AIフリーコンサルタントとは?年収・資格・案件獲得方法を徹底解説

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AIフリーコンサルタントとは?年収・資格・案件獲得方法を徹底解説

AI(人工知能)技術を活用して提案を行ったり、AIシステムの導入などを支援したりするAIコンサルタントは、これから成長が期待できる職業のひとつです。

そのため、現在は会社員で、年収などの条件がよければAIフリーコンサルタントとして独立したい方も多いでしょう。

ただし、AIフリーコンサルタントになるためには越えなければならないハードルもあり、中には独立が上手くいかない人もいるため、注意が必要です。

この記事では、AIフリーコンサルになる方法や具体的な仕事内容、気になる年収事情、案件の獲得方法、必要なスキル・資格などについて詳しく解説します。AIフリーコンサルとして独立する道のりがわかりますので、ぜひ最後までお読みください。

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目次

AIフリーコンサルタントとは?

AIフリーコンサルタントとは?

AIフリーコンサルタントとは、独立した個人でAI関連のコンサルタントを行う人を指します。

コンサルタントは、専門的な知見・スキルを活かし、クライアント企業の課題を的確に把握して改善策を提案したり、時には伴走支援したりする専門家です。中でも、クライアント企業のAI導入・活用の支援に特化したコンサルタントをAIコンサルタントと呼びます。

AIについて十分な知見や経験を有する人材は限られていますので、企業が自社のみでAI導入・活用に取り組むのはなかなか困難です。AIコンサルに相談すれば、自社のリソースやノウハウの不足を補い、課題解決に向かうことができます。

AIフリーコンサルタントが行う業務

AIフリーコンサルタントが行う業務

AIフリーコンサルタントが行う業務は企業課題ごとに異なりますが、大まかな流れは次の通りです。

独立後は、様々な業種・業界のプロジェクトでこれらの業務を担う可能性がありますので、幅広く対応できるようスキル・知見を身につけておきましょう。

現状のヒアリング・課題抽出

はじめに、クライアント企業の現状を調査するとともに、経営陣や現場の担当者等にヒアリングを行います。社内にいる人は、習慣や思い込みなどにより課題認識が実際とずれていることもあるので、第三者であるAIフリーコンサルタントとして客観性を持ちながら丁寧にヒアリングすることも大切です。

業界・競合他社の現状や関連データの収集等もあわせて行い、総合的に分析した上で、企業課題を抽出します。

そして、その企業課題を、どのようなAIソリューションを用いて解決するのか検討します。企業課題によっては、AIを用いない解決策が最適なこともありますし、クライアント企業がAIについて誤認識や過度の期待をしている場合もあるため、慎重な考察が必要です。

事業に合わせたAI導入の戦略を立案

AIソリューションの導入が最適と判断できたら、事業に合わせたAI導入戦略を立案し、クライアント企業に提案します。社内業務の効率化など、これまでのやり方を大きく変える提案をする場合もあります。

特に、エンドユーザー直下でプロジェクトに参画している場合は、客観的な立場のAIフリーコンサルタントとして、経営陣に諫言するなど社内の人が言いにくいことでもきちんと説明する役割が期待されるでしょう。

AIモデルの開発・導入支援

提案したAI導入戦略がクライアント企業から承認されたら、実際にAIモデルを開発・導入するステージに移ります。AIフリーコンサルタントは、開発・導入を支援する立場で関わります。AIモデル開発のプログラミング言語の知見・スキルがあるAIフリーコンサルタントであれば、開発チームとの連携や支援がより円滑になるでしょう。

また、グローバル案件の場合は、日本だけではなく諸外国におけるAI関連の法律・制度を熟知しているAIフリーコンサルタントが重宝されるでしょう。

組織への運用サポート

AIフリーコンサルタントは、必要に応じて、導入されたAIモデルの運用支援や組織体制の構築支援なども行います。AIに関する人的リソースが十分な企業はなかなかありませんので、専門家であるAIフリーコンサルタントに人材育成を依頼されることもあります。

ゴールが見えにくい業務を受注する場合は、クライアント企業の中長期的なメリットや費用対効果も勘案した上で、AIフリーコンサルタントが担当する業務の範囲を事前にしっかりとすり合わせておくことが重要です。

