海外転職に強い転職エージェント・サイトのおすすめ12選!【2025年8月最新】

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海外転職に強い転職エージェント・サイトのおすすめ

海外での活躍を見据えた場合、「どのような転職エージェントやサイトを利用すれば、より成功しやすいか」といった悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。また、海外転職は移住を伴うため、各国の状況が分からないと不安が大きくなってしまうでしょう。

そこで今回は、海外転職におすすめの転職エージェント・サイトを厳選して紹介します。また、海外の転職市場や注意点なども解説しているため、スムーズかつリスクの少ない海外転職が実現するはずです。

ぜひ、自身のニーズにマッチした海外転職向けエージェントやサイトを見つけて、理想がすべて叶う海外転職にしてください。

ハイクラス向けおすすめ転職エージェント

サービス名特徴
JACリクルートメント

JACリクルートメント

ハイクラス・ミドルクラス転職ならJACリクルートメント!転職支援実績約43万人。
東証プライム市場上場企業が運営のため、日系大手、外資系、メガベンチャーなど多様のハイクラス求人を紹介可能


MyVision
MyVision
コンサルタント業界に強く、未経験でも手厚くサポート!
2人に1人が年収100万円以上アップ!※コンサル特化のハイクラス転職エージェント。
(※2024年12月自社調べ)

LHH
LHH転職エージェント
3人に2人の年収アップ実績!※ 年収600万円以上の厳選求人が多数
年収平均101万円UP・10人に1人が年収1,000万円以上※での転職に成功など確かな実績。 
(※2023年4月自社調べ)

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目次

海外転職におすすめの転職エージェント・サイト12選!

海外転職におすすめの転職エージェント・サイト

以下で紹介するのは、海外転職におすすめの転職エージェント・サイト12社です。ぜひ、自身の希望を叶える転職エージェントやサイトとの出会いを果たしてください。

LHH転職エージェント

LHH転職エージェントの特徴
  • ハイクラスやエグゼクティブ層、外資系企業への転職に強いエージェント
  • 外資系・日系グローバル企業の非公開求人が豊富で、詳細な情報も保持
  • 多国籍なコンサルタントが在籍し、現地に密接したリアルな情報を提供

LHH転職エージェントは、ハイクラスやエグゼクティブ層、外資系企業への転職支援で豊富な実績を持つエージェントです。運営元が世界最大級のグローバル人材会社であるアデコグループのため、ハイクラスな海外求人を提供できます。

グローバルなネットワークを活かし、外資系や日系グローバル企業の非公開求人が豊富な点も魅力といえるでしょう。また、各企業の採用動向などの詳細な情報も保持しているため、初めての海外転職でもスムーズに進むはずです。

また、LHH転職エージェントには、多国籍なコンサルタントが在籍しています。海外転職者にとって、希望国の文化や制度といった背景を含めたリアルかつ実践的なアドバイスが得られる点は、大きなメリットといえるでしょう。

運営会社アデコ株式会社
公式サイトhttps://jp.lhh.com/
公開求人数10,758件(2025年8月10日現在)
主な求人職種IT系研究開発職、プロダクトマネジメント
開発系管理職、技術営業(法人、海外)
アプリケーションエンジニア、商品企画
HR(タレントマネジメント、エンゲージメント)
労務・労政担当、組織開発担当
人事アシスタント、管理職など

関連記事>>LHH転職エージェント(旧Spring・アデコ)の評判・口コミ

JACリクルートメント

JACリクルートメントの特徴
  • ハイクラス・ミドルクラス専門の転職エージェントとして豊富な実績と歴史を誇る
  • グローバル展開による、海外進出企業や外資系企業での豊富な実績
  • 英文でのレジュメ作成や英語面接対策の支援にも強み

JACリクルートメントは、株式会社ジェイ エイシーリクルートメントが運営する、管理職・エグゼクティブ・専門職に特化したハイクラス・ミドルクラス専門の転職エージェントです。

ロンドン発祥の日系転職エージェントとして、世界に広がる独自のグローバルネットワークを有する背景から、外資系企業や海外進出企業への転職支援で豊富な実績を重ねてきました。

圧倒的な求人の種類や数を保有しているだけでなく、きめ細やかな支援にも定評があります。海外転職に欠かせない英文でのレジュメ作成や英語面接対策支援も、JACリクルートメントの強みといえるでしょう。

また、在籍するコンサルタントは企業ニーズに即した人材要件を深く理解したうえで、両面型コンサルティングを提供しています。この仕組みにより、選考難易度の高い海外企業のポジションでも通過率の向上が期待できるでしょう。

運営会社株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント
公式サイトhttps://www.jac-recruitment.jp/
公開求人数約21,000件(2025年8月10日現在)
主な求人職種技術職・専門職(CTO/技術責任者など)
課長・マネージャークラス
部長・役員クラス、エグゼクティブ職
外資系・グローバルポジションなど

関連記事>>JACリクルートメントの評判・口コミ

エンワールド・ジャパン

エンワールド・ジャパンの特徴
  • 外資系・日系グローバル企業のハイクラス求人に特化
  • 海外転職に精通したコンサルタントが多数在籍
  • 海外転職成功後も、定着と成長を見据えた支援を継続

エンワールド・ジャパンは、ミドルからハイクラスのグローバル人材に特化した人材紹介・人材派遣会社です。

外資系企業や日系グローバル企業の求人に強みを持ち、英語を活用する案件が多い点も大きな特徴です。バイリンガル人材向けのサポートも充実しており、海外市場や多国籍チームでの活躍を目指す方には最適といえるでしょう。

在籍するコンサルタントは、各業界や職種に精通しており、企業・求職者の双方を同一人物が担当します。海外転職においても、マッチング精度の高さと強いサポート力が強みです。

また、海外転職成功後も利用者の活躍に着目して、定着と成長を見据えた支援が行われます。継続的なキャリア形成を強力にバックアップするため、海外転職が初めての方にとって非常に心強い存在といえるでしょう。

