レバテックダイレクトは、ITエンジニア・デザイナー向けのスカウトサービスです。
IT関連の求人情報が充実しており、ITエキスパート職への転職を目指したい方におすすめしたいエージェントです。
ただ、実際に利用した人からの評判・口コミを調べてみると、良い口コミだけではなく、悪い口コミもあり、利用する際には注意が必要な点もあることがわかりました。
そこで、この記事では、レバテックダイレクトの良い評判・口コミと悪い評判・口コミ、サービスの特徴、利用上の注意点などについて、詳しく解説します。
レバテックダイレクトとは?特徴と強み
レバテックダイレクトは、IT関連の求人に特化したスカウトサービスです。
登録すると、登録者を採用したい企業から直接スカウトメッセージが届きます。
その大半が面接・面談確約のものなので、書類選考を待つ必要がなく、短期間での転職活動が実現可能です。
また、自分で求人を検索し、応募することもできます。
レバテックダイレクトにはIT関連の求人が豊富にあり、職種、スキルなどの条件を詳細に設定して検索することができます。
たとえば、「フロントエンドエンジニア」とか「サーバーエンジニア」といった職種区分や、プログラミング言語、フレームワーク・ライブラリなど、ITエンジニアを細分化して条件指定できるので、手早く希望の求人情報にたどり着けます。
IT業界を熟知した専門チームが採用企業への情報収集を担当しており、開発環境、チーム編成、現場の雰囲気など求職者が気になる情報もきちんと把握していて、求人情報が詳細に記載されていることもレバテックダイレクトの特徴です。
レバテックダイレクトの基本情報
レバテックダイレクトの基本情報をご紹介します。
レバテックダイレクトは、エンジニア・クリエイター向けの人材紹介事業を手掛ける大手エージェントのレバテックが運営しています。
レバテックはエージェントサービスやフリーランス向け、キャリア向けなど様々な求人媒体・メディア等を手掛けていることもあって業界認知度が高く、豊富な支援実績・ノウハウを保有していることが強みです。
サービス名 | レバテックダイレクト |
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運営会社 | レバテック株式会社 |
登録者数 | 非公開(2024年7月現在) |
有料職業紹介事業 | 13-ユ-308734 |
拠点 | 東京本社 〒150-6190 東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア 24F・25F |
対応地域 | 全国 |
主な求人職種 | エンジニア、PM・コンサル、データサイエンティスト、デザイナーなど |
対応領域 | Web・アプリ・ソフトウェア、DB・ネットワーク、ゲーム、ITコンサルほか |
公開求人数 | 6,732件(2024年8月2日現在) |
公式サイト | https://levtech-direct.jp |
レバテックダイレクトの良い評判・口コミ
レバテックダイレクトの良い評判・口コミは多数見つかりました。
その中から主なものをご紹介します。
良い条件のスカウトが来る
レバテックダイレクトに登録したところ、条件の良いスカウト情報が来たという口コミが見つかりました。
レバテックダイレクトは採用企業が自社に合う求職者情報を探しやすく、厳選した求職者にのみスカウト情報を送る仕組みになっています。
このため、求職者にとっても良いスカウト情報が得られると期待できます。
スカウト情報が多数届く
スカウト情報が多く届くことについて、それ自体はありがたいが、多すぎて取捨選択が難しい旨の口コミも見つかりました。
レバテックダイレクトは、採用企業が厳選した求職者にのみスカウト情報を送る仕組みなので、登録してもむやみにスカウト情報が届くことはありません。
ただ、多くの採用企業が採用したいと思う優秀な人材には、多すぎると感じられるほどのスカウト情報が届く可能性があります。
面談して情報収集できる
カジュアルに面談した上で企業を選べる仕組みについてもプラス評価の口コミがありました。
レバテックダイレクトは、採用企業からのスカウト情報が来た場合でも、自分で求人検索して応募した場合でも、採用企業と直接やり取りすることができます。
特に、スカウト情報が来た場合は、その大半が面接・面談確約なので、積極的に情報収集したい方にとって、使い勝手が良いサービスとなっていることがうかがえます。
求人の質が高い
レバテックダイレクトの求人の質についても良い口コミがありました。
レバテックダイレクトはIT関連の求人に特化していて、専門チームが採用企業への情報収集を行っていることなどから、他の転職エージェントと比較しても質の高い求人が揃っていると考えられます。
レバテックダイレクトを推薦したい
他の転職者にレバテックダイレクトを薦める声も多くありました。
