新規事業フリーコンサルになるには?単価相場や年収・案件獲得のコツを解説

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新規事業フリーコンサルになるには?単価相場や年収・案件獲得のコツを解説

新規事業コンサルタントは、近年ニーズが伸びており、高年収も期待できる仕事です。そのため、新規事業のフリーコンサルとしての独立に興味がある方もいるでしょう。

そのような方は、具体的にどうすればなれるのか、独立後の年収事情はどうなのか、中長期的にやっていけるのか、などの疑問・不安をお持ちではないでしょうか。

この記事では、そのような悩みを解決すべく、新規事業フリーコンサルになるために必要なスキルや案件獲得方法、年収、将来性などについて具体的に解説します。独立を検討する際に役立つ情報ばかりですので、ぜひ参考にしてください。

フリーコンサル向けおすすめ案件紹介サービス5選

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目次

新規事業フリーコンサルとは?

新規事業フリーコンサルとは?

新規事業フリーコンサルタントとは、新規事業のコンサルタントをフリーランスで行う人のことです。

企業が新規事業を立ち上げるにあたり、社内に経験者や適任者がいなかったり、ノウハウが不足していたりすることがあります。新規事業フリーコンサルは、そのような際に、専門家としてサポートやアドバイスにあたります。

企業の社員のように、週に数日出社して仕事にあたるケースも多いです。

企業から新規事業のコンサルティングを依頼されたコンサルファームから依頼を受けることもあります。この場合は、コンサルファームの一員のような立場でクライアント企業と関わるので、独立前と大差ない働き方になるでしょう。

新規事業でのフリーコンサルの需要

多くの企業がシステム化(DX)や経営改革を積極的に行っている昨今、業務効率化とあわせて新規事業開発に取り組む企業も増えています。少子化や働き方改革などの影響で人手不足である上、新規事業のノウハウが不足している企業も少なくありません。そのため、専門家である新規事業コンサルへ依頼したい企業は、増加傾向にあると考えられます。

コンサル業界でも、人的リソースが不足しており、2023年6月には、転職希望者に対する正社員の求人倍率が52倍になったコンサルファームもあります。

このため、フリーランスのコンサルタントがコンサルファームから依頼を受けるケースも、今後、さらに増える可能性が高いでしょう。これらのことから、新規事業でのフリーコンサルの需要は非常に高いと言えます。

参照元

レバテック「「コンサル」フリーランス案件数が前年同月比7.2倍、正社員求人倍率は52倍」

新規事業でフリーコンサルが行う業務

新規事業でフリーコンサルが行う業務

新規事業のフリーコンサルタントが行う業務は、クライアントからの依頼内容や扱っている商品・サービス、業種・業界などにより多種多様です。ただ、業務の主要なフローは共通していますので、ここではその内容について解説します。

市場調査などのリサーチ

はじめに、市場調査などのリサーチを行います。新規事業フリーコンサルタントは、プロジェクトによって、1人で業務にあたるケースもあれば、チームで対応するケースもあります。チーム構成も、他のフリーコンサルタントやアシスタント、クライアント企業の社員など様々です。

関係者へのヒアリングなどは1人ないし少人数で行う一方、大規模な消費者調査を実施する場合などは、チームで行うことが多いでしょう。

各種データの収集・整理や消費者調査などの取りまとめを終えたら、それをもとに必要な分析を行います。

新規事業モデルや事業計画の策定

次は、新規事業モデルや事業計画の策定です。

リサーチの分析結果をもとに、新規事業に必要となる設備、人材を洗い出したり、生産コストや収益性を検討したりして、新規事業の成功に向けたロードマップを示します。

このロードマップが本当にうまくいきそうか、検証も行います。検証のために試作品を製作するケースもあり、新規事業フリーコンサルタントは、クライアント企業の担当者と具体的なやり取りをしたり、アドバイスをしたりする役割を求められるでしょう。

新規事業の立ち上げを伴走支援

検証が終了し、新規事業が本格的に始動すると決まれば、新規事業の伴走支援を行う段階です。

新規事業フリーコンサルタントは、これまでの支援の経験や他社の事例を活かし、新規事業が順調に進んでいるかの確認や、トラブルへの対応などについて、担当者にアドバイスします。クライアント企業で人材が不足している時は、社員の代行で、一時的にコンサルタント自身が業務を担うこともありますが、基本的には、いずれは支援がなくても自走できるよう、遂行力のある体制づくりを支援します。

