- フリーランスのセキュリティエンジニアって実際どうなの?
- フリーランスのキュリティエンジニアの案件や単価って良いの?
このような疑問をお持ちの人に向け、本記事では下記について解説していきます。
- フリーランスセキュリティエンジニアの仕事内容と年収
- フリーランスセキュリティエンジニアの案件獲得方法
- フリーランスセキュリティエンジニアの案件を探すのにおすすめのサービス
本記事を読むことで、フリーランスセキュリティエンジニアの実情を把握することができます。
事前に実情を把握しておき、失敗のない将来設計を組み立てていきましょう。
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サービス名 | 特徴 |
ミッドワークス |
正社員からフリーランスで年収600万円➡1200万円の実績あり! フロントエンドからデータベース、インフラなど幅広い分野・工程の言語の案件やフルリモートの案件が豊富 |
レバテックフリーランス |
契約更新率90%超。営業活動なしで案件が続く! 業界トップクラスの案件数39000件以上を保有してるため、スキルや希望条件に合った案件が見つけやすい。 |
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フリーランスのセキュリティエンジニアの仕事内容
フリーランスのセキュリティエンジニアは「企画」「実装」などに加えて「運用・保守」を任せられることが多々あるため、駐在での長期案件が多い傾向にあります。
セキュリティエンジニアの仕事内容は、下記5つのステップに分けられます。
- 企画
- 設計
- 実装
- テスト
- 運用
1.企画~4.テストのフェーズは、一般的なエンジニアの仕事内容と大きな差がありません。
以降の運用フェーズでは、セキュリティに関する最新の情報を常にアップデートしつつ、サイバー攻撃やシステム障害などの弊害に対処します。
フリーランスのセキュリティエンジニアの単価と年収相場
フリーランスのセキュリティエンジニアの平均年収は約500万円程度といわれています。
ただし、フリーランスの単価は実務経験により大きく変動するため注意が必要です。
正社員のセキュリティエンジニアの年収も経験により大きく左右しますが、30歳の平均年収は600万円程度といわれています。
新入社員の場合は、300~500万円の年収でキャリアをスタートするケースが多いです。
ちなみに、国内企業よりも外資系企業の年収の方が高い傾向にあります。
【職種別】フリーランスエンジニアの平均年収一覧を見てみる
職種 | 平均年収 |
---|---|
AIエンジニアフリーランス | 948万円 |
iOSエンジニアフリーランス | 936万円 |
フロントエンドエンジニアフリーランス | 876万円 |
データベースエンジニアフリーランス | 780万円 |
ネットワークエンジニアフリーランス | 750万円 |
AWSエンジニアフリーランス | 750万円 |
システムエンジニア(SE)フリーランス | 720万円 |
WordPressエンジニアフリーランス | 650万円 |
セキュリティエンジニアフリーランス | 600万円 |
Salesforceエンジニアフリーランス | 600万円 |
※平均年収はフリーランススタートの平均単価から算出
フリーランスのセキュリティエンジニアの案件傾向
フリーランスのセキュリティエンジニアは「実務経験」「対応できる業務範囲」などにより単価が大きく異なります。
月単価にしておよそ20~80万円ほどの差があるようです。
正社員の場合も同様に、実績や対応できる業務範囲などにより任せられる案件が異なり、年収にして300~950万円ほどの差があります。
また、案件数としてはギークリーで76件(2022年6月現在)、レバテックフリーランスで29件(2022年6月現在)がヒットしました。
今からセキュリティエンジニアを目指すのはやめとけ!?今後の動向と将来性とは
セキュリティエンジニアは、一部の人たちから下記の様に否定的な捉え方をされることも少なくありません。
- トラブル対応で激務になりがち
- セキュリティの自動化によって仕事がなくなる為、将来性がない
確かにセキュリティエンジニアは、特にトラブル対応の場面では多忙にならざるを得ません。
ただ、これには日本国内のセキュリティエンジニアの需要に対し人材が不足しているという側面があります。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)のレポートでは、2020年の段階で既にサイバーセキュリティ人材が17.8万人も不足する、とされていました。
【出典】セキュリティ人材育成の最前線 ~ NICTにおけるセキュリティ人材育成事業 ~
さらに、コロナ禍を経て「テレワークの推進」「クラウドの導入」など、高いITトレンドを取り入れられる事が増え、エンジニアによるセキュリティ対策は必要不可欠なものになっています。
このため、実際にはセキュリティエンジニアの需要は以前よりも高くなっています。
特にスポット的かつ柔軟に参画できるフリーランスのセキュリティエンジニアは需要が高く、多くの企業から必要とされる傾向にあります。
また、セキュリティの自動化を行うために必要とされるツールの操作も、セキュリティエンジニアが行うため「自動化により仕事がなくなる」という可能性も低いでしょう。
フリーランスのセキュリティエンジニアになる為に必要なスキルや経験とは
フリーランスのセキュリティエンジニアになるために必要なスキルは下記の通りです。
情報セキュリティに関する知識
情報セキュリティに関する知識は、セキュリティエンジニアとしての価値を決める最も重要な要素です。
保有している知識の専門性が高ければ高いほど多くの企業から必要とされます。
また、同じセキュリティエンジニアでも「コンサルタントの実績が豊富」「技術領域のスキルと知識を豊富に有している」など、突出した得意分野があると尚よいです。
最新の情報セキュリティ知識
情報セキュリティに関する知識は、IT技術の進化と共にアップデートされているため、セキュリティエンジニアは常に最新の情報を入手する必要があります。
加えて、IT技術の進化に合わせて法律も改正されていきますから、法関連の知識も常にアップデートしなければなりません。
