DX推進やクラウド化の流れを背景にSAPの導入ニーズが高まり、SAPコンサルタントという職種が注目を集めています。企業の業務改革やシステム導入を支える役割として、専門性が高く、やりがいのあるポジションですが、その一方で「未経験からでもなれるのか」「資格は必要か」「年収はどのくらいか」など、気になる点も多いのではないでしょうか。
本記事では、SAPコンサルタントの仕事内容や年収、求められるスキル・資格、将来性などを詳しく解説します。あわせて、未経験から目指す方法や求人例、転職に強いエージェント情報も紹介しているので、これからSAP領域に挑戦したい方はぜひ参考にしてください。
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SAPコンサルタントとは
SAPコンサルタントとは、ドイツに本社をかまえるソフトウェアの大手ベンダー企業であるSAP社が提供するERPソフトウェアを、最大限に活用できるようサポートする専門性の高いコンサルタントです。
企画や業務プロセスの最適化、カスタマイズや要件定義、プロジェクト管理やトレーニングなど、その仕事は多岐に渡ります。
SAPは、世界的にもトップクラスのシェア率を誇るソフトウェアであるため、専門的に取り扱えるコンサルタントの需要も高い傾向にあります。
そもそもSAPとは?簡単に解説
SAPとは、ドイツに本社を置く「SAP SE」というソフトウェア企業が提供するERP(統合基幹業務システム)製品のことを指します。正式には「Systems, Applications, and Products in Data Processing(データ処理におけるシステム・アプリケーション・製品)」の略称です。
SAPは、会計・人事・販売・在庫・購買など、企業の基幹業務を一元的に管理できるシステムで、世界中の大手企業やグローバル企業で広く導入されています。部門ごとの業務を連携させ、リアルタイムでデータを可視化・分析できるのが大きな強みです。
日本国内でも、製造業や商社、金融などを中心に多くの企業がSAPを利用しており、導入・運用に関わるコンサルタントやエンジニアのニーズも高まっています。
SAPコンサルタントの仕事内容
SAPコンサルタントは、具体的にどのような仕事をするのでしょうか。ここでは、SAPコンサルタントの仕事内容について解説していきます。
導入支援・計画
SAPコンサルタントの主要な業務のひとつが、クライアント企業の業務に合わせた導入計画の立案と支援です。初期段階では、業務プロセスの現状把握や課題の整理を行い、SAP導入によってどのように改善できるかを分析します。
そのうえで、必要なモジュールの選定やシステム構成の検討、導入スケジュールの策定を支援します。特にFit&Gap分析(現行業務とSAP標準機能の差異分析)は重要で、導入後の運用負担を左右するポイントです。クライアントの業務部門と密に連携しながら、業務とシステムの最適な整合を図ることが求められます。
サポートと保守
SAPコンサルタントは、導入後も顧客に対してサポートを提供し、システムの運用や問題解決を支援します。
たとえば、システムのアップグレードや変更した際の対応や、それによって発生した追加機能をどのように活かすのか提案することもそのひとつです。また、導入においてクライアント企業の社員が操作できるようトレーニングの実施や、トラブルシューティングといった保守対応も行います。
プロジェクト管理
SAP導入や刷新は大規模プロジェクトになることが多く、コンサルタントはその進行管理にも関与します。PM(プロジェクトマネージャー)やPL(プロジェクトリーダー)として参画する場合、スケジュールや予算の管理、メンバーのタスク割り振り、関係者との調整などが主な業務になります。
特に、業務部門・開発チーム・ベンダーなど多様な関係者の間に立って橋渡しをする役割は、SAPプロジェクトにおいて欠かせません。品質・納期・コストのバランスを意識しながら、プロジェクト全体を円滑に進めていくマネジメント力が求められます。
