SAPの副業で稼ぐ方法!副業事情や案件獲得のポイント・注意点を解説

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SAPの副業で稼ぐ方法!副業事情や案件獲得のポイント・注意点を解説

SAPの副業案件は、かつてないほど増えています。そんなSAPの副業をしたいと考えているものの「本当に稼げるのかな?」「どうやって稼ぐの?」と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事ではSAPの副業について詳しくご紹介します。

SAPの副業を獲得する方法は、さまざまです。しかし、最初はSAPの副業に強いエージェントやサイトを活用するのがおすすめです。SAPの副業で稼ぐ方法だけではなく、おすすめのエージェントやサイトもご紹介します。

また、SAPエンジニアやSAPコンサルタントが副業するメリットやデメリット、単価相場など実態を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

SAP副業から始めて、SAPフリーランスとして独立したいと考えている方には以下記事もおすすめです。
関連記事>>SAPフリーランス向けおすすめエージェント【年収・案件単価を解説】

目次

SAPの副業需要は拡大傾向・原因は【2027(2025)年問題】

SAPの副業需要は拡大傾向・原因は【2027(2025)年問題】

「SAPの副業」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。現在、SAP副業の需要は拡大傾向にあるため、非常に多くの案件が存在します。

需要が高まるということは、副業をするエンジニアの売り手市場です。そのため、SAP副業案件は獲得しやすいという点から、SAP副業の人気が高まっています。

SAPの副業需要が拡大している最大の理由は「2027(2025)年問題」です。SAP社の主流モデルである「SAP ERP6.0」の標準保守が2027年をもって終了することになりました。これを「2027(2025)年問題」と呼びます。

「SAP ERP6.0」のバージョンアップや機能拡充により、サービスのリアルタイム性が失われてしまいました。その結果、現代のサービスに対応しきれなくなったため、同サービスの保守を終了するようです。

SAPの標準保守サービスが受けられないと安全性が担保できません。そのため、現在、SAPを利用している企業は、下記の2つの方法、どちらかを選択しなければいけません。

  • SAP A/4HANAへ移行する
  • 他社のERP製品へ移行する

多くの企業は、SAP A/4HANAへの移行を予定しているようです。この対応を迫られた企業は、日本国内だけでも2,000社以上にのぼります。結果として、SAPエンジニア不足が加速しました。

SAPエンジニア不足を解決する方法として、フリーランスのSAPエンジニアを活用する企業が増加。そのため、SAP副業案件も増えており、案件が獲得しやすくなっています。

副業SAPエンジニアが求められる理由3つ

副業SAPエンジニアが求められる理由3つ

SAPの副業を始める前に、なぜ副業SAPエンジニアの需要が高まっているか理由をチェックしておきましょう。さまざまな理由が挙げられますが、その中でも注目度の高い3つの理由をご紹介します。

  1. 正社員採用よりスピーディに人材が揃う
  2. 人件費の調整がしやすい
  3. 専門知識や実績が豊富な人材にアクセスしやすい

上記の理由は、SAPエンジニアだけに当てはまるわけではありません。同じ理由で、フリーランスエンジニアを活用しやすいと感じている企業は多いようです。

1.正社員採用よりスピーディに人材が揃う

正社員でエンジニアを採用する場合、「長く働いてもらえるか?」「社風に合うか?」など、綿密な選考が行われます。面接の回数も複数回にわたり、時間もコストもかかる作業です。

しかし、SAP副業は、業務委託にあたるため、スピーディに人材を集められます。募集からアサインまでの期間が短いため、すぐに業務をスタートできるという点も企業にとって大きなメリットです。

2.人件費の調整がしやすい

フリーランスエンジニアの場合、月額固定ではなく時間単価での報酬体系も多いのが一般的です。そのため、人件費の調整がしやすいという点も企業にとっては、大きな魅力になります。

