現在、転職を希望する方の多くが登録しているのが、転職エージェントです。
転職エージェントを利用することで、転職に関するさまざまなサポートが受けられるため、転職活動をスムーズに進められます。
中でもリクルートエージェントは、転職支援実績No.1とも言われている知名度の高い転職エージェントであり、転職活動を進める際に、まずはリクルートエージェントに登録するという方も多いでしょう。
その一方で「リクルートエージェンシーは本当に使えるのか」「デメリットも知った上で登録するかどうか知りたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、リクルートエージェントの評判や口コミを徹底調査したうえで、登録のメリット・デメリットを紹介します。
転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
リクルートエージェントの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 500,751件(2024年11月28日現在) |
非公開求人数 | 約240,000件 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | すべて無料 |
公式サイト |
https://www.r-agent.com/ |
出典:リクルートエージェント(2023年11月時点の情報)
リクルートエージェントの悪い評判・口コミ【デメリット】
はじめに、リクルートエージェントのマイナスの評判・口コミをいくつかご紹介します。
登録を検討している方は、マイナスの評判や口コミも把握した上で、利用を検討すると良いでしょう。
口コミ1:サポートが薄い
引用:みん評
リクルートエージェントの悪い評判で多かった意見として、サポートの薄さがあげられます。
登録者側から積極的にアクションをしなければ、自動で案件紹介メールを送られてくるだけの対応になってしまうという意見が多く見られました。
口コミ2:希望していない求人ばかりを紹介された
引用:みん評
希望していない求人ばかりを紹介される、といった声も多く聞かれました。
このあたりは、担当エージェントとのコミュニケーション不足も関係があるかもしれません。
口コミ3:担当者の当たり外れが大きい
引用:みん評
リクルートエージェントは、国内最大規模の転職エージェントサービスだけあって、スタッフも多く在籍しています。その分、担当者によってサービス内容が異なる可能性があります。
転職に関する考え方や姿勢が担当者と合わないと、不満を感じやすいようです。
リクルートエージェントの良い評判・口コミ【メリット】
続いて、リクルートエージェントの良い評判や口コミをご紹介します。
リクルートエージェントを利用して転職活動を成功させた方も多くいらっしゃいます。うまくいったポイントも紹介するので参考にしてください。
口コミ1:自己肯定感をあげてくれるサポートがうまい
引用:みん評
リクルートエージェントのスタッフは、たくさんの転職希望者と接しています。
そのため、自己肯定感をあげて面接に前向きにのぞめるようにサポートしてくれるといった声が多かったです。
沢山の転職希望者と接しているからこそ、転職希望者が前向きになれるサポートが得意なのかもしれません。
口コミ2:限定求人に応募できる
引用:みん評
リクルートエージェントは知名度だけでなく、信頼度も高い企業です。したがって、限定求人も多く集まります。
自分が希望する職種が限定求人にあった場合は、登録して良かったと思えるでしょう。
口コミ3:求人件数が多い
引用:みん評
国内最大級の転職エージェントサイトだけあって、求人件数はとても多いです。
できるだけ多くの会社の求人を見てみたいという方に適しているエージェントといえます。
口コミ4:模擬面接などのサポートもあり
引用:みん評
単にアドバイスだけでなく、模擬面接などのサポートも充実しています。転職が初めてという方も安心して利用しやすいサービスです。
リクルートエージェントはこんな人におすすめ!年齢/職種ごとのおすすめ度
リクルートエージェントの利用がおすすめの年齢や職種は、以下の表のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
第二新卒のおすすめ度 ★★★★★ |
第二新卒も積極的にサポートしており、特設サイトが組まれることもあります。仕事の悩みも一緒に解決してくれるような伴走型であるため、社会人経験の少ない第二新卒者にとっては心強いでしょう。 |
20代へのおすすめ度 ★★★★☆ |
同社は第二新卒までは比較的手厚いサポートがあるものの、キャリアの構築がまだできていない20代の利用については、やや求人案件などの条件が厳しくなる可能性があります。利用する際は、担当者としっかりとコミュニケーションをとり、転職活動に臨むことが大切です。 |
