外資系企業へ転職するためにマイケル・ペイジの利用を検討しているあなた、WEB上には良い口コミも悪い口コミもあって「結局、何を信用したらいいの?」と行き詰まっていませんか。
最初にお伝えしておくと、マイケル・ペイジは数ある転職エージェントの中でも「賛否が分かれやすい」、言い換えれば「相性の見極めが肝要」なエージェントに分類されます。
本記事ではマイケル・ペイジの特徴を具体的に説明するほか、実際の利用者や同社社員の口コミに考察を加えて【相性を見極めるコツ】をまとめていますので、お悩み解決の一助としてぜひお役立てください。
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マイケル・ペイジとは?
マイケル・ペイジは外資系・日系グローバル企業への転職に特化した世界規模の転職エージェントです。
本社は英国ロンドン、日本拠点であるマイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン株式会社では2001年の創業以来1,400社を超える外資系企業への紹介実績があり、特に業界内では高い認知度と信頼性を獲得しています。
在籍しているコンサルタントは外資系転職に精通したプロフェッショナルなので、これまでに培った英語力と高い専門性を活かして転職を成功させたい方に適したエージェントと言えるでしょう。
マイケル・ペイジの会社情報
会社名 | マイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン株式会社 |
設立 | 2001年1月 |
資本金 | 2億8000万円 |
事業内容 | 人材紹介事業/人材派遣事業 |
本社所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門 4-3-13 ヒューリック神谷町ビル6F |
対応領域 | IT・通信、NPO、エネルギー・資源、ビジネスサービス、ヘルスケア・製薬、メディア・エージェンシーレジャー・旅行・観光、不動産、保険、公共機関、小売、消費財、製造業、輸送・流通、金融 |
公開求人数 | 5,717件(2024年11月7日現在) |
1976年に英国ロンドンで創業したマイケル・ペイジは、世界36カ国に141支店を展開しているグローバルな総合人材サービス会社です。
40年以上の支援実績と世界中に9,000人の従業員を擁する人材業界の老舗であり、業界最大手の売り上げ規模を誇ります。
ペイジグループの日本法人であるマイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン株式会社は2001年に東京本社を設立、バイリンガル人材に特化したサービスを展開しており、正社員・契約社員・派遣社員とさまざまな雇用形態の人材を紹介しているのも大きな特徴です。
世界的なネットワークと豊富な人材データベースをもとに専門性の高いハイスキル人材を輩出しており、Recruitment International社主催「リクルートメント・インターナショナル・アワード」での最優秀賞受賞をはじめとした数々の受賞歴は社会的信用度の証と言えるでしょう。
マイケル・ペイジに登録して感じた実際の評判・口コミ
・語学力を活かせるハイクラス求人が多い
・クライアント企業との連携によるフォロー体制が強み
・積極的に求人を紹介してくれる
語学力を活かせるハイクラス求人が多い
マイケル・ペイジは「外資系に強い転職エージェント」というブランドポジショ二ングを確立しており、取り扱っている求人もバイリンガル人材を対象とした良質なものが多いです。
ハイクラス人材向けの高収入求人も多く、公式サイトの公開求人は年収500万円以上が80%超、かつ全体の約半数が年収700万円以上となっています(2023年5月1日時点)。
日本の平均年収(433万円/令和3年度の国税庁の民間給与実態調査による)と比較すると、マイケル・ペイジの給与水準の高さがよく分かります。
高い英語力や専門性を活かして高収入を狙いたい方は、希望条件に合う求人を紹介してもらえそうですよね。
クライアント企業との連携によるフォロー体制が強み
2001年に日本進出したマイケル・ペイジは22年間で外資系1400社以上の採用支援実績があり、数多くのクライアント企業と長年にわたる強い信頼関係を築いています。
日頃から情報共有を徹底することで連携が強化され、スピーディーに対応できるという好循環を生み出しているようですね。
応募先企業と候補者を同じ人が担当する「両面型」営業スタイルを採用していることで、双方との連携が取りやすく意思疎通がしやすいことも大きなメリットです。
積極的に求人を紹介してくれる
インターネット上では、「マイケル・ペイジは求人紹介数が多い」という口コミもみられました。
求人紹介数が多いと条件の良い求人に巡り合う可能性もアップするため、求人紹介に積極性なエージェントはどんどん活用していきたいところです。
しかし他方では、一方的な連絡に不満を感じている口コミもみられました。
対象者(コンサルタント・求職者)や置かれている状況によって対応にばらつきが生じているようですね。
転職エージェントも商売なので「紹介したい求人が多い人」「転職意欲の高い人」など優先順位の高い人への紹介数が増えるのはある程度仕方のないことですが、自身にとって活用メリットがないと感じたら早めに退会の手続きを済ませた方が良さそうです。
その他のマイケル・ペイジの口コミ・評判まとめ
希望条件や職種をとても親身に聞いていただき、見事にマッチするお仕事を紹介していただきました。
面接の前にも、企業の情報に加え面接時のアドバイスを丁寧に教えていただき、安心して面接を行えることが出来たと感じます。
また、入社前に確認しておきたいことも、企業に連絡をしていただき、円滑にやりとりしていただけたことで、不安なことを解消出来ました。
入社時のフォローもしっかりしていた印象が残っており、とても素晴らしいサポートが出来るコンサルタント様に出会えたこと、マッチする会社を紹介していただけたことを本当に感謝しています。
外資系企業の転職で、他の転職エージェントを利用したこともありますが、今回マイケルページを初めて使い、ここの会社の印象がとてもあがりました。周りに外資系の転職希望者が居たので、勧めました!
