コンサルタントの転職では、転職エージェントの活用を強くおすすめします。
コンサル業界への転職は難易度が高く、とくにコンサル未経験だと職務経歴書の書き方やケース面接対策が必須となります。
そのためコンサル業界に強い転職エージェントからサポートを受けることが重要です。
コンサルタントといっても戦略系・キャリア系・IT系・財務系など様々な分野があり、それぞれに業界事情は異なるものです。
コンサルタント業界專門の転職エージェントであれば最新の情報にも詳しく、1人でリサーチするより効率的にコンサル転職成功を目指せます。
\コンサル向けおすすめ転職エージェント/
サービス名 | 特徴 |
200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションで国内に展開するファームほぼすべてに紹介可能 「面接対策資料」と「想定頻出問答集」に加え、元コンサルタントを仮想面接官とした模擬面接により、実践力を鍛えられる |
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大手ファームの4人に1人が登録する国内最大級コンサル採用・転職支援サービス 未経験からのコンサル転職やポストコンサル、事業会社CxOなど、希望のキャリアパスに応じて幅広い支援が可能。 |
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3人に2人の年収アップ実績!※ 年収600万円以上の厳選求人が多数 年収平均101万円UP・10人に1人が年収1,000万円以上※での転職に成功など確かな実績。 |
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日本ヘッドハンター大賞MVP受賞の転職支援サービス
コンサル幹部との強固なネットワークでマッキンゼーやBCGなどの「コンサルタント転職」や、コンサル出身者の経営幹部キャリアを支援する「ポストコンサル転職」に高い実績あり |
転職エージェントはそれぞれに得意とする分野や支援スタイルが異なるので、目指す方向性に合ったエージェントを選ぶことも大切です。
自分の目指す専門分野に合ったエージェントの使い方や、分野別のおすすめエージェントについても記事内で詳しく解説するので参考にしてください。
コンサルティング業界に強いおすすめ転職エージェント
コンサルタント転職におすすめな転職エージェントは、総合型/コンサル業界特化型があるほか、業界特化型の中でもおすすめ分野が分かれます。
以下のリストの中から、自分の志望分野や形態に合わせた転職エージェント選びをしてみましょう。
それぞれの転職エージェントの特徴も以下に詳しく紹介していきますので、迷ったら参考にしてください。
ハイパフォキャリア

引用元:ハイパフォキャリア
運営会社 | INTLOOP株式会社 |
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公式サイト | https://www.high-performer.jp/career/ |
公開求人数 | 1,527件(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 | コンサルティング業界、監査法人 |
ハイパフォキャリアは、コンサルティング業界での転職に特化し20年以上の実績がある転職エージェントです。
38,000人以上のコンサル転職を支援してきており、年収を300万円以上アップさせる転職も多数手がけるなど十分な実績があります。
コンサルティング会社であるINTLOOPが運営を行っており、業界のステークホルダーとのコネクションによる独自の情報ルートを持っていることも特徴。各社の現場で必要とされるスキル・人材情報を熟知しています。
コンサル業界に身を置く業界の知見が深いアドバイザーが揃っているため、ミスマッチが少なく、多様なキャリアプランや求人情報の提案ができることも強み。
転職に際しては「コンサルタントとしてのキャリア」を重視し、企業情報はネガティブなものも含めありのままを伝えるのもポイントです。転職のみではなく生涯キャリアを見据え、利用者に寄り添った支援を意識しています。
また、異業種からのコンサルへの転職実績も豊富で、未経験からでもファームへの転職を成功させるポイントや「転職してから」どう頑張るべきかまで、しっかりとアドバイスをしてくれます。
長期的なキャリアプランの提案を受けながら、自身のスキルや希望に合った適切な転職を実現させたい人におすすめです。
MyVision

引用元:MyVision
運営会社 | 株式会社MyVision |
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公式サイト | https://my-vision.co.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 | Big4をはじめとするほぼ全てのコンサルファーム、シンクタンク、 領域特化型ファーム(財務・組織人事・事業再生・医療) |
MyVisionは、コンサル転職エージェントとトップ戦略ファームの出身者が提供するコンサルに特化した転職支援サービスです。
累計内定者数800名以上の実績があり、うち95%以上の利用者が年収増(転職後3年以内)しており、他業種や未経験からのコンサル転職にも強みをもっています。
紹介企業はBig4をはじめ外資系戦略ファームやシンクタンク、領域特化型ファーム(財務・組織人事・事業再生・医療)など、ほぼ全てのコンサルファームを紹介可能。
個々の経歴やキャリア志向に応じて最適な転職戦略を提示してくれます。
選考対策についても「書類通過する」ためのレジュメ添削や過去数千件の面接内容を分析した「独自の面接対策資料」、本番想定の模擬面接によるフェルミ推定・面接対策など徹底したサポートが受けられます。
これらの実績からJapan Business Research転職エージェント部門では6項目も高評価を得ています。
関連記事>>MyVisionの評判・口コミ
コンコードエグゼクティブグループ

引用元:コンコードエグゼクティブグループ
運営会社 | 株式会社コンコードエグゼクティブグループ |
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公式サイト | https://www.concord-group.co.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 | IT、金融、コンサルティング業界 ほか |
コンコードエグゼクティブは、IT・金融・コンサルティング業界のハイクラス転職に特化した転職エージェントです。
2010年には「日本ヘッドハンター大賞」の初代MVPを受賞しているほか、コンサルタントの質の高さに定評があるのが特徴です。コンサルタントは各業界の出身者のため業界に精通していて、求職者を強力にバックアップしてくれます。
求人内容も年収800万円~2,000万円以上の取り扱いがあり、中には独自ルートの求人もあるのが魅力です。コンコードエグゼクティブを活用することで、他ではチェックできない非公開求人に出会えたり、選考をショートカットし面談から始められる特権が得られたりする可能性もあります。
その他にも、無料で参加できるキャリアセミナーや企業の選考会なども開催しているため求職者にとって非常に便利です。
最新の有益な情報を入手しつつ、転職活動を有利に進めたいという方には大変おすすめのエージェントと言えるでしょう。
関連記事>>コンコードエグゼクティブグループの評判・口コミ
アクシスコンサルティング

引用元:アクシスコンサルティング
運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
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公式サイト | https://www.axc.ne.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 | コンサルティング業界 |