効果測定・改善

導入したAIソリューションの効果を測定し、事前に想定していた効果がきちんと出ているかチェックします。もし、効果が想定を下回っているなど改善の余地があれば、改善策を立案・実施します。想定した効果が出るまで、この作業を繰り返し、効果が十分となればプロジェクト完了です。

AIフリーコンサルはなくなる?需要や将来性

AIフリーコンサルはなくなる?需要や将来性

現在、幅広い業界における生産、流通、マーケティング、顧客サービスなどでAI技術が用いられていることに伴い、AIコンサルティング市場が急速に成長しています。世界のAIコンサルティング市場の規模は、2024年で88億米ドルと推定されていますが、今後、年平均成長率(CAGR)26.49%で成長し、2033年までに7301億米ドルにまで拡大すると予測されています。

AIフリーコンサルタントは、個々の企業・ビジネスシーンに合わせてAIソリューションのオーダーメイドや実装支援を行う仕事です。AIの導入を検討する企業が増加傾向にある中で、AIフリーコンサルタントの需要は、今後も増加すると期待できます。

参照元

Fortune Business Insightsno「AIコンサルティングサービス市場の規模、シェア、業界分析、サービスタイプ別(デジタル戦略と変革、分析コンサルティング、自動化コンサルティング、アプリケーション開発、認知統合)、企業タイプ別(中小企業(SME)と大企業)、業界別(BFSI、小売、ヘルスケア、ITと通信、製造、政府、運輸と物流、自動車、エネルギーとユーティリティ、その他)、地域別予測、2025~2032」

コンサルタントはAIに代替される?なくなる可能性

コンサルタントは、データを収集・整理・分析して課題を抽出し、課題解決に向けた提案を行います。

AIは、デジタルデータの収集や膨大なデータ処理に長けていますし、各種データが紙媒体からデジタル媒体へ移行していることも、AIにとって追い風です。また、多くの事例から成功要因を導き、仮説を立てるような作業も、AIの得意分野です。これらの業務は、今後、AIを活用して効率的に行われるようになるでしょう。

他方、クライアントとの信頼関係の構築、価値観や理念に基づく意思決定、複数の利害関係者の合意形成・交渉などは、AIに代替されづらい分野です。AIの普及によりコンサルタントの業務の一部はAIに代替されるものの、コンサルタントの仕事が完全になくなることはないでしょう。

AIフリーコンサルの年収とフリーランス案件例

AIフリーコンサルの年収とフリーランス案件例

Free Consultant.jpでAIフリーコンサルタント向けに実際に募集が出されているAI関連案件を見ると、約80万円から150万円前後までの案件が多く見られ、案件によってかなりの幅があると言えます。ボリュームゾーンは100~120万円前後であると考えられます。

月額100万円の案件を年間で10件受注した場合、年収は1000万円です。案件のボリュームゾーンをもとにすると、AIフリーコンサルタントの年収は1000~1200万円程度の人が多いと考えられます。

以下では、AIフリーコンサルタントの案件例を3件ご紹介します。

参照元

Free Consultant.jp「案件検索」(2025年5月17日時点)

案件例①大手航空会社における全社内ナレッジのAI化実行支援

案件名<派遣契約>大手航空会社における全社内ナレッジのAI化実行支援
参画先大手航空会社
勤務地東京都23区内、リモート
業務内容対象データの整理/読み込ませ方の検討/各部門との調整等
必須スキル・経験・生成AI活用に向けたデータ整理の経験があるプロ人材
・API連携、システムへのデータ投入について知見を持つ人材
・多数部門との主体的なコミュニケーション、調整を得意とする人材
・有期雇用契約が可能な人材
報酬額100〜110万円/月
稼働率80%〜100% 応相談
※現時点で募集は終了している可能性があります。
参照元 Free Consultant.jp「案件詳細」(2025年5月17日時点)

大手航空会社におけるIT部門の体制強化のため募集された案件で、生成AI活用等を担う業務です。

尚可のスキルとして、航空業界の知見を有することが挙げられています。AIは幅広い業界で活用されるため、熟知している業界があるとAIフリーコンサルタントとしての活躍の場が広がります。

