- ハイクラス転職をしたいけど、どの転職エージェントが良いの?
- 転職活動をしたいけど現職が忙しくて時間が取れない
キャリアや年収アップを狙った転職活動をする際、このような疑問や悩みを感じることも多いのではないでしょうか。
ハイクラス転職を目指す際は、転職エージェント等を活用した方が効率的に転職活動を進められますが、アドバイザーとの面談などで時間を取られてしまうことも否めません。
そこでおすすめしたいのが、ハイクラス向け転職に特化したスカウトサービスであるリクルートダイレクトスカウトです。
本記事では、リクルートダイレクトスカウトの特徴や評判、口コミ、利用するメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
ハイクラス向けおすすめ転職エージェント
サービス名 | 特徴 |
---|---|
![]() | ハイクラス・ミドルクラス転職ならJACリクルートメント!転職支援実績約43万人。 東証プライム市場上場企業が運営のため、日系大手、外資系、メガベンチャーなど多様のハイクラス求人を紹介可能 |
![]() ビズリーチ | 30代の転職後年収平均が840万以上と年収アップに強い。 2500名以上にのぼるヘッドハンターがスカウトを行う、ハイクラス特化のスカウト型エージェント。 |
![]() LHH転職エージェント | 3人に2人の年収アップ実績!※ 年収600万円以上の厳選求人が多数 年収平均101万円UP・10人に1人が年収1,000万円以上※での転職に成功など確かな実績。 (※2023年4月自社調べ) |
リクルートダイレクトスカウトとは

引用元:リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス向けの転職に強い転職スカウトサービスです。
一般的な転職エージェントとは違い、登録後はヘッドハンターや企業からのスカウトを待つだけで、キャリアアップや年収アップを目指せる仕組みが特徴です。
他の転職スカウトサービスと比べた際の強みはあらゆる業界職種の求人を取り扱っていることにあります。
株式会社インディードリクルートパートナーズが運営していることもあり、豊富な実績と蓄積されたノウハウから求職者に合わせた求人紹介を受けられることも魅力です。
知名度も抜群で大手企業が運営していることから、これまでスカウトサービスを利用したことがない人でも安心して利用できるといえるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトの基本情報
リクルートダイレクトスカウトの運営会社情報は次の通りです。
会社名 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
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事業者番号 | 13-ユ-308560 |
所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
主な求人職種 | ・経営ボード ・経営企画、事業企画 ・管理、人事 ・広告、マーケティング ・クリエイティブ ・営業、サービス ・マスコミ、メディア ・コンサルタント ・ITエンジニア(インフラ、開発、Web、組み込みなど) ・金融、不動産、建設 など |
公開求人数 | 483,761件(2025年5月8日現在) |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp |
リクルートダイレクトスカウトの特徴
リクルートダイレクトスカウトの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
スカウト型で企業・エージェントから声がかかる
リクルートダイレクトスカウトは、自ら求人を探して応募する従来のスタイルとは異なり、企業や転職エージェントからスカウトが届く「スカウト型」のサービスです。
求職者が登録したレジュメの情報をもとに、企業側が求めるスキル・経験とマッチした場合に直接声がかかるため、自分では気づかなかった新たなキャリアの可能性にも出会えるのが特徴です。
さらに、AIが希望条件に合致するスカウトにラベルを付与してくれるため、たくさん届くスカウトの中から、自分に最も適したものを見つけやすくなっています。スカウトを受け取ることで、より高い確率で理想の転職先と出会うチャンスが広がります。
質問に答えるだけのレジュメ機能あり
リクルートダイレクトスカウトには、質問に答えるだけでレジュメを作成できる機能があります。レジュメ機能は、転職活動を始めるうえで負担になりがちな職務経歴書作成を、効率よくできる仕組みです。