コンサルティング業界に特化したアクシスコンサルティングは、コンサル転職業界のパイオニア的存在です。
創業から20年の老舗で約8万5,000人のコンサル転職支援をしてきた確かな実績があり、コンサルタント業界のノウハウが豊富に蓄積されています。
アクシスコンサルティングの知名度は総合型などの大手転職サービスと比較して高い訳ではありませんが、コンサル経験者の間では有名なサービスとなっています。
その理由は、戦略コンサル転職の経験が豊富なキャリアアドバイザーによる手厚いサポートが受けられるからです。
フェルミ推定を用いたケース面接の対策から、ファームごとの特徴に沿った手厚いサポートに定評があります。
大手戦略系コンサルティングファームへの転職を目指している人、非公開求人を利用して有利に転職活動を進めていきたい人におすすめです。
MWH HR Products

引用元:MWH HR Products
運営会社 | MWH HR Products株式会社 |
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公式サイト | https://job.mwhhrp.com |
公開求人数 | 5,206件(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 | 金融、コンサル、製造業、小売、サービス、建築、医療ほか |
MWH HR Products(MHRP)は、三井物産グループの転職エージェントです。
金融業界、コンサル業界をはじめ幅広い業界のハイクラス転職向け求人情報が豊富で、年収1000万円以上や1000万円近いハイクラス・エグゼクティブ求人が多く揃っています。
MWH HR Productsは2023年に設立された新会社によるサービスですが、実際には20年以上の歴史を持つ2つの人材サービス会社が合併して設立されたものです。そのため、老舗企業と同等のノウハウを持って求職者をサポートしてくれます。
また、専属コンサルタントによるサポートの質が高いのも特徴です。業界出身の専門コンサルタントのチームによる丁寧なサポートが魅力で、利用者からも的確なアドバイスがもらえたと好評の声が上がっています。 コンサルタントが採用企業へのヒアリング・情報収集から転職者の対応までを一貫して行うためマッチングの精度が高く、MHRPに登録したことで転職活動が好転したと評価する利用者もいるほどです。
このように、MWH HR Productsは高品質なサポートと老舗のノウハウが特徴のハイクラス向けサービスです。ハイクラス転職を目指すミドル層~エグゼクティブ層の方におすすめのエージェントと言えるでしょう。
関連記事>>MWH HR Productsの評判・口コミ
Flow Group

引用元:Flow Group
運営会社 | 株式会社 Flow Group |
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公式サイト | https://consul-career.com/ |
公開求人数 | 非公開(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 | コンサルティング業界 |
Flow Groupは、大手・外資のコンサル求人を多く保有するコンサルタント専門の転職エージェントです。
未経験からコンサルへの転職サポートに強く、コンサルとして年収や市場価値を高めるためのサポートが充実しています。
アドバイザーは全員が大手コンサルでの勤続実績があることも特長で、コンサルファームの採用プロセスや評価基準に沿った的確なサポートが可能。
他社と比べてもマンツーマンでのサポートにかける時間を重視しており、手厚い対策でコンサルへの転職を成功に導きます。また、紹介実績には大手・外資も多く、レベルの高い大手コンサルファームでのスキルアップを目指す方にも適しています。
Flow Groupは、未経験であっても丁寧なカウンセリングで、明確なキャリアパスを描くことを助けてくれるエージェントです。
特に未経験からコンサルへのキャリアチェンジを考えている方は、まず登録から始めてみましょう。
リメディ

引用元:リメディ
運営会社 | 株式会社リメディ |
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公式サイト | https://remedy-tokyo.co.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 | コンサル業界、M&A仲介、建設・不動産 ほか |
リメディは、ハイクラス転職やエグゼクティブ層の転職支援を得意とする転職エージェントです。
特にコンサルティング業界の転職に強く、その他M&A仲介やメガベンチャー、急成長中のスタートアップ企業などの厳選求人もとりそろえており、中には他エージェントでは出会えない限定求人の紹介もあります。
在籍するヘッドハンターはコンサルティング業界出身者も多く、過去データと業界の知見から徹底した選考対策支援も受けられます。
求人のある各企業へは経営者に直接ヒアリングを実施しており、採用を強化しているポジションなど極めて詳細な情報の提供を受けることもできます。
また、直近の転職だけではなく、将来的にどのような仕事をしたいのかなど、転職後までを見据えたキャリア設計の相談も受け付けてくれます。
ヤマトヒューマンキャピタル

引用元:ヤマトヒューマンキャピタル
運営会社 | ヤマトヒューマンキャピタル株式会社 |
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公式サイト | https://yamatohc.co.jp/ |
公開求人数 | 2,903件(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 |
M&A/PEファンド/VC/事業再生コンサル |
ヤマトヒューマンキャピタルは、経営やファイナンス領域での転職に特化したエージェントです。
業界内の求人カバー率はNO.1を誇り、PEファンドやVC投資先の経営幹部などの求人を含む独自の非公開求人も多数保有しています。また、専門的な業界ながら未経験可の求人も豊富に取り扱っており、業界未経験者の転職支援人数もNO.1になっています。
コンサル関連については、特に経営コンサルや事業再生/実行支援コンサルへの転職には強みがあります。
転職に際しては業界に精通したキャリアアドバイザーにより、徹底した応募書類対策や面接対策など手厚いサポートを受ける事も可能です。
これらのサービスにより、利用した転職者の平均年収増加率は186%といった実績を誇っています(転職2年後の前職比 2023年7月時点)。
特に経営領域、ファイナンス領域に転職先を希望される方は登録しておいて損はないエージェントと言えるでしょう。
関連記事>>ヤマトヒューマンキャピタルの評判・口コミ
エグゼクティブリンク

引用元:エグゼクティブリンク
運営会社 | 株式会社エグゼクティブリンク |
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公式サイト | https://www.executive-link.co.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 | コンサル業界特化 |
エグゼクティブリンクは、コンサルティング業界への転職を専門とするプロフェッショナルな転職エージェントです。
エージェントにはコンサルティング業界出身者はもちろん事業会社やIT企業など多様な業界の出身者が在籍しているため、様々な業界からのコンサル転職の実現が可能となっています。
サポート面では、BCG、マッキンゼー出身者による無料ケース面接講座をはじめ、書類作成から面接対策まで手厚い選考対策に強みを持っています。
そのため、未経験からのコンサル転職も多く、内定者数は年間500名以上、毎年多数の賞を受賞するなど数多くの実績があります。