人材育成やチームの運営支援

新規事業フリーコンサルタントは、人材育成やチームの運営支援を担当することもあります。

新規事業では、クライアント企業の社員は不慣れな業務を担当しているので、必要なスキルを指導したり、効率化できるよう助言したりします。

タスク管理やスケジュール管理などを依頼されることもあり、依頼内容はクライアント企業によって多様です。人事・評価制度の再構築や、人材育成・研修プログラムの企画など、新規事業の枠にとどまらない相談を受けることもあるでしょう。

新規事業フリーコンサルの年収相場を解説

新規事業フリーコンサルの年収相場を解説

新規事業フリーコンサルの年収に関する詳細なデータは残念ながらありませんが、新規事業コンサルを含む一般的な経営コンサルの賃金目安は、947.6万円です。国内全産業の平均年収は460万円なので、経営コンサルはかなりの高年収です。※1 ※2

次の章で解説する通り、新規事業のフリーコンサルタント向け案件のボリュームゾーンは110万円前後なので、仮に月単価110万円の案件を稼働率100%で年間10か月受注したとすれば、年収は1100万円となり、上記の経営コンサルの年収目安をやや上回る水準となります。

同様に月単価150万円程度の高額案件であれば年収は1500万円程度、月単価110万円で稼働率を60%程度に抑えた場合は660万円となります。

ディレクターやパートナーなど上位の職位であれば、より高年収を目指すことも可能です。

参照元

※1厚生労働省「job tag」経営コンサルタント

※2国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」

新規事業のフリーコンサル案件例・案件単価

新規事業のフリーコンサル案件例・案件単価

フリーコンサルタント向け案件紹介エージェントフリーコンサルタント.jpで新規事業に関する案件を見ると、案件単価は50万円程度のものから200万円以上のものまでかなり幅があります。ただ、案件の9割以上は80~150万円の範囲に含まれており、中でも100~120万円の案件が全体の半数以上を占めています。

このことから、新規事業のフリーコンサル案件のボリュームゾーンは110万円前後と言えるでしょう。

以下では、フリーコンサルタント.jpに掲載されている案件例を、以下で3件ご紹介します。

参照元

フリーコンサルタント.jp「案件検索」(2025年5月19日時点)

案件例①産業機器メーカーの新規事業案件

案件名<稼働率60%~>新製品/新事業立ち上げに向けた顧客価値検証と事業計画立案
参画先コンサルティング会社(エンド:産業機器メーカー)
勤務地東京都23区内、リモート
業務内容顧客インタビューの設計/実施、結果のとりまとめ、事業計画の具体検討/展開戦略策定推進
必須スキル・経験・大手コンサルティングファームで3年以上の経験があるプロ人材
 -シニアコンサルタントレベルの職位
・新規事業立ち上げに向けた事業仮説検証/PSF(プロブレムソリューションフィット)フェーズの経験がある人材
報酬額180〜210万円/月
稼働率60%〜80% 応相談
※現時点で募集は終了している可能性があります。
参照元 フリーコンサルタント.jp「案件詳細」(2025年5月19日時点)

産業機器メーカーの新規事業立ち上げに向けて、顧客インタビューや事業計画などに携わる業務です。大手コンサルファームで、シニアコンサル以上の経験や新規事業の実務経験が必須となっています。

稼働率が60~80%でフル稼働案件ではないので、複数の案件を掛け持ちしたい方にもおすすめです。

案件例②化粧品ECサイト立ち上げプロジェクト

案件名<完全リモート/稼働率20%>化粧品ECサイト立ち上げプロジェクトの事業計画策定支援
参画先創薬/化粧品販売事業会社
勤務地リモート
業務内容事業計画の策定支援/ステークホルダーとの調整等
必須スキル・経験・ECサイトの運営経験があるプロ人材
・事業計画策定の経験がある人材
・化粧品業界の知見を持つ人材
報酬額50〜70万円/月
稼働率20%
※現時点で募集は終了している可能性があります。
参照元 フリーコンサルタント.jp「案件詳細」(2025年5月19日時点)

