外資系企業の増加により、日本でも「USCPA(米国公認会計士)」の資格を取得する方が増えています。USCPAの資格を武器に、より自身の能力を活かせる企業へ転職したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
USCPAのように専門性の高い資格を持っている方の転職活動では、USCPAに強い転職エージェントを利用することがおすすめです。
本記事では、USCPAの資格保有者の利用がおすすめの転職エージェントや、USCPAの資格を活かして転職するポイント、注意点について解説します。
USCPAにおすすめ転職エージェント8選

はじめに、USCPAの資格保有者におすすめの転職エージェントを8社ご紹介します。
転職エージェント | 公開求人数 | 特徴 |
ヒュープロ | 約6,000件 | 税理士業界の転職専任のキャリアアドバイザーが多数在籍している。紹介案件の9割以上が会計事務所・税理士法人。 |
MS-Japan | 非公開 | 30年以上の実績を持ち、職種ごとに精通したアドバイザーが実績を基に作り上げたノウハウで、キャリアアップをサポートしてくれる |
ヤマトヒューマンキャピタル | 非公開 | 業界内求人カバー率NO.1・応募書類対策・面接対策の徹底などを強みとしている。PEファンドやVC投資先の経営幹部求人も多数ある |
レックスアドバイザーズ | 約3,000件 | 税理・会計業界だけでなくシニア層やマネージャークラスのサポートにも多数の実績がある |
JACリクルートメント | 11,988件 | 各業界、各職種に精通したコンサルタントが多数在籍しており、登録者の転職活動をサポートしてくれる |
コトラ | 22,848件 | さまざまな業界のハイクラス求人が豊富 |
リクルートダイレクトスカウト | 約16万件 | 自分から企業に応募する求人だけでなく、登録すればヘッドハンティングされるケースもある |
マイナビ会計士 | 1,051件 | マイナビが運営する会計士に特化した求人サイト |
各社の概要や公開・非公開求人数、強みや特徴をご紹介します。
ヒュープロ

引用:ヒュープロ
運営会社 | 株式会社ヒュープロ |
公式サイト | https://hupro.jp/ |
公開求人数 | 12,163件(2025年3月27日現在) |
非公開求人数 | 非公開 |
主な求人職種 | 税理士法人・会計事務所 |
ヒュープロは、税理士業界特化の転職エージェントです。
税理士業界の転職専任のキャリアアドバイザーが多数在籍していることを強みとしており、紹介案件の9割以上が会計事務所・税理士法人です。
一般の転職サイトでは会計事務所や税理士法人の案件は少なく、登録しても希望する案件に巡りあえない可能性もあります。
USCPAの資格を活かして活躍できる職場を探しているなら、登録しておけば希望通りの職場を紹介してくれる可能性も高まるでしょう。
MS-Japan

引用:株式会社MS-Japan
運営会社 | 株式会社MS-Japan(エムエス ジャパン) |
公式サイト | https://company.jmsc.co.jp |
公開求人数 | 10,758件(2025年3月27日現在) |
主な求人職種 | 経理・人事・法務・会計士・税理士・弁護士に特化 |
株式会社MS-Japanは、管理部門・士業に特化した転職エージェントです。
30年以上の実績を持ち、職種ごとに精通したアドバイザーが実績を基に作り上げたノウハウで、キャリアアップをサポートしています。
求人の52%が年収500万円以上、年収アップの交渉などもサポーターが行なっています。転職の相談はもちろんのこと、有利な転職のために情報収集したい方向けの相談会なども実施中です。
今すぐに転職はできないけれど将来的に転職を考えている方にも、使いやすい転職エージェントです。
ヤマトヒューマンキャピタル

会社名 | ヤマトヒューマンキャピタル株式会社 |
公式サイト | https://yamatohc.co.jp/ |
公開求人数 | 2,903件(2025年3月27日現在) |
主な求人職種 | M&A・PEファンド・VC・CFO・投資銀行・事業再生・経営企画など |
ヤマトヒューマンキャピタル株式会社は、経営・ファイナンス業界等に特化した転職エージェントサービスです。
業界内求人カバー率NO.1・応募書類対策・面接対策の徹底などを強みとしており、PEファンドやVC投資先の経営幹部求人も多数あります。
USCPAの資格を活かせる仕事といえば、税理士法人や公認会計事務所などですが、ファンドやコンサルティング会社も一定の需要があります。
税理・会計業界にこだわらず、幅広い業界で自分の能力を活かせる会社を探している方におすすめです。
レックスアドバイザーズ