また、多くのコンサルティングファームとの強固なコネクションを持っており、希望のファームや領域など、幅広い案件の提案が可能です。
大手戦略ファームの案件も多いため、戦略コンサルタントとして転職を考えている方であれば、必ず登録しておきたい転職エージェントといえます。
関連記事>>エグゼクティブリンクの口コミ・評判
ビズリーチ

引用元:ビズリーチ
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
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公式サイト | https://www.bizreach.co.jp/ |
公開求人数 | 150,901件(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 | 全職種(ハイクラス求人/ミドル層) |
CMでもお馴染みのビズリーチは、国内最大規模のヘッドハンターと求職者を結ぶプラットフォームです。
管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化していますが、最近では年収500万円前後のミドル層の求人も豊富です。
ハイクラス層では年収1000万円以上の転職実績も多く、高収入を目指す方には特におすすめできます。
登録した履歴書や職務経歴書などのレジュメを見て、企業やヘッドハンターがスカウトするので、ニーズがある企業へ主体的にアプローチがかけられます。
そのため自身では思いもよらぬ企業からアプローチをもらったり、スキルや市場価値に気づいたりして、自信をつけられる可能性もあります。
また、有料プランに加入すると、全てのスカウトと求人が閲覧できるようになります。もちろん無料プランでも一部のサービスは利用できますが「ビズリーチ一本で転職活動をやっていこう」と決めた方は、有料プランの加入も視野に入れてみると良いでしょう。
関連記事>>ビズリーチの評判・口コミ
ワークポート
運営会社 | 株式会社ワークポート |
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公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
公開求人数 | 116,677件(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 | 営業職、ゲーム関連、クリエイティブ、エンジニアなど |
ワークポートはITやゲーム・クリエイティブ業界に強く多数の求人を扱う転職エージェントです。
全国的に求人を扱い、全国47都道府県すべてに拠点展開しています。
人材紹介で20年以上の豊富な実績があることも強みで、ノウハウを活かした手厚いサポートが魅力です。
大手企業やベンチャー企業、地方の優良企業など様々な業種・規模の求人を揃えており、常時約11万件以上と充実した選択肢から選べます。
100%納得できる転職のために専任の転職コンシェルジュが伴走してくれるので、書類や面接対策に自信のない方でも安心して利用できるエージェントです。
関連記事>>ワークポートの評判・口コミ
ケースCORE

引用元:ケースCORE
運営会社 | 株式会社レバロ |
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公式サイト | https://casecore.jp/ |
公開求人数 |
非公開(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 | コンサルタントに特化 |
ケースCOREは株式会社レバロが運営する、コンサルタント転職に特化した転職サイトです。
業界を代表する大手コンサルティングファーム求人を多数保有しており、大手総合ファーム、外資系戦略ファームなど、コンサル特化型ならではの充実したハイクラス求人が揃っています。
未経験からのコンサル転職に強いのも選ばれるポイントで、利用者の90%以上はコンサルタントやITの未経験者です。Webで完結する適性診断やキャリア面談なども充実しており、未経験者であっても自分のコンサル適正を知ることからスタートできます。
また、面接確約の特別ルートも大きな強みです。現役コンサルタントや元コンサルタントが評価・採点をしている精度の高い適性診断により、書類選考スキップ、面接確約のケースCORE特別ルートが各社から提供されています。
CONSUROOT(コンサルート)
運営会社 | 株式会社ファンオブライフ |
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公式サイト | https://agaroot-career.jp/consul/ |
公開求人数 | 非公開(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 | コンサルティング領域に特化 |
CONSUROOT(コンサルート)は、株式会社ファンオブライフ(業界特化型転職エージェントサービス提供)が運営を行う、コンサルティング領域に特化した専門性の高い転職エージェントです。
特化型のためコンサルタント転職の実情に精通しており、専門のエージェントが長期的な視点でのキャリア相談に対応しています。
非公開求人案件が多数あることも強みで、戦略・IT・総合・事業再生・国内中堅など各分野のコンサルファームの求人案件を保有。アソシエイトからマネージャー、パートナーなど幅広いポジションの案件紹介が可能です。
また、案件紹介だけはでなくレジュメ・選考対策・条件交渉など、転職活動の各プロセスにおいて手厚いサポートが受けられます。
コンサルートでは初めての転職活動の方の利用も多く、エージェント利用の経験がない方でも丁寧なカウンセリングから行うので安心して利用できるサービスです。
株式会社unlock.ly(アンロックリー)
運営会社 | 株式会社unlock.ly |
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公式サイト | https://unlockly.co.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 | コンサルタント・経営企画・エンジニアなど |
株式会社unlock.lyはハイクラス・エグゼクティブクラスに特化した転職エージェントです。
特にコンサル業界での紹介実績が豊富で、年収1,000万円を超えるコンサルティングファームへの転職事例も多数あります。
各領域の豊富な実績と専門性を持つコンサルタントが個別に伴走しながら支援するため、選考対策の難しいコンサル転職においても信頼できるエージェントです。キャリア面談・書類添削・面接対策・条件交渉・退職交渉支援まで、手厚いサポートが受けられます。
また、企業の経営層・幹部層などトッププレイヤーとのコネクションがあるため、好条件の独自求人にも期待できます。コンサル業界でのハイクラス求人を探している方に、特におすすめできる転職エージェントです。
キャリア・リエゾン・パートナーズ株式会社
運営会社 | キャリア・リエゾン・パートナーズ株式会社 |
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公式サイト | https://career-liaison.co.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2025年3月31日現在) |
主な求人職種 | コンサルタント、マネージャー、プロダクトオーナー等 |
キャリア・リエゾン・パートナーズ株式会社は、コンサル転職およびポストコンサル転職案件の紹介を専門とするキャリアコンサルティングファームです。特にAIなど先端技術を扱うコンサル求人の紹介に強いです。
BCGやアクセンチュアといった有名コンサルティングファームへの「コンサル転職」支援をはじめ、ファーム在籍者・経験者を対象とした「ポストコンサル転職」支援において豊富な実績を有しているのが特徴です。
特に、有名ファームの上位層やエグゼクティブクラスとの強固なネットワークを活かしたトップアプローチによる転職支援を、最大の強みとしています。