正社員ではないので、繁忙期の時だけアサインすることも可能です。閑散期には、アサイン時間を抑えることで、人件費を節約できます。

3.専門知識や実績が豊富な人材にアクセスしやすい

専門知識や実践が豊富な人材にアクセスしやすいという点も魅力です。即戦力となる人材に依頼できるため、社内での教育コストがかかりません。

とくに、社内でエンジニア不足が問題となっていた場合、フリーランスエンジニアを採用することで、問題をすぐに解決できます。

SAPの副業案件を獲得する方法4つ

SAPの副業案件を獲得する方法4つ

せっかく副業をスタートさせるならば、しっかり稼ぎたいという方も多いでしょう。SAPの副業の場合、自分で案件を獲得しなければいけません。

副業初心者の方にとって、副業案件獲得は非常に難易度の高い作業です。そこで、ここではSAP副業案件を獲得する4つの方法をご紹介します。

  1. 副業案件を扱うエージェントを活用
  2. ビジネス系のSNSで企業とマッチングする
  3. クラウドソーシングを利用する
  4. 企業に直接営業をかける

コツを押さえれば、副業初心者でも案件を獲得できますので、ぜひ参考にしてください。

1.副業案件を扱うエージェントを活用

最も簡単にSAP副業をスタートさせる方法として、副業案件を専門に扱うエージェントの活用が挙げられます。エージェントに登録するだけで、担当者から案件を紹介してもらい、スムーズに仕事を開始することが可能です。

とくに「副業が初めてで不安」「案件を探す時間がない」という方は、エージェントを活用しましょう。サポートが手厚いエージェントを選ぶことで、副業に関する悩みを相談できたり、自分に合った案件を探してもらえたりします。

2.ビジネス系のSNSで企業とマッチングする

下記のようなビジネス系のSNSで、企業とマッチングする方法もおすすめです。

  • Wantedly
  • linkedin
  • Workship

SNSを通して、企業の経営理念などを知ることができます。

ただ、企業によっては転職活動のように面接などのステップを踏む必要があり、選考に時間がかかるケースも少なくありません。また、自分に合った案件を自力で見つけなければいけないため、一定の時間が必要という点もデメリットです。

3.クラウドソーシングを利用する

LancersやCrowdWorksのようなクラウドソーシングを利用する方法もおすすめです。フリーランスエンジニアに対する需要の高まりから、クラウドソーシングでも積極的に募集しています。

ただ、クラウドソーシングの場合、小規模な案件が中心という点がデメリットです。

クラウドソーシングは、「SAP副業を試しに始めたい」という方には、便利なサービスになります。ただ、キャリアアップなどを視野に入れている方にとっては、物足りなさを感じてしまうかもしれません。

4.企業に直接営業をかける

企業に直接営業をかける方法もありますが、直接営業をかける場合、下記3点が求められます。

  • 即戦力として活躍できるスキルがある
  • SAPの実務経験がある
  • 実力を示せるポートフォリオがある

そのため、副業初心者の方には、あまりおすすめできない方法です。フリーランスエンジニアとして、案件を数多くこなしている方に向いている案件獲得方法になります。

SAPエンジニア・コンサルの副業案件に強いエージェント・サイト5選!

SAPエンジニア・コンサルの副業案件に強いエージェント・サイト5選!

SAP副業を成功させるコツは、自分のスキルやライフスタイルに合った案件を探すことです。しかし、SAP副業案件は非常に多いため、一つ一つチェックするのは決して簡単ではありません。

そこで、おすすめなのが、SAPエンジニアやSAPコンサルタントの副業案件に強いエージェントやサイトを活用する方法です。ただ、エージェントやサイトは非常に多く存在するため、ここではおすすめの5社をご紹介します。

各社の魅力や強みについて、それぞれ詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ハイパフォコンサル

ハイパフォコンサルの特徴
  • 高額案件多数あり
  • エンジニア以外の案件も多数あり
  • 約20年の実績あり

副業でもしっかり稼ぎたいという方におすすめの、コンサルタントがハイパフォコンサルです。月120万円を超える案件が、全体の60%を占めています。高額案件が多数掲載されているため、副業でもしっかりと収入を確保することが可能です。

エンジニアではなく、プロジェクトマネージャーなど、コンサルタントとしてSAP副業に携わりたい方にも同社はおすすめになります。PMOやPM案件が全体の60%以上もある点が魅力です。

