企業のDX推進が加速する現代において、顧客管理戦略を担う「CRMコンサルタント」の重要性が高まっています。
CRMコンサルタントは高収入やキャリアの多様性が期待できますが、「キャリアパスは?」「自分は向いているのか?」といった疑問を抱える方も少なくないでしょう。
本記事では、CRMコンサルタントの仕事内容、年収相場、求められるスキルなどについて詳しく掘り下げます。さらに、転職を成功に導くおすすめのエージェント情報も紹介します。
CRMコンサルタントを目指す方は、キャリアアップの参考としてぜひ目を通してみてください。
コンサル業界向け
おすすめ転職エージェント
| サービス名 | 特徴 |
|---|---|
![]() MyVison | 200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションで国内に展開するファームほぼすべてに紹介可能。 「面接対策資料」と「想定頻出問答集」に加え、元コンサルタントを仮想面接官とした模擬面接により、実践力を鍛えられる |
![]() アクシスコンサルティング | 大手ファームの4人に1人が登録する国内最大級コンサル採用・転職支援サービス 未経験からのコンサル転職やポストコンサル、事業会社CxOなど、希望のキャリアパスに応じて幅広い支援が可能。 |
![]() コンコードエグゼクティブグループ | 日本ヘッドハンター大賞MVP受賞の転職支援サービス コンサル幹部との強固なネットワークでマッキンゼーやBCGなどの「コンサルタント転職」や、コンサル出身者の経営幹部キャリアを支援する「ポストコンサル転職」に高い実績あり |
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監修者:
本多 翔
フリーコンサル株式会社 代表取締役
大学院卒業後、EYアドバイザリー株式会社(現EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング)にてコンサルティング業務に従事。現在はフリーコンサル株式会社を創業し、コンサルタント・ハイクラス人材向けに転職・フリーランス案件を紹介する「フリーコンサルエージェント」を運営。あわせて大手企業を中心にマーケティングや業務改革支援など、コンサルティング事業も展開している。
CRMとは

CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)とは、顧客との関係をより良く築き、育てていくための経営戦略です。
CRMでは単にシステムを導入するのではなく、企業が顧客のデータを集めて分析し、一人ひとりに合ったアプローチを実行することで、顧客満足度を向上させます。
その結果、顧客ロイヤルティ(愛着)が高まり、LTV(顧客生涯価値)の最大化、つまり企業の利益向上につながります。現代において、顧客を第一に考える経営を実現するための、非常に重要な考え方です。
CRMツールの例
CRM戦略を実行に移すには、専用のITツール(CRMツール)の存在が欠かせません。
これらのツールは、顧客情報の一元管理や、営業活動の記録・サポート、メール配信などのマーケティング施策、さらにはカスタマーサポートの効率化まで、CRMのプロセス全体を技術的に支えます。主要なCRMツールの例をいくつか紹介します。
| サービス名 | 特徴 |
|---|---|
| Salesforce Sales Cloud | 世界トップクラスのシェアを誇り、自動化の機能や 営業支援機能に強みがあるツール。 |
| Microsoft Dynamics 365 | マイクロソフトが提供する、 CRM機能とERPが連携した包括的なサービス。 |
| HubSpot CRM | マーケティング、セールス、サービス機能が統合されており、 特にコンテンツを活用する「インバウンドマーケティング」が得意。 |
| Zoho CRM | 柔軟性が高く、中小企業から大企業まで対応可能で、 多機能でありながら比較的コストを抑えられるのが魅力。 |
| esm(eセールスマネージャー) | SFA(営業支援)に特化した国産ツール。行動管理を重視し、 日報や報告の効率化、リアルタイムな進捗把握に強み。 |
これらのツールは、それぞれ機能の強みや導入コストが異なります。CRMコンサルタントとして活躍するためには、主要なツールの特徴と最新動向をしっかり把握し、クライアントにとって最も成果が出るツールを見極める能力が必要です。
CRMコンサルタントとは

