AWSエンジニアでフリーランスに！単価や年収と必要なスキルについて解説

AWSエンジニアとして働いている方は、このような疑問を持つことも多いのではないでしょうか。

本記事では、今後フリーランスのAWSエンジニアとして働きたいと考えている方に身になる情報を紹介していきます。

また、仕事内容やおすすめの案件サイト、必要なスキルも合わせて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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AWSとは

AWSとは、世界的な大手通販サイトであるAmazonから提供されている開発者向けサービスでAmazon Web Serviceを指します。

100以上のクラウドコンピューティングサービスの総称であり、必要なときに必要とする分だけのリソースを使えるのが特徴としてあげられます。

AWSを利用することで、ハードウェアを導入する際に必要な高額の初期投資、リソースの調達やメンテナンス、容量の仕様計画などを削減でき、人的リソースを費やす必要がなくなります。

また、サーバーも必要な時間のみ使用できるので、料金を安く抑えられるといわれています。

世界的に有名であるAmazonが提供しているため、セキュリティ面の信頼度も高く、近年、多くの企業が利用しているサービスです。

AWSエンジニアの仕事内容

AWSエンジニアの仕事内容は、AWSを用いた環境の設計、構築、運用の３つがあげられます。

本章では、具体的にどのような仕事をしているのかそれぞれについて解説していきます。

AWS環境の設計

AWSエンジニアはAWSを使用する開発環境の設計を行います。

クラウドサービスを使用するため、通常の環境設計と多少違いがあり、クラウドの特性を理解し、拡張性や可用性を意識することが必要です。

そのうえで、システムの最適化を継続的に行えるように設計していきます。

この段階で上手く設計できない場合、性能が低くなってしまう可能性があるため、とても重要な業務といえます。

また、AmazonではAWSの設計ガイドが公開されており、機能の説明、仕様や組み立て方が解説されています。

この設計ガイドを活用することで、さらにAWSに対する理解を深めることができるでしょう。

AWS環境の構築

設計の完成後、実際に環境を構築していく業務に移ります。

AWSにあるサービスを組み合わせ、クライアントが求めている必要なインフラを作っていきます。

AWSには、開発のためにさまざまな機能が用意されており、機能の数は100以上あります。

例えば、サーバー環境の構築、データの保存、コンテンツの配信、データベース、セキュリティ、メール機能、プログラムの実行環境などがあり、AWSエンジニアはこのような機能を組み合わせ、スムーズに開発や運用できる環境を構築していく事が必要になってきます。

AWS環境を運用する

AWSの環境を構築後、実際に運用するのもAWSエンジニアの仕事の一つです。

仕事内容としては、セキュリティ強化やサーバー増設、機能のアップデート、動作の監視などがあります。

運用の業務範囲は幅広いため、実施する業務はエンジニアによって異なってきます。

そのため、AWSエンジニアは、知識やスキルを身につけることで、幅広い仕事やいろんなケースに対応できるようになります。

フリーランスAWSエンジニアになるのに必要なスキル

フリーランスのAWSエンジニアに求められるスキルとして、ITインフラやデータベースの知識やデータを活用する能力などがあります。

他にも幅広く深い知識が必要になってきます。

本章では、フリーランスのAWSエンジニアとして必要とされるスキルをご紹介していきます。

AWSへの理解

AWSエンジニアに必要なスキルとして、第一にAWSのサービスそのものの理解があげられます。

環境を設計し構築する際に、どの機能を導入すべきか判断する必要があるからです。

機能について深く理解し、組み立てをするスキルが必要となってきます。

AWSには100以上の機能があるため、組み合わせで費用が変動してきます。

そのため、最適な組み合わせをするスキルが求められます。

インフラの整備

AWSエンジニアはAWSサービスへの理解や知識だけでなく、インフラの構築に関するスキルも必要になってきます。

例えば、システム開発の知識、サーバーOSの構築、運用するスキル、セキュリティの知識、ハードウェアの知識などに加え、ネットワークに関する全般的なスキルなどさまざまな知識が求められます。

このことから、AWSエンジニアはインフラエンジニアに必須のスキルと、AWSに関するスキル、両方が必要ということがわかります。

データを活用するスキル

AWSエンジニアは、インフラのスキルやAWSの知識のほか、データを活用するスキルも求められます。

なぜなら、AWSには多くのデータ保存領域があるからです。

このデータ保存領域は通常の運用やバックアップ、移行にも使用されています。

データ容量は大きくなるほど費用もかかってくるため、データを適切に保存することが重要になってきます。

フリーランスAWSエンジニアの単価と年収相場

ここでは、AWSエンジニアの正社員の収入とフリーランスの収入、それぞれについて紹介していきます。

AWSエンジニア正社員の平均年収

AWSエンジニアの正社員の平均年収は、年齢や実績によっても変わってくるので一概にはいえませんが、約570万円といわれています。月収で約48万になります。

日本の平均年収よりも高く、他のエンジニアと比べても高い傾向にあります。

所属する会社やポジションによっても、収入は変動しますが、経験を積むほど年収が高くなると考えられます。

フリーランスAWSエンジニアの単価相場

フリーランス案件サイト、フリーランススタートによると、AWSエンジニア案件の単価相場は月あたり72.9万円とされており、年収に換算すると875万円程となります。

出典：フリーランススタート

報酬の金額はスキルや経験年数によっても変動します。

フリーランスになり、必ずしも高単価案件を担当できる訳ではありませんが、自分の頑張り次第では年収1,000万を超える場合もあり、正社員で働くよりも高収入になる可能性が高いといえます。

