近年、DX推進や大規模システム刷新の増加により、プロジェクトの進行を支えるPMO人材の需要は急速に高まっています。特にフリーランスとして活動するPMOは、高単価案件や柔軟な働き方を実現できる一方で、自分に合った案件を獲得するためにはエージェントの活用が欠かせません。
しかし、エージェントごとに取り扱う案件や得意分野、サポート体制は異なるため、どこを選ぶかでキャリアの方向性や収入に大きな差が生まれます。そこで本記事では、PMOフリーランスにおすすめのエージェント13社を最新情報に基づいて厳選しました。
案件の特徴やサポート内容を比較しながら、自身に合うエージェントを見つける参考にしてください。
フリーコンサル向けおすすめ案件紹介サービス5選
サービス名 | 特徴 |
業界最大級の案件数!報酬180万円を超える案件が500件以上。 フルリモートや稼働率が低い案件など、豊富な案件を保有。多様な経歴のコンサルタントを積極採用 |
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独占・高額案件(150~200万円/月以上)の割合が業界最高水準!IT領域に強み。独自のネットワークを活かし、直請け(エンド直、元請け)案件のみの取扱い。ITコンサル/PMOにおすすめ。 |
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新規案件多数!戦略・業務・IT領域で毎月300件以上の案件を取り扱い |
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案件掲載数9,300件以上!プライム案件多数だから月額200万円以上の高額案件もあり! 独自のネットワークを通じ他社にオープンになっていない案件を最短1週間で参画可能 |
平均単価193万円!DX・デジタル案件に特化。 コンサルファーム・大手SIer・大手ソフトウェア会社出身者におすすめ |
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監修者:
本多 翔
フリーコンサル株式会社 代表取締役
大学院卒業後、EYアドバイザリー株式会社(現EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング)にてコンサルティング業務に従事。その後、フリーコンサルとして多様なプロジェクトを経験したのち、フリーコンサル株式会社を創業。現在はコンサルタントやハイクラス人材向けに転職・フリーランス案件を紹介する「フリーコンサルエージェント」の運営とともに、大手企業を中心にマーケティングや業務改革支援などのコンサルティング事業を展開している。
PMOフリーランスにおすすめのエージェント
PMOフリーランスとして独立している方、あるいは独立しようと考えている方におすすめの案件紹介エージェントを紹介します。
ハイパフォコンサル

引用元:ハイパフォコンサル
- PM・PMOに強い高単価案件が豊富
- 直請け・非公開案件を多数保有
- 稼働後のフォロー体制も充実
ハイパフォコンサルは、PM・PMOを中心に多様なコンサル案件を紹介するフリーランス向けエージェントです。運営元のINTLOOPは21年にわたりフリーコンサル支援を行っており、累計登録者数は49,000名以上※。一部上場企業や外資系企業からの直請け案件が多く、非公開案件も豊富に取り扱っています。
扱うプロジェクトは、管理型PMOや支援型PMOといったPMO系はもちろん、SAP導入やDX推進、業務改革など上流フェーズの案件が中心。PMO領域のスキルを活かしやすく、かつ高単価も狙える点が魅力です。
また、担当コンサルタントによる継続的なサポート体制も整っており、参画後も安心して稼働できるのが特長。初めてフリーランスとして働く方にもおすすめのエージェントです。
参照元
ハイパフォコンサルの基本情報 | |
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運営会社 | INTLOOP株式会社 |
公式サイト | https://www.high-performer.jp/consultant/ |
公開案件数 | 8,192件(2025年9月24日現在) |
主な職種 | PM・PMO、IT関連、SAP、戦略系、その他 |
案件例
SAP/SaaS活用AI推進PMO(リード) | |
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単価 | 〜160万円/月 |
期間 | 2025年10月〜12月 または 2025年10月〜翌年3月 |
稼働率 | 60〜100% |
支援内容 |
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金融施策PJ群のユーザー側PMO支援(複数名体制) | |
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単価 | 〜130万円/月 |
期間 | 2025年10月〜中長期(2〜3年予定) |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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金融モダナイゼーションPJ支援(ベンダー側PMO) | |
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単価 | 〜110万円/月 |
期間 | 2025年10月〜長期 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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※全て記事執筆時点の情報のため、現在は募集終了している可能性があります
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THE CONSUL

引用元:THE CONSUL
- 現役コンサルによるマッチングとサポート
- PMO含む上流案件を豊富に掲載
- 高単価×直請け比率の高さが魅力
THE CONSULは、現役フリーコンサルタントが立ち上げたマッチングサービスで、PMO案件を含む上流工程のプロジェクトに強みを持ちます。運営メンバー自身がコンサル経験者であるため、フリーランスが直面しがちな悩みや希望に対して、本質的な視点から案件紹介やサポートが受けられるのが特徴です。
取り扱う案件は、大手企業のPMO支援やERP導入プロジェクト、クラウド移行、セキュリティシステムのPMOなど幅広く、稼働率や報酬条件の明確な高単価案件も豊富。特に、現場との距離感が近く、実務に直結した支援内容を重視したい方にとってマッチしやすい環境です。
加えて、直請け案件の比率が高く、企業との距離も近いため、柔軟な調整や交渉がしやすい点も魅力。スタッフも全員がコンサル出身のため、やり取りのスムーズさや安心感にも定評があります。
THE CONSULの基本情報 | |
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運営会社 | Shine Craft株式会社 |
公式サイト | https://theconsul.jp/ |
公開案件数 | 160件(2025年9月24日現在) |
主な職種 | 戦略、新規事業開発、ITコンサル、PMO、DX、BPRほか |
案件例
大手物流会社向けグローバル統合に係るセキュリティシステム導入PMO | |
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単価 | ~140万円/月 |
期間 | 2025年9~10月 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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大手銀行向けシステム開発案件推進 | |
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単価 | ~140万円/月 |
期間 | 2025年9~11月 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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プライバシーテックSaaSシステムの導入・運用支援 | |
