Salesforceは営業支援や顧客管理として使われるソフトウェアであり、世界的に多くの企業が利用しています。
カスタマイズ性にも優れているため、企業の課題やニーズに合わせて構築できます。
Salesforceエンジニアは企業の要望に応えてソフトウェアをカスタマイズできるため、需要が高い人材です。
これからSalesforceエンジニアの職業をはじめようと考えている方は「どのような仕事なのかわからない」という悩みもあるでしょう。
当記事では、Salesforceエンジニアの詳細から将来性、年収、仕事内容、デメリットまで詳しく解説します。
転職におすすめのエージェントや必要なスキル、強みとなる資格まで紹介するので、ぜひ参考にご覧ください。
Salesforceエンジニアとは
Salesforceエンジニアとは、Salesforceシステムの導入・運用・点検・導入後のサポートまで対応する人材を指します。
Salesforceはエンジニア以外でも利用できるように設計されていますが、企業の課題やニーズに対応するためには高度なカスタマイズが必要です。
Salesforceエンジニアは「force.com」という独自プラットフォームから、企業の要望に合わせてソフトウェアをカスタマイズします。
Salesforceには「Apex」というプログラミング言語が使われており、Salesforceエンジニアはコードを書きながら開発を行なっていきます。
専門的な知識や技術を必要とするため、Salesforceエンジニアは多くの企業から需要のある人材となっているのです。
今後も需要率は伸びやすく、将来性の高い職種といえるでしょう。
Salesforceエンジニアの詳しい業務内容
Salesforceエンジニアは、以下のような業務内容となっています。
Salesforceの導入支援
Salesforceを導入するには、クライアント企業にとって必要な機能を決めておく必要があります。
不要な機能を取り入れてしまうと、営業活動の効率性が低くなる原因となってしまいます。
クライアント企業の課題やニーズをヒアリングし、具体的な導入の流れを決定することが基本です。
また、Salesforceは導入後も設定やテストの支援を行い、改善を繰り返しながら成果を出せるようにしていきます。
Salesforceの導入はクライアントにソフトウェアの理解度を深めてもらう必要がありますが、なかには丸投げをしたい企業も存在するので柔軟な対応ができればエンジニアの評価は高くなるでしょう。
開発や機能追加
クライアント企業の求める機能がSalesforceになければ、エンジニアは「Apex」のプログラミング言語を使って開発します。
一から機能を開発することもあれば、既存の機能を要望に合わせてカスタマイズすることも多いです。
Apexの構文はJavaと類似しており、必要に応じてSalesforceのソフトウェアと連携作業をすることもあります。
例えば、企業がすでに導入しているソフトウェアとSalesforceを連携させて、営業効率を向上させたいといった要望もあるでしょう。
そのためSalesforceエンジニアは、Apexの言語を理解するだけでなく連携スキルの習得も求められます。
運用・保守
Salesforceは運用後にトラブルが発生することもあるため、エンジニアは運用や保守も対応します。
例えばSalesforceの導入後にクライアント企業が求めている使い方ができなかった場合、Salesforceエンジニアが再度カスタマイズをして修正します。
ソフトウェアの導入後にはトラブルが発生することも少なくはないため、Salesforceエンジニアは柔軟な対応が必要です。
また、クライアント企業にSalesforce導入後の使い方をアドバイスすることも、Salesforceエンジニアの業務内容となります。
クライアント企業はSalesforceについて悩みや疑問を抱えているため、導入前・導入・導入後の各プロセスで対応できるコミュニケーション能力を求められるでしょう。
稼働状況の分析・改善提案
Salesforceのシステム稼働率を分析しながら、改善策をクライアント企業に提案することもエンジニアの業務内容です。
クライアント企業の事業環境に合わせてアドバイスが必要になるため、コンサルタントとしての対応を求められることもあります。
Salesforceは継続的に使用することでデータが蓄積されるので、分析をするためにもSalesforceエンジニアはデータ管理も求められます。
数値をチェックすれば何を改善すればいいのか明確化され、効果的な対策を提案可能です。
そのためSalesforceエンジニアは、コードの理解だけでなくデータ分析や提案力といったスキルも必要になるのです。
Salesforceエンジニアは「将来性が高い」とされる理由
