企業の売却や買収を行うM&Aは、企業の大きな転換点にもなります。そんなM&Aを任せるコンサルティング会社選びは非常に重要です。
日本でも経営戦略のひとつとしてM&Aの事例は増加傾向にあります。そのため「M&Aコンサルティング会社は、どこに依頼したらいいの?」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではM&Aコンサルティング会社の選び方だけでなく、おすすめのM&Aコンサルティング会社もご紹介します。
コンサルティング会社選びで、M&Aの結果は大きく変わるといっても過言ではありません。後悔のないM&Aを実現させるためにもぜひ、本記事を参考にしてください。
M&Aコンサルティング会社が必要な理由・依頼するメリット
M&Aのコンサルを行う会社は大きく分けて下記の3タイプがあります。
- M&Aコンサルティング会社
- 銀行
- 証券会社
ここでは、銀行や証券会社ではなく、M&Aコンサルティング会社が必要な理由や依頼するメリットを5点ご紹介します。
M&Aを専門に取り扱っている
銀行や証券会社は、紹介できる企業の情報を多く保有しています。中には専門部署を持っている銀行や証券会社もありますが、専門的にM&Aを扱っている会社ではありません。
そのため、銀行や証券会社の場合、コンサルティングよりも仲介業務をメインに行う会社が多いのが特徴です。
M&Aコンサルティング会社ならば、豊富な実績や知識、経験をもとにしたレベルの高いサポートを受けることができます。
関連記事>>M&Aコンサルタントとは?業務内容や年収、アドバイザリーとの違いを徹底解説
リアルな経営状態を知っている
銀行や証券会社の強みは決算書などを通して、多くの企業の経営実態を把握しているという点です。しかし、企業は銀行に融資を依頼してもらいため、必ずしもリアルな数字を伝えているわけではありません。
しかし、M&Aコンサルティング会社ならば、独自のネットワークを持っておりリアルな経営状態を把握しています。実例に基づいた具体的なアドバイスにもつながるため、おすすめです。
利益相反の可能性がある
銀行や証券会社は、融資や証券の販売を主な業務としています。そのため、新規の融資などを狙って買い手が有利なM&A交渉を行うため、利益相反(どちらかが不利益を被る)になりやすいのが特徴です。
M&Aを売り手側として推進しようとしている方は、中立的な立場であるM&Aコンサルティング会社がおすすめになります。
中小企業のM&Aも対応している
中小企業のM&Aは特に、M&Aコンサルティング会社がおすすめです。
メガバンクや外資系銀行、大手証券会社の場合、大規模なM&Aをメインに取り扱っています。そのため、中小企業案件は取り扱ってもらえないということも少なくありません。
M&Aコンサルティング会社は規模や得意とする業種も多岐にわたるので、自社に合ったコンサルティングを受けることができます。
手数料を安く抑えることができる
銀行や証券会社と比較し、M&Aコンサルティング会社の方が比較的手数料を抑えることができるという点もメリットです。銀行や証券会社の場合、費用についての交渉が難しいことが多くなります。
M&Aコンサルティング会社によっては、着手金や中間報酬がなく成功報酬のみなど良心的な料金体系を設けていることもあります。
あまり費用をかけられないという企業や中小企業ほど、M&Aコンサル会社なら自社の予算に合う依頼先の選択肢が広がり、おすすめです。
M&Aコンサルティング会社の選び方・注意点
M&Aコンサルティング会社は非常に多く存在するため、どの会社を選んだらいいか迷われる方も多いかもしれません。そこで、ここでは、M&Aコンサルティング会社の選び方や注意点を5点ご紹介します。
- M&Aコンサルティング会社の報酬体系・相場を知っておく
- 仲介系かアドバイザリーかを確認する
- 自社の規模にあったM&Aコンサル会社かどうかを確認
- M&Aコンサルティング会社の業務範囲を確認
- M&Aコンサルティング会社の実績や得意な業種
それぞれについて詳しく解説しますので、ぜひチェックしてください。
M&Aコンサルティング会社の報酬体系・相場を知っておく
M&Aコンサルティングで支払う費用の種類など報酬体系を正しく把握し、相場を知っておくことが重要になります。
M&Aコンサルティングは、一般的な経営コンサルティングと比較し報酬体系が異なるからです。コンサルティング会社によっては、成功報酬のみというケースもあります。
また、納得のいく費用でM&Aを推進するためには、コンサルティング会社の比較が欠かせません。その際に費用の相場を正しく把握しておくことで、値段交渉を有利に運ぶことができます。
M&Aコンサルに支払う費用の種類 | 内容 |
