SIerのキャリアパスの一つに、ITコンサルという職種があります。ITコンサルは、クライアントの経営課題に対して最適なITソリューションを提案する仕事です。
SIerで培った経験やスキルを活かせるため、ITコンサルへ転職する人も一定数います。ただし、両者では業務内容に違いがあるため、それを理解せずに転職するとミスマッチにつながる可能性があります。
本記事では、SIerとITコンサルの年収や転職理由、成功のポイントを詳しく解説します。両者の違いやおすすめの転職エージェントなども紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
コンサル業界特化おすすめ転職エージェント
サービス名 | 特徴 |
![]() |
200社以上のコンサルファームとの強固なコネクションで国内に展開するファームほぼすべてに紹介可能「面接対策資料」と「想定頻出問答集」に加え、元コンサルタントを仮想面接官とした模擬面接により、実践力を鍛えられる |
![]() |
大手ファームの4人に1人が登録する国内最大級コンサル採用・転職支援サービス未経験からのコンサル転職やポストコンサル、事業会社CxOなど、希望のキャリアパスに応じて幅広い支援が可能。 |
日本ヘッドハンター大賞MVP受賞の転職支援サービス コンサル幹部との強固なネットワークでマッキンゼーやBCGなどの「コンサルタント転職」や、コンサル出身者の経営幹部キャリアを支援する「ポストコンサル転職」に高い実績あり |
関連記事>>コンサル業界におすすめ転職エージェント
SIerとITコンサルの定義の違い

はじめに、SIerとITコンサルの定義の違いについて説明します。それぞれ職種の違いを理解するためにも、ぜひチェックしてください。
SIerの定義
SIer(System Integrator)とは、クライアント企業の課題を解決するために、ITシステムの構築や運用・保守を担う企業のことです。顧客とのヒアリングを通じて要望や課題を明確にし、コンサルティングから設計、開発、導入、運用・保守まで一貫して対応します。
一般企業に加え、官公庁のシステム開発も手がけることがあり、中規模から大規模なプロジェクトに携わるケースも。
企業の形態によって業務スタイルは異なり、メーカー系やユーザー系、独立系といった分類が存在します。多様な業界のシステム開発に関われるため、専門性の高いスキルや知識、実務経験を積むことができるでしょう。
ITコンサルタントの定義
ITコンサルタントは、クライアント企業の経営課題に対して、最適なITソリューションの提案・導入を行う職種です。ITシステム導入に向けて、プロジェクトの計画立案や実行支援、進行管理などを担当します。
多くの場合、ITコンサルタントはコンサルティングファームに所属していますが、フリーランスとして活動している人も一定数います。
また、業務には顧客の課題分析や、企業・競合の情報収集も含まれます。ITを活用して経営課題を解決へ導く、いわばビジネスと技術の橋渡し役となる専門職です。
SIerとITコンサルの目的の違い

SIerとITコンサルは、それぞれ達成すべき目的が異なります。それぞれの職種がどのような流れで進むのか理解するためにも、ぜひ参考にしてください。
SIerの目的
SIerの役割は、クライアント企業の課題解決に向けて、システムの設計・開発・導入から運用・保守までを担うことです。金融や流通、医療、製造、官公庁など、幅広い業界のシステム開発に携わります。
プロジェクトは中規模から大規模なものが多く、基本的には長期にわたって進行します。システム導入後のトラブルを防ぐため、運用・保守も継続的に対応するのが一般的です。
開発は自社で完結する場合もあれば、一部工程を外部の協力会社に委託するケースもあります。
ITコンサルタントの目的
ITコンサルタントの目的は、クライアント企業の経営課題を解決するために、最適なITソリューションを提案・実行し、成果につなげることです。
ITの視点にとどまらず、業界特性や経営状況、コスト面など多角的な観点から課題にアプローチする必要があります。
単に要望を受け入れるのではなく、投資対効果を見極めながら、本当にシステム開発が必要かどうかも含めて検討します。ITを通じて企業の成長を後押しする役割を担うため、経営と技術の双方に関する幅広い知識が求められるでしょう。
SIerとITコンサルの業務内容の違い