これからSalesforceエンジニアを目指す方は「なぜ将来性が高いと言われているのかわからない」という悩みもあるでしょう。
こちらでは、Salesforceエンジニアの将来性が高いとされる理由について詳しく説明します。
安定した働き方ができる職種なのか判断するためにも、ぜひ参考にご覧ください。
Salesforceの需要が安定している
Salesforceは世界で15万社以上、日本でも6,000社以上の導入実績があり、中小企業から大手企業まで導入しています。
安全で拡張性が高いことから、幅広い業種に対応したソフトウェアとして今後も普及が期待されています。
営業支援や顧客管理はビジネスで必要不可欠な業務となっているため、多くの企業から需要があるソフトウェアです。
Salesforceの需要が高まればSalesforceエンジニアの人材も必要になるので、安定した職業として活躍できます。
Salesforceは世界的にもシェア率が高いソフトウェアであるため、導入サポートができるエンジニアの将来性は高いといえるでしょう。
カスタム可能なシステムのためエンジニアが求められる
Salesforceは優れた拡張性が特徴となっており、企業に合わせてカスタマイズすることが一般的です。
Salesforceは既存の機能を使うことで利用できますが、企業の課題やニーズに対応するにはカスタマイズが必要になることもあります。
ただし、Salesforceのカスタマイズには専門的な技術や知識を必要とするため、必然的にエンジニアの人材が求められます。
また、Salesforceは導入後にもサポートが必要なので、多くの企業と中長期的なビジネスパートナーとして活躍することが可能です。
そのため柔軟なカスタマイズができるSalesforceエンジニアは、多くの企業から必要とされる人材となっています。
導入のみでなく様々なシーンでエンジニアの需要がある
Salesforceは導入後の運用・保守などが必要になるため、Salesforceエンジニアが活躍できるシーンは幅広くあります。
Salesforceの導入後にトラブルが発生することも多いので、Salesforceエンジニアは問題点を特定して柔軟に対応します。
また、Salesforceの使い方をクライアント企業にアドバイスすることもあり、継続的にエンジニアが活躍するシーンは多いです。
運用データをもとに改善策を提案することもあるため、Salesforceエンジニアはコンサルティングの業務も担っています。
Salesforceコンサルティング会社は多くあるため、エンジニアからコンサルタントへ転身するケースもありえます。
そして企業でSalesforceエンジニアとしての実績を増やせば、将来的にSalesforceフリーランスエンジニアとして独立した働き方もできるようになるでしょう。
関連記事>>Salesforceエンジニアがフリーランスになる方法!案件獲得法や単価相場も解説
Salesforceエンジニアの年収相場
求人boxの募集求人を参考にした結果、Salesforceエンジニアの年収相場は月30万円〜60万円、時間単価だと3,000円〜5,000円が多かったです。
年収換算すると、360万円〜720万円の収入を期待できます。
Salesforceエンジニアはスキルや経験によって幅があるため、実績が多ければ相場以上の収入を獲得できるようになります。
なかには年収1,000万円以上のSalesforceエンジニアも存在するので、ほかの業種に比べると高収入な職種です。
また、多くの案件をこなすことで、将来的にコンサルタントとして活躍することも可能です。
年収アップを求めるなら、Salesforceの実績だけでなく経営面のノウハウを身につけておくと良いでしょう。
Salesforceエンジニアへの転職におすすめなエージェント5選
Salesforceエンジニアへの転職を考えているなら、エージェントの利用をおすすめします。
エージェントでは求人を紹介してくれる担当者が用意されているため、効率良く転職活動を進行可能です。
こちらでは、Salesforceエンジニアへの転職におすすめなエージェントを5つ紹介します。
各エージェントの詳細や特徴を説明するので、ぜひ利用を検討してください。
マイナビITエージェント
- ITエンジニアの年収アップ率73.3%、転職後の定着率97.5%の実績
- 業界未経験な求人も豊富に用意
- 各業界・企業情報に精通したプロフェッショナルが多数在籍
マイナビITエージェントは、IT・エンジニアの転職をサポートしているエージェントです。
ITエンジニアの年収アップ率73.3%、転職後の定着率97.5%の実績があり、多くの転職者が利用しています。
