企業の様々な分野の課題を解決するコンサルタントの仕事に興味を持たれる方も多いのではないでしょうか?
しかし、コンサルタントの業務に興味はあるものの、現職でなかなか携わることができなかったり、コンサルタントとしてより多くの経験を積みたいが案件の探し方が分からない、など悩まれている方もいるかと思います。
本記事では、フリーのコンサルタントとして活躍していくにあたり、副業するメリットや副業する際の注意点、副業の始め方、案件の探し方などの疑問を持ちやすい事柄に触れております。
ぜひ最後まで読んでいただき、フリーコンサルとして活躍していくために活用してください。
>>フリーコンサルタントにおすすめの案件紹介サービス・マッチングサイト比較
フリーコンサル向けおすすめ案件紹介サービス5選
サービス名 | 特徴 |
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業界最大級の案件数!報酬180万円を超える案件が500件以上。 フルリモートや稼働率が低い案件など、豊富な案件を保有。多様な経歴のコンサルタントを積極採用 |
POD |
継続率90%!10年以上のサービス運営で培ったノウハウ、稼働後の手厚いサポートが魅力 大手事業会社の直請け・高収入のプロジェクトが豊富。月額200万円以上を目指すプロフェッショナルにおすすめ。 |
プロコネクト |
新規案件多数!戦略・業務・IT領域で毎月300件以上の案件を取り扱い |
コンサルキャリアナビ |
副業/複業向けの低稼働・リモート案件多数掲載。 独自のネットワークを通じ他社にオープンになっていない 150~200万以上の独自高単価案件を保有。 |
平均単価193万円!DX・デジタル案件に特化。 コンサルファーム・大手SIer・大手ソフトウェア会社出身者におすすめ |
フリーコンサルに副業がおすすめな理由
現在、様々な領域でのコンサルタント需要があります。
例えば、IT、経営戦略、広報、マーケティング、人事、物流、法務、EC(Web全般)など、幅広い領域での需要が高まっています。
この需要の高まりから、フリーのコンサルタントが副業することは、コンサルタントとしてより成長できる機会になるでしょう。
副業で限られた時間であっても、自分自身の知見を活かし、経験値を積んでいくことで、収入を上げられるだけでなく、今後更に高度な業務を遂行できるようになります。
また、コンサルタント未経験者であっても、これまでの業界の経験を活かし、コンサルタントとして活躍しやすい一面もあります。
現職では、コンサルタントのポジションを希望を出しているものの、なかなか実現できないというケースがありますが、そのような方は、副業でこれまでの経験領域のコンサルティングを行うのがおすすめです。
特に、地方の中小企業では、専門性の高い従業員の確保に苦戦することが多いため、そのような企業にとっては、副業で活躍するコンサルタントの需要は非常に高いのです。
未経験からコンサルタントを目指す場合、コンサルティングファームへの転職を目指す方が多いですが、副業でこれまでの経験分野を伸ばしながら、フリーコンサルとしての実績を積み上げていくことも選択肢のひとつとしておすすめです。
>>未経験からコンサル転職はきつい?対策や転職しやすい年代についても解説
フリーコンサルが副業をするメリット
上述の通り、フリーのコンサルタントの需要は高まってきていますが、実際に副業でフリーコンサルをした場合のメリットを以下でご紹介します。
人脈を作ることができる
フリーランスで活躍していくために必要な要素の一つが「人脈」です。
これまでコンサルタントとして活躍されてきた方はもちろん、未経験からコンサルタントとして活躍したいと思われている方も、自分自身の得意分野や経験分野を活かして副業していく中で、これまで直接関わりのなかった業界とも繋がる機会が出てきます。
その新たな関わりは、フリーコンサルとして活躍していく中で大切な人脈に繋がる可能性があります。
今後、独立を考えられている方は、副業を通じて今後の取引に繋がる可能性を意識しながら、コミュニケーションを取ることをおすすめします。
空き時間を有効活用できる
副業は、土日祝日や平日の終業後などの空き時間を有効活用することができます。
クライアント企業が求める期間・範囲のみ業務を請け負う「スポットコンサル」を行えるため、現職に影響のない範囲で業務を行うことが可能です。
すき間時間に副業することで、収入を上げられるだけでなく、コンサルタントとしての経験・知識を積むことができるため、フリーコンサルとして活躍することは一石二鳥です。
経営者目線が身に付く
