フリーランスエンジニア向けのマッチングサービスであるWorkship(ワークシップ)について、利用するメリット・デメリットについて分かりやすく解説していきます。
利用を検討している人は、事前に確認いただくことでミスマッチを防ぎましょう。
- 休日や平日の夜など隙間時間を活用した働き方をしたい
- 案件獲得の営業活動を削減して仕事に集中したい
フリーランスや会社員の副業として働く際、このような要望や悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、仕事をしながら営業活動に時間を捻出するのが難しく、思うように案件が獲得できない人も少なくないかと思います。
このように、営業工数がかかり過ぎている人や、案件獲得に苦戦している人の特徴として、エージェントをはじめとするフリーランス向けのサービスをうまく活用できていない傾向にあります。
この記事では、Workshipの特徴や実際の利用者の声について紹介していきますので、フリーランスの案件探しとして利用を検討をしている人は、ぜひ参考にしてみてください。
Workship(ワークシップ)の特徴と取り扱い案件について
Workshipは、フリーランスのITエンジニアと企業を結び付けるマッチングサービスです。
その最大の特徴は「週1~3勤務」「リモート」「土日」などの柔軟な働き方ができる案件を中心に取り扱っている点です。
フリーランスと企業がお互いに「気になる!」状態になることで直接メッセージのやり取りができるようになりマッチングが開始されます。
それ以外にエージェント機能も有しているので、営業工数を削減して最適な案件を紹介してもらうことも可能です。
また、エンド直契約の案件が多く月単価も高い水準にあります。
取り扱い案件は、デザイナーや開発・インフラ・Webの各種エンジニア、ディレクターなどの案件を中心に取り扱っていますが、ライターやマーケター、人事や経理といった職種の取り扱いもあります。
そのため、エンジニア以外でもフリーランス案件や副業案件を探している人は、活用しやすいサービスであるといえるでしょう。
公式サイトをチェック
Workship(ワークシップ)の会社情報
会社名 | 株式会社GIG |
---|---|
登録者数 | 30,000人以上 |
労働者派遣事業 | 13-ユ-300686 |
拠点 | 本社:東京都中央区日本橋浜町1-11-8 ザ・パークレックス日本橋浜町 4階 |
主な求人職種 |
|
公式サイト | https://goworkship.com/ |
Workship(ワークシップ)に登録して感じた実際の口コミ・評判
これから利用を検討している人は、自身の状況と照らし合わせながら実際の利用者の声を確認することで、サービス利用のミスマッチを防ぐことが可能です。
ここでは、Workshipに寄せられているポジティブな意見、ネガティブな意見それぞれを紹介していきます。
評判の良い口コミ
まずは、Workshipに寄せられている良い口コミや評判から紹介していきます。
良い口コミ①
メインの収入源以外に、隙間時間を使った働き方をしたくで利用したところ、土日の仕事を獲得できて大変満足。今後の仕事の組み立て方の幅が広がったと感じています。
Workshipでは「週1~3日から参画可能」「リモート」「土日」といった、自由度のある働き方ができる案件を中心に取り扱っています。
こちらの口コミにもあるように、主軸となる案件の他に案件を探しているフリーランスにも向いているサービスといえます。
また、こうした柔軟な働き方ができるので、会社員の副業にも利用しやすいことも魅力的であるといえるでしょう。
良い口コミ②
マッチングサービスというのが面白いなと感じた。ユーザーと企業側がお互いに興味を持っている状態からやり取りが始まるので、話の進みもスムーズだと思う。
フリーランスの案件が掲載されているクラウドサービスの場合、フリーランス自ら案件情報を確認し、クライアントへ提案するところから始まります。
競合もいるなかで提案するので、確実に案件獲得ができるとは限らず、不安定な働き方になりがちです。
また、提案する営業工数や複数提案をした際の案件調整にも労力を要します。
その点Workshipでは、ユーザー側と企業側が「気になる!」という状態になってからメッセージのやり取りが開始するので、こちらの口コミにもあるように案件の成約率が高く、スムーズに仕事を開始することが可能です。
良い口コミ③
マッチングだけではなく、エージェント機能もあるのが良いと思います。希望条件に合わせてコンサルタントに紹介してもらえるので、企業とのやり取りや案件参画の時期調整などをしないで済むのが効率的で良いです。
Workshipでは、マッチングのプラットフォームサービスだけではなく、エージェント機能も兼ね備えています。
仕事が忙しく、案件探しに時間を割けない人は、こちらの機能を利用することで、希望条件にマッチした案件を紹介してもらえるので、営業工数を大幅に削減することが可能です。
また、案件紹介だけではなく、応募後のフォローや自分では切り出しにくい条件交渉も行ってくれるので、希望条件通りの案件に参画しやすいことも特徴であるといえるでしょう。
案件をチェック
悪い評判や口コミはある?
