プロジェクトの支援やPMのサポートを行う立場であるPMOコンサルは、華やかな成果を上げるコンサルとは違うと感じる人も多いでしょう。そのため、「PMOコンサルって地味でつまらない仕事なのでは?」という印象を持つ人は少なくありません。
しかし実際のPMOコンサルは、プロジェクトの成功を左右する“縁の下の力持ち”として欠かせない存在です。本記事では、PMOコンサルと一般的なコンサルの違い、転職するメリット・デメリット、向いている人の特徴まで詳しく解説します。
コンサル業界特化おすすめ転職エージェント
| サービス名 | 特徴 |
マイビジョン |
200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションで国内に展開するファームほぼすべてに紹介可能「面接対策資料」と「想定頻出問答集」に加え、元コンサルタントを仮想面接官とした模擬面接により、実践力を鍛えられる |
アクシスコンサルティング |
大手ファームの4人に1人が登録する国内最大級コンサル採用・転職支援サービス未経験からのコンサル転職やポストコンサル、事業会社CxOなど、希望のキャリアパスに応じて幅広い支援が可能。 |
|
日本ヘッドハンター大賞MVP受賞の転職支援サービス コンサル幹部との強固なネットワークでマッキンゼーやBCGなどの「コンサルタント転職」や、コンサル出身者の経営幹部キャリアを支援する「ポストコンサル転職」に高い実績あり |
関連記事>>コンサル業界におすすめの転職エージェント
PMOコンサルとは何か?

PMOコンサルは、企業のプロジェクトマネジメントを支援する専門職です。単なる業務代行ではなく、プロジェクト全体の最適化や課題解決の提案も求められる点が特徴です。
企業の規模やプロジェクトの種類によって業務範囲は異なるものの、どのケースでも戦略的視点と現場視点を兼ね備えることが重要となるポジションです。
PMOコンサルとコンサルの違い
一般的なコンサルタントは、経営戦略や業務改革、組織改善など、企業の意思決定に直結する提案や実行支援を行います。対してPMOコンサルの仕事内容は、特定のプロジェクトにフォーカスし、計画立案、進捗管理、リスク・コスト・リソースの最適化といったプロジェクト運営に密接に関わる業務です。
戦略的提案の側面もありますが、現場の実務やプロジェクトチームとの調整が中心である点が異なります。そのため、PMOコンサルはプロジェクトの成功に責任を持ちつつ、企業全体の戦略目線と現場目線を橋渡しするポジションといえるでしょう。
PMOコンサルの具体的な業務内容