さらに、約20年以上にわたる実績がある点もハイパフォコンサルの強みになります。大手企業や優良企業との取引実績があるため、大きなプロジェクトに参画できる案件も、少なくありません。

関連記事>>ハイパフォコンサルの評判・口コミ

ハイパフォコンサルの基本情報
会社名INTLOOP株式会社
公式サイトhttps://www.high-performer.jp/consultant/
公開求人数8,121件(2024年6月6日時点)
主な求人職種PMO、PM、SAP関連のコンサルタント

デジタル人材バンク

デジタル人材バンクの特徴
  • 直案件が多数のため高単価
  • ハイスキル層向け案件
  • マッチング担当者が親身にサポート

デジタル人材バンクは、企業の直案件が多いのが最大の特徴です。中間に企業が入らないため、手数料が少なく平均人月単価は193万円(2022年5月度実績)と非常に高額になります。

ハイスキル層を中心としていることから、人月単価350万円以上の案件もあるほどです。スキルアップやキャリアアップに挑戦したい方に、とくにおすすめになります。

エンジニアの副業を成功させるためには、自分に合った案件を受注することが重要です。案件と希望に齟齬がないように、丁寧なヒアリングを行ってもらえる点も同社の強みです。マッチング担当者が希望やキャリアプランなどをヒアリングしてくれます。

関連記事>>デジタル人材バンクの評判・口コミ

デジタル人材バンクの基本情報
会社名株式会社 クラウド人材バンク
公式サイトhttps://consultant.digital.hr-bank.co.jp/
公開求人数非公開
主な求人職種戦略コンサルタント、ITコンサルタント、SAPコンサルタント

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスの特徴
  • フリーランス初心者向けエージェント
  • 丁寧なヒアリングでミスマッチが少ない
  • 案件数が多く種類が豊富

レバテックフリーランスは、フリーランスエンジニア初心者におすすめのエージェントです。フリーランスとしての働き方や開業届や確定申告など各種手続きについても丁寧に教えてもらえます。

エージェントが希望条件やスキル、実務経験を丁寧にヒアリングしてくれます。そのため、実際にアサインされて「仕事ができない」というミスマッチが起こりにくいのも同社の魅力です。

レバテックフリーランスは、非常に多くの案件があるため、自分に合った案件を見つけられます。働き方や職種などに、こだわりたい人にもおすすめです。

レバテックフリーランスの基本情報
会社名レバテック株式会社
公式サイトhttps://freelance.levtech.jp/
公開求人数78,005件(2024年6月6日現在)
主な求人職種開発エンジニア、インフラエンジニア、SAPエンジニア

PRO WORKS

PROワークス
引用元:PRO WORKS
PRO WORKSの特徴
  • 特典が豊富
  • 首都圏中心の案件が多い
  • アフターフォローが充実

PRO WORKSは、特典が豊富なエージェントとして有名です。6ヵ月ごとのボーナスや同社の提携サービスなどを無料もしくは特別価格で利用できます。

PRO WORKSの案件の多くは首都圏です。地方からはアサインが難しいと心配されるかもしれませんが、安心してください。リモート案件が非常に多いため、首都圏以外にお住いの場合でも問題なく利用できます。

アフターフォローが充実している点も同社の強みです。アサイン後、不明点や疑問点などがあった場合、メンターに相談することができます。初めての副業が不安という方は、ぜひ登録してください。

PRO WORKSの基本情報
会社名株式会社nanaku
公式サイトhttps://start-proworks.com/
非公開求人数非公開
主な求人業種SAPコンサルタント、SAPエンジニア、エンジニア、デザイナー、データサイエンティストなど

ProConnect(プロコネクト)

ProConnect(プロコネクト)の特徴
  • 高単価かつ安価なマージン
  • 案件紹介のスピードが速い
  • 非公開案件が多い

ProConnect(プロコネクト)は、業界では珍しくマージン率を公表しているエージェントです。一般的に20%以上ということが多いマージン割合ですが、プロコネクトでは8〜15%と非常に低いマージン率となっています。

