技術力とコミュニケーション能力を兼ね備え、顧客の課題を解決に導くセールスエンジニア(プリセールス)。専門性の高い職種であるため、転職エージェント選びは慎重に行いたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事ではセールスエンジニア(プリセールス)向けの転職エージェントのおすすめの8社を徹底比較しました。各エージェントの特徴や強みを確認し、キャリアアップをサポートしてくれるパートナーを見つけましょう。
\IT/Web転職に強いおすすめエージェント・サイト/
サービス名 | 特徴 |
![]() レバテックキャリア |
|
![]() 社内SE転職ナビ |
内定まで最短1か月のスピード支援 人気の高い社内SEの案件数が業界TOPクラスで転職者の入社後定着率は96.5%と高い |
![]() |
マイナビが保有する豊富な求人数から条件にマッチした転職先を紹介! 年収アップしたい、スキルアップできる企業・大手企業に行きたい、残業を減らしたいといった要望をかなえたい方におすすめ |
関連記事>>IT転職エージェントおすすめ
セールスエンジニア向け転職エージェントおすすめ8選

セールスエンジニア(プリセールス)の転職に強い転職エージェントを紹介します。
サービス名 | 公開求人数 | 特徴 |
---|---|---|
レバテックキャリア | 39,782件 | ・IT・Web業界に特化 ・豊富な求人情報 ・企業文化や雰囲気まで把握したうえでのマッチング提案 |
マイナビITエージェント | 23,332件 | ・業界に精通したアドバイザーが徹底サポート ・高いマッチング精度 ・書類添削から面接対策まで一貫した支援 |
社内SE転職ナビ | 5,998件 | ・丁寧なヒアリング ・スピード感のある転職サポート ・多様な職種への対応力 |
LHH転職エージェント | 11,774件 | ・職種ごとの専門コンサルタントが担当 ・360度式コンサルティング ・豊富なネットワーク網 |
Green | 30,475件 | ・企業の雰囲気を可視化 ・人事担当者からの直接スカウト ・カジュアル面談 |
ビズリーチIT | 150,917件 | ・高年収求人の豊富さ ・リモート求人が豊富 ・スカウト機能あり |
ワークポート | 116,677件 | ・全国対応 ・転職支援の豊富なノウハウ ・非公開求人が豊富 |
Geekly | 31,092件 | ・専門性の高いキャリアアドバイザー ・応募書類の作成支援 ・豊富な求人特集 |
転職エージェントは複数登録しても問題ないため、気になるエージェントがあれば積極的に活用しましょう。
レバテックキャリア

- IT・Web業界に特化
- 豊富な求人情報
- 企業文化や雰囲気まで把握したうえでのマッチング提案
レバテックキャリアはセールスエンジニアをはじめとする、IT専門職に特化した転職エージェントです。職種や企業の雰囲気を深く理解したアドバイザーが、求職者の経験やスキルを正確に評価し、適切なキャリアパスを提案します。
非公開求人も多数保有しているため、幅広い選択肢から企業を選ぶことができます。今すぐの転職だけでなく将来を見越したスキルアップを検討している段階でも、個々の状況にあわせた相談が可能です。
アドバイザーはキャリアプランの相談や書類添削、面接対策、内定後のフォローまで、転職活動を全面的にサポートします。個別相談会の実施もあり、転職活動に不安を抱えている方にとっても心強い存在といえるでしょう。
レバテックキャリアの基本情報 | |
---|---|
運営会社 | レバテック株式会社 |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
公開案件数 | 39,782件(2025年4月1日現在) |
主な求人職種 | セールスエンジニア、アプリケーションエンジニア、 サーバーサイドエンジニア、ネットワークエンジニア、 データベースエンジニア、インフラエンジニア、 フロントエンドエンジニア、社内SEなど |
関連記事>>レバテックキャリアの評判・口コミ
マイナビITエージェント

- 業界に精通したアドバイザーが徹底サポート
- 高いマッチング精度
- 書類添削から面接対策まで一貫した支援
マイナビITエージェントはIT業界のセールスエンジニアをはじめとする、さまざまな職種の転職市場に精通したアドバイザーが在籍しています。面接対策や応募書類の添削など、求職者が内定を獲得するために必要なサポートを提供し、転職活動全般をサポートします。
たとえば、面接対策では模擬面接を行い、実際の面接に備えることができるでしょう。企業の求める人物像や社風、事業の方向性を把握したアドバイザーが、最新の市場動向を踏まえて求職者とマッチング度の高い企業を紹介する点も魅力です。
自分にあった企業が紹介されるため、入社後のミスマッチを防ぎ、長期的に活躍できる環境を見つけやすくなります。スムーズに転職活動を進めたいと考えている方は、ぜひ利用を検討してみてください。
マイナビITエージェントの基本情報 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it/ |
公開案件数 | 23,332件(2025年4月1日現在) |
主な求人職種 | SE・システムエンジニア、社内SE(社内情報システム)、 インフラエンジニア、セキュリティエンジニア、 ネットワークエンジニア、クラウドエンジニア、 ITコンサルタント、プログラマーなど |
関連記事>>マイナビITエージェントの評判・口コミ
※マイナビのプロモーションを含みます
社内SE転職ナビ