柔軟な働き方ができ、営業工数の削減ができると評判のWorkshipですが、その一方で悪い口コミや評判も存在します。
ここでは、Workshipに寄せられているネガティブな意見を確認していきましょう。
悪い口コミ①
案件数自体はさほど多くないように感じます。また、柔軟な働き方を推している分、メインの収入源にできる案件探しには向いていないと思いました。
Workshipは、2018年に開始された比較的新しいサービスです。
そのため、こちらの口コミにもあるように、大手サービスと比べると案件数は見劣りしてしまいます。
また、柔軟な働き方ができる案件を中心に取り扱っていることから、収入の主軸となる案件を探している人には不向きであるといえるでしょう。
もし、「週5勤務」「常駐案件」などメインの収入となる案件を複数の中から選びたい場合は、レバテックフリーランスなど多数の案件を保有する大手エージェントの利用をおすすめします。
悪い口コミ②
求められるスキル感は高めだと思います。経験が浅い人はマッチしないことも十分あると思うので注意が必要です。
「週1~3」「土日」といった柔軟な働き方ができる案件を見つけられることが魅力的なWorkshipですが、こうした短時間でも成果が上げられる人が求められるため、実務経験や高いスキルが必要です。
こちらの口コミにもあるように、スキルが低い人や経験が浅い人は、企業とマッチしないことはもちろん、エージェント機能を利用しても案件紹介されない可能性があることに注意しなければなりません。
スキルに自信がない人、経験年数が浅い人は、まず会社員としてエンジニア経験を積んでから利用するようにしましょう。
Workship(ワークシップ)のメリットとデメリット
ITエンジニア向けのフリーランスサービスが数多く存在するなか、Workshipを利用する理由には、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、Workshipを利用するメリット・デメリットそれぞれについて解説していきます。
3つのメリット
柔軟な働き方ができる案件を中心に取り扱っている
「週1~3」「土日」「リモート」といった、柔軟な働き方ができる案件を中心に取り扱っているので、自身のライフワークに合わせた仕事を見つけやすいことがメリットとして挙げられます。
フリーランスとして働く人が、隙間時間を活用してパラレルワークをすることはもちろん、会社員の副業として利用できることも魅力的であるといえるでしょう。
賠償責任保険が無料付帯される
会社員の場合、業務のなかで事故を起こしてしまっても会社がカバーしてくれますが、フリーランスは自身で賠償しなければならないケースもあります。
Workshipでは、情報漏洩・著作権侵害・サイバー攻撃による賠償責任に対して、最大で500万円の補償提供される保険が無料で付帯されます。
自身で保険選びや加入手続きをする手間や、自己負担なく補償が受けられるのは、フリーランスにとって大きなメリットであるといえるでしょう。
会員優待サービスが充実している
会社員には、所属企業の福利厚生サービスによって、さまざまな優待を受けることができますが、一般的なフリーランスにはこうしたサービスがありません。
しかしWorkshipで成約すると、国内外の20万以上の施設やサービス、飲食店などを優待利用できる特典が登録料・月会費なく受けられます。
こちらは本人だけではなく同伴者にも適用されるので、家族や友人も優待価格で利用できることも嬉しいポイントです。
2つのデメリット
地方案件が少ない
北は北海道、南は沖縄まで案件検索することができるWorkshipですが、地方の案件は少なくエリアによっては案件がないこともあり得ます。
これはWorkshipに限らず、IT企業が首都圏をはじめとする各都市部に集中していることが要因です。
また、案件の総数自体も大手サービスと比較すると少なめなので、数多くの案件から参画するものを選びたいと考えている人はデメリットと感じるでしょう。