運営会社 | 株式会社レックスアドバイザーズ |
公式サイト | https://www.career-adv.jp |
公開求人数 | 2,862件(2025年3月27日現在) |
主な求人職種 | 公認会計士・税理士・経理・財務など |
レックスアドバイザーズは、公認会計士・税理士・経理・財務などの転職サポートに強いエージェントです。
一般的な転職エージェントではなかなか求人がない、会計事務所やコンサルティングファームなどの求人を多数取り扱っています。
また、シニアスタッフやマネージャークラスのサポートにも多数の実績があるため、ハイクラス転職も望めるでしょう。
面接時や書類選考前には、履歴書・職務経歴書作成に関するアドバイスをはじめ、内定が決まるまで手厚いサポートもしてくれます。
転職が初めての方から、ハイクラス転職を求める方まで幅広い層で使いやすいエージェントです。
JACリクルートメント

運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
公開求人数 | 21,282件(2025年3月27日現在) |
非公開求人数 | 非公開(2023年11月15日現在) |
主な求人職種 | 管理職・技術職・専門職 |
株式会社JACリクルートメントは、ミドルクラス・ハイクラスの管理職・エグゼクティブ・専門職に特化した転職エージェントです。
各業界、各職種に精通したコンサルタントが多数在籍しており、登録者の転職活動のサポートを行っています。
イギリスで創立されたエージェントであるため、外資系企業・海外進出企業などへのグローバル転職にも実績が豊富にあり、USCPAの資格を活かした仕事も見つけやすいでしょう。
コトラ

引用:株式会社コトラ
運営会社 | 株式会社コトラ |
公式サイト | https://www.kotora.jp/ |
公開求人数 | 29,562件(2025年3月27日現在) |
非公開求人数 | 21,965件(2023年7月1日時点)※全求人の8割以上 |
主な求人職種 | 金融・コンサルタント・IT・Web関係・製造業・経営幹部・管理系職種 |
株式会社コトラ は、金融・コンサルトいったハイクラス転職エージェントの定番求人から、製造業まで幅広く扱っている会社です。
それぞれの職種に対して高い専門性をほこるキャリアコンサルタントが在籍しており、希望する転職先が決まるまでのサポートを行っています。
さらに、他の転職エージェントではなかなか扱っていない求職も取り扱っていることから、幅広い分野における、USCPAの資格を活かした仕事に出会いやすいはずです。
最新の就職情報なども随時共有してもらえるので、サポートを受けながら自分で情報収集などをしたい方にもおすすめです。
リクルートダイレクトスカウト

運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
公開求人数 | 478,061件(2025年3月27日現在) |
非公開求人数 | 非公開 |
主な求人職種 | IT・インターネット・メーカー・商社など多岐にわたる |
リクルートダイレクトスカウトは、人広告、人材紹介、人材派遣として高い知名度と豊富な実績をほこるリクルートが運営しているハイクラス転職エージェントです。
年収800万〜2000万円の求人が多数あることを強みとしており、自分から企業に応募する求人だけでなく、登録すればヘッドハンティングされるケースもあります。
USCPAは多くの企業に需要がある資格のため、ヘッドハンティングされる可能性も高いでしょう。
また、約600社、4,300名以上(2022年5月時点)のヘッドハンターが登録者をサポートし、仕事探しや企業との交渉を手助けしてくれます。
マイナビ会計士

引用:マイナビ会計士
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://cpa.mynavi.jp |
公開求人数 | 1,237件(2025年3月27日現在) |
非公開求人数 | 非公開 |
主な求人職種 | 公認会計士・税理士・USCPAなど |
マイナビ会計士はマイナビグループが運営している会計士・税理士など税務会計職に特化した転職エージェントです。運営会社はリクルートやパソナと並んで日本の人材紹介業の最大手であり、信用力も高く、求人も豊富です。
USCPA有資格者向けの求職もあると公言している数少ない企業です。USCPAの資格を活かし、できるだけ早く転職したいと考えている方にも適しています。
USCPAに強い転職エージェントの選び方

