コンサルの職務経歴書はコンサル業界への転職を考えるにあたって、非常に重要なものです。
特に、コンサル未経験の方や事業会社へのキャリアチェンジを目指すポストコンサルの方にとっては、「自分の経験をどのように言語化すればよいのか」と迷う場面も多いでしょう。
本記事では、コンサルの職務経歴書作成における基本的なポイントから、ITコンサルタントやアクセンチュア、マッキンゼーなどの大手ファームごとの書き方のコツを解説します。
さらに、書類の精度を高めるために頼れる転職エージェントも併せて紹介しているので、選考通過率を高めたい方はぜひ参考にしてみてください。
コンサル業界向け
おすすめ転職エージェント
サービス名 | 特徴 |
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コンサル業界向け職務経歴書のフォーマット

コンサル業界に向けた職務経歴書においては、「見やすさ」と「論理的な構成」が特に重要です。内容の良し悪しだけでなく、情報を整理し伝えるスキルそのものが評価対象となるため、資料としての完成度の高さが求められます。
dodaに掲載されているビジネスコンサルタント向けのサンプル※を活用すれば、フォーマットを1から考えずに済むのでおすすめです。
職務経歴書は、まず職務要約で経歴を簡潔にまとめた上で、活かせる経験やスキルを箇条書き形式で提示する構成が一般的です。在籍企業に関する職務経歴欄では、プロジェクト単位で概要・ミッション・担当業務・実績などを整理し、課題・解決策・成果の流れで記載することがポイントです。
特に、業務の成果は数値で示せると説得力が増すので、必ず記載しましょう。さらに、自己PR欄では具体的なプロジェクト経験をもとに、分析力や課題解決力、ロジカルシンキングが得意な点などを盛り込むことをおすすめします。コンサルタントとしての即戦力性をアピールするためにも、業務と関連づけた強みの提示が効果的です。
コンサル業界向け職務経歴書・履歴書の書き方例

