新潟のおすすめシステム開発会社5選【2024年9月最新版】

自社で効率的かつ効果的にシステム開発を進めるには、外部のシステム開発会社へ依頼するのがおすすめです。
システム開発会社にはエンジニアやプログラマーなどの人材がいるため、自社の課題や要望に合わせたシステム開発を行ってくれます。

なかには幅広い業種のシステム開発に対応している企業もあり、作業効率の向上や生産性の拡大といった成果を得ることが可能です。

しかし、新潟には多くのシステム開発会社が拠点を置いているので「どこに依頼すればいいのかわからない」という悩みもあるでしょう。当記事では、新潟のおすすめシステム開発会社や選ぶポイント、費用相場などを詳しく解説します。

システム開発の詳細や流れについても紹介するため、ぜひ最後までご覧ください。

全国のシステム会社比較については、下記記事でも豊富に紹介しています。
関連記事>>システム開発会社のおすすめ比較・失敗しない選び方と発注のコツ解説

新潟のおすすめシステム開発会社5社紹介&徹底比較

こちらでは、新潟のおすすめシステム開発会社を5社紹介します。

システム開発会社	特徴
株式会社NS・コンピュータサービス	プロセスを継続的に改善して体質を強化し高品質のサービスを提供
株式会社CommPlusBiz	創業30年の経験から蓄積されたノウハウを保有
株式会社ラクウェブ	行政や大学、スタートアップ企業など幅広い開発に対応
株式会社トラスト	AWSアドバンストティアサービスパートナーの認定を受けた企業
JCCソフト株式会社	エンジニア資格だけでなく業界固有資格を保有する従業員が多く在籍

各企業の詳細や特徴について説明するので、ぜひ依頼を検討してください。

株式会社NS・コンピュータサービス

株式会社NS・コンピュータサービスは、システム開発だけではなく、ネットワーク構築やソフト＆ハードウェア開発のサービスを提供している会社です。

クライアント企業に高品質なサービスを提供するために、プロセスを継続的に改善して体質を強化しています。

IT関連の資格保有者が多く在籍しているため、たしかな技術と知識によって課題やニーズに応えた対応が可能です。
民間ソリューションでは、基幹システム導入や現場改善ソリューションなどを提供しています。

代表的なシステムとして、在庫受払システムや製造実行システム、製品ライフサイクルマネジメントシステム、作業実績収集システムなどの開発実績があります。

自社の環境を改善できる最適なソリューションを提供してもらうなら、株式会社NS・コンピュータサービスの依頼がおすすめです。

株式会社NS・コンピュータサービスの基本情報
会社名	株式会社NS・コンピュータサービス
設立	1985年
本社所在地	新潟県長岡市金房3丁目3番2号
公式サイト	https://nscs.jp/

株式会社CommPlusBiz

株式会社CommPlusBizは、創業30年の経験と実績から高品質なコンテンツを提供している会社です。
蓄積されたノウハウによってクライアント企業の悩みや課題を解決します。

ホームページや動画制作のサービスも提供しているため、必要に応じて対応範囲を広げられます。
問い合わせからヒアリング、提案・見積もり、契約・発注、サービス提供と流れが明確なのでスムーズに進行可能です。

「良いモノ創り」をコンセプトに、クライアント企業に寄り添った提案を行っています。
長年の実績があり、高品質なサービス提供を求めるなら株式会社CommPlusBizの依頼がおすすめです。

株式会社CommPlusBizの基本情報
会社名	株式会社CommPlusBiz
設立	1994年
本社所在地	新潟県新潟市西区槇尾639番地2
公式サイト	https://commplusbiz.co.jp/

株式会社ラクウェブ

株式会社ラクウェブは、Webサイト制作、システム開発、アプリ開発などのサービスを提供している会社です。
一般企業だけでなく、行政や大学、スタートアップ企業など幅広い開発に対応しています。

フロントエンド開発をメインとしたサービス展開を行っており、これまで勤怠管理システムやWeb予約システムの開発実績があります。
常に最新情報を取り入れて技術力を高めているため、時代やニーズに合わせた対応が可能です。