また、著名なコンサルティングファームの求人を幅広く取り揃えるとともに、同社独占の求人も多数取り扱っています。大手SIerのエンジニアからIT系ファームのコンサルタントへといった転職事例もあり、IT関連の専門性を活かせる案件が豊富です。
コンサル業界への転職を目指す方、AIを活用する仕事への転職を希望される方にとって、徹底的なサポートを提供する信頼できるパートナーです。
【領域別】コンサルティング業界に強いおすすめ転職エージェント
本項目では、以下の領域別にそれぞれおすすめのエージェントを紹介しています。得意領域別のコンサル業界転職エージェントを知りたい方はぜひチェックしてみてください。
戦略
戦略コンサルタントへの転職を目指している人は、「ハイパフォキャリア」「コンコードエグゼクティブグループ」などの転職エージェントを利用するのがおすすめです。
上記の転職エージェントは戦略系のコンサルファームに強いのが特徴で、支援実績も豊富です。
ハイパフォキャリアは20年以上の歴史を持ち、コンサル・ハイクラス向けの厳選注目求人を取り揃えています。また、コンコードエグゼクティブグループはネットワークの強さによる外資戦略系ファームへの転職をはじめとした豊富な実績が特徴です。
- ハイパフォキャリア
コンサル特化20年目で業界に深い知見を持つエージェント。
公式サイト:https://www.high-performer.jp/career/
- コンコードエグゼクティブグループ
コンサル幹部との強固なネットワークが特徴のエージェント。
IT
ITコンサルタントへの転職を目指している人は、「LHH転職エージェント」「CDBエージェント」などの転職エージェントを活用するのがおすすめです。
上記はIT系のコンサルファームに強いという特徴を持つ転職エージェントで、実績豊富なコンサルタントが転職を成功に導いてくれます。
LHH転職エージェントは専門領域に精通したコンサルタント担当が転職をサポートしてくれるのが特徴で、3人に2人が年収アップという実績を持っています。また、CBDエージェントはITコンサルタント案件に強く、未経験からのコンサルタント転職なども力強くサポートしてくれるのが魅力です。
- LHH転職エージェント
3人に2人の年収アップ実績を持つ転職エージェント。
公式サイト:https://jp.lhh.com/
- CDBエージェント
ITコンサルタント案件が豊富で様々なケースの支援が得意な転職エージェント。
関連記事>>ITコンサルタントにおすすめ転職エージェント
組織・人事
組織・人事コンサルタントの領域を目指し転職活動を進めたい人におすすめなのが、「ムービンストラテジックキャリア」「アクシスコンサルティング」といった転職エージェントです。
これらの転職エージェントは組織・人事の領域に強いほか、幅広い求人を取り扱っており情報収集にも便利です。
ムービンストラテジックキャリアは創業から長い歴史を持ち、コンサル未経験からの転職実績も豊富にあります。また、アクシスコンサルティングはも同様に創業から20年の間数多くの支援をおこなってきた実績を持っており、転職だけでなくキャリアプランを含めた相談ができるのが魅力です。
- ムービンストラテジックキャリア
創業29年で実績豊富、国内のコンサルファームほぼ全てを網羅している転職エージェント。
公式サイト:https://www.movin.co.jp/
- アクシスコンサルティング
豊富な支援実績を持ち、大手からベンチャーまで幅広い求人を保有する転職エージェント。
公式サイト:https://www.axc.ne.jp/
財務・会計
財務・会計コンサルタントの領域を目指している方におすすめなのが、「ヒュープロ」「コトラ」といった転職エージェントです。
上記の転職エージェントは財務・会計の各業界に特化しているのが特徴で、さらに幅広い求人や独自ツールなどで力強く求職者をサポートしてくれます。
ヒュープロは会計業界に強い転職エージェントで、士業・管理部門の転職活動をサポートしているのが特徴です。また、コトラは金融・経営管理・不動産といった方面に強く、利用者の要望に合わせたさまざまなサービスで転職活動を支援してくれます。
- ヒュープロ
会計業界に特化、幅広い求人案件を保有する転職エージェント。
公式サイト:https://freeconsul.co.jp/cs/hupro-link/
- コトラ
金融や経営管理に特化、独自の診断ツール等で利用者を支援する転職エージェント。
公式サイト:https://www.kotora.jp/
外資
外資系コンサルタントへの転職を希望している方は、「エンワールド・ジャパン 」「ランスタッド 」などの転職エージェントを利用してみるのがおすすめです。
上記の転職エージェントは、外資系のコンサルタント転職に強く、ハイクラス・高年収の求人を多数取り扱っています。
エンワールド・ジャパンは外資系・日系のグローバル求人を多数保有する転職エージェントで、転職成功者の満足度はなんと97%と高い水準を誇ります。ランスタッドも外資系の求人を多数取り扱っており、丁寧なフォローやヒアリングが評判です。
- エンワールド・ジャパン
外資系を中心に多数の求人を保有、求職者のキャリアプランも考えてくれる転職エージェント。
公式サイト:https://www.enworld.com/
- ランスタッド
外資系転職エージェントとして穴場的な存在、年収1,000万円以上の求人も豊富な転職エージェント。
コンサル転職で成功するエージェントの選び方
コンサル転職を成功させるためには、転職エージェントのもつ豊富な求人情報やサポートを活用できるかどうかが重要なポイントです。
コンサルファームやポジションが豊富にある中で適した求人を探すにはエージェントが便利ですが、目的によってどのエージェントを選ぶかでも転職活動の効率が違います。
ここでは、実際に利用する際の転職エージェントの選び方を紹介します。
コンサルティング業界に特化したエージェントを選ぶ
コンサルタント転職を成功させるためには、まず自分が希望する業界に特化しているエージェントを選ぶことが重要です。
転職エージェントには「総合型」と「業界特化型」があり、以下のように強みが異なります。
エージェントのタイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
総合型 |
|
コンサル求人が少ない可能性もある |
業界特化型 |
|
求人数自体が少ない可能性がある |
上記の表からもわかるように、総合型は幅広い求人はあるものの業界特化型より希望業界の求人が見つけづらい可能性があるのです。つまり、コンサル業界への転職を目指しているのであれば、まずはコンサルティング業界に特化したエージェントへ登録するのが転職成功への近道となります。
また、業界特化型の転職エージェントにもそれぞれ得意領域が存在します。自分が転職したい領域が決まっている場合、該当するエージェントはしっかりと押さえておきましょう。なお、総合型についても、情報収集のためにあわせて登録しておくのがおすすめです。
コンサル転職のサポートに強いエージェントを選ぶ
コンサル業界特化型は、実務経験者のアドバイザーがいるなどコンサル業界の面接対策に強い。コンサルタントとしてのキャリア相談などにも力を入れているところが多いので、サービスの手厚さで比較するとよい。
コンサルティングファームの選考内容は、他の業種と違って独特な内容となっています。筆頭に挙げられるのが、応募者の理論的思考や問題解決力を判断する「ケース面接」です。
ケース面接には「完全に正しい回答」というものは存在しません。回答に至るまでの過程が評価対象となり、理論の破綻や矛盾がないか、考えることを諦めないかなどを評価されています。
コンサル業界の選考は他の業界にはない難解さがあるため、他業界と同じ面接対策では歯が立ちません。そのためコンサル転職のサポートが充実しているエージェントを選ぶ必要があります。
基本的に「コンサル業界特化」と謳っている転職エージェントは、コンサル業界特有の選考過程や業界事情に精通しています。