業界未経験な求人も豊富に取り揃えているため、これからSalesforceエンジニアのスキルを身につけたい方にも最適です。
また、各業界・企業情報に精通したプロフェッショナルが多数在籍しており、最適な求人を紹介してもらえる点も魅力です。
応募書類の添削・模擬面接などもサポートしてもらえるので、転職活動を効率良く進められます。
大手求人会社の特化型エージェントを選ぶなら、マイナビITエージェントの利用がおすすめです。
関連記事>>マイナビIT AGENTの評判・口コミ
マイナビITエージェントの基本情報 | ||
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運営会社 | 株式会社マイナビ | |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it/ | |
公開求人数 | 21,693件(2024年11月1日現在) | |
主な求人職種 | ITコンサルタント、プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダー、システムエンジニアなど |
※マイナビのプロモーションを含みます
レバテックキャリア
- 業界実績10年のノウハウが蓄積
- Salesforceエンジニアの年収や必要な経験を理解できる機能が豊富
- 転職先の提案や職務経歴書の添削、面接対策、入社日調整などトータルサポート
レバテックキャリアは、IT・Web業界のエンジニア・クリエイター専門のエージェントです。
ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1、希望企業への転職成功率96%の実績があり、多くのエンジニアに好評となっています。
業界実績10年のノウハウが蓄積されているため、要望に合わせたIT転職のサポートが可能です。
サイト内には「年収予測機能」や「スキルシミュレーション機能」などがあり、Salesforceエンジニアの年収や必要な経験などを理解できます。
また、エンジニア転職に詳しい専門アドバイザーがキャリアアドバイスしてくれるので、転職先の提案や職務経歴書の添削、面接対策、入社日調整などトータルサポートしてもらえます。
ITエンジニア向けの機能やサポートの充実度を重視するなら、レバテックキャリアの利用がおすすめです。
関連記事>>レバテックキャリアの評判・口コミ
レバテックキャリアの基本情報 | ||
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運営会社 | レバテック株式会社 | |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ | |
公開求人数 | 34,566件(2024年11月1日現在) | |
主な求人職種 | エンジニア、PM・PL、コンサル、ディレクター、デザイナーなど |
Geekly
- IT転職に詳しいアドバイザーが100名以上在籍
- 転職支援実績14,000件、取引企業数3,600社以上の実績
- IT転職の専門家による無料の履歴書・職務経歴書の添削サポート
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界の転職をサポートしているエージェントです。
IT転職に詳しいアドバイザーが100名以上在籍しており、平均年収アップ額78万円の実績があります。
転職支援実績14,000件、取引企業数3,600社以上の実績があるため、キャリアアドバイザーが転職者の経験や希望条件に合わせて最適な求人を紹介してくれます。
取引企業には大手企業も多く、転職後のキャリアアップと年収アップを期待できる点も魅力です。
IT転職の専門家による無料の履歴書・職務経歴書の添削サポートもあるので、書類の選考通過率をアップできます。
IT専門のアドバイザーが多く在籍しているエージェントを選ぶなら、Geeklyの利用がおすすめです。
Geeklyの基本情報 | ||
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運営会社 | 株式会社Geekly | |
公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ | |
公開求人数 | 29,394件(2024年11月1日現在) | |
主な求人職種 | SE、インフラエンジニア、Webエンジニア、ITコンサルティング、Webマーケティングなど |
リクルートダイレクトスカウト
- 人材業界で60年以上の実績を持つ株式会社リクルートが提供
- 大手リクルートから幅広い業界・業種の求人を見つけられる
- 人材要件と求職者のレジュメを分析してマッチする可能性の高い候補者を自動的にレコメンド