特に昨今、サイバー攻撃による犯罪が増加傾向にあるため、セキュリティに関する情報のアップデートは必須とされています。
問題解決能力
セキュリティエンジニアには、問題解決能力も求められます。
ただ情報セキュリティに関する知識を持っているだけでは、クライアントが抱える問題を解決できないためです。
セキュリティエンジニアは、クライアントが抱えている問題の原因を解明し、解決に導くことが仕事でもあります。
よって、問題解決能力はセキュリティエンジニアにとって必須といっても過言ではないスキルなのです。
>>【実務者が解説】セキュリティエンジニアの年収・業務と必要なスキル
フリーランスのセキュリティエンジニアが案件を獲得する方法
フリーランスのセキュリティエンジニアは、エージェント等を活用してプロジェクトごとに参画するのが一般的です。
そのほか、下記のような案件獲得方法があります。
自身で運営しているブログやSNSからのオファー営業活動の負担を軽減させることにもつながる
クラウドソーシング | 初心者向けの案件が多いため実績作りにおすすめ |
---|---|
クライアントからの紹介 | 元々付き合いのあるクライアントがいる人におすすめ |
公開ポートフォリオを介してオファー | 実績を公開しておくことで相手からオファーがくることもある |
案件の獲得方法は多岐に渡るため、ブログやSNSなどを開設して、できるだけ多くの接地面を持っておくとよいでしょう。
セキュリティエンジニアとして副業で案件を獲得するには
セキュリティエンジニアが副業として案件を獲得する場合は、以下の様な手法が一般的でしょう。
- 友人からの紹介
- クラウドソーシング
実績が少ないと単価の高いプロジェクトへの参画は難しいため、手軽な案件をこなして徐々にスキルや知識を身に付けていくとよいです。
クラウドソーシングでは、案件数が多くが実績作りがしやすいクラウドワークスやランサーズなどがおすすめです。
また、ある程度の実績を身に付けてエージェントを活用する場合は、週2~3といった低稼働の案件から少しずつ慣れていくことをおすすめします。
フリーランスセキュリティエンジニアにおすすめエージェント・案件紹介サイト
フリーランスのセキュリティエンジニアにおすすめのエージェント・案件紹介サイトは下記の通りです。
それぞれの特徴やおすすめポイントなどについて解説していきます。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスの特徴は下記の通りです。
- フリーランスITエンジニア案件を扱うエージェントの老舗
- 情報量とサポートの手厚さが業界でもトップクラス
- 高単価案件もたくさん扱っているため収入アップも見込める
レバテックフリーランスは「東京」「福岡」「大阪」「名古屋」の4ヶ所に拠点を持つ大手エージェント会社です。
業界での認知度も高く信頼できる会社であるため、まず登録しておいて損はないでしょう。
>>レバテックフリーランスの評判は?実際に使って分かるリアルな口コミを紹介
TECH STOCK
- 地方での勤務やIターン・Uターンを積極的に支援している
- 80万円以上の高単価案件が全体の半数を占めている
- 報酬の支払サイトが業界でもトップクラスに短い
TECH STOCKの支払サイトは「翌15日」と短いです。
中には「翌々月15日」という支払サイトを採用しているエージェントもあることから、TECH STOCKの支払サイトはかなり短いことが分かります。
高単価案件も比較的多いため、収入面で非常に安心感のあるエージェントだといえるでしょう。
>>Tech Stock(テックストック)利用者の口コミ評判は登録前に要チェック
Midworks
Midworksの特徴は下記の通りです。
- エンジニアが選ぶエージェントランキングで1位を獲得している
- フリーランスでも正社員なみの保証を受けられる
- フリーランス初心者のためのサポートが充実している
Midworksでは「健康診断優待」「賠償責任保障」などを受けられるフリーランス協会への加入をはじめとした各種サービスが充実しています。
加えて、案件の保有数も約6,000件と多いため、「フリーランス初心者で何かと不安が多い…」という人は登録しておくとよいでしょう。
>>Midworksの評判は?メリット・デメリットを現役フリーランスが解説
ギークスジョブ
ギークスジョブの特徴は下記の通りです。
- フリーランスエンジニアのみを扱っている
- 平均年収820万円以上の高単価案件を取り揃えている
- フリーランスのためのイベントを開催している
年間契約が1年で1万件を超えることがあるほどの実績もあるため、気になった人はぜひチェックしてみてください。
FREE-DA
FREE-DAの特徴は下記の通りです。
- 業界を熟知した担当者による手厚いフォローを受けられる
- 長期案件が多いため安定的な収入につながりやすい
- 月末締め翌日払いの報酬支払も可能(例5/31締め・6/1払い)
FREE-DAは担当者によるフォローが手厚いため、他のことを気にせず仕事だけに集中することができます。
しかし、勤務地は東京に集中しているため、地方で案件を探す人には不向きです。
地方での勤務も視野に入れておきたい人は、先ほど紹介したTECH STOCKとの併用をおすすめします。
>>FREE-DA(フリーダ)利用者の口コミ評判は登録前に要チェック
フリーランススタート
フリーランススタートは案件を一括検索できるポータルサイトであるため、案件ごとに担当するエージェントが異なります。
特徴は下記の通りです。
- 掲載されている案件が約20万件以上と多い
- 案件を一括検索できるため自分に合った勤務先を見つけやすい
- 希望に合った案件を見つけた後はエージェントに連絡する
たくさんの案件の中から横断的に自分に合った案件を探せるのがフリーランススタートの大きなメリットでしょう。
ただし、当サイトでは待遇の良い「非公開案件」を検索することはできません。
そのため、非公開案件が豊富なレバテックフリーランスなどと併用することをおすすめします。
フリーランスセキュリティエンジニアに関する疑問・Q&A
以下では、フリーランスセキュリティエンジニアに関する疑問について回答していきます。
未経験でもフリーランスのセキュリティエンジニアになれる?
