IT需要の高まりにより、システム開発会社は非常に多く存在します。とくに、大阪には多くのシステム開発会社が集まるため、「どの会社に依頼すればいいか分からない」と迷われている方も多いのではないでしょうか?
そこで、本記事では大阪でおすすめのシステム開発会社をご紹介します。
おすすめのシステム開発会社だけではなく選び方についても詳しく解説しているので、会社選びに迷っている方はぜひチェックしてください。
システム開発会社へ依頼する際に重要となるのが、費用です。本記事ではシステム開発の費用の相場や申請できる補助金についても詳しくご紹介しています。
ぜひ、本記事を参考にして、大阪のシステム開発会社を利用してください。
全国のシステム会社比較については、以下記事で解説しています。
関連記事>>システム開発会社のおすすめ比較・失敗しない選び方と発注のコツ解説
大阪のおすすめシステム開発会社8社紹介&徹底比較
大阪には、非常に多くのシステム開発会社が存在することでも有名です。ここでは、大阪の中でも特におすすめのシステム開発会社8社をご紹介します。
各社の特徴や強みなど詳しく解説しますので、ぜひシステム開発会社選びの参考にしてください。
株式会社ベック
- クライアントに寄り添ったシステム開発
- Open系からマシン開発まで
- 幅広い業界や規模に対応
株式会社ベックは小規模なシステム開発会社ですが、クライアントに寄り添った丁寧なシステム開発を得意としているのが特徴です。
会社の規模は決して大きくありませんが、WindowsやLinuxでのオープン系の開発だけではなく、NonStopサーバーなどのマシンの開発も行っています。非常に高い技術力が注目されているシステム開発会社です。
NonStopサーバーを活用し、幅広い業界や業種へ向けたシステムを開発しています。金融系、キャリア系、小売系など幅広い業界だけではなく、大企業から中小企業まで幅広い規模に対応できる点も同社の強みです。
ベックの基本情報 | ||
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会社名 | 株式会社 ベック | |
設立 | 1997年4月15日 | |
本社所在地 | 大阪府大阪市中央区安土町三丁目5番6号 ナカヒロビル2階 | |
公式サイト | https://bec-jp.co.jp/ |
株式会社ユニノワール
- 自由度の高いシステム開発
- 自社の社員による自社開発
- 幅広い業種での実績あり
自由度の高いシステム開発を行っている点が、株式会社ユニノワールの特徴です。特定のプラットホームや言語に依存しないため、柔軟性の高いシステム開発を依頼できます。
自社の社員による自社開発をセオリーとしているユニノワール。そのため、情報の問い合わせについても、開発に携わった技術者がすぐに対応してくれます。
幅広い業界や業種に対応しているだけではなく、確かな実績がある点も同社の強みです。金融系から小売り業、さらに自治体との取引実績もあります。
株式会社ユニノワールの基本情報 | ||
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会社名 | 株式会社ユニノワール | |
設立 | 2007年8月29日 | |
本社所在地 | 大阪府大阪市北区東天満1丁目6番6号天満オーセンビル6階 | |
公式サイト | https://www.uninoir.co.jp/ |
ケントシステム株式会社
- 創立36年の実績あり
- 上流から下流まで対応
- エンジニア常駐も可能
創業36年の実績を誇るシステム開発会社が、ケントシステム株式会社です。長年培ってきた開発技術や各種インフラ技術、運用管理技術などをベースに、さまざまな開発に携わっています。
ケントシステムの最大の特徴は、上流から下流まで一気通貫でシステム開発を依頼できる点です。勿論、システムの企画・提案や保守・運用などを単独で依頼することもできます。
オープン系、Web系を得意としているケントシステム。社員をクライアント先へ常駐させながらの開発も可能です。アジャイル開発を検討されている方や保守運用に力を入れたい企業におすすめです。
ケントシステム株式会社の基本情報 | ||
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会社名 | ケントシステム株式会社 | |
設立 | 1989年5月12日 | |
本社所在地 | 大阪府大阪市中央区道修町1-3-1ディライト北浜202 | |
公式サイト | https://www.kent-system.co.jp/ |
株式会社鈴木商店
- オーダーメイドのクラウドシステムを提供
- 自社開発でコストを削減
- アフターフォローが充実
鈴木商店は、オーダーメイドのクラウドシステムを提供するシステム開発会社です。
自社開発でコストを徹底的に削減しているため、高品質でありながら低価格でのサービス提供を実現しています。これまで製薬会社やコールセンターなど幅広い業界との実績があります。
