PM(プロジェクトマネージャー)の副業で稼ぐには?案件獲得のコツや単価相場・注意点を解説

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PM(プロジェクトマネージャー)の副業で稼ぐには?案件獲得のコツや単価相場・注意点を解説

プロジェクト全体の進行を管理するには、PM(プロジェクトマネージャー)の人材が必要です。
PMは、予算や品質、納期、成果物のクオリティなどの要素を考慮しながらプロジェクトを成功に導いていきます。

これまでPMの実務経験や知識などがある方は、本業だけでなく副業としても活躍できます。
しかし、これまでPMを副業として対応したことがない方は「どのように稼いでいけばいいのかわからない」という悩みもあるでしょう。

当記事では、PMの副業で案件獲得のコツや単価相場、注意点などを詳しく解説します。

PMの副業に必要なスキルや案件探しにおすすめのエージェントについても紹介するので、ぜひ参考にご覧ください。

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目次

PMは副業でも稼げる!副業人材を求める企業も多い

PMは副業でも稼げる!副業人材を求める企業も多い

多くの企業ではPMの人材不足となっており、適切なマネジメントができる人材は常に求められています。
PMの職業はフルタイムで働くイメージが強いですが、現在では副業向けの案件も多数あります。

インターネット上にあるエージェントサイトでは多くのPM案件が紹介されているため、自分の経験やスキルに合った案件が見つかります。

副業案件の中にはフルリモートのものも多いので、企業に出社せずオンライン上で作業できます。
空いた時間を活用しながら副業として稼げることから、PMは副業として最適な職業といえるでしょう。

PMの副業人材に需要がある背景

副業・フリーランスエンジニアのマッチングプラットフォーム「doocyJob(現フリーランススタート)」を運営する株式会社Brocanteは、企業のIT副業人材の活用実態について調査しています。
doocyJobを利用している104社を対象とした調査によると、40.4%でIT副業人材の活用が進んでいるデータがありました。

IT副業人材の活用
引用元:PR TIMES

数値からわかる通り、約半数の企業でIT副業人材の活用に向けた動きがあります。
また、全体の9.6%は検討中となっているため、IT副業人材への興味・関心が高まっていることを理解できます。

時代の変化から副業人材の活用に抵抗がない企業は増えているので、将来的にもPM人材は需要が高くなると考えられます。
ただし、クライアントが求める経験や知識が必要になることから、PMを副業としたい方はこれまでの成果やスキルをアピールする必要があるでしょう。

PMの副業案件数や単価相場は?

PMの副業案件数や単価相場は?

これからPMの副業をはじめようと考えている方は「安定した案件数があるのか心配」という悩みもあるでしょう。
こちらでは、PMの副業案件数や単価相場について紹介します。

副業の案件や単価について理解できるため、ぜひチェックしてください。

PMの副業案件・単価相場

フリーランス向けの案件を取り扱っているITプロパートナーズによると、PM案件は週1稼動で10万円/月程度の単価から見つかりました。
週2~5稼動であれば最大90万円前後の案件が多く見られるため、週2稼働なら月30万円〜40万円程度になると想定できます。

業務範囲やプロジェクト内容によって単価の幅はありますが、ほかの案件に比べて高単価を期待できます。
また、PMとして対応できる業務範囲が広くなれば、単価相場以上の報酬を獲得することも可能です。

まずはPMの副業案件に挑戦しながら、実績を増やしていくことで高単価の案件を得られるようになるでしょう。

参照元

ITプロパートナーズ「PM(プロジェクトマネージャー)の案件・仕事・求人情報」(2024年12月時点)(現在は募集終了している可能性があります)

PMは副業で可能な案件も多く募集あり

フリーランスコンサルタント向けの案件を取り扱っているハイパフォコンサルによると、週1~4稼働のPM・PMOの副業案件は167件見つかりました。
フルリモートなど条件にこだわると案件数は少なくなりますが、複数のエージェントを併用すれば希望通りの案件が見つかります。

前述でも説明した通り、現在は多くの企業が副業人材を活用しています。
将来的にも副業人材の活用は高まりを見せていくと予想されているため、PM関連の案件も増えていくでしょう。

参照元

ハイパフォコンサル PMO案件検索 (2024年12月時点)(現在は募集終了している可能性があります)