料金体制が分かりやすい点も同社の魅力です。Webサイト制作では3つのプランが用意されており、料金や納期、サービス内容などで選択できます。

幅広い業種に対応したシステム開発サービスを求めるなら、株式会社ラクウェブの依頼がおすすめです。

株式会社ラクウェブの基本情報
会社名	株式会社ラクウェブ
設立	2020年
本社所在地	新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050
公式サイト	https://rakuweb.jp/

株式会社トラスト

株式会社トラストは、中小企業のDX化をサポートしている会社です。
独自開発した「金のタネ」ツールを活用することで、Webシステムやモバイルアプリの開発、クラウド移行支援、ITを活用した経営支援などのサービスを提供しています。

AWS開発にも力を入れており、最新技術を駆使しながらソリューションの提供や技術的な課題解決を支援することが可能です。
これまで多くの企業に対応した実績から「AWS アドバンストティアサービスパートナー」としても認定されています。

自社製品である販売管理システムも多く展開しているため、クライアント企業の課題に合わせて導入支援を行っています。
DX化を進めながらシステム開発の導入を進めるなら、株式会社トラストの依頼がおすすめです。

株式会社トラストの基本情報
会社名	株式会社トラスト
設立	2000年
本社所在地	新潟県小千谷市東栄1-1-15
公式サイト	https://trust-coms.com/

JCCソフト株式会社

JCCソフト株式会社は、クライアント企業の要望に合わせて最適なITソリューションを提供している会社です。
ソフトウェアの受託開発・運用サポートをはじめ、ネットワークシステムの構築・運用、PCクライアント設定、コンピューター技術者の派遣といったサービスを提供しています。

建設・小売・製造を得意分野としており、エンジニア資格だけでなく業界固有資格を保有する従業員が多く在籍しています。
アジャイル開発手法を採用しているため、ユーザー部門とIT部門の共創型開発によって柔軟な対応ができるシステム構築が可能です。

忠実な顧客対応から高評価を得ているので、信頼性が高いシステム開発会社となっています。
豊富なサービスと得意分野が該当するなら、JCCソフト株式会社の依頼がおすすめです。

JCCソフト株式会社の基本情報
会社名	JCCソフト株式会社
設立	1978年
本社所在地	新潟県上越市黒井2598番地30
公式サイト	https://jccinc.co.jp/

新潟でシステム開発を選ぶ際のポイント4選

新潟県には多くのシステム開発会社が存在するため、自社に合った企業を見つける必要があります。
いくつかのポイントを知っておくことで、自社とマッチする企業が見つかります。

システム開発を選ぶ際のポイントとして、以下の4点をチェックしてください。

それでは順番に解説します。

システム開発の料金や内訳が明確かチェック

システム開発会社を選ぶときは、料金や内訳が明確かチェックしておきましょう。
複数社の見積もりを出しても全てが同じ条件ではないため、金額だけでは一概に判断できないからです。サービス内容の範囲を確認してから依頼を検討することが大切です。

システム開発は、さまざまな要因により料金が異なります。そのため、インターネットから料金を調査したとしても、具体的な内容が記載されていないケースも少なくはありません。

システム開発会社の公式サイトにも料金が記載されていないことも多く、資料請求や問い合わせから判断する必要があります。

無料相談からコンサルタントに料金や内訳について聞いておけば、複数社のシステム開発会社を比較して予算内で対応してもらえる企業が見つかります。
企業によってはオプションサービスに追加費用がかかることもあるので、システム開発会社に依頼するときは料金や内訳が明確かチェックしておくようにしましょう。

システム開発会社の開発実績や得意分野をチェック

システム開発会社を選ぶときは、開発実績や得意分野をチェックすることも大切です。
自社と同じ業種で実績のあるシステム開発会社であれば、最適なサービスを提供してもらえます。

例えば物流業の効率化を求めるなら、物流管理システムの開発実績があるシステム開発会社がおすすめです。
また、業種だけでなく得意な規模（大手・中小・ベンチャーなど）も企業によって異なるので、自社の規模感に合った依頼先を見つけなくてはいけません。