30代へのおすすめ度 |
これまでのキャリアを活かし、30代でハイクラス転職へ挑戦するのに最適なエージェントです。知名度が高く求人数も多いため、さまざまな職種で利用しやすいはずです。 |
40代へのおすすめ度 |
リクルートエージェントは、40代以降が求める管理職や専門技術職への求人がやや少なめの印象です。希望条件を提示してから応募・面接までの流れが短期間で行われる傾向があるため、腰を落ち着けて転職活動をしたい方には、スピード感が合わない可能性もあります。 |
ハイキャリア・高年収へのおすすめ度 ★★★☆☆ |
同社のハイキャリア・高年収の取扱求人数は、ハイクラス転職専門サイトに比べるとやや少なめです。ただし、エージェントとしての知名度が高いため、複数の求人サイトと組み合わせた活用がおすすめです。 |
IT・Web業界のおすすめ度 ★★★★☆ |
IT・Web業界のみに特化したエージェントと比較すると専門性は劣るものの、総合型であることから同業界へも対応はしています。可能であれば、IT業界に精通した担当者を指名するといいでしょう。 |
リクルートエージェントは、求人数が多く第二新卒向け、ミドルシニア向けの仕事も豊富です。
そのため、「できるだけ早く転職したい」「すでに転職を希望する業界が決まっている」「転職活動に十分時間がかけられる」といった条件を満たしているなら、どの年代もおすすめです。
紹介される求人数が多く、希望する業界はもちろんのこと、類似した業界も紹介してもらえるため、知らなかった会社と出会える可能性もあります。
また、短期で転職先を決めたいと考えている方も、リクルートエージェントの利用は適しています。
対して、まだ転職希望の職種がはっきりと決まっていない方や、仕事をしながらゆっくりと転職活動をしたい方は、急かされているような感じがするかもしれません。どの年代でも、目指す業界や転職で譲れない点などを明確にしたうえで、登録したほうがいいでしょう。
職種別のおすすめとしては、以下のようなものが適しています。
- IT関係(SE・ITエンジニアなど)
- 営業・販売系
- 建築・土木
- 生産・管理・設計
- 事務
- クリエイティブな業務
- コンサルタント
ほとんどの職種を網羅しているようにも見えますが、弁護士・公認会計士・税理士などいわゆる「士業」に分類される職業や、医師や看護師などの医療職などは専門の転職エージェントを利用したほうが、適した職場が見つかりやすいでしょう。
総合型で対応職種が幅広いことから、今までの仕事と全く別分野の仕事をしたい場合には活用しやすいかもしれません。
転職エージェントは複数登録がおすすめ
転職エージェント(人材紹介会社)利用社数 | |
---|---|
転職決定者 | 平均4.2社 |
全体 | 平均2.1社 |
出典:リクナビNEXT
リクルートエージェント以外にも、転職エージェントは複数あります。転職活動をする際は、以下の理由から複数の転職エージェントへの登録がおすすめです。
- 非公開求人の情報をできるだけ多く取得するため
- サポートしてくれるエージェントとの相性があるため
- 複数の転職エージェントに登録しておけば、最終的に使いやすいところを選べるため
どの転職エージェントが自分の転職活動と合っているかは、実際に登録してみないと判断できない点も多くあります。リクルートエージェントの他にも、複数の転職エージェントに登録しておくことで、より効率よく転職活動ができるでしょう。
リクルートエージェント以外に併用するべき転職エージェント
ここでは、リクルートエージェントとの併用がおすすめお転職エージェントを3社ご紹介します。
リクルートエージェント以外にも登録する転職エージェントに悩んでいる方は、参考にしてみてください。
doda
引用doda
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公式サイト | https://doda.jp |
公開求人数 | 256,867件(2024年11月28日現在) |
主な求人職種 | 全職種 |
dodaは、経営年数30年、2023年2月現在で登録者数766万人をほこる日本最大級の転職サイトです。知名度も高く、求人数も20万人を超えています。
医療系専門職、財務会計の専門職などの求人もあるほか、UターンやIターンの就職も可能です。
未経験でもOKの求人も多数あるほか、キャリアアドバイザーのサポートも充実しています。
マイナビAGENT
引用:マイナビエージェント
運営会社 | 株式会社マイナビ Mynavi Corporation |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
公開求人数 | 70,931件(2024年11月28日現在) |
主な求人職種 | 全職種 |
