会計士からコンサルタント転職は可能!年収や業務内容など徹底解説

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会計士からコンサルタント転職は可能!年収や業務内容など徹底解説

会計士とコンサルタントというと全く別の業種と思われがちですが、実は会計士の経験を活かしてコンサルタントへ転職する人が近年増えています。

「会計士から本当にコンサルタントになれるの?」と不安に感じられる方も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では会計士からのコンサル転職の実態について詳しくご紹介します。

会計士がコンサル転職した場合の業務内容キャリアプランについても詳しく解説しました。最後まで読んでいただければ、会計士のコンサル転職の実態をより具体的に知っていただけるはずです。

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目次

会計士からコンサルタント転職は増えている!その理由を徹底解説

会計士からコンサルタント転職は増えている!その理由を徹底解説

公認会計士の転職では、監査法人が代表的なケースでしょう。しかし近年では、会計士からコンサルタントへ転職することも増えています。主な理由は下記3点です。

公認会計士の場合、監査法人で実績や評価によって、確実にキャリアを積むことができます。

しかし、管理職にあたるマネージャーになるまでに10年前後1、パートナーになるためにはさらに狭き門となってしまうため、短期間で実力を評価されるコンサルタントへの転職を決める人は多いようです。

さらに、監査法人の場合、複雑ではあるものの、同じ業務ばかりをこなさなければいけません。そのため、監査法人の業務に飽きてしまい転職を決意する人もいます。

公認会計士の平均年収は600万円※2で、国民の平均年収381円※3と比べると高額です。しかし、会計士からコンサル転職した場合、会計士の時よりも魅力的な年収が提示されるケースがほとんどです。高額な年収に魅力を感じて、コンサル転職する会計士も少なくありません。

続いて実際に会計士からコンサルタントへ転職された方の実体験もチェックしてみましょう。実体験をチェックすることで、よりリアルな会計士からコンサル転職の実態を知ることができるはずです。

※1参照:NHK「監査に異変 会計士が足りない?」
※2参照:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」
※3参照:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」

監査法人でのキャリアプランに限界を感じた

【昇進が出遅れた】

異動してきた僕は事業会社の監査の経験値が足りないという理由で昇進を見送られてしまい、正しい評価を得られていないという思いがありました。その点、コンサルティングファームなら実力を評価してもらえさえすればきっと戦えると思ったのです。

男性3
引用:マイナビ会計士

この転職者の方は金融機関の監査での経験もあったようですが、事業会社の監査部署では経験としてカウントされなかったようです。その結果、昇進が遅れてしまい、転職を検討されるきっかけになったのだとか。

上記のケースのように、キャリアアップのタイミングでコンサル転職される方も少なくありません。

監査以外の業務にチャレンジしたい

【監査以外の仕事にもチャレンジしたかった】

監査に2年くらいで飽きちゃったんですよね(笑)売り上げという数字だけではなく、将来何を目指そうとしているのか、とか、そういうものを見たかったんです。

女性2
引用:マイナビ会計士

大手監査法人に就職し、監査業務に従事されていたものの、2年ほどで業務の内容に飽きてしまわれたようです。

監査の業務は非常に複雑かつ専門的な知識が必要になります。しかし、大きな変化がないこともあり、人によっては「単調な仕事」とマイナスに感じてしまうのかもしれません。

一方、コンサルタントの業務は、クライアントによって業務が大きく変わるのが一般的です。刺激あるコンサルタントの業務に魅力を感じ、転職している人も少なくありません。

コンサルの年収やキャリアプランに魅力を感じた

【トリプルアップしたい】

監査業務しか行うことが出来ない環境であり、その他の案件がなく、アドバイザリー業務を行いスキルアップしたいため転職を希望。結果、ベースとしての年収UPは勿論のこと、業務幅の広がりからスキルアップ、より人数規模の大きい会社で働く点からキャリアアップ、とトリプルアップを叶えることができました。

男性1
引用:マイナビ会計士

監査業務だけでは、スキルアップできないだけではなくキャリアアップもできないと考えたそう。結果として、年収も上がらないため、コンサル転職を決意されたのだとか。

転職前は大手監査法人で監査業務をされていましたが、転職により500万円だった年収が650万円になったようです。コンサルタントとして実績を積むことで、さらなる年収アップも期待できるのではないでしょうか。

会計士の転職先となるコンサルファームは?