経験やスキル、希望条件などの簡単な質問に答えていくだけで、自動的にレジュメが作成される便利なシステムが特徴となっています。文章を一から考える必要がないため、初めて職務経歴書を作成する方でも安心です。
また、リクルートグループ共通のレジュメフォーマットに対応しているため、リクナビNEXTなど他サービスとの連携もスムーズです。
チャット機能で企業と気兼ねなくやり取り可能
リクルートダイレクトスカウトでは、企業や転職エージェントとのやり取りをチャット形式で行うことができます。これにより、堅苦しいメール文面を考える手間が省け、カジュアルかつスピーディーにコミュニケーションを進めることが可能になります。
面接日程の調整や細かな条件交渉もチャットで手軽にできるため、やり取りにかかるストレスを大幅に軽減。お互いにリラックスした雰囲気で話を進めることができるため、企業側も求職者の人柄をより自然に理解しやすくなり、ミスマッチの防止にもつながります。
「気になる企業ともっと気軽に話してみたい」という求職者にとって、非常に心強い機能です。
リクルートダイレクトスカウトの良い評判・口コミ
ここでは、リクルートダイレクトスカウトに寄せられている良い評判や口コミを紹介しています。
良い口コミ①面談で方向性を明確にできた
リクルートダイレクトスカウトで声をかけてくれたエージェントとオンライン面談。2時間みっちり話し合って今後の進め方と方向性を擦り合わせ。ブランクがあっても年収⤴️が狙えそうとのことでやる気が湧いてきた笑 早速紹介された案件がドイツ企業でご縁を感じた😂
— miu@ややドイツ推し🇩🇪 (@miu_nuernberg) August 31, 2023
求職者がエージェントとじっくり話し合えるのは、リクルートダイレクトスカウトならではの魅力です。2時間にも及ぶ面談で方向性を整理できたことで、転職活動に対するモチベーションも大きく向上したようです。ブランクがあっても前向きになれるサポート体制は、求職者にとって心強い存在といえるでしょう。
良い口コミ②しっかり経歴を見たうえでスカウトしてもらえた
今回入社を決めた企業はリクルートダイレクトスカウトでのスカウトメール。
正直この方以外のスカウトは全部私は興味わかなかった。ちゃんと経歴見てくれたのこの方だけ。
それ以外の内定や最終面接結果待ちで終わったのは4社。indeedで直接応募1、ワークポート1、リクルートエージェント2。
— ちゃこ|アラフィフワーママ、キャリア×副業で人生をもっと自由に (@cha_co0111) October 5, 2023
数あるスカウトの中でも、しっかりと経歴を読み込んだ上で声をかけてもらえた経験は、求職者にとって大きな信頼感につながります。単なる一斉送信ではなく、個別性を大切にするアプローチが成功につながった好例です。自分に本当に合う企業との出会いを期待できるのが、リクルートダイレクトスカウトの強みです。
良い口コミ③よい案件があり内定できた
47歳で技術を極めて社会貢献したいとの方向性の転職活動を実施したのですが、企業からのダイレクトスカウトだとビズリーチで、エージェント経由だとリクルートダイレクトスカウトがいい案件ありました。結果としてリクルートダイレクトスカウトでお声がけ頂いたエージェント経由で内定となりました。
— KAWANO Fumihiko (@talk_like_staw) March 5, 2022
こちらの口コミは、目指すキャリアに合った案件に出会い、内定までたどり着いた体験談です。上記の方は特にエージェント経由での提案に満足しており、リクルートダイレクトスカウトが専門性を活かしたい求職者にとって有力な選択肢になることが見受けられます。
良い口コミ④注目していた企業からスカウトが来た
昨日重い腰上げてリクルートダイレクトスカウト登録したら一晩で2桁件スカウト来ててマッチングアプリの女か?って状態になっているなど
ただ業種的にに注目してた企業からもスカウト来ててテンションは上がってる(˙꒳˙ 三 ˙꒳˙ 三 ˙꒳˙)— 四季 (Shiki)* (@splash_j01) April 1, 2025
登録してすぐに注目企業からスカウトが届くという体験は、サービスのスピード感とマッチング力を実感できるポイントです。さらに、こちらの方の場合は注目していた企業から声がかかったとのことでした。このように、リクルートダイレクトスカウトは転職活動の第一歩を力強く後押ししてくれるサービスといえるでしょう。
良い口コミ⑤魅力的なスカウトが多い