職務経歴書ではプロジェクト単位で成果・役割・思考の流れを整理した構成が重要です。履歴書も雛形に沿いながら簡潔に自己PRや志望動機を記載し、採用側に「この人に会ってみたい」と思わせる工夫が必要です。
こちらでは、各項目の書き方ポイントを事例も交えて具体的に紹介します。
1.職務要約はわかりやすく書く
新卒で〇〇株式会社に入社し、ITを活用した業務改善プロジェクトに従事。製造・物流業界を中心に業務分析から課題抽出、改善提案、実行支援までを担当。近年はマネージャーとしてプロジェクト推進やチームマネジメントにも従事しており、現場起点の改善から経営層への提案まで幅広く対応してきました。
職務要約は、採用担当者に対して自身のキャリア全体を端的に伝えるパートです。プロジェクトごとの詳細に踏み込むのではなく、キャリアの流れや強みの方向性を1〜2段落に簡潔にまとめることが求められます。
特にコンサル業界では「論点の整理力」も見られているため、ダラダラと長くせず、読みやすく構成することが大切です。経験してきた業界や得意分野を冒頭に提示し、その後に成果や役割の広がりを補足する構成にすると、アピールしたい要点が効果的に伝わるでしょう。
2.職務経歴・プロジェクトの実績
20XX年4月〜現在 株式会社〇〇
・大手小売業向け在庫管理システム導入支援プロジェクトに参画
- 背景:在庫過多による収益悪化への対応
- 役割:現状分析、業務要件定義、業務設計を担当
- 成果:導入後、在庫回転率が1.3倍に向上し、年2億円規模の在庫削減に貢献
プロジェクト経験は、単なる業務内容の羅列ではなく、「背景」「課題」「施策」「成果」までを含めて記載することで、より説得力のある内容になります。
特にコンサル職では、実行力や思考プロセスが問われるため、「なぜその施策が必要だったか」「何を行い、どんな効果があったか」を簡潔に整理することが重要です。自身の具体的な役割や貢献を明示することで、実績の価値をより強く伝えることができます。
3.経験・キャリアで培った強み
- 仮説構築と検証のスピード
課題設定から打ち手の提案、実行検証までを短期間で行い、「課題の本質を早期に見抜ける」と高評価を獲得 - 業務プロセス改善の推進力
現場ヒアリングと定量分析をもとに業務の可視化を実施。業務工数の15%削減につながる改善策を立案・実行
強みは「何ができるか」だけでなく、「それをどう活かして成果につなげたか」を具体的に示すことで、説得力が格段に増します。箇条書きをベースに、エピソードや成果を添える構成がおすすめです。
コンサル業界では特に、論理的思考力・実行力・対人スキルが評価されるため、それらがどのような状況で発揮されたのか、どんな成果に結びついたのかを簡潔に整理しましょう。強みの裏づけとなる実績があると、職務経歴全体にも一貫性が生まれます。
4.会社内での実績があるか
・社内表彰:年間優秀プロジェクト賞を受賞(全社約300件の中から選出)
・新卒メンター制度の設計・導入を提案し、人材定着率が前年比15%改善
・中期経営計画の策定支援に参画し、部門戦略の見直しと数値目標の再設計を実施
コンサルタント未経験であっても、これまでの社内実績や取り組みを具体的に示すことで、高く評価される可能性があります。必ずしも社外プロジェクトに限定する必要はありません。
所属企業内での業務改革・提案・改善活動の経験も、主体性や課題解決力の証拠となります。たとえば、制度設計や業務プロセスの改善、社内表彰歴、横断的プロジェクトの成果などがあれば、積極的に記載しましょう。これらは、自ら課題を見つけ、行動し、成果を出す力があることを示す貴重な材料です。
5.資格・語学力を示すものがあるか
【保有資格・スコア】
- TOEIC 910(ビジネス利用X年)
- 日商簿記2級(経理支援案件X年経験)
- 中小企業診断士(20XX年合格)
- PMP資格(20XX年合格)
コンサルティングファームでは、応募ポジションによって資格や語学力が選考上の評価ポイントとなることがあります。応募ポジションを想定し、必要とされるものは明記しましょう。
英語力については、TOEICスコアが800点以上ある場合は記載しておくと好印象です。また、特に外資系ファーム志望の場合は、語学力と併せてビジネスマナーやグローバル対応の視点を強調するのも有効です。
資格は実務と関連するものや、業務理解を補完する内容が望まれます。したがって、コンサルタントに関係のない資格は記載しなくても大丈夫です。
6.志望動機・自己PRはどうするべき?
コンサル業界では、自己PRや志望動機を職務経歴書の中で明確に区切って記載しなくても問題ありません。
職務経歴の中で自分の強みや志向性が伝えられていれば、それ以上の説明は不要なケースもあります。むしろ、同じ内容を繰り返してしまうことで、論点が整理されていない印象を与えるリスクもあるため注意が必要です。
志望動機についても、企業側から指定されていない場合は無理に書かなくても構いません。重要なのは、「どのような貢献ができるか」や「キャリアとして何を目指すのか」が職務経歴や実績の流れの中で一貫していることです。
そのうえで、企業ごとの関心度や志望理由を簡潔に補足したい場合は、1〜2行で記載しても良いでしょう。
未経験のコンサル転職の職務経歴書の書き方は?

未経験のコンサル転職の職務経歴書書き方のポイントは、コンサルで再現可能なスキルと成果を、具体的に言語化することです。
業界経験がなくても、過去の業務において課題を特定し、改善に取り組んだ経験や、関係者と連携してプロジェクトを推進した実績があれば、十分にアピールすることができます。
特に評価されやすいのは、仮説立てや分析、提案から実行までを自分の言葉で整理できるかどうかです。資料作成・数値管理・折衝・調整などのスキルも、役割や工夫とセットで記載しましょう。
また、ITや会計といった特定業務経験や、金融・製造など特定業界で培った知見は、各プロジェクトにおける専門性として高く評価されます。加えて、厳しい環境でも成果を出してきたタフさや意欲も、ポータブルスキルとしてアピールできる大切な要素です。
このように「どんな貢献ができるか」を言語化することが、職務経歴書の完成度を大きく左右します。応募先ポジションで求められるスキルを想定して記載しましょう。
コンサル業界向け職務経歴書の特徴