運営会社エンワールド・ジャパン株式会社
公式サイトhttps://www.enworld.com/
公開求人数1,135件(2025年8月10日現在)
主な求人職種外資系・日系グローバル企業における
CTO、マネージャー、エンジニア
ITベンダー、マーケティング
各種コンサルタント、社内人事担当
金融専門職、テクノロジー関連
消費財、製造業、医師、弁護士など

関連記事>>エンワールド・ジャパンの評判・口コミ

ビズリーチ

ビズリーチ
引用元:ビズリーチ
ビズリーチの特徴
  • 日本最大級のハイクラス特化型スカウトサービス
  • 国内だけでなく、圧倒的な海外求人数を誇る
  • 匿名でもOKのレジュメ公開で、企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く

ビズリーチは、即戦力人材をターゲットにした日本最大級のハイクラス特化型スカウトサービスです。国内はもちろん、「中国」「アメリカ」「カナダ」「ヨーロッパ諸国」「東南アジア」など、海外求人においても圧倒的な保有数を誇ります。

匿名で公開できるレジュメ機能により、企業の人事担当者や経営層、ヘッドハンターから直接スカウトを受け取れます。このため、海外転職においても日本にいながら効率よく活動が進められるでしょう。

また、ビズリーチには、海外を拠点とするヘッドハンターも登録されています。現地の採用事情や企業ニーズに詳しい担当者から直接サポートが受けられ、あらゆる相談に対応してもらえるため、初めての海外転職でも安心して利用できます。

運営会社株式会社ビズリーチ
公式サイトhttps://www.bizreach.jp/
公開求人数166,671件(2025年8月10日現在)
主な求人職種経営、管理、マーケティング
営業、各種コンサルタント
IT技術職、電気・電子関連職
金融、不動産関連職、研究・臨床開発職
建築・土木関連職、人事、サービス職
広告・マスコミ関連職など

関連記事>>ビズリーチの評判・口コミ

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト
引用元:リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトの特徴
  • 日本にいながら海外のハイクラス求人にアクセス可能
  • 英語を活かせる求人や、高収入な外資系・日系グローバル企業の案件が豊富
  • 海外転職に年収アップと効率を重視する方におすすめ

リクルートダイレクトスカウトは、株式会社インディードリクルートパートナーズを運営母体とする、ハイクラス向け転職スカウトサービスです。

スカウト型サービスのため、自身の経歴やスキルをレジュメとして公開し、エージェントや企業からのオファーを待ちます。日本にいながら、ハイクラスな海外案件のオファーを受けられる点が最大の特徴といえるでしょう。

リクルートならではのネットワークにより、外資系・日系グローバル企業の求人を多く取り扱っている点も魅力です。語学力を活かせる求人も豊富で、年収800万円以上のハイクラス層向け求人も多数保有しています。

さらに、海外案件においても非公開求人や独占求人を多く保有しているのも、リクルートならではの強みでしょう。条件の良い海外転職を、効率よく進めたい方におすすめできるサービスです。

運営会社株式会社インディードリクルートパートナーズ
公式サイトhttps://directscout.recruit.co.jp/
公開求人数非公開(2025年8月10日現在)
主な求人職種エグゼクティブ職、コンサル
機械・電子製品専門職、化学・素材専門職
生産管理・購買関連職、金融
コーポレートスタッフ、医薬品関連職
医療・福祉関連職、学術研究
出版・メディア関連職、営業職など

関連記事>>リクルートダイレクトスカウトの評判・口コミ

centre people

centre people
引用元:centre people
centre peopleの特徴
  • イギリスをはじめ、ヨーロッパ諸国の日系企業への転職に強み
  • 日英バイリンガルの経験豊富なコンサルタントが在籍
  • ジョブアラート機能により、新規海外求人を見逃さない

centre peopleは、ロンドンに拠点を置く、株式会社クイックの英国現地法人です。1986年の創立以来、イギリス国内の約900社、ヨーロッパ諸国で約4,500社もの日系企業へ、人材紹介ビジネスを行ってきました。

在籍するコンサルタント全員が日本語対応OKという点も、安心できるポイントといえるでしょう。現地の労働市場に精通し、転職希望者の専門分野に関しても最新動向を把握しているため、スムーズな海外転職が実現します。

オンラインでの会員登録時にジョブアラートを設定しておけば、気になる新規求人の情報をいち早く獲得できる点も、海外転職成功にはメリットといえるでしょう。また、応募した求人はマイページで管理できるため、常に最新状況をチェックできます。

参照元

centre people公式HP

運営会社株式会社クイック
公式サイトhttps://www.centrepeople.com/jp
公開求人数262件(2025年8月10日現在)
主な求人職種金融・不動産関連職、会計、経理
監査、一般事務、秘書、営業
ビジネスデベロップメント
カスタマーサービス、販売
人事、イミグレーション
IT・通信関連職、サービス関連職
飲食関連職、調達/購買
輸出入・物流関連職、サプライチェーン
マーケティング関連職など

Career Management

Career Management
引用元:Career Management
Career Managementの特徴
  • ドイツをメインに欧州への転職支援に特化
  • 在独・在欧日系企業から寄せられる高い信頼性
  • 担当コンサルタントの手厚く、温かみのあるサポートに強み

Career Managementは、ドイツを中心とした欧州の日系企業向けの人材紹介会社として、1999年に設立されました。運営会社であるCareer Management GmbHは、これまでに日系企業をはじめとする600社以上もの企業をサポートした実績があります。

ドイツは日系企業が多数進出しており、Career Managementも欧州で活躍する人材と日系企業の懸け橋というポジションにより、多くの日系企業から高い信頼を寄せられています。このため扱う求人の種類も幅広く、新卒・第二新卒OKの案件やパートタイムの事務スタッフなどの案件もあります。

在籍するコンサルタントの手厚いサポートに、定評がある点も魅力です。各分野の採用動向に精通し、利用者一人ひとりに適切な提案を行い、不採用時にも理由を教えてもらえる親身な対応は非常に心強いでしょう。

参照元

Career Management公式HP

運営会社Career Management GmbH
公式サイトhttps://career-management.de/jp/
公開求人数25件(2025年8月10日現在)
主な求人職種営業戦力プランナー、IT営業、技術営業
物流管理営業、欧州営業(機械)
カスタマーサポート、経理兼総務
財務、秘書、事務スタッフ
バックオフィスアシスタント
Administrative Assistant
店舗運営、副店長候補など