PMOコンサルタントはプロジェクトの円滑な進行を支援する役割を担いますが、その業務は多岐にわたります。ここでは、PMOコンサルタントが担当する主要な業務内容について解説します。
PMの負担軽減・サポート
PMOコンサルタントは、PM(プロジェクトマネージャー)の負担を軽減するためにさまざまなサポートを行います。具体的には、PMがプロジェクトの戦略的な方向性や重要な意思決定に集中できるよう、日々の運営業務や進捗管理、問題解決に関するサポートが挙げられます。
例えば、進捗報告やステータスのチェック、会議の議事録作成など、PMの負担を減らし、より高いレベルでの意思決定の支援もPMOコンサルタントの仕事です。これにより、PMはプロジェクト全体の戦略や問題解決に集中でき、より効果的なプロジェクトマネジメントを実現できるのです。
プロジェクト一元管理・環境の整備
PMOコンサルタントは、プロジェクトの一元管理を行い、プロジェクトに関わるすべてのデータや情報を統合し、整理する役割を担います。これにより、関係者全員が最新の情報を共有できる環境が整い、スムーズなプロジェクト運営が可能となるのです。
また、適切なツールやシステムを導入し、プロジェクト管理の環境の整備も担当します。このようにPMOコンサルタントは、効率的なプロジェクト管理を実現するために必要なプロセスやフレームワークを構築し、組織全体で統一された方法でプロジェクトが進行するようサポートする役割を担っているのです。
コスト・リソース・リスクの管理
PMOコンサルタントは、プロジェクトの予算やリソースの割り当てを監視し、必要に応じて調整を行うことで、無駄なコストを削減し、リソースを最大限に活用できるように管理します。
また、リスク管理の観点では、潜在的なリスクを早期に特定し、それに対する対策を講じます。リスクが発生した場合には、迅速に対応し、影響を最小限に抑えるための調整を行うのも業務のひとつです。
こうしたコスト・リソース・リスクの管理によって、プロジェクトが予定通り、かつ予算内で完了する確率が高まりまるのです。
コミュニケーション促進・支援
PMOコンサルタントの重要な業務のひとつが、プロジェクト内外のコミュニケーションを促進することです。
プロジェクトには多くの関係者が関わるため、情報の共有やコミュニケーションが円滑に進まないと、進捗に遅れが生じたり、誤解が生まれたりするリスクがあります。PMOコンサルタントは、定期的な会議の調整や、関係者間の調整役を果たすことにより、適切なタイミングでの情報伝達を支援します。
このように、ステークホルダーやチーム間のコミュニケーションを円滑にし、チーム全体の協力体制を強化することで、スムーズにプロジェクトが進行できるようにしているのです。
品質の向上と知的資産の蓄積
PMOコンサルタントは、プロジェクトの品質向上にも貢献します。具体的には、進捗や成果物の品質を定期的にチェックし、必要な改善点の提案などが挙げられます。
また、プロジェクトで得られた知見やベストプラクティスを文書化し、組織内で共有することで、次回のプロジェクトに活かせる知的資産を蓄積するのも重要な仕事です。
このように、PMOコンサルタントは、プロジェクトの成果だけでなく、組織全体のノウハウや知識の向上にも寄与する役割を担っています。これにより、組織は次回以降のプロジェクトをより効率的に進めることができ、継続的な改善が実現するのです。
PMOコンサルのポジション

PMOコンサルには、担当する業務範囲や責任の重さによって複数のポジションが存在します。代表的なものには、以下の3つが挙げられます。
| ポジション | 役割 |
|---|---|
| PMOアドミニストレータ | プロジェクト運営の事務的・管理的サポートを担う |
| PMOエキスパート | マネジメントの知見を活かして全体最適を図る専門職 |
| PMOマネジャー | 全体の統括、体制構築や人材育成、経営層への報告を担う |
これら3つのポジションは、キャリアの段階に応じてステップアップできる構造になっており、自身の得意分野や志向性に合わせて成長していきましょう。
コンサルはPMOばかり?PMOコンサルの需要が高い理由

近年、企業や組織におけるプロジェクトの複雑化や、効率的なリソース配分の必要性が増している中で、PMOコンサルタントの需要が急速に高まっています。ここでは、PMOコンサルの需要が高い理由を具体的に解説します。
戦略的なリソース管理が必要なため
現代のプロジェクトでは、単に進捗管理をするだけでは不十分です。特に大規模なプロジェクトや複数のプロジェクトが並行して進行する場合、リソース(人員、予算、時間など)の戦略的な管理が求められます。
リソースの最適化を実現するためには、単なる作業の管理を超え、プロジェクト全体を見渡した効率的な配分と調整が必要です。PMOコンサルタントは、リソースの使用状況を常に監視し、必要なリソースを迅速に再配分するなどして、プロジェクトの成功に導きます。
このような戦略的なリソース管理の役割が、PMOコンサルタントの需要を高めている理由のひとつです。
IT人材の不足で経験豊富なPMが少ないため
現在、多くの企業が抱える課題のひとつが、IT人材の不足です。特に、プロジェクトマネジメント経験のある人材は貴重であり、その数は限られています。
多くの企業がプロジェクトをスムーズに進行させるために、経験豊富なPMを必要としているものの、その数が足りないという現実があります。これに対し、PMOコンサルタントはPMをサポートし、経験不足を補う役割を果たすことができます。
プロジェクト管理の専門家として、全体的な計画や進捗を見守り、チームが効果的に機能するように導くため、IT人材不足を補完する重要なポジションとなっているのです。
技術の進化や規制によりプロジェクトが複雑化しているため
近年、技術の進化が急速に進み、プロジェクトの内容もますます複雑化しています。
例えば、クラウド技術やAI、ビッグデータの活用が進む中で、それらを取り入れたプロジェクトは以前に比べて非常に多岐にわたり、技術的な要件が高度になっています。その結果、プロジェクトを成功に導くためには、複数の技術や専門知識を組み合わせ、異なる部署との調整が不可欠です。
また、規制や法律もプロジェクトに影響を与える要因となり、予期しない問題やリスクに対応する必要があります。こうした複雑化したプロジェクトの管理には、専門的な知識と豊富な経験が求められているのです。
PMOコンサルに転職するメリット