CRMコンサルタントは、企業が抱える顧客との関係性に関する課題を解決し、事業の成長を支援する専門家です。「顧客離れが多い」「データが活用できていない」といった課題に対し、まず現状を深く分析します。
その上で、CRM戦略の立案、最適なCRMツールの選定・導入支援、そして戦略を現場に浸透させるためのプロセス設計を一貫して行います。
単にシステムを入れるだけでなく、顧客体験(CX)向上とLTV(顧客生涯価値)最大化を実現することがミッションです。この職種には、経営視点とITの専門知識、そして企業の変革を導く推進力が求められます。
CRMコンサルタントの仕事内容

CRMコンサルタントの業務範囲は非常に広く、戦略立案からIT導入、組織変革まで多岐にわたります。その中でも、特に重要かつ主要な仕事内容は以下の通りです。
顧客経験(CX)の設計・向上
顧客経験とは、顧客が商品やサービスを知り、購入し、利用するまでの一連の体験すべてを指します。コンサルタントは、顧客がどの瞬間に喜びを感じ、どこで不満を持つのかを徹底的に分析する必要があるでしょう。
その上で、顧客にとって「心地よい体験」とは何かを再定義し、それを実現するための具体的な道筋を描きます。企業側の一方的な都合ではなく、顧客の視点に立った戦略を練ることで、長く愛されるブランド作りを支援します。
デジタルマーケティングの推進
集めた顧客データを活用し、売上につなげるためのマーケティング施策を立案・実行します。例えば、Webサイトでの行動履歴や過去の購入データをもとに、一人ひとりに最適な情報を、最適なタイミングで届ける仕組みを構築します。
画一的なメールを一斉送信するのではなく、「あなただけ」に向けた提案を行うことで、顧客の反応率は大きく変わるはずです。デジタル技術を駆使して顧客の心を掴む仕掛けを作ることも、コンサルタントの腕の見せ所となります。
セールス改革・営業活動の最適化
多くの企業で課題となるのが、営業担当者の勘や経験に頼った「属人的な営業」からの脱却です。CRMコンサルタントは、SFA(営業支援システム)などを活用し、営業活動を可視化することに取り組みます。
「誰が」「いつ」「どんな提案をしたか」をチーム全体で共有できる仕組みを作ることで、組織全体の営業力を底上げできるでしょう。無駄な作業を減らし、本来注力すべき商談に集中できる環境を整えることも重要な任務です。
チャネル最適化
電話、メール、店舗、Webサイトなど、企業と顧客の接点(チャネル)は増え続けています。チャネル最適化とは、どの窓口から問い合わせても、一貫した対応が受けられる状態を作ることです。
顧客情報がすべての窓口で共有されていれば、たらい回しにされることなく、ストレスのないやり取りが可能になります。顧客が好きな方法でいつでも企業とつながれる環境を整備することは、信頼関係を築く上で欠かせない要素となるでしょう。
CRMコンサルタントの年収相場

CRMコンサルタントは、ITシステムの導入と業務改革を担うITコンサルタントといった大枠で分類される専門職です。そのため、公的なデータとして「CRMコンサルタント」単独の年収は発表されていません。
厚生労働省のサイトjobtagによると、ITコンサルタントの年収目安は752.6万円※1です。

引用元:jobtab「ITコンサルタント – 職業詳細」(2025年12月1日時点)
なお、フリーランスの場合、年収が1,000万円を超える可能性もあります。複数の案件サイトにて掲載されていたCRM支援に関する案件を調査したところ、月額単価(上限)の平均は85万円※2でした。これを年収換算すると、1,020万円です。
このように、CRMコンサルはスキルによって高い年収を得られる職業といえるでしょう。
参照元
※1 jobtab「ITコンサルタント – 職業詳細」(2025年12月1日時点)
※2 レバテックフリーランス「絞り込み検索」(2025年12月2日時点)
※2 ITプロパートナーズ「CRM 業務委託案件・フリーランス求人一覧」(2025年12月2日時点)
CRMコンサルタントに求められるスキル