マイナビエージェントは、マイナビグループが運営している無料で利用できる転職エージェントです。
各業界の転職市場に精通したキャリアアドバイザーのサポート力や他社よりも優れたマッチング力を強みとしており、転職が初めての方でも安心して利用できます。
また、業種以外にも第二新卒、女性の転職といった特集もあり、自分の属性に適した転職活動も可能です。
専門職はリンクから特設ページに飛べるため、資格や経験を活かした仕事も探しやすいでしょう。
※マイナビのプロモーションを含みます
アサイン(ASSIGN)
引用:アサイン
運営会社 | 株式会社アサイン |
公式サイト | https://assign-inc.com/ |
公開求人数 | 非公開(2024年11月28日現在) |
主な求人 |
若手ハイエンドに特化 |
2016年に創立された株式会社アサインは、「『個人の中に潜む能力 = エース』と『社会の中に潜む人材 = エース』を開拓し、転職者・採用者ともに輝かせること」をコンセプトとし、20代、30代を中心にハイエンドの転職をサポートしてくれる会社です。
AIが自分の経歴と価値観からキャリアを可視化してくれるので、自分が未だ気付いていない強みや得意分野を発見できる可能性もあります。
ビズリーチコンサル部門ではMVP受賞を受賞した実績もあり、20~30代の方が自分の能力を活かしてより条件の良い場所に転職する際に利用するのがおすすめです。
リクルートエージェントの求人の特徴
ここでは、リクルートエージェントの3つの特徴について解説します。
特徴を知ることで、活用方法も見えてくるでしょう。
特徴1:非公開求人が多い
リクルートエージェントは、2023年11月時点で、約24万件以上の非公開求人を保有しています。(出典:リクルートエージェント)
非公開求人とは、自社の転職サイトやホームページなど、インターネット上に掲載していない案件の総称です。
非公開求人が行なわれる理由は、主に以下のようなものです。
- 企業にとって重要なポジションや、他社に知られたくない新規プロジェクト向けの募集であるため
- 企業が効率よく・優秀な人材を確保するため
特に、人気企業の人気業務の場合は公開求人にすると応募者が殺到して選考が大変になりやすいため、信頼できる転職エージェントで非公開求人として募集し、エージェントにマッチングを任せるところも多くあります。
非公開求人の保有数の多さは、エージェントとしての信頼度の高さともいえるため、エージェント選びの判断材料としても有効です。
特徴2:転職支援専用システム「Personal Desktop」の活用
リクルートエージェントでは、独自の転職支援システム「Personal Desktop(パーソナル デスクトップ)」が利用できます。同システムは、リクルートエージェントの登録者専用の求人情報管理システムです。
気になる求人情報のフォルダ管理機能や、応募に必要な書類を作成する際に役立つノウハウやサンプル文面、簡単に履歴書が作成できる「履歴書エディター」が提供されており、企業への応募や面接などの進捗管理が一目でわかるため、転職活動の管理に役立ちます。
また、登録しておくことで、書類選考を通過し面接が確約されるオファーも期待できます。
外出先やスマートフォンからも利用可能で、複数社に応募する方や異業種への転職へ挑戦される方にとって、効率よく転職活動を進める際に役立つはずです。
特徴3:転職活動のサポートも手厚い
リクルートエージェントは、面接力向上セミナーや転職活動に必要な書類の書き方のアドバイスなども行なっています。
転職活動は、面接での第一印象で合否が決まる一面もあります。特に、実力が拮抗していそうな方が大勢いる場合や、人気企業の求人などは、面接力や履歴書の書き方が合否を分ける可能性も高いでしょう。
初めて転職活動をされる方でも、面接対策や履歴書の書き方などのサポートを受けることで、安心して面接などに臨みやすくなります。
リクルートエージェントを利用する際の注意点
リクルートエージェントを利用する際には、次のような注意点や使いにくいといえる点もあります。
他の転職エージェントと、どちらを主に使うか迷っている方は参考にしてみてください。
注意点1:自分から働きかけないと希望する職種に出会いにくい
リクルートエージェントは、豊富な求人がある一方で登録者も膨大です。
キャリアアドバイザーに対して自ら積極的に働きかけなければ、AIが選出したおすすめの企業が自動的に送られてくるのみの対応となるケースもあるようです。
そのため、「全く見当違いの職種ばかり紹介される」といった不満にもつながりかねません。転職活動をサポートするキャリアアドバイザーはいるものの、すべて受け身でいるのではなく、自身の希望や要望をキャリアアドバイザーに伝え、自らアクションを起こす姿勢が重要です。
注意点2:キャリアアドバイザーとも相性がある