引用:Googleマップ
コンサルタントによって対応とフォローが全然違います。求人が合う合わないもあるので一概には言えないものの、今回の海外のコンサルタントの方はしっかりフォローして頂けた印象です。
以下、具体的な感想を記載します。
①オンラインミーティング、電話にて一回一回の面接後のフィードバックとフォローアップがあった
②事前の面接対策とアドバイスがあった
③対応、返答が早い
④ファーストミーティングで求職者が何に対して迷い、重きをおいて活動しているのか、今回の転職に対してのゴールはどこか等、ヒアリングがあった
ただ求人を送っているだけではなく、しっかりしたコンサルティングを前提に求職者と向き合い結果を残す事を意識されていた印象でした。
転職活動は孤独が付きものですが、コンサル後のアドバイスより深く自己分析が出来たので、本当に感謝しています。
マイケルページさんに登録して大満足でした!
ありがとうございました^ ^
引用:Googleマップ
補足:本件について返信をいただいてますが、連絡しても音沙汰なしで都合が悪いことは無視する企業。関わるだけ無駄です。
【星すらつけたくないエージェント】
都合のいい時には土日時間問わず当然電話をガンガンかけてくるくせに、
こちらが問い合わせても音信不通になることが多々あった。
電話応対をまともにできる社員も少なかったのでビジネスマナーも教えられていないのでは?と思う。
電話は10コールくらい鳴らさないと出ない、社内の人間に敬称をつける、こちら側に敬語を使えないなど。
特に酷かった対応は以下
・担当コンサルタントの推測にあるにもかかわらず、応募先企業から直接聞いた事実かのように話す。
・マイケルペイジ内の他コンサルタントから紹介された他企業の選考が進んでいた際に、その選考よりも優先しろという圧を感じ、面接の日程を被せようとしてきた。
など、
終始対応に不信感があり、真剣に転職活動をしている応募者のことは考えず、自分達の目先の売上しか見えていない残念な企業。
引用:Googleマップ
向こうからスカウトされたが、面談の態度はなんと言ったらいいでしょうか。ちなみに、その担当者は日本人の方です。その後も結果の連絡は無いです。その方自身はどういう職務経歴を持っているしょうか。ご自身の仕事の意味を考えたことはあるでしょうか。
引用:Googleマップ
何度か転職をしましたが、転職エージェントでこんなにも親身にキャリア形成を一緒に考えてくださったり、面接の対策と情報共有をきめ細やかにご対応下さったは初めてです!
