横浜のおすすめシステム開発会社6選【2024年11月最新版】

これから自社のIT化を進めるために、「システム開発に力を入れたい」と考える企業は少なくないでしょう。

しかし、自社にIT人材がいない場合、社内でシステム開発を行うことは非常に難しいです。
そんなときは、外部のシステム開発会社に依頼することで求めるシステムを開発してもらえます。

当記事では、横浜のおすすめシステム開発会社や選ぶポイント、費用相場などを詳しく解説します。
自社に最適なシステム開発会社を見つけられるため、ぜひ参考にご覧ください。

全国のシステム会社比較については、下記記事でも豊富に紹介しています。
関連記事>>システム開発会社のおすすめ比較・失敗しない選び方と発注のコツ解説

横浜のおすすめシステム開発会社6社紹介&徹底比較

こちらでは、横浜のおすすめシステム開発会社を紹介します。
各企業の詳細や特徴について詳しく説明するので、自社の求めるサービスを提供しているシステム開発会社を見つけてください。

• 株式会社ITSコア
• 株式会社ジェイエスピー
• ニューテック株式会社
• 株式会社アールシーエス
• 株式会社横浜ビットシステム
• 株式会社パースツリー

システム会社を利用するメリット

外部のシステム会社に依頼することで、以下のようなメリットを得られます。

自社でシステム開発をするには、IT系の人材雇用・教育が必要です。
結果的に人件費がかかってしまい、リソース不足が問題になるケースも少なくはありません。

システム開発会社に依頼すればIT系の人材確保が必要ないため、人件費を削減できるようになります。
また、システム開発後の運用や保守までサポートしてもらえるので、自社の負担を大幅に軽減可能です。

急なトラブルや問題にも柔軟に対応してもらうことができ、安全にシステムを導入できます。
システム開発に必要な設備も任せられるため、開発環境の投資も必要ありません。

このようにシステム開発会社に依頼することで、自社にとって多くのメリットがあるのです。

横浜でシステム開発を選ぶ際のポイント

横浜には複数のシステム開発会社があるため、自社に合った企業を選ぶことが大切です。
こちらでは、横浜でシステム開発を選ぶ際のポイントについて詳しく説明します。

どれも重要なポイントなので、順番にチェックしておくようにしましょう。

料金や内訳は事前に把握

システム開発会社を選ぶときは、料金や内訳を事前に把握することが大切です。
契約後に追加費用が発生することを知った場合、想定以上の料金がかかってしまいます。

複数社の企業から見積もりを出すと、規模やサービス内容によって料金は大きく変動します。
インターネットから料金を検索しても詳細情報を把握することは難しいため、見積もりを出しながら比較することが重要です。

システム開発会社の公式サイトにも料金の記載がされていないことが多く、資料請求や問い合わせが必要になります。
まずは気になったシステム開発会社をいくつかリストアップし、料金や業務内容の内訳を把握しながら最適な企業を見つけるようにしましょう。

得意分野や開発実績をチェック

システム開発会社は、企業によって得意分野や開発実績が異なります。
自社の業種に対応した実績があれば、これまでの経験から最適なシステム開発を行ってもらえます。

例えば飲食店のレジ管理をIT化させるなら、POSシステムの開発を得意とする企業がおすすめです。
業種や課題、ニーズによって必要なシステムは変わるため、何を開発してもらいたいのかを明確化することが大切です。

また、業種だけでなく得意な規模（大手・中小・ベンチャーなど）も企業によって異なるため、自社の規模に合わせて依頼先を決定する必要があります。
システム開発会社の公式サイトには得意分野や開発実績が記載されていることもあるので、事前にチェックしておくようにしましょう。

担当コンサルタントの質をチェック

外部にシステム開発を依頼する場合、自社の課題やニーズを担当者に理解してもらう必要があります。
もし自社の意図を担当者が把握できていなければ、間違った内容がプロジェクトマネージャーに伝わりシステム開発が失敗してしまいます。

企業によって担当コンサルタントの質は大きく異なるため、ヒアリングや打ち合わせを通じて質をチェックすることが大切です。
自社の業種について理解が深く、最適なシステムを積極的に提案してくれる担当者が望ましいです。

また、システム開発は各工程で話し合いが必要になるので、コミュニケーションがスムーズに取れるかどうかも重要となります。
安心して最後までシステム開発を任せるためにも、担当コンサルタントの質を見極めるようにしましょう。

対応範囲も事前に要確認

システム開発会社を選ぶときは、対応範囲も事前にチェックが必要です。
基本的にシステム開発会社は運用まで対応しますが、企業によっては保守やアフターサポートに追加費用が発生することもあります。