ここでは、USCPAに強い転職エージェントの選び方を4点解説します。
複数の転職エージェントを検討中で、どのサービスを利用すべきか悩んでいる方は参考にしてください。
金融業界に特化した専門性の高いエージェントを選ぶ
USCPAに強い転職エージェントを選ぶ際には、金融業界に特化した専門性の高いエージェントを選ぶことが重要です。
金融業界は複雑で専門的なスキルが求められるため、経験豊富で業界の動向や要件に精通したアドバイザーが在籍している可能性が高いです。
金融業界に特化したエージェントであれば、USCPAの資格や経歴について深く理解しており、最適なポジションを見つけるためのアドバイスやサポートの提供が期待できます。
また、金融業界に特化した専門性の高いエージェントの場合、業界専門のネットワークを構築している可能性が高く、非公開求人のように特別な情報へアクセスしやすくなります。専門性の高いエージェントを選ぶことで、USCPAに関する転職活動を、より効果的かつスムーズに進められるはずです。
USCPAの転職支援実績が多いエージェントを選ぶ
昨今では、日本国内でもUSCPAの資格を取得し、専門性を活かして仕事をする方も増えています。それに伴い、USCPAの転職支援実績をもつエージェントも増えつつあります。
USCPAの転職支援実績が豊富な転職エージェントは、その旨を公式サイトに掲載しているところもあります。
USCPAの転職実績が豊富ということは、USCPA資格をもつ人材を求めている企業とのつながりがあるということです。
自分の希望する業界や職種へ支援実績が多いエージェントに登録すれば、希望通りの転職が行ないやすくなるでしょう。
USCPA求人数の多さ
USCPAに強い転職エージェントを選ぶ際、そのエージェントが提供する求人数の多さも重要な要素です。多岐にわたる企業や業界と連携しており、さまざまな職種や経験レベルに合わせた求人を提供できるエージェントであるかがポイントとなります。
エージェントが幅広いネットワークを構築しており、継続的に新しい求人情報を収集・提供できるかが、転職活動の効率性に大きく影響します。
また、USCPA関連の求人を多く抱えているエージェントであれば、転職希望者のキャリア目標や希望条件に適した案件を紹介でき、転職を成功へ導きやすくなるでしょう。
USCPAに強い転職エージェントを選ぶ際には、エージェントが提供するUSCPA求人数の多さを確認し、クライアントが最良の選択を行えるようサポートできるかどうかも考慮することが重要です。
選考書類の添削や面接対策などのサポートが充実しているか
USCPAの転職市場は競争が激しく、徹底した書類・面接対策が求められます。
そのため、USCPAに強い転職エージェントを選ぶ上では、エージェントが提供するサポートの充実度も判断材料となるでしょう。特に、選考書類の添削や面接対策などのサポートが充実しているかは大きなポイントです。
サポートが充実しているエージェントの場合、転職希望者が作成した履歴書や職務経歴書の添削やアドバイスを行っています。また面接対策においても、模擬面接や想定される質問事項を教えてくれるなど、徹底的にサポートを行います。これにより、自己アピールやスキルを効果的に伝え、面接での自信を高めることにつながるはずです。
選考書類や面接に関するサポートが手厚いエージェントを選ぶことで、USCPAの転職活動の成功に近づきやすくなります。
USCPAに特化した転職エージェントを最大限活用する方法