- 丁寧なヒアリング
- スピード感のある転職サポート
- 多様な職種への対応力
社内SE転職ナビは社内SEへの転職を専門とするエージェントとして、セールスエンジニアのキャリアチェンジをサポートします。企業と求職者のマッチングの精度を大切にし、希望や価値観を丁寧にヒアリングします。
さらに、登録から内定まで最短1ヶ月というスピード感で転職をサポートすることが可能です。経験豊富なコンサルタントが求人紹介から面接対策、内定後の条件交渉まで、スムーズな転職活動をサポートします。
面接の日程調整や企業との細かな連絡も代行してくれるため、忙しい現職との両立がしやすいのも嬉しいポイントです。さらに他職種に対応しており、セールスエンジニアから社内SEへのキャリアチェンジを考えている人や、技術力を活かしてIT企画に挑戦したい人にも柔軟に対応可能です。
社内SE転職ナビの基本情報 | |
---|---|
運営会社 | アイムファクトリー株式会社 |
公式サイト | https://se-navi.jp/ |
公開案件数 | 5,998件(2025年4月1日現在) |
主な求人職種 | セールスエンジニア、アプリケーション(Web・モバイル)、 ERPエンジニア、インフラエンジニア、 サーバー(設計/構築)、ネットワーク(保守/運用)、 ゲームエンジニア、テクニカルサポート、デザイナーなど |
関連記事>>社内SE転職ナビの評判・口コミ
LHH転職エージェント

- 業界に精通したアドバイザーが徹底サポート
- 高いマッチング精度
- 書類添削から面接対策まで一貫した支援
LHH転職エージェントには専門領域に特化したコンサルタントがいます。求職者の経験やスキルを的確に評価し、それらを最大限に活かせる求人を提案します。
さらに、企業と求職者の両方を同じコンサルタントが担当する「360度式コンサルティング」を採用。企業と求職者の両方を理解しながらサポートを行うため、求人票には表れない企業文化や採用の背景などを踏まえたうえで提案を受けられます。
世界最大級の総合人材サービス企業であるアデコグループの一員であるため、国内外の幅広いネットワークを活かした豊富な求人情報が期待できる点が魅力です。将来的に海外での転職を希望する方や外資系企業でのキャリアを考えている方にとって、魅力的な求人を見つけられるでしょう。
LHH転職エージェントの基本情報 | |
---|---|
運営会社 | アデコ株式会社 |
公式サイト | https://jp.lhh.com/ |
公開案件数 | 11,774件(2025年4月1日現在) |
主な求人職種 | セールスエンジニア、研究・開発エンジニア、 製品開発エンジニア、電子デバイス設計エンジニア、 半導体設計エンジニア、回路設計エンジニア、 開発系管理職、機械・機構・筐体・金型設計など |
関連記事>>LHH転職エージェントの評判・口コミ
Green

- 企業の雰囲気を可視化
- 人事担当者からの直接スカウト
- カジュアル面談
Greenは求人情報の質が高く、多くの掲載企業が社内の写真を掲載しているので、オフィスの雰囲気やチームの様子を確認できます。事前にリアルなイメージを持てる点は、顧客と社内の橋渡し役を担うセールスエンジニアの仕事を探している場合の大きなメリットです。
そのうえ、企業の人事担当者から直接スカウトを受けられるため、自分の市場価値を客観的に把握し、思わぬ優良企業との出会いも期待できます。働きながら転職活動を進める場合、企業側からのアクションがあるため効率的に動けます。
正式な応募前に企業と気軽に接触でき、相互理解を深めるステップを踏めるカジュアル面談の機会の利用も可能です。主体的にキャリアを選択し、納得のいく転職を実現したい方にとって魅力的な転職サービスといえるでしょう。
Greenの基本情報 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社アトラエ |
公式サイト | https://www.green-japan.com/ |
公開案件数 | 30,475件(2025年4月1日現在) |
主な求人職種 | プリセールス、フロントエンドエンジニア、 バックエンドエンジニア、iOSアプリエンジニア、 Androidアプリエンジニア、クラウドエンジニア、 データエンジニア、AI・機械学習エンジニアなど |
関連記事>>Greenの評判・口コミ
ビズリーチIT

- 高年収求人の豊富さ
- リモート求人が豊富
- スカウト機能あり
ビズリーチITは厳選された優良企業の求人を豊富に取り揃えており、高待遇のポジションが目指せます。現状の年収に満足していないセールスエンジニアにとって、大きな魅力となるでしょう。
そして、現在の働き方の多様化を反映して、在宅勤務が可能な求人の紹介が可能です。フルリモートはもちろん、週1日以上のリモート相談可など、ライフスタイルに合わせた働き方を選択できます。
スカウト機能があるため、経歴書に基づいて優良企業やトップクラスのヘッドハンターから直接アプローチがくることもあります。なお、無料プランでも求人の検索や閲覧が可能ですが、有料プランを利用することですべての求人の検索・閲覧、応募ができるようになります。
ビズリーチITの基本情報 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/lp/big_company_engineer_v3/pc/ |
公開案件数 | 150,917件(2025年4月1日現在) |
主な求人職種 | ITコンサルタント、IT技術職、 ゲーム、Webサービス・制作、 デジタルマーケティング、プロジェクト管理 広告、マーケティング、コンサルタント、経営管理など |
関連記事>>ビズリーチの評判・口コミ
ワークポート