会計士の転職先となるコンサルファームは?

各コンサルファームには得意分野があり、得意とする業務も異なります。転職する際にコンサルファーム選びは非常に重要です。

そこで、ここでは会計士の転職先として相性のよい4つのコンサルファームについて解説します。

ぜひ、コンサルファーム選びの参考にしてください。

会計事務所系コンサルファーム

会計事務所を母体とするコンサルファームは、前職での経験や知識を活かせることから、比較的会計士が転職しやすいファームになります。

中でも会計事務所を母体とするBIG4(デロイト、PwC、アーサー・アンダーセン、KPMG)のアドバイザリー部門の転職が非常に人気です。

関連記事>>Big4コンサルへの入社難易度は高い?

アドバイザリー部門で働くことで、財務だけではなく戦略やテクノロジー、リスク管理など幅広い分野で専門的知識やスキルを身につけられます。コンサルタントとして幅広い分野で経験を積みたいという人に人気のポストです。

事業再生系コンサルファーム

景気の大きな変動により、近年、事業再生案件が増加中です。会計や税務の知識を持った会計士は、事業再生系コンサルファームでも重宝されます。

企業が抱えている経営課題に対して、多角的な視点から分析し解決策を提案するのが、事業再生系コンサルファームの主な業務です。そのため、会計の知識に加え、マネージメントやマーケティング、情報通信技術など幅広い知識が求められます。

M&A系コンサルファーム

近年、ベンチャー企業の台頭などによりIPOだけではなく、M&Aの案件が増えています。M&Aでは、監査や税務の経験や知識を活かせる分野です。そのため、M&A系コンサルファームでの会計士需要も高まっています。

M&Aでは、簿記や決算の知識だけではなく、財務処方の理論を認識できるような専門的な知識が求められるのが特徴です。そのため、デューデリジェンスやバリューエーションなどのエグゼキュージョン領域で会計士の採用ニーズが高まっています

関連記事>>M&Aコンサル・アドバイザリー専門会社のおすすめ【選び方・注意点までを解説】

戦略系コンサルファーム

クライアントの経営課題を解決することが求められる戦略コンサルファーム。経営課題に「売上の増加」や「コストの削減」はつきものです。その際に、企業会計や会計監査の知識やスキルが必要になるため、会計士の需要も高まっています。

ただ、他のファームと比較すると、会計の知識だけではなくより高度な知識や経験などが必要です。そのため、純粋な監査業務しかない会計士の場合、転職のハードルは高くなってしまいます

他のコンサルファームでコンサルタントとして経験を積んでから戦略系コンサルタントに転職するケースが多いようです。ただ、20代の若手の場合、アソシエイトとして採用される可能性はあります。

会計士からコンサル転職後の業務内容

会計士からコンサル転職後の業務内容

会計士からコンサルタントへの転職後に大きな後悔をしないためにも、コンサルタントがどのような業務を行うのか押さえておきましょう。

ここでは、会計士が転職した際に行うことが多いコンサル業務8点について詳しくご紹介します。

会計士としてのキャリアやスキルをどのように生かせるか詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

税務面でのアドバイス

会計士からコンサル転職した際、最も多い業務が税務面でのアドバイスです。下記のようなシーンで、コンサルタントとしてアドバイスを行います。

税務面でのアドバイスの種類
  • 税務戦略の策定
  • 税務リスク管理
  • 税務調査サポート
  • 国際税務
  • 税務効率化の提案

税務に関するアドバイスだけではなく、税務系のリスクに対する対策などを策定することが求められます。

事業再生

事業再生でも様々なシーンで会計士としての知識を活かすことができます。

事業再生に関わる業務
  • 事業状況の分析と評価
  • 財務再構築の計画立案
  • 経営戦略の再構築
  • 業務プロセスの改善と効率化

事業を再生するためには、クライアントの現状を正しく知ることも求められます。事業状況を分析したり、財務状況の評価したりする際に、会計士としての経験や知識を活かすことが可能です。

