インフラエンジニアの方が転職を検討する際、転職エージェントの活用は非常に有効な方法といえるでしょう。
ただし、どのような転職エージェントを選択すれば、自身の希望やニーズを叶えるのかわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、インフラエンジニアの転職におすすめの転職エージェントを9社選りすぐって紹介します。
また、「転職エージェントを選ぶコツ」や「利用するメリット・デメリット」「気になる転職事情」なども踏まえて紹介します。インフラエンジニアとして自身の希望を叶える転職活動にしてください。
\IT/Web転職に強いおすすめエージェント・サイト/
サービス名 | 特徴 |
レバテックキャリア |
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社内SE転職ナビ |
内定まで最短1か月のスピード支援 人気の高い社内SEの案件数が業界TOPクラスで転職者の入社後定着率は96.5%と高い |
マイナビITエージェント |
マイナビが保有する豊富な求人数から条件にマッチした転職先を紹介! 年収アップしたい、スキルアップできる企業・大手企業に行きたい、残業を減らしたいといった要望をかなえたい方におすすめ |
関連記事>>IT転職エージェントおすすめを徹底比較
インフラエンジニア向け転職エージェントおすすめ9選
インフラエンジニアの方が効率よく転職活動を進めていくなら、以下に挙げる9つの転職エージェントの活用がおすすめです。
転職エージェント | 特徴 |
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レバテックキャリア | 圧倒的な求人数と情報量でITの転職を支援する、ITエンジニア特化型転職エージェント |
マイナビITエージェント | 業界大手のマイナビが運営する、ITエンジニアに特化した転職エージェント |
社内SE転職ナビ | 利用者の転職後で高い定着率を誇る、ITエンジニアへの転職支援特化型転職エージェント |
ギークリー | ハイクラス向け転職スカウトサービスではトップクラスの実績を誇る |
Green | IT業界最大数の豊富な求人と「累計登録ユーザー・累計導入企業数」に強み |
ビズリーチ | 即戦力・ハイクラス人材に特化した国内最大級のハイクラス転職サイト |
JACリクルートメント | ハイクラス向け転職スカウトサービスではトップクラスの実績を誇る |
リクルートエージェント | 日本最大手の転職エージェントならではのトップクラスの実績と求人を誇る |
ウィルオブテック | 最短2ヶ月、平均2ヶ月でエンジニアの転職をスピーディーに叶える転職エージェント |
インフラエンジニアの転職に強い転職エージェントを上手に活用して、希望の求人を見つけていきましょう。
レバテックキャリア
- ITエンジニア・Webデザイナーに特化した転職エージェント
- 業界トップクラスの30,000件以上※もの案件を保有
- 3人に2人が年収70万円以上UP※を実現するなど、高単価・好条件な案件を多数保有
レバテックキャリアは、ITエンジニア・Webデザイナーに特化した転職エージェントです。業界トップクラスの求人数を保有しており、求人紹介から面接対策までトータルサポートを提供しています。
レバテックキャリアを利用して転職に成功した3人に2人が年収70万円以上もUP※するなど、「高単価」「好条件」な案件を多数保有している点も強みといえるでしょう。
転職への条件がしっかり定まっていない方でも、キャリアアドバイザーが明確な転職軸へと変えて、スキルや経験に合う求人を紹介してくれるため安心です。
また、レバテックキャリアでは応募企業ごとに有効な選考対策として、「面接詳細情報の提供」と「模擬面接」を実施し、採用担当者に刺さるアピールも提案してもらえます。
参照元
運営会社 | レバテック株式会社 |
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公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 37,433件(2025年1月24日時点) |
主な職種 | インフラエンジニア、フロントエンド、バックエンドエンジニア 業務系アプリケーションエンジニア、iOSエンジニア データベースエンジニア、クラウドエンジニア、PM、PMO データサイエンティスト、IoTエンジニア、ITコンサル、デザイナーなど |
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マイナビITエージェント
- IT業界未経験者でも利用OKな、ITエンジニアの転職に特化した転職エージェント
- 好条件な非公開求人やマイナビだけの独占求人が豊富
- 各業界の企業情報を知りつくしたキャリアアドバイザーが在籍
マイナビITエージェントは、IT業界未経験者でも利用できる転職エージェントです。多種多様な求人の取り扱いときめ細やかなサポートは、業界大手マイナビを運営母体にもつ転職エージェントならではといえるでしょう。
IT業界に精通したアドバイザーが在籍しているため、職種ごとに合わせたサポートをおこないます。このため、これまで培ったキャリアを活かせるのは、マイナビITエージェントの大きな特徴の一つです。
また、アドバイザーには業界の最新情報やこれから伸びる分野など、専門的な相談もできるため安心してキャリアプランを立てることが可能です。
取り扱う案件はインフラエンジニアはもちろん、大手Slerやメーカーなど幅広く、好条件な非公開求人やマイナビならではの独占求人がある点も魅力といえるでしょう。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it |
対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 72,381件(2025年1月24日時点) |
主な職種 | インフラエンジニア、アプリケーションエンジニア ITコンサルタント、社内SE、システム運用、製品開発 プログラマ―、ハードウェア設計、フィールドエンジニア 研究開発エンジニア、セキュリティエンジニアなど |