リクルートダイレクトスカウトは、大手求人会社であるリクルートが運営するエージェントです。
幅広い業界・業種の求人を取り扱っているため、多くの求人から自分に合った企業を見つけられます。
人材業界で60年以上の実績を持つ株式会社リクルートが提供しているので、これまでのノウハウをもとに最適な求人を紹介してくれます。
サイトにはAI機能が搭載されており、人材要件と求職者のレジュメを分析してマッチする可能性の高い候補者を自動的にレコメンドできます。
大手求人会社のエージェントを求めるなら、リクルートダイレクトスカウトの利用がおすすめです。
関連記事>>リクルートダイレクトスカウトの評判・口コミ
リクルートダイレクトスカウトの基本情報 | ||
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運営会社 | 株式会社リクルート | |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ | |
公開求人数 | 392,208件(2024年11月1日現在) | |
主な求人職種 | エンジニア、営業、ITコンサルティング、Webマーケティング、Webサイト運営など |
Type転職エージェント
- IT・営業・ハイクラス・販売・事務の5つの領域別に専門知識を持ったアドバイザーが在籍
- サービス開始から25年以上の蓄積されたノウハウ
- 採用企業の人との連携によって良質な情報収集ができる
Type転職エージェントは、IT・営業・ハイクラスの転職に強いエージェントです。
IT・営業・ハイクラス・販売・事務の5つの領域別に専門知識を持ったアドバイザーが在籍しており、希望条件に合わせて求人を紹介してくれます。
求人数27,000件以上、34万人の転職支援実績があり、キャリアアップができたエンジニアも多いです。
サービス開始から25年以上の蓄積されたノウハウをもとに、納得感のある転職を実現できます。
また、エージェントから求人先の良質な情報を提供してもらえる点も魅力です。
たしかな実績とサポート面の充実度を重視するなら、Type転職エージェントの利用がおすすめです。
Type転職エージェントの基本情報 | ||
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運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター | |
公式サイト | https://type.career-agent.jp/ | |
公開求人数 | 12,387件(2024年11月1日現在) | |
主な求人職種 | システムエンジニア、Webエンジニア、営業、販売、クリエイティブなど |
Salesforceエンジニアに必要なスキル4つ
Salesforceエンジニアに必要なスキルとして、以下の4点が挙げられます。
1.プログラミングスキルや開発経験
Salesforceエンジニアとして業務をこなすには、プログラミングスキルや開発経験が必要です。
Apexをはじめ、JavaやC#といったプログラミング言語は、Salesforceをカスタマイズするために習得しなければいけません。
Salesforceの環境では基本的にApexを使いますが、ほかのソフトウェアと連携するときにはJavaやC#を利用することもあります。
また、企業からはApexを用いた開発の実務経験を求められることが多いため、プログラミングスキルの知識や技術があったとしても経験がなければ転職が難しくなります。
求人によっては未経験者を歓迎していることもあるので、入社後に開発経験をつけることも可能です。
そのため転職活動をスムーズに成功させたいなら、Salesforceに関するプログラミングスキルや開発経験を身につけておくと良いでしょう。
2.UI/UX設計に関する知見
Salesforceは最終的にクライアント企業が利用するため、利便性を向上させるためにUI/UX設計に関する知見も必要です。
ユーザー視点の開発は要件定義やヒアリングのフェーズで求められるので、どうすれば使いやすくなるのかを考えなくてはいけません。
UI/UX設計に関する知見があれば、機能の追加や改善もスムーズにできるようになります。
エンドユーザーが利用しやすくするためにも、UI/UX設計に関する知見も身につけておきましょう。
3.コミュニケーションスキル
クライアント企業の課題やニーズに応えるためにも、Salesforceエンジニアはコミュニケーションスキルも必要です。
クライアント企業とのヒアリングを通じて、課題を解決するためにどのような機能を追加すればいいのかを聞き出していきます。