また、新たに経営戦略を見直したり、業務プロセスを改善する際も財務などの観点から専門的な知識が必要になります。事業再生業界では、幅広く会計士の知識が必要とされるのが特徴です。

コンサル業務の中でも「やりがい」を感じやすい業務でもあります。

フォレンジック(不正調査)

不正や違法行為の調査を目的としたフォレンジック(不正調査)。会計監査と親和性の高い分野であることから、監査法人での経験をいかんなく発揮できます。

とくにフォレンジックの中でも、不正行為の調査や財務分析、法律的な側面などで会計士としての知識が必要とされます。

企業の法律的なリスクの管理を行うことから、非常に高い専門性と信頼性が必要です。そのため、フォレンジックは主にBIG4がメインとなってサービスを提供しています。

【M&A】リスク洗い出し(財務DD)

M&Aを実行する前に、リスクを洗い出します。リスクは財務、法務、技術など多岐にわたりますが、元会計士コンサルタントが担当することが多いのが、財務デューデリジェンス(財務DD)の分野です。

財務DDとは、財務諸表の精査や財務データの分析などを通じて、M&Aを実行予定の企業の財務面のリスクを評価する業務になります。監査業務と非常に類似した業務です。

さらに、収益性の分析や将来の財務見通しの評価も行うため、監査の知識だけでなく業界における専門知識も必要となります。

【M&A】価値算定(バリュエーション)

M&Aでは、価値算定(バリュエーション)として、企業や事業の適切な価値を評価するプロセスがあります。企業を評価する方法として下記3点があります。

算定方法
  • 収益価格法
  • 市場比較法
  • 資産法

上記方法で評価する際、企業の会計情報や財務データ、市場動向などを総合的に考慮しなければいけません。そのため、会計士としてのスキルを活かせる業務になります。

【M&A】PMI

M&Aの実施後に行われる統合作業が、PMIです。異なる企業が統合する際には、様々な事業も統合しなければいけません。経営理念、人事評価、業務プロセスなど多岐にわたり、M&Aの成否を左右する重要なフェーズでもあります。

PMIは組織内で行うこともありますが、コンサルタントとして関与することも少なくありません。その際、財務や税務、会計処理の専門知識が不可欠なため、会計士としての経験やスキルを活かすことができます。

会計士の知識が必要となるPMI業務
  • 財務DDに基づいた統合後の財務戦略立案
  • 税務や会計処理の最適化
  • 合併会計の実施

とくに、上記のタスクでは活躍できるはずです。

【M&A】PPA

M&Aの後に実施される取得原価の配分手続きが、PPAです。M&Aで引き受けた負債や資産を時価で再計算する業務で、非常に高い会計知識や税務知識も必要となります。

PPAを外部に依頼する例としては、識別可能無形資産の認識が複雑で難しいケースが一般的です。複雑になるレベルとなると、M&Aの規模も大きく必然的に大企業がクライアントとなります。

そのため、BIG4のような大手コンサルファームが取り扱う業務です。

戦略コンサル

コンサルタントの業務としては一般的な戦略コンサルですが、実は会計士の転職先としては決してメジャーではありません。

前述してきたコンサル業務と比較すると、税務や会計の知識だけではなく、事業戦略を分析し、新たな戦略を策定しなければいけないからです。

戦略コンサルタントの場合、前職は会計士というケースは少なく、投資銀行、ファンド出身、IBDのような経歴を持つ人が多くなります。

会計士からコンサル転職後のキャリアプラン

会計士からコンサル転職後のキャリアプラン

働く上で、しっかりとキャリアプランを設計することは非常に重要です。そこで、ここでは会計士からコンサル転職後のキャリアプランについて、ご紹介します。

主なキャリアプランは、上記4つになります。それぞれのキャリアプランの魅力やデメリットを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスコンサルタントになる

フリーランスコンサルタントになって、独立開業するというキャリアプランは一般的です。自分のスタイルや働き方で、コンサル業を行えるため非常に人気があります。

ただ、個人として案件を獲得することは簡単ではありません。そのため、独立開業する前に経験やスキルを積むだけではなく、人脈も広げておく必要があります

事業会社へ転職する

事業の最適化や業績向上をサポートする事業会社への転職も注目されているキャリアプランです。

とくに、コンサルタントとしての経験だけではなく、会計士としての経験や知識を活かせます

事業会社だけではなく、企業の事業部を統括する幹部ポストに就くというキャリアプランも増えてきています。

コンサルタントと比較すると、激務ではないことから、ワークライフバランスを重視する方に人気です。

投資銀行やPEファンドに転職

投資銀行やPEファンドへの転職もキャリアプランとして人気です。非常に狭き門として知られている投資銀行やPEファンドへの転職ですが、転職シーンでは下記のような実務経験やスキルが評価されます。

求められる実務経験やスキル
  • 監査法人での実務経験
  • 財務分析スキル
  • 企業価値の評価
  • M&Aの実務経験
  • IPOの実務経験

コンサルタントとしての経験だけではなく、会計士としての実務経験やスキルが大きく評価されるのが特徴です。

投資銀行やPEファンドへの転職の最大の魅力は、高水準の給与になります。求人サイト・indeedによると投資銀行業務の平均年収は約769万円※1、ファンドマネージャーの平均年収は約804万円※2と年収水準が高くなっています。

さらに、投資が成功するとインセンティブとして収入があるケースも珍しくありません。キャリアアップで大幅な収入アップを目指したいと考える人に、おすすめです。

※1参照:indeed「日本での投資業務の給与」
※2参照:indeed「日本でのファンドマネージャーの給与」

ベンチャー企業のCFOになる

ベンチャー企業では、コンサル経験者をCFOにするケースが増えています。そのため、コンサルタントとしての経験を積んだ後、ベンチャー企業やスタートアップ企業へ転職する人も一定数存在します。

ベンチャー企業の多くは、事業のスピードが速いため、コンサルとは違った刺激を得られるという点も魅力です。

会計士のコンサル転職におすすめの転職エージェント5社

会計士のコンサル転職におすすめの転職エージェント5社

会計士からコンサル転職だけに限らず、コンサルタントへの転職は普通の転職とは異なり、コツが必要です。そのため、なかなかコンサル転職活動が進まないという方も少なくありません。

そこで、ここでは会計士からコンサルタントへの転職をサポートしてくれるおすすめの転職エージェント5社をご紹介します。

各社の特徴だけではなく、魅力や強みについても詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

公認会計士におすすめの転職エージェントはこちらでも豊富に紹介しています。
関連記事>>公認会計士におすすめ転職エージェントを徹底比較

マイナビ会計士

マイナビ会計士
引用:マイナビ会計士
マイナビ会計士の特徴
  • コンサルファームの本音を熟知
  • 業界に精通したキャリアアドバイザー
  • キャリアアドバイザーによるサポートが充実

企業と密なコミュニケーションをとっていることでも有名なマイナビ会計士。人事担当者の本音を熟知しているため、適切なアドバイスを受けることができます。コンサルファーム選びの際に役立つ有益な情報を教えてもらえる点も魅力です。

担当するキャリアアドバイザーが、業界に精通している点も同社の強みになります。会計士の潜在的なニーズを熟知しているので、コンサル転職についても適切なアドバイスをもらうことができます。

ワンランク上の面接対策をしてくれる点もマイナビ会計士の魅力です。とくに、コンサル転職は面接が非常に重要になります。コンサル未経験の方は、ぜひマイナビ会計士に登録しましょう。

マイナビ会計士の基本情報
運営会社 株式会社マイナビ
公式サイト https://cpa.mynavi.jp/
公開求人数 1,217件(2024年11月14日現在)
主な求人職種 コンサルタント、会計士、税理士