副業を行う場合、業務に関わる金銭面は全て自分自身で管理することになります。
例えば、利益率や税金、業務量と報酬のバランスなどを管理し、現状の売上を踏まえ、今後のためにどのような案件が必要か、何件必要かなど、経営者目線での決定をしなければなりません。
特に税金は、会社員だと給与から天引きされるため、中には気を留めない方もいますが、副業をする上では、税金について学ぶ必要が出てきます。
収支バランスや税金に関してなど、経営者目線で判断することから、ビジネスパーソンとして成長する機会になるでしょう。
フリーコンサルの副業の案件種類の事例
フリーコンサルの案件にはどのようなものがあるのか?案件の種類の事例を4つ見ていきます。
経営コンサルティング
経営コンサルタントは、経営戦略、経営方針について細かにアドバイスできる実績が求められます。
そのため、難易度は高いものの、報酬も高いという特徴があります。
クライアント企業の機密情報にも関わるため、コンサルタントのこれまでの経験・知識・実績に応じた信頼性や人柄が選定基準になるでしょう。
>>経営コンサルタントになるには|年収と仕事内容や必要なスキルをわかりやすく解説
人事コンサルティング
人事コンサルタントは、クライアント企業の人事戦略、制度策定支援・導入、ディレクション、採用広報などの実績が求められます。
人事コンサルティングは、新卒採用や制度策定などスポットで入る案件が多く、フリーコンサル向けの案件数としても多い傾向です。
そのため、1クライアント企業だけでなく、複数のクライアントから業務を請け負うことで、実績を積むことができます。
>>人材コンサルタントになるには|年収や仕事内容と向いている人の特徴を解説
ITコンサルティング
ITコンサルタントは、「IT/ DX化推進」もしくは「IT/ システム系事業」のどちらかの案件で求められていることが傾向として多いです。
IT/ DX化推進の業務は、事業戦略、組織策定、システムの選別、実装におけるガバナンスへの対応などを行います。
また、IT/ システム系事業の業務は、進行中・新規プロジェクトの運用保守などを行います。
案件によって求められるスキル・経験が異なるため、コンサルタントとして大切なことは、これまでの実績・スキルからマッチする業務を見極めることです。
>>ITコンサルタントになるには何が必要なのか|業界・職種別に必要な能力や仕事の進め方
Webコンサルティング
Webコンサルタントは、クライアント企業のコーポレートサイト、HP、ECサイトなど、Webを用いて事業を最適化することが求められます。
実績としては、メディアサイトの立ち上げ→収益化できた、所属企業でのWebに関わりのあるプロジェクト案件で成功したなどの実績があれば、案件獲得の際にアピールできる材料になります。
Webコンサルの中でも、SEOやECに関わるフリーコンサルを対象にした案件が多くありますので、スキル・実績に応じて案件を選ぶといいでしょう。
>>WEBコンサルタントになるには|年収と必要とされるスキルや役立つ資格を解説
フリーコンサルの副業の単価相場
副業する中で気になるのは、案件の単価。フリーコンサルの場合どれくらいの案件単価になるのかを以下で見ていきます。
スポットコンサルの場合
土日、祝日、業務後の空き時間を利用して週に数回・数時間に稼働するスポットコンサルの場合、月2万~5万円ほどの報酬を得るのが一般的です。
もちろん、上記金額は目安のため、稼働時間や案件数を増やすことで、収入を上げることができるだけでなく、実績を重ねていくことで、報酬アップにつながることもあります。
ハイレイヤーコンサルの場合
スポットコンサルでの経験を積み、スキル・実績を積み重ねていくことで報酬単価も上げられます。
スポット案件を複数掛け持ちしながら、報酬単価を上げていくことで、月10万~30万円ほどの報酬単にすることもできます。
フリーコンサルが副業をする際の注意点
フリーコンサルの副業をする際の注意すべき内容に関して、以下3点をご紹介します。
本業に影響が出ない範囲の副業
本業と副業については、しっかりと意識をして業務を引き受けるようにしましょう。
副業に力を入れすぎてしまい、睡眠時間や余暇の時間が割かれ、それが本業に支障が出てしまうだけなく、心身の健康状態にも影響が出てしまうかもしれません。
本業での評判・実績を維持・向上させながら、更なるスキルアップとして副業するのがベストです。
そのため、無理のない範囲で副業するのがいいでしょう。
セキュリティ意識を持つ
副業をする中で本業に活かせそうな情報や、逆に本業で得た情報を副業で役立てようと、情報を持ち出すことには注意が必要です。