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着手金 | 正式にコンサルティングの業務委託契約を行った際に支払う費用です。M&Aを行う前の事前調査や資料作成などを行う必要があり、費用が発生します。 |
中間金 |
M&Aの基本合意書を締結した際に、中間金を支払います。 |
成功報酬 |
M&Aの最終契約が締結された後に支払う費用になります。 |
月額費用(リテーナーフィー) |
コンサルティング会社に毎月支払う月額手数料です。リテイナーフィーとも呼ばれています。 |
これ以外にもM&Aの依頼を行う前に相談した際に支払う「相談料」や、買い手の企業が相手企業の調査を依頼した際に支払う「デューデリジェンス費用」などを着手金とは別に請求される場合もあります。
料金体系はコンサルティング会社によって大きく異なるため、事前にチェックすることが重要です。
仲介系かアドバイザリーかを確認する
M&Aコンサルティング会社には、大きく分けて仲介系かアドバイザリー系の2種類があります。それぞれメリットが異なるため、目的に合った会社を選ぶことが重要です。
仲介系M&Aコンサルティング会社は、売り手と買い手を同時に募集するため中立的な立場でM&Aをサポートしてくれます。
一方、アドバイザリー系コンサルティング会社は、売り手もしくは買い手のどちらか一方と契約するのが特徴です。企業に寄り添い、利益が最大限になるようアドバイスしてもらえます。
関連記事>>M&A仲介とは?大手企業一覧を紹介!M&A仲介会社利用のメリットや選び方も解説
自社の規模にあったM&Aコンサル会社かどうかを確認
自社の規模にマッチしたM&Aコンサルティング会社を選ぶことが大切です。コンサル会社の中には、大規模な案件を取り扱う会社もある一方、中小規模の案件に特化した会社もあります。
自社のニーズに合ったコンサル会社を選ぶことで、より効果的なサポートを受けることが可能です。
M&Aコンサルティング会社の業務範囲を確認
M&Aコンサルティング会社の業務範囲を確認することは非常に重要です。
M&Aコンサルティング会社には、下記のように様々な業務があります。
- 戦略策定
- 対象企業選定
- 条件交渉
- デューデリジェンス(企業調査)
- 契約締結
- 経営統合(PMI)
そのため、どの段階でどのサポートを受けられるかを正しく把握するために業務範囲は確認しておきましょう。
また、コンサル会社によって業務範囲は異なります。そのため、コンサル会社を比較する際のポイントとして業務範囲をチェックすることは重要です。
M&Aコンサルティング会社の実績や得意な業種
M&Aコンサルティング会社によって得意な分野は異なるため、ぜひチェックしましょう。特定の業界や規模で、どれだけ成約に導いたかという実績を確認してください。
成功実績が豊富な会社は、信頼性が高いだけでなく適切なアドバイスやサポートを提供してもらえます。
M&Aに特化した専門コンサルティング会社のおすすめ10社
M&Aに特化した専門コンサルティング会社は多数あるため、どの会社を選んだらいいか迷われる方も多いのではないでしょうか。そこで、おすすめのコンサルティング会社をご紹介します。
- フーリハン・ローキー株式会社
- 株式会社fundbook
- 株式会社日本M&Aセンター
- 山田コンサルティンググループ株式会社
- M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
- レバレジーズM&Aアドバイザリー株式会社
- アカウントエージェント株式会社
- CRGインベストメント株式会社
- インターリンク株式会社
- 株式会社たすきコンサルティング
フーリハン・ローキー株式会社(旧GCA)
引用元:フーリハン・ローキー
- 完全独立型のM&Aコンサルティング会社
- ワールド・クラスのM&A実績あり
- グローバルM&AアドバイザーNo.1
M&Aコンサルティング会社として誕生したGCA株式会社。創業2年で上場しましたが、2021年にはアメリカに拠点を持つフーリハン・ローキーの完全子会社となりました。
金融系の場合、買い手側に有利な取引になることが多くなります。そのため、M&Aコンサルティング会社を選ぶ際には、中立性の高い会社を選ぶことが重要です。
フーリハン・ローキー株式会社は、どの資本系統にも属さない完全独立型のコンサルティング会社になります。そのため、クライアントの企業価値を最大限引き出すことができる中立性の高い会社です。
M&Aコンサルティング会社を選ぶ際には、実績を確認することが重要になります。フーリハン・ローキーは非常に豊富な実績を持つことでも有名です。
例えば、阪急・阪神経営統合、シティグループによる日興コーディアルグループの買収、三菱重工業と日立製作所の火力発電システム分野での経営統合など様々な実績もあります。
また、外資系コンサルティング会社ということもあり、日本国内だけではなく世界的にも豊富な実績があります。
