- 転職を機に年収アップを実現したい
- より専門的な職種に挑戦しキャリアアップを実現したい
このように考える人も多いのではないでしょうか。
特に金融業界やコンサルティング業界で業務を経験してきた人におすすめしたいのが、アンテロープという転職エージェントです。
しかし、他社の転職エージェントに比べて知名度は決して高くなく、登録に不安を感じることもあるかもしれません。
そこで今回は、アンテロープを実際に利用した人の口コミや評判を紹介しながら、どのような人にとってアンテロープの利用はおすすめなのか、メリットやデメリットも含めて紹介します。
\コンサル向けおすすめ転職エージェント/
サービス名 | 特徴 |
200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションで国内に展開するファームほぼすべてに紹介可能 「面接対策資料」と「想定頻出問答集」に加え、元コンサルタントを仮想面接官とした模擬面接により、実践力を鍛えられる |
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ハイパフォキャリア |
コンサルティング会社が運用するコンサル特化型転職エージェント コンサル特化20年目。支援実績38,000名以上。業界に深い知見があるため、企業のネガティブ情報も含め最新情報を提供してくれます。 |
アクシスコンサルティング |
大手ファームの4人に1人が登録する国内最大級コンサル採用・転職支援サービス 未経験からのコンサル転職やポストコンサル、事業会社CxOなど、希望のキャリアパスに応じて幅広い支援が可能。 |
Flow Group |
未経験からの大手コンサル転職に特化したエージェント。 アドバイザーは全員が大手・外資コンサル出身で手厚いマンツーマンサポートが強み。 面接の事前対策なども充実しており、未経験でも大手への転職成功を目指せる。 |
MWH HR Products |
コンサル業界のハイクラス求人に特化。 三井物産グループの人材エージェントで、三井物産の社内コンサルティングチームや三井物産のグループ企業求人を多数保有。年収1,000万円以上での転職実績が豊富。 |
>>税理士転職に強いおすすめエージェント比較|失敗しない選び方と転職成功のポイントを解説
>>金融業界転職におすすめ転職エージェント比較|選び方や注意点も解説
アンテロープの特徴
アンテロープとは、アンテロープキャリアコンサルティング株式会社が運営している金融業界およびコンサルティング業界を専門とする転職エージェントです。
メガバンクから地方銀行、証券会社、会計事務所などへの転職はもちろんのこと、コンサルティングファームの求人案件も豊富です。
アンテロープで公開されている求人案件は全体の3割未満であり、7割以上は非公開案件となっています。
担当のキャリアコンサルタントとの面談により、本当に自分自身に合った転職先を提示してくれるため、満足度の高い転職活動ができるでしょう。
また、近年求人市場で人気が高まっているスタートアップやベンチャー企業の求人案件も豊富に用意されており、AIやFinTech、SaaSなど金融業界と関連の深い分野への転職も可能です。
さらに、高スキル人材を対象とした案件を専門に扱っていることから、メーカーや商社、IT企業、インフラ企業などのCxO採用、エグゼクティブ求人にも応募可能です。
一般の転職サイトや転職エージェントでは公開されることが少ない、年収1,000万クラスの案件もアンテロープでは多数扱っているため、キャリアアップを目指すうえでは最適な転職エージェントといえるでしょう。
公式HPをチェック
アンテロープの会社情報
アンテロープの企業概要は以下の通りです。
会社名 | アンテロープキャリアコンサルティング株式会社 |
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登録者数 | 約5万人 |
拠点 | 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル15F |
労働者派遣事業 | 許可番号:13-ユ-040484 |
公開求人数 | 4,465件(2024年11月1日現在) |
主な求人職種 |
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公式サイト | https://www.antelope.co.jp |
設立は2002年と比較的新しい企業であることと、積極的なCMや広告は展開していないことから他社に比べると知名度は決して高いとはいえません。
しかし、候補者のことを第一に考え、募集企業とも長年にわたって着実に信頼関係を構築してきたことから、好条件の案件が多数集まっています。
アンテロープに登録して感じた実際の評判・口コミ
今回は、アンテロープに関する評判の良い口コミと、ネガティブな口コミをそれぞれピックアップしながら紹介します。
評判の良い口コミ