契約後の追加費用が発生すると、予算オーバーになる可能性があるので注意しなければいけません。
ヒアリングや打ち合わせの段階で担当者から対応範囲を聞いておけば、どれくらいの料金が必要になるのか明確化できます。

複数社のシステム開発会社と話し合い、自社が求める対応範囲を提供している企業に依頼するようにしましょう。

システム開発会社の費用相場

外部のシステム開発会社に依頼するときは、どれくらいの費用が必要になるのか理解しておくことも大切です。
費用相場を理解しておくことで、十分な予算確保をする計画が立てられるようになります。

前提として、システム開発会社に必要な費用は、提供しているシステムの種類・規模によって大きく変動します。
システム開発会社紹介サービス「システム幹事」の料金シミュレーターから調査した結果、システムの種類によって以下のような費用相場となりました。

• 教育・学習のマッチングアプリ：1,500,000円※
• 販売・在庫管理システム：1,500,000円※
• 顧客管理システム：1,400,000円※

上記はあくまで目安となる費用相場となっており、依頼するシステム開発会社によって上下します。
また、システム開発の契約形態には「準委任契約」と「請負契約」の2種類が存在します。

• 請負契約：請負人が特定の仕事を完成させることを約束して報酬を支払う契約
• 準委任契約：特定業務を完了させることを定めて報酬を支払う契約

契約形態は、担当者との打ち合わせを行いながら自社の状況に最適な契約を選択する流れです。
システム開発をしながら改善したいなら準委任契約、開発内容が決定しているなら請負契約がおすすめです。

まずは複数社の見積もりを出し、提供されているサービスや料金を比較しながら最適な企業に依頼しましょう。

参照元

※システム幹事「料金シミュレーター」

システム開発が高くなる要因は「人」

システム開発の料金が高い要因として、エンジニアやプログラマーなどの人件費が大きく関係しています。
システム開発には原価が存在せず、対応する人件費によって料金が決定する仕組みです。

システム開発の規模によって異なりますが、エンジニアやプログラマーなど対応人数が増えるほど費用は高くなります。
例えばエンジニアの単価が30万円に設定されている場合、3名必要であれば90万円の費用が必要です。

また、システム開発は月間契約が採用されることが多く、2ヶ月契約なら3名×2ヶ月×90万円＝540万円となります。
さらにシステム開発には、進行管理などのマネジメント業務をするプロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダーが参加することもあります。

結果的に高額な費用が必要になるため、依頼する企業は十分な予算確保ができなければ依頼は難しいです。
システム開発の料金について詳しく知りたいときは、見積もりを出すタイミングでどれくらいの人員が必要になるのか担当者から聞いておきましょう。

システム開発で申請できる補助金一覧

システム開発の依頼には、高額な費用がかかると説明しました。
内容によっては100万円以上の予算確保が必要になるため、企業によってはシステム開発の依頼を断念してしまうこともあるでしょう。

そんなときは、国や自治体が提供している補助金の活用がおすすめです。
IT系の補助金を活用することで、システム開発の費用を大幅に軽減できるようになります。

現時点で活用できるシステム開発の補助金として、以下のようなものが存在します。

補助金	補助額	特徴	対象経費
ものづくり補助金	1,250万円 （通常枠）	・新製品開発 ・業務効率化 に伴うシステム導入支援	システム構築費
IT導入補助金	450万円	・業務効率化 ・DX化 に伴うITツール導入支援	ITツール導入経費
小規模事業者持続化補助金	200万円	・販路開拓 ・業務効率化 などの取り組みを支援	ウェブサイト関連費 新商品開発費
事業再構築補助金	7,000万円 （成長枠）	・新分野展開 ・業態転 ・業種転換 など事業再構築を支援	システム構築費

補助金は、公式サイトから公募期間内に申請を出せば審査を受けられます。
審査に通過した場合、事務局から連絡が入り規定内の補助額を受け取ることが可能です。

ただし、補助金の申請には応募要項を満たす必要があるので、公式サイトから必要な書類をチェックして揃える必要があります。
補助金の公募状況は変動しやすいため、それぞれの公式サイトから定期的にチェックしておくようにしましょう。

システム開発とは？基本的なサービス内容

システム開発を依頼するときは、どのようなサービス内容なのか知っておくことが大切です。
発注側がシステム開発の詳細を理解しておけば、どのように作業が進んでいくのか把握できるようになります。

システム開発とは、ITツールを用いて課題解決や業務効率化を図る仕組み作りを開発することです。
企業の課題は異なりますが、一般的には勤怠管理や顧客管理、製造管理などのシステムが開発されます。