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※マイナビのプロモーションを含みます
社内SE転職ナビ
- ITエンジニアへの転職支援に特化した転職エージェント
- マッチングの精度率が高く、利用者の転職成功後も高水準の定着率を誇る
- IT業界に精通したコンサルタントとの多様な面談方法の選択が可能
社内SE転職ナビは、転職後の利用者における高い定着率を誇る、ITエンジニアの転職支援特化型転職エージェントです。特に、社内SEや自社サービスの開発・運用を担うエンジニア向けの求人が豊富な点が大きな特徴です。
IT業界に精通した専門のコンサルタントが、転職希望者一人ひとりの経験や志向性に合わせたマッチングをおこなうため、マッチング精度が非常に高いのも強みといえるでしょう。
社内SE転職ナビを利用して転職に成功した方の定着率が非常に高いのも、ミスマッチの少ない案件紹介の賜物といえます。
また、コンサルタントがキャリア相談から書類作成、面接準備などを手厚くサポートします。面談方法に関しても自身のニーズに合わせて、「カジュアル面談」「キャリア面談」「オンライン面談」から選べる点も魅力です。
運営会社 | アイムファクトリー株式会社 |
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公式サイト | https://se-navi.jp/ |
対応エリア | 中国・四国地方 (鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知) 中部地方 (山梨、長野、新潟、富山、石川、福井、岐阜、静岡、愛知) 九州・沖縄地方 (福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄) |
公開求人数 | 5,666件(2025年1月24日時点) |
主な職種 | インフラエンジニア、開発エンジニア 社内IT戦略・企画・情報システム サポートエンジニア、セキュリティエンジニア データ分析・ソリューション、ゲームエンジニア 他ITエンジニア、Webデザイナー ITコンサルタント、Webマーケティングなど |
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ギークリー
- IT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェント
- 年収500万円以上の求人も多数保有
- 100名以上在籍する業界に精通したアドバイザーによる、高いサポートを提供
ギークリーは、IT・WEB・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。個々のIT・WEBスキルを明確にし、理想のキャリア形成を徹底してサポートしていくため、未経験の方でも安心して活用できます。
年収500万円以上の求人も多く保有しており、年収アップやキャリアアップを実現させたい方には、特におすすめです。
100名以上在籍する業界に精通したアドバイザーは、細分化されたIT職種ならではの悩みを理解し、企業の内部事情や採用動向の提供が可能です。また、入職後のサポートが手厚いのも魅力といえるでしょう。
また、状況に合わせて活用できる履歴書・職務経歴書関連サービスも充実している点も特徴です。応募書類の作成が苦手な方でも、採用担当者の印象に残る履歴書や職務経歴書が書けるようになります。
運営会社 | 株式会社Geekly |
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公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 30,340件(2025年1月24日時点) |
主な職種 | インフラエンジニア、システムコンサルタント 業務アプリケーションエンジニア、テクニカルサポート プログラマー、Webサービス系エンジニア スマホアプリエンジニア、セキュリティエンジニアなど |
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Green
- IT/Web業界の求人・中途採用情報に強い転職サイト
- 累計登録ユーザーは130万人以上※、累計導入企業数は10,000社以上※を誇る
- 人事担当者がスカウトし、直接連絡も可能なため、やりとりがスムーズ
Greenは、IT/Web業界の求人・中途採用情報に強い転職サイトです。累計登録ユーザーは130万人以上※、累計導入企業数は10,000社以上※の実績を誇ります。
取引のある企業は、スタートアップやベンチャー企業だけでなく、上場企業や外資系企業への転職も視野に入れた活動が可能です。
取り扱う求人も「未経験からの転職」「残業が少なめの職場」「平均年齢20代の職場」など、利用者の状況やニーズに合わせた仕事を検索できる点が特徴です。
チェックした企業へは「気になる」を選択しておけば、マッチングが成立した場合、面接前にカジュアル面談ができるためミスマッチが少ない点も魅力といえるでしょう。
また、60%以上の利用者※が、人事担当者からのスカウトを受けて転職成功に至っています。企業へも直接連絡が可能なため、やりとりがスムーズに進められ、スピーディーな転職を希望される方にはぴったりです。
参照元
運営会社 | 株式会社アトラエ |
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公式サイト | https://www.green-japan.com/ |
対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 30,409件(2025年1月24日時点) |
主な職種 | インフラエンジニア、フロントエンドエンジニア シニアエンジニア、サーバーサイドエンジニア Webプロデューサー、IT人材コンサルタント Webデザイナー、マーケターなど |