担当してくださるエージェントの方によって、こんなにも転職活動がスムーズに進められるのかと思いました。
人生の大事な決断の際に、心強いエージェントのパートナーがいてくださって良かったです。
入社後も困ったら相談に乗って頂きたいと思いました。
引用:Googleマップ
マイケル・ペイジのメリット
・外資系・グローバル求人の数が豊富
・質の高いコンサルタントが専任でサポートしてくれる
・スピーディーな転職活動が可能
外資系・グローバル求人の数が豊富
マイケル・ペイジは外資系転職に強みをもつエージェントであり、公式サイトで公開されている求人の70%超が外資系企業となっています(2023年5月1日時点)。
外資系企業への採用実績は1,400社を超えており、名高い外資系企業はもちろん中小規模の優良企業やベンチャー企業など、多種多様な企業との取引実績があります。
転職エージェントとクライアント企業の関係性は面接通過率にも影響を及ぼすので、信頼性の高いエージェントを利用する価値は非常に高いです。
質の高いコンサルタントが専任でサポートしてくれる
マイケル・ペイジのコンサルタントは職種/業種に特化した14の専門領域チームで構成されています。
分類 | 専門領域チーム |
---|---|
業種 | IT、金融、小売、ヘルスケア、ライフサイエンス |
職種 | 営業、経理/財務、マーケティング、購買/サプライチェーン、エンジニア、人事、法務、オフィスサポート |
雇用形態 | 派遣/契約 |
専門領域に精通したコンサルタントが業界/職種の動向や最新情報を提供してくれるほか、独自の分析結果に基づく面接対策をピンポイントで講じてくれるため、事前準備の精度が高まり選考通過率がぐっと上がります。
特定の業界にとても詳しいコンサルタントがおり、業種を絞った転職活動を行うのであれば、この会社は一番力になると思う。
BESTWORKより一部抜粋
①オンラインミーティング、電話にて一回一回の面接後のフィードバックとフォローアップがあった
Googleマップより一部抜粋
②事前の面接対策とアドバイスがあった
③対応、返答が早い
④ファーストミーティングで求職者が何に対して迷い、重きをおいて活動しているのか、今回の転職に対してのゴールはどこか等、ヒアリングがあった
しかし一方では「面接対策などのサポートは望めない」という口コミもみられました。
数名の外国籍の方にお世話になりましたが、初回の面談から内定までスムーズにご対応いただきました。外資系企業を受けていたためかもしれませんが、日系の転職エージェントのような丁寧さは求められないと思います。面接対策などのサポートは望めないので、送られてくる情報を元に自力で頑張るしかありません。
Googleマップより一部抜粋
こちらに関しても対応にばらつきがあるようなので、サポートを利用する際は自ら主体的に関わり、必要なフォローがあれば申し出るくらいの積極性があると良さそうです。
スピーディーな転職活動が可能
マイケル・ペイジの転職支援はスピード感にも定評があるので、「一日でも早く転職先を決めたい」「前職から間を開けずに転職したい」と考えている方におすすめです。
対応の早さ、求人の件数も豊富で、アクションの早さは沢山のエージェントで1番だと思います。
BESTWORKより一部抜粋
職務経歴書の添削、即座の英語面接、迅速な会社紹介など とにかく スピーディーなところが良かった。
BESTWORKより一部抜粋
求人紹介だけではなく、書類準備や面接対策などの選考フォローもスピーディーなようですね。
競争倍率の高い求人を逃さないためにはスピード感が大事なので、マイケル・ペイジの迅速さは他エージェントとの大きな差別化ポイントになります。
マイケル・ペイジのデメリット
・実用的な英語力が求められる求人が多い
・コンサルタントに当たり外れがある
・勤務地にばらつきがある
実用的な英語力が求められる求人が多い
マイケル・ペイジの求人はハイクラス層のバイリンガル人材を対象としているため、英語が話せない/英語力に自信がない方は「応募できる求人がない(少ない)」と感じる可能性が高いです。
マイケル・ペイジのサービスは「マッチしている求人があれば連絡がくる」というシステムなので、「コンサルタントからの連絡がない」「応募できる仕事がなくアクションを起こせない」などの理由から一定期間連絡が途絶えた場合は、割り切って別のエージェントに切り替えた方が良いでしょう。
コンサルタントに当たり外れがある
コンサルタントの当たり外れは転職エージェントを利用するデメリットのひとつですが、マイケル・ペイジに関しても同様の指摘が散見されます。
外資系のエージェントであるのでコンサルタントの質の開きが大きい。 優秀な人はとても頼りになるがそうでない人はとことんひどい。
BESTWORKより一部抜粋