また、実績だけではなく受賞歴も多く「グローバルM&AアドバイザーNo.1」などを受賞したことも。実績と経験を特に重視される方には、おすすめのコンサルティング会社です。
フーリハン・ローキー株式会社の基本情報 | |
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会社名 | フーリハン・ローキー株式会社 |
設立 | 2004年4月 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内 1-11-1 |
公式サイト | https://japan.hl.com/ |
株式会社fundbook
引用元:fundbook
- 検討・相談がしやすい完全成功報酬制
- 着手金・中間金・株価診断が無料
- 経験豊富なM&Aアドバイザーが100名以上在籍
株式会社fudbookの最大の特徴は、相談や検討がしやすい完全成功報酬制を取っていることです。着手金、中間金などは無料なため、M&Aが成約するまで費用が発生しません。
手数料をできるだけ抑えたいという企業には、特におすすめのコンサルティング会社です。
また、M&A支援実績が豊富なコンサルタントが100名以上在籍している点も同社の強みになります。様々な業種での支援実績があるため、企業それぞれに合ったサポートをしてもらうことが可能です。
株式会社fundbookの基本情報 | |
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会社名 | 株式会社fundbook |
設立 | 2017年8月 |
本社所在地 | 東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー25F |
公式サイト | https://fundbook.co.jp/ |
株式会社日本M&Aセンター
引用元:株式会社日本M&Aセンター
- M&A成約実績のギネス記録に2022年認定
- 幅広い業界での実績あり
- 金融機関と提携しているため融資もスムーズ
2021年に設立されたばかりの株式会社日本M&Aセンターですが、圧倒的な実績を誇るM&Aコンサルティング会社です。
M&A成約件数は8,500件超と3年連続でギネス記録「M&Aフィナンシャルアドバイザリー業務の最多取り扱い企業」に認定されています。*
幅広い業界での実績がある点も同社の強みです。福祉系、土木工業系、製造系、IT系と幅広い業界での取り扱い実績があります。
M&Aコンサルティング会社でありながら、金融機関との提携が充実している点も魅力です。全国の地方銀行の9割、信用金庫の8割と提携しているため、融資の相談もスムーズに進めることができます。
株式会社日本M&Aセンターの基本情報 | |
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会社名 | 株式会社日本M&Aセンター |
設立 | 2021年4月 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 |
公式サイト | https://www.nihon-ma.co.jp/ |
山田コンサルティングブループ株式会社
- 仲介業だけでなくアドバイザリー業務も実施
- 創業30年以上の歴史を誇る
- 中小企業や地方のM&Aにも対応
山田コンサルティングブループ株式会社は、仲介業だけではなくアドバイザリー業務などM&A業務全般のサポートを行うコンサルティング会社です。
会計事務所を母体としていることもあり、創業30年以上の歴史を持つコンサルティング会社でもあります。
同社の魅力は、大企業のM&Aだけではなく、中小企業や赤字企業のM&Aも手掛けるという点です。東京に本社を置きますが、全国にコンサルタントがいるため、地域を問わず依頼することもできます。
山田コンサルティングブループ株式会社の基本情報 | |
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会社名 | 山田コンサルティングブループ株式会社 |
設立 | 1989年7月 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1丁目8番1号丸の内トラストタワーN館10階 |
公式サイト | https://www.yamada-cg.co.jp/ |
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
- 豊富な実績を持つコンサルティング会社
- 支払い手数料がリーズナブル
- 専門的な知識を持つコンサルタントの専任制
*株式会社東京商工リサーチ調べ(2023年3月31日時点)