相手がSalesforceに関して知見がないことも多いため、Salesforceエンジニアは内容をわかりやすく伝えなくてはいけません。
基本的な対人スキルだけでなく、クライアント企業の意図を汲み取りながら要望を実現する能力が求められます。
コンサルとしての側面を求められることもあるので、柔軟な対応が必要になります。
そのためSalesforceエンジニアは、要望を聞き出すための質問や説得力のある提案などのスキルを身につけておくと良いでしょう。
4.Salesforceに関する知見
Salesforceエンジニアは、Salesforceに関する深い知見が求められます。
従来の情報ばかりに固執していると、柔軟な対応を求めるクライアントの要望に応えることが難しいです。
Salesforceは新しい機能やアップデートの情報が更新されているため、調査しておくことでクライアント企業に適切な提案ができるようになります。
また、Salesforceと関連性の高いアプリケーションやツール、類似するCRMや関連ツールなどについても知見を深めておくことも大切です。
Salesforceは日々更新されているので、関連する知見を深めるように調査しておきましょう。
Salesforceエンジニアを目指すなら取っておきたい資格3つ
Salceforceエンジニアの仕事は資格を必要としませんが、保有しておくことで転職活動時の強みとなります。
実務経験を重視されることのほうが多いですが、持っていればプラス要素となるでしょう。
Salesforceエンジニアとして取っておきたい資格には、以下の3つがあります。
1.Salesforce認定アドミニストレーター
Salesforce認定アドミニストレーターは、Salesforceの基本的な知識があることを証明する資格です。
Salesforceの代表的な資格となっており、Salesforceエンジニアは取得を目指す方が多いです。
Salesforceのメンテナンスや要件定義に基づいた管理方法といった内容を
問われるため、試験までに学習しておく必要があります。
Salesforce公式サイトでは、インタラクティブ型学習ツールを使用しながら試験内容の学習ができます。
Salesforceの基礎的な知識が身についていることをアピールするなら、Salesforce認定アドミニストレーターの取得がおすすめです。
2.Salesforce認定Pardotスペシャリスト
Salesforce認定Pardotスペシャリストは、マーケティングやコンサルティングの基本資格です。
戦略的なマーケティングプロセスを構築できることを証明できるため、転職活動の際に強みとなります。
クライアント企業への提案にも役立ち、論理的で説得力のある提案ができます。
Salesforce認定アドミニストレーターと同じく、Salesforce公式サイトから学習と準備が可能です。
試験では、Pardotを活用したマーケターのワークフロー設計や構築、実装などについて知識が問われます。
3.Salesforce認定Platform アプリケーションビルダー
Salesforce認定Platform アプリケーションビルダーは、Salesforce Platformの開発・アーキテクトの基本資格です。
Salesforceのカスタマイズ機能を利用して、設計や構築、実装ができることを証明できます。
アプリケーションの構築ができるため、Salesforceエンジニアとして大きな強みとなります。
Salesforce公式サイトでは、クラスとワークショップからSalesforce Platform アプリケーションビルダーの基礎を学習可能です。
試験では、Salesforceのカスタマイズ機能を利用して設計や構築、リリースなどのスキルが問われます。
Salesforceエンジニアになるには?転職までのステップ
現役エンジニアとして仕事をしている方は、Salceforceの独自言語を習得して転職するにはどのような流れなのかわからない方も多いでしょう。
こちらでは、Salesforceエンジニアになるための転職ステップについて説明します。
スキルの習得方法や企業への入社プロセスを理解できるため、ぜひ参考にご覧ください。
1.Salesforceについてオンラインツールなどで学ぶ
Salesforceエンジニアとして転職するには、Salesforceについて知識やスキルを身につける必要があります。
これまでITエンジニアとしてプログラミング経験があったとしても、Salesforce特有のプログラミング言語であるApexを学習しなければいけません。
Salesforce公式サイトが提供している「Trailhead」を利用すれば、Salesforceについて無料で学習可能です。