案件例②業務効率化プロジェクトにおける生成AIツール導入支援

案件名<稼働率40%~>業務効率化プロジェクトにおける生成AIツール導入支援
参画先SIer
勤務地東京都23区内、リモート
業務内容業務の可視化/各業務を効率化するためのツール選定~実装 等
必須スキル・経験・生成AI導入による業務効率化の経験があるプロ人材
 -業務把握/整理~ツール選定~開発ベンダの選定~実装
・AIに関する実務経験がある人材
 -AI導入プロジェクトのマネジメント経験があること
 -RAG使用に向けたデータベース設計等の技術知見があること
報酬額140〜150万円/月
稼働率40%〜60% 応相談
※現時点で募集は終了している可能性があります。
参照元 Free Consultant.jp「案件詳細」(2025年5月17日時点)

SIerにおいて生成AIツールの選定から実装までを担う業務です。報酬額が140~150万円とやや高めですが、稼働率に応じた金額となるため、稼働率が50%であれば報酬は70~75万円程度となります。

稼働率が40~60%なので、複数の案件を併行して受注することも可能です。

案件例③決済サービス事業会社でのAI利活用プロジェクト支援

案件名<中長期案件/基本リモート>データ分析/AI利活用プロジェクト支援 ※PM
参画先決済サービス事業会社
勤務地東京都23区内、リモート
業務内容関係者への課題のヒアリング、業務要件定義、スケジュール調整 等
必須スキル・経験・下記条件を複数満たす人材
 -PMもしくはPMOの経験があるプロ人材
 -統計に関する基本知識を有する人材
 -AIやデータ分析の知識を用いた課題解決が可能な人材
 -ビジネスレベルの英語力を有する人材(読み書きが可能なレベル)
報酬額90〜120万円/月
稼働率100%
※現時点で募集は終了している可能性があります。
参照元 Free Consultant.jp「案件詳細」(2025年5月17日時点)

決済サービス事業会社でAI利活用プロジェクト支援を行う業務です。基本リモートの案件なので、勤務地や働き方にこだわり条件がある方でも参画しやすいでしょう。

必須スキルが複数挙げられており、スキルによっても報酬金額が変わる可能性がありますので、保有スキルをアピールするとともに、契約時の条件確認・交渉もしっかりと行うことが重要と考えられます。

AIフリーコンサルタントに必要なスキル

AIフリーコンサルタントに必要なスキル

AIフリーコンサルタントに必要なスキルとして、主に次の3点があります。いずれも、短期間で身につけるのは難しいスキルです。もし、不足していると思うスキルがあれば、フリーランス独立前にしっかりと習得しておきましょう。

最新の技術的な知見

最新の技術的な知見は、AIフリーコンサルタントに欠かせないスキルの一つです。

AIに特化したコンサルタントとして仕事をする以上、AI技術の最新情報などは熟知している必要があります。

AIフリーコンサルタントは、システム開発のエンジニアと直接やり取りすることもあるので、プログラミング言語やシステム開発についても深い理解が求められます。システム開発の経験があればなお良いでしょう。経験があれば、現場の様子がよくわかり、エンジニアとのコミュニケーションがスムーズになると考えられます。

コンサルティングスキル

コンサルティングスキルも、AIフリーコンサルタントに必須のスキルです。

コンサル業務には、論理的思考力、課題解決力、プレゼンテーション力、マネジメント力など様々なスキルが必要です。これらのスキルは、AIフリーコンサルタントにも当然に求められます。

コンサルティングスキルは、スクールやテキストで学べるわけではありませんので、会社員時代から実務を通じて身につけておきましょう。

コミュニケーションスキル

AIフリーコンサルタントは、コミュニケーションスキルも必要です。

コンサル業務はクライアントにヒアリングを行って情報を収集する、提案をプレゼンする、担当者と日常的にやり取りをするなど、様々な場面で人との対話が必要です。中には、良好な関係性がないと聞き出せないような深い話などもありますので、コミュニケーション力は非常に大切と言えます。

AIフリーコンサルタントに必要な資格

AIフリーコンサルタントに必要な資格

AIフリーコンサルタントは、資格がなくてもなることができますが、資格があればスキルをアピールしやすいですし、クライアントに好印象を与えられ、案件獲得に有利になることもあります。