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社は、日本を代表するM&Aコンサルティング会社です。
成約案件の譲渡株価総額2,565億、譲渡企業の売り上高4,462億円*(2023年3月31日時点)など確かな実績を誇ります。
知名度は非常に高いM&Aキャピタルパートナーズですが、支払い手数料はリーズナブルに抑えられるという点も魅力です。
「株価レーマン方式」を採用しており、取引価格に応じて手数料が設定されています。取引価格が高額になればなるほど、手数料率が低くなるため、結果として支払い手数料を抑えることが可能です。
同社には士業の資格を持つコンサルタントなど、専門的な知識を持つコンサルタントが多数在籍しています。そんなコンサルタントが検討初期段階から成約まで専任でサポートしてくれる点も同社の魅力です。
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社の基本情報 | |
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会社名 | M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 |
設立 | 2005年10月 |
本社所在地 | 東京都中央区八重洲二丁目2番1号東京ミッドタウン八重洲八重洲セントラルタワー36階 |
公式サイト | https://www.ma-cp.com/ |
レバレジーズM&Aアドバイザリー株式会社
- 母体が年商1,000億円規模の人材サービス運営会社
- 約30,000ある独自の顧客データベースを活用
- 相性を最優先した精度の高いマッチング
レバレジーズM&Aアドバイザリー株式会社は、人材サービス業を中心に展開するレバレジーズ株式会社を母体にもつM&Aコンサルティング会社です。
年商1,000億円規模の企業が母体ということで、これまでに培った独自のノウハウやネットワークが強み。約30,000の独自顧客データベースも活かし、相性最優先の最適なマッチングをかなえます。
母体のレバレジーズ株式会社は、人材サービスに限らず様々な事業を展開していることも特長です。そのため、あらゆる業界への知見を活かし、幅広い候補先の提案が可能です。
また、レバレジーズの最も得意とする人材サービスも活用し、売却前の人材採用支援まで行えます。目標売却額に向けて、人材や組織の面から評価額の向上もサポートしてくれるM&Aコンサルティング会社です。
レバレジーズM&Aアドバイザリー株式会社の基本情報 | |
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会社名 | レバレジーズM&Aアドバイザリー株式会社 |
設立 | 2020年4月6日 |
本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 24F・25F |
公式サイト | https://leveragesma.jp/ |
アカウントエージェント株式会社
- FAS / AUD / AUP / TAX領域の総合支援
- 幅広いサービスからカスタマイズされたコンサルティング提供
- 小売業・飲食業のM&Aに強い
アカウントエージェント株式会社は、M&A、PF、その他事業計画の策定など、様々なフェーズでの財務会計サポートを行うコンサルティング会社です。
特に小売業・飲食業のM&Aに強く、バイサイド・セルサイドいずれのクライアントに対しても対応が可能です。
財務デューデリジェンスにおいては効率良くエグゼキュージョンに進めるため、適正価値評価の根拠となる定性的情報も提供するなど、単なる決算書のリスク評価だけではない支援を行います。
また、幅広い支援業務を行っていることも特長です。
主な事業内容:
- FAS(会計・財務アドバイザリー)
- 会計監査
- 税務顧問サービス
- 経理支援サービス
- 会計・税務への転職支援サービス
- メディア運営事業
監査からアドバイザリーまで、企業のフェーズに合わせカスタマイズされたコンサルティングを提供することが大きな強みです。
アカウントエージェント株式会社の基本情報 | |
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会社名 | アカウントエージェント株式会社 |
設立 | 2020年10月2日 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋2丁目1-17 丹生ビル2F |
公式サイト | https://a-agent.co.jp/ |
CRGインベストメント株式会社
- 東証上場企業を親会社に持ちグループ全体での後方支援が可能
- 独自ネットワークを活用した最適な譲受先の紹介
- 完全成功報酬制のM&A支援