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単価 | ~120万円/月 |
期間 | 2025年9~11月 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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※全て記事執筆時点の情報のため、現在は募集終了している可能性があります
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ProConnect(プロコネクト)
- PMOや業務改革領域の高単価案件が豊富
- 報酬支払いが業界最速の9営業日
- スピーディかつ質の高い対応力に定評あり
ProConnectは、PMOや業務改革・IT推進系のプロジェクトに強みを持つフリーコンサルタント向けエージェントです。毎月300件以上の新規案件を取り扱っており、大手通信・製造・金融企業などの中長期案件や、稼働率の調整がしやすいポジションも豊富です。プライム案件や上流工程のPMO支援など、フリーランスとしてのキャリアの幅を広げやすい環境が整っています。
また、業界でも珍しい「報酬9営業日払い」の制度を導入しており、資金繰りの不安が少ない点も魅力。案件への参画スピードも早く、書類審査後すぐに面談〜アサインが進むため、フリーランス初心者にも心強いサポート体制が整っています。
担当者との連携もスムーズで、コミュニケーションの質に関しても高評価。スクリーニング基準が明確な分、スキルや希望にマッチした質の高い案件紹介が期待できます。
ProConnect(プロコネクト)の基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社WorkX |
公式サイト | https://pro-connect.jp/ |
公開案件数 | 350件(2025年9月24日現在) |
主な職種 | 戦略コンサル、業務コンサル、ITコンサル |
>>ProConnect(プロコネクト)の高単価案件を見てみる
案件例
エネルギー業向け_システム刷新におけるPMO支援 | |
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単価 | 130~145万円/月 |
期間 | 2025/10/01〜2025/12/31 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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製造業向け_Windchill導入グローバルプロジェクトのPMO | |
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単価 | 110~130万円/月 |
期間 | 2025/11/01〜2026/01/31 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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AIガバナンス運用実現のためのSaasツール選定・導入プロジェクト PMO | |
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単価 | 140~160万円/月 |
期間 | 2025/10/01〜2026/06/30 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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デジタル人材バンク

引用元:デジタル人材バンク
- 人月単価平均201万円、上場企業案件が7割超
- DX・PMO・戦略など上流工程の案件が中心
- PwC出身代表による丁寧なキャリア支援
デジタル人材バンクは、戦略・業務・ITコンサルタントに特化した案件紹介サービスです。取り扱う案件は、DX戦略策定、PMO、業務改革、新規事業立案など、上流工程が中心。
人月単価の平均は201万円(最高350万円)と高水準で、案件の約7割が上場企業による直請け案件となっており、質と条件の両面で魅力的な案件に出会えます。
特にPMO領域では、全社DX推進やグローバルシステム導入プロジェクトといった難易度の高い案件も多数。フルリモートや柔軟な稼働率の案件も多く、現場に合わせた働き方を実現できます。
書類審査を通過した方のみに案件紹介が行われるスクリーニング制を採用しており、登録者と企業双方にとってミスマッチの少ないマッチングが可能です。
デジタル人材バンクの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社クラウド人材バンク |
公式サイト | https://consultant.digital.hr-bank.co.jp |
公開案件数 | 49件(2025年9月24日現在) |
主な職種 | 戦略コンサル、ITコンサル、新規事業開発、BPR/業務設計など |
案件例
運送業のデバイス刷新に伴うシステムと端末入替におけるPMO支援 | |
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単価 | ~225万円/月 |
期間 | 2025/10/01~ |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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百貨店における全社DXプロジェクトのPMO支援(CRM領域) | |
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単価 | ~225万円/月 |
期間 | 2025/10/01~ |
稼働率 | 80%~ |
支援内容 |
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食品業界におけるPMI実行支援(移行/テスト工程) | |
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単価 | ~225万円/月 |
期間 | 即日~ |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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レバテックフリーランス

引用元:レバテックフリーランス
- IT関連の案件数が多く取引社数は10,000社以上※
- マイページ機能からスカウト・非公開案件の獲得が可能
- 案件獲得に利用できる機能が豊富に搭載
レバテックフリーランスは、IT専門の案件を取り扱うフリーランスエージェントです。IT関連の案件数が多く、取引社数は10,000社以上※となっています。IT職種ごとに専門アドバイザーが在籍しているので、作業内容や技術環境などの専門性の高い相談が可能です。
経験やスキルが正しく評価されるため、プロジェクト参画後の単価アップを期待できます。登録者限定機能としてマイページ機能が搭載されており、スカウトを受けたり非公開案件をチェックしたりすることが可能です。
市場分析ダッシュボードや商談スケジュール確認・リマインダー、稼働状況確認ウィジェットなど便利な機能も豊富に用意されています。IT関連の幅広い案件数を求める方は、レバテックフリーランスの利用がおすすめです。
参照元
※ レバテックフリーランス (※2023年7月時点)
レバテックフリーランスの基本情報 | |
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運営会社 | レバテック株式会社 |
公式サイト | https://freelance.levtech.jp/ |
公開案件数 | 106,563件(2025年9月24日現在) |
主な職種 | SE、プログラマー、エンジニア、ゲームクリエイター、 デザイナー、企画・マーケティング など |
案件例
【PMO】鉄道会社向け横断統括管理 | |