AIフリーコンサルタントが持つべき資格として考えられるのは、次のようなものです。それぞれについて解説します。

Pythonエンジニア認定試験

Python3エンジニア認定試験は、汎用プログラミング言語Pythonの基礎知識を問う試験で、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が主催しています。Pythonの認定資格の中では、比較的難易度が低いと言われています。

試験内容には、次のようなものがあります。

認定AI・IoTコンサルタント

認定AI・IoTコンサルタント(AIC)は、AIやIoT技術に関するプロ人材の育成を目的とする、国内初のコンサルタント資格で、一般社団法人AI・IoT普及推進協会(AIPA)が主催しています。

合格すると特典として認定証書等が貰えるほか、希望者はAIPAのサイトに氏名を掲載してもらえるので、社会的な信頼性の向上にも役立つでしょう。

G検定・E資格

G検定E資格は、どちらもディープラーニング(深層学習)に関する資格で、一般社団法人日本ディープラーニング協会が実施しています。

G検定(ジェネラリスト検定)は、AI・ディープラーニングの活用リテラシー習得を目的とした検定試験で、ディープラーニングを事業に活用するビジネスマンなどが多く受験します。

一方、E資格(エンジニア資格)は、ディープラーニングの理論や実装能力などを認定するもので、実装に携わるエンジニア向けの資格です。

データサイエンティスト検定

データサイエンティスト検定(略称:DS検定)は、情報処理、人工知能などのデータサイエンス力や、実装・運用能力などを問う検定で一般社団法人データサイエンティスト協会が実施しています。

受験者層は、データサイエンスを学ぶ学生や実務に携わるビジネスマンなど多様です。上記のG検定と一部範囲が重複しているので、あわせて取得するのも良いでしょう。

ITパスポート試験

ITパスポート試験(略称:iパス)はITに関する基礎知識を問う国家試験で、情報処理技術者試験の一区分です。独立行政法人情報処理推進機構が実施しています。

情報処理技術者試験には12の試験区分があり、それぞれが1~4のレベルに分類されています。ITパスポート試験は、もっとも難易度の低いレベル1です。独占業務などはありませんが、国家資格なので認知度が高いですし、上位試験の足掛かり的な試験でもありますので、興味がある方はぜひ受けてみてください。

AIフリーコンサルタントの働き方

AIフリーコンサルタントの働き方

AIフリーコンサルタントの働き方は、事業会社のAIプロジェクトに直接参画する「事業会社直下型(エンドユーザー直下型)」と、コンサルファーム・AI開発ベンダーのAIプロジェクトに参画する「サブコン型」の2種類に分けられます。

事業会社直下型は、AIプロジェクトを実施する事業会社の社員に代わる形でプロジェクトに参画し、業務を担います。

一方、サブコン型は、コンサルファームやAI開発会社、SIerなどが事業会社から受託したAIプロジェクトに、受託者側の一員として参画する方法です。コンサルファームなどに勤務してプロジェクトに参画する時と同じような働き方となります。

AIフリーコンサルタントになる方法

AIフリーコンサルタントになる方法

AIフリーコンサルタントになるには、次の4点のような方法が考えられます。いずれも、ある程度の時間を要するものですので、独立・起業してから慌てることのないよう、会社員時代からしっかりと準備をしておきましょう。

会社員として経験を積む

AIフリーコンサルタントになるためにまず必要なのが、会社員として経験を積むことです。

AIフリーコンサルタントには、AIに関する専門知識やスキルに加え、コンサルタントとしてクライアントの課題解決やサポートを行うノウハウやプロジェクト参画経験も必要です。

専門知識のみであればオンラインスクールなどで学ぶことも可能ですが、実務経験は、一人で身につけるのは難しいため、会社員時代にできるだけの経験をしておきましょう。

AIコンサル業務が未経験の方は、まずはAIコンサルの実務に携われる職場に転職することをおすすめします。

副業などでコネクションを増やす

会社員時代に副業などでコネクションを増やすことも、AIフリーコンサルタントになるために必要です。

案件の受注機会を増やすため、フリーコンサルタントにとってコネクションは非常に大切です。AIフリーコンサルタントは、プロジェクトチームの編成を任されたり、適任者の紹介を依頼されたりすることもあるので、会社員時代から副業などを通じて人脈を広げておきましょう。