アフターフォローが充実している点も同社の魅力です。システムをユーザーが使えるようにサポートするなど、システムを納品した後もしっかりフォローしてもらえます。
株式会社鈴木商店の基本情報 | ||
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会社名 | 株式会社鈴木商店 | |
設立 | 2004年10月 | |
本社所在地 | 大阪府大阪市北区西天満1-7-4 協和中之島ビル3階 | |
公式サイト | https://www.suzukishouten.co.jp/ |
テラウェーブ・システム株式会社
- Web系を中心にアプリ開発が得意
- システムコンサルティングも実施
- 無償保証期間あり
テラウェーブ・システム株式会社は、Web系のシステム開発を中心に、アプリ開発などを得意としているシステム開発会社です。
顧客管理システムをはじめ、予約システム、EC用在庫管理システムなど、幅広いWEBシステム開発してきたテラウェーブ・システム。確かな技術力があるからこそ、アフターフォローも充実しています。
無償保証期間を設けているのが同社の特徴です。システムの規模にもよりますが、1カ月~1年の間、バグなどが発生した場合は無償で対応してもらえる保証制度があるので、安心して依頼できます。
また、システム開発だけではなく、システムコンサルを行っているのもテラウェーブ・システム株式会社の強みです。企業にどのようなシステムが必要かなど、的確な提案をしてもらえます。
自社に必要なサービスが明確に分かっていない、というような企業はぜひ一度、相談してみてください。
テラウェーブ・システム株式会社の基本情報 | ||
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会社名 | テラウェーブ・システム株式会社 | |
設立 | 1999年8月 | |
本社所在地 | 大阪府大阪市中央区南船場1丁目3-17 永都ビル大阪長堀401号 | |
公式サイト | https://terawave.co.jp/index.php |
株式会社クラウドシード
- システム開発からWeb制作まで幅広くサポート
- 自社内で全てワンストップで対応
- 自社で全ての環境・データを一括管理しておりスムーズな対応
株式会社クラウドシードでは、オリジナルシステムの開発からWebサイトの制作、マーケティングや各種Web施策の運用まで、幅広い支援を行っています。
サーバーホスティングからWebサイトの制作・公開やその後の保守・管理まで一貫して自社内で対応していることが、株式会社クラウドシードの大きな強みです。
そのため、複数の業者とやりとりする必要がなく、スムーズな対応を可能としています。制作中はもちろん、サイトやシステム公開後にトラブルがあった場合でも、全ての環境・データを一括管理しているため即座に対応でき安心です。
また、様々な業種での支援実績があるためノウハウが豊富で、それぞれの企業に合わせてオリジナルシステムの開発、SEO・MEOなどのWeb施策、SNS運用など、多様なアプローチを組み合わせて対応できます。
既存の基幹業務システムなどをクラウド化することも対応可能なので、業務効率に課題のある企業にもおすすめできるシステム開発会社です。
株式会社クラウドシードの基本情報 | ||
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会社名 | 株式会社クラウドシード | |
設立 | 2018年11月 | |
本社所在地 | 大阪府大阪市北区堂島2丁目3−2 堂北ビルディング 406 | |
公式サイト | https://cloudseed.co.jp/ |
株式会社Welfill
- Webアプリ開発に強い
- ノーコードHP作成ツール「PAGE STOCK/ページストック」を開発
- 自社オリジナルのWebサービスを開発・運営
株式会社WelfillはWebサイト制作・Webアプリ開発に強い大阪のシステム開発会社です。
特にWebサイト制作の分野にも強く、自社で開発したHP作成ツール「PAGE STOCK/ページストック」はノーコードで初心者でもHP作成ができるツールとなっています。
少額でホームページを作成したい方向けに、ページストックを活用した「3万円~格安のホームページ作成」サービスも行っています。
他にもオンライン秘書向けの無料求人マッチングサービス「秘書サプリ」や、美容コスメのレビュー専用SNS「HONNE repo(ホンネレポ)」など、自社にて高品質なWebサービスの開発・運営を行っています。
新規でWebアプリ・サービスの開発を考えている企業には、特におすすめできる開発会社です。
株式会社Welfillの基本情報 | ||
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会社名 | 株式会社Welfill | |
設立 | 2019年6月3日 | |