- 全国対応
- 転職支援の豊富なノウハウ
- 非公開求人が豊富
ワークポートは20年以上にわたり、人材紹介を手がけてきた総合型転職エージェントです。全国47都道府県に拠点を構え、どの地域に住んでいても対面でのきめ細かな相談が可能なため、地方在住のセールスエンジニアも安心して利用できます。
専任の転職アドバイザーがマンツーマンで担当し、履歴書や職務経歴書の添削はもちろん、企業にあわせた面接対策も実施します。面接に不安を感じている方にとっても、心強い存在といえるでしょう。
また、非公開求人が豊富で、一般的な求人サイトには掲載されていない求人を得られる可能性があります。初めての転職でも転職に関する不安や手間を軽減し、納得のいくキャリアプランを実現できるでしょう。完全無料で利用可能できるので、ぜひ一度登録をしてみてください。
ワークポートの基本情報 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社ワークポート |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
公開案件数 | 116,677件(2025年4月1日現在) |
主な求人職種 | セールスエンジニア、FAE、 サービスエンジニア、生産技術(製造装置・設備設計)、 生産管理、CAE解析・シミュレーション、 機械・機構設計(自動車)など |
関連記事>>ワークポートの評判・口コミ
Geekly

- 専門性の高いキャリアアドバイザー
- 応募書類の作成支援
- 豊富な求人特集
Geeklyは専門性の高いキャリアアドバイザーが多数在籍している転職エージェントです。キャリアアドバイザーはITやWeb、ゲーム業界に特化しているため、業界のトレンドや企業ごとの特徴を踏まえたうえで、適切なアドバイスを提供します。
さらに、職務経歴書の自動作成ツールや添削サービスを提供しており、求職者は効率的に選考を通過しやすい応募書類を準備することが可能です。多忙ななかで転職活動をしている方にとって、使い勝手がよいでしょう。
また、ゲーム業界やクリエイター職、リモートワーク可能な求人など、テーマ別に特化した求人特集を提供しており、希望に合った求人を見つけやすい環境を整えています。質の高い求人情報と専門的なサポートを提供する、理想的な転職エージェントです。
Geeklyの基本情報 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社ギークリー |
公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
公開案件数 | 31,092件(2025年4月1日現在) |
主な求人職種 | 業務系アプリケーションエンジニア・プログラマ、 Webサービス系エンジニア・プログラマ、 インフラエンジニア、社内SE、 制御系ソフトウェア開発(通信・ネットワーク・IoT関連)など |
関連記事>> Geeklyの評判・口コミ
セールスエンジニア向け転職エージェントの選び方

セールスエンジニア向け転職エージェントは数が多く、どのような視点で選べばよいのかと悩んでしまう方もいるでしょう。
ここからは、選び方のポイントを紹介します。
セールスエンジニア求人が豊富にあるか
まずは、セールスエンジニア(プリセールス)の求人が豊富にあるかどうかを確認することが重要です。セールスエンジニアは営業と技術のスキルを兼ね備えた専門性の高い職種です。
求人数が少ない転職エージェントの場合、自分の希望条件に合う仕事を見つけるのが難しくなります。さらに、豊富な求人を持つエージェントは企業との繋がりが強く、非公開求人の紹介が期待できます。
公式サイトの検索機能を使用してセールスエンジニアの募集がどれだけあるか確認したり、登録して非公開求人の有無を問い合わせたりしてみましょう。
とくに、IT業界に特化したエージェントは、一般的な総合型エージェントに比べて専門性や質の求人を扱う傾向があるため、チェックをしてみてください。
経験豊富なコンサルタントが在籍しているか
経験豊富なコンサルタントが在籍している転職エージェントを選ぶことが、転職成功の鍵です。セールスエンジニア(プリセールス)は一般的な営業職やエンジニア職とは異なり、技術的な専門知識と営業スキルの両方が求められます。
求められるスキルを見誤ってしまうと、不満の残る転職になりかねません。
適切な転職先を見極めるためには経験豊富なコンサルタントのサポートが不可欠です。元々セールスエンジニアとして活躍していたコンサルタントが在籍している、技術知識を活かせる企業を複数提案できるコンサルタントのいるエージェントを利用することが望ましいでしょう。
エージェントを選ぶ際はコンサルタントの経験や専門性をしっかりと確認し、自分のキャリアに合ったサポートを受けられるかどうかという視点で選ぶことが大切です。
セールスエンジニアの業界知識があるか
エージェントがセールスエンジニア(プリセールス)の業界知識を、深く理解しているかという点も確認しましょう。
業界知識に乏しいエージェントはセールスエンジニアのスキルや求められる経験を正しく評価できず、マッチング度の低い会社を紹介される可能性があります。
エージェントがセールスエンジニアの求人トレンドについて理解していれば、技術的な面だけでなく、業界の需要に合った求人を的確に提案してもらえるでしょう。
まずは、ウェブサイトや口コミなどを参考にして、セールスエンジニアの転職支援実績や業界知識の有無を確認しましょう。また、初回相談時には必ず業界のトレンドについて具体的な質問をして、業界知識があるかどうかを確認してみてください。
選考対策やアフターフォローが充実しているか
選考対策やアフターフォローが充実した転職エージェントを選ぶと面接突破率が高まり、スムーズに転職活動を進められます。専門性の高いセールスエンジニア(プリセールス)は、自分のスキルや経験を効果的にアピールできるかどうかが転職活動成功のポイントです。
面接でよく出る質問への対応や自己PRについてアドバイスをもらうことで、自信をもって面接に臨めるでしょう。
また、転職活動中だけでなく入社後も継続的なサポートを提供するエージェントは、実際に働いたうえで感じた不安解消や早期離職防止につなげられます。
悩む場合は複数の転職エージェントに登録することで、それぞれのサポート内容や複数の担当者からアドバイスがもらえます。サポート内容を具体的に確認し、キャリア構築を総合的に支援してくれる転職エージェントを見つけてください。
コンサルタントとの相性をしっかりと見極める
転職エージェントのコンサルタントとの相性を慎重に見極めることは、転職活動成功の鍵です。相性がよいコンサルタントであれば希望や不安を遠慮なく相談でき、転職活動をスムーズに進められます。
一方で、相性が合わない場合は希望と異なる求人を紹介されたり、人柄を誤解されてしまったりと転職活動が思うように進まなくなる可能性があります。
コンサルタントとの相性を判断するためには、初回の面談やメールで対応をチェックすることが大切です。話をしっかり聞いてくれない、業界知識が乏しいと感じた場合はコンサルタントの変更を早めに申し出るとよいでしょう。
複数のエージェントを試し、比較したうえで信頼できるコンサルタントを見つけることもおすすめです。
総合型と特化型の転職エージェントを併用する
総合型と特化型の転職エージェントを併用することで、よりよい転職を実現できます。次に挙げるとおり、それぞれに異なるメリットがあり、併用することで効果的な転職活動が可能になります。
- 総合型エージェント:幅広い業界や職種の求人を扱っている
- 特化型エージェント:セールスエンジニア(プリセールス)にマッチ度の高い求人を紹介できる
総合型エージェントは大手企業や有名企業の求人情報を得やすく、幅広い業界の動向を把握できます。特化型エージェントでは、セールスエンジニアの専門知識を活かせる非公開求人を紹介してもらえる場合があるでしょう。
エージェントから得た情報を比較し、自分の理想の職場はどれなのかを見極めることが大切です。
セールスエンジニア向け転職エージェントのメリット