リクルートダイレクトスカウトは良さげなところから結構スカウト来るんだけど、どうやらハイクラス向けらしく私でいいのか…?ってなってる
— リョウ (@FluffyLupus) November 7, 2023
ハイクラス向けの案件が多く集まるリクルートダイレクトスカウトでは、自身の市場価値を再認識できる場面も少なくありません。高いポテンシャルを期待する企業からのスカウトを受け取ることで、キャリアアップのチャンスが広がるでしょう。思いがけない自分の可能性に気づくきっかけにもなります。
リクルートダイレクトスカウトの悪い評判や口コミ
良い評判や口コミが寄せられる一方で、リクルートダイレクトスカウトには悪い評判や口コミも存在します。
ここでは、リクルートダイレクトスカウトに寄せられるネガティブな意見について確認していきましょう。
悪い口コミ①スカウトが来すぎる
リクルートダイレクトスカウト登録したんだが、毎日100件くらいスカウト来て見てられない。。。
そもそもまだ職歴とかほとんど書いてないのに。
派遣みたいなのから大量にくる。他のメールみれなくなるので迷惑メールに登録。。
— りっすん英勉中現在TOEIC800後半 (@hduij2ruti) September 26, 2023
登録後、短期間で大量のスカウトが届くケースもあるようです。そのため、取捨選択に手間を感じることもあります。量より質を重視したい方には、受信設定の変更などを活用することなど、負担を軽減する工夫が必要かもしれません。
悪い口コミ②エージェントばかりにスカウトされる
リクルートダイレクトスカウトに登録してみたけど、連絡くるのは人材紹介会社のエージェントからばかり😢
こんな感じ?#リクルートダイレクトスカウト— はわい (@Kabu_Hawaiian) April 17, 2023
リクルートダイレクトスカウトでは、企業直接スカウトだけでなくエージェント経由の提案も多く見受けられます。エージェントを介した紹介に抵抗がある場合は、企業からの直接スカウトを優先して確認するなど、希望に合わせた使い分けが重要です。
悪い口コミ③スカウトは多いが内容がいまいち
リクルートダイレクトスカウト
大量に連絡来るも内容は微妙、、— 情シスやるお (@yarukinasao0) August 15, 2024
リクルートダイレクトスカウトはスカウト数が多い反面、求職者の希望や経験にマッチしない案件も含まれている場合があります。質の高いスカウトを受け取るためには、レジュメ情報を丁寧に更新したり、希望条件を細かく設定することが効果的です。
悪い口コミ④ニーズに合わないオファーが来た
リクルートダイレクトスカウト
全く経験のない仕事もオファー来るんだね。しかも岐阜県の企業からだし…
Uターン希望だから応募しないよねー。そもそも応募しても落ちると思う笑— めたもん (@metamon_inv) August 4, 2024
リクルートダイレクトスカウトのオファーの中には、希望とズレた求人が含まれる可能性もあります。特に勤務地や業種に強いこだわりがある場合、条件設定を明確にしておくことが重要です。ミスマッチを減らすためには、こまめなレジュメ見直しや、希望条件の詳細入力が必要といえるでしょう。
悪い口コミ⑤履歴書を見ていないのかミスマッチ気味
リクルートダイレクトスカウト
スカウトはたくさんきますが、書類選考やるよがベースで実は履歴全くみてなかったんじゃないかというのが正直な感想です。全部ミスマッチで次があるなら使わないです。後管理が大変なので、ユーザビリティが低いです— みそていか (@misoteika) April 1, 2022
上記のコメントのように、リクルートダイレクトスカウトはスカウトの量に対して質が伴わないと感じる声も見られます。このような場合、自分自身の情報をしっかり整えたうえで、受信するスカウトの精査やブロック機能を活用するなど、ストレスを減らしながら上手にサービスを利用する工夫をするのもおすすめです。
リクルートダイレクトスカウトの仕組みとスカウトの種類
リクルートダイレクトスカウトでは、面接または面談が確約されているスカウトが送られてきます。
リクルートダイレクトスカウトは2023年12月にリニューアルを実施しており、その影響でスカウトの仕組みにも変更がありました。以前はGOLDスカウトの名称で特別なスカウトが送られてくることがありましたが、現在では面接・面談確約のスカウトのみ送られる仕組みとなっています。
スカウトの仕組みがよりシンプルになったことで、求職者は不要なスカウトに目を通す必要がなくなり、自分の興味のある企業・エージェントのスカウトを選びやすくなったと言えるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトを利用するメリット