転職する際、数多くの職種の中からPMOコンサルを選ぶのにはどのような理由があるのでしょうか。ここでは、PMOコンサルに転職するメリットについて具体的に解説します。
需要が高まっている職種のため将来性がある
PMOコンサルタントの需要は年々増加しています。企業のプロジェクトが複雑化し、リスク管理やリソースの最適化が求められるなかで、PMOの役割はますます重要になっているのです。
特に、デジタル化の進展やグローバル化が進む現代において、プロジェクトを円滑に進めるための高いスキルを持った専門家が不足しています。この状況は、PMOコンサルタントにとって非常に有利な環境を生んでおり、今後も多くの企業から需要が見込めるでしょう。
管理職や経営層を目指せる経歴がつく
PMOコンサルタントとしての経験は、管理職や経営層へのステップアップに直結します。その理由は、プロジェクトの進行状況を把握し、全体的な戦略や進捗を監視する役割を担っているため、企業全体の視点で物事を判断する力が養われるからです。
マネジメントスキルはあらゆる業界に共通するスキルであるため、身につけることで活躍の場を広げることにも役立つでしょう。
人脈が広げやすく独立しやすい
PMOコンサルタントは多くの企業やプロジェクトチームと関わるため、業界内での人脈を大きく広げることができ、今後のキャリアにおいて大きなアドバンテージとなります。
特に、プロジェクトの成功に貢献することで企業からの信頼を得られ、その結果として多くの新しいビジネスチャンスを獲得できます。また、PMOコンサルタントはフリーランスとして独立することもでき、さまざまなプロジェクトを担当することも可能です。
PMOコンサルはつまらない?PMOコンサルに転職するデメリット

PMOコンサルタントは、高い需要があり将来性もある一方で、全ての人にとって魅力的であるとは限りません。ここでは、PMOコンサルに転職する際のデメリットについて解説します。
プロジェクトによっては激務の可能性がある
PMOコンサルタントはプロジェクトの管理全般を担当するため、プロジェクトの状況次第で激務になることがあります。特に、プロジェクトが大規模で期限が厳しい場合、常に時間に追われる状況が続くことも少なくありません。
長時間の勤務や緊急対応が頻発すると仕事とプライベートのバランスが難しくなることもあり、状況によっては過労やストレスを感じることあるでしょう。
人によっては退屈と感じる業務もある
PMOコンサルタントの業務はプロジェクトマネージャーをサポートすることが多く、問題解決よりもプロジェクトの進捗管理やリスク管理を中心に行うことになります。そのため、創造性の発揮や変化を求める人には退屈に感じることがあるかもしれません。
作業がルーチン化しやすく、刺激の少ない仕事が続くこともあります。プロジェクトが順調に進んでいると目立った成果を出すことも難しく、物足りなく感じることもあるでしょう。
PMOコンサルに向いている人