USCPAに特化した転職エージェントは、登録するだけではなく、最大限活用することで成果につながりやすくなります。
ここでは、転職エージェントを最大限活用するための5つのポイントについて解説します。
複数の転職エージェントに登録する
転職エージェントは可能ならば複数登録しましょう。理想としては、3つ以上のエージェント登録がおすすめです。
転職エージェントとはそれぞれ仕組みや利用方法が異なるため、複数の転職エージェントに登録しておくことで、最終的に使いやすいサービスが選びやすくなります。
また、複数の転職エージェントに登録すれば非公開求人をより多く閲覧できるのもメリットです。非公開求人は公開求人よりも条件がよいものが多いため、より多く閲覧できたほうが有利です。
ただし、サポーターと面談の時間などがバッティングしないよう注意が必要です。サポーターとの面談をたびたびキャンセルすると、登録が取り消されるところもあります。
希望条件を明確に伝える
USCPAの転職に特化したエージェントに登録する際、希望条件を詳しくかつ明確に伝えましょう。
給与の額や転職を希望する職種だけを伝えたり、USCPAの資格を活かせる仕事といった曖昧な希望だけだったりする場合は、希望する求人をなかなか紹介されにくい場合もあります。
今までのキャリアや職歴、実績、希望の転職先などを記す必要がある場合は、できるだけ具体的に記入することが重要です。
これにより、転職エージェント側も登録者の実績や職歴、希望が把握できてより希望に添った求人を紹介しやすくなります。
特に、優秀な人材を探している企業にとっても、USCPAの資格だけでなく今までのキャリアや実績もわかった方が、オファーを出しやくなります。
メールや電話のレスポンスを早くする
転職エージェントから提案された求人は、複数人に一度に提示される可能性もあります。メールや電話で提案を受けた際、返答に時間がかかるとオファーに応える意思がないものと判断され、オファーを取り消される恐れもあります。
また、メールや電話のレスポンスの遅さは、転職活動へのやる気がないものと思われてしまうかもしれません。
転職エージェントのキャリアサポーターは、転職に積極的な方のサポートを優先する傾向があります。より条件の良い求人も、転職活動に前向きな方にオファーする可能性もあります。
転職エージェントを最大限活用したい場合は、メールや電話のレスポンスはできるだけ早めにすることがポイントです。
担当者との相性が悪いならすぐに変えてもらう
転職エージェントに登録するメリットは、サポーターに内定まで伴走型サポートが受けられことです。
ただし、人間同士ですから相性はあり、相性の悪い相手とぶつかる可能性もあるでしょう。転職エージェントが大規模なほど、相性の悪いサポーターにぶつかる可能性は高まります。
ほとんどの転職エージェントでは、担当者の交代には応じてくれます。面談やサポートを受けて「この人とは合わないな」と思ったら、早めに申し出て担当者を変ってもらいましょう。
書類添削や面接対策などのサポートを使い倒す
転職エージェントが提供してくれる書類添削や面接対策などのサポートは、可能な限り利用しましょう。「自分で提出する書類くらい書ける」といった油断は禁物です。
書類添削や面接対策のノウハウは、転職エージェントのほうがあります。一般的な求人に比べて、USCPAの資格が活かせる求人は狭き門といわれています。1枚の書類、20分の面接が明暗を分けることもあるため、使えるサポートはとことん使うと良いでしょう。
USCPAに強い転職エージェントを利用する流れ