リクルートエージェントには、多数のキャリアアドバイザーが在籍しています。
転職サポートには一定のマニュアルやルールが定められていますが、個々のアドバイザーとの相性の良し悪しは、少なからずあるものです。
面談やサポートを受ける中で、「どうしても、この人とは合わない」と思った場合は、早めに担当を変えてもらうことも必要です。求めるサポートが受けられない状況では、転職活動の長期化や、希望の仕事・条件を叶えられない恐れがあります。
注意点3:職歴によっては案件が紹介されにくい可能性がある
多くの転職エージェントは、登録者と企業とのマッチング数や実績数を重視しており、リクルートエージェントも同様です。企業が提示する条件に合った人材へ優先的に求人を紹介するため、職歴や実績が合わないない場合は、紹介されにくい可能性もあります。
その場合は、総合型のリクルートエージェントだけでなく、業界や職種に特化した転職エージェントを併用することで、求人紹介の間口を広げられるでしょう。
リクルートエージェントの登録・ログインから内定までの流れ
ここでは、リクルートエージェントの登録・ログインから案件紹介、内定までの基本的な流れを解説します。
- STEP1. 会員登録・ログイン
- STEP2. エージェントから連絡
- STEP3. キャリアアドバイザーとの面談
- STEP4. 求人紹介・書類添削・面接対策
- STEP5. 応募・書類選考・面接
- STEP6. 内定・退職交渉・入社
登録手順や、内定までの一連の流れを把握しておくことで、エージェントを活用するコツも掴みやすいでしょう。
STEP1. 会員登録・ログイン
リクルートエージェントを利用するには、まず会員登録を行ないます。
会員登録の際、登録する情報は以下の2つです。
- 転職に期待すること:転職時期・直近の仕事・現在の年収など
- 自身のプロフィール:年齢や性別など
転職に期待することは、選択制であるためそれほど悩むことはありません。ただし、現状を正確に登録しないとミスマッチが起きやすくなるため注意しましょう。
登録したらIDとパスワードを設定し、ログインしましょう。
STEP2. エージェントから連絡
会員登録後は、エージェント側で仕事の条件などの確認が行われます。保有する条件の中から、紹介可能な求人を調べたうえで、連絡が来る流れです。
連絡が来るまでの期間は人によって異なりますが、おおよそ2~7日程度が目安となっています。
ただし、求人の内容によっては面談やサービスの利用が難しいケースもあるでしょう。そのような事態に備えて、転職エージェントは複数の利用をおすすめします。
STEP3. キャリアアドバイザーとの面談
キャリアアドバイザーは、これまでの職歴や実績、転職に関する希望条件を改めて確認し、求人の紹介やキャリアプランの提案などを行う人物です。
面談は基本的に電話、もしくは対面で行なわれます。
キャリアアドバイザーとの面談は別名「キャリアの棚卸し」ともいい、これまで積み上げてきたキャリアや実績から、身に付いている実力などを客観的に指摘してくれるでしょう。
キャリアアドバイザーと面談をすれば、自分でも気づかなかった自分の強み・弱みを把握できます。
面談の後は転職活動の方向性を決め、希望する転職時期から具体的な転職活動のスケジュールを定めていきます。
STEP4. 求人紹介・書類添削・面接対策
面談が終わり、転職活動の方向性やスケジュールが具体的になったら、いよいよ転職エージェントからの紹介が本格的に始まります。
保有している案件から、希望に添ったものを紹介してくれるほか、志望業界の最新の情報や求人企業の風土、職場環境など、エージェントしか知り得ない情報も提供してくれるでしょう。
転職エージェントとうまく二人三脚ができれば、スムーズに転職活動が進むこともあります。
また、求人紹介と並行して、採用担当者の目を引く履歴書の書き方や、面接テクニックのコツなども教えてもらえます。
このほか、希望することで「面接力向上セミナー」などの出席も可能です。
STEP5. 応募・書類選考・面接
自分の希望する条件にあった企業が決まったら、転職エージェントを通じて企業への推薦をしてもらいます。
書類選考が通過した後は、面接日程の調整などはすべて転職エージェントが行なってくれるため、安心してお任せしましょう。
転職活動の専用ページ「Personal desktop」を活用し、面接の日程管理なども簡単に行えます。
なお、転職エージェントが紹介してくれた案件でも希望に合っていなければ、無理に応募する必要はありません。
STEP6. 内定・退職交渉・入社
内定が決まったら、転職エージェントが最後のサポートとして、入社日の調整や円満退社の為のポイントなどをアドバイスしてくれます。
内定を得た企業との年収や待遇交渉についても、転職エージェントが交渉代行としてサポートを行う場合もあります。自身での条件交渉に不安がある場合は、相談してみると良いでしょう。