PMOコンサルタントは、プロジェクトマネジメントにおいて重要な役割を果たしますが、その業務内容は幅広く、求められるスキルも多岐に渡ります。ここでは、PMOコンサルに向いている人の特徴を解説します。
中・大規模なプロジェクトのPM経験がある人
PMOコンサルタントは、プロジェクトの進行をサポートし、管理する役割が主です。そのため、過去に中規模以上のプロジェクトを進行した経験がある人には、非常に向いています。
実際、PMの知識やスキルを活かし、プロジェクト全体を見渡しながら問題点を抽出し、解決策を見つける力が求められることは多々あります。
特に、PMとして大規模なプロジェクトを経験した人は、PMOでの役割にスムーズに移行できることが多いです。これまでのプロジェクトで得た経験を、PMO業務に活かすことができるでしょう。
複数のプロジェクト管理を経験したい人
PMOコンサルタントは、複数のプロジェクトを同時に管理・監視することが求められる場合があります。複数のプロジェクトの進行状況を把握し、それぞれのプロジェクトが順調に進んでいるかの確認、問題が発生すれば速やかに対処しなければなりません。
そのため、同時にいくつかのプロジェクトを管理した経験がある人に向いています。PMOコンサルタントとしてキャリアを積んでいくことで、さらに多くのプロジェクトを効率よく管理し、プロジェクト全体の成果を上げていける可能性が高いでしょう。
マネジメント能力が高く課題解決が得意な人
PMOコンサルタントに求められる重要な能力のひとつが、課題解決力です。
プロジェクトが進む中で様々な課題が発生します。問題を適切に把握し、適切な方法で解決策を見つける能力が求められます。また、プロジェクトマネージャーやチームと連携し、各メンバーを指導・支援することも多いため、高いマネジメントスキルも重要です。
課題解決能力とマネジメント能力を兼ね備えた人は、PMOコンサルタントとして重宝されるでしょう。
コミュニケーション力が高い人
PMOコンサルタントは、複数のチームやメンバーとコミュニケーションを取りながら、プロジェクトを円滑に進行させる役割を担います。そのため、優れたコミュニケーションスキルが不可欠です。
PMOコンサルタントはプロジェクトの進捗を監視し、問題点があれば適切な関係者に伝え、解決策を調整します。また、さまざまな関係者との調整役となるため、円滑なコミュニケーション能力が求められます。
情報を正確に伝え、関係者の意見を適切に引き出す力がある人は力を発揮しやすいでしょう。
最新技術やトレンドに敏感な人
PMOコンサルタントは、技術の進化や市場のトレンドを把握し、それをプロジェクトの進行に活かす能力が必要です。特にIT業界などでは、新しい技術が急速に進化しており、プロジェクトにおいて最新技術を活用することが求められます。
新しい技術を積極的に学び、それをプロジェクトの効率化や品質向上にどう活かせるかを考える力がある人にはPMOコンサルタントの仕事が向いています。技術や業界の動向に常に敏感で、適応力のある人は、業界で長期的に成功する可能性が高いといえるでしょう。
PMOコンサルに向いていない人