PMの副業案件例

PMの副業案件例

こちらでは、フリーランス向けエージェントITプロパートナーズにあるPMの副業案件例について紹介します。
週3以下稼動を想定した案件を紹介するので、ぜひ参考にご覧ください。

医療系SaaS企業における事業開発PM

報酬額〜100万円/月((週2日〜5日)
作業内容・製薬会社向け生成AI関連プロダクトのPM業務
必須スキル・事業開発全体のPM経験
・PMとして全体管理/推進
・生成AIの知見/経験
・適切なコミュニケーション
案件特徴・製薬会社向けの生成AIプロダクト事業
引用元:ハイパフォコンサル「コンサルタント案件を探す」(2024年12月時点) (現在は募集終了している可能性があります)

新規事業として製薬会社向け生成AI関連プロダクトを展開しており、システム側とビジネス側を繋げ合わせながら事業開発ができるPMを募集した案件です。
自社で対応できるPM人材不足が課題となっており、リモートから生成AI関連プロダクトの事業開発業務を行っていきます。

事業開発全体のPM経験や管理・推進、生成AIの知見、コミュニケーションスキルなどが必要です。

食品系サービスにおける実務型コンサルタント/PM

報酬額〜90万円/月((週2日〜5日)
作業内容・オペレーションフローの分析と改善
・業務課題の発見と解決策の立案・実行
・新規業務フローの設計と構築
・プロジェクトマネジメント
・実務レベルでの課題解決支援
必須スキル・プロジェクトマネジメント経験
・業務フロー設計経験
・実務レベルでの課題解決経験
案件特徴・食品系サービスのび新規課題の発見・解決
引用元:ハイパフォコンサル「コンサルタント案件を探す」(2024年12月時点) (現在は募集終了している可能性があります)

食品系のシステムやサービスを扱っており、オペレーションフローの改善や新規課題の発見・解決ができる実務型のコンサルタントやPMを募集した案件です。
ビジネスの効率化を推進することが目的となっており、リモートから業務課題の発見や解決策の立案・実行、・新規業務フローの設計・構築、プロジェクトマネジメントなどを行っていきます。

プロジェクトマネジメントや業務フロー設計、実務レベルでの課題解決などの経験が必要です。

PMが副業するメリット5つ

PMが副業するメリット5つ

PMが副業するメリットとして、以下のような5点が挙げられます。

それでは詳しく説明します。

1.収入アップを目指せる

PMの副業案件は高単価なものが多いため、対応できれば、収入アップを目指せます。
会社員の場合、どれだけ難易度の高い業務をこなしたとしても基本的に給与は変わりません。

会社員は安定した収入を得られる点がメリットですが、給与を簡単に上げることは難しいです。
副業であれば多くの案件数をこなすほど、受け取れる報酬額は増えていきます。

PMの副業案件は週1からでも対応できるものがあるので、本業に影響を与えることなくはじめられます。
そのため収入アップを目指せる点は、PMの副業をはじめるメリットといえるでしょう。

2.様々な企業での経験ができる

PMの副業は様々な企業の案件をこなせるため、幅広い実務経験が増えていきます。
例えばIT系のAI設計・開発プロジェクトや建築系のシステム運用プロジェクトなど、様々な副業案件があります。

会社員は特定の業界に向けたサービスを提供することが多いので、習得できる経験が狭くなってしまいがちです。
副業案件なら自分がこれまで対応したことがない経験を積むことができ、PMとして大きく成長できます。

そのため様々な企業での経験ができる点は、PMの副業をはじめるメリットの1つといえます。

3.実績・スキルが増える

PMの副業は幅広いプロジェクトに関われるため、実績やスキルが増えていきます。
実績やスキルが増えるほど企業にアピールできる要素が増えるので、新しい案件を紹介してもらえる可能性が高いです。

また、クライアントとの単価交渉もできるようになり、通常よりも高単価の案件を獲得するチャンスもあります。
即戦力として活躍できるPMになれば、本業以上の収入を得ることも十分できます。

実績やスキルは独立後にも役立つので、PMの副業はフリーランスとして働きたい方にとってもメリットの1つとなるでしょう。

4.人脈を広げられる

PMの副業をはじめれば多くの企業と関われるため、現在よりも人脈を広げられます。
会社員として企業に属していると、どうしてもチームメンバーやクライアントが固定されてしまい人脈を広げることが難しいです。

