライアントから預かった資金を運用して利益を出す
投資銀行の部門

自分のスキルや経験と照らし合わせ、部門を絞って転職活動をしましょう。

ここでは、それぞれの部門について一つずつ解説していきます。

投資銀行部門(IBD)

投資銀行部門は投資銀行において最も主要な部門です。

投資銀行は、英語で「Investment Banking Division」ですので、IBDと略されることがあります。

投資銀行で働きたいと思っている人の大部分が目指す部門となるでしょう。

投資銀行部門は、M&Aをしたい企業(クライアント)の資金調達や買収などの支援を実施し、クライアントのためにM&A対象の候補企業を選出、その企業価値を算出するまでを担う部門です。

投資部門には、さらに「カバレッジ」と「プロダクト」という2つの機能があります。

まず、カバレッジは投資部門における営業の役割を担います。

投資先企業への交渉や、買収対象の企業へM&Aの話を持ちかけるなど、営業活動がメインです。

次にプロダクトですが、担当者はカバレッジが持ってきた投資対象候補の企業について、調査します。

例えば、投資対象候補の企業自体の企業価値を算出し、「いくらで買収できるか?」などを計算するのが業務の一例です。

カバレッジもプロダクトも、激務な部門といわれています。

交渉や分析だけでなく、それを裏付けるデータ収集や資料作りなどの業務が大量に発生するためです。

その分、他にはない仕事のやりがいが魅力になっています。

マーケット部門

マーケット部門は、機関投資家向けの金融商品を展開する部門です。

機関投資家に株式や債券の紹介を行いつつ、その他の金融商品の組み合わせも検討します。

また、自社の資金を使用して、金融商品のトレードを行うのもマーケット部門の大切な役割です。

マーケット部門はさらに「セールス」、「トレーダー」、「ストラクチャー」の大きく3つに分けることができます。

セールスはその名の通り営業機能を担う部門。

セールスをする先は主に銀行や保険会社が多く、証券や債券を紹介して販売することを目的としています。

トレーダーは会社の資金を元手に、市場に出回っている金融商品のトレード(売買)を実施する部門です。

日々のトレードから、自社に利益をもたらすというミッションを背負っています。

最後にストラクチャーは金融派生商品を取り扱う部門です。

金融派生商品とは別名「デリバティブ」のことで、「先物取引」、「スワップ取引」、「オプション取引」などを指します。

リサーチ部門

リサーチ部門は、世界中のあらゆる金融市場の情報を徹底的に調査する部門です。

クライアントになりうる企業や投資対象企業についても調査を行い、「この企業は将来的に大きくなるだろう」と予想をし、他部門へ情報共有するなどの役割をしています。

リサーチ部門で提供される情報は、関連するクライアントの資金調達やM&Aの支援など直接的に影響してきます。

したがって、リサーチ部門は取引を成功に導く、投資銀行の「ブレイン」のような存在です。

アセットマネジメント部門

アセットマネジメント部門はクライアントからお金を預かり、そのお金を元手に運用して、運用益から利益を出すというミッションを担っています。

他部門と比較して、突発的な案件がどんどん入ってくるような部門ではないため、比較的緩やかに仕事ができる部門です。

ただし、現代では低金利が続いており、各企業が投資銀行のアセットマネジメント部門に資産運用を依頼するケースが増えてくることが予想されます。

ここまでに、投資銀行の各部門について解説してきました。

転職をする際には、どの部門が良いかなどを決め、自分にあった求人に応募することが重要です。

MBAを取得して投資銀行へのインターンを狙う

現職で通学をしながら、もしくは退職して国内外の大学院へ通い経営学修士(MBA)を取得する方法があげられます。

その後、インターンとして、投資銀行で仕事をするチャンスを獲得できる可能性があります。

特に、米国へのMBA留学では、「サマーインターン」で投資銀行へ行き、そのまま入社するルートも存在するため、未経験で転職をする方は、手段の一つとして検討してみても良いでしょう。