案件が決まるスピードが速い点も同社の魅力です。担当者が丁寧にサポートしていることもあり、登録から最短2日でプロジェクトのアサインが決まったこともあるのだとか。できるだけ早く仕事を始めたいという方におすすめです。

非公開案件が多いのも特徴の一つになります。一般的に非公開案件は魅力的な案件が多く、応募が殺到するためにあえて非公開にしていることが一般的です。ただ、会員登録すれば、案件をチェックできます。無料で登録できるので、どんな案件があるかぜひチェックしてみてください。

関連記事:ProConnect(プロコネクト)の評判・口コミ

ProConnect(プロコネクト)の基本情報
会社名株式会社WorkX
公式サイトhttps://pro-connect.jp/
公開求人数非公開
主な求人職種PMO、SAPコンサルタント、SAPエンジニア

SAPエンジニア・コンサルが副業するメリット6つ

SAPエンジニア・コンサルが副業するメリット6つ

エンジニアやコンサルタント向けの副業は非常に多く存在します。その中で、SAP副業をスタートさせるメリットが気になられている方も多いかもしれません。

SAPエンジニアやSAPコンサルタントが副業するメリットは非常に多く存在しますが、その中でもとくに注目したい6つのメリットをご紹介します。

  1. 実績につながる
  2. 収入が増える
  3. さまざまな案件でスキルアップできる
  4. コネクションづくりになる
  5. 自分の市場価値を知ることができる
  6. 時間を有効活用しやすい

副業としてのメリットだけではなく、キャリアプランを設計するうえでのメリットも多く存在します。ぜひ、最後までチェックしてください。

1.実績につながる

SAP副業をこなすことで、実績につながるという点は、大きなメリットです。

フリーランスエンジニアとして、さまざまなプロジェクトに携わることで、経験を積むことができます。結果として、SAPエンジニアとしての実績につながるでしょう。

フリーランスエンジニアの場合、本業では挑戦できないようなタスクや課題に挑戦することができます。フリーランスエンジニアとしての経験を本業に生かせるシーンもでてくるでしょう。

また、実績を積むことでフリーランスエンジニアとしての単価をアップさせることができるため、安定した収入源を作ることも夢ではありません。

将来的にSAPフリーランスを目指す方には、以下で実情を詳しく解説しています。
関連記事>>SAPフリーランス向けおすすめエージェント【年収・案件単価を解説】

2.収入が増える

本業とは別に収入を増やせるという点も魅力的なメリットです。スキルにもよりますが、SAP副業の場合、月数万円~数十万円、収入を増やすことができます。

現在の収入に満足していない方やプラスの収入が欲しい方に、SAP副業はおすすめです。

また、なんらかのトラブルにより本業の収入が絶たれた場合も、副業を行っていると生活基盤を保つことができます。

3.さまざまな案件でスキルアップできる

SAP副業は、非常に多くの案件が存在します。さまざまな案件に応募できるため、自分の裁量でスキルアップすることも可能です。

自己マネージメントやスケジュール調整は必要になります。しかし、大きな挑戦をしたいというような成長意欲の高い人にSAP副業はおすすめになります。

4.コネクションづくりになる

副業を通して、コネクションづくりができる点も魅力です。本業だけの場合、会社と自宅の往復になり、なかなかコネクションづくりの時間や機会を作ることができません。

しかし、副業をすることで、社外のクライアントと取引することになるため、自然とコネクションづくりができます。将来的に、専業のフリーランスエンジニアとして独立したいと考えている人にとって、とくに魅力的なポイントになるはずです。

5.自分の市場価値を知ることができる

副業を通して、自分の市場価値を知ることができます。副業の場合、エンジニアのスキルや実績を元に、報酬が決まるのが一般的です。

会社員として働いていると、毎月定額の収入を手にすることはできますが、客観的な市場価値を知ることはできません。将来的に転職を考えている人にとって、自分の市場価値を知ることは有益です。