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単価 | ~165万円/月 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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【PM/PMO】セキュリティ企画構築フェーズ伴走 | |
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単価 | ~165万円/月 |
稼働率 | 60% |
支援内容 |
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【PM】グローバル企画部門ビジネス推進支援 | |
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単価 | ~155万円/月 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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フリーコンサルタント.jp

引用元:フリーコンサルタント.jp
- 1,000社以上の取引実績、業界最大級の案件数
- PMOやDX、IT領域の高単価案件が豊富
- 上場企業が運営、信頼性抜群
フリーコンサルタント.jpは、フリーランスコンサルタント向けの案件紹介サービスで、PMOやDX、ITコンサルなどの専門的な分野に特化した高単価案件を取り扱っています。運営母体は東証グロース上場企業の「みらいワークス」で、1,000社以上の取引実績があり、信頼性と安定感は業界トップクラス。
同サービスでは、月額単価100万円以上の案件が豊富に取り揃えられており、案件数は毎月300件以上追加されています。特にPMO案件は大手企業を中心に多く、100%稼働の案件やフルリモート勤務の案件も多数紹介。さらに、案件ごとのマッチング精度が高く、専任コーディネーターがあなたの経験とスキルに最適な案件をスピーディに提案してくれます。
また、登録後は稼働中サポートが充実しており、参画先企業との関係構築を支援。案件参画後も、フィードバックを通じて次回の案件に活かせるアドバイスを提供するなど、長期的なキャリア支援にも力を入れています。
フリーコンサルタント.jpの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社みらいワークス |
公式サイト | https://freeconsultant.jp/ |
公開案件数 | 6,247件(2025年9月24日現在) |
主な職種 | 戦略、PMO、IT、その他 |
案件例
<大阪府/長期>システム開発プロジェクトでのテックリード支援 | |
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単価 | 120〜150万円/月 |
期間 | 2025年10月〜(長期予定) |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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<基本リモート>信用調査会社におけるシステムエンハンス支援(PL) | |
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単価 | 80〜100万円/月 |
期間 | 2025年10月〜2026年6月(10月中旬開始予定) |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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<急募>生命保険会社の自社アプリにおける共通ID化支援(PMO) | |
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単価 | 100万円〜/月 |
期間 | 2025年10月〜2026年3月 |
稼働率 | 100% |
支援内容 | 進捗・課題・リスク管理枠組みの構築 議事録作成 QA課題の整理 プロジェクト推進体制の補強 |
※全て記事執筆時点の情報のため、現在は募集終了している可能性があります
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クラウドワークステック

引用元:クラウドワークステック
- リモートワーク案件数業界トップクラス
- 案件継続率90%以上※
- IT・ベンチャーから自治体・大手まで多種多様な案件を用意
クラウドワークステックは、PMOフリーランスとして活躍したい方に適したエージェントサービスです。リモートワーク案件数は業界トップクラスを誇り、働く場所に縛られない柔軟な働き方を実現できます。
案件は主に、IT・Web系のスタートアップから大手企業、さらには自治体に至るまで多岐にわたり、経験やスキルに応じて最適な案件に出会える環境が整っています。また、案件継続率は90%以上※と非常に高く、長期的な関係構築や安定した稼働を希望するフリーランスにとっても安心です。
専任のエージェントが丁寧にヒアリングを行い、プロジェクト内容や働き方にマッチした案件を提案。PMOとしての経験を活かし、次のキャリアステージへと踏み出すための強力なパートナーとなってくれます。
参照元
クラウドワークステックの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
公式サイト | https://tech.crowdworks.jp/ |
公開案件数 | 733件(2025年9月24日現在) |
主な職種 | IT・PMO、エンジニア、デザイン系 など |
案件例
会員・EC基盤統合に向けたグランドデザインフェーズのビジネス検討支援(ビジネスPM) | |
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単価 | 〜170万円/月 |
稼働率 | 40〜100% |
支援内容 |
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官民連携グローバルデータプラットフォーム構築PJのPMO支援 | |
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単価 | 〜125万円/月 |
期間 | 3ヶ月 |
稼働率 | 60〜100% |
支援内容 |
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SAP S/4 Public Cloud ロールアウト支援 | |
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単価 | 〜110万円/月 |
期間 | 即日〜長期 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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※全て記事執筆時点の情報のため、現在は募集終了している可能性があります
プロフェッショナルハブ

引用元:プロフェッショナルハブ
- 商流が浅く、高単価案件が豊富
- 幅広い業界と多様な案件スタイル
- キャリアアップ支援とサポートが充実
プロフェッショナルハブは、PMOや戦略・業務改善系のフリーランスコンサルタント向けに、商流が浅く高単価な案件を多数取り扱うエージェントです。運営母体のLTSグループは、コンサルティングファームやSIer、事業会社から直接依頼を受ける案件が多く、収入面でも満足度の高い案件を提供しています。
特にPMO案件では、大手企業のDX推進やシステム導入支援、業務改革など、上流工程に携わるチャンスが豊富です。さらに、低稼働案件やスポット稼働、地方案件、副業や顧問案件も取り揃えており、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
加えて、プロフェッショナルハブでは案件の紹介から参画後のサポートまで、キャリアアップ支援にも力を入れています。フリーランス同士のネットワーク構築や独立支援も提供しており、安心して長期的に活躍できる環境を提供しています。