セールスエンジニア向け転職エージェントを利用するうえで、どのようなメリットがあるのか気になる方もいるでしょう。
ここからは、主なメリットを紹介します。
セールスエンジニアのニーズや業界トレンドに詳しい
メリットの1つ目は、セールスエンジニア特有のニーズや業界トレンドに精通している点です。
セールスエンジニアの業務内容は技術的な知識と営業スキルの双方を求められるため、一般的な転職エージェントでは対応が難しいことがあります。
クラウドサービス市場の急成長や、IoT技術の進化など業界の変化が速いIT・技術分野において、業界の動向に詳しいエージェントからのアドバイスはとても役に立ちます。
さらに、企業側のニーズを把握しているため、求人紹介のミスマッチのリスクを軽減できるでしょう。効率的で精度の高い転職活動がしたいと考えている場合に、セールスエンジニアに詳しい転職エージェントの利用が役立ちます。
セールスエンジニアに特化したネットワークがある
一般の求人サイトでは見つからない、独自のネットワークを活かした求人情報にアクセスできる点もメリットとして挙げられます。
専門性の高いエージェントはセールスエンジニアを求める企業との強いコネクションを持っており、独自の非公開求人を多く取り扱っています。
一般の求職者には公開されておらず、競争率が低い非公開求人にアクセスできれば、有利な条件での転職が目指すことも可能です。加えて、エージェントは企業の内部事情や採用担当者の意向を把握しているため、求職者にあった求人を紹介できます。
専門的にネットワークを活かした転職活動を行うことにより、自身のスキルや経験を最大限に活かせる職場を見つけられるでしょう。
セールスエンジニアに役立つアドバイスをくれる
3つ目はセールスエンジニアにとって、実践的なアドバイスを提供してくれる点です。セールスエンジニアは技術力と営業力の両方が求められる特殊な職種であり、一般的な転職エージェントではスキルを理解したうえでの支援が難しい場合があります。
たとえば、応募書類を作成する際、技術的な実績をただ羅列するのではなく、顧客への提案力や課題解決の成果を強調するようなアドバイスがもらえる可能性があります。
面接では「技術的な質問にどう答えるか」や「営業としての魅力をどう伝えるか」といった、具体的な返答方法についての助言がもらえるでしょう。
求人票には載っていない企業文化や現場の雰囲気などの情報を教えてもらえるため、自分に合った企業選びが可能になり、ミスマッチを防げます。
コンサルタントの手厚いフォローがある
メリットの4つ目はコンサルタントによる個別支援が受けられる点です。転職エージェントを利用すると、書類作成から面接対策、条件交渉まで一貫したサポートが得られます。
転職で生じる不安や疑問に対して、迅速な対応と的確なアドバイスを受けられるため、初めてでも安心して就職活動が進められるでしょう。給与交渉や入社時期の調整など、求職者が直接企業と交渉しにくい問題についても、エージェントに交渉をお願いすることが可能です。
専門的な視点からのアドバイスと継続的なサポートを受けることで、理想のキャリアを実現するチャンスにつながります。
セールスエンジニア専門エージェントのコンサルタントによる手厚いフォローは、求職者が自身のキャリア目標を達成し、よりよい転職を実現するための強力なパートナーとなるでしょう。
セールスエンジニア向け転職エージェントのデメリット