CRGインベストメント株式会社は、東証グロース上場のCRGホールディングスを親会社に持つ、M&A・事業承継に特化したコンサルティング会社です。
M&A関連の業務以外に自己勘定投資も行っており、自己勘定投資で培ったネットワークがあることも特長。独自のつながりを活かし、最適な譲受先とのマッチングを支援します。
グループ全体では総合人材サービスを展開しているため、M&Aの過程で人材面でのサポートも可能など、グループ全体での後方支援も強みのひとつです。
M&A・事業承継に特化した専門性の高いコンサルタントによる支援で、現体制への影響が少なく好条件でのM&A・事業承継に導きます。
完全成功報酬制というのも大きな特長で、費用体系に不安のある企業にもおすすめです。
CRGインベストメント株式会社の基本情報 | |
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会社名 | CRGインベストメント株式会社 |
設立 | 2021年2月 |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング37F |
公式サイト | https://crg-ivm.co.jp/ |
インターリンク株式会社
- 独自性のあるM&A提案が可能
- 独立・中立系のため顧客至上主義のサービスを提供
- 双方の信頼関係を丁寧に構築する仲介型
インターリンク株式会社は、提案型M&A仲介の専門会社として実績豊富な企業です。
提案型であることを大切にしているため、個々の企業に合わせた独自の提案により、潜在的なM&Aニーズを顕在化することを助けます。
また、仲介型であることも同社の強みのひとつです。仲介者として双方の企業と信頼関係を築くことを重視しており、当事者間の齟齬のない相互理解を深め、確実な案件成立へと導きます。
いかなる企業グループにも属さない独立・中立系であることも大きな特徴で、純粋に案件を成立させることのみに注力しています。特定の組織などに忖度することなく、顧客目線で最適な方向へとM&A案件を進めることができるのです。
M&Aの提案・仲介で経験が豊富なメンバーによるサービスのため、蓄積されたノウハウで確度の高いM&Aを可能にしています。M&Aに不安のある場合でも、安心して相談できる企業です。
インターリンク株式会社の基本情報 | |
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会社名 | インターリンク株式会社 |
設立 | 平成22年8月20日 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋兜町5番1号 |
公式サイト | https://www.interlink-ma.co.jp/ |
株式会社たすきコンサルティング
- 約20年にわたる財務コンサルの実績
- M&Aに精通した公認会計士や税理士が在籍
- 着手金・中間報酬ゼロの完全成功報酬制
株式会社たすきコンサルティングは、中小企業の事業承継に特化した経営コンサルティング会社です。
コンサルティング会社として事業をスタートし、約20年にわたる財務コンサルの実績があるため、非常に細かな財務分析に対応しています。
公認会計士、税理士、中小企業診断士、社会保険労務士が在籍するプロフェッショナル集団であり、中小企業の事業承継に関する課題をM&Aという手段で解決します。仲介だけでなくコンサルティングの視点を用いてM&Aを多角的にお手伝いすることが可能です。
主要都市を網羅し300件以上の実績があるため、あらゆる地域・業種の企業に柔軟に対応できます。成約実績のある業種は、卸売・IT・人材・不動産・製造販売など多岐にわたります。
完全成功報酬制の報酬体系も魅力で、「着手金無料」「中間報酬無料」は一切発生せず、M&A成約後に成功報酬が発生するまで無料で伴走します。
初期費用や月額費用の心配がなく、明瞭な料金システムのため、M&Aの経験がない中小企業経営者でも、相談しやすいコンサルティング会社です。
株式会社たすきコンサルティングの基本情報 | |
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会社名 | 株式会社たすきコンサルティング |
設立 | 2005年2月 |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町1-5-1 大手町ファーストスクエア イーストタワー3階 |
公式サイト | https://www.tasuki.pro/ |
M&Aコンサルティング会社に関する疑問・Q&A
M&Aコンサルティング会社に依頼する前に、ぜひよくある質問もチェックしてみましょう。ここでは、主な質問として下記4点の質問とその回答をご紹介します。
- 銀行や証券会社とM&A専門会社の違いは?