プロフェッショナルハブの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社エル・ティー・エス リンク |
公式サイト | https://professional-hub.jp/ |
公開案件数 | 非公開(2025年9月24日現在) |
主な職種 | PM/PMO、IT関連、その他 |
案件例
大手日本企業向けCMS/コマース基盤構築プロジェクト支援 | |
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単価 | スキル見合い |
稼働率 | 50〜100% |
支援内容 |
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SaaSベンダー向け給与システム導入支援プロジェクト | |
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単価 | 150〜180万円/月 |
稼働率 | 25〜50% |
支援内容 |
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金融機関 海外市場システムモダナイゼーション支援 | |
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単価 | 70〜90万円/月 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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※全て記事執筆時点の情報のため、現在は募集終了している可能性があります
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offeeer(オファー)

引用元:offeeer(オファー)
- PM・PMOをはじめ幅広い領域に対応
- キャリアや理想の働き方に合わせた丁寧な提案
- 参画後も安心の継続サポート体制
offeeer(オファー)は、PMOやIT・業務コンサルタントを中心に、プロ人材向けの案件をマッチングするエージェントサービスです。キャリアの方向性や働き方の希望を丁寧にヒアリングし、スキルだけでなく志向にもマッチした案件提案を行うのが特長です。
報酬条件や稼働率、リモート可否なども柔軟に対応可能で、PMO案件においても多様な選択肢を提示してくれます。案件参画後も、プロジェクトの現場で発生する不安や悩みに対して、継続的にサポートを受けられる体制が整っているのも魅力の一つ。
実際の利用者からも、「参画後もこまめにフォローがあった」「初回面談から丁寧に対応してくれた」といった声が多数寄せられています。安心して長期的に働ける環境を重視するPMO人材にとって、心強いパートナーとなるエージェントです。
offeeer(オファー)の基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社meher |
公式サイト | https://www.offeeer.jp/ |
公開案件数 | 655件(2025年9月24日現在) |
主な職種 | 戦略コンサル・ITコンサル・エンジニア・PMO・マーケターなど |
案件例
開発推進ライン支援 | |
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単価 | 〜130万円/月 |
期間 | 2025年10月〜2027年5月 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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BPRプロジェクト支援 | |
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単価 | 150万円/月 |
期間 | 2025年10月〜 |
稼働率 | 100% |
支援内容 | 各部門の施策実行計画推進に向けた進捗・課題管理 全体PMOへの報告・協議 部門課題に対する提案・支援 施策推進の確実な実行サポート |
営業組織課題解決支援 | |
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単価 | 〜115万円/月 |
期間 | 2025年10月〜 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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※全て記事執筆時点の情報のため、現在は募集終了している可能性があります
エンベスト

引用元:エンベスト
- IT・機電の両分野に対応した幅広い案件
- 都市部から地方まで全国52拠点でサポート
- PM・PMOの高単価・長期案件も多数保有
エンベストは、ITエンジニアと機電系エンジニアの双方に対応したフリーランスエージェントで、PM・PMO領域の案件にも強みを持っています。
スタートアップから大手企業、中央官庁向けまで幅広いクライアントとの取引実績があり、100万円/月を超える高単価案件や、長期的に安定して稼働できるプロジェクトも豊富です。
特にPM・PMO人材には、上流工程から関われるインフラ構築や大規模システム開発など、スキルを活かしながらキャリアアップを図れる案件を多数用意。全国52拠点のネットワークを活かしたサポート体制も整っており、都市部だけでなく地方案件にも対応可能です。
また、専任コンサルタントによる丁寧なヒアリングと継続支援を通じて、初めてのフリーランスとしての挑戦から中長期的なキャリア設計までしっかりとサポートしてくれるのも魅力。PM・PMO領域で着実に実績を積みたい方にとって、非常に心強いエージェントといえるでしょう。
エンベストの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社アウトソーシングテクノロジー |
公式サイト | https://enbest.jp/ |
公開案件数 | 非公開(2025年9月24日現在) |
主な職種 | プログラミング言語、インフラ技術、コンサル、デザイナー等 |
案件例
ログ管理/IT資産管理システムのプリセールス支援 | |
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単価 | 70〜100万円/月 |
支援内容 |
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インフラ構築支援 | |
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単価 | 100万円/月 |
支援内容 |
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要件定義、設計、構築、運用支援までの全フェーズ | |
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単価 | 100万円/月 |
支援内容 |
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※全て記事執筆時点の情報のため、現在は募集終了している可能性があります
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テックビズ(TECHBIZ)

引用元:テックビズ(TECHBIZ)
- 稼働継続率97%超※の高水準サポート
- 即日払い・税務代行など充実の制度
- フルリモート・地方案件も豊富に保有
TECHBIZ(テックビズ)は、高い稼働継続率と手厚いサポート体制を誇るフリーランス向けエージェントです。PM・PMO人材向けにも、高単価かつ安定稼働可能な案件を多数保有しており、最短3日で参画可能なスピード感ある支援が魅力です。
コンサルタントはIT知識を備えた社内試験合格者のみが担当し、スキルや志向性に合致したマッチングを徹底。税務代行・インボイス制度対応・即日払い・健康診断支援など、実務以外の不安にも細やかに対応しています。また、土日・平日夜間も相談可能な体制が整っているため、現職中からの準備や相談もスムーズです。