化粧品ECサイトを立ち上げるにあたり、事業計画策定や関係者の調整などを担う業務です。関連する知見、経験が必須スキルとなっています。

稼働率が20%と低く、完全リモートなので、働き方にこだわり条件がある方や案件を掛け持ちしたい方におすすめの案件です。

案件例③鉄道運営企業での新規サービスにおける戦略策定

案件名<稼働率20%~/基本リモート>新規サービスにおける戦略策定/企画設計支援
参画先鉄道運営企業
勤務地東京都23区内、リモート
業務内容現行戦略の評価/壁打ち、長期的戦略の検討支援
必須スキル・経験・BtoC向けのポイントプログラムの戦略/企画設計経験があるプロ人材
・行動経済学やコンシューマーマーケティング領域に高い知見がある人材
報酬額100万円/月~ 応相談
稼働率20%〜40% 基本的には低稼働を想定
※現時点で募集は終了している可能性があります。
参照元 フリーコンサルタント.jp「案件詳細」(2025年5月19日時点)

鉄道運営会社で新規に戦略を策定するにあたり、現行戦略の客観的な評価や長期的戦略の検討を支援する業務です。消費者向けのポイントプログラムやマーケティングの知見が必須スキルとなっています。

また、鉄道事業における知見やデータサイエンス等の知見があれば尚可となっています。稼働率、報酬とも応相談の案件なので、これらの知見・経験が豊富な方は高単価を狙える可能性があるでしょう。

新規事業のフリーコンサルタントに必要なスキル

新規事業のフリーコンサルタントに必要なスキル

新規事業のフリーコンサルタントには様々なスキルが必要とされますが、中でも重要なスキルは次の4点です。

いずれも机上ではなく実務経験の中で習得するスキルですので、フリーランスになる前にきちんと身につけておきましょう。

リサーチ・データ分析スキル

新規事業のフリーコンサルタントに必要なスキルとしてまず挙げられるのが、リサーチ・データ分析スキルです。

新規事業コンサルは、市場調査や統計データ、顧客データなど多くのデータを収集し、分析します。クライアント企業や競合他社の企業分析も行いますので、リサーチ・分析スキルは必須です。

新規事業の投資リスク分析、収益予測などが求められるため、財務分析の知見も必要です。

高いマネジメントスキル

高いマネジメントスキルも、新規事業のフリーコンサルタントに必要なスキルです。

新規事業のフリーコンサルは、プロジェクトの進捗管理を担うこともあります。

チームの編成・改編や資材の調達、資金繰り、経営者の意向など、多くの要素を考慮し、必要な調整を行います。やるべきことの優先順位をつける、何か問題やリスクが発見されれば対応策を講じる、など、プロジェクトの円滑な進捗に向けた対応も必要です。

このような調整・対応を行うためには、マネジメントスキルに加えて、業種・業界の商習慣や社風なども理解している必要があります。

コミュニケーションスキル

新規事業フリーコンサルタントには、コミュニケーションスキルも必須と言えます。

コンサルタントは、クライアントにヒアリングを行い、課題や要望を正しく把握する必要がありますので、傾聴力や質問力が大切です。また、専門的な内容でも平易な表現で説明して、きちんと理解してもらう必要があり、プレゼンテーション力も求められます。

クライアント企業の経営陣と現場担当者で意見の相違がある場合などは、間に入って調整や交渉を行う必要があるかもしれません。プロジェクトのチームメンバーとの連絡・調整も必要です。

このように、コミュニケーションスキルが求められる場面は、多々あります。コミュニケーションスキルが高いと、プロジェクトの進捗が円滑になり、良い成果にもつながるでしょう。

問題解決スキル

問題解決スキルも、新規事業のフリーコンサルタントに必要なスキルの一つです。

新規事業の立ち上げにあたり、クライアントにとって初めてのことが多くあるのは当然です。時には、プロジェクトの妨げになるような問題が発生するかもしれません。

大きな問題がある場合は、問題を小分けにして、対応可能かを検討するのが定石です。そして、どうしたら解決できるのか、事実をもとに仮説を立て、論理的に解決策を導きます。

フリーコンサルタントは、社内に人的リソースやノウハウが不足しているために依頼されています。イレギュラーな対応が必要な場面こそ、腕の見せ所と言えるかもしれません。

新規事業のフリーコンサルタントになる方法

新規事業のフリーコンサルタントになる方法

新規事業のフリーコンサルタントになる方法として、次の4つの方法が挙げられます。

スキルや経験が不足したまま独立・起業してしまうと、順調に案件を受注できない可能性がありますので、独立前にきちんと準備しておきましょう。

関連記事>>新規事業コンサルとしてフリーランスになる事は可能?