CRMコンサルタントとして活躍するためには、ITツールの知識だけではなく、以下のような組織全体を動かしていくためのスキルも必要です。
論理的思考力とゼロベース思考力
クライアントが抱える悩みは、「売上が上がらない」「顧客情報が散在している」といった漠然としたものであることが少なくありません。そこで、物事の因果関係を整理し、本質的な原因を突き止める論理的思考力が不可欠となります。
また、過去の成功例や既存の常識にとらわれず、「そもそも何のためにやるのか」という原点から考えるゼロベース思考も重要になるでしょう。先入観を持たずに現状を疑うことで、クライアント自身も気づいていない真の課題を発見できるはずです。
推進力と問題解決力
素晴らしい戦略を描いても、それが実行されなければ絵に描いた餅に終わります。CRMの導入は、営業、マーケティング、カスタマーサポートなど複数の部門にまたがるため、利害関係の調整が難航することも珍しくありません。
現場からの反発や予期せぬトラブルに直面した際、関係者を巻き込みながら力強くプロジェクトを前に進める推進力が求められます。単に正論を述べるだけでなく、周囲を納得させ、ゴールまで導く泥臭い実行力こそが、問題を解決へと導く鍵となるでしょう。
幅広い経験と理解
最適なCRMシステムを構築するには、システムに関する知識はもちろん、クライアントの業務に対する深い理解が必要です。例えば、営業現場での実務経験や、マーケティング施策を運用した経験があれば、現場の担当者が抱える痛みをよりリアルに想像できるでしょう。
「現場の人が使いやすいシステム」を提案できるか否かは、こうした実務への理解度にかかっています。特定の業界知識や業務経験は、コンサルタントとしての提案に深みを持たせ、クライアントからの信頼獲得に大きく貢献するはずです。
CRMコンサルタントに役立つ資格

CRMコンサルタントになるために必須の免許はありませんが、持っていることでスキルを証明し、クライアントからの信頼を得やすくなる資格は存在します。ここでは、キャリアアップや転職活動において特に評価されやすい3つの分野の資格を紹介します。
CRM製品ベンダー認定資格(Salesforceなど)
特定のCRMツールの専門家であることを示す資格です。「Salesforce認定資格」や「Microsoft Dynamics 365認定資格」などが代表的なものになります。
これらの資格は、そのツールの機能や設定方法を深く理解していることの客観的な証明となるでしょう。実際の現場では即戦力が求められることが多いため、転職市場においても非常に強力な武器となります。
ツールごとの知識を体系的に学ぶことで、導入時の提案の幅も広がるはずです。
ビジネス・プロジェクト管理資格
CRMの導入は、多くの関係者を巻き込みながら進める大規模な計画となることが少なくありません。そこで役立つのが、「PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)」や「PMOスペシャリスト認定資格」といった、管理能力を証明する資格です。
計画を遅延なく進め、予算や品質を守りながらゴールへ導く手腕は、コンサルタントにとって不可欠な能力といえるでしょう。体系化された管理手法を身につけておくことで、困難な状況でも落ち着いてチームを統率できるようになります。
経営・業務知識系の資格
クライアントの経営課題を根本から解決するためには、ITの知識だけでなく、経営的な視点も必要です。「中小企業診断士」や、高度なIT戦略知識を問う「ITストラテジスト試験」などがこれに該当します。
これらの資格取得を通して経営全般のお金の流れや組織論を学ぶことは、経営者と対等な目線で話すための土台作りになるでしょう。
単なる「システムの導入担当者」ではなく、企業の成長を支える「経営のパートナー」として認められるために、大いに役立ちます。
CRMコンサルタントに向いている人