副業案件なら自分で対応する案件を選択できるので、新しい人とつながりを持ちやすくなります。
人脈を広げることで独立後に安定した案件数を獲得できるため、将来的にPMのフリーランスを目指す方にとっても副業をはじめるメリットは大きいでしょう。

5.独立前の準備になる

PMの副業をこなすことで、独立前の準備を進められます。
PMとして実績やスキルが増えて幅広い人脈作りができれば、独立後に安定した案件数を獲得することが可能です。

事前に準備をせず独立を進めると、案件をうまく獲得できず収入が安定するまで時間がかかってしまいます。
独立前から準備を進めることで、安定した案件数を獲得して十分な収入を得られるようになります。

そのため独立前の準備になる点は、PMの副業をはじめるメリットといえるでしょう。

PMの副業に必要なスキル

PMの副業に必要なスキル

前提として、PMの副業に必要なスキルは本業と変わりません。
PMの副業をはじめるには、以下のようなスキルが必要です。


PMの副業で稼ぐためにも、それぞれのスキルを保有しているのかチェックしておきましょう。

マネジメントスキル・経験

PMはプロジェクト全体をまとめる役割があるため、マネジメントスキル・経験が必要です。
マネジメントスキルには、プロジェクトのスケジュール管理能力や傾聴力など様々な能力が求められます。

プロジェクト内容によって必要なマネジメントスキルは異なりますが、幅広い能力を持っているほど多くの企業から重宝されるようになります。
逆にマネジメントスキル・経験が少ない場合、PMとして高単価の案件を獲得することが難しいです。

PMはプロジェクトを成功へと導く必要があるので、マネジメントスキル・経験は副業に重要なスキルといえます。

コミュニケーションスキル

PMは、プロジェクトを進めるために多くのメンバーと関わります。
例えばIT系プロジェクトの場合、エンジニアやデザイナー、取引先などと連携が必要です。

各メンバーの業務・タスクが計画通りに進んでいるか進捗状況のやり取りも必要になるため、コミュニケーションスキルが必ず求められます。
もしプロジェクトに関わるメンバーと適切なコミュニケーションが取れていなければ、タスク漏れや変更点の共有などができずにトラブルが発生してしまいます。

そのためPMの副業をこなすためには、コミュニケーションが必要になるでしょう。

プロジェクトに必要な専門知識

PMは、対応するプロジェクトに必要な専門知識を身につけておかなくてはいけません。
例えばITやデザインなど、必要に応じて専門的な知見が求められます。

対応する業界のプロジェクトによって必要な専門知識は異なるため、常に学習する取り組みが必要です。
まずは得意な分野からPMの専門知識を身につけ、対応できる案件範囲を広げたいときは新しい学習を行うようにしましょう。

PMの副業案件を探す方法5つ

PMの副業案件を探す方法5つ

PMの副業案件を探すには、以下のような方法があります。

自分の環境に合った方法を見つけ、PMの副業案件を獲得しましょう。

1.副業やフリーランス向けのエージェント利用

副業やフリーランス向けのエージェントを利用すれば、PMの案件を簡単に探せます。
中にはPM案件が豊富なエージェントもあるため、効率良く探すことが可能です。

また、エージェントサービスでは担当者が経験やスキルに合った案件を紹介してくれるため、内容をチェックしながら対応するか判断できます。
副業やフリーランス向けのエージェントは、スキルや実績、案件の希望条件などを登録して担当者から紹介してもらう流れです。

契約や報酬の受け渡しまでサポートしているので、PMの副業に必要な手続きを全て済ませられます。
そのため効率良くPMの副業案件を探したい時は、副業やフリーランス向けのエージェントを利用しましょう。

2.ビジネス系SNSを活用

ビジネス系SNSであるWantedlyLinkedinを活用することで、PMの人材を求めている企業と関われるようになります。
ビジネス系SNSはPMに特化していませんが、積極的にコンタクトを取ることで副業案件が見つかる可能性もあります。

チャット機能が搭載されているSNSを活用すれば、企業とコミュニケーションを取りながらプロジェクト詳細を把握することが可能です。
PMの副業案件を探す1つの方法として、ビジネス系SNSを合わせて活用するようにしましょう。

3.クラウドソーシング

自分からPMの案件を探したい時は、クラウドソーシングの利用をおすすめします。
クラウドソーシングサービスは、企業や個人などが様々な案件を発注しているサービスです。

代表的なサービスとして、ランサーズクラウドワークスなどがあります。
クラウドソーシングは未経験者でも受注しやすい点はメリットですが、通常よりも単価が低い案件が多いです。