はじめに、アンテロープに関する良い評判・ポジティブな口コミを紹介しましょう。
良い口コミ①
アンテロープはプロファーム転職において①情報提供の質の高さ②アシスタント含む担当者のレススピードの点でオススメでした。
好条件の案件を多数扱っていることもあり、実際にアンテロープを使用したユーザーのなかには紹介される案件の質の高さを評価する声がありました。
また、複数の候補先で迷っている場合にも、候補者が求める情報を的確に提供し、候補先を絞り込む手助けにもなっているようです。
良い口コミ②
担当エージェントにも左右されますし、相性もあると思います。コンコードさんも、アンテロープさんも、コトラさんも優秀なエージェントがいるファームの一つであることは間違いないです。
優秀なキャリアコンサルタントが在籍していることを評価する口コミもありました。
アンテロープは他社の転職エージェントにはない専門的な案件を多く扱っており、登録する候補者も高度なスキルを兼ね備えたプロフェッショナルな人材が登録しています。
だからこそ候補者の多くは転職先を決定するのに慎重になりがちで、そのような場合でも候補者の悩みを的確に把握し具体的な提案を行ってくれるキャリアコンサルタントは必須といえます。
良い口コミ③
転職活動を開始してからも、気になったことを相談すると、メールや電話で素早く丁寧に対応して下さいました。
アンテロープに関する口コミのなかでも、特に多かったのがレスポンスの速さです。
転職先企業のなかにはアンテロープ以外からもさまざまなルートで求人を募集しているケースも多く、なるべく早めのエントリーが採用に結びつくケースも考えられます。
メールや電話で問い合わせた場合、素早い返答があればエントリーのチャンスを逃すリスクも減るでしょう。
案件を確認してみる
悪い評判や口コミはある?
アンテロープに関するネガティブな評判・口コミは、SNSなどにはほとんど掲載されていませんでした。
悪い口コミ①
合否連絡はした方がいいと思います。
アンテロープに限らず、転職エージェントでは転職候補先の求人案件を紹介される前にキャリアコンサルタントと面談を行います。
しかし、アンテロープの場合、ハイクラス人材を対象とした求人が中心であることから、一定以上のスキルや経験がないと紹介そのものを断れてしまうケースも考えられます。
基本的にエージェントへの登録、および面接の後でメールや電話などで合否連絡がありますが、何らかの理由で連絡がつかず「放置された」「忘れられている」と感じてしまい、ネガティブな印象をもつ人もいるようです。
その他のアンテロープの評判・口コミ一覧
サポートの質が高く、本気でキャリアアップをしたい転職希望者は、一度相談すべき企業です。
情報量も多く、やりとりもしっかりされているため、安心して相談することができました。
転職マーケットが賑わい、エージェントも溢れていますが、アンテロープ社であれば、転職が良い結果につながりやすいと思います。
引用:Googleマップ
当方がお世話になったエージェントは丁寧に長期のキャリアプラン作成、転職支援を行っていただけました。おかげで自分自身が納得する転職活動を行うことができました。
引用:Googleマップ
アンテロープ様にはもう7年ほど前からお世話になっております。
コンサルタントが一人一人につくため金融やコンサルでキャリアアップを狙う転職をしたい方にはおすすめの転職コンサルタント企業です。
転職自体は別の会社様でお世話になったのですが、その後もキャリア相談を気軽にのって頂いており本当にお世話になっています。
次の転職時にはアンテロープ様でお願いする予定です。
転職検討段階こそ、軸が定まっていないので相談する価値が高いと思います。
引用:Googleマップ
転職活動をしたn=1の感想ですが、
アンテロープはプロファーム転職において①情報提供の質の高さ、②アシスタント含む担当者のレススピードの点でオヌヌメでした。
その他には有象無象のエージェントが(以下略
引用:X
2回の転職で12箇所以上転職エージェントを利用しましたが、ムービンやアンテロープはかなりお世話になりましたね。
引用:X
アンテロープのメリットとデメリット
ここまで紹介してきたアンテロープの特徴や口コミをトータルで評価したとき、他社の転職エージェントに比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。
また、反対にデメリットとして考えられるポイントも紹介しましょう。
3つのメリット
はじめに、アンテロープを利用するメリットを3つのポイントに分けて紹介します。
専門性が高いコンサルタントが在籍
アンテロープは金融業界やコンサルティング業界を中心とした、ハイクラス人材向けの求人を紹介しています。
そのため、一般的な転職エージェントよりも業界に精通したキャリアコンサルタントが多く在籍しており、専門性は極めて高いといえるでしょう。
たとえば、一口に金融業界といっても日系企業と外資系企業では、社風や求められる人材の要件も異なるケースがあります。