CRMコンサルタントの仕事は、ITシステムの知識とビジネス感覚の両方が求められるため、向き不向きがはっきり出る職種かもしれません。たとえば、以下のような人はCRMコンサルタントに向いているといえるでしょう。
売上向上に繋がる課題を見抜ける思考力を持つ人
クライアントが本当に求めているのは、新しいシステムそのものではなく、その先にある「売上の向上」や「利益の拡大」です。そのため、「なぜ売れないのか」「どこにお金がかかりすぎているのか」といった根本的な原因を突き止める力が重要になります。
表面的な要望をそのまま受け入れるのではなく、数字や現場の声からビジネスのボトルネックを発見し、解決策を組み立てることに喜びを感じる人こそ、この仕事に適性があるといえるでしょう。
現場との調整に長け、合意形成が得意な人
新しい仕組みを導入する際、現場の社員から「入力が面倒だ」「やり方を変えたくない」といった反発を受けることは珍しくありません。
こうした場面で、現場の不満に耳を傾けつつ、導入のメリットを粘り強く伝え、皆が納得できる着地点を見つける調整力が求められます。
立場の違う人たちの間に入り、物事を円滑に進めるための橋渡し役となれる人は、プロジェクトを成功に導くキーマンとして重宝されるはずです。
CRMツール(SaaS)の進化を追い続けられる人
CRMツール、特にクラウド型のSaaS製品は、年に何度も機能が追加され、驚くほどの速さで進化を続けています。昨日までできなかったことが、今日にはできるようになっている世界です。
こうした変化を「勉強しなくてはならない負担」と感じるのではなく、「新しい技術で何ができるだろう」とワクワクできる知的好奇心の強い人が向いています。
常に最新情報をキャッチアップし、それをクライアントへの提案に活かせる姿勢が、コンサルタントとしての価値を高めるでしょう。
CRMコンサルタントに向いていない人

どれだけ優秀でも、考え方や志向性がCRMコンサルタントの仕事の特質と合わない場合もあります。ミスマッチを防ぐためにも、向いていない人の特徴についても触れておきましょう。
営業戦略やマーケティングに興味を持てない人
CRMはあくまで「顧客との関係を良くして売上を作る」ための道具に過ぎません。そのため、ITシステムの設定や構築作業そのものには興味があっても、その背景にある営業戦略やマーケティングの仕組みに関心が持てない場合は、苦労することになるでしょう。
「ビジネスをどう成長させるか」という視点が欠けていると、クライアントにとって価値のある提案ができず、単なる「システム設定代行業者」になってしまう恐れがあります。
短期的な成果にこだわり、粘り強い改善が苦手な人
CRMを導入しても、翌日から劇的に売上が倍増するような魔法は起こりません。データを蓄積し、分析し、施策を修正するという地道な試行錯誤を繰り返すことで、徐々に成果が現れてくるものです。
そのため、すぐに目に見える結果が出ないとやる気を失ってしまう人や、長い時間をかけてじっくりと組織を育てていくことに耐えられない人には、あまり向いていない環境かもしれません。
変革の実現に強い責任感を持てない人
コンサルタントの仕事は、きれいな資料を作って提案すれば終わりではありません。提案した仕組みが現場で実際に使われ、定着して初めて仕事が完了したといえます。
現場が混乱している時に「それは私の担当範囲外です」と線を引いてしまうような姿勢では、信頼を得ることは難しいでしょう。クライアント企業の変革が完了するまで、自分事として泥臭く関わり続ける覚悟を持てない人には、厳しい道のりとなるはずです。
CRMコンサルティングの求人例

CRMコンサルタントの実際の求人例を紹介します。
在宅勤務可のERP・CRMコンサルタント
| 年収 | 404万〜1,200万円 |
|---|---|
| 役割 | ERP・CRMコンサルタント |
| 業務内容 |
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| 要件 |
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※記事執筆時点の情報のため現在は募集終了している可能性があります
ERP/CRMソリューションの技術経験を活かし、コンサルタントへのキャリアアップを目指せるポジションです。IT業界での3年以上の開発または導入経験があれば応募可能で、在宅勤務も可能なため、スキルアップと柔軟な働き方を両立したいエンジニアに適しています。
高成長企業でのCRMコンサルタント
| 年収 | 1,100万〜1,500万円 |
|---|---|
| 役割 | CRMコンサルタント |
| 業務内容 |
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| 要件 |
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※記事執筆時点の情報のため現在は募集終了している可能性があります
CRM/CX戦略の立案から導入、運用まで一貫して担うハイレベルなCRMコンサルタント求人です。高額な年収設定と高い成長率が特徴で、Salesforce等の導入経験に加え、戦略立案やPM経験を持つベテラン層が、大きな裁量とやりがいを持って働ける環境です。
大手デジタルマーケティング支援事業会社でのCRMコンサルタント
| 年収 | 600万円〜1,030万円 |
|---|---|
| 役割 | CRMコンサルタント(データマーケティング) |
| 業務内容 |
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| 要件 |
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※記事執筆時点の情報のため現在は募集終了している可能性があります
顧客データ分析を起点に、CRM戦略の立案から実行・運用まで一貫して支援するデータマーケティング色の強いCRMコンサルタントです。顧客折衝経験とデータ活用戦略の経験が活かせるため、デジタルマーケティング領域で企業の売上向上に貢献したい方に適しています。
代表的なCRMコンサルティング会社