コンサルファームで経験を積む

新規事業のフリーコンサルタントになるには、まずコンサルファームで経験を積む必要があります。

コンサルの仕事は、専門知識のみでは完結しません。上の「新規事業のフリーコンサルタントに必要なスキル」でも示した通り、実務経験から習得すべきスキルが多くありますので、積極的に多くの業務を経験しましょう。

また、フリーコンサルタントが独立後に案件を獲得するためには、自分の強みや実績をアピールし、クライアントに「この人なら仕事を任せられる」と信頼してもらうことが肝要です。ファームでの経験は、独立後のスムーズな案件獲得にも役立ちます。

新規事業のコンサル業務が未経験の場合は、新規事業のコンサル業務を多く受託しているコンサルファームなどに転職するところからスタートしましょう。

副業でフリーランス案件を受注する

副業でフリーランス案件を受注してみるのもおすすめです。

フリーランスが会社員と大きく異なるのは、案件を自分で受注しなければならない点です。案件の受注方法は後述しますが、案件受注の契約をし、個人で業務に参画する経験を会社員時代にしておけば、独立後に戸惑わなくて済むでしょう。

また、独立後は、稼働率や勤務時間帯、リモート参加の有無など、働き方もすべて自分で決めることになりますので、副業での参画経験でイメージを掴んでおくと良いでしょう。

フリーランス向けエージェントに相談

フリーランス向けエージェントに相談することも重要です。

フリーランス向けエージェントは、多数の企業からの人材募集案件を保有しています。登録すれば、その中から最適な案件を紹介してもらえるので、個人で営業するより好条件の案件に参画できる可能性が高いです。

また、エージェントはフリーランス向けのサポート実績が豊富で、中長期的なキャリアの相談も可能です。紹介した企業の内情や業界事情も良く知っているため、案件参画中のトラブル相談も受けてもらえますし、必要に応じてクライアント企業との調整などもしてくれます。1人で仕事をするフリーランスにとって、頼りになる存在ですので、エージェントには早めに登録しておくのがおすすめです。

新規事業のフリーコンサルタントとして独立

コンサルファームや副業案件などで十分な経験をし、継続して案件獲得できるようになれば、ついに独立のタイミングです。

独立後は、法務・税務もすべて自己責任です。

契約事務なども自分で行うことになるので、不利な契約とならないよう注意しましょう。案件紹介エージェントを通じて受注する場合は、契約事務についてもエージェントのサポートが受けられます。

確定申告や経費管理なども、自分で対応しなければなりません。会計ソフトを使用する、税理士に依頼するなど、最適な方法を見つけてください。案件紹介エージェントの中には、法務・税務などの助言やサポートを行っているところもありますので、不安な方は活用すると良いでしょう。

新規事業のフリーコンサルタントが案件獲得する方法

新規事業のフリーコンサルタントが案件獲得する方法

新規事業のフリーコンサルタントが案件獲得する方法として、主に次の3つの方法が考えられます。

フリーコンサル向けエージェントを活用すれば、営業活動をしなくても案件を紹介してもらえます。自力で案件を獲得できるか不安な方には、エージェントを活用する方法がおすすめです。

フリーコンサル向けエージェントを活用

新規事業のフリーコンサルタントが案件を獲得するのに最もおすすめしたい方法が、フリーコンサル向けエージェントの活用です。

フリーコンサル向け案件紹介エージェントは、人材を募集している企業からの案件情報を、仕事をしたいフリーコンサルに提供します。フリーコンサルは、あらかじめエージェントにプロフィールや希望条件などを登録しておくことができます。

フリーコンサルとしては、多くの企業の案件から希望に沿う案件を選んで紹介してもらえるため、個人で営業して案件を獲得するより格段に効率的です。

エージェントは独自のルートで好条件の案件情報を入手していることがあるので、好条件の案件が見つかりやすいメリットもあります。

ビジネス系SNSでつながりを作る

ビジネス系SNSで企業や人とつながりを作ることで、案件獲得のチャンスを広げることも考えられます。

ビジネス系SNSは、ビジネス目的に特化したSNSで、世界最大規模を誇るLikedinや、日本発のWantedlyなどが有名です。

実名で職歴やプロフィールを掲載でき、スキルをアピールるため、スカウトを受けられる可能性もあります。

ただ、ビジネス系SNSは幅広い業界で利用されていますし、採用ツールとしても用いられています。フリーコンサル案件のみを扱っているわけではなく、様々なビジネス情報が混在しており、この点はデメリットと感じる人もいるでしょう。