どれだけ本業・副業に役立つ情報だったとしても、情報漏洩や守秘義務の違反に繋がってしまう可能性があります。
副業することで、複数のクライアント企業とやり取りすることから、セキュリティ対策については、これまで以上に意識することが大切です。
確定申告を忘れない
副業での年収が20万円を超えた場合は、確定申告が必要です。
年間の副業での収入が20万を超えたにもかかわらず、確定申告しなかった場合は、脱税行為とみなされペナルティが発生します。
延滞税や過少申告加算税、無申告加算税といった追税があり、悪質行為とみなされた場合は刑事罰を科されるケースもあります。
ペナルティの一方で、源泉徴収されている場合は確定申告することによって、一部払い戻し金もあります。
確定申告と聞くと面倒なイメージがあるかもしれませんが、しっかりと期間内に終わらせましょう。
>>【損してる?】フリーランスの税金を独立した経営コンサルが解説
フリーコンサルの副業のはじめ方
フリーコンサルとして副業をすると決めた場合は、まずコンサルタントエージェントに登録しましょう。
これまでの経験・スキル・実績を専門のコンサルタントへ共有し、自分自身の強みを発揮できる案件を紹介してもらうことが可能です。
また、どのような分野で活躍できるか分からないと思われている場合も、専門コンサルタントへ相談することで、自身の強みを知れる機会にもなります。
エージェントに登録する際には、副業に割ける時間や時間帯を伝えられるようにしましょう。
事前に稼働可能な時間・時間帯を伝えることで、担当エージェントがマッチする案件をスムーズに探すことができます。
特に副業向けのスポット案件に特化して案件紹介を行うサービスとして、コンサルデータバンクやコンパスシェア、NewsPicks EXPERTなどがあります。
>>副業でコンサルタントはできる?副業の種類や案件の獲得方法を解説
フリーコンサルの副業におすすめのエージェント
フリーコンサルの副業案件を獲得するためにおすすめのエージェントをご紹介します。
ハイパフォコンサル
運営会社 | INTLOOP株式会社 |
公式サイト | https://www.intloop.com/ |
公開求人数 | 8,082件(2024年10月28日現在) |
対応領域 | PM・PMO、IT関連、SAP、戦略系、その他 |
ハイパフォコンサルでは、首都圏を中心に全国のエリアで、フリーコンサルタント向けに案件紹介のサービスを行っています。
33,000名以上(2023年9月25日時点)が登録しており、30代・40代の若手のフリーコンサルタントが中心です。
サービス運営するINTLOOP株式会社はフリーランスのコンサルタント向けの案件紹介サービスを約20年行っており、これまで培ってきた事業会社との信頼関係から直接発注や高報酬の案件をご紹介することが可能です。
Web上には掲載されていない非公開求人もあり、週2(40%)以下の低稼働案件も多数保有しています。
フリーランスで活躍するコンサルタント一人では繋がることができない企業・案件を紹介することができます。
デジタル人材バンク
運営会社 | 株式会社クラウド人材バンク |
公式サイト | https://consultant.digital.hr-bank.co.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2024年10月28日時点) |
対応領域 | ITコンサル、戦略コンサル、新規事業開発、BPR/業務設計など |
デジタル人材バンクは、高単価のデジタル案件に特化したマッチングプラットフォームです。
コンサルファームや大手SIer、大手ソフトウェアメーカーなど出身のハイクラス人材にマッチする、DX事業戦略やPMO、ITコンサルなどの案件を数多く取り扱っています。
ハイスキル層の募集を中心としているため高稼働での高単価案件が中心となっていますが、稼働率50~60%やリモート可案件も増やしているため、高単価での副業案件を探している方にはおすすめのサービスといえます。
またコンサルタントは業界情報にも精通しており、利用者のスキルや志向をじっくりとヒアリングしたうえで最適な案件紹介をしてくれます。
プロフェッショナルハブ
運営会社 | 株式会社エル・ティー・エス リンク |
公式サイト | https://professional-hub.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2024年10月28日時点) |
対応領域 | LTSグループ、SIer、コンサルファーム、事業会社、 戦略コンサル、業務コンサル、ITコンサル、エンジニア |