SAPコンサルタントの年収相場
SAPコンサルタントの年収はスキルや経験によって幅がありますが、求人ボックスによるとコンサル含むSAP関連職全体の平均年収は約592万円※1となっています。年収レンジで見ると361万円以下から1,235万円以上と幅広く、特に上流工程を担える経験者やPMクラスになると、年収1,000万円を超えるケースも珍しくありません。
なお、令和5年における日本の給与所得者の平均年収は460万円※2のため、SAP関連職は国内平均よりも高い水準にあることがわかります。高度な専門性が求められる分野で企業ニーズも高いことから、高年収を目指しやすい職種と言えるでしょう。
とくにグローバル対応やクラウド(SAP S/4HANAなど)のスキルを持つ人材は市場価値が高く、より高収入につながる可能性があります。
SAPコンサルタントに求められるスキル
SAPコンサルタントへ転職するためには、どのようなスキルが求められるのでしょうか。ここでは、SAPコンサルタントに必要なスキルを解説していきます。
SAP製品に関する知識
SAPコンサルタントは、SAP製品の導入や提案、運用支援などを仕事内容としているため、SAP製品に関する深い知識が必要です。
具体的に、SAPのロジ系・会計系・人事系・分析系など複数のモジュールや製品の機能や特性、カスタマイズや拡張計画が行えるようSAP独自のプログラミング言語であるABAPが挙げられます。
ヒアリング能力・課題解決力
SAPコンサルタントの仕事は、製品を導入することではなく、それによってクライアントが抱える課題を解決することにあります。
そのため、課題を的確に把握し、聞き出すためのヒアリング能力は非常に重要です。また、ヒアリングした課題に対して分析し、客観的データを用いて改善するための課題解決能力が求められます。
マネジメント能力
SAPの導入や運用支援だけではなく、コンサルタントはプロジェクトそのものを管理することも仕事に含まれます。
人材や予算の確保、進捗管理などマネジメント能力を有すると重宝されます。また、関係者との調整業務も行うため、交渉力をはじめとするコミュニケーション力も必要であるといえるでしょう。
SAPコンサルの資格は難しい?
SAPコンサルタントを目指すうえで、多くの人が気になるのが「SAP資格の難易度」や「未経験からでも取得できるのか」といった点です。以下では、SAP認定コンサルタント資格の一覧とレベルごとの難易度、未経験者がどの程度の学習期間を想定すべきかについて詳しく解説します。
SAP資格(SAP認定コンサルタント)の一覧と難易度
SAPの公式資格(SAP認定資格)は、スキルレベルに応じて「アソシエイト」「スペシャリスト」「プロフェッショナル」の3段階に分かれています。
試験のレベル | 概要・難易度 |
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SAP認定アソシエイト | SAPの基本機能や業務プロセスへの理解が求められる初級レベル。 出題内容は広範ですが、対策講座や公式教材も充実しており、 学習計画を立てれば合格は十分可能です。 |
SAP認定スペシャリスト | 特定モジュールや業界特化分野に対する理解が必要で、中級〜上級者向け。 実務経験が問われることも多く、業務との関連性が強い資格です。 |
SAP認定プロフェッショナル | 高度な専門知識と実務経験が求められる上級レベル。 プロジェクト経験やマネジメント力なども重視されます。 難易度は高く、上級者向けの位置づけです。 |
試験によっては対応言語が英語のみの場合もありますが、日本語で受験できるSAP資格もあります。語学に不安がある方は、日本語対応の試験を選ぶと安心です。なお、一部の試験は日本語に対応していないため、事前にSAP公式サイトで確認しておきましょう。
未経験でSAP認定コンサルタントになるにはどのくらい勉強すればいい?