その中でも例えば、「ケース面接に自信がないので模擬面接のサポートを受けたい」「コンサルタントとしてのキャリアアップやポジションチェンジなど、キャリアパスについて相談したい」など、自分の希望や状況に合わせて適したところを選ぶのがおすすめです。
コンサル転職の実績をチェックする
コンサルタント転職を成功させるためには、実績豊富なエージェントを選ぶことが大切です。
なぜなら、転職実績が多いサービスほど、コンサル業界への転職に関するノウハウが豊富といえるためです。
各サービスの実績は、公式サイトから確認できることもあります。気になる転職エージェントがある場合は、実績についてもチェックしておくのがおすすめです。一例として、以下に公式サイトで確認できた各サービスの実績ページを掲載します。
転職エージェントサービス名 | 実績ページURL |
---|---|
ハイパフォキャリア | https://www.high-performer.jp/career/about/cases/ |
MyVision | https://my-vision.co.jp/success/experience |
コンコードエグゼクティブグループ | https://www.concord-career.com/service/actual/ |
アクシスコンサルティング | https://www.axc.ne.jp/column/career-change-case/ |
MWH HR Products | https://job.mwhhrp.com/post/voice/ |
Flow Group | https://consul-career.com/lp-consul-non-experience/ |
リメディ | https://remedy-tokyo.co.jp/ |
ヤマトヒューマンキャピタル | https://yamatohc.co.jp/dd/winner-interview/ |
エグゼクティブリンク | https://www.executive-link.co.jp/result/ |
ビズリーチ | https://www.bizreach.jp/testimonial/ |
コンサルタント転職でエージェントを利用するメリット
コンサルタント転職にエージェントを利用すると、自分1人で転職先を探すのに比べ色々なメリットがあります。
非公開求人に出会える可能性がある
非公開求人とは、公式サイトや企業サイトなどにも掲載されていない、転職エージェント独自の求人です。
エージェントの保有する非公開求人は公開求人数を上回ることが多いのですが、閲覧できるのは登録者のみになります。転職エージェントに登録することで、コンサルティング業界の非公開求人も含めてより自分に適した求人を選べるのがメリットです。
このことから、エージェントの活用は転職活動の幅を広げキャリアアップを目指すためにも非常に重要だと言えます。
選考対策や交渉などのフォローが受けられる
転職エージェントを利用する際には、エージェント側が適切な案件を紹介するためスキルや実績などのヒアリングを行います。
中には、適職診断などの診断を取り入れているところも。そのようなプロセスを経て、自分でもスキルの棚卸しになり市場価値を知るきっかけにもなるでしょう。
求人探しや企業との条件交渉などを行ってくれるので効率的に転職活動が進むのはもちろん、面接対策やキャリア相談など様々なサービスを提供しているところも多いです。
無料で利用できる
転職エージェントは基本的に求人掲載する企業側から手数料をもらうため、転職者の利用は無料です。
基本的にどの転職エージェントも無料で登録・利用可能なため、情報収集の意味も含めて気になるものは気軽に登録してみるとよいでしょう。エージェントは無料で転職活動を力強く後押ししてくれるので、効率よく最適な転職先に出会うためにも積極的に活用するのがおすすめです。
コンサル向け転職エージェントの利用手順
まだ転職エージェントを利用したことがない人に向けて、一般的なサポートの流れも紹介していきます。
転職エージェントのサービスの流れを知っておくことで、最大限にサービスを活用できるようにしましょう。
1:転職エージェントに登録
まずは気に入ったエージェントに登録します。登録するとすぐに、面談の案内を知らせるメールや電話がきます。
メールは、「直近で面談ができる日程を記載して欲しい」という内容がほとんどです。都合の良い日程で、エージェントとの面談日程を組みましょう。
在職中に転職活動を行う転職者が多いため、平日夜や土日も対応してくれるエージェントが多いです。
2:転職活動についてのカウンセリング
電話や対面にてエージェントと面談を行います。仕事帰りに面談を入れると、スーツ姿やオフィスカジュアルで面談が受けられるので服装に悩まずに済みます。
カウンセリングの時間は、1時間から1時間半程度となっているため、じっくり腰を据えて、ありのままの希望を打ち明けることが大切です。
何も考えずにいくと話にまとまりがなくなり時間が無題になってしまうため、最低でも以下の項目はまとめておくと良いです。
- 現在の仕事内容
- 転職理由
- 希望の業界・職種
- これまでの実績やスキル、資格
- 希望の年収
- 現在の転職活動状況
- 転職活動を始めたい時期
これらの項目を全て完璧にまとめておく必要はありません。どうしても考えがまとまらない項目はエージェントが一緒に考えてくれます。
3:求人紹介
面談後は、翌日から1週間以内にメールで求人が送られてきます。これらの内容にはひととおり目を通し、希望に合致するもの、しないものを担当者に伝えましょう。
1回目の求人紹介のメールの反応を元に、担当者はさらに精度を高めてあなたに求人を紹介してくれます。
もし興味のない求人を教えたにもかかわらず何度も同じような求人を送ってくる場合は、担当者に自身の希望が理解されていない可能性があります。
その場合は担当変更を申し込むか、別の転職エージェントにも登録することをおすすめします。
4:履歴書・職務経歴書などの書類作成サポート
興味のある求人を見つけたら担当エージェントに連絡し、応募書類作成に入ります。
コンサル業界の場合は書類審査が厳しいため、会社ごとの選考傾向を担当者から教えてもらった上で履歴書や職務経歴書を作成します。
書類を作成した後は必ず担当エージェントに添削してもらい、完璧な状態へと仕上げていきましょう。
そうすることで、自身の志望動機や転職理由などが明確になり、面接対策にもつながっていきます。
【コンサル転職での志望動機の例】
- 戦略的な問題解決に興味があるから
コンサルタントはクライアントのビジネス課題を解決するために戦略的なアプローチを提供します。志望動機として、複雑な問題に向き合い、分析力や洞察力を活かして解決策を導き出す点に魅力を感じるからです。 - 多様な業界や企業に携わり成長したいから
コンサルタントは様々な業界や企業のプロジェクトに関わる機会があります。志望動機として、自身のスキルを幅広く活用し、異なる環境で成長し、経験を積むことでキャリアに多様性と深みを持たせたいと考えています。 - チームでの協力やクライアントへの影響を重視するから
コンサルティング業界では、チームでの協力やクライアントへの価値提供が重要です。志望動機として、他の専門家と連携しながら課題に取り組む喜びや、自身の提案が企業の成長や改善に影響を与える可能性に魅了されるからです。
5:面接対策のアドバイスや模擬面接の実施
履歴書や職務経歴書が仕上がったら、エージェントにより面接対策や模擬面接などのサポートも行っていきます。
コンサルファームによって選考の傾向が違うため、エージェントの過去の支援実績などノウハウを活かしアドバイスをしてもらうとよいでしょう。
コンサル業界の面接はフェルミ推定を用いたケース面接がほとんどです。付け焼き刃では到底太刀打ちできませんので、担当エージェントと何度も面接練習を繰り返しましょう。
また、コンサル業界の面接では「逆質問」も非常に重要です。
外部からはわかりづらいコンサルファームの実情や社風について知る機会でもあるので、失礼にはならないよう注意しつつ逆質問も積極的にしておきましょう。
【面接で使える逆質問例】
-
プロジェクトの実例と成功事例について
・過去に同社が手掛けたプロジェクトの一例を教えていただけますか?