CRMコンサルティングに強みを持つ代表的な企業を紹介します。
アビームコンサルティング株式会社

引用元:アビームコンサルティング株式会社
アビームコンサルティング株式会社は、日本発の総合コンサルティングファームとして、国内外で非常に高い知名度を誇る企業です。
戦略の立案から業務改革、そしてシステムの実装・運用定着に至るまで、すべての工程を一気通貫で支援できる点を大きな強みとしています。
特定のベンダーに依存せず、SalesforceやSAPなど、クライアントに最適なソリューションを提案できる柔軟性も持ち合わせています。大規模なプロジェクトにチームで取り組み、企業全体の変革という大きなインパクトを肌で感じたい方には、最適な環境です。
株式会社スマートウィル

引用元:株式会社スマートウィル
CRMに特化したコンサルを請け負う株式会社スマートウィルは、顧客管理システムでの企画や設計、開発までおこなっています。
その戦略的なCRMコンサルティングの特徴は、ビッグデータを使った定量分析をベースに顧客理解を深めていき、成果につなげるといった手法です。
コミュニケーション施策に戦略を落とし込み、自社開発のデジタルソリューションで実現までサポートします。設計、開発の段階から提案できるため、サポートだけでは終わらない業務に特徴があります。
toBeマーケティング株式会社

引用元:toBeマーケティング株式会社
toBeマーケティング株式会社は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの導入・活用支援において、豊富な実績を持つ企業です。
特にSalesforce製品の活用に強みを持ち、デジタルマーケティングの戦略策定から実行までを、クライアントに寄り添う「伴走型」で支援しています。
ツールを導入して終わりにするのではなく、現場の担当者が使いこなせるようになるまで徹底的にサポートする姿勢が特徴的です。デジタル技術を駆使して、企業のマーケティング活動を成功に導く実践的なスキルを磨きたい人にとって、多くの学びが得られる環境でしょう。
CRMコンサルタントになるには?転職のポイントを紹介

CRMコンサルタントは専門性が高く、挑戦するにはハードルが高いと感じられるかもしれません。しかし、適切な準備を行い、自分の強みを正しくアピールできれば、キャリアチェンジは十分に可能です。転職を有利に進める3つのポイントを紹介します。
特定のCRM製品の認定資格を取得する
実務経験がない場合、最も分かりやすく熱意と基礎知識を証明できるのが「資格」です。特に、求人数が多い「Salesforce」などのベンダー認定資格を取得しておくと、書類選考での評価が変わるはずです。
資格の勉強を通して、ツールの全体像や専門用語を理解しておけば、面接での会話も弾むでしょう。未経験者にとって資格は、プロフェッショナルとしての入り口に立つためのパスポートのような役割を果たしてくれます。
そのため、まずは基礎的な資格の取得から始めてみることをおすすめします。
営業戦略やマーケティングの業務経験を積む
コンサルタントへの転職では、ITの知識と同じくらい「現場の業務を知っていること」が武器になります。もし現在、営業職やマーケティング職に就いているなら、その経験は大きなアピール材料となるでしょう。
単に数字を追うだけでなく、「なぜ売れたのか」「どうすればもっと効率的に顧客を管理できるか」といった視点を持って日々の業務に取り組んでみてください。
現場が抱える痛みや悩みを肌感覚で理解している人材は、クライアントに寄り添うコンサルタントとして重宝されるはずです。
専門の転職エージェントを活用する
コンサルティング業界の選考は、一般的な企業とは異なる独特な形式で行われることが多々あります。論理的思考力を問う「ケース面接」などがその代表例ですが、これらを独学で対策するのは容易ではありません。
そこで、コンサルティング業界に強い転職エージェントを頼るのが近道といえるでしょう。彼らは各社の面接傾向を熟知しており、模擬面接などを通じて実践的なアドバイスをくれるはずです。
自分一人で悩まず、プロの力を借りて効率よく準備を進めることが、内定への確実な一歩となります。
CRMコンサルタントにおすすめの転職エージェント