プロフェッショナルハブは、フリーランスのコンサルタントとして活躍される方へ案件紹介サービスを展開しています。
サービスを運営する株式会社エル・ティー・エス リンクは、コンサルティング会社を親会社に持っていることから、大手上場企業と取引実績が多くあります。
そのため、同社の運営サービスや、グループ会社などの幅広いネットワークから独自の案件を保有しており、低稼働、スポット稼働、副業・顧問案件など広い種類の案件から専門性や志向に合った案件の紹介を可能としています。
コンサルティングファーム、大手事業会社やSIerから直接案件を紹介されることも多いため、高報酬での案件の紹介が可能です。
>>プロフェッショナルハブ(旧コンサルタントジョブ)の評判・口コミ
コンサルキャリアナビ
運営会社 | 株式会社 Flow Group |
公式サイト | https://navi.consul-career.com/ |
公開求人数 | 非公開(2024年10月28日現在) |
対応領域 | IT・PMO・マーケティング、その他 |
コンサルキャリアナビでは、コンサルタントの副業/複業を啓蒙しており、案件獲得において“複業可能案件”を優先的に創出・獲得している案件マッチングサービスです。
低稼働やリモート可能案件を多数保有しており、専門性強化やリスキリング等、利用者のキャリア志向に沿ったマッチングを第一に提案をしてくれます。
取り扱い領域は、IT・戦略・PMO・マーケティングを中心に、多様な働き方にも対応できる幅広い案件を保有しています。
また、独立支援やキャリア支援にも力を入れており、実際にフリーコンサルを5年以上経験したスタッフによる実体験に基づいたリアルなアドバイスも受けることができます。
フリーコンサルの副業についての疑問Q&A
ここでは、フリーコンサルの副業に関してよくある疑問をQ&A形式でお答えします。
フリーのコンサルタントとして土日のみ副業することはできる?
土日のみ副業することは可能です。
企業からのコンサルタントのニーズは高まっており、土日のみに副業するコンサルタントが増えてきています。
スポットコンサルと副業コンサルの違いは?
副業でコンサルタントとして業務を行うのが、副業コンサルです。
その中でも、週に2日・数時間など限定された時間で業務に入るコンサルタントをスポットコンサルと言います。
>>大手スポットコンサル8社を一覧比較!料金プランや特徴について徹底解説
未経験でもフリーコンサルとして副業は可能?
未経験からでもフリーコンサルとして活躍することは可能です。
コンサルティングファームへ未経験から転職し、経験を積んでいくよりも、これまで経験した業界での得意分野を活かせる領域での案件を探し、副業することで経験できます。
>>コンサルタントになるために必要な資格やスキルは何か?未経験からファームへ転職する方法も解説
フリーコンサルの副業まとめ
企業からのコンサルタントの需要が高まっている現在、コンサルタントとして副業することは、今後のキャリア形成にとって大きな影響を与える機会になっています。
コンサルタントの経験がある方も未経験からコンサルタントを目指す方にとっても、フリーコンサルとして実績を積み、更に高いスキルを身に付けていけます。
クライアント企業の情報漏洩や確定申告など注意点もありますが、フリーコンサルの経験を通じてコンサルタントとしてだけでなく、経営者目線も身に付けることができます。
エージェントを活用しながら、コンサルタントとして理想のキャリアを叶えましょう。
フリーコンサル向けおすすめ案件紹介サービス5選
サービス名 | 特徴 |
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業界最大級の案件数!報酬180万円を超える案件が500件以上。 フルリモートや稼働率が低い案件など、豊富な案件を保有。多様な経歴のコンサルタントを積極採用 |
POD |
継続率90%!10年以上のサービス運営で培ったノウハウ、稼働後の手厚いサポートが魅力 大手事業会社の直請け・高収入のプロジェクトが豊富。月額200万円以上を目指すプロフェッショナルにおすすめ。 |
プロコネクト |
新規案件多数!戦略・業務・IT領域で毎月300件以上の案件を取り扱い |
コンサルキャリアナビ |
副業/複業向けの低稼働・リモート案件多数掲載。 独自のネットワークを通じ他社にオープンになっていない 150~200万以上の独自高単価案件を保有。 |
平均単価193万円!DX・デジタル案件に特化。 コンサルファーム・大手SIer・大手ソフトウェア会社出身者におすすめ |