この記事では、フリーランスの戦略コンサルタントの収入事情、仕事の獲得方法などの実情を詳しく紹介します。
フリーランスの戦略コンサルタントは、市場のニーズが高い上、会社員時代より大幅な年収アップが期待でき、受注する案件や稼働時間、勤務場所なども自分で決められるなど、独立のメリットが多い職種です。
そのため、現在コンサルファームで戦略コンサルタントとして勤務している方の中には、ある程度の経験を積んだ後には独立したいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
独立のメリット・デメリットや、独立を成功させるポイントなどについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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フリーランスの戦略コンサルタントとは
そもそも、フリーランスの戦略コンサルタントとはどのような仕事なのでしょうか。定義や代表的な働き方について解説します。
フリーランスの戦略コンサルタントの定義
戦略コンサルタントとは、企業経営者に対して、企業の経営戦略や事業計画の策定、経営課題の解決、新規事業の立ち上げなどのサポートやアドバイス、提案を行う仕事です。
クライアント企業の経営全般に関わる経営戦略のプロフェッショナルですので、経営、マーケティング、財務・会計、人事労務などの知識や、調査能力、論理的思考力、コミュニケーション力などのスキルが求められます。
フリーランスの戦略コンサルタントとは、この戦略コンサルティング業務を個人として受注するコンサルタントを指します。
コンサルティングファームや事業会社の経営部門・関連部署である程度の経験を積んだ後に独立、フリーランス化するのが一般的です。
フリーランスの戦略コンサルタントの働き方
フリーランスの戦略コンサルタントは、事業会社の何らかのプロジェクトに参画して仕事をすることになりますが、その働き方は、契約の相手方(仕事の発注者)により変わります。
主に、事業会社と直接契約する方法と、事業会社にコンサルティングを行うファームと契約する方法があり、ファームは大手の場合とブティックファームの場合に大別されます。
それぞれについて、以下に解説します。
事業会社と直接契約する事業会社直下型
事業会社直下型は、何らかの経営課題を抱えた事業会社とフリーランス戦略コンサルタントが直接契約して働く方法です。
事業会社の社員が自社のプロジェクトに参画するのと同様に、プロジェクトメンバーの1人として参画します。
社員の替わりのような立場で業務を推進したり、会議の進行・ファシリテーションを行ったり、アドバイザーとして提案を行ったりします。
稼働日数はプロジェクトの内容により異なり、週1~2回の会議に参加するような関わり方のこともあれば、週2~3回の稼働が求められることもありますし、事業会社に常住するケースもあります。
独立前にコンサルファームで働いていた戦略コンサルタントにとっては、それまでとは働き方がかなり変わり、クライアント企業に対して直接的に価値を提供できる魅力があります。
ただし、事業会社はコンサルを必要とするようなプロジェクトばかりやっているわけではありませんので、仕事の依頼は単発的で、必ずしも安定的・継続的に仕事を貰えるわけではありません。
また、経営判断や業界事情などにより、突然プロジェクトが打ち切りになるリスクがあります。
大手コンサルファームのプロジェクトに参加するサブコン
大手コンサルファームのプロジェクトに、コンサルファームの一員として参加する「サブコン」と呼ばれる方法もあります。
サブコンは、下請け業者を意味するサブコントラクター(subcontractor)の略語です。
大手コンサルが事業会社等からプロジェクトを受注し、その一部を戦略コンサルタントが担うので、戦略コンサルタントの契約相手は大手コンサルとなります。
独立前に大手コンサルで働いていた人にとっては、コンサル時代と同じような働き方となり、仕事内容も変わりません。
ただ、社内用の報告、その他の社内業務は不要ですし、派閥争い、出世争いなども関係なく、業務に専念することが可能です。
その上、会社員時代よりも高額の報酬が期待できるため、フリーランスとして参画するメリットが多いに感じられるでしょう。
ブティックファームのプロジェクトに参加するサブコン
ブティックファームのプロジェクトに参加するサブコンもあります。
ブティックファームは、大手コンサルと比べて企業規模は小さめですが、何かしらの専門分野に特化していたり、少数精鋭の支援形態をとっていたり、と大手コンサルとは違った強みを持っています。
創業者が大手コンサルから独立したブティックファームも多く、企業規模が小さくても、クライアント企業の規模は必ずしも小規模ではなく、専門性を生かして大手のクライアントからの案件も受注します。
案件単価は総じて大手コンサルより低めではあるものの、扱うテーマや支援形態が大手コンサルファームとは異なるので、大手コンサル時代には経験できなかった経験ができる魅力があります。
戦略コンサルにフリーランスとして独立をすすめる理由