「担当コンサルタントとの相性の悪さを感じた」という口コミのほか、「上から目線の対応」「ビジネスマナーがなってない」「折り返しの連絡がない」という社会人常識に欠けた対応に対する指摘も複数みられました。
メールでのやり取りもチグハグで、電話面談も一方通行で切られた。他にも書かれているが、質問しても、解答無しだった。コンサルタントにもよるのだろうけど、コミュニケーションに難あり。
BESTWORKより一部抜粋
対応がとても悪いです。 上から目線ですし、優しさが全く感じられない。 登録者、候補者の立場や気持ちは一切見ていない。 連絡します、折返しますと言いながら数カ月放置。 都合が良いときだけ連絡してくる。
BESTWORKより一部抜粋
これまでの口コミ紹介でも同様のケースがみられましたが、高評価と低評価の口コミが混在していると「一体どの口コミを信じたらいいの?」と戸惑ってしまいますよね。
この点に関しては、大手転職口コミサイト内でマイケル・ペイジの元社員が社内の実態を明らかにしています。
良い評価と悪い評価が混在している理由は、コンサルタントの力量とそれらを取り巻く環境にあるようですね。
スピード重視のコンサルティングによる弊害や、外資系企業特有のアップオアアウト(up or out)風土による教育環境が影響しているようなので、現状の対応策としては「担当者の対応が悪い/相性が悪いと感じた場合は遠慮せずに担当変更を申し出る」ということに尽きると思います。
勤務地にばらつきがある
マイケル・ペイジは東京都をメインとした都市部の求人が多いため、地方勤務を希望する方にはやや物足りない印象です。
公式サイトの公開情報(2023年5月3日時点)では求人の約85%(4513件)が東京都勤務、次いで神奈川県(240件)、大阪府(110件)、千葉県(65件)と勤務地の偏りが大きくなっています。
なお、募集求人が10件以上ある県は以下の通りです。
対応エリア | 都道府県 |
---|---|
関東 | 東京都、神奈川県、千葉県、群馬県、埼玉県、茨城県 |
東海 | 愛知県、静岡県 |
関西 | 大阪府、兵庫県、滋賀県 |
中国 | 広島県、山口県 |
四国 | 徳島県 |
九州 | 福岡県 |
北海道 | 北海道 |
海外 | 海外 |
求人全体の約26%(1384件)は「在宅勤務」もしくは「ハイブリッド勤務」が可能なので、都市部在住以外の方でもリモート勤務が可能な方はその旨をコンサルタントに相談してみると良いでしょう。
マイケル・ペイジの利用に向いている人の特徴
・語学力を活かせる外資系企業に転職したい方
・外資系IT企業に関心がある方
・都市部での外資系転職を希望する方
マイケル・ペイジのサービスは「語学力と専門性を活かしてハイクラス転職を実現させたい」と考える方に適しており、自身のスキル/経験をコンサルタントにアピールできる「働きかけ力」がある方との相性が非常に良いエージェントです。
しっかりとしたキャリアがあり、もしくはある程度若さがあり、自分から働きかけることができる人にとってはとてもマッチした外資の案件を紹介してもらえる。
BESTWORKより一部抜粋
同社の取り扱い求人はIT分野の業務が全体の約27%(1426件)を占めているほか、IT・通信業界の割合も全体の22%(1143件)とヘルスケア・製薬業(24%/1268件)に次いで2番目に多いため、「転職後は何らかの形でIT領域に携わっていきたい」と考えている方にもおすすめです(2023年5月3日時点)。
マイケル・ペイジの利用に向いていない人の特徴
・語学力に自信がない方/英語を使った業務の経験が不足している方
・転職時期が未定な方
・都市部以外での転職を希望する方
マイケル・ペイジではビジネスレベルの英語力を前提とする求人が多いため、語学力に自信がない方もしくは英語を使った業務の経験が不足している方は「基準値に達していない」と判断されて求人を紹介してもらえない可能性があります。
登録段階で「条件が合わず紹介が難しい」とコンサルタントに判断された場合、多くの転職エージェントではフォローの優先順位が下がり、案件紹介の機会も減少する傾向にあります。
裏を返せば「忌憚のない評価を受けられるので市場価値を判断しやすい」ということでもあるので、「連絡がなければ別のエージェントに切り替える」くらいの感覚で割り切って気軽に利用することをおすすめします。
外資系に特化したエージェントの中では比較的良心的。
BESTWORKより一部抜粋
このタイプのエージェントを使う上で心得ておくべきことは、選考落ち特に書類落ちの場合はその連絡は来ない。(中略)こういった少人数の会社では商品にならない候補者には冷たくても仕方がないと割り切り、こちらもエージェントを利用してやるくらいの気持ちでいたほうが気が楽だと思う。
なお「転職時期が未定」などの理由で転職にあまり積極性を感じない場合も、すぐに転職したい方と比較するとサポートの優先順位がかがる可能性があるため、積極性をアピールするためにも自身から主体的に働きかける姿勢が必要です。