PMOコンサルタントの役割は、プロジェクト全体を支援し、進行を管理することです。そのため、求められるスキルや経験には特定の要素があり、全ての人に向いているわけではありません。ここでは、PMOコンサルに向いていない人の特徴について解説します。
PM未経験もしくは小規模プロジェクトのPM経験のみの人
PMOコンサルタントは、複雑で多くの関係者が関わるプロジェクトを効率的に管理する役割が求められます。そのため、PMの実務経験が不足していると、スムーズに業務を進めることが難しくなります。
特に、PM未経験者や小規模なプロジェクトしか経験していない人は、PMO業務に求められる全体像を把握するのが難しく、調整力や問題解決能力を活かしにくいです。PMOは、個々のプロジェクトをただ管理するのではなく全体の調整役として機能するため、ある程度の経験が必要です。
大規模プロジェクトや複数プロジェクトのマネジメント経験が求められることを考慮すると、PM経験が不足している人は向いていない可能性があります。
現場思考が強い人
PMOコンサルタントの仕事では、プロジェクト全体の管理・調整が求められます。現場での実務に携わりながら解決策を見つける「現場思考」の人は、PMOコンサルタントに向いていないことがあります。
現場に立って問題を解決することはもちろん大切ですが、PMOコンサルタントは「現場の視点」だけではなく、全体的な調整力や戦略的な思考が必要です。具体的な作業に集中しすぎてしまうと、全体の進行や他チームとの調整を疎かにする可能性があり、PMOとして求められる全体の視野を持つことができません。
現場での業務に執着する傾向が強い場合、PMOの役割においては限界を感じることもあるでしょう。
コミュニケーションが苦手な人
PMOコンサルタントは、プロジェクト全体を調整し、関係者とのやりとりを積極的に行う必要があります。チームメンバー、PM、経営層など、さまざまな関係者とのコミュニケーションを円滑に進める能力が求められます。
しかし、コミュニケーションが苦手な人は、こうした役割をこなすことが難しいです。PMOコンサルタントとして、関係者から情報を収集し、問題点を伝え、改善策を提案するなど、正確かつ迅速な情報伝達が求められます。
コミュニケーション能力が低いと、情報の伝達が滞り、プロジェクトの進行に支障をきたす恐れがあります。そのため、関係者との調整や会話がストレスに感じる人は向いていないでしょう。
最新技術やトレンドなどの勉強が苦手な人
PMOコンサルタントは、プロジェクト管理だけでなく、時には新しい技術や業界のトレンドを理解し、それをプロジェクトに適応させる必要があります。特にIT関連のプロジェクトが増えている中で、技術的な理解や業界動向に敏感であることが重要です。
しかし、技術や新しいトレンドに興味がない、または学ぶことに苦手意識がある人は、この役割において困難を感じる可能性が高いです。PMOコンサルタントとして活躍するには、常に新しい技術や市場の動向にアンテナを張り、それをプロジェクトに反映させる柔軟性が求められます。
勉強や学習を避ける傾向がある人には、PMOコンサルタントの仕事が厳しいと感じやすいでしょう。
PMOコンサルへの転職におすすめエージェント

転職する際に、選考対策をしてくれるエージェントは非常に心強い存在です。ここでは、PMOコンサルへの転職におすすめの転職エージェントを紹介します。
MyVision

- 利用者の7割が業界未経験者※1
- 平均年収アップ額122万円※2
- 実績に基づいた独自の選考対策
MyVisionは、PMOや戦略・ITコンサル領域への転職を専門に支援するハイクラス向けエージェントです。未経験からコンサル業界を目指す人にも対応しており、利用者の7割※1が異業種からの転職成功者という実績を誇ります。
コンサル転職においては、企業ごとに求められるスキルや面接傾向が異なりますが、MyVisionは過去の合格データや選考官の評価基準をもとにした「独自の選考対策」を提供。これにより、未経験者でも戦略的に内定獲得を目指せる仕組みが整っています。
また、転職成功者の平均年収アップ額は122万円※2と高く、年収・キャリアの両面で満足度の高いサポートを実現。キャリア相談から内定後の条件交渉まで、専任アドバイザーが一貫して支援してくれるため、安心して転職活動ができるエージェントといえるでしょう。
| MyVisionの基本情報 | |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社MyVision |
| 公式サイト | https://my-vision.co.jp/ |
| 公開求人数 | 非公開(2025年11月10日現在) |
| 主な求人職種 | 総合コンサルタント、業界特化コンサルタント、戦略・経営コンサルタント、 FAS・会計コンサルタント、組織・人事コンサルタント、ITコンサルタントなど |
関連記事>>MyVisionの評判・口コミ
コンコードエグゼクティブグループ