ネットリテラシーも問われますので、十分注意しながら利用してください。

人脈を活かして直接受注する

人脈を活かして、クライアントから直接案件を受注する方法もあります。

人脈は、前職での同僚・取引先などのつながりや、上のビジネス系SNSなどのつながりが考えられます。ビジネスセミナーなどで、他の参加者と名刺交換する手もあるでしょう。

人脈によりクライアント候補企業の経営者・担当者を紹介してもらえたら、経営課題を聞いて、解決に向けたプロジェクトを提案し、受注につなげます。案件そのものを紹介してもらえることもあるかもしれません。人脈があると、業務が行き詰った際に相談できるなどのメリットもあります。

ただし、必ず受注に至る保障がないことや、話を断りづらいデメリットがあることは、留意しておきましょう。

新規事業のフリーコンサルタントにおすすめのエージェント

新規事業のフリーコンサルタントにおすすめのエージェント

新規事業のフリーコンサルタントが効率的、安定的に案件を獲得するには、フリーコンサル向けエージェントの活用が欠かせません。

ここでは、新規事業のフリーコンサルタントに特におすすめしたいエージェントを3社ご紹介します。

新規事業のフリーコンサルタントにおすすめのエージェント

ハイパフォコンサル

ハイパフォコンサルの特徴
  • フリーコンサルタント向けに特化した大手エージェント
  • 長年の実績・ノウハウをもとにした高品質のサポート
  • クライアント企業からの直受けなどにより高単価案件が豊富

ハイパフォコンサルは、フリーコンサル向けに特化した大手の案件紹介エージェントです。

案件数が豊富なエージェントで、幅広い業界のコンサル案件を扱っています。新規事業のフリーコンサルタント向けの案件も相当数あります。

創業から20年以上が経過する中で、フリーランスのコンサルタントへの支援実績がかなりあり、案件紹介だけではなく独立や転職のサポートにも注力しているエージェントです。知りたいことなどがあれば、専属のコーディネーターに相談できるので、これから独立したい方にもおすすめです。独立したての方には、法務・税務面のサポートなども提供しています。

案件は、大手企業のプロジェクトが多い傾向ですが、中小企業、ベンチャー企業などの案件も扱っていますので、希望がある方は登録して相談してみてください。

運営会社INTLOOP株式会社
公式サイトhttps://www.high-performer.jp/consultant/
公開求人数8,174件(2025年5月19日現在)
主な取扱職種PM・PMO、戦略、業務・会計・⼈事、SAP、IT・AI・IoT、マーケティングほか

関連記事>>ハイパフォコンサルの評判・口コミ

ProConnect(プロコネクト)

ProConnect(プロコネクト)の特徴
  • スクリーニング制度によりハイクラス人材にのみ案件を紹介
  • 優良案件が豊富で月単価は平均170万円の高水準
  • 業界最速水準の「9営業日」以内に報酬支払

ProConnect(プロコネクト)は、ハイクラス案件が充実している案件紹介サービスです。戦略・業務・ITコンサルの案件に特化しており、新規事業コンサルタント向けの案件も充実しています。

業界でも珍しい「スクリーニング制度」を取り入れていて、登録時に書類審査があります。案件を紹介してもらえるのは審査をパスした人だけです。そのため、ハイクラス人材向けの案件が豊富で、平均単価は170万円と他のエージェントと比較してもかなりの高水準です。

新規事業の案件も高単価の案件が揃っていますが、公開されている求人情報はごく少数なので、ぜひ登録して案件紹介を受けることをおすすめします。

支払いサイトが9営業日とかなり短いので、資金繰りに悩んでいる方もぜひ利用してみてください。

運営会社株式会社WorkX
公式サイトhttps://pro-connect.jp/
公開求人数160件(2025年5月19日現在)
主な取扱職種戦略コンサルタント、業務コンサルタント、ITコンサルタントなど