これらは他のサービスと併用することでカバーできるので、複数利用を検討してみると良いでしょう。
未経験者の利用は厳しい
フリーランス自体、自分のスキルを商品として提供し、クライアントに貢献することで報酬を得る働き方なので、未経験でフリーランスになることは厳しいです。
そのなかでも、Workshipは「週1~3」「土日」などの案件が中心であるため、短時間でも成果を出せるレベルが求められます。
公開案件に記載されているスキルを確認して必要なレベルに達していないと感じたら、まずは会社員として経験を積むところから始めましょう。
Workship(ワークシップ)を利用した方がいい人と向いてない人
多くのメリットがあっても相性が合わなければ、その恩恵を受けることができません。
ここでは、Workshipを利用した方がいい人、向いていない人それぞれについて解説していきます。
Workship(ワークシップ)の利用に向いている人
柔軟な働き方ができる案件を探している人
「週1~3」「土日のみ」といった、柔軟な働き方をしたい人には向いています。
公開案件の66%がリモート対応しているので、地方在住でも首都圏や各都市部の案件に参画しやすいです。
営業工数を削減したい人
マッチングサービス以外に、エージェント機能も兼ね備えているので、自身で案件探しをする手間を削減することができます。
営業コストや案件獲得に悩んでいる人は、課題を解決できる可能性が高いといえるでしょう。
補償や福利厚生が充実している環境で働きたい人
損害補償や福利厚生サービスも用意されていることから、充実した環境で安心して働きたい人にもおすすめできます。
Workship(ワークシップ)の利用に向いていない人
主軸となる案件を探している人
柔軟な働き方ができる案件を中心に取り扱っているため、フリーランスとして主軸となる案件を探している人には不向きであるといえます。
Workshipは柔軟な働き方ができることをコンセプトとしており、それがメリットである一方で週5の常駐案件などメインの収入源となる案件を探している人には向いていないといえるでしょう。
実務経験やスキルが不足している人
未経験向けの案件の取り扱いはなく、経験者を前提としているのでスキルが低い人は案件を獲得できない可能性があります。
未経験者は、まずは副業として実務経験を積んだり、会社員として働くなどしてから、フリーランスを目指すようにしましょう。
Workship(ワークシップ)以外のフリーランスエージェントを紹介
フリーランス向けのサービスを複数利用することで、参画する案件の選択肢が増えるので、安定した生活を送りやすくなります。
ここでは、Workship 以外のITエンジニアに特化したフリーランスエージェントを紹介していきます。
Join
フリーランスになりたての人におすすめなのがJoinです。
Joinでは、確定申告や青色申告の手続きなど、フリーランスならではの悩みを手続きに関するサポート体制が整っているので、余計な心配をすることなく仕事に集中することができます。
またWorkship同様、補償や福利厚生サービスも充実しており、所得補償や事故補償が用意されているので、安心して仕事に取り組むことができます。
レバテックフリーランス
高単価案件と充実したサポート体制のなかで働きたい人は、レバテックフリーランスがおすすめです。
登録者数は107,000人以上、保有案件数は業界最大級の34,404件以上なので様々な条件から自分に合った案件の紹介が期待でき、地方の案件の紹介も可能となっています。
レバテックフリーランスは知名度も高いので、初めてエージェント利用する人も安心して登録することができるでしょう。
また、案件紹介だけではなくクライアントとの単価をはじめとする条件交渉も行ってくれるので、理想的な条件で働ける可能性も高いことも魅力的です。
furien
フリーランスとして案件が獲得できずに悩んでいる人は、furienの利用がおすすめです。