・プロジェクトの成功事例やチームの成果について具体的な事例を教えていただけますか? -
キャリアパスと成長機会について
・入社後のキャリアパスや昇進の機会についてどのようなサポートがありますか?
・継続的なスキル開発や専門知識の向上を促進するプログラムはありますか? -
クライアントとの関わり方について
・クライアントとの関わり方やコミュニケーションスタイルについて教えていただけますか?
・クライアントとの関係構築や課題解決におけるアプローチについて詳しく知りたいです。 -
ワークライフバランスと柔軟性について
・プロジェクトの多忙な期間におけるワークライフバランスの保ち方やサポートについて教えていただけますか?
・リモートワークやフレキシブルな働き方の選択肢はありますか? -
社内文化と価値観について
・会社の社内文化や価値観について教えていただけますか?
・チームメンバー同士の協力やサポートを重視する文化について具体的な事例を教えていただけますか?
6:企業への推薦・面接申し込み
ある程度希望するファームの選考対策ができたら、あとは書類を提出するだけです。書類提出の際は、エージェントが推薦書を書いてくれるので、自力で応募するよりもずっと通過率が高いはずです。
一社一社じっくりと受けて、ダメだったら次へとすぐに切り替えていきましょう。コンサルファームの選考は難解であるため、慣れないうちは面接で受け答えができなかったり、適性試験にパスできなかったりします。
しかし場数を踏んでいくうちに面接の雰囲気にも慣れていき、落ち着いて取り組めるようになっていきます。そのためコンサル経験が浅い方や未経験であれば、志望度が高い企業ほど後に受けることをおすすめします。
7:給料などの条件交渉
無事に内定が取れたら担当エージェントを通じて、入社後の面談などスケジュール調整を行ってもらいます。
また、内定前~内定までの段階で、給与や働き方などの交渉も適宜エージェントが行ってくれます。
直接企業担当者と交渉する気まずさがないのも、転職エージェントを利用するメリットです。
在職中の転職活動の場合は、入社時期の交渉も必要となるので注意しましょう。
8:入社後のアフターフォロー
転職エージェントは内定を取って終わりではなく、「入社後の定着率」を重視しているところも多いです。
入社後に転職者がすぐ辞めてしまうようでは、エージェントの信頼度も下がってしまいます。また、早期退職されると企業からエージェントへの報酬が減額になってしまうなど、エージェントと企業の契約形態によりますが様々な背景もあります。
もちろん、エージェントの想いとしても、自分が紹介した転職先で満足して長く働いてもらえることが何よりでしょう。
そのため、エージェントによっては入社後もしばらく連絡をくれて、職場環境に問題はないかのヒアリングや、新しい環境に適応するためのアドバイスなどを行うことがあります。
コンサルタント転職に成功する転職エージェントの使い方
ここでは、コンサル転職を成功させるための転職エージェントの使い方のコツを紹介します。
転職エージェントは無料とはいえ、せっかくなら担当エージェントと協力して、最大限にメリットを享受しながら転職を成功させたいものです。
効率よく最適な転職先を見つけ、ミスマッチのないコンサルタント転職をするにはいくつかのコツがあります。
転職エージェントの上手な使い方を知り、スムーズなコンサルタント転職の成功につなげましょう。

各エージェントごとに、ユニークな得意分野や取引企業を保有しているため、様々な企業を紹介してもらえる可能性があるだけでなく、エージェントさん個人によって転職社サポートへの熱量も異なります。
とはいえ、エージェントさんとの信頼関係も重要なので、2~3社に絞って依頼するようにしましょう。
キャリアの棚卸しをする
転職エージェントでは、転職者に合った求人をマッチングするために最初の面談で様々なヒアリングを行います。
ここで、これまでのキャリアや資格などを整理し、経験やスキルに合った求人案件の紹介を行うのです。
エージェントがきちんと応募者の背景や実力を理解することで、企業への推薦もしやすくなります。
エージェントに効果的に伝えるためはもちろん、自分で自分の強みを把握し最適な求人を見つけるためにも、以下のようにキャリアを振り返りまとめておくとよいでしょう。
- 経歴を書き出す(新卒からの経歴を時系列にまとめる)
- 自分のスキルや強みを書き出す(経験から身についた技術・資格等をまとめる)
- 業務での実績を書き出す(これまでの仕事での業績など)
自分の強みや経験を整理しておくことで、面接時にもスムーズに答えられるようになるので重要なポイントです。
担当者とこまめにやりとりをする
転職エージェントとの連絡はこまめにするのが大切です。
本業の勤務中など、すぐに折り返せないタイミングもありますが、少なくとも1日以上は寝かせないように気をつけましょう。
社会人としての一般的なマナーが守れない人は、エージェント側も企業に推薦しづらくなってしまうためです。
また転職時期を聞かれたら
「(良いところがあれば)すぐにでも転職したい」と伝えておくことも重要です。
つい、現職においても必要とされる人材であると暗示するために「現職に大きな不満はないので、とりあえず話を聞いてみたいだけ」という姿勢を取る人がいます。しかし、エージェント側にも内定数などの目標があります。
高い優先順位で対応してもらうためにも、嘘のない範囲であなたが直近の実績につながる可能性がある人材だと認識してもらうことが重要です。
レジュメの情報はまめに更新しておく
転職活動を成功させるためには、レジュメ内の自分の情報をこまめに更新することも重要です。
エージェント側は「年齢、転職回数、勤続年数」などの軸で、日々求職者のデータをふるいにかけて目を光らせています。しかしシステムの仕様上、たいていは更新日の新しいデータから順に閲覧されることになります。
どんなにポテンシャルや職務経歴が合致していても、更新日が古いだけで機械的に目に触れる機会が減ってしまうのは、もったいない状態です。