QUICK USA

QUICK USA
引用元:QUICK USA
QUICK USAの特徴
  • アメリカへの転職支援に特化した日系エージェント
  • アメリカ全土の求人紹介が可能で、多種多様な業種に対応
  • グループ全体のネットワークを活かした多様な転職支援に強み

QUICK USAは、株式会社クイックの米国法人を運営母体とする、アメリカへの転職支援に特化した転職エージェントです。アメリカ全土の求人紹介が可能で、多種多様な業種にも対応しているため、選択肢の幅が広がるでしょう。

グループが築き上げたクロスボーダーのネットワークを活かして、帰国転職やアメリカから他国への転職も対応しています。現地コンサルタントによる詳細なヒアリングに基づく求人提案は、丁寧かつスピーディーと、利用者の口コミ評価が高い点も魅力です。

また、充実したサポート体制もQUICK USAの強みといえるでしょう。「英文レジュメの添削」「面接対策」、さらには語学やPCスキル向上のためのセミナーといった実践的な支援が受けられるため、海外転職の成功率が格段に向上します。

運営会社株式会社クイック
公式サイトhttps://www.919usa.com/
公開求人数426件(2025年8月10日現在)
主な求人職種アウトサイドセールス、インサイドセールス
マーケティング、セクレタリー、金融関連職
製造職関連、食品関連職、医療・製薬関連職
カスタマーサービス、物流関連職
IT関連職、フィールドエンジニアなど

Actus

Actus
引用元:Actus
Actusの特徴
  • アメリカ全土への転職に特化したエージェント
  • アメリカ企業に精通した専門リクルーターが在籍
  • 将来的なキャリア形成を見据えたアフターケアもサポート

Actusは、アメリカ全土での転職に特化したエージェントです。2002年8月にニューヨーク市で発足以来、人材紹介と派遣だけでなく「人事コンサルティング」「リファレンスチェック」「バックグラウンドチェック」など、多様なサービスラインを展開してきました。

アメリカ全土の企業への強い貢献度と信頼性の高さから、保有する求人も多種多様な点もActusの魅力といえるでしょう。このため、地域や業界を問わず、アメリカ全土での転職先を探したい方に最適なエージェントです。

さらにActusに在籍するリクルーターは、いずれもアメリカ企業の採用動向に精通した人材ばかりです。精度の高いマッチングはもちろん、内定後や就業後のキャリア形成を見据えたアフターケアもサポートしてもらえます。

運営会社ACTUS CONSULTING GROUP INC.
公式サイトhttps://actus-usa.com/
公開求人数約400件(2025年8月10日現在)
主な求人職種コンサルタント、カスタマーサービス
経理財務、管理職、HR関連職
エンジニア、ライター、編集者
Webデザイナー、プログラマー
医薬・化学関連職、弁護士
教師・インストラクターなど

カモメ中国転職+アジア

カモメ中国転職+アジア
引用元:カモメ中国転職+アジア
カモメ中国転職+アジアの特徴
  • 運営会社はリクルートHDのグローバルブランドという信頼性の高さ
  • 中国や東南アジア全域の求人取扱いにより選択肢が広がる
  • スカウト機能により、効率的な海外転職が実現

カモメ中国転職+アジアは、リクルートHDのグローバルブランドであるRGFを運営会社として上海に本社を構え、2004年12月1日に開設されました。中国やアジア圏で働きたい人の求人情報サイトとして、多くの海外転職希望者を支援してきました。

対応エリアは中国全土だけでなく、東南アジア全域をカバーしているため、多彩な求人に出会えて選択肢の幅が広がる点も魅力といえるでしょう。取扱う求人は中国に進出している日系企業の案件も多く、語学力に自身が無い方や初めて海外転職に挑戦する方も安心です。

カモメ中国転職+アジアには、スカウト機能がある点も特徴です。プロフィールを登録しておけば、企業から直接オファーが届くため、効率の良い海外転職が実現します。

運営会社RGF Talent Solutions China Co., Ltd
公式サイトhttps://kamome.cn/
公開求人数660件(2025年8月10日現在)
主な求人職種日本語教師・塾講師
縫製・生地生産工場管理職
経理マネージャー、営業
広告・マーケティング関連職
機械設計エンジニア、PM、SE
品質管理、財務事務、販売職
医師、看護師など

ABROADERS CAREER

ABROADERS CAREER
引用元:ABROADERS CAREER
ABROADERS CAREERの特徴
  • アジア特化型の海外就職・転職サイト
  • 豊富な検索機能とレコメンド機能
  • サイトのQ&Aやフォームの問い合わせ機能により疑問や不安を即解消

ABROADERS CAREERは、東南アジアを中心とした海外求人をまとめて探せる日本人向けの海外就職・転職情報サイトです。特にタイの日系企業関連の求人が多く、バンコクなどへの転職を検討している方には、おすすめできるサイトといえるでしょう。

サイトが操作性に優れており、「エリア」「職種」「経験」「こだわり」といった細かい条件での検索が可能なため、自身の希望にマッチした海外求人が見つかりやすい点も魅力です。

また、海外転職が初めての方なら、さまざまな疑問や不安があるはずです。ABROADERS CAREERのサイト内には、「各国の治安に関する情報」「渡航や入社準備に関すること」「海外企業の福利厚生」などのQ&Aが掲載されているため、あらかじめ疑問点をクリアにできます。

運営会社Reeracoen Tech Co., Ltd
公式サイトhttps://career.abroaders.jp/
公開求人数699件(2025年8月10日現在)
主な求人職種営業、セールスエンジニア、企画
事務職、マーケティング、人事、総務
法務、財務会計、金融関連職
カスタマーサービス、飲食関連
各種エンジニア、工場管理職、生産管理
弁護士、税理士、会計士
自動車メーカー関連、クリエイティブ職
医療・介護関連職など

GJJ海外就職デスク

GJJ海外就職デスクの特徴
  • 東南アジア圏をメインに豊富な求人数を誇る
  • 「はじめての海外就職セミナー」「キャリアサポートプラン」などで徹底フォロー
  • 転職後のキャリアや将来設計まで見据えた長期的なサポート提供