システム開発会社の公式サイトには開発実績や得意分野が記載されていることも多いため、自社の業種と同じ対応をしたことがあるかチェックしましょう。

担当コンサルタントと相性がいいかチェック

担当コンサルタントと相性がいいかチェックすることも非常に重要です。
自社の業種について理解が深い担当者に相談することで、求めるシステム開発サービスを提供してもらえます。

システム開発会社と依頼するときは、担当コンサルタントを通してシステム開発会社へ要望を伝えます。
もし担当者が自社の課題やニーズを理解していない場合、システム開発を担当するエンジニアやプログラマーに適切な指示ができません。

また、システム開発には多くの工程が必要になるため、担当者と定期的にコミュニケーションを取る必要があります。
そのためシステム開発会社を選ぶときは、担当コンサルタントが自社の業種について知見があるか、コミュニケーション能力は高いかなどをチェックしておきましょう。

システム開発会社の対応範囲を確認

システム開発会社は、企業によって対応範囲が異なるので、しっかり対応範囲も確認しましょう。

基本的にはシステム開発から運用まで対応してもらえますが、企業によっては保守やアフターサービスがオプションになっていることもあります。

契約後に追加料金がかかることを知った場合、予算以上の費用が必要になる可能性も高いです。
担当者との打ち合わせから具体的な対応範囲を聞いておけば、業務内容に対してどれくらいの費用がかかるのか把握できます。

まずは複数社の見積もりを出し、自社が求める対応範囲を提供している企業に依頼するようにしましょう。

システム会社を利用するメリット

システム開発会社のサービスを利用することで、以下のようなメリットがあります。

社内でシステム開発を実施するには、エンジニアやプログラマーなどの人材が必要です。
しかし、業種の特性から社内にIT系人材がおらず、雇用・教育にコストがかかってしまう企業も少なくはありません。

システム開発会社に依頼すれば社内に担当の人材を用意せずに済むため、人件費削減へとつながります。
また、システム開発に必要なパソコンやサーバーなどの設備投資をする必要もないので、コストパフォーマンスに優れています。

さらにシステム運用も外部に任せることができ、社内にノウハウがなくても問題ありません。
このようにシステム開発会社に依頼すれば、幅広い業種の企業がメリットを得られるでしょう。

システム開発会社の費用相場

これからシステム開発会社の依頼を検討している方のなかには「どれくらいの予算確保をすればいいのかわからない」という悩みを抱えている方もいるでしょう。
契約前にシステム開発会社の費用相場を把握しておくことで、十分な予算確保ができるようになります。

前提として、システム開発会社の料金は提供しているシステムの種類や規模によって大きく変動します。
システム開発会社紹介サービス「システム幹事」の料金シミュレーターから調査した結果、システムの種類によって以下のような費用相場となりました。

• 販売・在庫管理システム：1,500,000円※
• ゲームアプリ：3,200,000円※
• 予約システム：800,000円※

上記はあくまで目安となっており、依頼するシステム開発会社によって費用は上下します。
また、システム開発の契約形態には「準委任契約」と「請負契約」の2種類が存在します。

契約形態	特徴
請負契約	請負人が特定の仕事を完成させることを約束して報酬を支払う契約
準委任契約	特定業務を完了させることを定めて報酬を支払う契約

契約形態は、担当者との打ち合わせから最適な契約を選択して決定するのが一般的です。
改善を加えつつシステム開発を進めるなら準委任契約、開発内容が詳細まで事前に決定しているなら請負契約がおすすめです。

はじめから1社に絞らず、複数社から見積もりを出して必要な費用を整理するようにしましょう。

参照元

※システム幹事「料金シミュレーター」

システム開発が高額になる要因は「人件費」

システム開発費用の多くは人件費が、占めています。
システム開発に原価は存在せず、対応するエンジニアやプログラマーなどの人件費から算出します。

人件費は、システム開発の規模や開発者のスキル、開発期間などの要素によって決定される仕組みです。
小規模のシステム開発なら2名～3名程度の人材で対応できますが、中規模になると5名〜10名ほど必要で、大規模な開発になると数十名が必要となります。