リクルートエージェントを最大限活用するポイント
リクルートエージェントは、活用次第で転職の大きな武器になるはずです。
ここでは、リクルートエージェントを最大限活用するポイントを紹介します。
これからリクルートエージェントの登録をする方は、ぜひ参考にしてください。
ポイント1.受けられるサービスは積極的に利用する
リクルートエージェントは、面談をはじめとして書類添削や面接対策など、さまざまなサービスが利用できます。
しかし、サービスは自分から動かないと利用できません。
登録すると同時に、いつまでにどんなサービスを利用するかキャリアアドバイザーと面談するまでにおおよその計画を立て、面接後に細かい修正をしていきましょう。
何もしなければ、リクルートエージェントはただ公開された求人を閲覧するサイトでしかなくなります。
ポイント2.キャリアアドバイザーとは本音で話す
人によって転職する理由はさまざまです。中には、転職の理由や今までの職歴をあまり話したくない方もいるでしょう。
リクルートエージェントをはじめとする転職エージェントは、さまざまなスタッフが転職活動のサポートをしてくれますが、曖昧な態度でキャリアアドバイザーと面接をしても、良い結果にはつながりません。
キャリアアドバイザーとは、包み隠さず本音で話し合うことが重要です。
ポイント3.非公開求人は積極的に活用する
リクルートエージェントに登録したら、非公開求人も積極的に活用しましょう。リクルートエージェントの非公開求人は、転職エージェントの中でもトップクラスです。
非公開求人を活用するには、キャリアアドバイザーと面談しなければなりません。登録するだけでなく、さらにその先へ早めにサービスを利用してください。
リクルートエージェントと他サービスの違いを解説
リクルートホールディングスでは、複数のグループ関連会社を傘下に置いています。ここでは、リクルートエージェントと他の転職サービスとの違いを解説します。
併用する場合の参考にもなるため、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
リクナビNEXTとの違いは?
リクナビNEXTは、サイト上で公開された多数の求人に自分で応募するタイプの求人サイトです。
キャリアアドバイザーなどのサポーターがいない代わりに、自分のペースで転職活動をすすめられます。
また、経歴などを登録しておくと企業側からオファーがくる可能性もあるでしょう。時間をかけて転職活動をしたい、自分のペースで転職活動をしたい方に適しています。
リクルートダイレクトスカウトとの違いは?
リクルートダイレクトスカウトは、ヘッドハンターや企業からのスカウトを中心とした転職スカウトサービスです。
リクルートエージェントが幅広い年代、能力の求人を扱っているのに対し、リクルートダイレクトスカウトは年収700万円以上のミドル・ハイクラス層の転職がメインとなっています。
その分、求職者に求められる能力も高いため、士業などの資格を持っているか、十分なキャリアを築いた方向けの転職サイトといえます。
リクルートキャリアコンサルティングとの違いは?
リクルートキャリアコンサルティングは、リクルートエージェント同様に、再就職支援のサービスです。
全国47都道府県にサポートオフィスを置き、幅広い年代やさまざまな就職スタイルに対応しています。
また、セミナーなども多数開催されており、シニア層やミドルシニア層にも使いやすい形式で提供されています。
リクルートスタッフィングとの違いは?
リクルートスタッフィングは、株式会社リクルートホールディングスが運営する人材派遣会社です。
登録することで、派遣社員として希望する会社に派遣されます。
派遣社員として働きたいという方向けの企業であり、アルバイト・パート・正社員の募集は行っていません。研修・キャリア支援のシステムなどもあり、働きながらスキルアップもできます。
リクルートエージェントについての疑問や質問
最後に、リクルートエージェントに関する、よくある疑問・質問をご紹介します。
- リクルートエージェントは無料で利用できる?
- リクルートエージェントは登録だけでも大丈夫?
- リクルートエージェントへの登録から内定・入社までの期間は?
- リクルートエージェントの担当は変更可能ですか?
- リクルートエージェントの対面面談できる場所はどこ?
- リクルートエージェントは第二新卒でも登録できる?
- リクルートエージェントで利用を断られる理由は?
- リクルートエージェントはニート・フリーターも利用できる?
- リクルートエージェントには派遣求人もある?
- リクルートエージェントと他の転職エージェントとは何が違う?
- リクルートエージェントを退会する方法を知りたい
リクルートエージェントの特徴やメリット、注意点などのまとめにもなっていますので、参考にしてください。
リクルートエージェントは無料で利用できる?