戦略コンサルタントは、フリーランスとして独立するのがおすすめです。主な理由は、次の3点です。
フリーランスコンサルタントの需要は急拡大している
フリーランスコンサルタントの需要は、近年、急拡大しています。
フリーランス向け案件紹介大手エージェントのレバテックの調査によると、様々な業種のフリーランス案件の中で直近で最も案件数が増加したのがコンサル案件で、2023年6月時点のデータでは前年同月比7.2倍と急増しています。
新規プロジェクトなど社内に適した人材がいない場合や、感覚や経験ではなくファクトベースで意思決定を行う経営者が増えていることから、フリーランスのコンサルタントが登用され企業の経営戦略策定に関わる機会が増えています。
フリーランスのコンサルタントは、社外からの客観的な視点で意見を出したり、私情を抜きにして業務を進めたりできるメリットもあります。
高い専門性を有しており、かつ仕事を依頼しやすい立場のフリーランスコンサルタントにとっては、活躍の場が広がっていると言えます。
戦略コンサル出身者は市場で引く手あまたの状況
戦略コンサル出身者は市場で引く手あまたと言われています。
戦略コンサルタントは、企業経営全般に関する知識はもちろん、マーケティング、財務・会計、人事・労務、M&A、グローバル戦略、事業戦略など、様々な専門知識とスキルが求められる仕事です。
戦略コンサルタントの仕事をきちんとこなせる人材には限りがあり、市場で重宝される存在です。
特に、戦略コンサルファームや総合コンサルファームなどで実務経験を積んだ人材は希少性が高く、独立しても高報酬・高年収を狙うことが可能です。
独立が失敗しても転職先はいくらでもある
戦略コンサルタント経験者は、もし、独立が失敗しても、転職先はいくらでもあると考えて差し支えありません。
会社組織で仕事をするのとフリーランスとして個人で仕事をするのでは、やはり色々な違いがあります。
フリーランスは社内政治から解放され、自分ですべての意思決定ができ、高報酬が狙えるといった魅力がありますが、実際にやってみると、向き不向きはあるものです。
優秀な人材でも、会社組織の方が向いていた、ということもないとは言えません。
戦略コンサルタントは、高度な専門知識やスキルを有しており、希少性の高い存在なので、フリーランスから転職する際の選択肢も事業会社、金融系企業、ベンチャー企業など豊富にあります。
フリーランスとなるメリットが大きい上、一度フリーランスになってから会社員に戻ることも可能なので、フリーランスとしての独立を前向きに考えることをおすすめします。
戦略コンサルがフリーランスとして独立するメリット
戦略コンサルがフリーランスとして独立するメリットとして、主に次の5点が考えられます。
年収UPを目指せる
年収UPを目指せることは、戦略コンサルがフリーランスとして独立する大きなメリットです。
戦略コンサルタント向けの案件は、総じて高単価なので、会社員時代よりも年収UPを実現することが可能です。
会社員の場合、昇給する仕組みがあっても上昇幅はさほど大きくはありませんし、成果を出しても賞与・昇給に反映される範囲は限られるのが一般的です。
フリーランスとして独立すれば、自分で高単価の案件を選択できますし、成果はすべて自分に直接跳ね返ってくるため、収入面でのやりがいも感じやすいでしょう。
参画する案件を自分で選べる
参画する案件を自分で選べることも、戦略コンサルがフリーランスとして独立するメリットの一つです。
会社員は、会社や部署の方針、上司の指示などにより仕事をするので、気が向かない案件やスキルアップ・キャリアアップに繋がらなさそうな案件でもこなさなければなりません。
フリーランスは、受注する案件をすべて自分で決められますので、興味がある案件、スキルアップに繋がりそうな案件などを選べることに加え、稼働率を抑えてプライベートを充実させるなど、ワークライフバランスについても考えやすくなります。
稼働時間や勤務場所を自分で決められる
稼働時間や勤務場所を自分で決められることも、フリーランスとなるメリットです。
ファーム所属のコンサルタントは激務になるのが常ですが、フリーランスであれば自分で稼働時間をコントロールできます。
多少、年収が下がったとしても、稼働時間をある程度に抑えて家族との時間を大切にしたり、まとまった休暇を取って旅行に行ったり、といったことが実現できます。
フリーランス戦略コンサルタントの案件単価は総じて高いので、稼働を抑えても一定以上の年収が確保できる安心感もあります。
また、一部リモートやフルリモートの案件を多くする、自宅で働くなど、働き方も自分で決めることができます。
プロジェクトのデリバリーに集中できる
戦略コンサルがフリーランスとして独立すると、プロジェクトのデリバリーに集中できるというメリットもあります。
会社員は、担当プロジェクトをこなす以外に、社内向けの書類作成や報告、研修、人材育成、その他さまざまな社内業務が発生します。
フリーランスは、目の前のプロジェクトのデリバリーのみに注力することが可能なので、本業の時間を増やしたい方にとって好ましい働き方ができるでしょう。
ファームでは出会えない案件やクライアントでの経験を積める