コンサル業界では、文章構成や表現の仕方自体がビジネススキルの判断材料とされます。単なる経歴の羅列ではなく、「この人と一緒に働くイメージが持てるか」を意識しながら、自分の強みや実績を整理して伝える必要があります。結論から語る構成(PREP法)や、定量的な成果の明示、問題解決までのアプローチなど、コンサルらしい書き方を押さえることで、説得力のある書類が完成します。
PREP法で書くことを意識する
コンサル業界向けの職務経歴書を書く際には、PREP法を意識しましょう。コンサル業界では「何が言いたいか」を明確に伝える能力が求められます。
PREP法とは、主張→理由→具体例→再主張の流れで説得力を持たせる基本構成であり、職務経歴書にも有効です。
- Point(結論):業務改善により業務時間を削減
- Reason(理由):業務負荷が高く、生産性に課題があったため
- Example(事例):現場ヒアリングと業務分析により、非効率な工程を自動化。結果、作業時間が20%短縮
- Point(再主張):成果につながる改善提案が得意
文章の順序が整理されるだけでなく、読み手の理解もスムーズになるため、論理的な思考ができる人材としての印象を与えることができます。
客観的に判断できる実績を示す
職務経歴書では、実績を客観的に評価できるように明示することが重要です。
特にコンサル業界では、数字を使用した説得力ある表現が好まれるため、成果の内容だけでなく、具体的な売上額や達成率、関与した人数や規模などを明記することが効果的です。
たとえば、「営業成績で評価された」と記載するのではなく、「年間売上8,400万円を達成し、法人営業部門で売上1位(全100名中)」といった形で実績を裏付ける数字を入れることで、読み手に納得感を与えることができます。
また、社内表彰やプロジェクト貢献なども、背景や基準を補足することでアピールになります。事実に基づいた表現は信頼感を生み、他の候補者との差別化にもつながります。
同僚と比較した際に特別な実績があれば、背景や基準をしっかり説明し、記載することが効果的です。
問題解決ができる人であることをアピールする
問題解決力を具体的に示すことは、職務経歴書における重要なアピールポイントです。
単に「経験があります」と書くのではなく、「どのような課題に直面し、どのように特定し、どう解決したのか」というプロセスを簡潔に記載することで、思考のプロセスや実行力が伝わります。
たとえば、業務が属人化していた部署でフローを可視化し、マニュアルを整備することでクレーム件数を削減した事例などは、再現性の高いスキルとして評価されやすいでしょう。
問題に向き合う姿勢や工夫した点を具体的に記すことで、コンサル業務でも活かせる力があると採用担当者に伝わります。課題解決の経験がある方は、実績だけでなく考え方の背景まで整理し、第三者に伝わるよう言語化しておくことが大切です。
コンサル業界向け職務経歴書の精度を上げるコツ