未経験からSAP認定コンサルタントを目指す場合、資格の取得にはある程度まとまった学習時間が必要です。SAPは専門用語や業務プロセスへの理解を前提とした出題が多く、実務経験がない状態では、内容を理解するまでに時間がかかる傾向があります。一般的には、SAP認定アソシエイト資格の取得を目標にする場合でも、数か月〜半年程度の学習期間が必要になることが多いです。
学習方法としては、公式トレーニング(SAP Learning Hubなど)や外部スクール、独学用の書籍・模擬試験を活用するのが一般的です。実務経験がある場合は2〜3か月で合格できるケースもありますが、未経験者は用語や背景知識の理解にも時間をかける必要があるため、余裕をもった学習スケジュールを立てることが重要です。
SAPコンサルタントの将来性・転職難易度
SAPコンサルタントの将来性は非常に高いといえます。SAPは世界的にトップクラスのERPベンダーであり、国内でも多くの大手企業が導入しています。さらに、既存のSAP ERPの保守が2027年に終了することにより、次世代製品「SAP S/4HANA」への移行プロジェクトが今後数年間で急増すると見込まれています。
加えて、近年はDX推進の流れにより、中堅・中小企業でもERP導入ニーズが高まっており、案件の裾野も広がっています。SAP導入後も運用・保守が継続的に発生するため、長期的な需要が期待できる職種です。一方で、専門性の高い知識や実務経験が求められるため、転職難易度はやや高めですが、その分市場価値は高く、キャリアアップや高年収も狙える分野だといえるでしょう。
SAPコンサルタントになるメリット
転職活動において、希望する職種のメリットを理解することはモチベーションアップにも繋がります。ここでは、SAPコンサルタントに転職するメリットについて解説します。
市場価値が高く高収入
SAPコンサルタントは、国内外で高いニーズがある専門職の一つです。導入実績が多い大手企業を中心に、SAPの知識と経験を持つ人材は常に求められており、人材不足の状況が続いています。
とくにS/4HANA移行やクラウド対応といった最新技術に精通している人材は希少性が高く、市場価値は年々上がっています。その結果、平均年収も高めで、経験を積めば年収800万〜1,000万円超を目指すことも可能です。専門知識を活かして高収入を得たい方にとって、非常に魅力的な職種といえるでしょう。
安定している
SAPは一度導入したら長期にわたり運用・保守が必要なシステムであり、導入コンサルタントだけでなく、保守・改善を担う人材も求められ続けます。そのため、プロジェクト終了後も継続的な業務が発生しやすく、案件の安定性が高いのが特徴です。
また、企業にとって基幹業務を支える重要なシステムに関わるポジションであるため、景気変動にも比較的強い傾向があります。汎用的なITスキルと業務知識を組み合わせて価値を提供できるため、今後も需要が落ちにくい職種として長く働き続けることができます。
キャリアの選択肢を広げられる
SAPは製造業、流通業、金融、公共部門など幅広い業種で導入されているため、SAPコンサルタントはさまざまな業界の業務知識に触れることができます。こうした経験を通じて養われる業務プロセス設計力や課題解決力は、他分野への応用も可能です。
また、SAP領域の専門性を活かしてITコンサルタントやPM、さらには企業の情報システム部門への転職といった道も開けます。フリーランスとして独立する人も多く、自分の強みに合わせたキャリアを築きやすいのも魅力のひとつです。
SAPコンサルタントになるデメリット
市場価値が高く、キャリアの選択肢を広げられるメリットがある一方で、SAPコンサルタントにはデメリットも存在します。ここでは、SAPコンサルタントのデメリットについて確認していきましょう。
継続的学習が必要
SAPコンサルタントは、専門性が高い知識が必要であるため習得の難易度が高いです。
また、身に付けた知識も恒久的なものではなく、バージョンアップによって機能追加が行われれば、新たに学習し直さなければなりません。他にも、市場や各業界の動向に対してもアンテナを張り続けなければいけないため、これらをデメリットに感じることもあるでしょう。
長時間労働になりやすい
参画する案件にも左右されますが、SAPコンサルタントの業務範囲は非常に広く、そのため長時間労働になりやすいデメリットがあります。ERPは企業の基幹業務に関わるシステムであるため、トラブルが発生すれば休日や深夜対応を求められることもあります。
また、国内にいながら海外企業と打ち合わせを行う際には時差があることもポイントです。このように、長時間労働に抵抗がある人は転職時に十分注意しましょう。
プレッシャーや責任が重い
SAPコンサルタントは、参画するプロジェクトの成功の鍵を握る責任が大きい仕事です。
舵取りを失敗すると、多くの関係者を巻き込むほか、クライアント企業に対して損失を与えてしまうプレッシャーもあります。こうした環境は精神的にも負荷がかかるため、ストレス耐性の低い人は向いていないといえるでしょう。
SAPコンサルタントに向いている人の特徴
転職後、長く活躍するためには職種との相性も重要で、合わなければ早々に退職してしまう可能性もあります。ここでは、SAPコンサルタントに向いている人の特徴を解説していきます。
SAP知識・ITスキルが高い
SAP導入にてクライアントの課題を解決するため、どのような機能を用いれば対応できるのか判断できるだけのSAPの知識が必要です。なお、標準機能のみでは解決できないことも多く、その場合にはカスタマイズや拡張を行う必要もあるため、カスタマイズスキルや知識も求められます。
また、SAPに対しデータベースやファイルからデータを連携することもあることから、ITスキルが高いこともポイントです。このことから、SAP知識・ITスキルが高い人はSAPコンサルタントに向いているといえるでしょう。
課題解決能力・業務理解能力が高い