ファームでは出会えない案件やクライアントでの経験を積めることも、戦略コンサルがフリーランスとして独立することで得られるメリットです。
たとえば、ファーム時代に大企業への支援が中心でも、独立後は中小企業の支援がメインとなるなど、クライアントの客層が大きく変わることがあります。資料作成やプレゼンテーションよりも、現場重視の伴走支援が喜ばれるかもしれません。
ファーム時代にはできなかった経験を積むことで、スキルアップに繋がり、戦略コンサルタントとしての仕事の幅も広がるでしょう。
戦略コンサルがフリーランスとして独立するデメリットと注意点
戦略コンサルがフリーランスとして独立するデメリットと注意点として、主に次の3点が考えられます。
案件獲得のための営業活動が必要になる
案件獲得のための営業活動が必要になることは、フリーランスとして独立する大きなデメリットです。
企業に営業しても、必ず仕事を貰えるわけではありませんし、同じ企業が継続して仕事をくれるとも限りません。営業のための提案資料の作成や挨拶回りの手間・時間も必要です。
また、フリーランスは、大手コンサルファームなどと比べるとどうしても信頼性が劣るとみなされ、敬遠されることもあります。このため、フリーランスとなることで、案件獲得のための営業活動に苦戦することが想定されます。
この回避策としては、案件を紹介してくれるエージェントを利用することが考えられます。
エージェントを利用すれば、自分で営業する必要はなくなるので、営業が苦手な方でも安心ですし、営業活動の時間も不要で本業に専念できるメリットが生まれます。
収入が継続的に安定しないリスクがある
収入が継続的に安定しないリスクがあることも、独立のデメリット・注意点の一つです。
フリーランスは、仕事をしていない期間は収入が得られないので、収入を安定させたければ、継続的に仕事をする必要があります。ただし、いくら営業活動に力を入れても、自分に合う仕事がタイミングよく発生するとは限りません。
コンスタントに仕事を受注し続けられる保証はなく、仕事の空白期間が生まれるリスクは常にあります。
リスク軽減のため、案件紹介エージェントに複数登録しておき、受注の可能性を高めておくと良いでしょう。
コンサルティングファーム在籍時より立場が低くなる
フリーランスの戦略コンサルタントは、コンサルティングファーム在籍時より立場が低くなる可能性があり、この点にも注意が必要です。
コンサルファームは、自社のブランド価値により、社会的な信頼を得ることができます。
もちろん、仕事の成果が評価されることもありますが、企業経営には絶対的な答えがないため、「あの会社の人が言うのだから間違いないだろう」などと、会社のブランドで信用してもらえる可能性もあります。
他方、フリーランスになると、個人のブランド価値を構築していかなければならず、信頼してもらえるようになるまでに時間を要しますので、ファーム時代より立場が低くなったと感じるかもしれません。
フリーランスの戦略コンサルの契約形態
フリーランスの戦略コンサルが仕事をする際は、クライアント企業から業務委託を受けることになります。
フリーランスの業務委託の契約形態は、主に「準委任契約」と「委任契約/請負契約」があります。
準委任契約
準委任契約は、フリーランスの戦略コンサルにとって一般的な契約形態です。
準委任契約とは、特定の業務を行うことを委託する契約です。
戦略コンサルタントは、クライアント企業から委託された業務を実施し、報酬を得ます。業務を実行した結果ではなく、実行したこと自体に対して報酬が発生します。
たとえば、企業経営に対する助言を行う業務であれば、助言したことで報酬が発生することとなり、助言の結果、企業経営が良い方向となってもならなくても契約違反にはなりません。
委任契約/請負契約
あまり機会は多くないかもしれませんが、委任契約や請負契約を結ぶこともあります。
委任契約は、法律行為を委託する場合の契約で、弁護士や税理士などが結ぶ契約です。準委任契約と同じく、業務を実施したことに対して報酬が発生します。
法律行為を行う業務でなければ、準委任契約を結ぶこととなるので、戦略コンサルタントとしては準委任契約が圧倒的に多くなるでしょう。
請負契約は、受注した仕事の成果品を納品することに対して報酬が発生します。
たとえば、ソフトウェア開発を請負契約で受注したら、そのソフトウェアを完成させて納品する必要があります。
戦略コンサルタントは、サポートやアドバイスなどが主な仕事なので、請負契約を結ぶことはまずないでしょう。
フリーランスの戦略コンサルの報酬単価相場と想定年収
ここでは、フリーランス戦略コンサルタントの報酬体系や想定年収、会社員時代と比較した金額について解説します。
フリーランスの戦略コンサルの報酬体系
フリーランスの戦略コンサルの報酬体系は、稼働時間制、プロジェクト制、定額契約制の3種類に大別できます。
稼働時間制は、稼働した時間数によって報酬が決まります。
高額の時給制のようなもので、スポットコンサルとも呼ばれます。フル稼働した場合の月単価を決めておき、稼働率(実際の稼働時間数)に応じて金額を算定する場合もあります。