GJJ海外就職デスクは、東南アジア圏をメインにした海外就職支援サイトです。運営元のGJJ株式会社は、創立以来クロスボーダーの就職や転職を支援する企業として、多くの実績を積み上げてきました。

国内外エージェントとの提携による独自の求人紹介ルートを持つため、とにかく保有案件数が多い点は、GJJ海外就職デスクのならではの強みです。

また、海外転職初挑戦の方に向けた「はじめての海外転職セミナー」や、移住実現に向けた具体的な準備を後押しする「キャリアサポートプラン」などで利用者を徹底的にサポートします。

さらに、諸事情で帰国する場合や再度の海外転職への挑戦など、転職後のキャリアや将来設計まで見据えた長期サポートが受けられます。海外転職が初めてという方にとっては、非常に心強い存在となるでしょう。

運営会社GJJ株式会社
公式サイトhttps://www.kaigai-shushoku.com/
公開求人数9,296件(2025年8月10日現在)
主な求人職種営業職、マーケティング、販売
経営管理、マネジメント職
エンジニア、事務職、秘書
総務、人事、経理、財務
翻訳、通訳など

【国・エリア別】海外転職におすすめの転職エージェント・サイト

【国・エリア別】海外転職におすすめの転職エージェント・サイト

海外転職で転職エージェントやサイトを活用する際、重視したいポイントは、自身が希望する国やエリアに強いかどうかです。以下の項目では、国・エリア別におすすめの転職エージェント・サイトを紹介します。

アメリカでの海外転職に強い転職エージェント・サイト

アメリカでの海外転職に強い転職エージェント・サイトは、以下に挙げる2社です。

転職エージェント・サイト名現時点での求人数主な対応エリア
QUICK USA426件※1ニューヨーク、ロサンゼルス、オレンジカウンティ
ダラス、シカゴ、アトランタ、デトロイト
メキシコ(アグアスカリエンテス、ケレタロ)など
Actus約400件※2アメリカ全土

「QUICK USA」は北米中心、「Actus」なら、全米を対応エリアとしているため、2社を併用することで選択肢の幅がかなり広がるでしょう。

参照元

※1QUICK USA公式HP「アメリカ求人情報(2025年8月10日時点)」
※2Actus公式HP「求人検索(2025年8月10日時点)」

東南アジア圏での海外転職に強い転職エージェント・サイト

東南アジア圏での海外転職に強い転職エージェント・サイトは、以下に挙げる2社です。

転職エージェント・サイト名現時点での求人数主な対応エリア
GJJ海外就職デスク9,296件※1シンガポール、マレーシア、タイ
ベトナム、インドネシア、インド
フィリピン、カンボジア、ミャンマー
中国、台湾、香港、欧米諸国など
ABROADERS CAREER699件※2タイ、インドネシア、シンガポール
フィリピン、マレーシア、中国
香港、台湾、ベトナム、インド
カンボジア、アメリカ、中東、
ヨーロッパ、アフリカなど

「GJJ海外就職デスク」は、東南アジア圏での豊富な求人数が強みといえるでしょう。「ABROADERS CAREER」も東南アジア圏をメインに、欧米や中東、アフリカなどの案件も取り扱っています。

参照元

※1GJJ海外就職デスク公式HP「海外求人情報(2025年8月10日時点)」
※2ABROADERS CAREER公式HP「海外求人(2025年8月10日時点)」

中国での海外転職に強い転職エージェント・サイト

中国での海外転職に強い転職エージェント・サイトは、以下に挙げる1社です。

転職エージェント・サイト名現時点での求人数主な対応エリア
カモメ中国転職+アジア660件上海、蘇州、北京、広州、深セン、香港・マカオ
シンガポール、ベトナム、インド、インドネシア

カモメ中国転職+アジアは、中国圏に特化しているだけでなく、東南アジアへの転職支援も行っています。

参照元

カモメ中国転職+アジア「求人件数(2025年8月10日時点)」

ヨーロッパでの海外転職に強い転職エージェント・サイト

ヨーロッパでの海外転職に強い転職エージェント・サイトは、以下に挙げる2社です。

転職エージェント・サイト名現時点での求人数主な対応エリア
centre people262件※1イギリス、ドイツ、オランダ
パリ、ベルギー、ルクセンブルク
イタリア、スペイン、チェコ
ポーランド、トルコなど
Career Management25件※2ベルリン、フランクフルト、ミュンヘン
シュトゥットガルト、デュッセルドルフ
メンヒェングラートバッハ、ドバイなど

「centre people」は特にイギリスに特化し、「Career Management」はドイツをメインに、在欧の日系企業などの支援で高い実績と信頼を誇るエージェントです。

参照元

※1centre people公式HP「求人情報一覧(2025年8月10日時点)」
※2 Career Managemen公式HP「ドイツ求人(2025年8月10日時点)」

海外転職に強い転職エージェント・サイトを選ぶポイント

海外転職に強い転職エージェント・サイトを選ぶポイント

海外転職に強い転職エージェント・サイトを活用する際は、以下に挙げる5つのポイントを重視すると、よりスムーズかつ理想的な転職活動が実現するでしょう。

海外転職に特化しているかチェック

海外での活躍を目指す際に一番重要視したいのが、利用を検討する転職エージェントやサイトが海外転職に特化しているかどうかです。

海外転職の実績が乏しいエージェントやサイトでは、現地企業との関係や言語、文化面などの対応において不具合が出る場合もあるでしょう。

海外転職に特化したエージェントやサイトであるかを確認する際は、「海外求人数や掲載地域」「掲載職種のグローバル性」「海外転職支援実績、現地企業名」などを重点的にチェックしておきましょう。

自分の働きたいエリアに強いかチェック

海外転職を見据えて自分の働きたい国が決まっている場合は、利用を検討する転職エージェントやサイトが希望エリアに強いかどうかをチェックしておきましょう。

希望するエリアに強みのあるエージェントやサイトであれば、現地企業とのネットワークが豊富です。各企業の文化や面接傾向、評価ポイントを具体的に教えてもらえるため、転職活動が有利に進みやすくなるでしょう。また、現地企業の非公開求人を紹介してもらえる可能性もあります。