職務経歴書の精度を高めるためにいくつか押さえておきたいコツを紹介します。
応募先企業に合わせた内容を心掛ける
職務経歴書の完成度を高めるには、応募先企業に合わせて内容を調整することが効果的です。
すでに経歴や実績を整理できている場合でも、「どの企業でも通用する書き方」と「その企業に響く書き方」は微妙に異なります。企業の特徴や価値観、業務スタイルをふまえて、同じ経験でも伝え方を工夫しましょう。
一見関連が薄そうな経験も、相手の求める要素に視点を切り替えることで、説得力のある材料になります。応募ポジションの詳細を把握して記載内容を精査しましょう。
コンサルタントについて知る
目指す方向を明確にするためにも、どのようなコンサルタントを志すのかを言語化しておくことが、職務経歴書の精度を高める第一歩になります。
コンサルタントといっても、戦略、IT、人事、マーケティングなど専門領域は多岐にわたり、活躍のスタイルもコンサルティングファームに所属する形態やフリーランスなどさまざまです。
事業課題の抽出から施策立案・実行支援までを担う職種である以上、「どの領域でどう貢献したいのか」が整理されていないと、伝えたい強みが曖昧になるおそれがあります。
まずはコンサルタントの働き方や求められる役割を把握したうえで、自分の経験や強みがどの分野にフィットするかを考えてみましょう。そうすることで、経歴や志向を自然に職務経歴書へ落とし込むことができます。
転職エージェントで職務経歴書の添削をしてもらう
職務経歴書の完成度を高めたいときは、コンサル業界に強い転職エージェントに添削を依頼するのも効果的です。
一人で書類を仕上げると、自分の伝えたいことが中心になり、読み手にとって伝わりづらくなることがあります。特にコンサル業界では、職務経歴書の段階で選考から外れるケースも多いため、第三者のチェックは非常に重要です。
コンサル業界に強いエージェントに相談することで、構成や表現の改善だけでなく、応募企業ごとの傾向を反映した調整も行いやすくなります。さらに、書類選考のサポートだけでなく面接対策や年収交渉などの支援も受けられるため、総合的に転職活動を進めたい方にとっては心強い存在です。
コンサル業界の応募先企業に伝わる職務経歴書を仕上げるうえでも、転職エージェントを積極的に活用することをおすすめします。
提出前に必ず最終チェックをする
職務経歴書の完成度を高めるためにも、提出前の最終チェックは欠かさず行いましょう。
どれだけ中身が充実していても、誤字脱字や記載ミスがあると、それだけで印象を損ねてしまう可能性があります。特に、氏名や日付、学歴・職歴の年月など、基本情報に間違いがないかは丁寧に確認してください。
加えて、見出しや構成が視覚的に整理されているか、文章が読みやすいかどうかも重要なチェックポイントです。可能であればPC画面だけでなく、一度印刷して赤ペンでチェックするなど、媒体を変えて見直すことも効果的です。
内容だけでなく、読み手にどう伝わるかを意識した確認を心がけることで、より完成度の高い職務経歴書に仕上げることができます。
誤字脱字に気を付けて簡潔に書く
職務経歴書の精度を高めるためにも、誤字脱字に気を付けて簡潔に書くことを心がけましょう。
誤字や脱字があるだけで、注意力や書類作成スキルに不安を抱かれる可能性があります。特にコンサル業界では、細部まで気を配れるかどうかが評価対象になるため、表現の丁寧さなど、基本的なスキルも評価の対象です。
また、内容が冗長になってしまうと、要点が伝わりづらくなるリスクもあります。成果や実績は定量的な情報とともに、周囲との連携の過程もあわせて記載すると効果的です。
文章の読みやすさと情報の密度を高めることで、意図がしっかり伝わる職務経歴書に仕上がります。基礎的なことですがしっかり徹底しましょう。最終的な添削に時間をかけられない場合は、転職エージェントにサポートしてもらうことをおすすめします。
コンサル業界に特化した転職エージェント

コンサル業界に特化した転職エージェントを紹介します。コンサル業界では採用求人が非公開になっていることも多いため、それぞれのサービスに登録した後に、面談を通じて担当者から紹介してもらいましょう。
MyVision

- ブティックファームを含めたコンサル業界専門の転職支援
- 戦略ファーム出身アドバイザーによる実践的サポート
- 提携ファーム200社以上、・累計支援実績1,000名超
MyVisionはコンサル業界に特化した転職エージェントです。提携先は200社以上に上り、国内に展開するほぼ全てのコンサルティングファームとネットワークを構築しています。
非公開求人の保有数も業界トップクラスで、これまでの経験やキャリアプランに沿った求人紹介をしています。サポートを担当するのは戦略ファーム出身のアドバイザーであり、職務経歴書の添削では企業ごとの評価ポイントを踏まえた具体的なアドバイスを受けられます。
面接対策では1,000名を超える支援実績や、過去数千件の面接内容を分析した、オリジナルの資料も提供してもらえるため、選考を効率的に進めることができるでしょう。
選考通過率を高める職務経歴書の添削や、数千件の選考データに基づいた対策資料の提供など、現場視点の実践的なサポートを受けたい方にMyVisionはおすすめのサービスです。
運営会社 | 株式会社MyVision |
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公式サイト | https://my-vision.co.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2025年5月12日現在) |
主な求人職種 | Big4をはじめとするほぼ全てのコンサルファーム シンクタンク、領域特化型ファームのコンサルタント各職種 |
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アクシスコンサルティング