本社所在地 | 大阪府大阪市西区江戸堀2丁目1−1 江戸堀センタービル B1F | |
公式サイト | https://welfill.jp/ |
株式会社東迎システムファクトリー
- 業務効率化・新規開業・新事業時に必要なWebシステムを提供
- LINEと連携したWEBアプリのご提案と開発
- LINE予約連携するツール「neeeds」を自社開発
株式会社東迎システムファクトリーはWebシステムの開発やホームページ制作を得意とするシステム開発会社です。
特に業務効率化・新規開業・新事業時に必要なWebシステムの開発に強く、クライアント企業の状況を丁寧にヒアリングしながら課題に沿ったシステムの提供を行います。
自社開発のLINE予約連携ツール「neeeds」には、LINE連携での予約管理機能以外にも、顧客管理、宛名印刷など業務効率化に役立つ機能を搭載しています。
kintoneを利用した業務改善や社内のDXコンサルティング、ECサイト制作などにも総合的に対応しているので、「システムの知識がなくて何ができるかわからない」といった企業にも寄り添い最適な提案が可能です。
株式会社東迎システムファクトリーの基本情報 | ||
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会社名 | 株式会社東迎システムファクトリー | |
設立 | 2017年11月 | |
本社所在地 | 大阪府大阪市西区南堀江3-15-3-401 | |
公式サイト | https://togei-sf.co.jp/ |
失敗しないシステム開発会社の選び方
大阪には、非常に多くのシステム開発会社が存在します。そのため「どの会社に依頼したらいいだろう?」と迷われる方も多いのではないでしょうか。
ポイントは、自社のニーズに合致したシステム開発会社を選ぶことです。そのためには、下記の2点は押さえておきましょう。
正しいシステム開発会社の選び方を知ることで、「こんなはずじゃなかった」という後悔を減らすことができます。
料金目安を調べておく
開発したいシステムの料金目安を調べておくことは非常に重要です。
システム開発会社に依頼する前に、数社から見積もりを取りましょう。システム開発会社によって、見積もり金額は大きく異なることがあります。下記のように内訳が異なるからです。
内訳 | Aシステム開発会社 | Bシステム開発会社 |
---|---|---|
システム開発の種類 | Web系 | Web系 |
アプリのデザイン | なし | あり |
アプリの保守・運用 | なし | あり |
合計金額 | 800,000円 | 1,350,000円 |
上記の場合、一見、A社の方が安く見えますが、アプリのデザインや保守・運用などはしてもらえません。見積もり金額だけではなく、内訳もしっかりチェックしてください。自社にとって必要なサービスが、内訳に含まれているか確認しましょう。
サービス範囲や得意分野を知っておく
システム開発会社のサービス範囲や得意分野を知っておくことも重要です。無料相談などの期間に、細かくヒアリングすることでチェックできます。
得意分野は、業界や業種だけではありません。システム開発会社によって、得意とする開発規模も異なります。専門的なシステム開発はできるものの、大企業のシステム開発は苦手というケースも少なくありません。
サービス範囲だけではなく、得意分野も自社のニーズに合致しているか調査してください。
システム開発会社の費用相場
システム開発会社へ依頼する際、重要となるのが費用相場です。相場を正しく知ることで、適切なサービスを受けることができます。
システム開発会社の費用相場は、システムの種類や規模によって大きく異なります。
国内約6,000社の料金相場から算出するシステム幹事の料金シュミレーターを使って、代表的な3種類のシステム開発費用を比較してみました。
システム | 詳細 | 概算料金 |
---|---|---|
Webシステム | 予約システム | 約800,000円~ |
業務アプリ | 受注・発注管理システム | 約1,000,000 円~ |
Webアプリ | ゲーム | 約3,200,000 円~ |
参照:システム幹事
上記費用はあくまでもシステムの開発にかかる費用です。下記のようなサービスを追加することで費用は加算されます。
- アプリ・システムのデザインの依頼
- アプリ・システムの保守・運用の依頼
- 短納期
依頼するサービスの内容によって、相場は大きく異なることが分かります。
システム開発が高い理由は「人」
システム開発費用が「高い」と思われた方も多いのではないでしょうか。システム開発費用が高くなる理由は「人」にかかる費用です。
システム開発費用の大部分は人件費が占めます。
そのため、システムの規模が大きくなり、携わるエンジニアの人数が増えると費用は高くなるのが一般的です。また、開発期間が長期になったり、逆に短期間で納品したりする場合、多くの人が携わることになるため、費用が高くなっていきます。
開発の難易度によっても費用は、大きく異なります。