- 「独立系」のM&Aコンサルティング会社とは?選ぶメリットはある?
- M&Aコンサルティング会社を利用するデメリットは?
- M&Aコンサルティング会社に依頼する前の事前準備は何が必要?
銀行や証券会社とM&A専門会社の違いは?
銀行や証券会社とM&A専門会社の大きな違いは、M&A以外に業務を行っているという点です。
銀行の場合、M&Aアドバイザリー業務ではなく融資も行っています。そのため、多額の資金が必要なM&Aシーンでは、アドバイスだけではなく融資も行うことが可能です。
証券会社もM&Aアドバイザリー業務だけではなく、金融商品の販売や投資銀行業務を行います。M&Aシーンでは投資銀行部門がコンサルタントの役割を果たします。
金融商品の販売を通して幅広い企業とのコネクションを持っているのが証券会社の強みです。
銀行も証券会社もそれぞれの強みを生かしたM&Aコンサルティングが可能ですが、M&Aの専門的な知識を持つコンサルタントの量は、専門会社の方が多い傾向にあります。
「独立系」のM&コンサルティング会社とは?選ぶメリットはある?
独立系M&Aコンサルティング会社は、M&Aに特化した専門的なアドバイザリー業務を行うコンサルティング会社です。
金融機関や特定の企業と利益関係が少ないため、中立的な立場でアドバイスをしてくれる点が魅力になります。
また、M&Aに特化したコンサルティング会社ということもあり、コンサルタントはM&Aの専門的な知識だけでなく経験も豊富です。
そのため、クライアントのニーズに合わせて戦略立案から契約締結まで幅広い業務のサポートを依頼することができます。
M&Aコンサルティング会社を利用するデメリットは?
M&Aコンサルティング会社を利用する際のデメリットについて詳しくご紹介します。
- 依頼費用(手数料)がかかる
- M&Aコンサルティング会社によっては不得意な分野もある
- M&Aに伴う融資の依頼はできない
M&Aコンサルティング会社だけではなく、銀行や証券会社に依頼しても手数料は必要となります。負担を軽減させたい場合、成功報酬制の会社を選ぶようにしましょう。
コンサルティング会社によっては、得意とする分野が異なります。分野によっては的確なアドバイスができないコンサル会社もあるかもしれません。そのため、対象となる分野で実績がある会社を選びましょう。
銀行や証券会社の場合、M&A業務だけではなく融資業務も並行して行ってもらうことが可能です。M&Aコンサルティング会社の場合、融資を同じ会社が行うことはあまりありません。
勿論、M&Aコンサルティング会社から金融機関を紹介してもらえます。融資が必要な場合は、早い段階で相談してみてください。
M&Aコンサルティング会社に依頼する前の事前準備は何が必要?
M&Aコンサルティング会社に依頼する前に、事前準備を行うことでよりスムーズにM&Aを推進することができます。特に下記4点は事前に準備しておきましょう。
- M&Aの目的や現在の経営状況の明確化
- M&A買収の予算を決定
- 予算以外のM&Aの条件を決定
- M&Aコンサルティング会社の比較
M&Aコンサルティング会社によっては、事前調査などを業務範囲としている会社もあります。自社でできる範囲で準備をしてみてください。
M&Aコンサルティング会社おすすめ一覧のまとめ
企業の買収や売却を行うM&A。企業にとっては非常に重要な転機ですので、アドバイスやサポートをしてくれるM&Aコンサルティング会社を活用する傾向にあります。
M&Aのコンサルティングは銀行や証券会社も行っていますが、専門的な知識や経験を持つコンサルタントが在籍しているM&Aコンサルティング会社がおすすめです。
今回はM&Aコンサルティング会社の中でもおすすめの企業だけでなく、コンサルティング会社の選び方や注意点などもご紹介しました。ぜひ、コンサルティング会社選びの参考にしてください。