また、副業によって、個人で案件を受注する経験ができるので、独立後の働き方を考える参考にもなるでしょう。副業の経験がない人がフリーランスとして生計を立てるのはなかなか難しいため、まずは副業で経験を積むことをおすすめします。

フリーランス向けエージェントなどで案件獲得

フリーランス向けエージェントなどで案件を獲得することは、AIフリーコンサルタントにとって非常に重要です。

フリーランスが個人の営業で案件を獲得し続けるのはなかなか大変なので、安定的な受注のためには、複数のエージェントを併用するのがおすすめです。エージェントは、案件紹介だけではなく、案件参画後のサポートやアフターフォローもしてくれるので、仕事の質を高めることもできます。

なお、フリーランス向けエージェントは、副業向けの案件や、経験が浅い方でも参画できる案件なども紹介してくれますし、キャリアパスや独立準備の相談をすることも可能ですので、独立前の早い段階から登録しておくと良いでしょう。

AIコンサルとして独立や起業

会社員や副業案件などで経験を積み、個人で継続して案件獲得できる実力が身につけば、独立のタイミングです。

AIフリーコンサルタントには、いわゆる「脱サラ」をして、開業届を出し、個人事業主として仕事をしている人が多くいます。

中には、フリーランスとして活躍した後に、起業して新事業を始める人もいます。法人設立により、個人より大規模な事業を継続的に展開できる可能性があり、節税ができるメリットなどもあるので、やりたいビジネスがある方は、ぜひ目指してみてはいかがでしょうか。

AIフリーコンサルタントが案件獲得する方法

AIフリーコンサルタントが案件獲得する方法

AIフリーコンサルタントが案件獲得するには、主に次の4つの方法があります。

フリーコンサルタントは、仕事量が収入に直結するので、案件獲得は非常に重要なポイントです。案件を安定的に獲得できず、苦労するフリーコンサルタントも多くいるのが現実です。独立前から案件獲得方法をよく理解しておきましょう。

フリーコンサル向けエージェントを活用

AIフリーコンサルタントが最も効率的に案件を獲得できるのが、フリーコンサル向けエージェントを活用する方法です。

案件紹介エージェントは、多くのクライアント企業から案件を獲得しているので、希望条件にマッチする案件が見つかりやすいメリットがあります。他社にはない独自の優良案件もあり、個人で営業するより高待遇の案件に参画できる可能性があります。

案件が途切れないように案件を紹介してもらうことも可能なので、収入の安定化にも繋がるでしょう。

フリーコンサル向けエージェントは、会社員でも登録でき、副業案件に参画したり、キャリア相談をしたりできます。独立前からフリーランスとして案件に参画する経験をしておけば、独立後の仕事も軌道に乗りやすいと考えられます。

クラウドソーシングで案件を探す

AIフリーコンサルタントが案件獲得する方法には、クラウドソーシングで案件を探す方法もあります。

クラウドソーシングは、専用サイト上で仕事の受発注・マッチングを行う仕組みです。多くのクラウドソーシングは誰でも利用できるため、AIコンサルが未経験の方や経験が浅い方でも経験を積むことができます。

ただし、案件の難易度が低い分、案件単価も安い傾向にあります。また、誰でも参画できるような案件は受注の競争率が高いため、安定的な受注は難しいでしょう。

ビジネス系SNSで企業とつながる

AIフリーコンサルタントが案件獲得するため、ビジネス系SNSで企業とつながることも考えられます。

ビジネス系SNSとは、ビジネスに特化したSNSです。WantedlyLikedinなどが有名でしょう。

参加者がビジネス目的なので、効率的に情報の受発信ができますし、プロフィールを公開しておけば新規案件の受注に繋がることもあります。

ただし、ビジネス系SNSはAIフリーコンサル向けの専用サービスではないので、他の職種・業界の情報や社員募集の情報など、多様な情報が混在しており、情報の取捨選択が必要です。