リクルートエージェントのサービスは全て無料で利用できます。
登録料や企業への紹介料、サポート料金などは一切かかりません。
リクルートエージェントは登録だけでも大丈夫?
リクルートエージェントは登録だけして、キャリアアドバイザーと面談しなくても大丈夫です。
しかし、キャリアアドバイザーと面談を行わなければ、模擬面接や書類添削などのサービスは利用できません。
リクルートエージェントの強みが発揮されないため、登録するメリットも享受できなくなってしまいます。
登録するだけでも、良い企業と巡りあえる可能性はゼロではないですが、最大限活用するためには、積極的にキャリアアドバイザーと面接すると良いでしょう。
リクルートエージェントへの登録から内定・入社までの期間は?
リクルートエージェントへの登録から内定、入社までの期間はおおよそ3カ月間が目安となっています。
すでに現在働いている企業へ退職の意向を示しているか、良い職場が見つかればすぐに転職したい方に適しています。
今すぐ転職する意向がない場合は、事前に担当者へその旨を伝えておきましょう。
リクルートエージェントの担当は変更可能ですか?
リクルートエージェントの担当は変更可能可能です。
ただし、エージェントの容姿・性別・年齢などを理由に変更はできません。
リクルートエージェントが自分の希望する職種に対して知識が不足している、相性が合わないといった理由ならば可能です。
担当者の変更依頼は、サイトの「お問い合わせ」から行なえます。
リクルートエージェントの対面面談できる場所はどこ?
リクルートエージェントの対面や面談は、電話やオンライン、もしくは対面で行なわれます。
担当者と、希望の面談方法や場所を相談しましょう。
リクルートエージェントは第二新卒でも登録できる?
リクルートエージェントは、第二新卒でも登録できます。
第二新卒が抱える不安に寄り添い、転職活動がうまくいくよう伴走してくれます。転職するかどうかの相談にも対応してもらえるため、気になることは相談してみると良いでしょう。
リクルートエージェントで利用を断られる理由は?
リクルートエージェントで利用を断られる主な理由は、希望する職種や条件に対して応えられる求人がない場合です。
リクルートエージェントは幅広い職種や勤務形態に対応していますが、求人数が少ない分野もあります。
万が一、利用を断られた場合には、他の転職エージェントを利用することも検討しましょう。
リクルートエージェントはニート・フリーターも利用できる?
リクルートエージェントでは、長い間正社員として働いていなかったフリーターや、ニートと呼ばれる長期間職に就いていなかった方向けの就職もサポートしてくれます。
「非正規や、無職の期間が長かったから求人などない」とあきらめず、面談まで進んでみてください。
リクルートエージェントには派遣求人もある?
リクルートエージェントには、派遣求人もあります。
しかし、派遣に特化したリクルートスタッフィングというサービスがあるため、「派遣以外の勤務形態は考えていない」といった場合は、リクルートスタッフィングの登録と併用してみるのもおすすめです。
リクルートエージェントと他の転職エージェントとは何が違う?
リクルートエージェントは、知名度と歴史が他の転職エージェントに比べて格段に高いです。
また、長年転職・就職業界の最大手としての信用度もあり、他の転職エージェントには公開しないような求人が来る場合も多くあります。転職希望者をサポートするスタッフのレベルも高めです。
リクルートエージェントを退会する方法を知りたい
リクルートエージェントを退会したい場合は、公式サイト最下部にある「お問合せ」にある「ヘルプページ」→「転職支援サービスを退会」から退会できます。
退会しても再登録は可能です。強引な引き留めなどもないため、安心してサービスの利用を休止してください。
リクルートエージェントの評判まとめ
本記事では、リクルートエージェントの求人特徴や登録から内定までの流れ、活用する際の注意点、ポイント、他サービスとの違い、そして多くの疑問に対する回答を解説しました。
リクルートエージェントの評判をまとめると、悪い評判としては「サポートが薄い」「希望外の求人が多い」「担当者の当たり外れが大きい」という声があります。
一方で、良い評判としては「自己肯定感を高めるサポートが優れている」「限定求人への応募ができる」「求人件数が多い」「模擬面接などのサポートもある」といったことがあげられます。
特に非公開求人数がエージェントの中でも多く、転職支援専用システム「Personal Desktop」を活用したサポートが充実しています。志望する業界や職種が明確な方や、早めに転職をしたい方におすすめのエージェントといえます。
無料で利用でき、他の転職エージェントと併用も可能ですので、まずは登録しキャリアアドバイザーとの面談まで進んでみてはいかがでしょうか。