案件成約率が80%以上という高い実績を誇り、週5勤務案件を中心に取り扱っているので、これから本格的にフリーランスとして活動していこうとしている人は、満足度が高いサービスであるといえるでしょう。
Workship(ワークシップ)の登録から案件開始までの流れ
これからWorkshipへ登録しようとしている人は、登録から案件までの流れを把握しておくことで、スムーズに案件へ参画できます。
ここでは、登録から案件参画までの一連の流れを確認していきましょう。
会員登録・プロフィール作成
まずは、Workshipの公式サイトから会員登録を行いましょう。
登録後は、自身のプロフィールの作成を行います。
ここで作成するプロフィールは、クライアントとなる企業側も確認するものなので、内容を充実させることはもちろん、誰が見ても理解できるよう分かりやすく記述するように書くことがポイントです。
案件へ応募・案件紹介
Workshipでは、企業側とユーザー双方が「気になる!」という状態になることでマッチングします。
この状態になることで、メッセージのやり取りができるようになるので、仕事内容の確認や条件のすり合わせを行っていきます。
また、エージェントサービス機能もあるので、こちらを利用すると営業工数を削減はもちろん、条件交渉や応募後のフォローもしてくれるのでおすすめです。
契約締結・仕事開始
メッセージのやり取りを行い、企業側とユーザー双方が条件に合意できれば契約を締結して仕事開始です。
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Workship(ワークシップ)に関する疑問
Workshipへの登録を検討している人は、対象者やマージン、リモートや在宅ワーク、副業登録ができるのかなど、さまざまな疑問を感じていることでしょう。
ここでは、Workshipに寄せられる様々な質問に回答していきます。
Workship(ワークシップ)は副業でも登録できる?
「週3」や「土日のみ」といった柔軟な働き方ができるWorkshipでは、フリーランスだけではなく会社員の副業としても登録できます。
将来的にフリーランスとして働きたい人は、副業から徐々にシフトしていくことで、自身がフリーランスとして活躍できるか確認することもできるでしょう。
Workship(ワークシップ)の手数料・マージンはいくら?
企業とフリーランスの直接契約ではなく、Workshipが間に入るためマージンが発生しますが、Workshipではマージン率は公表されていません。
一般的なフリーランス向けサービスでのマージンの相場は10~15%ほどですが、クリアな環境で働くためにも、利用する際には一度確認するようにすると良いでしょう。
Workship(ワークシップ)は在宅・リモートOKの案件はある?
柔軟な働き方ができることが特徴であるWorkshipは、在宅・リモート案件も豊富に取り扱っています。
公開中の案件のうち、半数以上の66%がリモート案件であると公表されています。
Workship(ワークシップ)利用者の平均年収はどのくらい?
週3や土日、副業など働き方によって収入は異なるため、Workshipの利用者の平均年収は公開されていません。
高単価案件を多数取り扱っているので、稼働時間を増やせばその分収入が上がります。
Workship(ワークシップ)は登録を断られることもある?
基本的に登録を断られることはありません。
ただし、持っているスキルによって登録しても「マッチングしない」「案件紹介してもらえない」ことがあるので注意が必要です。
Workship(ワークシップ)は未経験でも登録可能?
未経験でも登録することは可能です。
しかし、フリーランスは自身のスキルを用いて企業に貢献することで報酬を得るため、未経験の場合には戦力になることができず、案件紹介してもらえない可能性が高いです。
未経験はもちろん、経験が浅い人は、まず会社員として2~3年働いて経験を積んでからフリーランスになるようにしましょう。
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