ハイクラス向けの転職エージェントは多数ありますが、リクルートダイレクトスカウトを選ぶ理由にはどのようなものが挙げられるのでしょうか。
ここでは、リクルートダイレクトスカウトを利用するメリットについて紹介していきます。
登録するだけで求人紹介してもらえる
在職中に転職活動を進めようとすると、仕事をしながら求人探しや企業研究、履歴書や職務経歴書などの提出書類の作成や、面接日程の調整、面接対策など非常に多くのことを行わなければなりません。
そのため、在職中に転職活動を検討している人のなかには「なかなか時間が取れない」ことが課題となることも少なくないのです。
その点、リクルートダイレクトスカウトでは、登録した職務経歴をはじめとするレジュメを見たヘッドハンターや企業からスカウトされるので、負担が少なく転職活動ができることが魅力です。
また、このようにスカウトに重きを置いていることから、利用者は自身の市場価値を確認するためのツールとしても役立てることができるでしょう。
ハイクラスに特化しながらも豊富な求人数を誇る
転職によるキャリアや年収アップが珍しくなくなった昨今において、転職エージェントは非常に数多くの種類があります。
一般的に、業界や分野に特化した転職エージェントでは、その取り扱い求人数が少なくなる傾向にありますが、リクルートダイレクトスカウトでは約494,600件(2025年5月時点)と国内トップクラスの公開求人数を誇ります。
そのため、利用前から取り扱い求人を閲覧することができるので「自分が希望するものがあるのか」「どの程度のレベルが求められるのか」など、確認したうえで使えるのでミスマッチが起こりにくいのもメリットといえます。
ハイクラス転職に尻込みしている人は、求められる実績やスキルを確認することで、自信に繋げることもできます。
自分に合ったヘッドハンターを探せる
リクルートダイレクトスカウトでは、スカウトをただ待つだけではなく、求人やヘッドハンターを自ら検索することが可能です。
ヘッドハンターは、求人紹介をしてくれるだけではなく、キャリア相談をすることもできるので、自身が希望する業界や職種を得意としているヘッドハンターを見つけることで、有益な情報を得ることができます。
ヘッドハンター検索では、得意分野だけではなくサポート実績も確認できるので、信頼できるヘッドハンターを見つけることも転職成功のポイントであるといえるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトを利用するデメリット・注意点
豊富な求人数と効率よく転職活動を進められるリクルートダイレクトスカウトですが、その一方で次のようなデメリットも存在します。
希望に沿ったスカウトが受けられないこともある
「登録後はスカウトを待つだけ」という手軽さがリクルートダイレクトスカウトの魅力の一つですが、誰もが希望に沿ったスカウトを受けられるわけではありません。レジュメに記載されている経歴やスキル・実績が不十分であったり、職務内容が曖昧だったりすると、ヘッドハンターや企業からの関心を得られない可能性があります。
また、実際に届いたスカウトや求人の内容が、自分の希望とはかけ離れていると感じるケースも少なくありません。条件の良さそうなスカウトであっても、精査すると期待外れということもあります。
そのため、より多くの求人に触れたい、転職の成功率を高めたいと考えている人は、リクルートダイレクトスカウトだけに頼るのではなく、他の転職エージェントと併用して情報収集するのが賢明です。
専属のキャリアアドバイザーが付くわけではない
多くの転職エージェントでは、利用者に対して専属のキャリアアドバイザーが付き、応募書類の添削や面接対策、企業とのやりとりの代行など、転職活動全般にわたる手厚いサポートが受けられます。しかし、リクルートダイレクトスカウトでは、そのようなマンツーマンの支援体制は用意されていません。
自らヘッドハンターを検索し、アプローチを待ったり、時には自発的に連絡を取ったりする必要があるため、転職活動に慣れていない人や、時間的余裕がない人にとっては負担に感じることもあるでしょう。
「相談できる相手が欲しい」「不安を解消しながら進めたい」と考えている人は、専属アドバイザーと二人三脚で進められる他の転職サービスの併用を検討することをおすすめします。
リクルートダイレクトスカウトがおすすめな人
メリットやデメリットだけではなく、相性も転職活動を成功させるためには重要な要素です。
ここでは、リクルートダイレクトスカウトを利用した方がいい人の特徴を紹介していきます。
リクルートダイレクトスカウトを利用した方がいい人の特徴には、次のものが挙げられます。