初めての独立から実績あるフリーランスの方まで、長期的なキャリア形成を視野に入れた支援を行っており、PM・PMOとして安定して働きたい方に最適なサービスです。
参照元
※ TECHBIZ
テックビズ(TECHBIZ)の基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社テックビズ |
公式サイト | https://freelance.techbiz.com/ |
公開案件数 | 19,666件(2025年9月24日現在) |
主な職種 | ITエンジニア |
案件例
【SAP】グローバルテンプレート海外拠点展開 PMO支援 | |
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単価 | 99〜104万円/月 |
支援内容 |
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【PMO経験】保守移管PMO支援 | |
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単価 | 102〜107万円/月 |
支援内容 |
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【PMO】システム刷新進捗課題管理PMO | |
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単価 | 83〜88万円/月 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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※全て記事執筆時点の情報のため、現在は募集終了している可能性があります
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エンジニアファクトリー

引用元:エンジニアファクトリー
- 年商最大300万円アップ&継続率95.6%※
- 最短24時間以内のスピード案件紹介
- 福利厚生・保険などフリーランス支援制度が充実
エンジニアファクトリーは、PMOを含む幅広い職種のフリーランス案件を取り扱うエージェントです。特にPMO案件では、スケジュール管理やステークホルダー調整といった実務を担うプロジェクトに数多く携われるのが魅力です。
また、業界トップクラスの年収アップ実績を誇り、年商最大300万円アップを実現した例もあります。案件紹介から契約まで最短24時間で進むスピード感も強みで、継続率は95.6%※と安定的な稼働が期待できます。さらに、報酬即日払いサービスや所得保障保険など、フリーランスが安心して働ける福利厚生制度も整備されています。
コンサルタントは利用者の希望やキャリアに寄り添った提案を行い、参画後も継続的にフォロー。PMOとしてキャリアを積みたいフリーランスにとって、収入面と働きやすさの両面で心強いパートナーとなるエージェントです。
参照元
※ エンジニアファクトリー(※2023年6月~11月当社実績)
エンジニアファクトリーの基本情報 | |
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運営会社 | アイムファクトリー株式会社 |
公式サイト | https://www.engineer-factory.com/freelance |
公開案件数 | 9,874件(2025年9月24日現在) |
主な職種 | インフラエンジニア、ネットワークエンジニア |
案件例
政府系金融機関向けデスクトップ提案支援リーダー | |
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単価 | 125~135万円/月 |
支援内容 |
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決済基盤開発におけるスクラムマスター | |
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単価 | 83~90万円/月 |
支援内容 |
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自治体・官公庁向けプリセールス・コンサル案件 | |
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単価 | 104~113万円/月 |
期間 | 長期 |
支援内容 |
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※全て記事執筆時点の情報のため、現在は募集終了している可能性があります
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HiPro Tech(ハイプロテック)
- 企業と直接契約で高単価・中長期案件が豊富
- 自社開発案件70%以上、週3日以下稼働案件も25%※
- パーソルキャリア運営の安心サポート体制
HiPro Tech(ハイプロテック)は、パーソルキャリアが運営するIT・テクノロジー領域に特化したフリーランスエージェントサービスです。
最大の特徴は、企業と直接契約を結べる点。中間マージンが発生しないため、高額報酬が期待でき、契約更新率も75%※1と安定的な稼働が可能です。
PMやPMO案件も豊富に扱っており、要件定義や開発ディレクション、DX推進など、上流工程やマネジメント領域で活躍できる案件が揃っています。自社開発案件が全体の7割以上を占め、さらに週3日以下の稼働案件が25%※2と、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が実現可能です。
また、パーソルグループのバックグラウンドを活かし、面談調整や契約手続き、参画後のフォローまで専任担当者が徹底サポート。案件リクエスト機能により、次回契約を見据えた紹介も受けられるため、長期的なキャリア形成を考えるPMOにとって頼れる営業パートナーとなります。
参照元
※ HiPro Tech(ハイプロテック)「サービスについて」(※1 当社調べ2022年10月~2023年6月実績)
HiPro Tech(ハイプロテック)の基本情報 | |
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運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公式サイト | https://tech.hipro-job.jp/ |
公開案件数 | 5,589件(2025年9月24日現在) |
主な職種 | エンジニア、PM/PMO、データサイエンティスト、 IoTエンジニア、ITコンサル、デザイナーなど |
>>HiPro Tech(ハイプロテック)の高単価案件を見てみる
案件例
Google WorkspaceからM365へのグループウェア移行PMO支援 | |
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単価 | 110~140万円/月 |
稼働率 | 80~100% |
支援内容 |
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ネット銀行向け要件定義支援(PM/PMO) | |
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単価 | 90~100万円/月 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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【PMO/1人月/リモート】デジタル通貨PF開発支援PJT横断調整・最適化推進 | |
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単価 | 100~130万円/月 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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※全て記事執筆時点の情報のため、現在は募集終了している可能性があります