SIerとITコンサルは、業務内容にも違いがあります。自分が求める働き方ができるか判断するためにも、業務内容の違いを理解しておきましょう。
SIerの業務内容
SIerの業務内容は、主に要件定義、設計、開発・デバッグ、運用・保守の4つに分類されます。最初にクライアントから提示されるRFP(提案依頼書)をもとに、開発するシステムの要件を定義します。
要件定義では、実装すべき機能やセキュリティ対策、可用性といった要素を具体化。その後、この要件に基づいて設計を行い、プログラミングによって開発・デバッグを進めます。
デバッグでバグやエラーを修正し、動作に問題がなければ運用へと移行します。運用後も定期的なチェックを行い、システムが安定して稼働するよう保守作業を継続するのが一般的な流れです。
ITコンサルタントの業務内容
ITコンサルタントの業務は、課題解決案の策定、計画立案、要件定義の3つに大別されます。まずは、クライアントの業務プロセスを整理し、経営課題や問題点を抽出しながら戦略を構築します。
課題を見つけ出すには、ヒアリングや現地調査、市場調査、データ分析などを通じた丁寧な情報収集が欠かせません。
その上で、ITシステムの導入や既存システムの再構築といった解決策を提案し、採用されればプロジェクト計画の詳細を策定します。
SIerやクライアントと連携しながら要件を確定し、開発や運用の方針を定めるところまでがITコンサルの主な業務です。また、経営層や部長クラスなど決裁権を持つ相手と関わる場面が多いため、高いコミュニケーション力も求められます。
SIerとITコンサルに求められる人材の違い

SIerとITコンサルは、求められる人物像に違いがあります。転職の判断材料にするためにも、ぜひチェックしてください。
SIerに求められる人材
SIerはシステムの開発から運用までを担うため、高度な専門知識とスキルを持つ人材が求められます。
クライアントによって必要とされるシステムは異なりますが、ネットワークエンジニアやアプリケーションエンジニア、セキュリティエンジニア、データベースエンジニアなどが適した職種といえるでしょう。
中でもSIerは一般企業に加えて官公庁の案件を扱うことも多く、安全性を重視する観点からセキュリティエンジニアの需要が高まっています。
外部からのサイバー攻撃や不正アクセス、ウイルス感染などを防ぐことで、システムを安定して運用できる点が評価されています。幅広い技術知識とスキルを備えていれば、SIer業界で活躍できる人材として期待されるでしょう。
ITコンサルタントに求められる人材
ITコンサルタントは、論理的思考力やコミュニケーション能力、問題解決能力、そしてITに関する知識と興味を兼ね備えた人材が求められます。
クライアントの経営課題を解決するために最適なITシステムを提案し、プロジェクトを円滑に進めるためにメンバー選定からチーム体制を整えて対応します。
なかでもIT戦略コンサルタントは、経営戦略に沿ってITをどう活用するかを提案する重要な役割を担っており、プロジェクトに欠かせない人材です。
ITコンサルタントには多様な分野があるため、自分の得意領域を見つけて専門性を高めていくことが大切です。
SIerとITコンサルの平均年収の違い

SIerとITコンサルの平均年収は、それぞれ違いがあります。働く上で収入面は重要なポイントなので、ぜひ参考にしてください。
SIerの平均年収
職業情報提供サイト「job tag」によると、SIerのシステムエンジニアの統計データによる年収目安は、基盤システムで約752万円※1、受託開発では約574万円※2となっています。
基盤システムの開発は大規模プロジェクトになる傾向があり、それに伴い報酬も高くなる傾向です。一方、受託開発も大規模案件を扱うことはありますが、企業ごとに作業範囲が異なるため、基盤システムに比べて年収はやや低めとなります。
とはいえ、大手SIer企業であれば年収1,000万円以上を目指すこともでき、安定したキャリアを築くことができるでしょう。
ITコンサルタントの平均年収
職業情報提供サイト「job tag」によれば、ITコンサルタントの統計データによる年収目安は約752万円※とされています。一般的な職種と比べて高水準であり、その背景には経営課題の解決によってクライアント企業に長期的な利益をもたらす点が挙げられます。
実際に、経営課題の解決を目的とした依頼には、数百万円規模の高額な契約が結ばれることも珍しくありません。責任は大きいものの、その分報酬として反映されるのが特徴です。
キャリアを積むことで年収1,000万円以上を狙うことも可能であり、実力次第で高収入が期待できる職種です。
参照元
SIerとITコンサルに求められるスキル