例えばエンジニアの単価が40万円に設定されている場合、3名必要であれば120万円かかります。
基本的にシステム開発の依頼は月間契約されることが多く、2ヶ月契約なら3名×2ヶ月×120万円＝720万円の費用が必要です。

エンジニアやプログラマーだけでなく、現場を指揮するプロジェクトリーダー・プロジェクトマネージャーなどが参加してプロジェクトを進めていきます。
依頼するシステム開発会社に在籍するエンジニアが資格を保有している場合、費用相場以上の料金が発生する可能性もあります。

そのためシステム開発会社に依頼するときは、システム開発にどれくらいの人材が必要になるのかを聞いておけば、納得できるプランを担当者から提案してもらえるでしょう。

システム開発に活用できる補助金一覧

システム開発を外部に依頼する場合、高額な費用がかかります。
企業によっては十分な予算確保ができず、システム開発会社の依頼を断念することもあるでしょう。

そんなときは、国や自治体が提供している補助金の活用がおすすめです。
補助金は事業を支援する役割があり、企業の負担額を軽減するために利用されています。

現時点で活用できるシステム開発の補助金として、以下のようなものが存在します。

補助金	補助額	特徴	対象経費
ものづくり補助金	1,250万円 （通常枠）	・新製品開発 ・業務効率化 に伴うシステム導入支援	システム構築費
IT導入補助金	450万円	・業務効率化 ・DX化 に伴うITツール導入支援	ITツール導入経費
小規模事業者持続化補助金	200万円	・販路開拓 ・業務効率化 などの取り組みを支援	ウェブサイト関連費 新商品開発費
事業再構築補助金	7,000万円 （成長枠）	・新分野展開 ・業態転 ・業種転換 など事業再構築を支援	システム構築費

上記補助金は、それぞれの公式サイトから公募期間内に申請を出すことで事務局の審査を受けられます。
事務局からの審査に通過後、規定内の補助額を受け取れるようになります。

ただし、補助金を申請するには、公式サイトに記載されている応募要項を満たさなくてはいけません。
多くの書類を用意しなければいけないので、補助金の申請には長期的な準備が必要です。

補助金の公募状況は年々変動しているため、自分で調べるだけではなく、システム開発会社に補助金の利用を検討していることを伝えてみてください。最適な補助金の種類を提案してもらえるだけでなく、申請のサポートもしてもらえるかもしれません。

システム開発では基本的に何を作るの？

システム開発を依頼するときは、どのような業務を行ってもらうのか理解しておくことも重要です。
システム開発の詳細を知ることで、作成されていく工程について把握できるようになります。

システム開発とは、ITツールを用いて自社の課題解決や業務効率化を図る仕組み作りを開発する方法です。
システム開発会社はクライアント企業の課題や要望を聞き、依頼通りのシステムに仕上げていきます。

一般企業の場合、顧客管理や勤怠管理、プロジェクト管理などのシステムを開発することが多いです。
また、システム開発は、以下のような4種類の手法があります。

手法	内容
ウォーターフォール型	工程を順序通りに完了させる
スパイラルモデル	各工程で試作品を作成して完成させる
アジャイル型	計画・設計・実装・テストのサイクルを繰り返しながら完成させる
プロトタイピング	試作品から検証と修正を繰り返して完成させる

システム開発会社との打ち合わせを通じて、最適な開発手法を選択します。
企業によっては既存パッケージ・システムを利用することもありますが、基本的には企業ごとに最適な開発スタイルを提案することが多いです。

新潟のシステム開発会社のサポート種類

システム開発会社は、クライアント企業の課題解決や業務効率化へとつながるシステムを開発しす。
システムにはいくつかの種類があり、担当者やプロジェクトリーダーとの打ち合わせから決定する流れです。

主なシステム開発の種類として、以下の3点が挙げられます。

詳細や特徴について説明するので、自社が求めるシステムをぜひ見つけてください。

オープン系

オープン系システムとは、様々な環境下で作成できる自由度の高いシステム開発です。
パソコンで利用することをベースにしており、業務系アプリケーションの開発に採用されています。

例えば勤怠管理や顧客管理、給与管理などのシステムは、全てオープン系に該当します。
様々なデバイスや機材、メーカー、OSを組み合わせて開発できることから、幅広いネットワークを活用した開発が可能です。