日系投資銀行への転職を狙う

外資系投資銀行での未経験者採用は、ほとんどないと言われています。

一方で、日系投資銀行であれば、未経験者の採用枠が設けられるケースがあります。

日系投資銀行の特徴

未経験でも入社後の教育制度が整っており、スキルを磨きやすいという特徴があります。

また、日本国内の投資案件が多いのも特徴です。

重要なのは、これまでの経験、特に財務関連やM&Aに関わる仕事経験の有無です。

実際に、投資銀行への転職成功者の中には、商社や監査法人など金融機関以外からの転職者も存在します。

外資系投資銀行への転職

日系投資銀行よりも年収が高めに設定されている外資系投資銀行。

最初から外資系投資銀行を目指して転職をしたいという方もいるはずです。

ただし、外資系投資銀行は、中途採用でも経験者が選ばれる傾向があります。

外資系投資銀行の特徴

即戦力が求められ、経験者の採用が優先されます。

外資系投資銀行は少数精鋭で大型の案件を狙うという特徴もあります。

残念ながら、未経験の方が採用されることはレアケースです。

例えば日系投資銀行に転職をし、2〜3年投資銀行での仕事を経験をしてから、即戦力として外資投資銀行へ転職するというのが近道ともされています。

また、外資系投資銀行へ転職できたとしても、業績が悪ければすぐにリストラにあうというハイリスクハイリターンな環境であることも付け加えておきます。

投資銀行への転職に強いエージェント3選

投資銀行への転職に強いエージェント3選

投資銀行へ転職するために、頼りになる転職エージェントを3社ご紹介します。

投資銀行への転職を考えた際は、各社に登録をして、コンサルタントのカウンセリングを受けることが重要です。

アンテロープ

アンテロープ
運営会社 アンテロープキャリアコンサルティング株式会社
公式サイト https://www.antelope.co.jp/
公開求人数 4,560件(2024年11月25日現在)
主な求人職種 金融/コンサル業界

アンテロープは金融業界やコンサルティング業界特化型のエージェントです。

金融業界の中でも、投資銀行の転職情報について多くの案件を用意しています。

投資銀行へ転職するのであれば、登録をしておいて損はしないエージェントです。

さらに、ウェブサイトに公開されていない非公開案件も多く保有していることも魅力です。

>>アンテロープの評判・口コミは?案件の特徴など徹底解説

コトラ

kotora
運営会社 株式会社コトラ
公式サイト https://www.kotora.jp/
公開求人数 28,068件(2024年11月25日現在)
主な求人職種 金融業界・コンサルティング業界など

コトラはハイキャリア人材の転職で実績のあるエージェントです。

金融系の企業だけでなく、コンサルティング企業への転職支援が得意です。

金融系やコンサルティング系の業界出身コンサルタントも多く在籍しており、投資銀行のリアルを聞くことができるのも安心感があります。

経験者が人材コンサルタントをしていることで、信頼もおけるエージェントの1社です。

>>コトラの評判・口コミは?案件の特徴など徹底解説

ムービン・ストラテジック・キャリア

ムービンストラテジックキャリア
運営会社 株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
公式サイト https://www.movin.co.jp/
公開求人数 非公開(2024年11月25日現在)
主な求人職種 金融業界・コンサルティング業界など

ムービン・ストラテジック・キャリアは、投資銀行出身者が多数在籍しています。したがって、投資銀行での実務レベルを経験者から聞くことが可能になっている貴重なエージェントです。

投資銀行のそれぞれの部門での仕事など、より臨場感をもって話を聞くことが可能です。

ムービン・ストラテジック・キャリアでは、投資銀行への転職に力を入れています。投資銀行に転職をしたいと考えている人にとっては、とても心強い存在です。

投資銀行の業務内容の確認や、現場や実際の働き方など、リアルにイメージしたい方にとっても価値のある情報を得られる可能性が高いエージェントです。

>>ムービンストラテジックキャリアの評判・口コミを調査。冷たくて厳しいは本当か?

 

投資銀行への転職に関する疑問・Q&A

最後に投資銀行への転職に関する疑問・Q&Aをご紹介します。

投資銀行の転職に学歴は関係ある?

投資銀行への転職では、特に未経験の場合、学歴が重視されます。

投資銀行は、学歴が重視されるアメリカ発祥のビジネスモデルであるため、業界として高学歴が重視される傾向にあるのが特徴です。

投資銀行の面接は何を聞かれる?

投資銀行の面接では、M&Aや金融関連への知識や興味を問うものから業務への理解度、ストレス耐性をはかる質問などさまざまな質問がなされます。

地頭の良さを問われるケーススタディなども行われるのが特徴です。

未経験の方は特に、金融関連のニュースをチェックしたり、仮説をたてて論理的に回答したりといった対策をする必要があります。

まとめ

未経験の方が投資銀行への転職を成功させるための方法について解説してきました。

この記事のまとめです。

  • 未経験者が投資銀行へ転職するための条件を解説
  • 投資銀行への転職で絶対に狙うべきポイントの紹介
  • 投資銀行への転職に強いエージェントを3社紹介

未経験で投資銀行へ転職することはとても難しいです。

しかし、可能性がゼロでは無いことを理解し、この記事で紹介させていただいたことを参考にしていただき、挑戦するための行動を今から始めていきましょう。

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商号フリーコンサル株式会社(Freeconsul Inc.)
URLhttps://www.freeconsul.co.jp/
本社所在地〒107-0062
東京都港区南青山3丁目1番36号青山丸竹ビル6F
有料職業紹介許可番号13-ユ-316208
特定募集情報等提供事業者受理番号51-募-001302
法人番号3010401144747
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