- ヘッドハンター大賞初代MVP受賞
- オリジナルメソッドで書類準備からケース対策まで実施
- コンサル幹部との強固なネットワークを保有
コンコードエグゼクティブグループは、PMOコンサルをはじめコンサル転職に特化したエージェントです。転職支援業界において「日本ヘッドハンター大賞」初代MVPを受賞した実績を持ち、コンサル・IT・金融・スタートアップなど幅広い分野で経営幹部・マネジメント人材の紹介に強みがあります。
登録者にはキャリア設計フェーズから丁寧な支援が行われ、どのようなキャリア展望を描きたいかを深くヒアリング。これに基づき、オリジナルのメソッドに沿って書類準備、ケース面接対策など選考の各段階においてきめ細かくフォローがなされる点が特徴です。
さらに、同社が保有するコンサル幹部や外資系企業との人脈ネットワークを活かし、一般には流通しない非公開および特別紹介ルートも活用できます。転職という人生の節目を戦略的に捉え、次のステップを確実に掴みたい方には、コンコードエグゼクティブグループは強力なパートナーとなるでしょう。
| コンコードエグゼクティブグループの基本情報 | |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社コンコードエグゼクティブグループ |
| 公式サイト | https://www.concord-career.com/ |
| 公開求人数 | 非公開(2025年11月10日現在) |
| 主な求人職種 | 戦略系、総合系、シンクタンク、IT・デジタル系、FAS系・監査法人、組織・人事系など |
関連記事>>コンコードエグゼクティブグループ・口コミ
アクシスコンサルティング

- 現役コンサルタントの4人に1人が登録※
- 転職と併せ独立支援や副業支援も提供
- 約100,000名の転職志望者を支援してきた実績※
アクシスコンサルティングは、コンサル領域に特化した転職エージェントで、現役コンサルタントの約4人に1人※が登録する国内最大級の転職支援を提供しています。
創業から20年以上、約10万人の転職志望者を支援してきた実績※があり、戦略コンサルからDX・IT系まで幅広く対応しています。転職支援だけでなく、独立や副業を含むキャリア選択もサポートしており、キャリアの”軸”を定めたい人にとって頼れるパートナーです。
特に、書類の書き方や面接準備、企業調整など選考過程のサポートが手厚く、未経験からコンサル業界へ挑戦する方にも利用しやすいのも魅力的です。転職と並行してフリーランス支援を行っており、選択肢を広く持ちたい人にも適しています。
キャリア設計から入社後のフォローまで包括的に支援するため、「転職して終わり」ではなく「転職してから活躍する」ことを視野に入れたサポートが受けられます。コンサル転職のエージェント選びで悩んだらぜひ候補に入れてみましょう。
参照元
| アクシスコンサルティングの基本情報 | |
|---|---|
| 運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
| 公式サイト | https://www.axc.ne.jp/ |
| 公開求人数 | 非公開(2025年11月10日現在) |
| 主な求人職種 | 企画職、DX/IT、コンサルタント、PE/VC、CxOなど |
関連記事>>アクシスコンサルティングの評判・口コミ
未経験でもPMOコンサルに転職できる?

PMOコンサルタントは専門性が求められる職種ですが、完全な未経験から挑戦することも不可能ではありません。特に、業界知識やマネジメントスキルを持つ人材は、即戦力としてのポテンシャルが評価されることがあります。
例えば、エンジニアや営業、企画職などでプロジェクト運営に携わった経験があれば、その経験をPMO業務に応用しやすいでしょう。実際の業務では、プロジェクトの進捗管理や関係者との調整、課題解決のサポートなど、ビジネススキル全般が問われるため、現場感覚を持つ人材は重宝されやすい傾向にあります。
これまでの経験をPMOコンサルタントの仕事にどう活かせるのかがポイントといえるでしょう。
PMOコンサルに必要なスキル