プロジェクト制は、参画するプロジェクトの内容や求められるスキル・難易度などによって報酬額を決定します。
定額契約制は、契約期間中、稼働時間数によらず一定額の報酬が支払われます。
このほか、「売上の何パーセント」といった決め方の成功報酬制や、中長期的に月額・定額の報酬を得られることが多い顧問契約(アドバイザリー契約)などがあります。
会社員時代との報酬・年収の比較
フリーランスのコンサルタントは、戦略系、財務・会計系、IT系などの専門分野によって、案件単価や年収が異なります。
中でも高単価・高年収が狙えるのが戦略コンサルタントです。戦略コンサルタントの案件単価は月あたり120~300万円が相場とされ、月150万円以上の案件が大半です(※1)。
平均的な月単価が150万円の場合、12か月の稼働で1800万円となりますし、月単価300万円であれば12か月で3600万円となり、かなりの高年収が期待できます。
働き方や休暇、仕事の空白期間などを考慮し、年10か月の稼働としても、1500~3000万円程度の年収となります。
一方、会社員のコンサルタントの年収は、経験年数2年以上程度のアソシエイトで500~850万円、シニアアソシエイトで900~1200万円、マネージャーレベルで1100~1800万円が相場です(※2)。
会社員時代に収入レベルがある程度高かった人は、独立しても収入に大差がないか、下手をすると下がる可能性もないとは言えませんが、一般的には独立することで年収アップが期待できるでしょう。
関連記事>>フリーコンサルの年収事情
フリーランスの戦略コンサルの案件例
フリーランスの戦略コンサル案件には、事業戦略策定支援、組織改編支援、新規事業支援など様々な案件があります。
ここでは、案件例を3件ご紹介します。
案件例① 事業戦略策定支援
テーマ | 事業戦略策定支援(製造業) |
---|---|
単価 | 〜170万円/月 |
案件内容 | ・事業戦略策定 ・関係各所との調整 ・ドキュメント作成 |
求めるスキル・経験 | ・製造業の経営企画出身で事業戦略策定の実績 ・マネタイズ手法等の知見 |
製造業の事業会社における事業戦略策定や必要な調整、書類作成等を行う業務です。
一部リモートで、週2回出社となっています。必須スキルとして、製造業の経営企画出身であること、事業戦略策定の実績があることなどが求められます。
案件例② 組織改編PMO支援
テーマ | 組織改編PMO |
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単価 | 130~150万円/月 |
案件内容 | 組織改編PJTにてPMO業務を遂行 ・全体のタスクをWBSで管理 ・進捗リード ・組織改編/設計 |
求めるスキル・経験 | ・組織改編/設計経験 ・PMO(特にタスク/進捗管理) |
組織改編プロジェクトで全体のタスク管理、進捗管理、組織改編・設計等を担う業務です。
関連業務の経験が求められます。フルリモートで、稼働率が30~40%なので、働き方にこだわりたい方や、他の業務と併行したい方にも向いています。
案件例③ 新規事業立ち上げの支援
テーマ | eKYCサービス海外事業立ち上げ支援 |
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単価 | 110~110万円/月 |
案件内容 | ・海外事業者との英語によるコミュニケーションとマーケティング活動 ・市場調査、ターゲット分析、顧客要求などの分析 ほか |
求めるスキル・経験 | ・ITサービスのビジネスや技術に関する基本的な理解 ・プロダクト企画/マネジメント経験(顧客フローの詳細な理解、顧客要求の分析、WBSの作成) ・海外事業者との英語によるコミュニケーションスキル |
こちらの業務のクライアント企業は、AI事業を手掛ける企業です。
オンライン上の本人確認サービスについて、海外事業を立ち上げる支援を行う業務で、基本リモートです。ITサービス関連の知識やマネジメント経験、英語でのコミュニケーションスキルなどが求められます。
フリーランスの戦略コンサルに求められる能力
フリーランスの戦略コンサルには、主に次のような能力が求められます。
いずれもフリーランスとして仕事をしていく上で欠かせない能力です。
独立前から日々の業務を通じて能力を磨いておきましょう。
論理的思考力
論理的思考力は、ロジカルシンキングとも呼ばれ、物事を筋道を立てて体系的かつ明確に整理する思考力です。
フリーランスの戦略コンサルタントに限らず、コンサルタントに求められる能力の一つです。
戦略コンサルタントは、クライアント企業の課題解決に向けて、ヒアリング等による情報収集やビッグデータ解析など、多くの散在する情報・データを収集し、俯瞰的・体系的に整理した上で必要な解析を行い、その結果に基づいて提案や助言を行います。
クライアントに対して、なぜその結論に至ったのかを、矛盾や飛躍することなく明快に説明することも求められます。
これらに必要となる論理的思考力は、戦略コンサルタントの仕事上、欠かすことのできない能力と言えます。
調査能力
クライアントの課題解決に向けて、必要な情報を集める調査能力も、戦略コンサルタントに不可欠な能力です。