また、銀行や証券会社、投資ファンド、ベンチャーキャピタルなど、事業内容もさまざまです。
候補者がどのようなスキル、経験をもっているのかをヒアリングし、最適な転職先を提案してくれます。
候補者ファーストの姿勢と有益な情報提供
アンテロープが他社の転職エージェントと決定的に異なるのは、一貫して候補者ファーストの姿勢を徹底していることです。
転職エージェントは本来、紹介した候補者の採用が決まることで紹介先企業から報酬を得る仕組みです。
自社の紹介を経由した採用でなければビジネスは成り立たないといっても過言ではありません。
しかし、アンテロープでは、仮に自社以外のエージェントやルートで候補者がエントリーを検討しており、そのほうが候補者にとって有利であると判断した場合には、無理にアンテロープからの紹介とすることはありません。
たとえば、候補者と採用先企業との間で何らかのコネクションがある場合には、そちらを優先させることもあります。
転職後の充実したフォロー
アンテロープでは採用が決定して終わりではなく、入社後も充実したフォローが受けられます。
たとえば、入社直後に新たな環境に慣れてもらうためのスタートアップ・コーチングを実施しているほか、半年後や1年後といったタイミングでもサポートが受けられます。
「入社したのは良いものの、新しい環境に馴染めずに早期退職に至ってしまった」ということがないよう、定期的なフォローを受けられるのはアンテロープならではの長所といえるでしょう。
2つのデメリット
メリットとは対照的に、アンテロープならではのデメリットとして挙げられるのは以下の2点です。
高度なスキル・経験がないと紹介案件がない可能性がある
アンテロープは高度なプロフェッショナル人材を対象とした転職エージェントであることから、一定のスキルや経験がないと紹介そのものを断られてしまう可能性があります。
そのため、自分自身の保有スキルや経験を正しく分析し、どのような職種への転職を検討しているのか整理してみることから始めましょう。
そのうえで、アンテロープへの登録後、キャリアコンサルタントとの面談で今後のキャリアについて相談してみるのがおすすめです。
希望に沿った職種・企業が見つからない可能性がある
つねにプロフェッショナル人材を募集している企業は決して多くなく、退職や休職、異動などによって抜けた穴を補充するために募集するケースがほとんどです。
そのため、アンテロープに登録したからといって自分自身が希望する職種や企業が見つかるとは限らず、タイミングによっては募集が始まるまで長期間待たなければならないこともあるでしょう。
アンテロープを利用した方が良い人と向いていない人の特徴
上記で紹介したメリットとデメリットを踏まえて、どのような人にとってアンテロープは向いているのか、反対に向いていないと考えられる人の特徴をそれぞれ解説します。
アンテロープを利用した方が良い人
アンテロープの利用が向いているのは、高度なスキルと豊富な経験をもち、金融業界やコンサルティング業界で長く活躍してきた人です。
特にコンサルタントの案件は幅広く、ITコンサルタントや戦略コンサルタント、会計・財務分野のコンサルタントまで多くの案件が募集されています。
また、金融業界では、公認会計士やMBAホルダー、税理士などの専門職種向けの求人案件も豊富です。
これらのスキルを活かし、転職を機にさらなるキャリアアップを考えている人には最適な転職エージェントといえるでしょう。
アンテロープの利用が向いていない人
金融業界やコンサルティング業界が未経験で、専門的なスキルがない人にとっては、アンテロープへ登録しても理想的な求人案件を紹介してもらえる可能性は高くないでしょう。
たとえば、これまで販売や営業、バックオフィス部門などの一般社員として活躍してきた人にとっては、それまでの経験を活かせる職種は少なく、エントリー可能な案件は限られてきます。
そのため、アンテロープだけでなく複数の転職エージェントへ登録し、それぞれのエージェントから自分に合った案件を紹介してもらい、比較検討するのが良いでしょう。
アンテロープと併用がおすすめのエージェントを紹介
では、自分自身にとって理想的な転職先を見つけるために、アンテロープ以外にどのようなエージェントに登録すれば良いのでしょうか。
おすすめの3社を紹介します。
MyVision
運営会社 | 株式会社MyVison |
公式サイト | https://my-vision.co.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2024年11月1日現在) |
主な求人職種 | 各種コンサルティングファーム |
MyVisionは、コンサル転職エージェントとトップ戦略ファームの出身者が提供するコンサルに特化した転職支援サービスです。
累計内定者数800名以上の実績があり、他業種や未経験からのコンサル転職にも強みをもっています。
紹介企業はBig4をはじめ外資系戦略ファームから領域特化型ファームまで、国内ほぼ全てのコンサルファームの紹介が可能としています。