複数の案件をこなしていけば、クライアントからの評価が上がって多くのオファーを獲得できるようになります。
また、プロフィール情報やポートフォリオを定期的に更新すれば、興味・関心を持った企業からコンタクトを得られます。

実績作りとしてPMの副業をはじめたいなら、クラウドソーシングを利用しましょう。

4.人脈を活かして直接受注

同僚や友人、取引先などの人脈を活かし、PMの案件を紹介してもらう方法もあります。
PMとして経験豊富であれば、知人経由から直接依頼される可能性は高いです。

また、知人は人柄や仕事ぶりを理解しているため、好条件で受注しやすい傾向にあります。
得意な分野を知人に伝えることで、条件に合った案件を紹介してもらえるようになります。

もし知人に副業を紹介してくれそうな話があれば、積極的にコンタクトを取るようにしましょう。

5.SNSやブログ運営などで自ら集客

自身のSNSやブログを運営し、集客しながらPMの案件を獲得する方法もあります。
とくにSNSには多くのユーザーがいるため、PMを求めている企業に営業をかければ案件獲得につながります。

PMとして実績や経験が豊富になければ難しいですが、企業へ自分から営業をかけるときには最適です。
もしSNSやブログなどを運用していてフォロワーやファンが多いなら、興味・関心を持たれやすいです。

SNSやブログからPM関連の情報を発信すれば、スキルを求める企業からオファーを得られることもあります。
そのためほかの方法と併用しながら、SNSやブログからPMの案件獲得につながる集客活動をはじめてみましょう。

PMの副業案件探しにおすすめのエージェント3選

PMの副業案件探しにおすすめのエージェント3選

こちらでは、PMの副業案件探しにおすすめのエージェントを3社紹介します。

PMの副業案件探しにおすすめのエージェント

各エージェントの詳細や特徴について説明するので、ぜひ利用を検討してください。

ハイパフォコンサル

ハイパフォコンサルの特徴
  • 多数の高待遇案件や非公開案件などを用意
  • 一部上場企業や外資企業の案件も多数保有
  • 20年以上サービス提供で信頼性が高い

ハイパフォコンサルは、フリーランス・コンサルタントの案件を取り扱っているエージェントです。
多数の高待遇案件や非公開案件などを用意しており、他社では見つからない好条件の案件と出会えます。

一部上場企業や外資企業の案件も多数保有しているため、高単価のPM案件が見つかります。
20年以上サービスを提供していることから、信頼性が高いエージェントとしても人気です。

検索画面では報酬やリモートワークの有無、稼働日数などの条件を細かく設定できます。
PM関連の高待遇案件を見つけたいなら、ハイパフォコンサルの利用がおすすめです。

ハイパフォコンサルの基本情報
運営会社INTLOOP株式会社
公式サイトhttps://www.high-performer.jp/
公開求人数約8,089件(2024年12月20日現在)
主な求人職種PM・PMO、戦略、SAP、IT・AI、マーケティング

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Professionals On Demand(POD)

Professionals On Demandの特徴
  • 幅広い分野のプロジェクトを取り扱っている
  • 他社に比べて希望条件に合った案件を見つけやすい
  • 大手ファーム出身の担当者との面談から希望条件に合った案件を紹介

Professionals On Demandは、フリーコンサルタント向けのハイクラス案件を紹介しているエージェントです。
幅広い分野のプロジェクトを取り扱っており、直請けや高単価案件を多数用意しています。

非公開求人は85%以上となっているため、他社に比べて希望条件に合った案件を見つけやすい点が特徴です。
大手ファーム出身の担当者が面談を行うので、キャリアとスキルを理解した上で希望条件に合った案件を紹介してくれます。

クライアントとの調整やトラブルシューティングなど手厚いサポートがあり、プロジェクトに集中できる環境を提供しています。
高単価案件の多さやサポート体制の充実度を重視するなら、Professionals On Demandの利用がおすすめです。

Professionals On Demandの基本情報
運営会社ランサーズ株式会社
公式サイトhttps://pod.jp/
公開求人数非公開(2024年12月20日現在)
主な求人職種コンサルタント、PM・PMO

関連記事>>PODの評判・口コミ

プロコネクト

プロコネクト
引用元:ProConnect
プロコネクトの特徴
  • 毎月300件以上の新規案件を紹介
  • 担当者との面談後に即日で希望条件に合った案件を紹介
  • 契約時の手数料は8%〜15%と低く抑えられている