導入において、ヒアリングを行って抱えている課題の確認を行いますが、その際クライアント企業が自社の課題を把握しきれていないこともあります。
そのような状況においては、コンサルタントがクライアントの業務を理解し、そのうえで課題を指摘し、解決方法を提案することも必要です。こうした顕在化していない課題に対しても論理的思考で導き、潜在的な課題まで解決できる人はコンサルタントとの相性が良いでしょう。
英語力がある
SAP知識やITスキル、課題解決能力やマネジメント能力があることが前提にはなりますが、英語力がある人もSAPコンサルタントに向いています。
SAPは日本国内だけではなく、世界的にトップクラスのシェア率であるため、英語力があれば海外企業のプロジェクトにも参画可能です。語学力を活かし、キャリアの選択肢を増やしたい人は挑戦してみるのも良いでしょう。
SAPコンサルタントに向いていない人の特徴
本項目では、SAPコンサルタントとして活躍するのには向いていない人の特徴を紹介しています。
変化を避けて安定志向で働きたい人
SAPコンサルタントは、企業の業務プロセス改革やシステム導入・運用を支援する立場として、常に変化に対応し続けることが求められる職種です。クライアントの業種や業務内容によって要件は大きく異なり、プロジェクトごとに求められる知識や業界理解も変わります。
また、SAP自体もクラウド製品の拡充やS/4HANAへの移行など、技術的な変化が非常に速いため、常に学び直しが必要です。そうした環境下で成果を出すには、柔軟に物事を受け入れ、自ら変化に順応していける姿勢が欠かせません。
逆に、慣れた仕事を安定的にこなし、変化の少ない職場環境を求める人にとっては、精神的なストレスが大きくなりやすい業種といえるでしょう。
自ら学ぶ姿勢がない人
SAP領域は、業務知識(会計・販売管理・購買・在庫・人事など)とITスキル(ERP設計・構築・アドオン開発など)の双方が求められる非常に専門性の高い分野です。そのため、日々の業務の中でも新しい業界知識や機能、法改正に伴う仕様変更などを自発的にキャッチアップしていく必要があります。
とくに未経験からSAPコンサルを目指す場合、初期段階では学ぶべき量も多く、指示を待つだけの受け身の姿勢ではなかなか通用しません。社内研修や先輩からのフォローがあったとしても、自分自身で書籍を読んだり、認定資格に挑戦したりといった積極性が成長スピードを左右します。
「習うより慣れたい」「できれば誰かが教えてくれる環境がいい」といったスタンスの方には、継続的なキャリア形成が難しい可能性があります。
コミュニケーションが極端に苦手な人
SAPコンサルタントの業務は、単にシステムを設計・構築するだけではありません。導入前の業務フローのヒアリングや、ユーザー部門との要件定義、導入後の運用サポートや改善提案まで、多くの場面で社内外の関係者と対話を重ねる必要があります。
とくに、顧客側の業務担当者は必ずしもITに詳しいわけではないため、専門用語をかみ砕いて説明したり、相手の本音やニーズを引き出すような対話力も求められます。こうしたやりとりをストレス・不安に感じるタイプの方には、業務そのものが苦痛に感じられてしまうかもしれません。
もちろん高度なプレゼン力や交渉力が必須というわけではありませんが、少なくとも円滑な報連相やチーム内での協力ができることは、SAPコンサルとして成果を出すための前提条件となります。
未経験からSAPコンサルタントになるには
SAPコンサルタントは、専門性が非常に高い職種であるため、親和性のある職種の職歴もない、全くの未経験から転職するのは非常に難易度が高いです。ここでは、SAPコンサルタント未経験から転職するための方法を解説していきます。
SAPエンジニアから転職
SAPコンサルタント未経験から転職する方法のひとつに、SAPエンジニアで実務経験とSAPに関する知識・スキルを習得してから転職する方法があります。SAPエンジニアでは、ABAPによる開発やテストなどを通じてSAPに対する知識・スキルを習得できるため、コンサルタントへ転職しても十分に活躍可能です。
ただし、SAPエンジニア自体もSAPの実務経験や知識を問われることが多く、転職難易度は決して低くありません。エンジニアとして開発やインフラ、その他企業での基幹業務経験などが必要となるため、転職するまでに時間を要すことを覚悟する必要があるといえるでしょう。
総合コンサルティングファームから転職
SAP未経験からSAPコンサルタントになるには、総合コンサルティングファームで経験を積んでから転職する方法もあります。研修を通じてSAPコンサルタント資格を取得することで、SAP案件をアサインしてもらえるようになるため、効率よく転職を目指すことが可能です。
SAPエンジニアとしての経験を積むことができないため、カスタマイズに必要なプログラミングスキルに弱いデメリットもあります。長所短所を十分に理解し、コンサルタントとしてキャリアの選択肢に入れてみると良いでしょう。
【未経験可・中途採用】SAPコンサルタントの求人例
本項目では、SAPコンサルタントの実際の求人例を紹介しています。
SAPシステムの導入・開発・保守
求人例①:SAPシステムの導入・開発・保守 | |
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役割 | SAPコンサルタントほか |
業務内容 | 担当する工程は要件定義~保守・運用までが中心ですが、 企画構想段階から携われるプロジェクトもあります。 |
要件 |
※IT経験が未経験の方の場合、下記2点を必ずお伝えください |
年収 | 460~530万円 |
※記事執筆時点の情報のため現在は募集終了している可能性があります
パッケージ導入・導入コンサルタント
求人例②:パッケージ導入・導入コンサルタント | |
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役割 | セールスエンジニア・SAPコンサルタント |