PMOコンサルタントとして成功するためには、単なるプロジェクト管理の知識だけでは不十分です。実際、さまざまな業界やプロジェクトにおいて役立つスキルが求められます。ここでは、PMOコンサルタントに求められる主なスキルを紹介します。
ITや情報セキュリティ関連の知識
近年、ITプロジェクトが増加する中で、PMOコンサルタントに求められるスキルのひとつが、ITや情報セキュリティに関する知識です。
特に、ITインフラやシステム開発に関わるプロジェクトでは、コンサルタントがプロジェクトの技術的な側面を理解し、問題を予測して対応する能力が求められます。例えば、サイバーセキュリティやデータ保護、GDPRなどの法律や規制に関する理解が不可欠です。
また、プロジェクトがスムーズに進行するためには、ITチームと円滑にコミュニケーションをとることが必要です。これらの技術的な知識を持っていれば、PMOコンサルタントとして一層価値を発揮できるでしょう。
コミュニケーションスキル
PMOコンサルタントは、プロジェクトチームやクライアントとの円滑なコミュニケーションが求められます。コンサルタントはさまざまな部署や関係者と調整し、意見をまとめ、プロジェクトの方向性を確立する役割を担います。
そのため、明確な伝達力と共感力、説得力が必要です。特にプロジェクトが複雑で多くのステークホルダーが関わる場合、コミュニケーションスキルは非常に重要です。
会議やレポート作成時に適切な言葉を選び、要点を簡潔に伝える能力が求められます。また、問題が発生した際に適切な対応策を伝え、チームの士気を保ちながら問題解決に導く役割も担うため、コミュニケーションスキルは必須といえるでしょう。
マネジメントスキル
PMOコンサルタントは、プロジェクトを成功に導くために重要なマネジメントスキルを持つことが求められます。特に、プロジェクトの進行状況を把握し、計画通りに進めるための監督力が重要です。プロジェクトマネージャーのサポートをしながら、各工程の進捗を管理し、必要な修正を行える能力は重宝されます。
また、PMOはプロジェクト全体の調整役として機能するため、関係者とのコミュニケーションやタスク管理、時間の調整などが必要です。さらに複数のプロジェクトを並行して進めることも多いため、効率的にリソースを配分し、チームのパフォーマンスを最大限に引き出すマネジメントスキルが必須となります。
複数の業務をこなすマルチタスクスキル
PMOコンサルタントの業務は、ひとつのタスクに集中するだけではなく、複数の業務を同時に進行させるマルチタスク能力が求められます。プロジェクトの進行状況を監視し、調整業務を行いながら、問題が発生した場合には即座に対応策を考え、実行に移さなければなりません。
このような業務が常に発生するため、優先順位をしっかりとつけ、効率的に作業を進める能力が不可欠です。また、複数のチームと連携しながら進めるため、タイムマネジメントやリソースの割り振りにも注意を払う必要があります。
マルチタスク能力を発揮できる人は、PMOコンサルタントとして高いパフォーマンスを発揮することができるでしょう。
リスクマネジメントスキル
PMOコンサルタントは、リスクを事前に特定し、適切な対策を講じるリスクマネジメントのスキルが必要です。プロジェクトの進行中に予期しない問題やリスクが発生するのは避けられません。
そこで重要なのは、リスクを早期に認識し、迅速に対応する能力です。リスクが発生する前に、その兆候をキャッチし、事前に対策を立てておくことが求められます。具体的には、プロジェクトの遅延やコスト超過、品質問題などが挙げられます。これらを早期に発見し、適切なアクションを取ることがPMOコンサルタントにとって重要なスキルです。
これらを効果的に行うことで、プロジェクトの成功率を高め、チームの信頼を得ることができるでしょう。
PMOコンサルへの転職に役立つ資格