セキュリティエンジニアは本来、ネットワークエンジニアやインフラエンジニアとして経験を積んだ後に目指す職種であるため、未経験から目指すというのはあまり現実的ではありません。
よって、セキュリティエンジニアを目指したいという人は、まずネットワークエンジニア、もしくはインフラエンジニアとしての経験を積みましょう。
>>ネットワークエンジニアとして必要なスキルと転職した場合の年収相場
フリーランスのセキュリティエンジニアで在宅の案件はある?
フリーランスのセキュリティエンジニアでは在宅案件もあります。
しかし、セキュリティエンジニアは企業の重要な情報を取り扱うため、自社のオフィスや訪問先での作業がメインになります。
よって、在宅での案件は極めて少ないです。
副業からフリーランスのセキュリティエンジニアを始める事は可能?
副業からフリーランスとしてセキュリティエンジニアを始めることは可能です。
ただし、副業エンジニアとして、どういった実績を積んできたのかによって受けられる案件は大きく異なります。
たとえ副業であったとしても、相対的に評価してもらえる内容であれば、フリーランスとしても活躍することはできるでしょう。
「評価の基準がよく分からない」という人はエージェントに相談してみるとよいでしょう。
将来的にセキュリティの自動化で仕事がなくなる可能性はある?
将来的にセキュリティエンジニアの仕事がなくなる可能性は極めて低いでしょう。
なぜなら、IT業界が慢性的な人材不足であることに加え、自動化を行うツールの管理は結局のところセキュリティエンジニアが操作するからです。
さらに、ITの進化に伴ってサイバー攻撃も高度化しているため、セキュリティエンジニアの需要は年々上がっていくことが予想されています。
よって、セキュリティエンジニアの仕事は今後ますます必要になっていくでしょう。
セキュリティエンジニアとホワイトハッカーの違いは?
セキュリティエンジニアは、セキュリティ情報に関する専門性の高い知識を有し、団体や企業にとって適切なセキュリティ対策を提案したり、システムを導入・管理したりすることが主な仕事です。
一方のホワイトハッカーは、セキュリティを破ってシステムに侵入してきたハッカーから情報を取り戻したり、システムの不備を発見したりなど、セキュリティの内側を守ることが主な仕事です。
よって、「セキュリティエンジニアとホワイトハッカーの違い」という点については「セキュリティを固めて外側を守るのがセキュリティエンジニアで、セキュリティの内側を守るのがホワイトハッカー」という違いで区別できます。
フリーランスセキュリティエンジニアまとめ
本記事では「セキュリティエンジニアの仕事内容」「案件の傾向」などについて解説してきました。
セキュリティエンジニアはIT人材の中でも比較的需要が高く、将来性のある職種です。
しかし、副業や在宅勤務の案件を探すのが難しいというデメリットもあります。
とはいえ、案件数は多く、単価も高い傾向にあるため職種としては非常におすすめです。
まずは、レバテックフリーランスのような豊富に案件を保有するサービスを実際に見て、自分に合う案件があるかどうかを確認してみましょう。
\フリーランスエンジニア向けおすすめエージェント/
サービス名 | 特徴 |
ミッドワークス |
正社員からフリーランスで年収600万円➡1200万円の実績あり! フロントエンドからデータベース、インフラなど幅広い分野・工程の言語の案件やフルリモートの案件が豊富 |
レバテックフリーランス |
契約更新率90%超。営業活動なしで案件が続く! 業界トップクラスの案件数39000件以上を保有してるため、スキルや希望条件に合った案件が見つけやすい。 |
最高単価180万円!先払い/即払いも可能 フリーランスエンジニア支援実績10年のアン・コンサルティング株式会社が運営。 企業直受け案件が豊富だから要件のミスマッチも起きにくい
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