CRMコンサルタントを目指す方におすすめの転職エージェントを紹介します。
MyVision

引用元:MyVision
- コンサル出身者による質の高い支援
- 200社以上※のファームとの強固なネットワーク
- 過去実績に基づく独自の徹底した選考対策
MyVisionは、コンサルティング業界への転職支援に特化したエージェントです。在籍するエグゼクティブコンサルタントは、全員がコンサル転職で突出した実績を持つ者か、コンサルファームでの実務経験者で構成されています。
そのため、CRMコンサルタントに求められるビジネス視点や論理的思考力を深く理解した上でのアドバイスを受けたい方におすすめです。
国内の主要な戦略・総合・ITファームを含む200社以上※とのつながりによる、非公開求人や特別選考ルートも保有しています。戦略立案からシステム導入まで活躍の場が広いCRM領域を目指す方にとって、多くの選択肢を提案してもらえる点が強みです。
また、過去数千件のデータを分析した独自の面接対策資料や、本番レベルの模擬面接など、選考対策の質が非常に高いのが特徴です。
マーケティングやIT職種からの転身実績も豊富で、未経験からCRMコンサルタントを目指す方や、さらなるキャリアアップを目指す方を力強くサポートしています。
| MyVisionの基本情報 | |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社MyVision |
| 公式サイト | https://my-vision.co.jp/ |
| 公開求人数 | 非公開(2026年1月20日現在) |
| 主な求人職種 | コンサルタント特化 |
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コンコードエグゼクティブグループ

引用元:コンコードエグゼクティブグループ
- 経営幹部との強固なネットワーク
- 内定を勝ち取るマンツーマン選考対策
- 長期的なキャリア戦略の構築支援
コンコードエグゼクティブグループは、コンサルティング業界やその後のキャリア形成支援において、豊富な実績を持つエージェントです。単なる求人紹介にとどまらず、求職者の人生設計を見据えたキャリア戦略の構築を重視している点が大きな特徴といえるでしょう。
大きな強みの一つに、企業の経営幹部と太いパイプを持っていることが挙げられます。これにより、通常の公募とは異なる「特別紹介ルート」や、表には出ない非公開案件が期待できます。
CRMコンサルタントのように専門性が高く、事業戦略に関わる重要なポジションこそ、こうした独自ルートが活きてくるはずです。
選考対策では、コンサル出身者によるマンツーマン指導や、実践的なケース面接対策を提供しており、難関ファームへの合格率を高めるための環境が十分に整っています。
CRM領域で求められる論理的思考力を鍛えつつ、長期的な視点で自身のキャリアを築きたい方にとって、非常に頼りになる支援サービスです。
| コンコードエグゼクティブグループの基本情報 | |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社コンコードエグゼクティブグループ |
| 公式サイト | https://www.concord-career.com/ |
| 公開求人数 | 1,158件(2026年1月20日現在) |
| 主な求人職種 | コンサルタント、経理財務、 人事・法務・総務、営業 ほか |
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アクシスコンサルティング