効率よく転職活動を進めたい人
リクルートダイレクトスカウトは、自分で求人を検索したり応募したりするのではなく、登録された職務経歴書やスキル情報をもとに、ヘッドハンターや企業側からスカウトが届く「待つ」スタイルの転職サービスです。
そのため、仕事が忙しくてなかなか求人をチェックする時間が取れない人や、面談予約ややり取りの手間を省いてスムーズに転職活動を進めたい人にとっては、非常に効率的な方法といえます。
特に、ある程度のキャリアを積んでおり、自分の強みを客観的に理解している人にとっては、スカウトによって思いがけない優良求人に出会える可能性もあります。
自分の市場価値を確認したい人
「今の仕事を続けるべきか迷っている」「転職すべきか判断がつかない」という人にも、リクルートダイレクトスカウトはおすすめです。登録した職務経歴やスキル情報に基づいてどのようなスカウトが届くのかを確認することで、自分の市場価値を客観的に把握することができます。
実際に届くスカウトの内容を見れば、自分の経験やスキルがどの程度評価されるのか、どのような業界・職種にニーズがあるのかといった情報が得られるため、今後のキャリア形成にも役立ちます。
「すぐに転職するつもりはないけれど、自分にどんな可能性があるのかを知りたい」といったライトな目的でも、有益な情報が得られる点は大きな魅力です。
ハイクラス転職をしたい人
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス転職を目指している方にもおすすめです。
リクルートダイレクトスカウトの特徴のひとつに、ハイクラス向けの求人が非常に充実している点が挙げられます。2025年5月時点では、公開求人464,600件のうち、およそ159,477件が年収800万円以上の高収入案件で構成されており、その割合は約34%にものぼります。
さらに、登録後には非公開求人の閲覧やスカウトの受信も可能になるため、市場には出回っていない好条件の案件に出会えるチャンスも広がります。
「年収を大幅に上げたい」「より責任あるポジションに就きたい」といったキャリアアップ志向の強い人にとっては、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトがおすすめできない人
利用した方がいい人がいる一方で、次のような人はリクルートダイレクトスカウトが向いていないといえます。
キャリアアドバイザーのサポートを受けて転職活動したい人
リクルートダイレクトスカウトでは、登録後に複数の企業またはヘッドハンターからスカウトを受ける形式が主となっています。
確かにキャリア相談を受けることは可能ですが、それはあくまでヘッドハンターとの個別対応となるため、注意が必要です。一般的な転職エージェントのように、専任のキャリアアドバイザーが付き、包括的な支援を受けられるわけではありません。
たとえば、職務経歴書や履歴書の添削、面接対策、希望条件に沿った求人の厳選といったサポートを求める人にとっては、物足りなさを感じる可能性があります。転職が初めてな人や、信頼できるアドバイザーにサポートしてもらいながら進めたい人には、転職エージェントサービスなどの方が適しているでしょう。
具体的な業界や職種が決まっている人
リクルートダイレクトスカウトは、多種多様な業界・職種の求人を幅広くカバーしており、転職市場全体の動向を把握するには適したサービスです。一方で、あくまで「スカウト型」であるため、自分の希望とは異なる職種や業界からの提案が届くことも少なくありません。
すでに「この業界でステップアップしたい」「この職種で専門性を高めていきたい」といった明確な方向性を持っている人にとっては、幅広すぎる選択肢が逆に非効率に感じることもあるでしょう。
そうした人には、特定の業界や職種に特化し、専門的な知識を持つアドバイザーが在籍する転職エージェントの利用がおすすめです。より的確な求人紹介やアドバイスが得られ、転職成功の可能性を高めることができます。
リクルートダイレクトスカウトとあわせて利用したいおすすめエージェント
転職エージェントは、複数利用することで紹介求人数を増やせるので、転職先の選択肢を広げることが可能です。
ここでは、リクルートダイレクトスカウトと併用するのにおすすめのエージェントを紹介していきます。
LHH転職エージェント

引用元:LHH転職エージェント
- 好条件の求人案件が見つかる可能性が高い
- 転職に関するさまざまな悩みや相談に乗ってくれる
- 豊富なグローバル求人を紹介してくれる