既存ソフトウェア・周辺機器を活用するため、開発コストを軽減できます。
柔軟性の高いシステム構築ができるので、目的や環境に合わせて作成できる点も特徴です。

業務関連のシステム開発を求めるなら、オープン系システムの選択がおすすめです。

汎用系

汎用系システムとは、特定の汎用機（ハードウェア）に組み込んで動作させるシステム開発を指します。
パソコンやスマートフォンではなく、長く使われていたコンピューターが汎用機となります。

大規模なデータ処理ができ、高速な処理を必要とする金融業界や大手企業で導入することが多いです。
また、汎用機のシステムやソフトウェアはメーカーのオリジナルであり、セキュリティ体制も高くなっています。

閉鎖的な構造で稼働しているので、外部からの攻撃を大幅に軽減できます。
ただし、汎用系システムの導入や維持コストは高いため、一般企業が取り入れることは現実的ではありません。

しかし、現代ではインターネットの進化によって通信の大容量化が進んでおり、一般企業もビジネスシーンで活用できる機会は徐々に増えていきます。
高いデータ処理能力と安定性は、今後も幅広い業界・業種で安定した需要があるでしょう。

Web系

Web系システムとは、Web上で稼働するアプリケーション・システムの開発のことです。
Webサイトをはじめ、ECサイトやSNS、Webアプリケーションなどの開発は、Web系システムに該当します。

顧客・ユーザー向けのサービス提供が目的となっているため、有益な情報を提供する開発が必要です。
例えばWebアプリケーションを開発する場合、画像やテキストだけでなく操作性やデザイン性、機能なども重要な要素です。

高品質なコンテンツを作成することで、ユーザーからの満足度は向上して求める成果を得られます。
とくにGoogleやYahoo!といった検索エンジンからの流入を目的とする場合、SEO対策を意識したコンテンツ作りが求められます。

Web上でユーザーに向けたコンテンツ提供を行うなら、Web系システムの開発を検討しましょう。

システム開発の基本的な流れ

システム開発には複数の工程があり、発注側からの依頼内容に合わせて進めていきます。
システム開発の全体的な流れを理解しておくことで、現時点の状況について把握できるようになります。

システム開発の工程や概要、工数比率、準備すべきことについては、下記の表を参考にご覧ください。

工程	概要	工数比率	準備すべきこと
要件定義（要求定義）	実装する機能・納期 必要な人材の決定	15％〜20％	要望・資料の洗い出し
基本設計（外部設計）	システム構造の決定 データ保存場所・取得方法の設計	10％〜15％	業務フロー図・システム構成図の選定
詳細設計（内部設計）	詳細な実装方法を決定	10％〜15％	実装機能の割り振り 機能・ロジックの整理
開発（プログラミング）	設計内容の実装	30％	パソコン・インターネット環境の用意
テスト	作成プログラムのテスト	20％〜25％	テスト環境・テストデータの準備
システム移行（リリース）	新システムへの切り替え	3％〜5％	移行計画の作成 バックアップの準備
運用・保守	監視・不具合の改善	–	スケジュール表の作成

システム開発の工程は、主に「上流工程」と「下流工程」の2種類が存在します。
要件定義や設計などは上流工程、開発やテストは下流工程に分類されています。

システム開発の工程は全て同じではなく、開発手法によって順序が変動することも多いです。
各工程で担当者から進捗状況を教えてもらい、必要に応じて要望や懸念点を話し合うことで求めるシステムを納品してもらえます。

提案依頼書（RFP）や複数社の見積もりなどの用意も必要になるため、計画を立てながら準備するようにしましょう。

システム開発のよくある失敗と対策

システム開発会社に依頼したとしても、必ず成功するとは限りません。
こちらでは、システム開発のよくある失敗と対策方法について詳しく解説します。

問題やトラブルを回避するためにも、ぜひチェックしてください。

納期に遅れてから納品される

システム開発は、発注側と受注側の打ち合わせを通じてスケジュール設定へと進みます。
はじめに納期を設定していたとしても、依頼するシステム開発会社の体制が整備されていなければ、スケジュール通りに求めるシステムが納品されないケースも少なくはありません。