業務内容 | 大手・上場企業向けに自社ソリューションの提案営業をご担当頂きます。 |
要件 |
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年収 | 380~650万円 |
※記事執筆時点の情報のため現在は募集終了している可能性があります
SAP及びマスタ関連の周辺システム担当スペシャリスト
求人例③:SAP及びマスタ関連の周辺システム担当スペシャリスト | |
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役割 | ERPコンサルタント など |
業務内容 |
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要件 |
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年収 | 750万円~1100万円 |
※記事執筆時点の情報のため現在は募集終了している可能性があります
SAPコンサルタントへの転職におすすめのエージェント
コンサルティングファームや企業からの求人に対し直接応募もできますが、エージェント利用することで転職の成功率を高めることも可能です。ここでは、SAPコンサルタント転職におすすめのエージェントを紹介していきます。
MyVison

引用元:MyVison
- コンサル・IT系ハイクラス転職に特化
- SAP領域含むIT・デジタルポジションに強み
- MBB出身者による高度な面接対策を提供
MyVisionは、戦略・IT・デジタル領域でのキャリア形成を支援するハイクラス特化型エージェントです。とくにコンサルティングファームへの転職に強く、SAP関連のITコンサルポジションや業務改革・DX推進系の求人にも対応しています。
MBB出身者を含むコンサル経験者がキャリアアドバイザーとして在籍しており、応募企業に合わせた具体的な面接対策や応募書類の添削が可能。候補者の志向や強みを深く掘り下げた支援により、SAPコンサルとしての価値を最大限に引き出すサポートを受けられます。
SAP領域でキャリアを伸ばしたい方や、大手ファームでのキャリアアップを目指す方におすすめのエージェントです。
MyVisonの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社MyVision |
公式サイト | https://my-vision.co.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2025年8月14日現在) |
主な求人職種 | コンサルタント |
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レバテックキャリア

引用元:レバテックキャリア
- IT・Webエンジニア・コンサル特化の転職支援
- SAPなどERPコンサル案件も多数
- キャリアの方向性に応じた丁寧な提案力
レバテックキャリアは、IT・Web領域に特化した転職エージェントで、SAPをはじめとするERPコンサルタントの支援実績も豊富です。大手SIerやコンサルファーム、SaaSベンダーなど多様な企業の求人を取り扱い、SAP導入・運用・保守などの各フェーズで活躍できる案件に出会えます。
担当アドバイザーはIT業界の専門知識が深く、スキルや経験に応じたキャリアパスの整理を手厚く支援。要望に沿った求人提案に加え、職務経歴書の作成や面接対策も丁寧で、はじめての転職でも安心です。
エンジニア経験を活かしてSAPコンサルへキャリアシフトしたい方や、より上流工程でのキャリアアップを目指す方に最適なサービスです。
レバテックキャリアの基本情報 | |
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運営会社 | レバテック株式会社 |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
公開求人数 | 43,218件(2025年8月14日現在) |
主な求人職種 | IT、Web、コンサル、マーケティング、PM、デザイナー |
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マイナビITエージェント

引用元:マイナビITエージェント
- IT・Web業界専門、マイナビブランド
- SAP関連職種の取り扱い実績あり
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マイナビITエージェントは、IT・Web・コンサル業界に特化した人材紹介サービスです。大手企業との強固なネットワークを背景に、SAP導入支援・保守運用・要件定義といった各種ポジションの求人も多数取り扱っており、SAPコンサルタントとしてのステップアップを図る方にとって有力な選択肢です。
経験豊富なアドバイザーが、スキルや志向に基づいた求人提案を行うだけでなく、キャリアの棚卸しから内定後の条件交渉まで一貫して支援。業界特化のノウハウを活かしたサポートが魅力です。
SAP領域でのキャリアアップを視野に入れるIT系人材にとって、安心して相談できるエージェントのひとつです。
マイナビITエージェントの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it/ |
公開求人数 | 24,054件(2025年8月14日現在) |
主な求人職種 | IT、Web、コンサル、マーケティング、PM、デザイナー |
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※マイナビのプロモーションを含みます。
SAPコンサルタントに関する疑問
ここでは、SAPコンサルタントに関するよくある疑問をQ&A形式で解説していきます。
SAPコンサルタントに未経験から合格するには?