LHH転職エージェントは、総合人材サービスをグローバルに展開するアデコグループのハイキャリア向け転職サービスです。年収600万円以上※の厳選求人が多数掲載されているので、年収アップを目指している人には特におすすめです。
業界別ではなく専門領域に特化した職種別の担当コンサルタント制で、あなたの価値を正確に把握します。また、あなたの希望する職種・業界に対する深い見識も備えているため、ベストマッチな求人を提案することが可能です。
3人に2人が年収アップを実現※しており、異業界への転職でも年収大幅アップに期待できます。
企業と求職者の両方を担当する360度式コンサルティングで、レジュメでは表せないあなたの熱意を企業に直接届けてくれます。
運営会社 | アデコ株式会社 |
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公式サイト | https://jp.lhh.com/occupation/executive |
公開求人数 | 11,044件(2025年5月8日現在) |
主な求人職種 | ITセールス&コンサルティング ITテクノロジー エグゼクティブ |
ビズリーチ

引用元:ビズリーチ
- 豊富な求人数を誇る即戦力・ハイクラス人材に特化した国内最大級の転職サイト
- スカウト型で企業やヘッドハンターと直接やりとりできる
- 担当コンサルタントによる充実したサポート
ビズリーチは管理職や専門職、次世代リーダーなど、即戦力・ハイクラス人材に特化した国内最大級の転職サイトです。スカウト型の転職エージェントのため、人気企業や難関職種での転職を目指すハイスキルな方にぴったりです。
自身の経歴を登録しておけば、人気企業の採用担当者やヘッドハンターから高年収のスカウトが届きます。自分のペースで転職活動を進められるのも高ポイントです。企業と直接コンタクトが取れるため、効率的な転職活動が可能です。
また、高年収の求人が豊富な点も魅力です。経験・スキルが豊富な方であれば、大幅な年収アップが実現する転職が叶うでしょう。今回紹介したサービスと併用することで、よりスムーズに転職活動が進むはずです。
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
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公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
公開求人数 | 149,550件(2025年5月8日現在) |
主な求人職種 | 金融、経営、コンサル、ITジャンル関連職 |
JACリクルートメント

引用元:JACリクルートメント
- ハイクラス・ミドルクラス転職専門のエージェント
- 外資系・グローバル企業のハイクラス求人が充実
- 英文レジュメの添削や面接対策など各種サポートも手厚い
JACリクルートメントは、ハイクラス・ミドルクラス向けの転職エージェントです。
運営会社は、イギリス発祥のグローバル人材紹介会社の日本法人です。世界12か国で人材紹介事業を手掛けている世界的なグループならではのネットワークやノウハウを活かし、外資系企業・海外進出企業のグローバル求人情報を豊富に取り揃えています。外資系・グローバル企業を狙いたい方は、ぜひ今回紹介したサービスと併用することをおすすめします。
部長級・役員級クラスや課長級・マネージャークラスといったポジションや、技術職、専門職などの求人が多数あり、各業界・業種をよく知るコンサルタントがマッチングにあたります。
英文レジュメの書き方・添削や、応募企業ごとに異なる面接対策など、各種サポートも充実しています。全国10か所以上に拠点があるので、対面でのサポートをご希望の方も利用しやすいでしょう。
運営会社 | 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント |
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公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
公開求人数 | 21,312件(2025年5月8日現在) |
主な求人職種 | 人事・総務・経理・営業・コンサルタント・その他専門職など |
リクルートダイレクトスカウトの利用手順
リクルートダイレクトスカウトの登録から内定獲得までの流れは次の通りです。
利用登録・基本設定
まずは、リクルートダイレクトスカウトの公式サイトから利用登録を行いましょう。
レジュメの作成は、スカウトを受けるうえで重要な役割を果たすので、じっくり考えながら作成することをおすすめします。