ProConnectは、フリーランス向けの案件を紹介しているエージェントです。
戦略・業務・IT領域を中心に取り扱っており、毎月300件以上の新規案件を紹介しています。

担当者との面談後、即日で希望条件に合った案件を紹介できる点が特徴です。
全体の2割はフルリモート案件となっているため、会社に出社せずにPMとして業務をはじめられます。

契約時の手数料は8%〜15%と低く抑えられているので、プロジェクトで獲得できる報酬額の減少を少なく済ませられます。
PMOとSAPがメインとなっており、手間なくスムーズに案件を見つけることが可能です。

すぐにでも副業ではじめられるPM案件を獲得したい方は、ProConnectの利用がおすすめです。

ProConnectの基本情報
運営会社株式会社WorkX
公式サイトhttps://pro-connect.jp/
公開求人数約103件(2024年12月20日現在)
主な求人職種SAP、PMO

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PM副業での注意点・デメリット4つ

PM副業での注意点・デメリット4つ

PMの副業をはじめる時は、以下のような注意点やデメリットがあります。

良い点だけでなく、悪い点についてもチェックしておくようにしましょう。

1.本業の就業規則に違反しないか注意

本業として働いている企業が副業をNGとしている場合、PMの案件をはじめることはおすすめしません。
もし勤めている企業の就業規則に違反していると、処分や解雇されるリスクがあります。

副業していることを隠していたとしても、税金の手続きやSNSの情報などから企業にバレる可能性が高いです。
会社員は勤めている企業の就業規則を厳守しなければいけないため、副業をNGにしているならやめておくようにしましょう。

2.本業に支障が出ないよう注意

PMの副業をはじめるなら、本業に支障が出ないように注意が必要です。
PMの副業ばかりに集中していると、本業にも影響が出て勤めている企業からの評価が下がってしまいます。

現在のポジションにも悪影響を及ぼすため、副業をはじめるときはきちんと両立することが大切です。
はじめは週1回のペースでPMの副業をこなしながら、本業とのバランスを考えながら業務量をうまく調整するようにしましょう。

3.確定申告などの税務に注意

副業の所得が年間20万円以上になった場合、確定申告の手続きが必要になります。
基本的に会社員は経理が税務上の手続きをしていますが、副業の収入は自分で対応しなければいけません。

もし副業の収入が20万円以上でなかったとしても、市民税・県民税 特別徴収税額の決定通知書で他の所得があることに気づかれてバレる恐れもあります。
副業で得た収入について会社にバレたくないなら、確定申告書の第二表にある住民税の徴収方法を選ぶ欄で「普通徴収」を選択してください。

確定申告書の第二表は所得の内訳や控除の詳細などを記載する部分となっており、第一表と合わせて提出が必要です。
また、消費税の課税事業者から依頼を受ける副業をしていて、買手側である依頼主が適格請求書(インボイス)の発行を必要としているときは適格請求書発行に対応することが大切です。

このように副業をはじめる時は税務上の手続きが必要になるため、忘れないようにしておきましょう。

4.副業であっても高いスキルや集中力は必要

副業は稼働時間が限られていますが、クライアントの要望に応えるには高いスキルや集中力が必要です。
プロジェクトでは特定分野におけるマネジメントをしなければいけないため、専門的な経験や知識を活かして適切な指示を出していきます。

また、プロジェクトに関わるメンバーとのやり取りも必要なので、コミュニケーション能力は非常に重要です。
PMはプロジェクト全体の進行を管理する役割があり、責任感のある重要な職種となっています。

いくらPMの副業であったとしても決して手を抜かず、常にスキルを磨きながらプロジェクトを成功へと導く意識が求められるでしょう。

PMの副業で稼ぐポイント3つ

PMの副業で稼ぐポイント3つ

PMの副業で稼ぐには、以下のような3つのポイントがあります。

それでは詳しく説明します。

1.エージェントで高単価案件を探す

PMの副業で稼ぐには、エージェントから高単価案件を探すようにしましょう。
エージェントでは担当者との面談を通じて、希望条件に合った案件を定期的に紹介してもらえます。

クラウドソーシングやSNSから自分で案件を探す方法もありますが、効率良く見つけたいならエージェントの利用が最適です。
本業で忙しく、手間をなくしたい方はエージェントから高単価案件を探してみましょう。