仕事面だけでなく、渡航前後の住居探しや現地での生活ガイドの提供など、海外生活に必要なサポートを提供するエージェントもあります。

ビザ関連などサポートが十分かチェック

海外転職の場合、活用を検討する転職エージェントやサイトが保有する海外求人の豊富さや、サポートの手厚さに関するチェックが成功を左右するでしょう。

現地の生活や法制度、ビジネス慣習に関する情報提供はもちろん、ビザ取得に関する知識やサポートが十分かどうかは重要なチェックポイントです。

学歴や職歴、職種など、ビザ取得の難易度や要件は国によって異なります。自分自身で取得手続きを行った場合、書類不備や条件不適合により不許可となるリスクはゼロではありません。

海外転職に強いエージェントやサイトであれば、ビザ取得時の書類作成や申請代行、指導なども行っている場合が多いため安心です。

海外にも拠点があるかチェック

海外での活躍を目指して転職エージェントやサイトを活用する場合、国内拠点だけでなく、海外拠点の有無も必ずチェックしておきましょう。

特に、海外で現地採用を希望している方は、注意が必要です。海外での求人を扱っている転職エージェントやサイトでも拠点が国内だけの場合、紹介される案件が日系企業のみというケースは珍しくありません

海外拠点のあるエージェントやサイトであれば現地企業とのパイプラインがあるため、求人数も多く、選択肢も広がります。希望駐在エリアの拠点があれば、さらに理想的です。

複数の転職エージェントを併用する

海外求人の場合、転職エージェントやサイトごとに「得意な国やエリア」「業種・職種」「日系・外資系などの企業属性」が大きく異なります。

また、転職エージェントやサイトによって対応やアドバイザーの質も異なるため、自身との相性も確かめておくことが重要です。転職エージェントやサイトの得意分野と、提供サービスやアドバイス内容が自身の希望とフィットすれば、海外転職はよりスムーズに進みます。

このため海外転職を検討する際は、複数の転職エージェントを併用することで選択肢の幅が広がり、質や相性の良さも比較できるでしょう。

海外転職に強い転職エージェント・サイトの利用手順

海外転職に強い転職エージェント・サイトの利用手順

海外転職に強いエージェントやサイト利用時の基本的な手順を紹介します。ただし、転職エージェントやサイトによって若干違いが生じる場合があるため、事前に公式サイトで確認しておきましょう。

1.転職エージェント・サイトに登録

利用を検討する転職エージェントやサイトの登録フォームから名前やメールアドレスといった個人情報のほか、「現在の就業状況」「転職時期」「職種」「希望勤務地」などの情報を入力します。

転職に関する希望条件や連絡可能な時間など、自由記載できる欄が設定されている場合もあるため、出来るだけ詳細に記入しておきましょう。アドバイザーとの面談がスムーズに進みます。必須項目をすべて入力して送信したら、会員登録は完了です。

2.アドバイザーと面談

会員登録後、早ければ当日か、遅くとも1週間程度でアドバイザーから面談に関する連絡が来ます。特に、自身の職務経歴やスキルが求人ニーズに合致していると、より早く連絡が来る傾向があるでしょう。

アドバイザーとの面談では、会員登録時に入力した内容に基づき、転職に至った経緯や詳細な希望条件のヒアリングが行われます。あらかじめ自身のキャリアを棚卸しして、海外転職の目的や希望条件、将来的なキャリアプランを明確にしておくとスムーズです。

また、面談は対面だけでなく、電話やオンラインで実施するエージェントもあります。就業中で時間が取りづらい方は、ぜひ活用してみましょう。

3.ヒアリングをもとに求人紹介

面談によるヒアリングで海外転職への方向性がきちんと定まったら、アドバイザーから転職希望者のスキルや経験、希望条件を考慮した求人を紹介してもらえます。

求人紹介時に企業の採用動向やカルチャー、現地情報なども提供される点は、海外転職に強いエージェントやサイトならではの魅力です。また、アドバイザーからの紹介だけでなく、自身で気になる案件があった場合は紹介可能かどうか積極的に聞いてみましょう。

人気の赴任地や職種などは、すぐに募集が締め切られる可能性があります。チャンスを逃さないよう、良い条件の求人があれば、応募の意思を早めに伝えることが肝心です。

4.書類作成など応募のサポート

海外転職に特化したエージェントやサイトでは、応募書類作成などのサポートが受けられます。海外転職の場合、英文でのレジュメ作成が求められるため、選考突破に向けて必ずサポートを受けておきましょう。

海外転職の支援実績が豊富なエージェントやサイトであれば、日系・外資系問わず、効果的な書類作成のノウハウを持っています。自身の強みが正しくアピールできるよう、希望企業や職種に合わせた内容にブラッシュアップしましょう。

5.応募・企業との面接

アドバイザー経由で応募が完了したら、企業との面接が設けられます。海外転職の場合、面接は英語か他言語で行われることがほとんどです。

転職エージェントやサイトによっては、応募先企業の社内公用語での模擬面接や面接対策セミナーなどを実施する場合があるため、ぜひ参加しておきましょう

国を問わず各企業の採用動向を熟知し、ノウハウが詰まった面接対策を受けることで、本番でも自信をもって自己アピールや転職への意欲を伝えられるでしょう。

6.内定獲得・アフターケア

無事内定を獲得したら、英文での契約書の内容チェックも含め、入社日や待遇面などの条件をアドバイザーが企業と調整します。また、海外転職の場合、就労ビザの取得が必要です。海外転職に強い転職エージェントやサイトであれば、必要なビザに関して書類のリストアップや申請方法についてもサポートしてもらえます。

さらに渡航スケジュールの調整や現地での住居探しに関しても、不動産会社や住宅情報の紹介があるため安心です。アフターケアとしては、入社後1~3ヶ月程度を経て、現地でのフォロー面談やヒアリングが行われます。職場の人間関係や生活面での悩みがあれば、サポートしてもらえるため、遠慮せずに申し出ましょう