スカウトがなかなか受け取れない人は、後から編集も可能なので効果的な見せ方になるようブラッシュアップしていくと良いでしょう。
スカウトを受け取る
ヘッドハンターや企業からスカウトを受け取ったら、返信をしましょう。
スカウトを受け取ったからといって必ずしも面談をする必要はないので心配はいりません。
紹介された求人について、ヘッドハンターへ詳細の質問をメッセージで送ることもできるので、積極的に利用することをおすすめします。
ヘッドハンターとの面談
紹介された求人に応募したい場合には、ヘッドハンターにその旨を伝えて面談を行います。
そこでも、求人の詳細情報や質問をすることができるので、気になる点があれば事前に整理しておくと抜け漏れなく進めることができます。
なお、詳細を確認して条件が合わないと感じれば辞退できるほか、具体的な条件を伝えることで別求人を紹介してもらえる可能性もあるので、情報を引き出すことを心掛けましょう。
採用選考・内定獲得
応募する求人が決まれば対策を行い、採用選考に臨みます。
「スカウトされたから大丈夫」というスタンスでは不採用となるため、必ずヘッドハンターと事前に相談するようにしましょう。
無事に内定を獲得できれば、転職活動は終了です。
リクルートダイレクトスカウトの退会方法
リクルートダイレクトスカウトを退会したい場合は、マイページの「設定」メニューから退会手続きを行うことができます。ログイン後、画面右上のメニューから「設定」を選択し、画面の指示に従って退会の手順を進めていけば、比較的簡単に手続きを完了させることが可能です。
退会自体は数分で完了しますが、手続きの前に確認しておくべき注意点があります。特に重要なのは、退会後は登録していた内容が利用できなくなるという点です。※
リクルートダイレクトスカウトは再登録が可能なサービスではありますが、いったん退会してしまうと、以前のアカウント情報は引き継がれないため、必要なデータやメッセージの内容は、事前にスクリーンショットを撮る、テキストで保存しておくなどして控えておくと安心です。
リクルートダイレクトスカウトを活用して転職活動を成功させるコツ
本項目では、リクルートダイレクトスカウトを活用して転職活動を成功させるためのコツを紹介しています。
レジュメを充実させる
リクルートダイレクトスカウトを活用して転職活動を成功させるためのポイントとしては、レジュメを充実させるという点が挙げられます。
リクルートダイレクトスカウトはスカウトサービスのため、レジュメを見た企業担当者や転職エージェントの目に留まらなければなりません。より自分の希望条件・職種などのスカウトを受け取るためには、ふさわしい人材であることをレジュメで示す必要があるということです。
リクルートダイレクトスカウトには質問に答えるだけでレジュメを作成できる機能があるため、ぜひ活用してみてください。
他サービスと併用する
リクルートダイレクトスカウトのほかに、転職エージェント等のサービスを併用するのがおすすめです。
転職活動の最終目標は希望に合う職場への転職ですが、スカウトを待っているだけの場合、転職が完了するまでに時間がかかってしまう可能性も考えられます。そこで、スカウト型のサービス以外にも、転職活動をアドバイザーが支援してくれる転職エージェントサービスなどを利用するのがおすすめなのです。
転職エージェントサービスに登録すると、コンサルタントやアドバイザーと呼ばれるサポート担当が、求人紹介や面接対策、選考日調整などを行ってくれます。リクルートダイレクトスカウトと併用すると、転職活動の速度がぐっと上がるため利用してみるとよいでしょう。
気になったスカウトだけ絞って対応する
リクルートダイレクトスカウトに登録すると、人によっては沢山のスカウトが来てしまい対応しきれなくなってしまう可能性もあります。
そのため、興味のあるスカウトのみに絞って対応するのがおすすめです。
仕事をしながらなど日々忙しく過ごしている中では、転職活動に使える時間は限られています。職種や条件が合わないと感じるものに対して時間をかけてしまうと、選考対策や情報収集などの時間が取れなくなってしまうケースもあるため、注意が必要です。
リクルートダイレクトスカウトに関する疑問・Q&A
リクルートダイレクトスカウトに登録する前に、疑問を解消しておきましょう。
ここでは、よくある質問を紹介していきます。
リクルートダイレクトスカウトの費用は無料ですか?
リクルートダイレクトスカウトは、求職者に費用が発生することは一切なく、無料で利用することが可能です。
これは、企業やヘッドハンターから報酬を得ている仕組みがあるからです。
リクルートダイレクトスカウトに登録すると職場にバレますか?