ここでは、USCPAに強い転職エージェントを利用する流れについて解説します。
転職エージェントごとに細かい違いはありますが、一般的な流れがわかっていれば、いつまでに何をすべきかが把握でき、仕事と転職活動の両立もしやすいでしょう。
会員登録・ログイン
転職エージェントを利用する際は、まず会員登録を行ないます。これは、どの転職エージェントも同じです。
なお、会員登録や転職エージェントの利用は無料なところが多いですが、一部のサービスが有料のところもあります。
ただし、会員登録の時点で料金が発生するエージェントはまれです。
また、会員登録情報すべての基本となります。会員登録の内容は以下のとおりです。
- 転職の希望:転職時期・転職後の職種・希望する年収など
- 自身のプロフィール:年齢・性別・現在の職種・住所・年齢など
- 今までの実績:職歴・所保有している資格など
USCPAの資格を活かして働ける仕事を探している場合、USCPAを取得した時期や資格を活かした働いた実績なども記載しておきましょう。
エージェントから連絡
会員登録をしたら、で希望する仕事の条件や転職のスケジュールなどを確認が改めてエージェント側と行なわれます。
メールや電話で確認が行なわれることが一般的ですが、Web面談の形で行なわれることもあるので、事前に確認しておきましょう。この時点で、キャリアアドバイザーとの面談の予定を組むケースもあります。
キャリアアドバイザーとの面談
キャリアアドバイザーとは、登録者の転職活動を内定までサポートしてくれるスタッフです。
会社ごとに名前が代わり、単に「担当者」と呼ばれることもあるでしょう。USCPAの資格を求人は非公開なところも多く、担当者から紹介される形になります。
そのためキャリアアドバイザー(担当者)と面談で、自分がこれまで築いてきたキャリアや実績、希望する転職活動のスタイルなどを知ってもらいましょう。
担当者との理解が深まれば、希望と合致した転職先を紹介してもらいやすくなります。面談は通常対面で行なわれますが、転職エージェントによってはWebで行なえるところもあります。
求人紹介・書類添削・面接対策
面談が終わり、転職活動の方向性やスケジュールが具体的になったら、いよいよ転職エージェントからの紹介がはじまります。
保有している案件から、USCPAの資格を活かせる求人を紹介してくれるほか、希望する業界の最新の情報や求人企業の風土、職場環境なども教えてくれます。
また、企業に提出す書類の添削や面接対策など受けられるサービスは積極的に利用してください。
仕事をしながら転職活動をする場合、スケジュール管理はしっかりと行ないましょう。なお、紹介された求人は必ずしも受ける必要はありません。
応募・書類選考・面接
提案された求人が希望に合致した場合、転職エージェントを通じて企業への推薦をしてもらいます。転職エージェントによって、応募までの手順が異なるのでよく確認したうえで申し込みましょう。
また、転職エージェントによっては企業側からオファーがきたりスカウトが来たりする場合もあるでしょう。スカウト案件は条件がいいため、希望にあった求人ならば積極的に受けるのがおすすめです。
内定・退職交渉・入社
無事に内定が決まったら、入社時期などの細かい調整に入ります。この交渉も転職エージェント側が行なってくれる場合もあるので事前に情報を共有のうえ、任せられるものは任せておきましょう。
その間に、引き継ぎや退職の手続きなどを行なうと限られた時間を有効に使えます。
現在勤めている会社と退職に関することでトラブルになった場合も、転職エージェントに相談してみましょう。場合によっては退職の交渉も行なってくれる場合があります。
USCPA資格保有者におすすめの転職先とは