海外転職に強い転職エージェント・サイトを使うメリット

海外転職に強い転職エージェント・サイトを使うメリット

海外転職に強い転職エージェント・サイトを利用した場合、以下に挙げる5つのメリットがあります。海外転職に強みのあるエージェントやサイトならではのメリットを活かして、理想の転職を実現させましょう。

非公開のレアな求人に出会える可能性

海外転職市場では、管理職や高度な専門職、ニッチなスキルを要するポジションほど非公開にする傾向が強いでしょう。また、海外の一部企業は特定のエージェントと独占契約を結び、エージェント経由でしか採用活動を行いません。

海外転職に特化したエージェントやサイトは、各国に拠点を持つ日系企業や外資系企業、現地企業とのネットワークがあります。このため、各国の企業と信頼関係が構築されている転職エージェントやサイトを利用すると、限られた会員のみに公開されるレア求人や価値ある急募ポジションと出会える可能性があるでしょう。

最新の現地情報に詳しい

海外転職に強みのあるエージェントやサイトであれば、現地企業や海外に拠点を持つ日系企業とのパイプラインが構築されています。

また、各国の採用市場における動向やニーズといった最新の現地情報も把握しているため、海外転職が有利に進められるでしょう。エージェントを通じて、ポジション別や経験別の現地給与レンジや福利厚生基準を認識しておけば、現地での生活費とのバランスも踏まえた適切な条件交渉か可能です。

さらに仕事面だけでなく、社会情勢や暮らしに関する情報提供もしてもらえるため、転職後の具体的な生活もイメージしやすくなります。

働きたい国に合わせた選考対策をしてくれる

海外転職をする場合、例えばアメリカでの勤務を希望するなら成果や数字による実績アピールが効果的なように、国ごとの採用文化や評価基準を理解しておかなければなりません。

海外転職の支援実績が豊富なエージェントやサイトであれば、国ごとの企業文化だけでなく、面接質問の傾向や評価されやすいスキルを把握しています。また、過去の選考データに基づき、国別や企業別の傾向を踏まえた模擬面接やフィードバックが可能です。

さらに応募書類の書き方や面接でのアピール方法を現地仕様に調整するなど、戦略的な選考対策をサポートしてもらえるため、転職成功率が高まります。

ビザや移住に関する相談もできる

海外転職をするには、移住はもちろん、ビザが必要です。学歴や職歴、年収条件に職種制限など、国ごとの就労ビザ要件はそれぞれ異なります。

海外転職に強い転職エージェントやサイトなら「自身の経歴で取得可能か」あるいは「どの職種ならビザが下りやすいか」などに関する相談が可能です。また、申請に関するさまざまなサポートも受けられます。

さらに現地での住居探しや銀行口座開設のほか、移住後の生活インフラに関する相談にも乗ってもらえるため、安心して準備を進められるでしょう。

長期的なキャリア形成について相談できる

海外転職に特化したエージェントやサイトは海外求人紹介だけにとどまらず、転職希望者の5年後、10年後の活躍を見据えた提案を行います。

また、海外転職に強い転職エージェントやサイトは現地の採用事情や人材市場のトレンドを把握しているため、「このスキルを磨いておくと将来有利になる」というアドバイスが可能です。

転職=ゴール」と、とらえずに転職希望者の将来的な昇進や専門性の強化をなどを踏まえたサポートを行なうため、長期的なキャリア形成に関する相談もしやすいでしょう。

海外転職に強い転職エージェント・サイトを使うデメリット

海外転職に強い転職エージェント・サイトを使うデメリット

海外転職に強い転職エージェント・サイトでも、以下のような3つのデメリットがあることも知っておきましょう。あらかじめデメリットを理解しておけば、不要なトラブルも回避できるはずです。

エージェントによって特化している国は違う

海外転職に強いエージェントやサイトといっても、すべての国に特化しているわけではありません。海外転職を支援するエージェントやサイトは、各国の企業や採用担当者とのネットワークを基盤にして求人を確保するため、長年の取引や現地法人の有無によって国ごとの実績に差が出てきます。

また、求人の流動性や採用文化は国によって大きく異なるのが特徴です。転職エージェントやサイトが得意とする国であれば、提供される求人情報やサポート内容、選考対策の質は非常に高くなるでしょう。

海外転職を見据えて、エージェントやサイトを利用する際は、自身が働きたい国の転職支援実績が豊富かどうかチェックしておくことが肝心です。

必ず求人を紹介してもらえるとは限らない

海外転職に特化したエージェントやサイトであっても、それぞれ得意とする国や業種は異なり、自身の希望条件によっては案件を保有していない場合があります。

また、自信のスキルや経験と保有する求人の採用要件が合致しない場合、求人を紹介してもらえない可能性があるでしょう。

まず、働きたい国や職種に特化した転職エージェントやサイトを探して複数併用するほか、希望条件の見直しもおすすめです。さらに語学力アップや資格取得など、不足しているスキルを補っておきましょう。

自分でやらなければいけない作業もある

海外転職する際にエージェントやサイトを活用すれば、海外求人の紹介や選考対策などはもちろん、渡航手続きに関するサポートが提供されるケースもあります。ただし、すべてをエージェントやサイト側に丸投げするのはNGです。

渡航に必要な書類は、まず自分自身で把握しておくことが必要です。また、役所での手続きや現地での登録関係は、基本的に転職者本人が動かないと進みません。

自ら積極的に動いて準備を進める自己管理力や解決力の高さは、海外で活躍するうえで大きな武器となるでしょう。

海外転職におすすめの国は?

海外転職におすすめの国は?