Trailheadでは求めるキャリアに必要なスキルを効率良く学べるため、Salesforceの理解度を深められます。
ただし、オンラインツールや教本から独学で学習するには、長い時間がかかってしまいます。
もし短期間のうちにSalesforceの知識やスキルを身につけたいなら、専門のスクールを受講することも1つの手段です。
Salesforceエンジニアとして転職を成功させるためにも、まずはオンラインツールやスクールからSalesforceのノウハウを学習しましょう。
2.Salesforceを扱う企業へ入社し経験を積む
Salesforceエンジニアは、開発の実務経験を重ねることで転職がスムーズにできるようになります。
将来的に本格的なSalesforceエンジニアとして仕事をするなら、Salesforceを扱う企業に入社して現場経験を積むことが大切です。
現場での経験は独学よりも成長のスピードが早く、Salesforceエンジニアの実務経験を重ねることができます。
クライアント企業とやり取りをすることもあるため、コンサルティングスキルも合わせて身につきます。
Salesforceを扱う企業へ入社し、実務経験を重ねたら本格的なSalesforceエンジニアとして仕事ができる企業へ転職すると良いでしょう。
Salesforceエンジニアに関するよくある疑問
これからSalesforceエンジニアを目指す方は、いくつか疑問を持っているのではないでしょうか。
こちらでは、Salesforceエンジニアに関するよくある疑問について回答します。
Salesforceエンジニアの疑問を解消できるため、ぜひチェックしてください。
「Salesforceエンジニアはやめとけ」は本当?何が大変?
Salesforceエンジニアの仕事は求められるスキルが幅広いため、インターネットの情報ではやめておいたほうがいい意見が多いです。
しかし、Salesforceエンジニアは特殊なプログラミング言語を使用できるので、多くの企業から需要がある人材です。
また、Salesforceは年々導入している企業が増えており、自社の課題やニーズを解決するためにカスタマイズできるSalesforceエンジニアが求められています。
そのためSalesforceエンジニアは「やめとけ」と言われるような危険やリスクがある仕事ではなく、将来性も十分にある職種となっています。
Salesforceのプログラミング言語は何ですか?
Salesforceでは、独自のプログラミング言語である「Apex(エーペックス)」が使われます。
Apexは、Salesforce社が提供しているSalesforce専用のプログラミング言語です。
代表的なプログラミング言語である「Java」と似ているため、直感的に扱いやすいコードとなっています。
ただし、活用するには高度な知識が必要なので、今後もSalesforceエンジニアは活躍が期待できるでしょう。
Salesforceエンジニアは未経験でもなれる?
Salesforceエンジニアが使用するApexのプログラミング言語は、未経験者には習得が難しいです。
はじめはエンジニアとして基礎的なJavaやSQLといったプログラミング言語を学習し、徐々に経験を積むことが大切です。
新卒未経験でSalesforceを扱う会社に入り、社内研修からApexを習得するケースもありますが、即戦力を求められる中途採用では稀と思われます。
求人サイトの「求人ボックス」で検索した結果、Salesforce エンジニア 未経験で検索すると上記のような求人が4,105件(6月18日時点)ありました。
ただし「未経験OK」と記載されていたとしても「Salesforceが未経験のプロエンジニア」を指している可能性もあるので事前チェックが必要です。
なかには、Javaを中心とした開発経験が必須な案件もあります。
Salesforceエンジニアへの転職事情まとめ
今回は、Salesforceエンジニアの詳細から将来性、年収、仕事内容、デメリット、転職におすすめのエージェント、必要なスキル、強みとなる資格まで詳しく解説しました。
Salesforceは世界的にも多くの企業が導入しているソフトウェアであり、カスタマイズができるエンジニアの需要は高いです。
国内でも導入を進めている企業は増えているため、将来的にも高い需要を見込める職業といえます。
また、年収も700万~1,000万円ほどのケースがありIT系では高収入なので、安定したなかで働くことが可能です。
これかでSalesforceエンジニアとして活躍したい方は、Salesforceについてオンラインツールなどから基礎を学んでスキルを応用できる企業で実務経験を積みましょう。
ぜひ当記事で紹介したエージェントを利用しながら、Salesforceエンジニアとして仕事をはじめてください。