例えば、既存のサービスを一部、変更してリリースする場合、少人数かつ技術力が求められずに対応することができるため、費用を抑えることができます。
しかし、新しいシステムを一から開発する場合、エンジニアの人数だけでなく技術力などの質も必要です。高い技術力を持つエンジニアの費用は、非常に高額になります。そのため、開発難易度が高くなることで費用は高額になるのが特徴です。
システム開発で申請できる補助金
システム開発の費用は、規模が大きくなると高額になるケースも珍しくありません。しかし、一定の要件を満たすことで、補助金や助成金を活用することも可能です。
ここでは、システム開発に活用できる下記4つの補助金について詳しくご紹介します。
- ものづくり補助金
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- 事業再構築補助金
それぞれの補助金は、対象となる企業や金額が異なるので、下記表にまとめました。ぜひ自社が補助金を活用できるかチェックしてみてください。
補助金名 | 特徴 | 対象 | 補助金額 |
---|---|---|---|
ものづくり補助金 | ・中小企業や小規模事業者が対象 ・新製品開発に必要な設備導入支援 ・作業効率化に必要な設備導入支援 | システム構築費 | 1,250万円 (通常枠) |
IT導入補助金 | ・中小企業や小規模事業者が対象 ・経営課題に必要なITツールの導入支援 | ITツール導入経費 | 450万円 |
小規模事業者持続化補助金 | ・中小企業や個人事業主が対象 ・事業発展に必要なシステム導入支援 | ウェブサイト関連費 新商品開発費 | 200万円 |
事業再構築補助金 | ・中小企業が対象 ・事業再構築に必要な設備導入支援 | システム構築費 | 7,000万円 (成長枠) |
中小企業だけではなく、小規模事業者や個人事業主を対象とした補助金もあります。自社に一番合っている補助金を活用してください。
補助金の適用が、不安な場合はシステム開発会社に相談するのもおすすめです。補助金の活用をふまえた提案をしてもらえます。
システム開発とは?
そもそも、システム開発について疑問に思われている方も多いかもしれません。そこで、ここでは「システム開発」について詳しくご紹介します。
システム開発は、自社の経営課題を解決するためや事業を効率化するためのシステムを開発することです。
例えば、宿泊施設が予約管理を電話と帳簿を使って管理していたとします。電話で予約を受けなければいけないため、従業員の大きな負担になるだけでなく、帳簿で管理するので宿泊者の傾向を分析するのも簡単ではありません。
宿泊予約システムを開発すると、インターネットを通じて予約が取れるため従業員の負担は軽くなり、宿泊データを分析し経営戦略を打ち立てることもできます。
単なる業務の効率化だけではなく、企業の大きな躍進にもつながるのがシステム開発です。
大阪のシステム開発会社が行うサービスの種類
システム開発会社に、どんな業務を依頼できるのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。そこで、ここではシステム開発会社が行うサービスについて詳しくご紹介します。
システム開発会社が提供するサービスは大きく分けて下記3点です。
それぞれのサービス内容について、詳しくご紹介します。
オープン系
「オープン系」は、仕様やソースコードがオープンなものを活用して開発するシステムのことです。macOSやWindowsPCなどが代表的な例になります。
開発できるエンジニアが多いこともありコストを抑えられるという点や対応できるシステム開発会社が多いなどのメリットが挙げられます。また、柔軟性の高いシステムを構築できるという点もメリットです。
一方で、改修やメンテナンスの頻度が高いというデメリットもあります。OSのアップデートの度に、システムに問題が生じないか確認しなければいけません。
汎用系
汎用機に組み込んで使用するシステムのことを「汎用系」と呼びます。
汎用系は高速処理ができるので、大量のデータを扱うケースや高速なデータ処理が必要なケースに適しているシステムです。また、固定のハードウェアに独自のシステムを搭載するので、セキュリティの高さも汎用系の魅力になります。
一方で、ゼロからシステムを開発するため、開発コストが高いというデメリットや開発が可能な人材が不足しているというような課題を抱えているシステムです。
新しい技術が台頭していることもあり、汎用系の需要は年々減少傾向にあります。
Web系
Web系システム開発は、Webサイトやアプリなどを通じて利用できるサービスを開発することです。SaaS型システムやECサイト、SNSなどが代表的な例になります。
システムの利用環境を選ばないだけでなく、開発コストを抑えやすい、運用や保守が容易という点もWeb系のメリットです。
一方で、ブラウザの機能に制約を受けるという点やセキュリティの確保が難しいというデメリットもあります。
しかし、インターネットやモバイルデバイスの普及により、非常に需要が高い分野です。