コネクションを活かして直接営業する

コネクションを活かして直接営業するのも、AIフリーコンサルタントが案件を獲得する方法の一つです。

AIフリーコンサルタントに仕事を発注してくれる相手として、会社員時代の同僚や取引先、知人などが考えられます。交流会・セミナーに参加するなどして、コネクションを増やすことも考えられます。

ただ、これらの発注者から案件を継続的に発注してもらえる保障はない、あまりやりたくない業務でも断りづらい、などのデメリットもあり、注意が必要です。コネクションで案件を受注するには、ある程度以上の実績がないと難しいことにも留意してください。

AIフリーコンサルタントの案件獲得におすすめのエージェント

AIフリーコンサルタントの案件獲得におすすめのエージェント

上述の通り、AIフリーコンサルタントの案件獲得方法は、フリーコンサル向けエージェントを活用するのが最も効率的です。

そこで、ここでは、AIフリーコンサルタントの案件獲得におすすめの案件紹介エージェントを3社ご紹介します。

AIフリーコンサルタントの案件獲得におすすめのエージェント

なお、案件紹介エージェントは、独立前に登録して独立に際してのアドバイスを貰うこともできますので、現在は会社員の方も、積極的に利用してみてください。

ハイパフォコンサル

ハイパフォコンサル
ハイパフォコンサルの特徴
  • フリーコンサル向け案件を専門とする老舗エージェント
  • 優良企業からの独自案件が多数
  • 案件の6割以上が120万円以上の高額案件

ハイパフォコンサルは、フリーコンサルタント向けの案件に特化した案件紹介サービスです。多様な分野のコンサル案件を扱っており、AIコンサル案件も多数あります。

長年の実績があるエージェントで、蓄積されたノウハウに基づく質の高いサポートを提供しています。会社員からフリーコンサルタントとして独立したい方や独立直後の方向けのサポートにも注力しているので、キャリアパスの相談をしたい方にもおすすめです。案件参画後のフォローもしっかりとしてもらえるため、スキルアップにも繋がるでしょう。

多くの優良企業と独自のネットワークがあり、好条件の独自案件も豊富です。直請け案件が多いので、その分、案件単価も高水準で、月単価120万円以上の案件が全体の約6割を占めています。

運営会社INTLOOP株式会社
公式サイトhttps://www.high-performer.jp/consultant/
公開求人数8,169件(2025年5月17日現在)
主な取扱職種PM・PMO、戦略、業務・会計・⼈事、SAP、IT・AI・IoT、マーケティングほか

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ProConnect(プロコネクト)

ProConnect(プロコネクト)の特徴
  • 審査を通過したハイクラス人材専門のエージェント
  • ITコンサル案件が豊富でAI関連案件も多数
  • 支払いサイトは9営業日で業界最速水準

ProConnect(プロコネクト)は、ハイクラスのフリーコンサル向け案件に特化した案件紹介サービスです。

ProConnect(プロコネクト)の最大の特徴は、書類審査を通過した人のみが案件を紹介してもらえる「スクリーニング制度」を採用している点です。クライアント企業からみると必ずハイクラス人材を紹介してもらえることになり、その分、好条件・好待遇の案件が豊富に揃っています。そのため、月単価平均は170万円と非常に高水準です。

支払いサイトが9営業日と業界最速水準であることも、ProConnect(プロコネクト)の特徴です。支払いサイトが数週間のエージェントが多い中、案件終了の次の週には報酬を受け取ることができるため、資金繰りが厳しいフリーランスの方も利用しやすいでしょう。

AIフリーコンサルタント向け案件も多数扱っていますが、公開求人は少ないので、まずは登録してみることをおすすめします。

運営会社株式会社WorkX
公式サイトhttps://pro-connect.jp/
公開求人数160件(2025年5月17日現在)
主な取扱職種戦略コンサルタント、業務コンサルタント、ITコンサルタントなど

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デジタル人材バンク

デジタル人材バンクの特徴
  • デジタル案件を専門に扱うハイクラス案件紹介エージェント
  • 高額案件が豊富で平均月単価は201万円と高水準
  • 大手コンサルファーム等の出身者による高品質のサポート

デジタル人材バンクは、デジタル案件に特化した、ハイスキル層向けの案件紹介エージェントです。

運営会社は大手コンサルファーム出身者が設立した会社で、高単価案件を受注するノウハウに長けていることもあり、高単価の案件を多数獲得しています。月単価200~250万円の案件と、150~200万円がそれぞれ全案件の約40%を占めており、それ以上の高額案件もあります。