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PMOフリーランス向けエージェントの選び方
PMO案件は需要が高い一方で、求められるスキルや役割が多岐にわたるため、エージェントの選び方が成果を大きく左右します。以下でそれぞれの着眼点を解説していきます。
取り扱い案件の質・量をチェックする
まず注目すべきは、エージェントがどのようなPMO案件を保有しているかです。案件の数が豊富であっても、実際に提示されるのが下請けや条件の厳しい案件ばかりでは意味がありません。
直請け比率が高く、単価や稼働条件が明確な案件を多く扱っているかを確認することが大切です。また、長期案件と短期案件のバランスや、リモート・常駐などの働き方の幅も重要な判断軸となります。
面談前に事例を見せてもらったり、公開案件と非公開案件の違いを比較することで、エージェントの強みが把握しやすくなるでしょう。
キャリア支援の手厚さを確認する
単に案件を紹介するだけでなく、参画後のフォローやキャリア相談を行ってくれるかも重要な比較ポイントです。PMOはプロジェクトに深く関与する立場のため、長期的なキャリア形成とスキルの棚卸しが欠かせません。
面談時に職務経歴を整理してくれる、次の案件に向けた準備を一緒に考えてくれるなど、伴走型のサポートがあるエージェントは安心感があります。
また、単発の案件紹介にとどまらず、次のキャリアステップまで見据えた提案があるかどうかを見極めることが、エージェント選びを成功させる鍵となります。
志向とエージェントの得意分野が合っているか確認する
エージェントごとに注力分野は異なり、IT・金融・製造など業界特化型もあれば、戦略寄りや実行支援寄りといった違いもあります。自身が目指すキャリアや希望する働き方と、エージェントの得意領域が一致しているかを確認することが不可欠です。
例えば、上流工程を志向する人が運用系案件ばかり扱うエージェントを選んでもミスマッチにつながります。公式サイトや面談時の説明で「どの領域に強いのか」を把握し、複数社を比較することで、自分に合ったパートナーを選びやすくなるでしょう。
PMOフリーランス向けエージェントの活用のコツ
エージェントは案件を得るための窓口であると同時に、キャリアの方向性を形作るパートナーでもあります。せっかく登録するなら、受け身で紹介を待つのではなく、主体的に活用することが成果につながります。
経歴や希望条件を正確に伝える
エージェントに経歴や希望を曖昧に伝えると、実際の案件提案が自分の志向とずれてしまう可能性があります。PMOはプロジェクトの進行管理や調整力が重視されるため、これまでの経験を具体的に共有することが大切です。
特に得意とする業界、対応可能な稼働率、希望報酬レンジなどを正確に提示することで、条件に合致した案件を優先的に紹介してもらいやすくなります。最初の段階で情報を整理しておくことが、案件獲得のスピードと質を高めるポイントです。
複数エージェントを併用して比較する
一社だけに頼るよりも、複数のエージェントを併用することで、自分に合う案件や支援スタイルを見極めやすくなります。取り扱う案件の幅や単価条件、フォロー体制はエージェントによって大きく異なります。
そのため、複数社を比較検討し、自分に最も合うエージェントを選択することが重要です。また、並行して活用することで案件の選択肢が広がり、タイミングを逃さず効率的に参画できるというメリットもあります。併用は手間がかかりますが、その分リスク分散と最適化につながります。
案件参画後も定期的にコミュニケーションを取る
案件に参画した後も、エージェントとの関係を途切れさせないことが大切です。定期的に状況を共有することで、契約更新や次の案件紹介にスムーズにつながります。
また、現場での課題やキャリア上の悩みを相談できる相手としても、エージェントは有効な存在です。特に長期案件では環境の変化や新しいスキル習得の機会が出てくるため、それを伝えることで将来のマッチング精度も高まります。
単なる仲介役ではなく、伴走するパートナーとして関係を築く意識が重要です。
PMOフリーランス向けエージェントの利用の流れ
PMO案件に参画する際、エージェント利用の流れを理解しておくことで、登録から参画までをスムーズに進められます。
会員登録
まずはエージェントの会員登録が必要です。登録フォームに氏名や連絡先、これまでの職務経歴などを入力します。PMO案件ではマネジメント経験や業界知識が重視されるため、経歴はできるだけ詳細に記載しておくことが望ましいです。
多くのエージェントはオンラインでの登録に対応しており、登録後は担当者から連絡が入ります。登録自体は短時間で完了しますが、ここでの情報が今後のマッチング精度に影響するため、正確さと網羅性を意識して準備しましょう。
面談・ヒアリング
登録後は担当者との面談やヒアリングが行われます。ここでは職務経歴の詳細確認に加え、希望条件や今後のキャリアビジョンについて話し合います。
PMOは役割の幅が広いため、進行管理を得意とするのか、ステークホルダー調整を強みにするのかなど、自分の強みを具体的に伝えることが重要です。また、希望稼働率や報酬レンジ、参画可能なタイミングなども正直に共有しましょう。
この段階で相互理解を深めることで、後の案件提案がより的確になります。
案件紹介・マッチング
面談内容を踏まえ、エージェントから具体的な案件が紹介されます。紹介される案件は公開情報だけでなく、非公開案件も多く含まれるのが特徴です。条件や業界、働き方などのマッチ度を確認しながら、複数の候補から比較検討します。
この際、案件の単価や契約形態、求められる役割範囲を丁寧に確認しておくと安心です。気になる案件があれば応募意思を伝え、次のクライアント面談に進む流れとなります。
クライアントとの面談調整
案件に応募すると、エージェントがクライアントとの面談を調整してくれます。日程調整や事前準備のサポートも行ってくれるため、フリーランスにとって負担が軽減されます。
面談ではこれまでの実績やスキルをどのように活かせるかを説明する場となり、プロジェクトへの適合度が判断されます。エージェントは模擬面談や質問対策をサポートしてくれる場合もあるため、不安な点は積極的に相談しましょう。
契約・参画開始
クライアント面談に合格すると、契約条件のすり合わせと契約書の締結に進みます。契約内容には報酬額、稼働条件、契約期間などが明記されるため、必ず細部まで確認しましょう。
エージェントが間に入ることで、トラブルを未然に防ぎながら条件を整えてくれます。契約が完了すれば、いよいよ参画開始です。参画後もエージェントは定期的にフォローを行い、状況確認や次の案件相談に応じてくれるため、安心してプロジェクトに集中できます。
PMOフリーランスの案件例
PMOフリーランス向けの案件は、業界やプロジェクト規模によって多種多様です。実際の案件例を、PMOフリーランスとして参画する際のイメージを具体的に掴めるよう整理しました。
SAPシステム再構築のPMOフリーランスフルリモート案件
【PM/PMO】SAPシステム再構築の案件 | |
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単価 | 〜120万円/月 |
期間 | 2025/10/01~ |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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SAP再構築における要件定義フェーズを支援する案件です。FIT&GAP分析や要件整理を担当し、フルリモートかつ月額120万円の高単価も魅力。SAP経験を活かして働きたい方に最適です。
大手金融系の全社インフラPJ横断支援PMOコンサル案件
大手金融系の全社インフラPJ横断支援の案件 | |
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単価 | 〜160万円/月 |
期間 | 即日~長期 |
稼働率 | 50~100% |
支援内容 |
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大手金融機関の複数PJを横断的に支援する案件です。課題管理や進捗管理に加え、組織改善にも携われます。最大160万円と高単価で、金融業界や大規模PJの経験を活かせる内容です。
自治体システム開発支援(ベンダー側PMO)/公共系案件
自治体システム開発支援(ベンダー側PMO)/公共系の案件 | |