関連記事>>マイナビ会計士の評判と口コミ

ジャスネットキャリア

ジャスネットキャリア
引用:ジャスネットキャリア
ジャスネットキャリアの特徴
  • 幅広い業態企業との取引実績あり
  • 非公開求人が豊富
  • 幅広い年齢層に向けた求人あり

ジャスネットキャリアは、公認会計士が立ち上げた転職エージェントです。公認会計士のスキルや経験を必要とする企業と会計士を結び付けてくれます。

1996年に立ち上げた当初は、税務や会計など会計士の転職に特化した転職エージェントでした。しかし、現在はコンサルティング会社や外資系企業など幅広い業態との取引実績があります

公開求人だけではなく非公開求人が豊富な点もジャスネットキャリアの魅力です。そのため、20代前半の若手転職者だけではなく、30代、40代など幅広い年齢層に向けた求人を取り揃えています。

会計士としての長い実績を生かし、コンサル転職をしたいという方に非常におすすめの転職エージェントです。

ジャスネットキャリアの基本情報
運営会社 ジャスネットコミュニケーションズ株式会社
公式サイト https://career.jusnet.co.jp/
公開求人数 2,431件(2024年11月14日現在)
主な求人職種 コンサルタント、IR、人事、労務、会計士、税理士

ビズリーチ

ビズリーチ
引用:ビズリーチ
ビズリーチの特徴
  • ハイクラス求人に特化
  • 年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1
  • スカウト制度あり

ビズリーチは、ハイクラス求人に特化した転職エージェントです。

年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1を占めており、会計士のようなプロフェッショナル人材におすすめになります。コンサル転職で、会計士の時よりも収入をアップさせたいと考えている方は、ぜひ登録してください。

ビズリーチでは、ヘッドハンターからのスカウトを受けることができます。転職活動を効率化できるので、会計士として働きながら、転職活動をされたい方におすすめです。

※参照:ビズリーチ(2023年10月末時点)

ビズリーチの基本情報
運営会社 株式会社ビズリーチ
公式サイト https://www.bizreach.jp/
公開求人数 141,262件(2024年11月14日現在)
主な求人職種 総合型転職エージェント

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dodaX

dodaX
引用:dodaX
dodaXの特徴
  • ハイクラス専門カウンセラー在籍
  • 応募とスカウト両方選べる
  • 厳選した企業の求人

dodaXは、ハイクラス求人に特化した転職サービスです。そのため、ハイクラス専門カウンセラーが在籍しています。

コンサル転職のような難易度の高い転職に対しても、ハイクラス専門カウンセラーに、しっかりサポートしてもらうことが可能です。面接対策だけでなく強み発掘など、ハイクラス転職ならではの悩みにも応えてくれます。

dodaXの最大の特徴は、スカウトと応募の2方向型の転職エージェントという点です。2024年4月からスカウト制度を導入し、企業からスカウトが届くようになりました。従来のように求人に応募することもできるため、より成功確率の高い転職活動ができます。

dodaXの求人は、厳選された企業の求人という点も魅力です。BIG5のような大手コンサルファームの求人がある可能性も高いので、ぜひチェックしてください。

dodaXの基本情報
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公式サイト https://doda-x.jp/
公開求人数 60,118件(2024年11月14日現在)
主な求人職種 コンサルタント、マーケティング、企画、人事など総合型

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JACリクルートメント

JAC
引用:JACリクルートメント
JACリクルートメントの特徴
  • ユーザー満足度が高い
  • 外資系転職に強い
  • 会計士の転職にも精通

JACリクルートメントは、ユーザー満足度が高いおすすめの転職エージェントです。オリコン顧客満足度ランキングでは「ハイクラス・ミドルクラス転職部門」で6年連続1位を獲得しています。

外資系コンサルファームへの転職を検討されている方にも同社はおすすめです。イギリスで創業したのが始まりというJACリクルートメントは、外資系コンサルファームへの転職でも多くの実績があります