- 20年以上の支援実績と累計85,000人超のキャリア支援
- ファームごとの採用傾向に基づいた実践的サポート
- 中長期視点でのキャリア形成支援にも対応
アクシスコンサルティングは20年以上にわたり、転職支援を行ってきた実績豊富なエージェントです。累計で10,000人以上の現役コンサルタント、約85,000名の転職志望者を支援しています。
取引企業も多岐にわたり、100社を超えるPEファンド/VCとの取引実績や、大手コンサルファームとの強固なネットワークも保有しています。
選考対策にも強みを持っていて、各ファームの選考基準や評価ポイントを熟知したアドバイザーが、応募先求人に合わせたサポートを行う点も特徴です。職務経歴書の添削はもちろん、面接に向けたアドバイスを受けることも可能です。
また、平均で3年以上にわたる転職支援実績も特長のひとつとして挙げられます。短期的な転職だけでなく、長期的なキャリア形成も相談したいと考えている方にとって、信頼できるパートナーとなるサービスです。
運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
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公式サイト | https://www.axc.ne.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2025年5月12日現在) |
主な求人職種 | コンサルティングファームや事業会社の企画職、 DX/IT、コンサルタント、PE/VC、CxOなど |
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コンコードエグゼクティブグループ

- 総合系ファームやポストコンサル転職にも対応
- コンサル出身者による質の高いサポート
- 経営幹部クラスの独自求人も紹介可能
コンコードエグゼクティブグループは総合コンサルティングファームへの転職支援に強い、ハイクラス層向けの人材紹介サービスです。特に、大手ファームやポストコンサルへの豊富な転職実績を誇ります。
累計で多数の内定者を輩出しており、職務経歴書の添削や面接対策、適性検査対策まで、マンツーマンで選考対策を実施しています。特に書類選考では、同じ経歴でも通過率に差が出るため、各社の評価基準に沿った精度の高い添削を行っています。
アドバイザーはコンサル出身者が中心で、無料のケースインタビュー対策など、実践的な支援も充実しています。
また、経営幹部層との強いネットワークを活かし、チーム採用やCXOクラスの非公開求人を提案できる点も魅力です。ポストコンサルを検討している方や、将来的に事業会社での活躍を見据えている方にとって、信頼できるパートナーとなるでしょう。
コンコードエグゼクティブグループの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社コンコードエグゼクティブグループ |
公式サイト | https://www.concord-group.co.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2025年5月12日時点) |
主な求人職種 | IT、金融、コンサルティング業界の各ポジション |
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大手コンサルファームでの職務経歴書のポイント

大手コンサルファームに応募する際は、各社ごとに評価されやすい項目や求める人材像が異なるため、企業別の傾向も踏まえて記載内容を調整する必要があります。ここでは、アクセンチュア・マッキンゼー・デロイトに応募する場合の職務経歴書の構成やアピールポイントについて解説します。
アクセンチュアの職務経歴書
アクセンチュアでは誰に対して何を、どのような役割でどうやって実施したのか、また、どのような成果を、どのような指標で示せるかを明確にすることが重要です。
職歴の要約では経歴全体の流れを簡潔にまとめ、その後に経歴の記載では、企業概要や担当領域、具体的な役割を明確にすることが求められます。
特に重視されるのが、組織の成果だけでなく、自分自身がどのような立場でどのように行動し、何を達成したかを定量的に示すことです。実績の背景にある「自分の貢献」が明確に伝えることを意識してください。
また、雇用形態や転職理由についても、明確かつ簡潔に記載する必要があります。ポジションによってはマネジメント経験やスキルの詳細、語学力まで問われるため、応募先の要件に即した具体的な情報を記載しましょう。
マッキンゼーの職務経歴書
マッキンゼーでは、定量的な成果やリーダーシップを発揮しているかどうかが重視されます。職務経歴書ではプロジェクトごとに結果を定量的に示し、問題解決のアプローチや意思決定の方法を詳述することが求められます。
また、チームでの貢献も重視されるため、リーダーとしてのマネジメント経験やチーム内での連携・工夫についても触れると効果的です。即戦力としての能力を伝えるためにも、分析力やリーダーシップを発揮した具体的なエピソードを盛り込むのもよいでしょう。
全体として、端的かつ説得力のある構成で、この人になら重要なプロジェクトを任せても安心だと思わせるような内容に仕上げることが重要です。
デロイトの職務経歴書
デロイトでは、応募先ポジションの実務に即したスキルや実績が、どれだけ明確に伝わるかが重要となります。職務経歴書では、これまでに携わったプロジェクトの規模や対象業界、そこで果たした役割を具体的に記載しましょう。
たとえば、売上向上やコスト削減、業務改善といった定量的な成果に加えて、どのような課題に対し、どうアプローチし、どのような結果を出したのかを論理的に説明することで説得力が増します。
また、語学力(TOEIC・TOEFLなど)や応募ポジションにマッチした資格もアピールポイントになるため、忘れずに記載しましょう。業務を通じて習得したスキルや知識、キャリアの方向性を、応募先ポジションの求める人物像に合わせて記載しましょう。
ポストコンサル転職の職務経歴書の書き方は?