システム開発会社は複数の案件を同時進行しているため、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーが進行管理できていなければ納品が間に合わなくなります。
発注側がスケジュールをコントロールすることは難しいので、発注前から受注側の体制図をチェックしておくことが大切です。

担当者との打ち合わせを通じて、求めるシステムが完成するまでにどれくらいの日数が必要になるのか相談しておきましょう。

システム開発に追加費用が発生する

設計段階で具体的な方向性を決定できなかった場合、進行途中に追加費用が発生することもあります。
プロジェクトの進行途中に必要な機能が増えることもあるため、受注側は追加対応するために時間と工数がかかってしまいます。

結果として追加費用が発生し、見積もり時点の料金よりも高額になってしまう可能性が高いです。
基本的にシステム開発会社はシステム開発後の運用まで対応してもらえますが、企業によっては保守やアフターサポートに追加費用がかかることもあります。

見積もり通りの料金で対応してもらうには、設計段階でシステムに必要な機能を整理しておくことが大切です。
そして担当者との打ち合わせを通じて、追加費用が発生する可能性があるのか聞いておくようにしましょう。

システム開発の内容が依頼した内容と異なる

システム開発は担当者がクライアント企業の課題や悩みを理解し、開発現場に内容を伝えることで要望通りのシステムに仕上げていきます。
しかし、担当者が発注側の意図を理解していない場合、依頼通りのシステムに仕上がらない可能性が高いです。

システムの品質は、料金や技術力、実績、コミュニケーション能力などの要素が大きく関係しています。
例えば担当者のコミュニケーション能力が低い場合、現場に間違った指示を出して方向性がブレることもあります。

要望通りのシステムに仕上げてもらいたいなら、費用相場を理解した上で高品質なサービス提供ができる企業を選定することが大切です。
打ち合わせの段階では担当コンサルタントだけでなく、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーにも同席してもらいながらこちらの課題や悩みを理解してもらうようにしましょう。

新潟のシステム開発会社Q&A

最後に、新潟のシステム開発会社に関するよくある質問をいくつか回答します。

疑問を解消するためにも、ぜひ参考にご覧ください。

システム開発には何ヶ月くらいかかりますか？

システム開発は、事業やプロジェクトの規模、工程によって必要な期間が異なります。
小規模なら1ヶ月〜3ヶ月、中規模なら6ヶ月〜12ヶ月、大規模なら2年〜3年ほどの期間が必要です。

システム開発会社が採用する開発手法によって期間が変動することもあるため、担当者から具体的な日数を聞いておくようにしましょう。

システム開発の大手企業は？

システム開発会社の大手企業には、以下のような会社があります。

• ソフトバンク株式会社
• NEC Corporation
• 三菱電機ソフトウエア株式会社
• 富士通株式会社
• キヤノンITソリューションズ株式会社
• 株式会社NTTデータグループ

大手企業には豊富な人材と資金力があり、大規模なシステム開発にも対応できます。
ただし、大手企業の依頼には高額な費用がかかるため、予算確保が難しい企業にはおすすめしません。

中小企業のシステム開発会社なら、課題や悩みに寄り添いながら併走型の支援を受けられます。
大手企業と中小企業のシステム開発会社にはそれぞれの強みがあるため、何を重視するかによって依頼先を決定しましょう。

新潟のシステム開発会社まとめ

今回は、新潟のおすすめシステム開発会社や選ぶポイント、費用相場、システム開発の詳細や流れなどを詳しく解説しました。
新潟には多くのシステム開発会社があり、クライアント企業の課題に合わせて最適なサービスを提供しています。

システム開発会社選びに迷ったときは、料金や内訳、得意分野・開発実績、担当者との相性・スキル、対応範囲などをチェックしてください。
ただし、システム開発会社の依頼には高額な費用がかかるため、十分な予算確保が必要です。

もし予算確保が難しいなら、国や自治体が提供している補助金の活用を検討してください。
ぜひ当記事で紹介したシステム開発会社を参考にしながら、要望通りのシステム開発ができる企業に依頼しましょう。