また、システム開発は、以下のような4種類の手法があります。

• スパイラルモデル：各工程で試作品を作成して完成させる
• ウォーターフォール型：工程を順序通りに完了させる
• アジャイル型：計画・設計・実装・テストのサイクルを繰り返しながら完成させる
• プロトタイピング：試作品から検証と修正を繰り返して完成させる

システム開発会社はクライアント企業の要望に合わせて、最適な開発手法を選択しながら進めていきます。
企業によっては既存パッケージ・システムを利用することもありますが、基本的には一から開発する流れです。

そのためシステム開発は、ITツールによって企業の課題解決・業務効率かへとつながる方法であると理解しておきましょう。

横浜のシステム開発会社が行う開発の種類

システム開発にはいくつかの種類があり、クライアント企業からの課題やニーズの解決へとつながるものを選択します。
媒体によって作成できるシステムは大きく異なるため、打ち合わせの段階で開発の方向性を固めておくことが大切です。

主なシステム開発の種類として、以下の3点が挙げられます。
詳細や特徴について説明するので、作成を求めるシステムをぜひ見つけてください。

オープン系

オープン系システムとは、幅広い環境下で作成できる自由度の高いシステム開発です。
パソコンの利用を想定したシステム開発が主流となっており、メーカーやOS、デバイスなどを組み合わせながら進めていきます。

一般企業の場合、勤怠管理や給与管理、営業支援といった業務系システム開発はオープン系に該当します。
柔軟性の高いシステム構築ができるため、状況に合わせた改良が可能です。

特定製品のみ稼働していたシステムに対し、幅広い環境で自由度の高いシステム開発ができます。
業務系システムの導入を検討しているなら、オープン系システムの採用をおすすめします。

汎用系

汎用系システムとは、特定の汎用機（ハードウェア）で動作させるシステム開発を指します。
汎用機はデータ処理の役割があり、金融機関や大手起業で利用されるケースが多いです。

大規模なデータを高速処理できるため、複数のデータ管理をしている業種では重宝されています。
また、専用の汎用機に独自システムを搭載するので、セキュリティ体制が高い点も特徴です。

外部からの悪質な攻撃を受けにくいことから、顧客データを取り扱う企業では重要なシステムとなっています。
汎用系システムの導入・維持コストは高いため、一般企業が取り入れることは難しいのです。

しかし、現在ではインターネットの進化により通信の大容量化が進んでおり、将来的には幅広いビジネスシーンで活用されていくでしょう。

Web系

Web系システムとは、Web上で稼働するアプリケーション・システムの開発のことです。
Webサイトをはじめ、SNS、ECサイト、Webアプリケーションなどが該当しています。

ブラウザ上で利用できることが前提となっているため、インターネットを利用した事業・プロジェクトに採用されています。
顧客だけでなく一般ユーザーに向けたサービスの提供を目的にしているので、ユーザビリティを意識したシステム開発が必要です。

例えば情報の有益性を視覚的に伝えられるデザインにして、ユーザーの満足度を向上させます。
とくにGoogleやYahoo!といった検索エンジンからの流入を求めるなら、SEO対策を意識したシステム構築が重要です。

ユーザーが継続的に利用したいと思えるコンテンツを作成することで、自社が求める成果を得られるようになるでしょう。

システム開発の基本的な流れ

システム開発は、完了までに複数の工程があります。
発注側が各工程を理解しておくことで、計画通りに進んでいるのかチェックできるようになります。

システム開発の工程や概要、工数比率、準備すべきことについては、下記の表を参考にご覧ください。

工程	概要	工数比率	準備すべきこと
要件定義 （要求定義）	実装する機能・納期 必要な人材の決定	15%〜20%	要望・資料の洗い出し
基本設計 （外部設計）	システム構造の決定 データ保存場所・取得方法の設計	10%〜15%	業務フロー図や システム構成図の選定
詳細設計 （内部設計）	詳細な実装方法を決定	10%〜15%	実装機能の割り振り 機能・ロジックの整理
開発 （プログラミング）	設計内容の実装	30%	パソコンや インターネット環境の用意
テスト	作成プログラムのテスト	20%〜25%	テスト環境や テストデータの準備
システム移行 （リリース）	新システムへの切り替え	3%〜5%	移行計画の作成 バックアップの準備
運用・保守	監視・不具合の改善	–	スケジュール表の作成

システム開発の工程は「上流工程」と「下流工程」の2つに分類されます。
要件定義や設計などは上流工程、開発やテストは下流工程に分けられます。

要件定義の工程から具体的な方向性を固めることで、計画通りにシステム開発を進行可能です。
システム開発の依頼には提案依頼書（RFP）や複数社の見積もりも必要になるため、事前に準備しておくようにしましょう。