レバテックダイレクトは、IT関連の求人の質の高さやスカウトサービスの使い勝手の良さなどから、多くの求職者の人気を集めています。
レバテックダイレクトの悪い評判・口コミ
レバテックダイレクトの悪い評判・口コミも複数見つかりました。
「気になる」が届いても書類選考で落ちた
レバテックダイレクトは、求職者が興味を持った求人に関心があることをアピールできる「気になる」ボタンがあります。
同様に、採用企業から求職者に「気になる」の情報が届くこともあります。
この場合、当該求職者に関心があるということを示しているものの、スカウト情報とは異なりますので、応募してもこの口コミの方のように書類選考で落ちることもあります。
採用企業が「適当に」送っているわけではないものの、悪い印象を持った方はいるようです。
スカウト情報が来なくなった
スカウト情報が来るタイミングについて、悪い口コミが見つかりました。
レバテックダイレクトに限らず転職エージェント全般に共通することですが、求職のタイミングによっては、希望に沿う求人情報がなかなか見つからないことはあり得ます。
良い求人情報を得るため、複数のエージェントに登録しておくと良いでしょう。
サービス区分がわかりづらい
アドバイザーさんは親切丁寧で素晴らしい方でしたが、同じレバテックでもレバテックダイレクトとレバテックキャリアで別々のサービスになってしまっていたり、アプリを使わない場合の連絡はLINEになるなど、ちょっと分かりづらさや不便さを感じる部分がありました
(Google口コミより一部抜粋)
レバテックは、レバテックダイレクト以外にも色々なサービスを展開しているので、サービスのわかりづらさを感じた方がいるようです。
レバテックダイレクトを利用するメリット
レバテックダイレクトを利用するメリットは、主に次の3点です。
IT関連の幅広い職種の求人が揃っている
IT関連の幅広い職種の求人が揃っていることは、レバテックダイレクトを利用する大きなメリットの一つです。
レバテックダイレクトの求人はIT関連に特化しているだけあって、IT関連の求人はかなり充実しています。
求人数も多く、公開求人だけでも数千件あります。
その中から約60の職種や90のスキル、さらに年収や業種、こだわりたい条件などを絞って検索できますので、希望条件に合致する求人を見つけやすいでしょう。
良い求人が見つかれば、そのまま応募のステップに進めるため、スピード感のある転職活動が可能です。
厳選されたスカウトメールが届く
厳選されたスカウトメールが届くことも、レバテックダイレクトを利用するメリットです。
レバテックダイレクトに登録すると、登録者の同意に基づき、経験職種、保有している資格やスキル、希望職種、希望勤務地などの情報が採用企業に公開され、採用企業がその中から厳選した人材にスカウトメッセージを送ります。
スカウト情報が届いた時点で、採用企業が欲しい人物像にあてはまっており、スカウトメールのうち約93パーセントが面接・面談確約となっています。
もちろん、スカウトを断っても差し支えありませんし、良さそうだと思えば書類選考ではねられることなく面接に進めます。
自分で諸条件に当てはまる採用企業を探す必要もありませんので、転職活動にかかる時間を大幅に短縮することができます。
登録された求人に詳細内容が細かく記載されている
レバテックダイレクトに登録されている求人情報には、仕事内容や募集条件以外についても細かく記載されています。
たとえば、採用企業の会社概要や給与体系、事業内容、チーム・組織の体制や規模などです。
このような意外と気になる点があらかじめわかれば、問い合わせの必要もなく不安を払しょくでき、採用企業について調べる手間も大幅に軽減できます。
また、採用時点だけではなく、長く働きやすい企業なのかどうかの判断もしやすくなり、安心して応募できるでしょう。
レバテックダイレクトを利用する際のデメリット・注意点
レバテックダイレクトを利用する際のデメリット・注意点について解説します。
新卒や社会人経験がない場合は利用は難しい
レバテックダイレクトは、社会人経験がある人向けの転職支援サービスなので、新卒や社会人経験がない人向けではありません。
社会人経験とは、正社員、契約社員、業務委託などを指しています。
必ずしも正社員である必要はありませんが、何らかの形で社会人経験が必要で、社会人経験がないままレバテックダイレクトに登録しても、有意義に利用するのは難しいです。
なお、新卒向けには、ITエンジニアを目指す方向けの就職支援サービス「レバテックルーキー」がありますので、新卒の方はそちらをご利用ください。
IT関連以外でも求人を探したい場合は他サービスの利用が必要
レバテックダイレクトは、IT・Web領域に特化した転職サービスなので、IT関連以外でも求人を探したい場合は他サービスの利用が必要です。