システム開発に外注する際の流れ
システム開発に依頼する際、システム開発の流れを予め押さえることで円滑にプロジェクトを推進できます。システムの種類や開発方法により工程は異なりますが、下記の工程で進むのが一般的です。
工程 | 内容 |
---|---|
要件定義 | 実装するために必要な情報をまとめた設計図 ※実装する機能、納期、工数など |
基本設計(外部設計) | システムの構造や見た目の設計 |
詳細設計(内部設計) | 基本設計の定義を元に詳細な実装方法を計画する |
開発 | 設計を元にプログラミングする |
テスト | システムが正常に作動するか確認 ※単体、結合、総合、運用の4種類のテストを実施 |
システム移行(リリース) | 旧システムから新システムへ移行する |
運用・保守 | システムが使えるように管理する ※自社で対応する場合もある |
システム開発でよくあるトラブルと対策
システム開発に、トラブルはつきものです。ここでは、システム開発でよくあるトラブルと対策についてご紹介します。
システム開発のトラブルは、事前に準備や対策をすることで防ぐことができる者ばかりです。
スケジュール通りに納品されない
スケジュールが後ろ倒しになってしまい、スケジュール通りに納品されない、というトラブルは頻繁に発生します。予防策は2点あります。
- 余裕のあるスケジュールを設定する
- メンバーの体制図を確認する
余裕のあるスケジュールを設定することは重要です。特に、ゼロからシステムを開発する場合、思わぬ工程が発生することが多々あります。各工程にバッファーを持たせておくと、いざという時に全てが後ろ倒しにならないので、おすすめです。
また、プロジェクトに携わるメンバーの体制図を確認しましょう。大手システム開発会社の場合、各工程を外部に発注し多重下請け構造になっているケースもあります。
誤った指示が伝わるなどコミュニケーションに問題が生じ、スケジュールの遅延につながるケースも。納期を厳守したい場合は、一気通貫して開発できるシステム開発会社を選びましょう。
依頼通りのシステムができない
本来、依頼した通りのシステムが納品されるべきですが、レベルの低いシステム開発会社に依頼してしまった場合、依頼通りのシステムができないケースもあります。
一定基準以上のシステム開発を行いたい場合、一定の費用がかかるということを理解しておきましょう。費用を削減した結果、エンジニアの数が減り必要な機能が実装されない、というケースも少なくありません。
費用とシステムの品質のつり合いが取れているシステム開発会社を選ぶことも非常に重要です。
追加費用がかかる
後から、追加で費用がかかるケースも珍しくないトラブルです。初期設計不足が原因になります。
契約時に要件が明確ではない場合、仕様変更にたいして柔軟に対応してもらえる準委任契約やアジャイル開発を選びましょう。
また、依頼したシステム開発会社が依頼通りに業務を推進してもらえないため、他社へ依頼をし直し倍以上の費用がかかってしまうケースもあります。
トラブルを事前に防ぐためにも、システム開発会社は慎重に選んでください。
大阪のシステム開発会社Q&A
システム開発会社へ依頼する前に、よくある質問とその答えを確認するのもおすすめです。ここでは、よくある質問2点についてご紹介します。
よりサービスの実態について知るためにも、チェックしてみてください。
システム開発の大手企業は?
システム開発会社の大手企業には、下記の企業が挙げられます。
ただ、必ずしも大企業が最適なシステム開発を行うわけではありません。
発注する企業の規模や目的によって、最適なシステム開発会社は異なります。ぜひ、自社のニーズに合致したシステム開発会社を探してみてください。
システム開発には何ヶ月くらいかかりますか?
システム開発の期間は、一律で決まっていません。
開発するシステムの規模や内容によっても大きく異なります。それぞれの規模ごとに目安となる期間は下記の通りです。
- 小規模システム:1~3カ月
- 中規模(平均的)なシステム:6~12カ月
- 大規模なシステム:1年~3年
オープン系にするか汎用系にするかなど、システムの種類によっても開発期間は異なります。具体的な期間については、システム開発会社に相談してみてください。
大阪のシステム開発会社まとめ
大阪でおすすめのシステム開発会社について詳しくご紹介しました。大阪には非常に多くの開発会社が存在するため、本記事で紹介した「システム開発会社の選び方」などを参考に、システムの開発会社を選んでください。
需要の高まりから大手企業もシステム開発を行っていますが、自社のニーズに合ったシステム開発会社を選ぶことが重要です。そのためには、費用の相場やシステムの種類などについてもしっかり押さえておきましょう。
決して、発注者がシステム開発のプロになる必要はありません。ただ、事前にシステム開発について知ることで、より効果的なシステムの開発を実現できるできるはずです。
都道府県別システム開発会社
都道府県別のおすすめシステム開発会社は以下にまとめています。