戦略コンサルタントは、想像や過去の経験のみに基づいて提案・助言を行うわけではありません。
社内外の関係者・現場スタッフへのヒアリング調査や生産現場等の現状調査、ビッグデータなどのデータなど、様々な方法で正確な情報を集め、事実・事象に基づいた仮説を立て、提案として取りまとめます。
クライアント企業の業界・業種特有の事情や市場動向、商習慣なども把握しておく必要があります。
大手コンサルファームなどでは、このような調査業務は経験の浅いアナリストレベルの人が行うことが多いのですが、立場が上になっても、事実を正確に把握・整理して提案を行う流れは共通で、フリーランスの戦略コンサルタントにも当然に求められる能力の一つです。
コミュニケーション能力
フリーランスの戦略コンサルタントには、コミュニケーション能力も求められます。
クライアントに対して提案・助言をわかりやすく伝えるためにはコミュニケーション能力は不可欠で、クライアントの立場で課題解決にあたり、納得してもらう姿勢がとても重要です。
他にも、プロジェクトメンバーに仕事上必要な伝達をしたり、会議をスムーズに進行したり、仕事を獲得するための営業・交渉を行ったり、ヒアリング調査・インタビュー調査を行ったり、と円滑なコミュニケーションが求められる場面が多くあります。
コミュニケーション能力も、フリーランスに限らずコンサルタントに求められる能力の一つですが、フリーランスにとってはより重要な能力と言えるでしょう。
関連記事>>コンサルタントの仕事で必要なコミュニケーション力
マネジメント能力
戦略コンサルタントは、プロジェクトが遅滞なく進むよう段階ごとにタスク管理、メンバー管理、その他の進行管理を行います。
もし、スムーズに進行できていない事柄が見つかれば、早急に対処方法を検討し実行します。
進行管理がうまくいかないと、プロジェクト全体の遅れが生じ、人件費や諸経費が嵩んだり商機を逸したり、と損害が発生する可能性があるため、非常に重要な業務と言えます。
そのために必要となるマネジメント能力も、フリーランスの戦略コンサルタントにとって重要な能力の一つです。
戦略コンサルがフリーランスとして独立を成功させるポイント
戦略コンサルがフリーランスとして独立を成功させるためには、次の3つのポイントが重要です。
プライム(一次請け)案件を紹介できるサービスを見つけ利用する
戦略コンサルがフリーランスとして独立を成功させるためにまず重要なのが、プライム(一次請け)案件を紹介できるサービスを見つけることです。
独立が成功したと言えるためには、好条件の案件を継続的・安定的に受注できることが大前提となるでしょう。
個人の営業や知り合いからの紹介のみではなかなか厳しいことが想定されますので、案件紹介を専門に行っているエージェントを利用するのが現実的でしょう。
ただ、フリーランス向けの案件紹介エージェントは、互いに案件情報を融通しあっていることがあります。
紹介される案件が二次請け、三次請けなど多重請けの案件の場合、間に入るエージェントが増えるのに比例し、抜かれるマージンも増え、受注する戦略コンサルタントの報酬が減ってしまいます。
このため、好条件の案件を獲得するためには、プライム(一次請け)案件を紹介してもらうことがポイントとなり、エージェントの見極めが必要です。
この記事の後半で、おすすめできる戦略コンサルタント向けの案件紹介エージェントを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
案件には全力で取り組みアウトプット品質にこだわる
案件には全力で取り組みアウトプット品質にこだわることも、フリーランスの戦略コンサルタントが成功するためのポイントです。
フリーランスは、クライアントからの評価・評判が良ければその後も優良案件を紹介してもらいやすくなりますし、仕事ぶりが悪ければ依頼が減る、いわば実力勝負の世界です。
一つ一つの案件に全力で取り組み、やる気を示し、かつアウトプットも高品質であれば、次につながる可能性が高くなるでしょう。
特に、独立したての頃は、受注した案件に真摯に取り組み、高いパフォーマンスを発揮することが大切です。
一人で仕事をすることに不慣れだと、想定していたより時間がかかってしまうなどタスク管理がうまくいかないこともあり得ますが、それはクライアントには関係がないことです。
まずは、目の前の案件を丁寧にこなし、着実に良い結果を出すよう心がけましょう。
自身の強みを打ち出す
自身の強みを打ち出すことも重要です。
フリーランスの戦略コンサルタントは、自分自身が商品のようなものですから、顧客に対して自身の強みや特徴を打ち出すことが、長く売れ続けることに繋がります。
特別な強みがなく、幅広く何でもこなす仕事のスタイルもありますが、その方法ではライバルのフリーランス戦略コンサルタントが比較的多く、価格競争に巻き込まれやすいリスクがあります。
価格競争で戦うのではなく、「依頼料は高くてもあの人に頼みたい」と思ってもらえる存在になれれば、中長期的に好条件の案件を受注しやすくなります。
そのため、自分の強みを打ち出し、常にブラッシュアップすることが、フリーランスの戦略コンサルタントとして成功する秘訣と言えます。