関連記事>>ProConnect(プロコネクト)の評判・口コミ

フリーコンサルタント.jp

フリーコンサルタント.jpの特徴
  • 国内最大級のプロ人材向け案件紹介エージェント
  • 専門コーディネーターによるスピーディで精度の高いマッチング
  • 稼働中のサポートや稼働後のフォローも充実

フリーコンサルタント.jpは、プロフェッショナル人材向け案件を扱う案件紹介エージェントです。

これまでに、大手企業、中小企業、ベンチャー・スタートアップ企業など1000社以上の企業と取引実績があり、案件数は国内最大級です。

新規事業の案件も多数あり、高単価案件も充実しています。完全出社から完全リモートまで多様な勤務形態の案件が揃っている上、海外出張ありの案件などもあり、希望条件に合致する案件が見つかりやすいでしょう。

専門コーディネーターによるスピーディで高精度の案件マッチングにも定評があります。案件参画中のサポートも充実していて、必要に応じて、クライアント企業との間に入ってもらうことも可能です。

案件終了後のフォローアップもあるので、スキルアップにも繋がるでしょう。

運営会社株式会社みらいワークス
公式サイトhttps://freeconsultant.jp/service
公開求人数5,765(2025年5月19日現在)
主な取扱職種戦略、PMO、ITほか

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新規事業のフリーコンサルタントに関するQ&A

新規事業のフリーコンサルタントに関するQ&A

新規事業のフリーコンサルタントに関してよくある疑問を2点紹介します。

ほかにも疑問がある方は、上でご紹介した案件紹介エージェントに登録して相談することをおすすめします。

新規事業のフリーコンサルとして成功するコツは?

新規事業のフリーコンサルとして成功するコツは、クライアントとの良好な関係を築くことです。

コンサルタントはクライアントの課題解決を支援する立場なので、常にクライアントの目線に立ち、思いを理解しようとする姿勢が重要です。クライアントとの対話がきちんとできれば、課題を的確に把握することができ、最適な課題解決策を提案できます。

また、クライアントの要望にしっかりと応え、期待を上回る良い結果を出せれば、クライアントから評価され、大規模案件の獲得に繋がる可能性があります。案件終了後も担当したプロジェクトの現状を確認するなど、継続的に連絡を取ることで、継続案件を依頼してもらえることもあるかもしれません。

新規事業に強いコンサル会社はどこですか?

新規事業に強いコンサル会社は数多く存在しています。中でも知名度がある大手は、次の5社です。

これらの大手有名企業で経験を積んだ後、フリーランスとして独立したり起業したりするコンサルタントも多くいます。大手ファームでは、大規模プロジェクト・グローバルプロジェクトなどを担当する機会があります。その経験・実績は、独立後も大きな強みとなるでしょう。

新規事業のフリーコンサルタントまとめ

新規事業のフリーコンサルタントまとめ

この記事は、新規事業のフリーコンサルタントになるために必要なスキル、年収相場、独立成功のコツなどを解説しました。

記事内で解説した通り、フリーランスが効率的、安定的に案件を獲得する最良の方法は、フリーコンサル向けエージェントを活用することです。

エージェントは複数社に登録しても差し支えありません。受注の機会を増やすためにも、記事内でご紹介したような、新規事業のフリーコンサル案件に強いエージェントを数社選んで登録・活用してみてください。

商号フリーコンサル株式会社(Freeconsul Inc.)
URLhttps://www.freeconsul.co.jp/
本社所在地〒107-0062
東京都港区南青山3丁目1番36号青山丸竹ビル6F
有料職業紹介許可番号13-ユ-316208
特定募集情報等提供事業者受理番号51-募-001302
法人番号3010401144747
適格請求書事業者登録番号T3010401144747
フリーコンサル株式会社の会社概要

フリーコンサル株式会社が運営する「コンサルGO」は官公庁や公的機関など信頼できる情報をもとに転職/キャリア/企業情報を執筆・エビデンスチェックをしております。


運営者
フリーコンサル株式会社

当メディア「コンサルGO」は有料職業紹介(許可番号:13-ユ-316208)の厚生労働大臣許可を受けているフリーコンサル株式会社が運営しています。掲載情報はコンテンツポリシーに則り官公庁や公的機関などの信頼できる情報をもとに執筆・エビデンスチェックを実施。情報に誤りがあった場合はお問い合わせフォームよりお知らせください。

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