登録しているサービスには定期的にログインするだけでなく、内容を少しずつでも更新しておくようにしましょう。
応募書類を添削してもらう
応募書類作成や面接の対策は自ら希望して、しっかりとしてもらうようにしましょう。
戦略・外資コンサルは、年間を通じて各社共に高倍率の難関企業・職種です。また、慣習として現役社員による推薦(リファラル)による採用も多いため、エージェント経由の場合には、特に入念な情報収集と試験対策が必要です。
名の通った転職サービスの担当者でも、職務経歴書にコメントや添削もなく、そのままOKを出す場合があります。面接対策においても形式的な対策本の紹介や、自己紹介や転職理由などの簡単な対策だけで候補者を送り出すエージェントは、意外と多いものです。そのため、きちんとサポートを要求することが重要となります。
職務経歴書などの書類は、文章の書き方や構成で人物像も想像できるものです。たかが書類と思って、企業の傾向に合わない書類を作ってしまい、初期の選考で落ちないように気をつけましょう。
面接についても、複数回の模擬面接やファームごとの選考ポイントを的確に抑えたアドバイスをもらえるはずです。しかし、担当者によっては希望しないとスルーされてしまうこともあります。
コンサル面接は他の業種と比べても独特で、入念な準備が必要です。自分の受けられるサービスを最大限活用し、きちんとサポートしてもらうことで他の候補者よりも一歩リードしましょう。
レビューが高く実績あるアドバイザーを選ぶ
大前提として、担当キャリアアドバイザーを選ぶ権利は求職者側にあることを覚えておきましょう。
そしてキャリアアドバイザーの力量は、選考結果を受け取るまでのスピード感や年収交渉、複数内定の際の調整にも影響します。
そのため、実績がある人を担当にしてもらうことはコンサル転職成功の重要な第一歩と言えます。実績がありレビューが高いということは、企業とのスムーズなやりとりに長けている証拠でもあります。
転職エージェントの中には、キャリアアドバイザーのこれまでの実績や利用者からの評価が可視化されているところもあります。こまめに検索してレビューの良い人を選ぶようにしましょう。
コンサル転職は他の業界とは違いキャリアアドバイザーの実力によって成否が分かれるほど難易度が高いので、自分の目指す分野を得意とするキャリアアドバイザーを見つけることが大切です。
アドバイザーとの相性を確かめる
コンサル転職において、担当キャリアアドバイザーとの相性が合うかどうかは、とても重要なポイントになります。これは事前把握が難しいポイントとはなりますが、面談の際に質問や希望を投げかけることで判断できます。
どうしても合わないと感じた時は、遠慮なく担当者変更を申し出ましょう。申し訳なくなる気持ちはわかりますが、エージェント側にとっては日常茶飯事な話です。
担当者交代を申し出る際は、担当交代の理由を具体的かつ客観的に伝えましょう。エージェント側も希望を理解し、より相性のいい担当者とマッチングしやすくなります。
求職者が担当者と上手くいかないケースでよくあるものは、「エージェント側が目先の転職報酬で売上を立てたいがために、求職者の希望と合致していない求人を押し付ける」ことです。加えてまだ決心がついていないのに、選考フローをやや強引に進めてしまうケースもあります。
担当者がきちんと話が噛み合う人かどうかは最初の面談で厳しく見極め、必要があれば早めに担当者の交代を申し出るようにしましょう。
コンサルタント転職やエージェントに関するよくある疑問
ここでは、コンサルタント転職やエージェントに関するよくある疑問とその答えについてもまとめます。
コンサル転職についての疑問を解消して、不安のない転職活動につなげましょう。



コンサルから転職したらどこへ転職する?
「コンサルタントとして実績を積んだ後のネクストキャリアはどうなるのか」という点は、コンサル転職を考えている方なら気になるポイントかもしれません。
近年コンサルティング業界自体の認知度が上がっていることもあり、ポストコンサルのキャリアとしても様々な選択肢があります。
他のコンサルファームに転職しポジションアップを狙うケースもあれば、事業会社、投資銀行、PEファンドなどに転職するケースもあるようです。
ポストコンサルに特化した転職エージェントもあるほどなので、コンサル転職して実績を積んだ後にも、長期的なキャリア形成で困ることはあまりないでしょう。
キャリアコンサルタントとエージェントの違いは何ですか?
転職関連のサービスでよく目に入るのが、「転職エージェント」と「キャリアコンサルタント」ではないでしょうか。これらは混同されることも多いですが、以下のような違いがあります。
タイプ | 内容 |
---|---|
転職エージェント |
転職支援を行うサービスを指す。 |
キャリアコンサルタント |
転職に限らず、相談者のキャリアパスについてアドバイスするコンサルタント。 |
キャリアコンサルタントに限らず転職エージェントでも、転職後のキャリアパスについて手厚く相談にのってくれるところは多いです。
今後のキャリア形成について悩んでいるという人は、転職エージェントを選ぶ際にキャリア相談などのサービスがあるか確認してみるとよいでしょう。
日本の4大コンサル会社はどこですか?
Big4への転職志望者は多く特に難易度が高いため、実績豊富なコンサル業界特化型の転職エージェントを活用し選考通過を目指しましょう。
コンサル業界での大手4大コンサルティング会社は「Big4」と呼ばれ、以下4社のことを指します。
これらは「デロイト」「PwC」「EY」「KPMG」という大手会計事務所が母体で、そのグループ内のコンサルティングファームである上記4社が「Big4」と呼ばれるようになりました。
Big4はどこも巨大な会計事務所であることから、世界的に拠点をもち、経営や財務・税務に関する膨大なデータやノウハウがあることが強みです。
コンサルに転職するにはどんな人が向いていますか?