セールスエンジニア向け転職エージェントには、利用にあたって注意しておきたいデメリットも存在します。
注意したいデメリットを見ていきましょう。
希望する求人がないことがある
デメリットの1つ目は、希望する求人が見つからない可能性が挙げられます。専門エージェントは特定の業界や技術分野の求人を中心に扱っているため、希望する職種や勤務地、待遇条件と一致する案件が限られることがあります。
たとえば、地方在住の方が通信機器関連のセールスエンジニアのポジションを希望していても、都心周辺の求人しか紹介されなかったり、求人が希望よりも少なかったりするケースが少なくありません。
デメリットを補うためには、複数の転職エージェントを併用するのが有効です。セールスエンジニア専門のエージェントに加えて、幅広い求人を扱うエージェントや求人サイトも活用すれば、幅広い選択肢の中から最適な求人を探せます。
紹介される求人企業が偏るケースがある
紹介される求人企業が偏る可能性がある点がデメリットとして挙げられます。この偏りは、求職者にとってミスマッチを引き起こすことがあります。
転職エージェントによっては、自社が提携している企業の求人を中心に紹介することもあります。そのため、求職者が希望する条件と一致しない求人が提案されることもあるでしょう。
さらに、エージェントは企業から手数料を得るビジネスモデルであるため、利益率の高い求人を優先して紹介する可能性も否定できません。
担当キャリアアドバイザーと密にコミュニケーションを取り、自分の希望を丁寧に伝えましょう。あわせて自身でも求人情報をリサーチし、エージェントから提案された企業については事前に十分な確認を行うことが賢明です。
セールスエンジニア向け転職の基礎知識

セールスエンジニアへの転職を検討されている方に、求められるスキルややりがいなど知っておきたい基礎知識を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
求められるスキル・適正
セールスエンジニアは主に、以下のスキルや適性が求められます。
- 技術知識
- コミュニケーション力
- 問題解決能力
- 顧客志向の姿勢
- 製品に対する情熱
- 学習意欲
- 協調性
セールスエンジニアは技術者と営業担当者の両方の要素を併せ持つ専門職です。単に製品知識を伝えるだけでなく、顧客の課題やニーズを深く理解し、最適なソリューションの提供が求められます。
開発者やシステムエンジニアからセールスエンジニアにキャリアチェンジする例が多いですが、ビジネスに関するスキルを高めておくことが成功の鍵です。
営業スキルを活かして、顧客の信頼を得ることで契約獲得につながります。実務経験や具体的な成果があれば、転職の際にアピールをしましょう。
セールスエンジニアのやりがい
セールスエンジニアのやりがいは技術の力で顧客の課題を解決し、その成果を間近で実感できる点です。顧客が自社の製品を導入し、実際の業務に役立っている様子を目の当たりにすることは、他の職種では得られない満足感をもたらします。
たとえば、クライアントが生産効率の改善に悩んでいた場合、セールスエンジニアが現場の状況を丁寧にヒアリングをおこないます。無駄な作業工程を可視化できる自社の製品を提案できれば、生産性の向上につながるでしょう。
成果が実際に顧客の業務改善として目に見える形で現れると、自分のスキルが役に立ったと強く実感でき、大きな達成感を得られるものです。
また、チームでの協力や他部門との連携が求められる職種であるため、頼りにされる機会も多く仕事を続ける上での大きなモチベーションになるでしょう。
セールスエンジニアの平均年収
セールスエンジニアの平均年収は業界や経験によって大きく異なります。一般的なセールスエンジニアの年収は主に次のとおりです。
職種 | 平均年収・時給・給料 |
---|---|
正社員 | 平均年収573万円 |
派遣社員 | 平均時給1,380円 |
アルバイト・パート | 平均時給1,200円 |
セールスエンジニアは高度な技術知識と営業スキルが求められるため、専門性と貢献度に見合った報酬が設定されることが多いものです。業界や会社によってはインセンティブ報酬が加わることもあり、実績次第で高収入を得ることができます。
経験を積むことで給与が上昇することもあり、新しい製品の知識を学習したりビジネスマナーを学ぶなど常にキャリアアップを目指すことが重要です。
セールスエンジニアの働き方
セールスエンジニアの働き方は働き方の多様化に伴い、柔軟性が増しています。リモートワークや副業、フリーランスとしての活動が一般的になり、従来のオフィス勤務にとらわれない働き方もめずらしくありません。
特にBtoB領域では顧客とのやりとりや技術提案の場面でも、Web会議やリモートデモが定着しており、出社や出張に縛られない働き方が一般的になりつつあります。
さらに、専門的な技術や知識を持っているため、他の企業やプロジェクトに対しても副業やフリーランスとして参加することも可能です。企業に属しながら複業を実践するパラレルキャリアを選ぶセールスエンジニアも増えています。
自分のライフスタイルや志向に合わせた働き方を実現したい人にとって、セールスエンジニアは非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
未経験からセールスエンジニアに転職する方法