ここでは、USCPA資格保有者におすすめの転職先を5つご紹介します。
どこの業界を主な転職先としていいか悩んでいる場合は、参考にしてください。
大手会計事務所
大手会計事務所は、高度な専門知識を求められる環境下で、監査・税務・コンサルティングなど幅広いサービスを提供する会計事務所です。
主に国内の日系企業や、グローバルに活躍する大手企業の会計監査を請け負っています。
公認会計士の有資格者だけでなく、USCPAの資格保有者を求めている会計事務所も多くあります。公認会計士ならば中小の会計事務所でも常に一定の需要がありますが、USCPAの資格保有者は大手会計事務所のほうが需要は高めです。
USCPA資格保有者が大手会計事務所へ転職するメリットは、 国際的なキャリアの機会が多いことや、多様な業界のクライアントとの関わりを持てること、また高いキャリア成長の潜在性があることです。
USCPAの資格保有者というだけでなく、財務会計の知識のある方は重宝される傾向にあります。
企業の財務部門
大企業や多国籍企業の財務部門、特に財務報告・内部監査・リスク管理などを担当する部門は、USCPAの資格保有者が活躍しやすい転職先です。
USCPA資格保有者はアメリカの財務に関する知識が豊富であるため、海外でも特に北米の企業と取り引きがある企業は、USCPAの資格保有者を求めている企業が多くあります。
また、これからグローバルに事業を展開したいと考えている企業もUSCPAの資格保有者を求めています。
公認会計士とUSCPAの両方を取得している方であれば、北米と日本での財務関係の法律の違いなどもスムーズに理解できます。
USCPA資格保有者が企業の財務部門へ転職するメリットは、安定した就業環境が整っており、企業内での幅広い業務へ関与できるほか、キャリアアップの機会も多いことです。
コンサルティングファーム
コンサルティングファームとは、主にコンサルティングサービスを提供する企業や会社を指します。特徴は、戦略・業務改善・財務アドバイザリーなど、多様なコンサルティングサービスを提供している点です。
日本だけでなく北米諸国のビジネスに関する知識を持っている人材が重宝される傾向があります。大規模なコンサルティングファームほど、USCPAの資格保有者の需要が高く、採用に積極的な会社も多いです。
また、USCPAの資格保有者が所属していれば、それだけでコンサルティングファームの強みになります。
USCPA資格保有者がコンサルティングファームに転職するメリットは、多様なプロジェクトへの参画が可能であることや、戦略的な思考と実行の経験を積めること、また高い報酬とキャリアの可能性があることです。
USCPAの資格とあわせて、日本の財務会計の知識も豊富な人材であれば、歓迎されやすいでしょう。
スタートアップやベンチャー企業
スタートアップとは、新しいビジネスモデルを実験的に構築し、これまでにないイノベーションを追求する組織です。ベンチャー企業は、既存のビジネスモデルを基盤にしながら収益性を向上させることや、スケールを拡大して売上を増やすことに焦点を当てている組織です。
スタートアップやベンチャー企業では、USCPA資格保有者は、財務戦略・資金調達・会計管理など、初期段階から企業成長を支える重要な役割を担います。
実績は少ないながらも、一緒に企業を成長させていくやりがいを感じやすい環境といえるでしょう。
USCPAの資格保有者がスタートアップやベンチャー企業へ転職するメリットは、ダイナミックな職務内容に挑戦できることや、大きな裁量権が与えられやすいこと、また企業成長とともに自身のキャリアアップが期待できることです。
これから事業を展開していく会社やベンチャー企業の中で、特にグローバルな仕事をしようと考えている会社は、USCPAの資格保有者を求めています。5年、10年と腰を据えて、1つの仕事に取り組みたい方におすすめです。
公共部門や非営利組織
公共部門や非営利組織とは、得られた利益を従業員や寄付者に分配するのではなく、主に社会貢献やその他の団体の目的を達成するために活動する法的な組織です。
USCPAの資格保有者の役割として、政府機関・公共団体・非営利組織での財務管理や、予算策定・監査などがあります。
公共部門や非営利組織を転職先として選ぶメリットは、社会貢献の機会を得られることや、安定した就業環境があること、またワークライフバランスをとりやすいことです。
グローバル化やインバウンドのため、北米の法律や財務に関する知識を求めている公共部門も多いです。自治体やNPOが、USCPAの資格保有者を求めるケースも増えており、取得した資格を公共の利益のために使いたい方に適しています。
USCPA資格保有者が転職を成功させるポイント

ここでは、USCPA資格保有者が転職を成功させる3つのポイントをご紹介します。
職歴や実績・スキルを事前に棚卸しておく
スキルや実績の棚卸しとは、これまで積み上げてきたキャリアや実績を整理し、実力を客観的に示せるように整理する作業です。USCPAはそれだけで転職の大きな武器になります。
しかし、USCPAの保有が最低限のラインの転職の場合、プラスαが必要です。求人募集を行っている企業から、「この人材を迎え入れたい」と思わせるための実力やキャリアがあれば、さらに強力な武器になるでしょう。
ただし、いくら「自分は頑張りました」と面接などで力説しても、客観性がないと説得力はありません。転職エージェントの協力も得て、時間をかけて棚卸しを行いましょう。
もしスキルに自信がない方は公認会計士や経営者などプロフェッショナルとして活躍する実務家が講師をしているCPAラーニングを受講するのも一つの手です。
実践的でわかりやすい講義を無料で受講できるため転職で有利になるスキルや知識が身につきます。
専門スキルと経験・実績を強調する
USCPA以外にも、専門スキルと経験・実績を強調することが重要です。できるだけ大きな実績のほうが有利になりますが、財務会計分野の場合は小さな実績の積み重ねも評価されることもあります。
また、実績には客観性が必要です。自分なりに頑張ったではなく、どのようなプロジェクトをいつ、どんな工程で行ない、会社にどのくらいの利益を与えたか客観的に説明できれば面接などで有利になるでしょう。
徹底した面接対策を行う
USCPA資格保有者が転職を成功させるためには、徹底した面接対策は不可欠ですが、転職エージェントの力を借りるとより効果的です。これは、エージェントは市場動向や企業の求めるスキルに精通していることから、転職希望者へ適切なアドバイスを提供できるためです。
転職エージェントは、個別のニーズに合わせた面接対策を提供することで、転職希望者がUSCPA資格を最大限にアピールできるようサポートしてくれるはずです。模擬面接や質疑応答のトレーニングを通じて、緊張感を軽減し、自信をつける手助けをしてくれるでしょう。
また、業界特化型のエージェントであれば企業の文化や選考の傾向を把握しているため、適切な回答のアドバイスも期待できます。
USCPAに強い転職エージェントに関する疑問や質問