基本的に、どの転職エージェントでも本人の許可なく第三者に個人情報が開示されることはないので、職場に転職活動をしていることがバレる心配はありません。
リクルートダイレクトスカウトでは「企業ブロック設定」機能を利用することで、在籍中の企業や前職の企業に情報を非公開にすることができますので、忘れず設定するようにしましょう。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いは?
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチはどちらもスカウト型転職支援サービスです。ただし、利用料金などの部分が異なります。
たとえば、リクルートダイレクトスカウトは、登録からスカウトの受信、ヘッドハンターとのやり取り、求人情報の閲覧まで、すべての機能を完全無料で利用できます。これにより、転職活動を始めたばかりの方や、まずは情報収集をしたいと考えている方でも、気軽にサービスを利用することが可能です。
一方、ビズリーチには無料プランと有料プランが存在します。無料プランでも一部の機能は利用できますが、すべての求人情報へのアクセスや、ヘッドハンターからのスカウトへの返信など、より充実したサービスを受けるためには有料プランへの登録が必要です。
ヘッドハンターから届いたスカウトの返信期限は?
具体的な返信期限はありませんが、スカウトメッセージのなかに「何日までに返信いただきたい」と記述されていることもあります。
また、そのような記述がない場合でも、応募人数の上限に達した時点で締め切ってしまうものもあるので、気になる求人があれば早めに返信することを心掛けると良いでしょう。
リクルートダイレクトスカウトでスカウトが来ない理由は?
リクルートダイレクトスカウトでスカウトが来ない場合は、登録情報や通知設定に誤りがないか確認してみてください。
登録情報の確認や変更は、ログイン後マイページからおこなえます。「リクルートID会員情報変更」のページにて確認・編集が可能です。※1
登録情報に間違いがないことを確認したがスカウトが届かないという場合は、レジュメの内容のうち「現在の年収・職歴」と「学歴」が登録されていることを確認してみてください。公式サイトのヘルプでは、これらの登録がない場合、スカウトが届かないと記載されています。※2
リクルートダイレクトスカウトに登録すると担当者から電話が来る?
リクルートダイレクトスカウトに登録すると、エージェントやヘッドハンターなどから電話がかかってくる可能性もあります。
電話がかかってきて困るという場合は、連絡してきた担当者にメールでの連絡をお願いするなどの対策が必要です。
リクルートダイレクトスカウトの「気になる」ボタンとは?
リクルートダイレクトスカウトでは、興味のある企業や転職エージェントに対して「気になる」ボタンを押して関心を示すことができます。
気になるボタンを押すと、その企業や転職エージェントからレジュメを閲覧してもらえる可能性が高くなるため、興味がある企業などを見つけたら押してみるとよいでしょう。
ただし、気になるボタンは一度押すと取り消しができず、これについてはリクルートダイレクトスカウトの会員規約第10条にも記載されているため、注意が必要です。※
参照元
リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントの違いは?
リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントは、両方とも株式会社インディードリクルートパートナーズが運営する転職関連サービスです。
両者の違いは、提供しているサービス内容にあります。
- リクルートダイレクトスカウト:企業からのスカウトを受け取れる転職サービス
- リクルートエージェント:キャリアアドバイザーによる転職サポートが受けられるサービス
リクルートダイレクトスカウトは本記事でも解説したように、企業やエージェントから届くスカウトから興味を持ったものに対応していくイメージです。
リクルートエージェントは、自分の経歴や希望条件などをもとに、キャリアアドバイザーとの面談等を通して求人紹介を受け、転職活動を進めていくというものになります。
リクルートダイレクトスカウトの評判・口コミまとめ
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス向けの転職に強く、さまざまな業界職種を取り扱う転職スカウトサービスです。
一般的な転職エージェントとは異なり、ヘッドハンターや企業からのスカウトによってマッチングされるため、利用者は登録するだけで求人紹介を受けることが可能です。
すぐに転職する気がない人であっても、スカウトされる求人内容を確認することで、自分の市場価値をチェックすることにも活用できるため、今の職場環境に悩んでいる人は積極的に活用してみることをおすすめします。