コンサルティングファームから事業会社、ベンチャー企業などに転職する場合、職務経歴書では現在のスキルや実行可能な業務内容が明確に伝わる構成が重要です。
記載内容には直近のプロジェクトの中でも特に成果を出したものや、応募先の業種・テーマと親和性の高い案件を選びましょう。その上で、プロジェクト全体の説明だけでなく、自身の役割や貢献したポイントを具体的に具体的に示すことで説得力が増します。
クライアントとの密接な連携経験や現場主導の改善活動など、事業会社においてもイメージしやすいエピソードを交えると効果的です。
経験の網羅性をアピールしたい場合は、重点的に表記する主要プロジェクトと、概要を1行程度で簡易表記するプロジェクトといった構成にすることで、網羅性と重点性の両立が図れるでしょう。
コンサル業界向け職務経歴書に関するよくある質問

コンサル業界を目指す際、職務経歴書の書き方やコンサル職そのものに関して、さまざまな疑問を持つ方も多いと思います。ここでは、よくある質問について、わかりやすく解説していきます。
コンサルタントとはどのような仕事?
コンサルタントは企業が抱える経営課題や業務課題に対して、専門知識や過去の経験をもとに分析し助言を行い、課題解決を支援する職種です。
対応領域は広く、戦略立案や組織改革、財務・会計、人事制度の設計、業務プロセス改善、IT導入支援などが含まれます。さらに、近年ではAIやデジタル領域への支援も求められており、業種・テーマごとに特化したコンサルタントが活躍しています。
コンサルティングファームとは?
コンサルティングファームとは、課題解決を目的としたコンサルティングサービスを提供する会社のことです。ファームにはさまざまな種類があり、戦略系や総合系、IT特化型、人事組織系、シンクタンク型など、支援領域や得意分野によって異なります。
代表的な企業には、アクセンチュア、デロイト、マッキンゼー、PwCなどが挙げられます。企業ごとの規模や支援対象によって転職時に求められる経験やスキルも異なります。
ITコンサルタントの職務経歴書の書き方例は?
ITコンサルタントとして職務経歴書を作成する際は、転職先で求められる専門スキルを意識して記載することが重要です。
たとえば、上流工程の経験や携わった業界、担当フェーズ、リーダー経験の有無などを明確に整理しましょう。プロジェクトごとに概要や役割、成果を簡潔に記載し、使用した技術や開発言語も具体的に書き出すと専門性が伝わりやすくなります。
自己PRでは顧客との折衝や、プロジェクト推進における工夫、マネジメント経験など、汎用的なスキルにも言及すると他の応募者との差別化が図りやすいでしょう。
コンサルタントに必要なスキルや資格には何がある?
コンサルタントに求められる基本スキルには、論理的思考力や課題解決のための分析力、顧客やチームとの円滑なコミュニケーションや調整力などが挙げられます。
取得が望ましい資格は業界や職種によって異なりますが、たとえば戦略系や会計系のファームではMBAや公認会計士、税理士などの高度な専門資格が評価されます。
一方で、IT領域ではITパスポート試験やSAP関連などの技術資格、語学力を証明するTOEICやTOEFLといったスコアも評価対象になります。
どの資格が有効かは、目指すファームや職種により変わるため、自身のキャリアの方向性に応じて戦略的に準備を進めることが大切です。
コンサル業界向け職務経歴書のまとめ

コンサル業界向けの職務経歴書では、実績の裏付けや思考プロセスを論理的に伝えることが重要となります。応募先企業によってはプロジェクトの概要に加え、役割も含めて個人の成果をアピールすることも必要です。
応募先の特性に合わせて内容を調整しなければ、自分の強みが効果的に伝わらない可能性もあります。経験の棚卸しや応募ポジションに合わせた職務経歴書の添削については、コンサル業界に強い転職エージェントを活用するのも有効です。
プロのサポートを受けることで効率的に転職活動を進めやすくなるので、ぜひ本記事で紹介した転職エージェントに登録をしてみてください。