高い専門性を持つ転職者の転職サポートを得意としている点も、JACリクルートメント強みです。会計士としての市場価値を最大限に引き出しつつ、コンサル転職をサポートしてくれます。

※参照:JACリクルートメント「サービス概要」

JACリクルートメントの基本情報
運営会社 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント
公式サイト https://www.jac-recruitment.jp/
公開求人数 21,754件(2024年11月14日現在)
主な求人職種 コンサルタント、マーケティング、企画、人事

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会計士がコンサル転職するメリット

会計士がコンサル転職するメリット

会計士からコンサルタントへの転職には、どのようなメリットがあるか気になられる方も多いかもしれません。そこで、ここでは会計士がコンサル転職するメリットを3つご紹介します。

それぞれについて詳しく解説しますので、ぜひ自分のキャリアプランと合致しているか確認してください。

会計士の経験を活かしたやりがいのある業務が多い

会計士の経験を活かしたやりがいのある業務が多い点が、コンサル転職の最大のメリットです。

監査法人とは異なり、コンサル業務では多様な業界や企業と関わるシーンが増えます。その中で、会計士としての経験や知識を活かしつつクライアントやチームへ貢献できるため、やりがいを感じる人が多いようです。

会計士よりもコンサルの方が年収が高い

会計士よりもコンサルタントの方が年収が高いという点もメリットです。

厚生労働省の調査によると、公認会計士と税理士の平均月収は約50万円※1で、年収にすると600万円になります。

一方、コンサルタントの年収は、indeedによると平均年収は636万円です。両者を比較すると、大きな年収差はないように見えますが、コンサルタントの場合、実力や実績で年収は大きく変化します。

会計士としての実務経験や専門的な知識がある場合、転職から数年で年収1,000万円を越えるケースも珍しくありません。

※1参照:令和5年賃金構造基本統計調査
※2参照:indeed「コンサルタントの給与

キャリアの選択肢が広がる

キャリアの選択肢が広がるという点もコンサル転職の魅力です。会計士の業務は非常に専門性が高く、スキルや経験が欠かせません。しかし、会計士のキャリアを活かすシーンは、非常に限定的になってしまいます。

一方、コンサルタントは、企業の様々な課題に対応するため、幅広いスキルや業務経験を身につけることが可能です。そのため、キャリアの選択肢が圧倒的に広がるというメリットがあります。

会計士がコンサル転職するデメリット

会計士がコンサル転職するデメリット

残念ながら、会計士からコンサルタントへの転職はメリットばかりではありません。ここでは、会計士がコンサル転職する際のデメリット2点をご紹介します。

デメリットに対する対処法についてもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

激務になる

激務になるという点は、コンサルタントの大きなデメリットです。会計士も多忙な業種ですが、コンサルタントはさらに激務になることが多いので注意してください。

激務になる理由は、クライアントを中心に仕事を行っているからです。クライアントとのコミュニケーションに時間が必要なだけでなく、コミュニケーションの中で業務が突発的に発生することも少なくありません。

さらに、一定の成果を出さなければいけないため、長時間労働に加えて強いプレッシャーを感じる人も多いようです。

近年は、働き方改革の影響によりコンサルタントの業務も比較的落ちつきつつあります。しかし、コンサルファームを厳選しなければいけないので、働き方にこだわりたい人は転職エージェントに相談してみましょう。

景気によって業務内容が変動する

会計士の場合、業務内容は景気に大きく左右されることはありません。しかし、コンサルタントの場合、景気により業務内容が大きく変化するというデメリットがあります。

例えば、コロナ禍をきっかけに、ITコンサルタントの需要が急激に上昇しました。しかし、2024年に入り需要が落ちつき、現在はIT業界でのコンサルタントのリストラが加速しています。

2024年2月には、大手コンサルファームのマッキンゼーが約2,000人のリストラ。3月にはアクセンチュアが1万9,000人の大規模リストラを実施しています。

景気によって仕事を失わないためには、幅広い業界に常に挑戦するマインドが必要です。

※参照:PRESIDENT Online

会計士でコンサル転職に向いている人の特徴

会計士でコンサル転職に向いている人の特徴

会計士からコンサル転職している人は増えていますが、「向いている人の特徴」は決して同じではありません。そこで、ここではコンサルタントへの転職に向いている人の特徴について、ご紹介します。