SIerとITコンサルは業務内容が異なるため、求められるスキルにも違いがあります。どのようなスキルを磨くべきなのか、それぞれ理解しておきましょう。
SIerに求められるスキル
SIerはシステムの設計から運用・保守までを担うため、プログラミングスキルに加えて、コミュニケーション力やプロジェクト管理能力、さらに新技術への適応力も求められます。
クライアントの課題を解決するシステムを提供するには、ヒアリングを通じて具体的かつ的確な説明を行う必要があります。
とくに上流工程に関わる場合は、要件定義を担う場面も多く、どのようなシステムで課題を解決するかを論理的に説明する力が重要です。
また、最新トレンドを継続的にキャッチアップしておくことで、クライアントに対して最適な提案が可能になります。このように、SIerではプログラミングだけでなく多面的なスキルが求められるため、常に学び続ける姿勢が欠かせません。
ITコンサルタントに求められるスキル
ITコンサルタントは、プロジェクトの上流から下流まで幅広く関わるため、マネジメントスキルや論理的思考力、コミュニケーション力、プレゼンテーション能力、さらに業界トレンドへの理解などが求められます。
特にクライアントの経営課題に踏み込む役割を担うため、市場分析や競合調査も重要です。論理的な思考力や伝える力を磨くことで、クライアントに対して最適なITソリューションを提案できるようになります。
また、プロジェクトを円滑に進めるには、チームメンバーの進捗を把握・管理する能力も欠かせません。
マネジメント力とコミュニケーション力があれば、状況を適切にコントロールしながら、計画的にプロジェクトを遂行できるようになるでしょう。
SIerとITコンサルはどちらを選ぶべき?

SIerとITコンサルの仕事は、それぞれ向いている人に特徴があります。自分がどちらに該当するのか知るためにも、ぜひチェックしてください。
SIerに向いている人の特徴
SIerの仕事は、システム開発に携わりたい方に適しています。開発の全工程に関わるため、業務領域が広く、多様な経験を積むことが可能です。
また、システム関連の技術は日々進化しているため、新しい知識を学び続ける意欲のある人にも向いています。開発現場ではクライアントやチームメンバーとの連携が欠かせないため、コミュニケーション力を備えた人材にも適した職種です。
さらに、システム開発では品質を保つためにテストやドキュメント作成といった緻密な作業が求められます。忍耐力を持ち、地道な作業にも前向きに取り組める方であれば、SIerとして活躍できるでしょう。
ITコンサルタントに向いている人の特徴
ITコンサルタントは、課題解決にやりがいや達成感を感じられる人に向いています。
クライアントの経営課題に対して最適なITソリューションを提案し、成果へと導くのが主な役割であり、そのプロセスを楽しめる方であればやりがいを感じやすいでしょう。
適切な提案を行うには、論理的思考力やコミュニケーション力が欠かせません。相手の立場に寄り添いながら、納得感のある提案ができる方は、ITコンサルタントとして十分に活躍できます。
また、上流工程を担う仕事であるため、業界知識を深める情報収集力も重要です。加えて、クライアントからの要望やタイトなスケジュールに柔軟に対応する必要があるため、ストレス耐性や粘り強さも求められる素養です。
SIerとITコンサルのキャリアパスの違い