引用元:アクシスコンサルティング
- BIG4在籍者の30%※1が登録する実績
- 約78%※2を占める独自の非公開求人
- 平均3年以上※2の長期的なキャリア支援
アクシスコンサルティングは、創業から20年にわたりコンサルティング業界への転職を支援してきた、国内最大級の実績を持つエージェントです。
主要ファームの内情を深く理解しており、CRMコンサルタントが多く活躍する現場の情報も踏まえた提案が期待できます。保有する求人の約78%※2は非公開となっており、その中には一般には出回らない案件や、ハイクラスなポジションが含まれているのも特徴です。
各ファームのパートナーや企業の経営層と定期的に情報交換を行っているため、独自のパイプを活かした提案を受けられる可能性があります。
また、生涯のキャリアパートナーとして平均3年以上※2という長期的なサポートを提供しているのも大きな特徴です。転職はもちろん、その後の独立や副業、事業会社への転身など、CRMコンサルタントとしてのキャリアを長い目で見据えた相談ができるはずです。
参照元
※1、2、3 アクシスコンサルティング「アクシスコンサルティングの強み」(※1コンサルティングファームのコンサルタント数を基にアクシスコンサルティングが試算)
| アクシスコンサルティングの基本情報 | |
|---|---|
| 運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
| 公式サイト | https://www.axc.ne.jp/ |
| 公開求人数 | 40件(2026年1月20日現在) |
| 主な求人職種 | CxO・経営層、企画職、DXプロデューサー、 PMO、コンサルタント ほか |
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CRMコンサルタントについての疑問

CRMコンサルタントを目指すにあたってのよくある疑問に回答します。
CRMコンサルのキャリアパスは?
CRMコンサルタントとして経験を積んだ後は、プロジェクト全体を統括するマネージャーを目指すのが王道のキャリアパスです。一方で、特定のツールにおける技術を極め、スペシャリストとして自身の市場価値を高める道もあるでしょう。
また、キャリアプランの話になりますが、ファームを離れ、事業会社のマーケティング部門やDX推進担当としてCRM活用を主導する選択肢もあります。市場での需要が高いため、フリーランスとして独立し、高単価案件を獲得するのも現実的な選択肢です。
自身の志向に合わせて、技術特化かビジネス特化かを選ぶとよいでしょう。
日本のCRMシェアトップ5は?
国内市場におけるCRMツールのトップ5は、明確に公開されているわけではありません。
一方、HG Insightsによる全世界のCRM市場シェア調査では、首位のSalesforce(約32万社)に続き、Zoho(約18万社)、HubSpot(約17万社)がトップ3を形成し、MicrosoftやZendeskが追随する形※となっています。
このことから、日本国内においてもこれらのベンダーが市場を牽引している可能性が高いです。多くの企業で採用されている主要ツールへの理解を深めておくことは、コンサルタントとして活躍の場を広げる上で、非常に重要な要素となるでしょう。
CRMコンサルタントまとめ

CRMコンサルタントは、ITとビジネスの架け橋として、企業の顧客戦略を支える重要な存在です。CRMツールの普及により、その市場価値は今後さらに高まっていくでしょう。
キャリアの選択肢も広く、ファームでの昇進だけでなく、フリーランスとして高収入を目指す道も開かれています。自身の強みを最大限に活かすためにも、専門性の高いエージェントを味方につけ、最適な環境を選び取ることが成功への鍵となるでしょう。
コンサル業界向け
おすすめ転職エージェント
| サービス名 | 特徴 |
|---|---|
![]() MyVison | 200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションで国内に展開するファームほぼすべてに紹介可能。 「面接対策資料」と「想定頻出問答集」に加え、元コンサルタントを仮想面接官とした模擬面接により、実践力を鍛えられる |
![]() アクシスコンサルティング | 大手ファームの4人に1人が登録する国内最大級コンサル採用・転職支援サービス 未経験からのコンサル転職やポストコンサル、事業会社CxOなど、希望のキャリアパスに応じて幅広い支援が可能。 |
![]() コンコードエグゼクティブグループ | 日本ヘッドハンター大賞MVP受賞の転職支援サービス コンサル幹部との強固なネットワークでマッキンゼーやBCGなどの「コンサルタント転職」や、コンサル出身者の経営幹部キャリアを支援する「ポストコンサル転職」に高い実績あり |