6.時間を有効活用しやすい

SAP副業の多くは、リモート案件になります。そのため、すき間時間を活用して副業をすることが可能です。

  • 本業でリモートワークが増え通勤時間が減った
  • 育休中で時間がある
  • 子育てが落ちつき時間的な余裕ができた

上記のような環境にあり、時間を有効活用したいと考えている人に、おすすめの副業になります。

SAPエンジニア・コンサル副業のデメリットや注意点3つ

SAPエンジニア・コンサル副業のデメリットや注意点3つ

SAP副業をスタートさせる前に、ぜひデメリットや注意点も押さえておきましょう。

  1. スケジュール管理に注意が必要
  2. 副業NGの場合はバレるリスク
  3. 確定申告が必要になる

デメリットを正しく理解し適切な対応をすることで、メリットに転換することもできます。ぜひ、チェックしてください。

1.スケジュール管理に注意が必要

フリーランスエンジニアとして働くためには、スケジュール管理が必要です。無計画に仕事を受けてしまうと、本業に影響がでてしまうかもしれません。

自分がこなせる業務量を正しく把握し、スケジュールを管理してください。最初は、軽くこなせる分量だけ仕事を引き受け、業務に慣れてきてから徐々に業務量を増やすのがポイントです。

2.副業NGの場合はバレるリスク

本業の会社に、副業していることが発覚してしまうというリスクもあります。副業がNGの企業の場合、副業していることが発覚すると、最悪の場合解雇されてしまうかもしれません。できれば、就業規則は破らずに働くようにしてください。

許可を得て副業するが、会社の同僚などに副業収入などを知られたくない場合は、下記の工夫をすることで副業を行っていることを隠せます。

  • 住民税を普通徴収に切り替える
  • 周囲に副業していることを明かさない

しかし、SNS登録などで、副業をしていることが発覚してしまう可能性もありますので注意してください。

副業が難しい方は、まずはキャリアアップのためSAPに強い転職エージェントで転職事情を調べてみるのもおすすめです。
関連記事>>SAPエンジニア・コンサルタント向けおすすめ転職エージェント

3.確定申告が必要になる

確定申告が必要になるケースがある、という点も副業のデメリットです。副業の収入が年間20万円を超えたら、確定申告をしなければいけません。

ただ、近年は「freee会計」や「弥生会計」など便利な会計アプリが多数存在するため、確定申告は決して難しくありませんので、安心してください。使い方が分からない場合は、下記の方法で解決できます。

  • 会計アプリの有料のサポートコースを申し込む
  • 税務署で質問する
  • エージェントに質問する

どちらの方法でも分かりやすく使い方や解決方法を教えてもらえますが、とくにおすすめなのはエージェントです。

フリーランスエンジニア向けのエージェントの多くは、アフターフォローが充実しているので、確定申告の相談もできます。さらに、エージェントの中には、確定申告対策のセミナーなどを開催しているケースもあるので、おすすめです。

SAPエンジニア副業内容・案件例

SAPエンジニア副業内容・案件例

SAPエンジニアの副業を始める前に、どんな案件があるのか気になられている方も多いのではないでしょうか。そこで、ここでは、実際に募集されていた案件をご紹介します。業務の種類を下記4点に分類し、それぞれチェックしていきましょう。

最後までチェックしていただければ、副業の業務内容の具体的なイメージを抱いていただけるはずです。

SAPの導入支援・コンサルティング業務

SAP副業では、エンジニアだけではなく、導入支援やコンサルティング業務の案件も多数存在します。一定のスキルと実務経験がある場合、月収100万円を超えることも珍しくありません。

クライアント企業に、SAP導入に関するコンサルティングなどを行うのが主な業務です。業務分析や改善提案などを行い、導入支援から導入後のサポートまで一貫して対応します。

下記は実際に、ハイパフォコンサルで募集されていたSAPの導入支援・コンサルティング業務の案件です。

項目内容
案件名大手メーカー向けグローバル企業SAP導入PJのモジュールコンサルタント支援
月収~180万円
稼働日数応相談
業務内容大手企業SAP導入プロジェクトの管理
必要なスキル・モジュールコンサルタントとして1人称での支援経験
・各モジュール(SD/MM/FI/CO/PP)いずれかの知見
・英語力(ビジネスレベル)
参照:ハイパフォコンサル
※記事作成時の情報のため現在は募集終了している可能性もあります