そのためにも、知識やスキルを身につけることが必要になってきます。

フリーランスAWSエンジニアの需要と将来性

AWSエンジニアの需要は今後も高まっていくと考えられます。

なぜなら、近年インフラにAWSを利用したいと考える企業が増えてきているといわれているからです。

また、2020年10月に総務省が第二期政府共通プラットフォーム運用をAWS上で開始したことで、業界を問わず情報インフラをクラウドに移行する動きが進んでいるといえます。

AWSを利用することで、最新の情報インフラを低コストで、効率的に構築できるということも評価されつつあります。

このことから、今後もAWSエンジニアの需要は増していくと予想されます。

その中で案件を獲得するために、資格を取得することや知識やスキルを身につけることが重要になってきます。

フリーランスAWSエンジニアにおすすめエージェント・案件サイト

これまで、フリーランスのAWSエンジニアの仕事内容や年収などについて解説してきましたが、本章では実際にフリーランスのデータベースエンジニアになるために、おすすめのサイトを６つ紹介していきます。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営するエージェントであり、フリーランスエンジニア専門の案件紹介サービスです。

常時提案可能案件数は約4,000件あり、業界最大級の案件数を保有しています。

レバテック全体では、IT系のフリーランスの職種全般を取り扱っています。

業界での認知度も高く、情報量の多さや担当のコンサルタントが案件探しをサポートしてくれる手厚さも魅力です。

＞＞レバテックフリーランスの評判は？実際に使って分かるリアルな口コミを紹介

TECH STOCK

TECH STOCK（テックストック）は、フリーランスエンジニアへの案件紹介に特化しているエージェントサービスです。

ECサイトの作成やシステムの構築の案件が多いため、登録者の平均月収が月80万円以上となっており、安定した収入を得られることが魅力といえるでしょう。

高単価の案件が多数掲載されていることから、多くのフリーランサーたちが登録しているサービスです。

＞＞Tech Stock(テックストック)利用者の口コミ評判は登録前に要チェック

Midworks

Midworksは株式会社Branding Engineerが運営する、フリーランスのITエンジニアやデザイナー向け専門のエージェントサービスです。

業界最大級の案件保有数を誇り、フリーランス協会に加入でき、無料で会計ソフトが利用できるなど、フリーランスになっても安心して働けるようサービスが充実してることが特徴です。

フリーランスとして独立するのが不安な方におすすめのエージェントとなっています。

＞＞Midworksの評判は？メリット・デメリットを現役フリーランスが解説

ギークスジョブ

ギークスジョブは、ギークス株式会社が運営しているフリーランスエンジニア専門の案件紹介エージェントです。

ギークスジョブではオンラインでフリーランスに必要な基礎知識や案件獲得の方法などを発信しているITフリーランスセミナーを開催しています。

都市部(東京・横浜、大阪、名古屋、福岡)を中心とした案件数が多いため、都心部で仕事をしたいと考えている方にはおすすめです。

＞＞ギークスジョブ利用者の口コミ評判は登録前に要チェック

FREE-DA

FREE-DAは、ITソリューション事業や採用支援などのHR事業を行う株式会社ハイウェルが運営している、フリーランスのITエンジニアやプログラマ向けの求人や案件紹介エージェントです。

特徴としては、ゲームやWebサービス・金融業界の求人・案件紹介を得意とするエージェントサービスで、案件や求人情報の紹介だけでなく充実した福利厚生サービスも魅力です。

＞＞FREE-DA(フリーダ)利用者の口コミ評判は登録前に要チェック

フリーランススタート

フリーランススタートは、株式会社Brocanteが運営するフリーランス向けの案件を一括検索できるサイトです。

フリーランスエンジニア向けの案件情報を、開発言語や単価、勤務地、案件の特徴など細かい希望条件を検索することができます。

さらに、案件を紹介するエージェントのクチコミ・評判をも確認することができるのも特徴です。

フリーランスAWSエンジニアに関する疑問Q&A

本章では、実際にフリーランスになることを検討しているAWSエンジニアが悩みがちな疑問について回答していきます。

未経験からAWSエンジニアになる事は可能？

未経験でもAWSエンジニアになることは可能です。

しかし、フリーランスとして案件を獲得するのは難しいといえます。

なぜなら、AWSエンジニアは経験や実績を求められることが多いためです。

なので、まずフリーランスAWSエンジニアになるには企業に就職して経験を積んでからの方がよいでしょう。

在宅でフリーランスAWSエンジニアになる事は可能？

AWSエンジニアは、基本的にクライアントの現場に常駐することになるので、在宅で働くのは難しいといわれています。

しかし、案件によっては在宅での業務もできる可能性があります。

全ての業務を在宅ですることは難しいかもしれませんが、クライアントと相談してみるのがよいかもしれません。

フリーランスAWSエンジニアまとめ

今回は、フリーランスのAWSエンジニアになるために仕事内容や必要なスキル、年収、おすすめのサイトについて解説しました。

フリーランスAWSエンジニアは正社員よりスキルや経験が求められる場合が多いですが、フリーランスになることで正社員である時よりも、自分の時間を有効に使えるなどのメリットがあり、理想の働き方を叶えやすい形態でもあります。

今後、フリーランスAWSエンジニアとして活躍していきたいと考えている方は、ぜひこの記事を参考に一歩動き出してみてはいかがでしょうか。