マイケル・ペイジを活用する際のポイント
・スキルや経歴を前もって整理しておく
・すぐにでも転職したい意思を伝える
・総合型のエージェントにも登録しておく
スキルや経歴を前もって整理しておく
マイケル・ペイジのようなハイクラス人材向けの転職エージェントを最大限に活用するためには、自身の経験やスキル、得意分野などをコンサルタントに上手にアピールする必要があります。
コンサルタントは登録者から提示された情報をもとにマッチングを行うため、スキルや経歴を整理して自身の強みを最大限にアピールすることで、人材価値が向上して紹介の幅もぐっと広がるでしょう。
そのほか、履歴書/職務経歴書や面談内容に過不足や食い違いがあるとコンサルタントからの信用を損ねる恐れもあるため、トラブルを避けるためにもできる限り正確な情報を伝えられるよう準備しておきましょう。
すぐにでも転職したい意思を伝える
転職エージェントは売り上げに直結する「転職可能性が高い/転職に積極的」な求職者を優先的にサポートする傾向にあり、スピード内定を持ち味とするマイケル・ペイジには特にその傾向が強いといえます。
そのため「すぐに転職したい」という意思は最初の段階ではっきり伝えておくことが重要であり、転職時期は未定であっても「転職には積極的」という姿勢を示すことでフォローの優先順位が高まる可能性もあります。
総合型のエージェントにも登録しておく
総合型エージェントには特化型エージェントにはない次のようなメリットがあります。
・多種多様な業種/職種の求人を取り扱っているため、特化型エージェントと比べて保有求人数が多い
・大手総合エージェントは世間一般の認知度が高いため、企業直受けの非公開求人を多数保有している
・対象範囲が広い分豊富な人脈・情報網があり、転職市場の動向や最新情報を日々アップデートしている
総合型エージェントは広く浅くのイメージがありますが、近年は業界/職種別の専任コンサルタントを配置しているエージェントも珍しくありません。
外資系企業の求人や英語力を活かせる求人も多いため、特化型エージェントと併用して活用した方がお得です。
マイケル・ペイジ以外でおすすめしたいエージェント
転職活動の成功率を上げるためには、自身に合うエージェントを2~3社選び出して併用すると良いでしょう。
転職エージェントにはそれぞれ得意分野がありますし、担当コンサルタントとの相性によっても相性が大きく変わります。
転職サービスは基本的に無料で利用できることが多いので、気になるエージェントは気軽に試してみて最終的に取捨選択する方法が最も効率的かつ賢いやり方と言えるでしょう。
MyVison
運営会社 | 株式会社MyVison |
---|---|
公式サイト | https://my-vision.co.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2024年11月7日現在) |
主な求人職種 | コンサルティング業界 |
MyVisionは、コンサル転職エージェントとトップ戦略ファームの出身者が提供するコンサルに特化したハイクラス転職支援サービスです。
累計内定者数800名以上の実績があり、他業種や未経験からのコンサル転職にも強みをもっています。
紹介企業はBig4をはじめ外資系戦略ファームや領域特化型ファームなど、国内ほぼ全てのコンサルファームの紹介が可能としています。
個々の経歴やキャリア志向に応じて最適な転職戦略を提示してくれ、選考対策についてもレジュメ添削や過去の面接内容を分析した「独自の面接対策資料」、本番想定の模擬面接によるフェルミ推定・面接対策など徹底したサポートが受けられます。
外資コンサルなど、コンサルティング業界に的を絞って転職を検討されている方には利用をおすすめしたいエージェントです。
リクルートダイレクトスカウト
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
公開求人数 | 395,741件(2024年11月7日現在) |
主な求人職種 | 全職種 |
今すぐの転職を考えていない方や自分のペースで転職活動を進めていきたい方にはリクルートダイレクトスカウトへの登録をおすすめします。
登録審査やコンサルタントとの面談は不要、登録後すぐに利用できるスカウト型の転職サイトで、経歴を登録しておくだけであなたの経歴を見た約600社/4,300名以上(2022年5月時点)のヘッドハンターからオファーが届きます。
外資系企業を含めたハイクラス向け求人に特化しており高収入求人(800万円〜2,000万円)も多いため、キャリアアップ転職を狙う方は登録しておいた方が良いでしょう。
転職サイトは利便性に優れた一方で転職エージェントのような面接対策や選考過程のフォローがないため、転職アドバイスやサポートを希望する方は転職エージェントと併用するのがおすすめです。