未経験からセールスエンジニアに転職したいと考えている方もいるでしょう。
ここからは、未経験からセールスエンジニアに転職する方法を紹介します。
セールスエンジニアに有利な資格を取得する
未経験からセールスエンジニアへの転職を目指すなら、有利な資格を取得することをおすすめします。未経験の場合、資格を通じてスキルを証明することで、採用担当者に能力をアピールできます。
具体的には、以下の資格取得を検討するとよいでしょう。
基本情報技術者試験はITの基礎知識を広くカバーしており、未経験者が技術職を目指す際の第一歩となる資格です。つぎにスキルアップを目指すなら、より実践的な問題解決能力が問われる応用情報技術者試験をおすすめします。
そして、経営視点での提案力を示したい場合はITストラテジスト、営業スキルをアピールしたい場合はセールススキル検定の取得を検討しましょう。
「未経験可」の求人を探す
未経験でセールスエンジニアを目指す場合は、未経験可の求人を探しましょう。企業によっては将来性やポテンシャルを重視し、未経験者を採用して育成する方針を採っている場合があります。
転職サイトで「未経験歓迎」「研修あり」などのキーワードで、求人を探してみてください。企業の育成方針や研修内容を確認し、経験がなくても入社後の活躍がイメージできる場合は応募を検討します。
あわせて、積極的に企業説明会に参加したり、転職エージェントに相談したりすることも、未経験可の求人を見つけるための有効な手段です。
なお、未経験可であっても応募条件として特定の学部・学科の卒業や、基本的なIT知識などが求められる場合があるため、よく確認することが大切です。
書類や面接のサポートをしっかりと受けておく
未経験でもセールスエンジニアを目指す場合は、書類作成や面接対策について転職エージェントなどの専門的なサポートを活用することが大切です。
未経験でセールスエンジニアの適性やポテンシャルを適切に伝えるには、応募書類や面接での受け答えが鍵となります。特に、異業種からの転職では、過去の経験をどのように関連づけて伝えるかが評価を左右します。
そのため、面接対策として転職エージェントやキャリアコンサルタントの模擬面接に参加し、技術的な質問への対応方法や学習意欲をアピールする話し方を練習するとよいでしょう。
転職のプロの手助けを受けることは自力だけでは見落としがちなポイントを補い、転職成功の可能性を大きく高めてくれる有効な手段だと言えます。
セールスエンジニアの仕事内容

セールスエンジニアの仕事とは、一体どのようなものなのでしょうか。
ここでは、主な仕事内容を紹介します。
顧客ニーズの分析
セールスエンジニアは顧客ニーズを分析し、最適な解決策を提案する役割を担います。顧客が抱える問題を正確に把握し、自社製品やサービスをうまく提案することで信頼を獲得できるでしょう。
単に話を聞くだけでなく、質問を通じて深掘りすることが大切です。
クライアントの業界特有のトレンドや競合状況を事前に調べておくと、提案に説得力が増します。クライアントからの質問には即答できるよう、自社製品の仕様を熟知しておくこともおすすめです。
課題を正確に理解し、業界知識や技術的視点を駆使して適切な解決策を提案することで、顧客満足度のアップも期待できます。
製品のデモンストレーション
製品のデモンストレーションは、セールスエンジニアが顧客に製品の機能やメリットを説明する効果的な手段です。IT機器や産業用システムなどの専門的な製品は、カタログを見ただけではどのような機能があるのか顧客にはわかりにくいものです。
そのようなときにセールスエンジニアはデモンストレーションを通して、製品が具体的にどのように問題解決に役立つかを説明します。
顧客によっては技術知識や経験が乏しい場合があるため、専門用語をなるべくわかりやすい言葉で伝えるコミュニケーション力も重要です。製品デモンストレーションが上手くいけば商談成功率を上げることができ、セールスエンジニアとして成果を上げられます。
技術サポート
セールスエンジニアは、製品導入後に顧客が技術的問題に直面した際サポートする仕事を担います。技術サポートでは、対応の迅速さが鍵です。
導入したばかりの製品に不具合が発生した際、顧客は大きな不安を感じます。誰に連絡してよいのかわからない、営業とサポートが別部署の場合は、顧客と長期的な信頼関係を築くことは難しいものです。
一方で、導入前からコミュニケーションを築いてきたセールスエンジニアが技術サポートを担うことで、顧客はスムーズにトラブルを回避できて不安なく製品を使用できます。
さらに、顧客から出る質問や反応は、貴重なフィードバックです。そこから製品改善や営業戦略に生かすこともできるでしょう。現場対応と開発連携を両立させることで、信頼と製品向上を実現し、会社の利益につなげられます。
営業チームとの連携・戦略立案
営業チームとの緊密な連携と技術的な知見を活かした販売戦略の立案は、セールスエンジニアの仕事の一つです。製品やサービスを効果的に展開するためには、技術的な知識と営業の視点が欠かせません。
たとえば、営業チームから顧客フィードバックの相談があった場合は、技術的観点から解決策を共に考えます。
営業が他社との差別化が難しいと悩んでいる場合には、技術と営業の知識から競合製品にない独自の価値を強調するPR方法の提案ができるでしょう。
効率的な連携を実現するためには、営業との信頼関係を築くことが大切です。コミュニケーションをこまめに取り、営業チーム全体のスキルアップと、知識の底上げを図るアプローチをすることもセールスエンジニアの役割だといえます。
業界トレンドの把握
セールスエンジニアとして成果を上げるためには、業界トレンドを継続的に把握する姿勢が大切です。知識が古かったり、時代遅れの提案は、競合他社に簡単に負けてしまう可能性があるためです。
IT業界では技術進化が速いため、新しい情報に対する理解度が信頼構築につながります。そのためには、専門メディアやセミナーへの参加、オンライン学習プラットフォームでのスキルアップなどを継続して行うことが大切です。
企業によっては定期的に勉強会や研修を開く場合もありますが、自主的にトレンドを学ぶことが求められます。
さらに業界のトレンド情報を知っているだけでなく、どのように自社製品に結びつけて提案するかという応用力が求められます。学び続ける姿勢を持つセールスエンジニアが、顧客から支持されるでしょう。
セールスエンジニアに向いている人の特徴