海外転職では、現地での暮らしやすさも重要なポイントといえるでしょう。以下表で紹介する10ヶ国は「日本企業が多く進出している」「治安や気候、物価面で暮らしやすい」点で、特におすすめです。

おすすめの国名特徴
オーストラリア・気候が良く過ごしやすい
・物価は高いが、給与水準も高い
ヨーロッパ諸国・ドイツやフランスなどは、生活環境面でも暮らしやすい
・東欧は比較的物価が安い
アメリカ・中国に次ぎ日本企業が多く進出
・仕事が見つけやすく、給与水準も高い
インド・日本企業の進出も増え、ビジネスチャンスあり
・衛生面や治安で懸念点はあるが、物価が安く余裕ある暮らしが実現
シンガポール・治安やインフラ整備、教育医療環境の面で世界屈指の住みやすさ
・物価は高いが、給与水準も高い
タイ・英語を話せない方や、初めての海外勤務でもおすすめ
・製造業を中心に多くの企業が進出し、日本からの移住者も多い
台湾・日本から近距離のうえ、親日家が多くて働きやすい
・生活コストが比較的安い
カナダ・日本企業も多く、多文化社会で寛容
・20代なら、ワーキングホリデーで1年滞在可能
マレーシア・募集職種が幅広いため、経験が浅くても挑戦可能
・生活コストが低く、日本人が移住したい国として絶大な人気
ベトナム・日本企業も多く進出し、英語力が高くなくても就職しやすい
・親日家が多く、物価や住みやすさの点でもおすすめ

自身が望む環境や語学レベルに合わせて、ぜひ相性の良い国を見つけてください。

海外転職の実情

海外転職の実情

以下では、あらかじめ知っておきたい海外転職における3つの実情を紹介します。

海外転職の大半は日本企業経由

現地企業での採用を希望する場合、「高い語学スキル」「専門性」「ネットワーク」が必要です。

海外転職の現状としては、現地採用でも日系企業など、国内の企業を経由するケースが主流です。現地企業に採用されるには、上記のような高いスキルや現地でのつながりが求められるでしょう。

語学に関しては、英語ならビジネスレベルのスキルが必要です。非英語圏であれば、現地公用語の基礎会話力がないと難しいといえます。また、現地企業は即戦力を求める傾向が強いため、3〜5年以上の専門分野での経験は必須です。

厳しい「実力主義」も海外転職の現実

30代を過ぎて実力主義の会社で働くと”優秀な若手とずっと競争しなきゃいけないから疲れる”と感じたのも事実です

引用元:キャリコネニュース「「新卒一括採用」「年功序列」がうらやましい……実力主義の海外で働いて感じたこと」(一部抜粋)

上記の声は、ニュージーランド在住で、現地企業のエンジニアとして働いていた方が語った内容を一部抜粋したものです。発言者は「新卒一括採用・年功序列」の日本企業も、「スキル採用・実力主義」の海外企業も両方経験しています。

海外企業の多くはジョブ型企業であり、仕事ができなければ採用には至らず、運よく採用されても仕事をこなせなければ解雇されてしまいます。海外転職は華やかなイメージがある反面、このような厳しい現実があることも理解しておきましょう。

現地採用からのキャリアパスは厳しい?

現地採用の場合、管理職への昇進ルートが限られている国や企業もあるため、若干厳しめです。

現地採用は、マネジメント層や幹部候補というより、即戦力要員として採用されるケースがほとんどです。日本採用の駐在員と違い、給与や雇用条件も現地水準に基づきます。

現地採用からのキャリアパスを実現させるには、現地採用で実績を積んで駐在員契約が可能かどうか打診するか、または同業他社の駐在員ポジションへの応募がおすすめです。

海外転職で注意するべきポイント

海外転職で注意するべきポイント

海外転職は、国内での転職よりも注意すべき点がいくつかあります。特に、以下の5つのポイントを十分意識しておきましょう。

文化やライフスタイルが合わない可能性もある

海外転職では、待遇や勤務条件だけでなく、現地の文化やライフスタイルが自身に合うかどうかも非常に重要です。この2点が合わないと仕事や生活に支障が出て、早期帰国や再度転職の原因にもなりかねません。

残業や休暇の取り方に関する感覚や、合意形成の方法や意思決定のスピードといった仕事の進め方も、国ごとで大きく異なります。気候や食文化、治安なども日本とかなり差があるため、生活環境に変化を及ぼすでしょう。

現地の文化やライフスタイルのギャップを埋めるには、渡航前に「現地での働き方」「生活環境」「文化的背景」などを徹底的にリサーチしておきましょう。

時差が大きいと業務に影響する

アジア圏やオーストラリアなどは日本との時差がわずかなため、あまり影響はないでしょう。一方、アメリカやヨーロッパ諸国などはかなりの時差があるため生活リズムが崩れ、集中力低下によって業務に影響を及ぼす場合もあります。

時差が大きい国へ転職する場合、到着後はできるだけ早く、現地の時間帯に生活リズムを合わせるようにしましょう。また、時差ぼけで業務に集中できない時期は無理をせず、可能な範囲で業務のスケジュール調整を上司やチームへ相談することをおすすめします。

年金や医療制度の違いを知っておく

転職先の国によって、年金や医療精度の仕組みや自己負担額が異なります。年金制度は将来の老後資金や退職後の生活に大きく影響するため、現地の制度だけでなく、日本との制度連携も確認しておきましょう。

また、現地の医療制度を知らずに病気やケガをした場合、予想以上の費用がかかるリスクがあります。転職先企業の人事担当や現地駐在員に相談するほか、民間の海外保険に加入しておくのもおすすめです。

年金や医療制度に関しては、事前に日本の年金事務所や社会保険事務所で相談して、海外勤務中の年金の取り扱いや任意加入の方法について情報収集しましょう。

福利厚生が十分かチェック

海外では日本よりも医療費や生活費が高額になる場合が多く、福利厚生の健康保険や医療補助、住宅手当などがないと自己負担が大きくなってしまいます。特に、現地の社会保障制度が不十分な国だと、生活に支障を来たす要因にもなりかねません。

転職先企業の福利厚生がしっかりしていれば、突発的な病気や事故にも対応しやすくなります。入社前に「健康保険のカバー範囲」「年金や退職金制度の有無」「住宅手当」などを中心にチェックしておきましょう。また、福利厚生に関して不明な点があれば、人事や現地社員に質問しておくことをおすすめします。

海外駐在と現地採用は異なる

海外駐在と現地採用は働く場所は同じでも、「待遇」「役割」などの面で、大きな違いがあるといえるでしょう。海外駐在の場合、日本企業で採用され、管理や調整を担うポジションとして海外へ派遣されます。