戦略コンサルの独立へのステップ
戦略コンサルの独立へのステップとしては、主に次の6段階があります。
それぞれについて解説しますので、参考にしてください。よくわからないことがある場合は、案件紹介エージェントに登録して相談すれば、各種手続きについてもサポートが得られますので、独立前から登録しておくと良いでしょう。
1,個人事業主として開業(もしくは法人を設立)
戦略コンサルタントが独立するにあたりまずすべきことは、個人事業主として開業(もしくは法人を設立)することです。
個人事業主となる場合は、税務署に開業届を提出します。これにより、青色申告で確定申告ができる、事業用の銀行口座を開設できる、といったメリットがあります。
また、必要に応じて国民年金、国民健康保険への切り替えもしておきましょう。
関連記事>>コンサルティング業で起業するには
2,複数の案件紹介エージェントサービスに登録
次に、複数の案件紹介エージェントサービスに登録しましょう。
案件紹介やマッチングを行ってくれるサービスは色々とありますが、一社のみでは案件の情報が偏る場合がありますし、担当者との相性の良し悪しなどもあるので、複数社に登録して比較しながら活用していくことをおすすめします。
なお、案件紹介エージェントは独立前から登録・利用することも可能です。開業手続きやキャリアパスの相談もしたい方は、独立前のタイミングで登録しておいて差し支えありません。
3,案件へ応募
案件紹介エージェントに登録すると、エージェントが希望条件に合致する案件を紹介してくれます。
良さそうな案件が見つかれば、案件へ応募します。応募に必要な事務手続きや書類作成なども、エージェントがサポートしてくれます。
4,発注者との面談
次に、発注者との面談を行います。案件に応募した後、数日後から1週間後くらいのタイミングで行うのが一般的です。
発注者は案件によって異なり、事業会社直下型の案件であれば事業会社、コンサルファームのサブコンであればコンサルファームが発注者となります。
面談では、自分がこの案件に最適の人材であることを示すため、スキル、経験、やる気などをアピールします。
案件の内容・条件面で不明な点がある場合はきちんと確認し、受注後にミスマッチが生じないようにしましょう。
5,受注・契約
案件の受注が決まれば、契約を締結します。案件紹介エージェントを利用している場合は、契約手続きもすべてエージェントで代行してくれます。
契約書は、案件の内容だけではなく、労働環境や損害賠償請求などリスク面の条項もしっかりと確認してください。
6,案件参画
無事に契約が整えば、いよいよ案件に参画します。
案件紹介サービスを通じた案件であれば、案件参画後に悩みや困りごとが生じた場合でも相談することが可能です。
フリーランスの立場では、適切な相談相手がなかなか見つからないことがありますので、心身の負担軽減の意味でもエージェントを利用しておくと心強いでしょう。
フリーランスの戦略コンサルが案件を獲得する方法
フリーランスの戦略コンサルが案件を獲得するには、主に次の3つの方法があります。
知人からの紹介やファーム時代の顧客から受注する方法は、コンスタントに受注し続けるのが難しいデメリットがありますので、安定的に受注するには、案件紹介エージェントを利用するのがもっともおすすめです。
案件紹介エージェントを利用する
案件紹介エージェントを利用する方法は、フリーランスの戦略コンサルが案件を獲得するのに最適な方法です。
案件紹介エージェントは、クライアント企業から案件情報を入手し、フリーランスのコンサルタントに紹介・マッチングを行います。個人の営業では情報を得るのが難しいような、好条件の独自案件も扱っています。
あらかじめ登録して希望条件等を伝えておけば、多くの案件情報の中から希望に沿う案件を紹介してもらえますので、自分で営業する必要は一切ありません。
また、エージェントは常に多くの案件情報を保有しているので、空白期間を作らずに受注することが可能です。
今の案件が終わりそうなタイミングで次の案件を紹介してもらえばコンスタントに仕事をすることができ、収入の安定化が図れます。
案件紹介エージェントは、それぞれに得意分野や特徴がありますので、戦略コンサルタント向けの案件に強いエージェントを選ぶのがコツです。
知人から案件紹介を受ける
知人から案件紹介を受ける方法もあります。
以前は、案件紹介エージェントが今ほど多くありませんでしたので、知人からの紹介は、フリーランスとして独立した人が案件を獲得するもっともオーソドックスな方法でした。
独立前の仕事上やプライベートでの付き合いがある人、各方面の知り合いなどのつてを活用すれば、案件紹介を受けられることがあります。もちろん、継続的に仕事を受注するためには、豊富な人脈を持っていることが必要です。
現在は、案件紹介エージェントを利用すれば、人脈がなくても仕事を受注できますので、人脈の面で自信がない方はエージェントに登録しておくことをおすすめします。
知人からの案件紹介をメインに受注したいとお考えの方は、独立前から日常的に人脈形成に努めることに加え、交流会やセミナー等に参加するなどして人脈を広げておくと良いでしょう。