セールスエンジニアに向いている人には、共通する特徴があります。
どのような人が多いのかを紹介します。
コミュニケーションスキルが高い人
高いコミュニケーション能力を持つ人は、セールスエンジニアとして活躍できます。顧客との対話で課題を正確に把握し、専門的な内容を分かりやすく伝える能力が、信頼関係の構築に不可欠です。
さらに、顧客の大半は専門的な知識がなく、技術的な内容をそのまま説明しても理解されないケースが少なくありません。専門用語をわかりやすく説明し、製品の魅力や利点を理解させるスキルが求められます。
顧客の質問に対して迅速かつ丁寧に対応し、誠実さを示すことで、長期的な信頼関係を築けるでしょう。
また、セールスエンジニアには社内での対話力も求められます。製品開発者や営業チームとの情報共有をスムーズに行い、チーム全体で顧客のニーズに応えられるようにすることが大切です。
プレゼンテーション能力がある人
技術的な内容を分かりやすく伝える高いプレゼンテーション能力がある人も非常に重要です。セールスエンジニアは顧客に対して製品やサービスの価値をわかりやすく伝える役割を担います。
どのように優れた製品や技術を持っていても、プレゼンテーション能力が低いと顧客に魅力を伝えることはできません。
分かりやすいプレゼンテーションにするためにも、見やすく分かりやすい資料を作成したり、顧客からの想定される質問の答えをあらかじめ考えておくことが大切です。
さらに、一方的な説明だけでなく、顧客の反応を見ながら内容を調整したり、不安を解消する補足説明を加えたりするアドリブ力がある人が向いているといえます。
ITエンジニアの技術スキルがある人
ITエンジニアとしての技術スキルを持つ人は、セールスエンジニアとして活動できるでしょう。セールスエンジニアは営業の仕事だと思われがちですが、取り扱う商材がIT分野に関わるため、ITエンジニアの知識が求められます。
ITスキルが不足していると、クライアントの質問に応えられず、信頼を勝ち取ることは困難です。クライアントがシステムの不具合に悩んでいる場合、上手くサポートできずに契約を打ち切られることも考えられます。
また、技術的な知見が不足すると、社内の開発チームやサポート部門とスムーズに連携できません。
ITエンジニアの経験があり知識を活かして新しい仕事がしたいと考える人は、セールスエンジニアの転職を検討してみることをおすすめします。
学習意欲・向上心がある人
学習意欲と能力向上を目指す人は、セールスエンジニアに向いています。IT業界は急速に発展しており、1年前の知識が時代遅れになることも珍しくありません。
顧客から信頼されるためには、業界のトレンドや新しい技術を学ぶ姿勢が求められます。例えば、自社や他社で新しい製品が開発された際には、その使用方法や導入メリットを理解し、顧客に説明できる知識を身に付ける必要があるでしょう。
さらに、業界内で開催されるセミナーやトレーニングに参加することで、最新の情報を得るとともにスキルを磨くことが可能です。
技術革新のスピードを楽しみ、学び続けられる姿勢のある方は、セールスエンジニアになる素質があるといえます。
取り扱う商品に関するスキルが高い人
セールスエンジニアは、取り扱う商品に関する高いスキルを持つ人が向いています。顧客に対して自社の商品の魅力を的確に伝えるためには、深い知識と実践的な理解が求められるためです。
取り扱う商品の表面部分のみしか理解していない場合は、技術的な質問に対して曖昧な回答しかできません。顧客は不安を感じ、商談が進展しない可能性が高まります。
商品に関するスキルは仕様を覚えるだけでなく、他社製品と比較して自社製品の優位性はどこにあるのかを説明できる程の深い理解があるとよいでしょう。
顧客の課題に寄り添った提案をするためにも、取り扱う商品についてはよく学ぶことが大切です。
セールスエンジニアに将来性はある?

セールスエンジニアに転職するにあたって、将来性が気になる方も多いでしょう。
セールスエンジニアが今後どうなるのかの見通しについて解説します。
DX推進の広がりによって需要が高まる可能性がある
セールスエンジニアはDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展を背景に、大きな将来性を秘めていると言えます。現在の日本企業では、営業部門と技術部門が分かれていることが一般的です。
しかし、今後さらに顧客ニーズの複雑化・高度化に伴い、知識と営業スキルを兼ね備えた専門家の存在が求められると考えられます。
たとえば、顧客がクラウドサービスを導入する際、多様な選択肢の中からニーズに合ったものを選び、導入後の運用や保守を技術的に支援できるセールスエンジニアは心強い存在です。
企業がDXを成功させるために、技術と営業の両面から顧客を支援できるセールスエンジニアの存在が求められます。したがって、セールスエンジニアの将来性は明るいと言えるでしょう。
人とのコミュニケーションが好きな人におすすめ
セールスエンジニアは、人との会話を楽しめる人にとっては将来性のあるキャリアだといえます。セールスエンジニアは技術力だけでなく、クライアントのニーズを汲み取る力や丁寧なコミュニケーションスキルが求められるからです。
対話力が求められる場面が多く、AIや自動化が進んでも代替されにくいと考えられるでしょう。顧客との対話を通じて、さまざまな業界やビジネスモデルについて学ぶことができ、視野を広げられます。
さらに、セールスエンジニアのスキルと経験を積めば、業界を越えた転職やキャリアアップも目指しやすく、将来の選択肢が広がります。
マネジメント職やプロダクトマネージャーを目指している人にとっても、将来性が期待できる仕事といえるでしょう。人と話すことが好きで技術にも関心がある人にとっては、転職といえる仕事です。
プリセールスエンジニアとは