未経験からSAPコンサルタントを目指す場合、まずはSAPの仕組みや業務知識を身につけることが重要です。独学だけでなく、研修制度のある企業やスクールを活用することで、理解を深めやすくなります。
特に「SAP認定アソシエイト資格」は、基礎知識の習得とスキル証明に役立つため、目指す価値のある資格です。未経験からの合格を目指すには、約3〜6か月の学習期間を見込んでおくとよいでしょう。
あわせて、会計・販売・在庫などの業務知識も身につけることで、実務での活躍につながります。最初はジュニアポジションからでも、経験を積むことで上流工程にステップアップ可能です。
SAPコンサルタントはつまらない?
「SAPコンサルタントはつまらない」という場合、その多くは仕事内容や適性に対するミスマッチが原因です。SAPは業務システムに深く関わるため、ルールに沿った設計や調整作業が多く、「自由度が少ない」と感じる人もいるかもしれません。
一方で、SAPコンサルタントは企業の根幹に関わる仕組みづくりを担うやりがいのある仕事でもあります。プロジェクトごとに業界や業務が変わり、常に新しい課題に向き合うため、成長機会も豊富です。「ルールの中で最適解を見つけるのが好きな人」「業務改善に関心がある人」にとっては、むしろ非常にやりがいのある職種といえるでしょう。
未経験でSAPエンジニアになるには?
未経験からSAPエンジニアを目指す場合、まずはABAPというSAP専用言語や基本的なプログラミング知識を習得することが求められます。開発系ポジションでは、SAPモジュール(例:FI、MM、SDなど)に対する理解と技術スキルが重要です。
IT未経験者の場合は、まず開発以外のサポート業務や運用保守から入り、実務を通じて知識を身につけていくルートもあります。また、企業によっては未経験者向けの研修を実施しているところもあるため、育成前提の求人を探すことが成功のポイントです。
業務知識と技術スキルをバランスよく学びながら、段階的にスキルアップを目指しましょう。
SAPエンジニアになるのは難しい、やめとけというのは本当?
「SAPエンジニアは難しい」「やめとけ」といった意見の多くは業務の複雑さや開発環境の特殊性に起因しています。たしかにSAP特有の構造やABAP言語への習熟は簡単ではありませんが、適切な学習と実務経験を積めば十分に対応可能です。
また、企業によってはサポートから段階的に業務を学べる環境もあり、未経験からでもスキルを身につけて活躍している人は少なくありません。逆に、習得に時間がかかる分、スキルを身につけた後の市場価値は高くなります。「難しい=やめとけ」ではなく、「学ぶ覚悟がある人にはチャンスがある職種」と捉えるのが現実的です。
SAPコンサルタントまとめ
SAPコンサルタントは、専門性の高い知識と業務理解が求められる分野ですが、その分高年収・安定性・キャリアの広がりといった大きな魅力を備えた職種です。将来性も高く、SAP S/4HANAへの移行需要やDX推進などを背景に、今後も活躍の場は広がっていくでしょう。
未経験からの転職を目指す場合は、転職エージェントを活用して効率的に活動を進めるのがおすすめです。
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