IT関連に限定せず、それ以外の職種の求人も候補に含めて探したい場合や、他の業種・業界へのキャリアチェンジを図りたい場合、また、キャリアアドバイザーに相談をしながら転職活動を進めたい場合などは、レバテックキャリアや後述の総合エージェントにも登録して併用することをおすすめします。
レバテックダイレクトはこんな人におすすめ
レバテックダイレクトは、次のような人に特におすすめです。
IT業界に絞って転職活動したい人
IT業界に絞って転職活動したい人には、レバテックダイレクトの利用を強くおすすめします。
レバテックダイレクトは、ITエンジニア・デザイナーの求人に特化しているサービスで、IT業界を熟知した専門チームが採用企業から情報収集しています。
このため、開発環境や組織・チーム体制など、IT専門職であれば気になるポイントをおさえた、質の高い求人情報が揃っています。
自分で検索する以外に、採用企業からスカウト情報が届くこともあります。
採用企業も条件を詳細に絞り込んで探した候補者にのみスカウト情報を送ることができ、転職者、採用企業の双方にとって効率的で質の高いマッチングが実現できる仕組みとなっています。
細かい条件を絞り込んで求人を探したい人
細かい条件を絞り込んで求人を探したい人にも、レバテックダイレクトの利用をおすすめします。
レバテックダイレクトの求人検索は、職種・業種やスキル、年収、勤務地などの雇用条件に加え、「服装自由」「副業可」「フレックス制度あり」「フルリモート可」など、こだわりたいポイントで絞ることが可能です。
「残業月20時間未満」や「新技術に積極的」「女性エンジニアが活躍中」など、一般的には実際に就職してみないとわかりづらいようなこともあらかじめ知ることができますので、転職してから後悔することなく、安心して応募できるでしょう。
レバテックダイレクトとあわせて利用したいおすすめエージェント
これまでご紹介した通り、レバテックダイレクトはIT関連の転職におすすめのサービスですが、IT関連以外には弱いなどのデメリットもあります。
このため、レバテックダイレクトに加え、次にご紹介するような複数の転職エージェントを併用することをおすすめします。
マイナビITエージェント
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it/ |
公開案件数 | 63,073件(2024年8月2日現在) |
職種 | SE、インフラエンジニア、PM、ITコンサル、研究開発職 |
マイナビITエージェントは、大手転職サービスのマイナビが運営する人材紹介エージェントです。
マイナビITエージェントは、IT・Web業界に特化していますが、全業界をカバーしているマイナビエージェントの求人情報も利用でき、業界を跨いだ転職をお考えの方にも対応してもらえます。
IT業界に絞らずに転職活動を進めたい方は、レバテックダイレクトと併用すると良いでしょう。
IT・Web業界に詳しい専任アドバイザーと、転職市場全般に詳しいアドバイザーが在籍していてチームで対応してもらえるため、業界や企業の情報を知りたい場合でも、転職やキャリアパスの相談をしたい場合でも、質の高いアドバイスをしてもらえます。
未経験の方、異業種出身の方向けのサポートも行っているため、未経験からIT業界へ、またはIT業界から他の業界への転職を図りたい方にもぜひ利用をおすすめします。
※マイナビのプロモーションを含みます
関連記事>>マイナビIT AGENTの評判・口コミ
Geekly
運営会社 | 株式会社Geekly |
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公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
公開案件数 | 26,131件(2024年8月2日現在) |
職種 | SE、インフラエンジニア、Webエンジニア、ITコンサルティング、Webマーケティングなど |
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界を得意とする、業界特化型の転職エージェントです。
業界に特化している分、幅広い採用企業や勤務条件の求人が揃っていて、希望に沿う求人情報が見つけやすくなっています。
長年の支援実績から積み重ねてきたノウハウを生かし、職種や技術レベルなどを正確に把握した上でマッチングを行う上、採用企業と諸条件を詳細にすり合わせた上で入社できるため、転職後の職場定着率が非常に高く、長く安心して働けます。
未経験者向けの支援や異業種を目指したい方向けの支援も行っています。
レバテックダイレクトのようなスカウトサービスとは異なり、専門アドバイザーに各種相談をしたり選考対策のサポートを受けたりすることができるので、レバテックダイレクトと併用すれば転職活動を進めやすくなるでしょう。
ワークポート
運営会社 | 株式会社ワークポート |