コンサルファーム時代の顧客から案件を受注する
コンサルファーム時代の顧客から案件を受注することも考えられます。
ファーム時代の顧客にフリーランス独立することを伝えた場合、独立後も引き続き仕事を依頼してくれることがあります。
ただし、ファーム時代の顧客と新たに契約するにあたっては、元のファームとの契約、禁止事項に抵触しないかどうかをしっかりとチェックする必要があります。
顧客情報の持ち出しが営業秘密の漏洩にあたるなど、契約やマナーに反する可能性もありますので、十分注意しましょう。
おすすめの戦略コンサルタント向け案件紹介エージェント
ここでは、戦略コンサルタント向け案件紹介エージェントをご紹介します。案件紹介エージェントは、それぞれに特徴があり、扱っている案件が異なるので、チャンスを広げる意味でも複数社に登録しておくことをおすすめします。
ハイパフォコンサル
ハイパフォコンサルは、フリーランスコンサルタント向けに特化した案件紹介エージェントです。
案件の約6割以上が月単価120万円以上となっていて、高単価案件が見つかりやすいのが特徴です。
創業から20年以上の実績を背景に、クライアント企業からも信頼を得ていることから、独自の優良案件が多数揃っています。M&A、事業計画、経営、事業再生など、戦略コンサルタント向けの案件も充実しています。
クライアント企業は、プライム上場企業、外資系など多様で、リモート案件などもあるので、希望の案件が見つかりやすいでしょう。
支払いサイトは当月末締め翌月15日払いと業界最速水準を誇っていて、税理士等の紹介もしてもらえますし、コーディネーターによるサポートも受けられるので、独立したての方、資金繰りが厳しい方にも利用をおすすめします。
運営会社 | INTLOOP株式会社 |
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公式サイト | https://www.high-performer.jp/consultant/ |
公開案件数 | 8,089件(2024年10月13日現在) |
主な求人職種 | PM・PMO、IT関連、SAP、戦略系 ほか |
Professionals On Demand(POD)
Professionals On Demand(POD)は、フリーランスコンサルタント向けの案件紹介サービスで、ハイクラス案件に強いエージェントです。
戦略コンサルタントのほか総合コンサルやIT企業などの出身者が多く登録しており、高単価の上流案件が豊富に揃っています。
独自のコネクションにより案件を獲得しており、独自審査を通過した質の高い案件のみを扱っているので、好条件の案件を紹介してもらいやすいメリットがあります。
低稼働率の案件やリモート案件も多く、働き方にこだわりたい方にも利用しやすいエージェントです。
案件開始後のサポートや中長期的なサポートにも注力しているので、安定的に仕事をしたい方にもおすすめします。
運営会社 | ランサーズ株式会社 |
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公式サイト | https://pod.jp/consultant/ |
公開案件数 | 870件(2024年10月13日現在) |
主な求人職種 | IT系(システム導入PMO /データ利活用など)、戦略系(経営企画/M&A /BPRなど) ほか |
プロコネクト
プロコネクトは、フリーランスコンサルタント向けの案件マッチングサービスです。
ITやDXプロジェクト、PMOなどを得意としています。
マージン率(紹介手数料)が業界最低水準なので、同様の業務でも仕事をしたコンサルタント側の手取りが多くなりますし、依頼する企業側もコストを抑えられるメリットがあります。
マージンの割合が8〜15%と公表されていることも特徴で、明朗かつ透明性の高い仕組みなのでコンサルタント、企業とも安心して利用できます。
優秀なフリーランスが多数登録している分、クライアント企業からの信頼も厚く、優良案件が多くなっています。
運営会社もコンサルファームであることから、クライアント企業の意向もきちんと把握しており、マッチング率も高くなっています。
PMO、SAPなどの案件を手掛けたい方は、ぜひ登録しておくべきエージェントと言えます。
運営会社 | 株式会社WorkX |
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公式サイト | https://pro-connect.jp/ |
公開案件数 | 非公開(2024年10月13日現在) |
主な求人職種 | PMO、SAPコンサルタント、SAPエンジニア ほか |
フリーランスの戦略コンサルについての疑問Q&A
フリーランスの戦略コンサルについてのよくある疑問をQ&A形式で紹介します。
フリーランスはわからないことがあっても、適切な相談相手がいないことがあります。
あらかじめ案件紹介エージェントに登録しておけば、仕事上の悩みやキャリアパスなども相談することができますのでおすすめです。
フリーランスの戦略コンサルタントの報酬体系は?