個々の経歴やキャリア志向に応じて最適な転職戦略を提示してくれ、選考対策についてもレジュメ添削や過去の面接内容を分析した「独自の面接対策資料」、本番想定の模擬面接によるフェルミ推定・面接対策など徹底したサポートが受けられます。
これらの実績からJapan Business Research転職エージェント部門では6項目も高評価を得ています。
JACリクルートメント
運営会社 | 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント |
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公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
公開求人数 | 21,775件(2024年11月1日現在) |
主な求人職種 | 管理職・エグゼクティブ・スペシャリスト人材(ハイクラス/ミドルクラス) |
各業界に精通した多くのアドバイザーと多数のコンサル求人、ハイクラス転職を希望するならJACリクルートメントです。
ハイクラス・ミドルクラスを対象とした転職エージェントのなかでも高い満足度を獲得しており、800名にものぼる専門性の高いアドバイザーのサポートによりこれまで43万人もの転職を支援してきた実績があります。
また、30年以上の運営実績により豊富な求人数を誇り、企業の職場環境や事業戦略までを落とし込んだ対策が可能です。
30代~50代向けの案件も多く、年収800万円以上のコンサル案件も多数あるため、現役コンサルタントの転職の際にも利用メリットがあるエージェントといえるでしょう。
コトラ
運営会社 | 株式会社コトラ |
公式サイト | https://www.kotora.jp/ |
公開求人数 | 27,493件(2024年11月1日現在) |
主な求人職種 | 金融・コンサルティング・監査法人・IT関係・製造業 |
コンサルティング業界の転職に強いエージェント コトラは、スピーディーなアドバイザー対応により高い満足度を誇ります。
キャリアアップ転職にも定評があり、ハイクラス転職を目指せる上、面接の基本マニュアルも充実しています。
また、保有する求人の8割ほどが独自の非公開求人となっており、企業と転職者側がマッチしやすいサポートが可能です。
ハイクラスのコンサル求人の紹介や、書類添削をはじめとする多岐にわたるサポートは大きな特徴といえるでしょう。
アンテロープの登録から案件紹介・入社までの流れ
実際にアンテロープから求人案件の紹介を受けたいと考えた場合、どのような流れで進むのでしょうか。
1.エントリー
まずはアンテロープのホームページからWebエントリーを行います。
エントリーは無料で、登録料や年会費などは一切かかりません。
2.キャリアミーティング・案件の紹介
担当コンサルタントとのキャリアミーティング(面談)を行います。
転職に関するさまざまな希望・意向をヒアリングし、それに沿った求人案件を紹介します。
キャリアミーティングは内幸町のオフィス内もしくはZoomによるオンラインでも実施可能です。
3.選考
書類選考や筆記試験、面接などの選考プロセスに合わせて、キャリアコンサルタントからさまざまなアドバイスを提供します。
たとえば、エントリーシートや職務経歴書の書き方、面接対策として想定質問などが代表的です。
4.入社・フォロー
選考を通過し無事内定が決まったら、入社日や現在の企業からの退職手続き、および交渉などをサポートします。
また、入社直後のフォローとしてスタートアップ・コーチングを無料で提供しています。
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アンテロープに関する疑問
アンテロープを活用して転職活動をスタートさせたいと考えているものの、さまざまな不安や疑問が残り躊躇してしまうケースもあるでしょう。
そこで、アンテロープに関するよくある疑問を紹介します。
アンテロープは無料で利用できるの?
アンテロープへの登録・企業へのエントリーは完全無料で、一切料金がかかることはありません。
アンテロープに登録すると職場にバレますか?
登録者の個人情報は厳重に管理されており、現在の職場に転職活動の事実が知られる心配はありません。
アンテロープの評判まとめ
アンテロープは金融業界やコンサルティング業界を専門とする転職エージェントであり、高年収の求人案件が多数登録されています。
高いスキルと豊富な経験をもった人にとっては、転職を機にキャリアアップや年収アップが期待できるでしょう。
ただし、専門職を対象としている以上、自分自身の理想に合った求人案件がつねに募集されているとは限らないため、アンテロープ以外にも複数の転職エージェントに登録し転職活動を進めてみるのもおすすめです。
\外資・エグゼクティブに強い転職エージェント/ ※2021年4月時点、ハイキャリア会員のみ