システムの設計・開発業務

SAPを活用したシステムの設計や実際の開発業務も需要の高い業務です。要件定義からシステムを設計し、ABAPを使って開発するのが主な業務です。

小さなプロジェクトの場合、システム設計と開発業務を1つのチームで担当することもあります。しかし、大きなプロジェクトの場合、設計と開発業務を別のチームが担当することも少なくありません。

開発業務の場合、過去にSAPの開発に携わった経験が求められます。しかし、その点をクリアすることができれば、大手企業のSAP導入などに携わることが可能です。

下記は、レバテックフリーランスで募集されていた案件になります。

項目内容
案件名【PM/SAP】基幹システム上流開発の求人・案件
月収~75万円
稼働日数140時間〜180時間/月
業務内容・基幹系のシステムのユーザー側業務要件定義から携わる
・PMOとして、要件定義からの推進を対応
必要なスキル・基幹システムの開発経験
・システム開発における社内ユーザーとのヒアリングをもとにした業務要件整理の実務経験
・PMの実務経験
参照:レバテックフリーランス
※記事作成時の情報のため現在は募集終了している可能性もあります

システムの保守運用業務

SAPのシステムを安定的に運用するのが、保守運用業務です。システム環境を監視し、トラブルが生じた時に対応しなければいけません。また、不具合が生じた時は、原因究明や修正対応などを行います。

システム開発などの業務と比較すると、長期間にわたって業務が続くのが特徴です。

リモートでできる保守運用業務案件も非常に多く存在します。報酬は、やはり月100万円を超えるものも少なくありません。コンサルタントと比較すると、求められるスキルが限定的な案件が多いです。

下記はレバテックフリーランスで、実際に募集されていた案件になります。

項目内容
案件名【SAP/一部リモート】製造業向けSAP運用保守の求人・案件
月収~175万円
稼働日数140時間〜180時間/月
業務内容製造業向けSAP運用保守案件
必要なスキルSAPを用いた開発実務経験5年以上
参照:レバテックフリーランス
※記事作成時の情報のため現在は募集終了している可能性もあります

SAPの専門知識を活かしたコンテンツ制作

SAPエンジニアに対する需要が高まる中、SAP専門知識を生かした業務も多数募集されています。実際に募集されている案件は、下記の通りです。

  • SAP記事作成
  • SAPマニュアル作成
  • トレーニングコンテンツ作成

ハイパフォコンサルでは、下記のような案件が募集されています。記事単体ではなく、マニュアルやコンテンツ作成の場合、月額100万円を超える案件も少なくありません。

項目内容
案件名SAP S/4HANA導入PJのユーザートレーニング支援
月収~120万円
稼働日数要相談
業務内容・SAPトレーニング支援
・トレーニングコンテンツ作成
必要なスキル・SAP S/4HANA導入のトレーニング経験
・トレーニングコンテンツ作成経験
参照:ハイパフォコンサル
※記事作成時の情報のため現在は募集終了している可能性もあります

SAPエンジニア副業の単価相場はどれくらい?

SAPエンジニア副業の単価相場はどれくらい?

副業をする上で、SAP副業の単価相場を知っておくことは非常に重要です。SAPエンジニアの場合、単価は実務経験とスキルにより大きく異なります。それぞれの報酬を下記表にまとめました。

SAP開発経験やスキル単価相場
SAP開発経験1~3年60~90万円/月
SAP開発経験4年目~85万円~/月
SAP開発経験5年目~+コンサルティング業務~200万円/月

上記のように、開発経験だけではなく、コンサルティング業務もこなせることで単価相場は高くなります。

一方、上記金額はあくまでもフルタイムの単価相場(5日×8時間)です。そのため、週2回~3回の副業の場合、報酬が減額してしまうかもしれません。ただ、SAPエンジニアの報酬が高額なため、3分の1に減額してもかなり高額な副収入になるでしょう。