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単価 | 〜130万円/月 |
期間 | 2025年10月~長期 |
稼働率 | 100% |
支援内容 |
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自治体向けシステム開発を支援するベンダー側PMO案件です。運営ルール整備や課題管理など幅広く担当。長期で安定稼働しつつ、月額130万円と高条件で経験を積める点が魅力です。
エージェント以外からPMO案件を獲得する方法とは
PMO案件を探す際、多くのフリーランスはエージェントを利用しますが、エージェント以外にも有効な獲得ルートは存在します。
過去のクライアントに連絡する
過去に参画したクライアントは、新しい案件の有力な獲得源となります。一度信頼を得た相手からは、再度声をかけてもらえる可能性が高く、スムーズに契約につながるケースも少なくありません。
プロジェクト終了後も定期的に近況を共有したり、挨拶の連絡を続けておくことで、再依頼のきっかけを作りやすくなります。特にPMOのように調整力や推進力が評価されるポジションでは、過去の実績が次の案件への信用に直結します。
実績を蓄積しながら、長期的なリレーションを築くことが案件獲得の近道です。
知人や友人の紹介を活用する
知人や友人からの紹介も、エージェント以外で案件を得る有力な方法です。信頼できる人物を通じた紹介は、クライアント側も安心感を持ちやすく、契約までのハードルが下がります。
また、紹介を受ける立場としては、スキルや実績を事前に伝えてもらえるため、ミスマッチが少なく参画しやすい点もメリットです。普段から周囲に「こういう案件を探している」と共有しておくことが大切で、ちょっとした会話から仕事につながる場合もあります。
人脈を活かした案件獲得は、長期的にキャリアを支える重要な手段といえます。
SNS等を利用する
SNSもPMOフリーランスにとって案件獲得の有効なツールです。LinkedInやX(旧Twitter)、Facebookなどを活用し、自身の経歴やスキル、取り組んだ実績を発信することで、クライアントや担当者の目に留まりやすくなります。
特にLinkedInはビジネス寄りの利用が多く、プロジェクト単位でのマッチングや直接スカウトの機会も豊富です。SNSを活用する際は、プロフィールの更新やポートフォリオ公開を欠かさず、信頼感を高める工夫が欠かせません。
情報発信を継続することで、自然と新たな案件につながる可能性が広がります。
PMOフリーランスの案件単価・年収相場
フリーランスとしてPMO案件に参画する際、気になるのがPMOの単価の相場です。
記事執筆時点でフリーランススタートに掲載されている求人データでは、PMO案件の平均単価は81.1万円※で、年収換算するとおよそ973万円となります。中央値は75万円(年収換算900万円)と、安定的に高水準の収入が期待できる点が特徴です。
また、案件によっては最高210万円/月(年収2,520万円相当)と非常に高額なものから、最低20万円/月(年収240万円相当)など幅広いレンジが存在します。スキルや参画フェーズ、業界特性によって条件は大きく変動するため、希望に合う案件を見極めることが重要です。
参照元
※ フリーランススタート「PMOのフリーランス案件・求人」(2025日9月25日時点)
PMOフリーランスの役割・仕事内容
PMOと一口にいっても、その役割は多岐にわたります。日本PMO協会では、PMOの役割を大きく「アドミニストレータ」「エキスパート」「マネジャー」の3つに分類しています。
どの立場もプロジェクト成功のために重要な機能を果たしますが、求められるスキルや関与の深さは異なります。
PMOアドミニストレータ
PMOアドミニストレータは、主にプロジェクト運営を円滑に進めるための事務的・調整的な役割を担います。具体的には、会議体の設計や運営サポート、議事録作成、進捗状況の取りまとめ、課題やリスクの管理表更新といったタスクが中心です。
プロジェクトメンバーがスムーズに業務に集中できるよう環境を整える裏方的な存在であり、正確性やスピード感が求められます。フリーランスとしては比較的参画しやすい役割であり、PMO未経験からのキャリアステップとしても適しています。
小さな改善の積み重ねでプロジェクトの基盤を支える重要なポジションです。
PMOエキスパート
PMOエキスパートは、特定の領域や方法論において専門的な知見を発揮するポジションです。プロジェクトの課題を分析し、改善策を提案・推進することが主な役割となります。
例えば、進捗遅延への対処、品質保証体制の見直し、リスク低減施策の策定など、問題解決能力と高い分析力が求められます。単なる事務サポートではなく、プロジェクト成果に直結する提言を行う点が特徴です。
フリーランスとして参画する場合、これまでの業務経験や専門領域での実績が評価されやすく、単価水準も比較的高めに設定されます。課題解決型の支援を得意とする方に最適な役割です。
PMOマネジャー
PMOマネジャーは、PMO全体を統括し、プロジェクトガバナンスを確立する役割を担います。複数プロジェクトの横断管理や、経営層と現場をつなぐレポーティング、組織全体のルール策定・改善など、責任範囲は広範囲に及びます。
プロジェクト全体を俯瞰する力や、ステークホルダー間の調整力、意思決定を支援するスキルが欠かせません。フリーランスとしてこの立場に参画する場合、豊富なマネジメント経験や業界知識が前提となり、高単価案件につながりやすいのが特徴です。
まさにプロジェクトをリードする存在として、成果創出の中核を担うポジションといえるでしょう。
PMOがフリーランスになるメリット
フリーランスPMOとして活動するメリットには以下のようなものが挙げられます。
高単価案件が多い
フリーランスPMOの案件は、月額100万円を超える高単価のものも珍しくありません。特に大規模プロジェクトや上流工程を担う案件では、専門的な知見とマネジメント能力が求められるため、報酬が高く設定されやすい傾向があります。
企業所属時と比べて、収入に対する裁量が大きく、経験やスキルを直接評価してもらえるのが魅力です。スキルを高めながら単価アップを狙えるため、成長意欲の高いフリーランスにとっては非常に大きなメリットとなります。
自分でプロジェクトを選択できる
フリーランスPMOは、自分のキャリア方針や得意分野に合わせて案件を選択できる自由度があります。業界やプロジェクト規模、働き方(リモート・常駐など)を自ら判断できるため、将来を見据えたキャリア形成が可能です。
例えば、金融業界での経験をさらに深めたい、あるいはITシステム刷新に特化したいといった希望を反映しやすいのが強みです。組織に縛られず、自分に合った環境を選べることで、モチベーション高く働けるのも大きな利点です。
プロジェクトに集中できる
フリーランスは企業所属時に比べ、社内会議や組織的な調整業務に時間を取られることが少なくなります。そのため、本来の役割であるプロジェクト推進や課題解決に集中できる環境を整えやすいのが特徴です。
特にPMOは多方面との調整業務が発生しますが、フリーランスとして参画することで「組織内のしがらみ」から距離を置きやすくなります。結果として、より中立的な立場で支援できることが評価され、プロジェクト成功に貢献しやすくなる点がメリットです。
フリーランスでPMOを担当するデメリット
メリットがある一方で、フリーランスPMOには留意すべきデメリットも存在します。
チームとしてサービスを提供できない
フリーランスは基本的に個人で契約するため、コンサルティングファームのようにチーム体制で案件に臨むことができません。
そのため、幅広いスキルを一人でカバーする必要が出てきたり、クライアント側から「チームでの提案力」を期待された場合に不利になることがあります。
案件によっては即戦力として高いパフォーマンスを求められるため、孤立感を覚えるケースも少なくありません。
案件の難易度が高い
PMO案件は、プロジェクト規模が大きく関与するステークホルダーも多いため、必然的に難易度が高くなりがちです。フリーランスとして参画する場合、企業内のリソースを活用できず、自ら解決策を提示して進める力が求められます。
時には不確実な状況下で意思決定をサポートする場面もあり、スキル不足を感じやすいこともあるでしょう。高い専門性と経験がなければ、案件継続が難しくなるリスクも存在します。
収入が不安定になりがち
フリーランスの宿命として、案件の有無によって収入が大きく変動します。特にPMO案件は契約期間が3〜6か月単位となることが多く、次の案件を確保できなければ収入が途絶えてしまいます。