コトラ
運営会社 | 株式会社コトラ |
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公式サイト | https://www.kotora.jp/ |
公開案件数 | 27,476件(2024年11月7日現在) |
職種 | 金融・コンサル・経営幹部・IT/WEB・製造業 |
コトラでは、コンサル・経営層・金融・IT・製造業に特化した転職エージェントで、各業種/職種のハイクラス向け求人を多数取り揃えています。
各業界に精通した専任コンサルタントからフォローが受けられるため、業界分析や応募企業の最新情報など、選考に有利な情報を効率的に得られます。
コトラは首都圏に強く約8割が東京エリアの求人なので、東京や首都圏勤務を希望している方はマイケル・ペイジとの併用がおすすめです。
求人情報の約8割が非公開求人ということもあり、利用したい方は早めに登録を済ませておきたいところです。
マイケル・ペイジの登録から内定までの流れ
ここではマイケル・ペイジの登録から内定までの流れを5つのステップに分けて紹介します。
STEP1:気になる求人を検索
公式サイトの求人検索画面から気になる求人をピックアップします。
STEP2:アカウント登録
公式サイトのマイページ登録フォームからMyPageアカウントに登録します。
アカウント登録は無料、以下の3項目を入力するだけなので30秒あれば登録が完了します。
・氏名
・メールアドレス
・パスワード
MyPageアカウントを取得すると、「新着求人のお知らせ」「スマホからの求人応募」「気になる求人のチェック・保存」など、さまざまな機能を利用できるので便利です。
STEP3:履歴書・職務経歴書を準備
履歴書/職務経歴書(WordもしくはPDF形式)をアップロードして登録します。
応募書類を公開にした場合は希望/スキルに合う求人が出たタイミングでコンサルタントから連絡をもらえるので、効率よく転職活動を進めたい方には早めの登録をおすすめします。
STEP4:応募・面接
気になる求人があれば、マイページからワンクリックで応募できます。
応募後は順次書類選考や応募企業との調整を進めてくれるので、面接に進む場合はコンサルタントの連絡に従って事前準備を行いましょう。
前述の口コミによるとマイケル・ペイジのフォロー体制はコンサルタントによってさまざまなので、分からないことやアドバイスが欲しいときは受け身ではなく積極的に働きかけたほうが良いでしょう。
STEP5:内定・入社
双方の合意のうえ内定が決まったら、応募先企業から明示された雇用条件をしっかり確認した後で正式な雇用契約を結びます。
待遇交渉や入社日の調整は担当コンサルタントが代行してくれるので、雇用条件に関する要望や不安なことがあれば気軽にコンサルタントに相談しましょう。
マイケル・ペイジの注目ニュース
マイケル・ペイジスの2023年8月注目ニュースをご紹介します。
マイケル・ペイジに関する疑問
ここではマイケル・ペイジに関するよくある質問をQ&A方式で紹介します。
Q1:マイケル・ペイジに利用料金はかかりますか?
アカウント登録から求人紹介~内定まで、サービスは全て無料で受けられます。
Q2:転職ではなくキャリア相談をしたいのですが大丈夫でしょうか?
もちろん可能です。
転職に関する悩みや相談ごとがあれば、転職のプロであるエージェントに気軽に相談しましょう。
ただし「転職可能性が高い/転職に積極的」な求職者はより積極的なサポートを継続的に受けられる傾向があるので、中長期的なサポートや具体的な求人紹介を希望する場合は積極的にアクションを起こした方が良いでしょう。
Q3:退会方法を教えてください
マイページの「アカウント設定」から退会手続きを行ってください。
退会に関する質問があれば下記いずれかの方法で直接確認しましょう。
・担当コンサルタントに連絡する
・マイケル・ペイジの問い合わせ窓口(東京本社)に連絡する
電話:03-5733-7166
メールアドレス:enquiries@michaelpage.co.jp
マイケル・ペイジの評判まとめ
マイケル・ペイジは外資系転職に特化したハイクラス向け転職サービスであり、高い認知度とブランド力を世界規模で確立しているグローバルな人材サービス会社です。
外資系に強い特化型エージェントなのでサービスの対象者が明確であり、これまでの説明通り相性の良し悪しが分かれやすいエージェントに分類されますので、本記事で紹介した「エージェントの特徴」と「サービスを最大限に利用するコツ」をしっかりおさえて賢く利用していきたいですね。
転職エージェントは転職の強力なサポーター、マイケル・ペイジの利用価値はあなたの使い方次第で大きく変わってくるでしょう。
\外資・エグゼクティブに強い転職エージェント/
※2021年4月時点、ハイキャリア会員のみ