フリーランスの戦略コンサルタントの報酬体系は、稼働時間に比例する場合や、プロジェクト毎に一定の金額が決められる場合があります。
フリーランスの戦略コンサルタントにとってもっとも一般的な契約方法は、報酬の月単価を設定し、稼働率に応じて報酬金額を算定する方法です。
たとえば、月単価200万円のプロジェクトで稼働率80パーセントの場合、160万円が報酬金額となります。
フリーランス戦略コンサルの働き方にはどのような種類がある?
フリーランス戦略コンサルの働き方には、事業会社と戦略コンサルタントが直接契約して働く方法や、コンサルファームと契約し、コンサルファームの一員としてプロジェクトに参画する方法があります。
戦略コンサルでフリーランスが向いている人の特徴は?
戦略コンサルでフリーランスが向いているのは、次のような人です。
- 高いスキル・知識や豊富な経験がある人
- 誰にも負けない、高い専門性を有している人
- 自分が先頭に立ってプロジェクトを進めたい人
- コミュニケーション能力に長けている人
- 一人でも必要事項をこなせるマネジメント能力がある人
自分が本当に向いているかどうか不安に感じている方は、独立前に案件紹介エージェントに登録し、どのような案件があるのかや向いている人の特徴などを聞いてみると良いでしょう。
フリーランスの戦略コンサルの主なキャリアパスは?
フリーランスの戦略コンサルの主なキャリアパスとして、事業会社の経営・事業戦略等の部署や、投資銀行・ファンドなどの金融系企業に転職することが考えられます。
また、スタートアップ企業に経営陣の一人として参加したり、自身で起業したりする道もあります。
フリーランスの戦略コンサルとして独立前に準備することはある?
フリーランスの戦略コンサルとして独立前に準備することは、実務経験を通じてスキルや知識を身に着ける、独立後に役立ちそうな資格があれば取得する、独立後の案件獲得を見込んで人脈形成に努める、といったことです。
また、器用貧乏でなかなか案件を獲得できない事態を避けるため、強く打ち出せる専門性をしっかりと確立しておきましょう。
フリーランスの戦略コンサルが失敗するケースとは?
フリーランスの戦略コンサルが失敗する代表的なケースに、案件がなかなか獲得できないことが挙げられます。
理由としては、営業が思うようにできない、案件の条件を高望みしすぎてしっくりくる案件が見つからない、ある程度何でもこなせるため専門性を打ち出せず案件を獲得できない、といったことがあります。
また、特定の優良顧客からの案件ばかりに依存していると、突然すべての仕事を失うことになりかねません。
安定的に案件を獲得するためには、案件紹介サービスに登録しておき、自分の希望や実力に見合った案件を継続的に紹介してもらうことをおすすめします。
未経験でもフリーランスの戦略コンサルになれる?
法制度上は、戦略コンサルタントになるために必要な資格などは特にありませんので、誰でも戦略コンサルタントを名乗ることができます。
ただし、フリーランスの戦略コンサルとしてきちんと収入を得るためには、様々な知識や経験、スキルが必要で、未経験でフリーランスの戦略コンサルになるのは現実的とは言えません。
未経験の人は、コンサルファームに転職するなどしてコンサルタントとしての実務経験を積むのが最優先です。
なお、経営コンサル、ITコンサルなど、戦略系以外のコンサル経験がある場合は、戦略コンサルとしては未経験でも、案件に参画できることもあります。
その場合は、フリーランスの戦略コンサルタント向け案件を多く保有しているエージェントに相談すれば、参画可能な案件を紹介してもらえる可能性があるでしょう。
フリーランスの戦略コンサルまとめ
この記事では、フリーランスの戦略コンサルタントが独立するメリット・デメリットや独立を成功させるポイント、契約形態、報酬単価相場などについて解説しました。
フリーランスの戦略コンサルタントは、現在、需要が拡大していて、報酬単価も高いため、独立の利点が多くあります。
ただし、好条件の案件を継続的に受注するためには、個人の営業力のみではなかなか厳しく、案件紹介エージェントに登録して案件を紹介してもらうのが現実的な方法と言えます。
記事内でご紹介した案件紹介エージェントは、いずれもフリーランスの戦略コンサルタント向けの案件を豊富に保有しており、サポートの質も高いおすすめのエージェントですので、ぜひ複数社に登録して利活用してみてください。
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サービス名
特徴
POD
プロコネクト
面談後、即日案件紹介してくれるスピード感が強み。
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