給与や待遇は、日本基準の給与に加えて、駐在手当などが支給されます。また、日本へ帰国することが前提となっているため、海外勤務の期間も短期~中期程度です。

一方、現地採用は現地企業の社員として直接雇用されるため、給与なども現地基準です。現地採用の場合は海外勤務の期間も、退職や諸事情による帰国がない限り、長期または無期限の現地勤務になります。

海外転職で役立つスキル・資格

海外転職で役立つスキル・資格

海外転職を目指す場合、以下に挙げる4つのスキルや資格を保有していると、より転職活動が有利に進みます。

海外転職で役立つスキル・資格

語学系のスキル・資格

海外転職には「TOEIC」「TOEFL」「IELTS」「ケンブリッジ英検」などのスキルがあると有利です。

海外求人の採用要件として、一定以上の語学力が求められるケースがほとんどです。

TOEICはビジネス英語のコミュニケーション力に関する証明になり、TOEFLはアメリカをはじめ、一部非英語圏の学術機関での評価が高いのが特徴です。

IELTSはイギリスやオーストラリア、カナダなどへの転職や就労ビザ取得に役立ちます。また、ケンブリッジ英検ならヨーロッパ圏の企業や教育機関への就労に有利です。

必ずしもネイティブレベルが求められるとは限りませんが、就労ビザ取得に語学系資格が役立つこともあり、バイリンガルの転職は海外では特に有利と言えます。

MBA

MBA(経営学修士)は、グローバルビジネスでのマネジメント層への転職で非常に有利です。

MBAは、「経営戦略」「財務」「マーケティング」「組織管理」「リーダーシップ」など、企業経営に必要な知識とスキルを体系的に学びます。

MBAホルダーであれば、業種や職種を問わず、ビジネスプロフェッショナルである何よりの証明になります。海外転職時にも書類選考や面接で注目されやすく、管理職やリーダー候補としての資質をアピールできるでしょう。

また、MBAは学位と共に新たなジャンルを狙える強みもあります。このためエンジニアからマネジメント職、営業職から海外マーケティングなどの海外転職にも有利です。

通関士

高度な専門性を発揮する通関士は、国際物流や貿易関連企業への海外転職において有利です。

通関士は、輸出入に関する税関手続きを専門的に扱う国家資格です。関税に関する法制度に精通し、輸出入に関わる書類の作成および確認、原産地証明や税関対応などの実務処理を行います。

通関士のスキルは、国際物流や貿易関連企業においては非常に重宝され、特に日系企業の海外拠点や現地法人でのニーズが高くなっています。通関士の資格保有者なら、海外駐在候補者や貿易業務のマネジメント候補者として、選考も有利に進むでしょう。

IT系の資格

AWS認定資格」「CCNA/CCNPなどのCisco資格」などは、エンジニアの海外転職に有利です。

Solutions ArchitectやDevOps EngineerといったAWS認定資格はアメリカやカナダ、EU全域などでの評価が高く、クラウドエンジニアとして海外転職を目指せるでしょう。Cisco資格なら東南アジアや中東で、ネットワークエンジニアとしての活躍が期待てきます。

また、「Python」「Java」「JavaScript」「C#」といったプログラミング言語のスキルや開発経験は、求人も多いため転職がスムーズに進みます。そのうえ、英語での技術ドキュメント作成などの実務経験などがあれば、さらに有利といえるでしょう。

海外転職に強い転職エージェント・サイトに関するよくある疑問

海外転職に強い転職エージェント・サイトに関するよくある疑問

海外転職に強い転職エージェント・サイトを活用する際に、よくある3つの疑問を、以下にまとめました。あらかじめ疑問点を解消しておけば、スムーズな海外転職が実現します。

海外転職向けエージェントでエンジニアに強いのは?

LHH転職エージェントJACリクルートメントエンワールド・ジャパンが比較的おすすめです。

エンジニアとして海外転職を目指す場合、各エージェントやサイトの取扱い求人数は気になるところです。ただし、現状では海外エンジニア特化型の転職エージェントやサイトはありません。

上記に挙げた3社は、他社と比較して、エンジニア職求人の取扱いが比較的多めです。海外にも拠点がある企業へ採用された場合、将来的に海外駐在できる可能性があるでしょう。

転職エージェントを使わないほうがいい人は?

自分のペースで転職活動を進めたい、全て自身で判断したい方は、転職エージェントは不向きです。

転職エージェントは、さまざまなサポートが受けられるため、転職活動がスムーズに進みます。特に海外転職の場合は、求人紹介だけでなく、企業も含めた現地情報の提供や渡航に関するアドバイスもあるため、非常に役立つでしょう。

ただし、上記に該当する方は転職エージェントが介入するとペースが崩れたり、煩わしく感じたりする場合もあるでしょう。また、海外転職の場合は自身の目的や方向性がはっきり定まっていないと、転職エージェントを活用しても思うような結果にならない可能性もあります。

海外に強い転職エージェントで20代向けはある?

特に20代専門というところは見られないため、幅広い年代層を扱うエージェントがおすすめです。

扱う年代層が幅広い転職エージェントとして、「LHH転職エージェント」「JACリクルートメント」「エンワールド・ジャパン」「ビズリーチ」「リクルートダイレクトスカウト」の5社をおすすめします。

いずれも、外資系や日系グローバル企業も含めて、圧倒的な求人数を誇ります。また、豊富な求人の中から自身の条件に見合った案件が見つかりやすいといえるでしょう。

ただし海外転職の場合、20代はポテンシャル採用の可能性もありますが、スキルや経験不足などよって希望のポジションや職種に就きづらい面があることも認識しておきましょう。

海外転職に強い転職エージェント・サイトまとめ

海外転職に強い転職エージェント・サイトまとめ

今回は海外転職を目指す方に向けて、おすすめの転職エージェント・サイト紹介のほか、海外転職について知っておくべきポイントをまとめてお届けしました。

海外転職を成功させるには、まず、自身が働きたい国やエリアの転職支援実績が豊富な転職エージェントやサイトを選びましょう。また、保有する求人の業種や職種の傾向をチェックしておくことが肝心です。

ぜひ、本記事で自身と相性の良い転職エージェントやサイトを1社でも多く見つけて、海外転職という夢を叶えてください。

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