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公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
公開案件数 | 102,539件(2024年8月2日現在) |
職種 | ITコンサル・経営コンサル・戦略コンサルなど |
ワークポートは、IT・Web・ゲーム業界に強い転職エージェントです。
20年以上の支援実績があり、豊富な相談実績を生かして質の高い支援を行っています。
47都道府県それぞれに面接拠点があり、夕方以降の時間帯や休日でも対応してもらえますので、担当者に直接会って相談したい時などにも使いやすいでしょう。
専任の担当者は「転職コンシェルジュ」と呼ばれており、単なる求人紹介にとどまらず、転職にまつわることを総合的にサポートしてもらえます。
また、登録すると、専用アプリやレジュメ作成のオンラインツールなども利用できるようになります。
長年の実績を背景に、採用企業各社と独自のコネクションを有しており、他の転職エージェントにはない独自求人情報も多数あります。
レバテックダイレクトと併せて登録しておけば、良い求人情報を見つけやすくなると期待できます。
レバテックダイレクトへの登録から内定までの利用手順
レバテックダイレクトへの登録から内定までの流れについて解説します。
無料登録
公式サイトの会員登録フォームに氏名や連絡先、職種等を入力し、登録します。
GoogleやAppleのアカウントで登録することもできます。
登録すると、求人とのマッチ率がわかるようになります。
また、登録者のプロフィールを見た採用企業からスカウトメッセージが送られてくることがあります。
求人検索
希望の条件を指定して求人を検索します。
「気になる」ボタンがあるので、興味深い求人ではボタンを押せば企業に関心が伝わります。
求人に応募する・スカウトを受け取る
応募したい求人が見つかったら、求人ページ内の応募フォームから応募します。
レバテックダイレクトは、エージェントの担当者を通すことなく、登録者が直接、応募することができます。
自分で応募する以外に、採用企業からスカウトメッセージが来ることもありますが、その場合、選考ステップに進みたいと思ったら、メッセージに返信します。
なお、登録してあるプロフィールは、いつでも編集することができます。
プロフィールの情報を充実させておくと、興味を持ってくれる採用企業が増えると期待できます。
面接・面談
採用企業とメッセージのやり取りを行い、日程調整の上、面接などの選考ステップに進みます。
必要に応じて、マイページのメッセージ画面からレジュメ等を提出することもできます。
内定・入社
選考後、内定通知が来れば、雇用契約の上、入社となります。
レバテックダイレクトに関する疑問・Q&A
レバテックダイレクトに関するよくある疑問について解説します。
レバテックダイレクトを利用するのに費用はかかる?
レバテックダイレクトを利用するのに費用は一切かかりません。
すべてのサービスを無料で利用できますので、気楽に登録してみてください。
レバテックダイレクトとレバテックキャリアの違いは?
レバテックダイレクトとレバテックキャリアの主な違いは、キャリアアドバイザーによる仲介の有無です。
レバテックダイレクトは、採用企業からスカウト情報が届いたり、求職者が求人を検索したりして、求職者と採用企業とが直接やり取りを行います。
対して、レバテックキャリアは、登録者一人一人に付いている専任キャリアアドバイザーに相談しながら転職活動を進めます。
レバテックダイレクトの年収診断とはどんなもの?
レバテックダイレクトの年収診断とは、登録者の推定年収などを算定してくれるサービスです。
経験やスキルが類似しているこれまでのユーザーの情報をもとに算定されるので、リアルな「市場価値」を知ることができます。
推定スカウト獲得通数(もらえるスカウト数)や、スカウトをもらえる可能性が高い企業などもわかります。
自分の経験やスキルではどのようなスカウト情報が来るのか見当をつけることができるので、気になる方はぜひ試してみてください。
レバテックダイレクトを退会するにはどうすればよい?
レバテックダイレクトを退会するには、マイページにログインした状態で、「各種設定」から「アカウント設定」へ進み、退会手続きをします。
レバテックダイレクトは、希望があればいつでも退会できますので、安心してご利用ください。
レバテックダイレクト評判・口コミまとめ
レバテックダイレクトは、IT関連の求人が充実しており、IT業界への転職を目指したければ、ぜひ登録すべきサービスと言えます。
ただ、社会人経験がないと利用が難しいことや、IT業界以外の求人は取り扱っていないといったデメリットもあります。
有益な情報を逃さず、着実にチャンスを掴むためにも、レバテックダイレクト単体での利用ではなく、この記事でご紹介した他の総合エージェントにも登録することをおすすめします。