最後に、USCPAに強い転職エージェントに関する疑問や質問をいくつかご紹介します。
- 今すぐ転職しなくても登録しても大丈夫ですか?
- 転職エージェントは無料で使えますか?
- 複数の転職エージェントに登録してることを伝えても大丈夫ですか?
- USCPAの年収はどのくらいですか?
- USCPAは未経験でも転職できますか?
今すぐ転職しなくても登録しても大丈夫ですか?
サポート期間が数年間に及ぶ転職エージェントなら大丈夫です。
ただし、3年以上後に転職したいというのは、登録するメリットは余りありません。
最長で3年以内に転職するならば、登録してもいいでしょう。サポート期間を公式サイトで確かめておくのがおすすめです。
転職エージェントは無料で使えますか?
ほぼ全ての転職エージェントは無料で使えますが、ごくまれに有料コースを設けているところもあります。
料金がかかるかどうかは公式サイトで明記されているので、十分考えたうえで決めてください。
なお、無料でも登録者には手厚いサポートをしてくれるエージェントが大半です。
複数の転職エージェントに登録してることを伝えても大丈夫ですか?
複数の転職エージェントへの登録は、特に禁止されているわけではないため問題ありません。
ただし、余計なトラブルを防ぐためも、担当者との面談は転職エージェント同士でバッティングしないように気をつけましょう。
USCPAの年収はどのくらいですか?
USCPAの年収は、一般的に初年度の平均年収が500万円前後と言われています。
また、4〜6年で700〜1,200万円ほどになり、6年以上では1,500万円以上なるケースもあるでしょう。マネージャークラスになるとさらに年収が上がる可能性もあります。
年収は業種や役職によっても大きく異なるため、転職する際は十分に年収を確認したうえで行ないましょう。
USCPAは未経験でも転職できますか?
日本の公認会計士や税理士として働いた経験があれば、USCPA自体は未経験でも問題ありません。
しかし、全くの無経験でUSCPAの仕事をしたい方にとっては、ハードルは高めといえます。
USCPAの仕事を活用して仕事をしたい場合は、財務会計関係の仕事の経験を積むことも検討した方が良いでしょう。
また、USCPAの資格が未取得の方は、必要な講座の単位を取得し試験に合格する必要があります。
この場合、例えばCPA会計学院の のような公認会計士資格の専門スクールを活用し資格取得に向けて取り組むのが一般的です。
これらのスクールでは経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」に参画しているものも多く、受講料の最大70%もの補助を受けられるものもあります。
USCPAにおすすめ転職サイト&エージェントまとめ

USCPAは、日本の公認会計士と比べても専門性が高く、有資格者を求める企業もまだまだ限られているのが現状です。
しかし、ビジネスのグローバル化に伴い、需要は増えています。USCPAの資格を活かして仕事をしたい場合は、専門性の高い転職エージェントを活用しましょう。
一般的な転職サイトなどで、自身で検索をするのみの活動よりも効率的かつ良い条件の求人が見つかりやすくなるはずです。
USCPAにおすすめ転職エージェントを選ぶ際には、金融業界に特化したエージェントやUSCPAの転職実績が豊富なエージェントを選ぶことがポイントです。
なお、複数のエージェントに登録し、希望条件を明確に伝えた上で早いレスポンスを心がけ、担当者との相性が合わなければ変更することをおすすめします。書類添削や面接対策などのサポートを積極的に利用することが、成功への近道となるでしょう。