システム開発の注意点と対策

外部にシステム開発を依頼するときは、いくつか注意しなければいけないポイントがあります。
トラブルや問題が発生することもあるため、注意点と対策方法について理解が必要です。

それではシステム開発の依頼で発生しやすい注意点と対策について、詳しく解説します。

納期通りに終わらないことがある

システム開発のスケジュールを決定していたとしても、受注側の都合から納期通りに終わらないことがあります。
理由として、受注側の体制が整っておらず、進行管理の不備が考えられます。

システム開発会社の多くは複数の案件を同時進行しており、それぞれにスケジュールが設定されています。
プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーの管理に問題があると、納期までの納品をしてもらえない可能性が高いです。

また、発注側が極端に短納期を希望する場合、希望通りに納品できないこともあります。
納期を決める計画段階で担当者とよく話し合い、どれくらいの日数が必要なのか聞いておくことが大切です。

受注側の体制や進行管理に問題がないか相談し、余裕のあるスケジュールを設定するようにしましょう。

追加費用を加算されることがある

システム開発の設計段階で具体的な方向性が固められていない場合、進行途中に追加費用を加算されることがあります。
受注側は計画に沿ってシステム開発を進めていくため、発注側から途中で要望が増えると機能を追加しなければいけません。

結果的に追加費用が必要となり、最初の見積もり以上の料金がかかってしまいます。
また、システム開発会社の多くはシステム導入後の運用まで対応してくれますが、企業によっては保守やアフターケアがオプションになっているケースも存在します。

担当者から内訳の詳細を聞いておくことで、予算内に必要な業務を行ってもらうことが可能です。
そのためシステム開発会社に依頼するときは設計段階で方向性を固め、あとで追加費用を発生させないように注意しておきましょう。

依頼した通りにできないことがある

担当者とのミスマッチが起きると、依頼した通りにシステムができないこともあります。
システム開発会社に依頼する場合、自社の課題やニーズ、要望などを担当者に理解してもらことが大切です。

もし自社の意図を担当者が把握していない場合、間違った内容が現場に伝わってしまう恐れがあります。
とくに設立してから間もないシステム開発会社は、担当者の経験や知識が足りず最適なITソリューションを提供できない可能性が高いです。

担当者とのミスマッチを防ぐには、打ち合わせの段階でプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーに同席してもらい自社の意図を理解してもらうことが大切です。
発注側も人を見極める力が必要になるため、打ち合わせから具体的な提案がされているか、コミュニケーションが取りやすいかなどをチェックしましょう。

横浜のシステム開発会社Q&A

最後に、横浜のシステム開発会社に関するよくある質問をいくつか回答します。
疑問を解消するためにも、ぜひ参考にご覧ください。

システム開発の大手企業は？

システム開発会社の大手企業には、以下のような会社があります。

• 三菱電機ソフトウエア株式会社
• NEC Corporation
• 富士通株式会社
• ソフトバンク株式会社
• キヤノンITソリューションズ株式会社
• 株式会社NTTデータグループ

大手企業には豊富な資金力と人材が用意されているため、大規模なプロジェクトに対応できるシステム開発が可能です。
ただし、大手企業の依頼には高額な費用がかかるので、予算確保が難しい企業にはおすすめしません。

中小企業のシステム開発会社は、課題やニーズに寄り添った提案ができます。
それぞれシステム開発会社の規模によって強みは異なるため、何を重視するかによって依頼先を決定するようにしましょう。

システム開発には何ヶ月くらいかかりますか？

システム開発は、事業やプロジェクトの規模、工程によって必要な期間が異なります。
小規模なら1ヶ月〜3ヶ月、中規模なら6ヶ月〜12ヶ月、大規模なら2年〜3年ほどの期間が必要です。

また、システム開発会社が採用する手法によっても、必要な期間は変動します。
まずは担当者と相談し、求めるシステムがどれくらいの期間で完成できるのか話し合うようにしましょう。

横浜のシステム開発会社まとめ

今回は、横浜のおすすめシステム開発会社や選ぶポイント、費用相場などを詳しく解説しました。
横浜には優秀なシステム開発会社が多いため、自社の課題解決へとつながる企業が見つかります。

どのようなシステム開発会社を選べばいいのかわからないときは、料金や内訳、得意分野・開発実績、担当者との相性・スキル、対応範囲などをチェックしてください。
ただし、システム開発会社の依頼には高額な費用がかかるため、予算確保が難しいときは補助金の利用も検討しましょう。

ぜひ当記事で紹介したシステム開発会社を参考にして、自社の成果へとつながるシステム開発ができる企業に依頼してください。