SIerとITコンサルは、それぞれ目指せるキャリアパスに違いがあります。将来的なキャリアを考えるためにも、ぜひチェックしましょう。
SIerのキャリアパス
SIerのキャリアパスには、フルスタックエンジニア、ITコンサルタント、プロジェクトマネージャー、IT営業などの選択肢があります。SIerの業務は単にプログラミング言語を用いた開発にとどまらず、クライアントの課題分析やプロジェクト管理といった業務にも関わります。
こうした実務経験を活かして、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーへとキャリアチェンジすることも可能です。また、企業の案件獲得を担うIT営業としての道を選ぶこともできます。
さらに、エンジニアとして十分な経験を積んだ後は、フリーランスとして独立する選択肢もあります。いずれのキャリアに進む場合でも、継続的な学習とスキル向上は欠かせません。
ITコンサルタントのキャリアパス
ITコンサルタントのキャリアパスには、アナリスト、シニアコンサルタント、マネージャー、ディレクター、パートナーといった段階があります。
所属する企業内で多様なキャリアを描くことができ、役職が上がるごとに新たな業務領域に挑戦する機会が広がります。たとえばパートナーは、ITコンサルティングファームの経営面にも関与し、経営戦略の立案などを担う役割です。
通常はリサーチや資料作成を行うアナリストとしてスタートし、経験を積みながら上位の職位であるコンサルタントやマネージャー、ディレクターへとステップアップしていきます。また、SIerと同様に豊富な経験を積むことで、フリーランスのITコンサルタントとして独立する道も開けます。
SIerからITコンサルへの転職理由とは?

SIerからITコンサルへの転職理由として、以下のような点があります。
大規模プロジェクトに携われるチャンスがある
SIerからITコンサルへ転職することで、大規模プロジェクトに参画できるチャンスが広がります。
コンサルファームによってクライアントの規模は異なりますが、大手企業を対象とすることが多く、結果として大規模案件に携われる可能性が高まります。
こうしたプロジェクトでは、業界知識を深められるほか、技術力の向上やビジネス戦略への理解も養うことができます。SIerでは関わる機会が限られていたスケールの大きな案件を経験することで、大幅なスキルアップも期待できるでしょう。
このように、大規模プロジェクトに携われる点は、SIerからITコンサルへ転職する大きなメリットのひとつです。
キャリアの可能性を広げられる
ITコンサルは多様な経験を積める職種であり、将来的なキャリアの幅を広げることができます。SIerと比較して上流工程に携わる機会が多く、技術面だけでなくビジネス面の知見も身につけられる点が特徴です。
そのため、戦略系コンサルファームへの転職や、事業会社のIT部門・経営企画部門へのキャリアチェンジ、さらにマネージャーやディレクターへの昇進など、さまざまな選択肢を描けます。
SIerでは技術職にとどまりがちですが、ITコンサルであればビジネス領域へとキャリアを広げることも可能です。
ITの実務経験を活かしたキャリアが築ける
ITコンサルの業務では、SIerで培った経験やスキル、知識を十分に活かすことができます。両者ともクライアントにITシステムを導入する点で共通しており、これまでのノウハウを活用しやすいのが特徴です。
技術面とビジネス面の双方に理解があることで、クライアントに対してより具体的で実現性の高い提案が可能になります。
また、開発側の立場も熟知しているため、プロジェクトマネージャーとして全体を見渡しながら進行を管理することも期待されます。
ITコンサルとしてのキャリアしか持たない人材と比べ、技術面における強みがある分、システム構築の経験をもとにクライアント目線で課題解決に取り組むことができるでしょう。
SIerからITコンサルへの転職を成功させるポイント