大手総合コンサルファーム、ITコンサルファーム等の出身者が案件の獲得やマッチングを担当しているため、マッチングやキャリア相談の質が高いことも強みです。

デジタル案件に特化していて、多様な企業規模や業界のデジタル案件が揃っています。AIコンサル案件も多数ありますが、求人情報は非公開なので、高額案件や質の高いサポートに魅力を感じる方はぜひ登録してみてください。

運営会社株式会社クラウド人材バンク
公式サイトhttps://consultant.digital.hr-bank.co.jp/
公開求人数非公開(2025年5月17日現在)
主な取扱職種戦略、PMO、DXほか

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AIフリーコンサルタントに関するQ&A

AIフリーコンサルタントに関するQ&A

AIフリーコンサルタントに関する疑問をQ&A形式で3点紹介します。これ以外に疑問がある場合は、上で紹介したエージェントで相談すれば、業界に詳しいアドバイザーから回答を得られるので、ぜひ登録してみてください。

AIコンサルタントに向いている人は?

「AIフリーコンサルタントに必要なスキル」で解説した各種スキルに加え、論理的思考ができる人やプレゼンテーションが得意な人は、AIコンサルタントに向いていると言えます。

コンサルタントは、クライアントの課題を正確に把握し、課題解決策やそれに向けた道筋を提示しますが、このすべてを客観的事実に基づき、筋道を立てて行う必要があります。想像や思い付きでは課題を解決できませんし、クライアントも納得してくれないでしょう。論理的思考は、コンサルタントに不可欠な能力の一つです。

コンサルタントは、クライアントに提案内容などを説明する機会もあります。クライアントにとって耳が痛いことを言わなければならない場面もあるので、プレゼンテーション力があると有利です。

大手の有名なAIコンサル会社は?

AIコンサル会社は数多くありますが、中でも知名度が高い大手としては、次の5社が挙げられます。

AIコンサル会社は、大手総合系のコンサル会社がAI技術も活用してサービスを提供しているケースと、ITやAIに特化しているコンサル会社があります。両者とも経営コンサルティングなども行うことから、明確な壁があるわけではありませんが、上記の上4社は総合系、IBMはIT系に分類できるでしょう。

AIの仕事は高収入ですか?

厚生労働省による職業情報提供サイト「job tag」で職業別の全国平均年収を見ると、AIエンジニアは558.3万円、ITコンサルタントは684.9万円となっています。※1 ※2

他方、国税庁による「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、国内全産業の平均年収は460万円なので、AIの仕事は相対的に高収入であると言えるでしょう。※3

これはあくまでも全国平均であり、AIの仕事はスキルや経験、勤務エリアなどによって収入が変わることを考慮すると、より高収入を得ている人も多いと考えられます。

なお、ITコンサルタントは、IT戦略の立案やシステム導入・運用、IT人材育成、業務改善等の支援を行う職業なので、AI関連技術を活用したコンサルも含まれていると想定されます。

参照元

※1厚生労働省「job tag」AIエンジニア

※2厚生労働省「job tag」ITコンサルタント

※3国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」

AIフリーコンサルタントまとめ

AIフリーコンサルタントまとめ

この記事は、AIフリーコンサルに求められるスキルや働き方、年収などについて解説しました。

AIフリーコンサルタントは将来性があり、高収入も目指せる仕事です。ただ、独立した個人が必ずしも順調に案件を獲得できるとは限らず、収入面が不安定になるリスクがあります。

このため、記事内で紹介したようなAIフリーコンサルタント向けの案件紹介エージェント複数社に登録しておき、案件獲得のチャンスを広げるのがおすすめです。

商号フリーコンサル株式会社(Freeconsul Inc.)
URLhttps://www.freeconsul.co.jp/
本社所在地〒107-0062
東京都港区南青山3丁目1番36号青山丸竹ビル6F
有料職業紹介許可番号13-ユ-316208
特定募集情報等提供事業者受理番号51-募-001302
法人番号3010401144747
適格請求書事業者登録番号T3010401144747
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