高単価を得られる一方で、稼働率が低下すると年収ベースでの安定性は下がりやすいのが現実です。複数エージェントの活用や人脈づくりなど、リスクヘッジの工夫を意識しておく必要があります。
PMOフリーランスの需要と将来性について
近年、国内企業のDX推進が加速しており、DXに取り組む企業は55.8%(2021年度)から73.7%(2023年度)へ増加※1しました。こうした動きに伴い、複雑化するプロジェクトを統括できるPMO人材への需要も高まっています。
市場全体でも、ITサービスは2028年に8.8兆円※2、クラウドは16.6兆円へ成長見込み※3と予測され、刷新・移行案件が増加中です。さらに、DX人材が大幅に不足していると答えた企業は58.2%※4に上り、外部の力を頼らざるを得ない状況にあります。
今後はDX推進に強いコンサル会社などの案件で活躍するフリーランスPMOの市場価値も一層高まるでしょう。
参照元
※1 IPA「DX動向2024」
※2 IDC Japan「国内ITサービス市場予測(2024–2028年)」
※3 IDC Japan「国内クラウド市場予測(2024–2028年)」
※4 IPA「デジタル時代のスキル変革(2023年度)」
高単価PMO案件を獲得するために必要なスキル・経験
PMO案件の中でも高単価を狙うには、単にプロジェクトを支援するだけでなく、専門性と総合力を兼ね備える必要があります。ここでは、高単価案件に直結する代表的なスキルと経験を解説します。
コンサルティングファームでの実務経験
コンサルティングファームで培った実務経験は、高単価PMO案件を獲得するうえで大きな武器となります。戦略立案から実行支援まで幅広いプロジェクトに携わった経験は、クライアントにとって信頼性の高い実績です。
特に大規模プロジェクトの管理や業務改革の推進経験は、PMOとしての説得力を高めます。フリーランスとして案件に参画する場合、こうしたバックグラウンドを持つことで単価交渉でも優位に立てます。
コミュニケーション力
PMOに欠かせないのが、関係者を調整しプロジェクトを前進させるコミュニケーション力です。立場や役割が異なるメンバー間で認識を揃え、合意形成を促す力は、プロジェクト成功に直結します。
特に高単価案件では、経営層やクライアント責任者との折衝も発生するため、論理的かつ柔軟な対話力が求められます。単なる伝達役にとどまらず、関係性を築くスキルが大きな評価ポイントになります。
進捗管理能力
PMOの根幹となるのが進捗管理です。スケジュールを可視化し、リスクや課題を早期に把握して対応を促す力は、高単価案件に必須のスキルです。
単にタスクを追跡するだけでなく、優先順位を整理し、関係者に適切に伝達することで、プロジェクト全体を安定的に推進できます。進捗管理が的確に行えるフリーランスは、クライアントにとって安心感のある存在となり、高い報酬に直結しやすいのです。
開発の知識経験
PMOは必ずしも手を動かす立場ではありませんが、システム開発やインフラ構築の基礎知識を持っていることで、プロジェクト支援の質が大きく向上します。
開発工程を理解していれば、課題の本質を捉えやすく、技術者とのコミュニケーションも円滑になります。特にERP導入や大規模システム刷新などの案件では、技術的な理解度が高いほど信頼されやすく、結果として高単価案件に結びつきやすいです。
自己管理能力
フリーランスPMOにとって自己管理能力は欠かせません。契約期間や稼働率を自己調整し、安定して成果を出し続けることがクライアントからの評価につながります。タスク管理や時間管理はもちろん、健康維持や学習継続も自己管理の一部です。
案件の間に空白期間を作らないための情報収集や営業活動も重要であり、これらを徹底できるフリーランスほど長期的に高単価案件を獲得しやすいといえます。
未経験からフリーランスのPMOになる方法はあるのか?
PMOはプロジェクトマネジメントの専門性が求められるため、未経験からいきなりフリーランスとして独立するのは容易ではありません。しかし、不可能というわけではなく、段階を踏んで準備すれば十分に実現可能です。
まずは正社員やPMOの副業などの業務委託としてプロジェクトに参画し、進捗管理や会議運営といった基本的な業務を経験することが第一歩です。その上で、PMPなどの資格取得やコンサルファームでの経験を積むことで、専門性と信頼性を高められます。
さらに、IT知識やドキュメント作成スキルを磨くことで、PMOとしての即戦力性が増します。未経験者にとっては「いきなり独立」よりも「経験を積んでから独立」というキャリア設計が現実的であり、安定したフリーランス活動につながるでしょう。
フリーランスPMOに関する質問
フリーランスPMOについてのよくある質問を紹介します。
PMOになるために必要な資格はありますか?
PMOになるために必須の資格はありません。ただし、プロジェクトマネジメントに関する理解を証明するPMP(Project Management Professional)や、P2Mなどを保有していると信頼性は高まります。
特に高単価案件では資格保持が条件になることもあるため、将来的なキャリアアップを見据えて取得しておくのは有効です。また、IT案件が多いPMOでは、基本情報技術者や応用情報技術者といったIT系資格も役立ちます。
なぜPMOコンサルはやめとけと言われるのでしょうか?
「PMOコンサルはやめとけ」と言われる背景には、業務範囲が広く負担が大きい点や、成果が見えにくい点があります。進捗管理や調整業務が中心となるため、華やかな成果を実感しづらいことも理由のひとつです。
また、複数の利害関係者を相手にするため、プレッシャーやストレスを感じやすいのも現実です。ただし、その分マネジメントスキルや調整力は確実に磨かれるため、長期的にはキャリア価値を高められる職種でもあります。
完全在宅・リモートで働けるフリーランスPMO案件はありますか?
近年では、完全在宅・リモートで参画できるPMO案件も増えています。特にITシステムの刷新やクラウド導入、ERP関連プロジェクトなどはリモート対応が進んでおり、地方在住でも首都圏案件に参画できるケースがあります。
以下はフルリモートのPMO案件例です。
VDI環境構築PJのPMO支援(フルリモート) | |
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単価 | ~120万円/月 |
期間 | 2025年10月~中長期予定 |
稼働率 | 50~100% |
支援内容 |
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※記事執筆時点の情報のため現在は募集終了している可能性があります
ただし、リモート案件であっても、重要な会議やキックオフ時には一時的に出社を求められる場合もあるため、完全在宅かどうかは事前に条件を確認することが重要です。リモート案件は人気が高いため、複数エージェントを併用して探すのがおすすめです。
フリーランスや個人事業主でエージェントを利用した場合、源泉徴収はありますか?
フリーランスPMOがエージェント経由で案件に参画する場合、多くは業務委託契約となり、報酬から源泉所得税が差し引かれます。これは法律上、業務委託契約に該当する報酬が「報酬・料金」として扱われるためです。
受け取る金額は源泉徴収後の金額となりますが、確定申告の際に精算され、場合によっては還付を受けられることもあります。税務面での準備を怠らず、経費計上や青色申告を活用することが収入安定につながります。
PMOに向いている人は?
PMOに向いているのは、論理的に物事を整理できる人、関係者と円滑に調整できる人、そして地道な業務を着実に積み重ねられる人です。
プロジェクトの成果はリーダーやメンバーに帰属することが多いため、裏方として支えることにやりがいを感じられる人は適性が高いでしょう。また、マルチタスクをこなしながら全体を俯瞰する力や、変化に柔軟に対応できる姿勢も重要です。
成果を支える立場に誇りを持てる人こそ、PMOとして活躍しやすいタイプです。
PMOフリーランスまとめ
PMOフリーランスとして活動することは、高い専門性を武器に柔軟な働き方と高収入を両立できる魅力的なキャリアといえます。重要なのは、自分の経験や得意分野を客観的に把握し案件を選ぶことです。
未経験から挑戦する場合は、段階的に経験を積みながら資格取得や知識習得を進めることが現実的といえます。エージェントの活用や、人脈やSNSを通じた獲得ルートを組み合わせることで、安定した案件獲得につながるでしょう。