プリセールスエンジニアは、技術的な知識を活かして顧客に最適なソリューションを提案する役割を担う職種です。製品やサービスを導入しようとしている顧客に対して、その技術的な価値や利点をわかりやすく伝えることが重要となります。
営業やほかのエンジニアとはどのような違いがあるのかを見ていきましょう。
営業・ほかのエンジニアとの違い
プリセールスエンジニアは企業によってはセールスエンジニア、テクニカルセールスなど、様々な名称で呼ばれることがあり、セールスエンジニアとほぼ同義といえます。
ただし、プリセールスエンジニアはセールスエンジニアと比べて、販売前の提案活動に重点を置く傾向があります。
営業担当者と同行して技術的なサポートを行ったり、顧客のニーズに合わせてシステム開発にまで関わったりすることもあり、厳密な仕事の内容は企業によって異なるものです。
プリセールスエンジニアを目指す場合は、具体的な仕事内容を確認のうえで、応募するか決めるとミスマッチが起こりにくいでしょう。
セールスエンジニア向け転職エージェントに関する質問・Q&A

ここからは、セールスエンジニア向け転職エージェントに関連して多くの方が疑問に感じる点にお答えします。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
転職エージェントはSESばかり紹介する?
転職エージェントが紹介する求人は、SESだけではありません。IT業界に特化したエージェントを利用すれば、プロジェクトマネージャーや社内SEといった多様な選択肢に出会えます。
IT専門の転職エージェントは業界内の幅広いネットワークを持ち、SESだけでなく様々な雇用形態や職種の求人を取り扱っています。もし、SES案件ばかり紹介される場合は、複数のIT専門エージェントに登録するのがおすすめです。
自分の希望を明確に伝えることで、より理想的な転職先を紹介してもらえる可能性が高まるでしょう。
IT転職エージェントで30代向けは?
30代のセールスエンジニアがIT転職を成功させるためには、専門性の高いエージェントを選ぶことが重要です。具体的なエージェントの例は、以下のとおりです。
- マイナビIT AGENT:全国対応で、スタートアップから大手企業まで幅広い求人を保有している
- Geekly:30代に人気のIT・Web・ゲーム業界に特化している
- レバテックキャリア:IT業界に特化したエージェントで、30代向けの求人が豊富にある
自分のキャリア目標に合ったエージェントを選ぶことで、よりよい30代の転職活動が実現できるでしょう。
参考記事>>30代ハイクラス向け転職エージェントおすすめ
転職エージェントを使わない方がいい理由は?
転職エージェントを使わない方がよい理由は、求職者の希望や状況によってはエージェントのサポートが逆にストレスになる可能性があるためです。
転職エージェントは求職者の希望を基に求人を紹介しますが、必ずしも求職者の希望と一致するわけではありません。さらにキャリアアドバイザーとの相性が合わないと、連絡自体がおっくうになることもあるでしょう。
連絡が遅れたり進捗報告が滞ったりする担当者の場合は、自分の希望通りのスケジュールで進まないため、イライラするかもしれません。転職エージェントにストレスを感じる場合は、自分で求人を探す選択肢も探してみることも一つの手です。
転職エージェントに嘘をついてもバレますか?
転職エージェントに嘘をついても高い確率で発覚します。転職エージェントは、求職者の経歴やスキルを企業に伝えるために様々な確認を行います。
たとえば、ITスキルを高く伝えてしまうと、具体的な技術的な質問に対応できない場合や実務経験の裏付けがない場合に疑念を持たれるでしょう。
嘘が発覚した場合、その転職エージェントからのサポートは終了する恐れがあります。正直かつ誠実な姿勢で転職活動に臨むことが重要です。
IT業界で1番稼げる仕事は何ですか?
IT業界で高収入が見込める職種はITコンサルタントです。技術と経営の橋渡しをする役割であり、企業にとっての重要性が高く、その分報酬も大きくなります。
ITコンサルタントの平均年収は、職業情報提供サイトjob tagによると684.9万円※です。企業や実力次第では、さらに年収アップが目指せる可能性があります。
企業の中核を担う責任あるポジションであり、やりがいも感じられるでしょう。
まとめ

セールスエンジニア(プリセールス)向け転職エージェントを紹介しました。転職エージェントを選ぶ際には、経験豊富なコンサルタントがいるのか、コンサルタントの手厚いフォローがあるのかどうかを重視するとよいでしょう。
セールスエンジニア(プリセールス)の仕事は、DX推進の広がりによって将来性が明るいと言えます。
プレゼンテーション能力に自信がある、ITエンジニアの技術スキルがあるという方は、ぜひセールスエンジニア(プリセールス)向け転職エージェントを積極的に活用してみてください。