論理的思考力1つに突出していればよいというわけではなく、クライアントと円滑に課題解決を実現するためのコミュニケーション能力やドキュメンテーション能力、プロジェクトをやりきるための責任感や向上心、そして物理的・精神的な体力など、総合的な「バランスの良さ」も求められます。
コンサルタント転職に、必ずしも特殊な資格や経験が必要なわけではありません。
しかしコンサルタントは企業の経営戦略など重要な課題解決する職業のため、責任能力はもちろん高い思考力が求められます。
特に課題解決においては、複雑な問題に解決策を見出すための論理的思考力・仮説思考力が欠かせません。
コンサルタントとはどのような仕事ですか?
クライアント企業が持ち合わせていないノウハウや知見を活かして、専門家の立場からさまざまなアドバイスを行うのが、コンサルタントの仕事内容です。
コンサルティングを行う分野は経営戦略や財務、IT、人事など多岐にわたります。
分野により求められる結果はそれぞれですが、いずれも決められた期間内で、クライアント企業の経営や業務に関する課題を解決することが求められます。
プレッシャーも大きいですが、自分のコンサルティングにより大規模な事業へのインパクトを起こせる可能性もあり、やりがいのある仕事です。
関連記事>>コンサルタントになるには何が必要か?仕事内容や年収を解説
未経験の30代/40代でもコンサルタント業界に転職できますか?
30代・40代での転職事例もあるものの、未経験からのコンサル転職は厳しい選考があり簡単ではありません。
未経験からのコンサル転職は自力では難しいため、業界特化型の転職エージェントなど専門家に相談がおすすめです。
結論からいうと、コンサルタントへは未経験でも転職できます。
コンサル業界は人材の流動性が高く、大手ファームをはじめ常に人材不足とされています。そのため中途採用でコンサルティングファームに転職する人には未経験者も多いです。
ただし、20代・30代なら未経験でも問題ありませんが、30代、40代でも未経験からのコンサル転職成功を目指すなら、経験やスキルを最大限に活かし、新たなキャリアに転換するサポートが必要です。
30代・40代で未経験からのコンサルティング転職は決して「かなりのレアケース」というわけではなく、近年ではコンサル未経験のITエンジニアが、ITの知見を活かしコンサル業界に転職するケースも多く、注目されています。※
信頼性と実績ある転職エージェントなら、年齢に関わらず適切な案件を見つけ、転職プロセス全般で助言やアドバイスを提供してくれます。
特に業界特化型のエージェントは独自のネットワークを持ち、各コンサルファームの傾向などにも精通していることから有益なサポートが期待できるでしょう。
コンサルタント転職に役立つ資格はありますか?
コンサルタントといっても戦略系やIT、外資系など分野により必要な知識は様々です。
基本的には転職する分野の業務内容に直接関連する資格であれば、あるに越したことはありません。
コンサルタントに必要な資格というものは厳密にはないのですが、もっておくと役立つ資格はいくつか考えられます。
上記3つは、大まかにどのような分野のコンサル業務でも有用な知識やスキルといえるため、よいアピールになります。
関連記事>>コンサルタントの転職に役立つ資格一覧
第二新卒でもコンサルタント業界に転職できますか?
第二新卒でもポテンシャル採用を行うファームは、数多く存在します。20代の若さもアピールポイントとなりえるため、書類選考も比較的通りやすいでしょう。
しかし3年未満の短期離職の理由やどのくらいのスキルが身についているのか、しっかり答えられないと内定が難しいこともあります。
転職エージェントからスキルの棚卸しや転職理由を一緒に整理してもらい、企業に納得してもらえるようなストーリーをアピールするように意識しましょう。
コンサルタントの実務で求められるスキルは何ですか?
コンサルタントの実務で求められるスキルは色々ありますが、特に問題解決力と理論的思考力です。
そのため問題解決力や理論的思考は、選考段階のケース面接などで厳しく審査されます。
最初は自信がなくても担当エージェントと対策を重ねていくうちに、2つのスキルが鍛えられていく可能性もあります。
その他にもコンサル業界に関する書籍を読んだり、普段の仕事でも課題意識を抱いたりして、日常的に問題解決力と理論的思考を鍛えていきましょう。
コンサルタント業界で働く際に覚悟すべき点はありますか?
コンサルタントは常に答えのない課題について考え、結果を出していく職業です。そのため徹夜になっても課題解決に取り組んだり、資料を集めたりする必要があります。
最近ではコンサル業界にも「働き方改革」が浸透し、労働時間が短くなったと言われています。しかし労働状況が改善されても、考えるという作業は非常に体力を使うものです。
コンサルタントを目指す際には、自身が課題解決のために最後まで諦めずに考え続けられるか自問する必要があります。
コンサルタントへの転職活動において後悔することはありますか?
コンサルタントへの転職活動において後悔することとして、転職先のコンサルタント会社でのキャリアパスが明確でなかったため、成長やキャリアの進展に対する不安を感じるということが考えられます。
解決策として、転職活動時に将来のキャリアパスや昇進の道筋についても会社に詳しく質問しましょう。
面接では適度に逆質問して、気になる点を明確にしておくことも大切です。
会社の文化や評価方法、評価基準などを理解し、自身の長期的な目標と合致するか確認することが重要です。
コンサルタント転職エージェントまとめ
近年人気が継続する戦略・外資系コンサルは引き続き採用倍率が高く、売り手市場が続いています。
未経験者にも門戸は開いているため、あとは希望するコンサルファームを受けるだけ。
そして希望に合うコンサルファームの求人探しと選考対策には、エージェントの使い方が重要となってきます。
転職を成功させるためにも本記事で紹介した優秀なエージェントを利用し、味方につけていきましょう。
コンサル業界向け
おすすめ転職エージェント
サービス名 | 特徴 |
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![]() ![]() MyVison | 200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションで国内に展開するファームほぼすべてに紹介可能。 「面接対策資料」と「想定頻出問答集」に加え、元コンサルタントを仮想面接官とした模擬面接により、実践力を鍛えられる |
![]() ![]() アクシスコンサルティング | 大手ファームの4人に1人が登録する国内最大級コンサル採用・転職支援サービス 未経験からのコンサル転職やポストコンサル、事業会社CxOなど、希望のキャリアパスに応じて幅広い支援が可能。 |
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