SAPエンジニア・コンサルタントとして副業するのに必要なスキル

SAPエンジニア・コンサルタントとして副業するのに必要なスキル

SAP副業で、より高単価な案件を獲得するために、おすすめのスキルや資格は、下記3点です。

  • 複数のモジュールに対応できるスキル
  • ABAPの知識
  • SAP認定コンサルタント

より幅広い案件を獲得することができるのが、複数のモジュールに対応できるスキルです。SAPには、それぞれの領域に適したモジュールが存在します。各モジュールの特徴や動きを把握することで、さまざまな案件にアサインできるようになるので、おすすめです。

クライアントの幅広い要求に応えられるエンジニアになるには、ABAPに関する知識が必要不可欠になります。

エンジニアとしてだけではなくコンサルタントとしても活躍したいと考えている人におすすめの資格が「SAP認定コンサルタント」です。案件獲得の幅を広げられるだけでなく、高額報酬を得ることができます。

高単価案件獲得に役立つABAP

高単価案件獲得に役立つのがABAPの知識です。ABAPはAdvanced Business Application Programmingの略称で、SAPをコーディングする際の言語になります。

たとえば、SAPの標準機能で対応できなかった時に、アドオン開発しなければいけません。アドオン開発の際に、用いられるのがABAPです。

そのため、ABAPを取得していることで業務の幅が広がるだけではなく、報酬の単価も高くなります。

SAPエンジニア・コンサルの副業に関するよくある疑問

SAPエンジニア・コンサルの副業に関するよくある疑問

SAP副業について、さまざまな疑問を抱えていらっしゃる方も多いでしょう。そこで、ここではSAP副業に関するよくある疑問とその答えをまとめました。

SAP副業について、理解を深められるはずですので、ぜひ確認してください。

SAP認定資格の勉強時間はどのくらいかかる?

SAP認定コンサルタントの資格は、難易度が高い資格になります。そのため、数カ月~1年の学習時間は必要です。

ただ、SAPプロジェクトの経験や前提知識の程度によって、勉強時間は大きく変わります。SAPプロジェクトの経験があり、前提知識がある場合、10時間程度で合格したケースもあるようです。

過去問を実際に解き、自分に合った勉強時間を設定しましょう。

SAPコンサルタントとSAPエンジニアの違い・定義とは?

SAPコンサルタントとSAPエンジニアでは、携わる業務が異なります

SAPコンサルタントは、上流工程を担当するのが一般的です。導入や運用、保守などの要件定義を行います。SAPエンジニアは、設計や開発などに携わるのが主な業務です。

ただ、プロジェクトによっては、SAPエンジニアが要件定義を行うなどコンサルタントとしての業務を兼任するケースもあります。

なぜSAPは人気があるのか?

日本だけではなく、世界でも高いシェアを誇るSAP。そんなSAPの人気の理由は、システムとしての完成度の高さです。導入することで、下記の作業効率化を実現することができます。

  • 業務プロセス
  • データ処理
  • 作業履歴を把握

SAPは世界的な基準である「IFRS(国際会計基準/国際財務報告基準)」を導入しており、社会的信用性が高い点も魅力です。世界基準を満たしていることから、大手企業も安心して導入することができます。

SAPエンジニア・コンサルの副業情報まとめ

SAPエンジニア・コンサルの副業情報まとめ

本記事では、SAPエンジニアやSAPコンサルタントの副業情報について詳しくご紹介しました。非常に需要が高まっているSAP副業ですが、初心者の方はエージェントやサイトを利用するのがおすすめです。

おすすめのエージェントやサイトをご紹介するだけでなく、単価の相場や求められているスキルについても詳しく解説しています。最後まで読んでいただければ、SAP副業をスムーズにスタートさせることができるはずです。

SAP副業の実態を正しく把握することで、適正な副収入が得られるだけではなく、スキルアップにつなげることもできます。SAP副業でキャリアアップを目指してみてください。

商号フリーコンサル株式会社(Freeconsul Inc.)
URLhttps://www.freeconsul.co.jp/
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