2.実績・資格やスキルを増やす

PM関連の実績や資格、スキルを増やすことで、通常よりも単価をアップできます。
多くの企業は実績のある方に案件を任せたいと考えているため、PMの副業で稼ぐには実績作りが必要です。

また、PMの業務に活かせる資格やスキルを取得すれば、対応範囲が広がりクライアントと単価交渉ができるようになります。
フリーランス向けエージェントの中には、登録者に向けたスキルアップセミナーや勉強会を定期的に開催していることもあります。

無料で参加できるものも多いので、PMの高単価案件を獲得するためにもうまく活用しましょう。

3.フリーランスとして独立も視野に入れる

本業や副業で実績を十分に積めば、フリーランスとしての独立も視野に入れると良いでしょう。
フリーランスは自分が対応する案件数が多いほど、毎月の収入を大幅に増やせます。

正社員はどれだけ難易度の高い案件をこなしたとしても、決められた給与が毎月支払われます。
副業の時から実績としてプラスになる大規模案件などに関われば、独立後に幅広いプロジェクトを対応可能です。

独立サポートがあるエージェントを利用すればキャリアプランの相談ができます。
そのためPMの実績を十分に積んだと判断したなら、フリーランスとしての独立も検討してみましょう。

PMの副業に関するよくある疑問

PMの副業に関するよくある疑問

最後に、PMの副業に関するよくある疑問を回答します。

疑問を解消するためにも、ぜひ参考にご覧ください。

PMに向いているのはどんな人?

PMはプロジェクト全体の進行を管理する役割があるため、責任感が強くコミュニケーション能力の優れた人に向いています。
プロジェクトは進行途中にトラブルが発生することも少なくはないので、PMに責任感がなければ完遂させることはできません。

どんな困難な状況でも責任を持って対応する責任感があれば、プロジェクトを完遂へと導いていけます。
また、PMはプロジェクトに関わるクライアントや開発メンバーと深く関わるため、うまく連携するためにコミュニケーション能力が求められます。

進捗状況の報告や各メンバーの稼働状況を管理することで、プロジェクトをスムーズに進行可能です。

優秀なPMとはどんなPMですか?

優秀なPMはクライアントが設定した期限と予算内に要件をこなし、要望以上の品質でプロジェクトを遂行できる人材です。
クライアントが求める要件をこなすためには、スケジュール管理能力やコミュニケーション能力、リーダシップ、問題解決力などが必要です。

また、プロジェクトの品質を向上させるためにも、PMとして多くの実績や経験、スキルが求められます。
はじめから完璧なPMになることは不可能なので、常にスキルアップする意識を持っておくことが重要です。

PM・PO・PdMの違いは何ですか?

POとはプロダクトオーナーの略であり、プロジェクトの下流工程を担当する点にPMと違いがあります。
PMはプロジェクトの責任者として仕事を進めますが、POはプロダクトに必要な機能や実装の判断などを管理することが仕事です。

次にPdMはプロダクトマネージャーの略であり、企業が展開する商品・サービスなどのプロダクトに責任があります。
開発するプロダクトを考案するために、ターゲットとなる顧客や市場などを調査・分析することが仕事です。

それぞれの職種は類似する部分も多いため、違いをしっかりと理解しておきましょう。

PMの副業情報まとめ

PMの副業情報まとめ

今回は、PMの案件獲得のコツや単価相場、注意点、副業に必要なスキル、案件探しにおすすめのエージェントなどを詳しく解説しました。
PMを副業としてはじめる場合、フリーランス向けのエージェントが最も効率良く案件を探せます。

担当者を通じて希望条件に合ったPM案件を紹介してもらえるため、すぐに副業をはじめることが可能です。
現在では副業人材を活用している企業が増加傾向にあり、プロジェクトの進行管理ができるPMの需要は高くなっています。

ぜひ当記事で紹介したエージェントを利用しながら、PMの副業をはじめてみましょう。

商号フリーコンサル株式会社(Freeconsul Inc.)
URLhttps://www.freeconsul.co.jp/
本社所在地〒107-0062
東京都港区南青山3丁目1番36号青山丸竹ビル6F
有料職業紹介許可番号13-ユ-316208
特定募集情報等提供事業者受理番号51-募-001302
法人番号3010401144747
適格請求書事業者登録番号T3010401144747
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