SIerからITコンサルへの転職を成功させるためには、以下のようなポイントがあります。
ITコンサル転職に強いエージェントに登録する
SIerからITコンサルへ転職する際は、IT分野に特化したエージェントサービスの活用がおすすめです。IT業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、希望条件に合った求人を効率よく紹介してもらえます。
また、企業の内情や職場環境についても事前に情報を得られるため、自身の経験やスキルにマッチした求人を見つけやすいです。さらに、選考書類の添削や面接対策といったサポートも充実しており、通過率の向上も期待できます。
本業やプライベートが忙しい場合でも、効率的に転職活動を進められる点がメリットです。SIerからITコンサルへのキャリアチェンジを目指すなら、IT特化型の転職エージェントに登録しておきましょう。
資格取得でさらなる強みを手に入れる
SIerからITコンサルへ転職する際は、関連性の高い資格を取得して自身の強みを明確にすることも重要です。資格はスキルを客観的に示す証明となり、採用担当者に対して「どのような業務を任せられるか」を伝える手助けになります。
ITコンサルはクライアントの経営課題を解決する立場にあるため、中小企業診断士や公認会計士、税理士といった経営に関する資格は大きな武器になります。こうした資格を通じて他の求職者と差別化し、より強くアピールすることが可能です。
ITコンサルへのキャリアチェンジを有利に進めるためにも、業務に直結する資格を積極的に取得しましょう。
選考で伝えるべきポイントを整理する
ITコンサルへの転職活動では面接が行われるため、事前に伝えるべきポイントを整理しておくことが大切です。
マネジメントやプロジェクトの経験、習得したスキル、プロジェクト内での役割などを明確にしておくことで、採用担当者からの質問にも落ち着いて対応できます。
アピールポイントだけでなく、志望動機についても準備が必要です。たとえば「経営視点からクライアント企業の課題解決に取り組みたい」といった、職種に関連した動機を伝えることで、好印象を与えることができます。
もし自分だけで選考対策を進めるのが不安であれば、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談し、サポートを受けるのも有効な手段です。
SIerやITコンサルに強いおすすめ転職エージェント

ここでは、SIerやITコンサルに強いおすすめ転職エージェントを紹介します。各エージェントの詳細や特徴について説明するので、ぜひ利用を検討してください。
レバテックキャリア

- 求人数と情報量の豊富さに強みを持つIT特化型転職エージェント
- IT・Webに特化した多くの求人を保有
- 約59種類、90スキルから自分の経験にあった求人を探せる
レバテックキャリアは、求人数と情報量の豊富さに強みを持つIT特化型の転職エージェントです。利用者の3人に2人が年収70万円以上※アップを実現しており、現職よりも高収入を目指せる可能性があります。
IT・Web分野に特化した多彩な求人を保有しており、大手企業やベンチャー、自社開発企業など、人気の高い求人が揃っています。約59種類・90スキルに対応しているため、自身の経験に合った案件を探しやすいでしょう。
各求人票には詳細な情報が記載されており、仕事内容や開発環境を事前に把握できる点も安心です。さらに、職種別の専門アドバイザーによる丁寧なヒアリングを通じて、自分の強みを明確にし、面接対策にも活かせます。
職務経歴書の添削や面接対策といったサポートも充実しており、IT業界で転職を目指す方には特におすすめのサービスです。
レバテックキャリアの基本情報 | ||
---|---|---|
運営会社 | レバテック株式会社 | |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ | |
公開求人数 | 約46,284件(2025年7月23日現在) | |
主な求人職種 | PG・SE、PM・PL、コンサル マーケティング、事業責任者、事務 ディレクター、プロデューサー、プランナー デザイナー、オープンポジションなど |
関連記事>>レバテックキャリアの評判・口コミ
マイナビITエージェント

- 大手人材紹介サービスである株式会社マイナビが運営
- 豊富なIT・Webエンジニア求人を保有
- 未経験から目指せる求人も紹介してもらえる
マイナビITエージェントは、大手人材紹介会社である株式会社マイナビが運営する、IT分野に特化した転職エージェントです。キャリアアドバイザーが転職活動に関する疑問に丁寧に対応してくれるため、初めての転職でも安心して進められます。
応募書類の添削や面接対策といった選考サポートも充実しており、通過率の向上が期待できます。IT・Webエンジニア向けの求人を豊富に保有しており、希望条件に合った案件が見つかりやすいのも特徴です。
また、未経験者向けの求人も取り扱っているため、スキルに自信がない方でも安心してチャレンジできます。面接日程の調整や給与条件の交渉なども代行してくれるため、納得のいく転職を実現しやすいでしょう。
さらに、サイト内の検索機能を活用すれば、自分で求人を探すことも可能です。大手ならではの手厚いサポートを重視する方には、マイナビITエージェントの利用をおすすめします。
マイナビITエージェントの基本情報 | ||
---|---|---|
運営会社 | 株式会社マイナビ | |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it/ | |
公開求人数 | 約30,250件(2025年7月23日現在) | |
主な求人職種 | 機械、電気・電子、化学、素材、食品、化粧品 営業職、医療系専門職、コンサルタント、監査法人 士業関連、金融専門職、不動産専門職 クリエイティブ、経営、企画、管理、事務など |
※マイナビのプロモーションを含みます
関連記事>>マイナビITエージェントの評判・口コミ
MyVision