それぞれの特徴を詳しくご紹介するので、自分に当てはまるかチェックしてみてください。

論理的思考ができる人

コンサルタントに必要不可欠なスキルが、論理的思考です。コンサルタントが直面する課題は、企業が抱える複雑な問題になります。

効果的な解決策を導き出すためには、複雑な情報を分析し課題の原因を特定しなければいけません。その際、論理的思考が必要になります。

採用面接でも論理的思考ができる人か、という点を企業はチェックしています。

体力&メンタルがタフな人

体力とメンタルがタフな人は、コンサルタントに向いています。コンサルタントは、クライアントファーストで仕事をするのが特徴だからです。

夜中に対応を求められたり、土日に作業したりするケースも珍しくありません。そんなクライアントの要望に柔軟に対応できる体力が求められます。

また、コンサルタントは短期間のうちに成果を出すことが求められる職業です。そのため、強いプレッシャーを感じる人も少なくありません。

体力だけではなくメンタルもタフな人がコンサルタントの適正があるといえます。

会計士からコンサル転職でよくある質問

会計士からコンサル転職でよくある質問

最後に、会計士からコンサル転職する際に、よくある質問をまとめました。

コンサル転職の実態を知る上で重要なポイントですので、ぜひ確認してみてください。

公認会計士とコンサルタントの違いは?

企業が抱える経営課題に対して解決策を提示する、という点は公認会計士もコンサルタントも同じです。

公認会計士の場合、より会計や財務など専門的な知識に基づいた提案になるという違いがあります。

一方で、コンサルタントの場合は、財務だけではなく企業の経営戦略に携わることが多いのが特徴です。戦略コンサルタントの場合、会計の知識だけではなくヒアリング力や分析力、プレゼンスキルなど幅広いスキルが求められます。

会計士からコンサル転職した場合の平均年収は?

コンサルタントには、大きく分けて5種類の役職があり、役職が上がると年収もアップします。それぞれの役職ごとの平均年収を下記表にまとめました。

コンサルの役職 平均年収 コンサル歴
パートナー 1,500万円以上 実績による
シニアマネージャー 1,200万~1,500万円 5年~
マネージャー 1,000万~1,300万円 3年~
コンサルタント 700万~1000万円 0~7年
アナリスト 600万~700万円 0~3年

会計士からコンサル転職した場合、コンサル経験が浅いことからアナリストとして採用されるかもしれません。その場合でも年収600万円~700万円が平均年収です。

会計士としての経験や実績がある場合、さらに上のコンサルタントの年収からスタートできる可能性もあります。

※参照:Excective Link「業界別コンサルティングファームの役職別年収」

会計士からコンサル転職でキャリアの選択肢を広げる!

会計士からコンサル転職でキャリアの選択肢を広げる!

会計士からコンサル転職の実態について詳しくご紹介しました。事業再生やM&Aの分野では、会計や税務の専門的な知識が必要となるため、会計士に対する需要が非常に高いのが特徴です。

しかし、コンサル転職は特殊であり、会計士とは業種が異なります。そのため、初めてのコンサル転職には転職エージェントの活用がおすすめです。

本記事では、会計士からコンサル転職の際に、おすすめの転職エージェントもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

キャリアの選択肢が広がることや年収アップするケースが多いことから、会計士からコンサル転職している方は年々増加中です。転職するメリットやデメリットをしっかり押さえて後悔のない転職にしてください

商号フリーコンサル株式会社(Freeconsul Inc.)
URLhttps://www.freeconsul.co.jp/
本社所在地〒107-0062
東京都港区南青山3丁目1番36号青山丸竹ビル6F
有料職業紹介許可番号13-ユ-316208
特定募集情報等提供事業者受理番号51-募-001302
法人番号3010401144747
適格請求書事業者登録番号T3010401144747
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