PMOコンサルタントとして転職を目指す際、実務経験だけではなく、スキルや知識を客観的に証明する資格の取得が大きな武器になります。ここでは、PMOコンサルへの転職に役立つ資格を紹介します。
プロジェクトマネジメント・アソシエイト認定資格
プロジェクトマネジメント・アソシエイト認定資格は、プロジェクトマネジメントの基礎を体系的に学べる入門資格として人気です。PMO未経験者や、これからプロジェクト支援業務に携わりたい人に適しています。
同資格はプロジェクトの進行管理やタスク分担、リスク対策など、実務に即した知識を身につけられる点が特徴です。資格取得を通じて、プロジェクト全体の流れを理解し、どのようにしてチームが円滑に動くのかを学べます。
PMP®試験
PMP®試験は、プロジェクトマネジメント分野で世界的に認知度の高い資格です。プロジェクト全体の計画立案から、実行、監視、制御、完了までの一連の流れを体系的に理解していることを証明します。
この資格は国際基準に基づいており、グローバル企業や大規模案件での信頼性が高い点が大きな特徴です。試験を通じて、プロジェクトマネジメントの知識体系を深く理解できるため、理論的な思考力と実践的なマネジメント力を磨けます。
プロジェクトマネージャー試験
IPAが実施するプロジェクトマネージャー試験は、国内で最も知名度の高いマネジメント系資格のひとつです。国家資格としての信頼性があり、IT業界におけるプロジェクトマネジメント力を証明できます。
同試験では、計画立案や進捗管理、コスト・リスクの最適化など、実務で必要なスキルを幅広く問われます。IT系の案件に関わる場合、この資格があると大きな強みにできるでしょう。
PMOスペシャリスト認定資格
PMOスペシャリスト認定資格は、PMO業務に特化した実践的な内容を学べる資格です。プロジェクトマネジメント全般の知識だけでなく、PMOとして組織全体を俯瞰し、支援・統制・推進の役割を果たすためのスキルを体系的に習得できます。
資格取得に際して、実際のPMO支援業務に即したケーススタディや演習を通して実践的なスキルを身につけられため、PMの補佐役にとどまらず組織横断的な調整役としても力を発揮できるようになります。
PMOコンサルに関するQ&A

PMOコンサルに転職しようとした際、さまざまな疑問が湧くものです。ここでは、PMOコンサルに関するよくある質問についてQ&A形式で解説します。
PMOコンサルの大手はどこですか?
PMOコンサルを展開する大手企業としては、コンサル業界のBig4に属するKPMGコンサルティング株式会社とEYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社が挙げられます。
KPMGは金融や製造業など大規模プロジェクトのPMO支援に強く、リスク管理や進行統制など実務的な支援に定評があります。一方でEYはグローバル規模のプログラムマネジメントに精通し、複数国が関わる変革プロジェクトを統括する力を持つことにも注目です。
さらに、INTLOOP株式会社やトレンドワークス株式会社といった企業も豊富なPMO支援実績を誇り、フリーランス人材の活用や柔軟な体制構築によって実務現場に即した支援を行っています。
PMOコンサルタントの年収はいくらですか?
PMOコンサルタントの年収は、所属先によって大きく異なります。企業内でPMOを担う場合、一般的にプロジェクトマネージャーの給与水準が参考となります。政府の統計情報から職業情報をまとめたサイトであるjob tagによると、プロジェクトマネージャーの年収は752.6万円※1となっています。
一方、コンサルティングファームに所属するPMOコンサルは、ITコンサルタントや経営コンサルタントに近い給与体系が多くいです。同じくjob tagによると、経営コンサルタントの年収は903.2万円※2とされています。しかし、成果やポジションによっては1,000万円を超えることも珍しくありません。特に外資系や大手ファームでは、経験や英語力、マネジメント規模によって報酬の差が顕著に表れる傾向があります。
これらはあくまで参考であるため、転職する際には応募先の給与水準を必ずリサーチしましょう。
良いPMOと悪いPMOの違いを教えてください
良いPMOは、プロジェクトの進行を管理するだけでなく、経営層と現場の橋渡し役として全体最適を意識した支援を行う存在です。目的を正確に理解し、課題の優先順位を整理しながら、的確なリソース配分やリスク対策を提案できる点が強みとなります。
一方で悪いPMOは、形式的な進捗報告や資料作成に終始し、実態を把握しないまま指示を出して現場の負担を増やしてしまいがちです。数字管理に偏り、本質的な課題解決に関与しない姿勢では、信頼を得ることも成果を出すことも難しいです。
これらは一例ですが、プロジェクトやメンバーにフィットできる人材であることがポイントといえるでしょう。
PMOコンサルのまとめ

PMOコンサルは、プロジェクトの成功を陰で支える重要な役割を担っています。コンサルタントとしての専門知識に加え、調整力やマネジメント力が求められるため、キャリアの幅を大きく広げることが可能です。
激務になることや地味な業務もありますが、その分やりがいや成長機会も多い仕事といえます。PMOコンサルへの転職を検討している人は、本記事を自分に合う働き方や転職の方向性を見極めに役立ててください。