- コンサル業界への転職に特化したエージェントサービス
- 優秀で質の高いキャリアアドバイザーが在籍
- 過去実績に裏付けられた独自の選考対策
MyVisionは、コンサル業界への転職に特化したエージェントサービスです。専門知識に優れた質の高いキャリアアドバイザーが在籍しており、業界特有のニーズに応じた手厚いサポートを受けられます。
200社以上のコンサルティングファームと強固なネットワークを築いており、戦略系や総合系、シンクタンクなど、幅広い有名ファームの求人を紹介してもらえるのが特徴です。
過去の実績に基づく独自の選考対策も用意されており、実践力を高めながら選考に臨むことができます。国内で展開されているほぼすべてのコンサルファームとのつながりがあり、紹介可能なポジションは1,000件※を超えます。
高年収が期待できる求人も多く、将来的に安定したキャリア形成が可能です。コンサル業界に特化した転職支援を希望する方には、MyVisionの利用をおすすめします。
MyVisionの基本情報 | ||
---|---|---|
運営会社 | 株式会社MyVision | |
公式サイト | https://my-vision.co.jp/ | |
公開求人数 | 非公開(2025年7月23日現在) | |
主な求人職種 | コンサルティング |
参照元
※ MyVision
関連記事>>MyVision(マイビジョン)の評判・口コミ
SIerからITコンサルに関するよくある疑問

最後に、SIerからITコンサルに関するよくある疑問について回答します。疑問を解消するためにも、ぜひチェックしてください。
コンサルのSIer化とはどういう意味ですか?
コンサルのSIer化とは、ITシステムの開発から運用・保守までを一貫して対応する体制が広がっていることを指します。もともとコンサルの主な業務は、経営課題を解決するための戦略立案や実行支援、管理などであり、システム開発の上流工程を担うのが一般的です。
しかし近年では、クライアント企業がシステムの提案だけでなく、開発から運用・保守までを一括して任せたいと考えるケースが増えています。そのため、コンサルとSIerの役割を明確に分けるのではなく、プロジェクト全体を包括的に対応できる体制が求められる傾向にあります。
なぜ「ITコンサルはやめとけ」と言われることがあるのですか?
ITコンサルが「やめとけ」と言われる理由のひとつに、地道な作業が多いことが挙げられます。戦略立案や課題分析といった華やかな業務に注目されがちですが、実際には資料作成や進捗管理など、地道な業務も少なくありません。
また、クライアント企業に対して何度も提案を重ねることもあり、人によってはストレスを感じる場合もあります。ITコンサルへの転職を検討する際は、表面的なイメージだけでなく、こうした地道な作業が伴う点も理解しておくことが大切です。
ベンダーとコンサルの違いは?
ITベンダーは自社の製品やサービス、技術を顧客に提供する役割を担っています。一方、ITコンサルはクライアント企業の経営課題を解決するために、最適なITソリューションを提案する役割があり、両者には明確な違いがあります。
どちらもITを活用して課題解決を図る点は共通していますが、その立場や目的は異なるため、違いを正しく理解しておくことが重要です。
加えて、ベンダーは月額制の料金体系であることが多いのに対し、コンサルタントはプロジェクト単位で報酬が決まるケースが一般的です。
このように、ITベンダーとITコンサルでは役割だけでなく、料金体系にも違いがあることを把握しておきましょう。
SIerからITコンサルのまとめ

SIerとITコンサルの年収、転職理由、転職のコツについて詳しく解説しました。両者は目的や業務内容、求められる人材像、平均年収、必要なスキルなどにおいて明確な違いがあります。
もしSIerからITコンサルへの転職を考えている場合は、ITやコンサル分野に強い転職エージェントの活用をおすすめします。ぜひ本記事の内容を参考に、自分に合ったキャリアを見つけていきましょう。