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ビズリーチ
- 即戦力・ハイクラス人材に特化した国内最大級のハイクラス転職サイト
- スカウト型で、企業やヘッドハンターと直接やりとりできる
- 担当コンサルタントによる充実したサポート
ビズリーチは、管理職や専門職、次世代リーダーなど、即戦力・ハイクラス人材に特化した国内最大級のハイクラス転職サイトです。特にスキルや経験が豊富な方であれば、スカウト型の転職エージェントの活用をおすすめします。
自身の経歴を登録しておけば、人気企業の採用担当者やヘッドハンターから高年収のスカウトが届きます。自分のペースで転職活動を進められるのも高ポイントといえるでしょう。また、企業と直接コンタクトが取れるため、効率的な転職活動が可能です。
また、高年収の求人を多数掲載しているため、経験・スキルが豊富なインフラエンジニアの方にとっては年収アップの転職が目指せます。さらに、地方採用も可能なため、Uターン転職やIターン転職を希望する方にもおすすめです。
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
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公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 146,605件(2025年1月24日時点) |
主な職種 | IT、コンサル、金融、経営ジャンルの ハイクラス案件全般 |
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JACリクルートメント
- ハイクラス・ミドルクラス専門の転職エージェントとして豊富な実績を誇る
- オリコン顧客満足度ランキングのハイクラス・ミドルクラス転職で5年連続1位※を獲得
- 外資系企業などの求人も多くグローバルな活躍を目指す方にもおすすめ
JACリクルートメントは、「管理職」「エグゼクティブ」「専門職」の転職支援に特化した、ハイクラス・ミドルクラス専門の転職エージェントです。
オリコン顧客満足度ランキングの「ハイクラス・ミドルクラス転職」では、5年連続1位を獲得※するなど、高い評価を得ています。
COOやCFO、執行役員といったポジションの求人も多く取り扱っています。このため、IT系ベンチャー企業などで、管理職を目指すインフラエンジニアの方はぴったりです。
また、イギリスやドイツ、アメリカをはじめとする8ヶ国の拠点がある点も特徴といえます、外資系企業や海外進出企業への転職支援に豊富な実績を誇り、外資系エンジニアを目指す方にもおすすめできる転職エージェントといえるでしょう。
参照元
運営会社 | 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント |
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公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
対応エリア | 全国、海外 |
公開求人数 | 約21,000件(2025年1月24日時点) |
主な職種 | IT・デジタルマーケティング関連技術職 管理部門(法務、経理、人事) 金融関連、営業など |
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リクルートエージェント
- 日本最大手の転職エージェントならではのトップクラスの実績と求人を誇る
- 若年層から40代や50代の幅広い年齢層に幅広く対応する豊富な求人
- 「全国に17の拠点があるため、U・Iターン転職も対応可能
リクルートエージェントは、長い歴史の中で培ったノウハウときめ細やかなサポートを誇る転職エージェントです。圧倒的な実績と求人数は、日本最大手リクルートならではの強みです。
IT業界の求人数が豊富なことはもちろん、上場企業や外資系企業をはじめとする質の高いエンジニア案件の取り扱いが多い点も魅力といえるでしょう。
また、非公開求人を多く保有しているため、自身のスキルや経験を活かしてより有利なインフラエンジニアへの転職を実現したい方にもおすすめの転職エージェントです。
また、全国各所に17の拠点があります。このため、インフラエンジニアとして地方から大都市圏への転職を検討する方や、U・Iターン希望者にとっては、効率よく転職活動が進められます。
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 55,774件(2025年1月24日時点) |
主な職種 | IT・通信系、医療・医薬関連 自動車、電機、機械、化学などの製造業界 メーカー、流通、貨物関連など |
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ウィルオブテック
- エンジニアの転職を相談から最短1ヶ月、平均2ヶ月で実現
- 希望条件と職場環境の両軸で厳選した求人を提供
- コーディングテストにより自身の市場価値を可視化でき、キャリアの選択肢が広がる
ウィルオブテックは、ITエンジニア向けの転職エージェントサービスです。人材紹介事業においてITをはじめ、あらゆる業種におけるリーディングカンパニーであるウィルグループの一員であるため、要所にノウハウが活かされています。
何より、内定獲得までのスピード感に優れている点が強みです。インフラエンジニアの転職を最短1ヶ月、平均でも2ヶ月半で実現可能な点は魅力といえるでしょう。
また、ウィルオブテックでは「希望の条件」で「長期的な活躍」を重視しています。一度に大量の求人を提供せず、マッチング度の高い企業を厳選して提案するため、ミスマッチが起こりにくい点もメリットです。
国内トップクラスのコーディングテスト「Track Test」を導入し、無料で利用可能です。希望に応じて企業の選考前に模擬受験できるため、選考通過率アップを期待できます。
運営会社 | 株式会社ウィルオブ・ワーク |
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公式サイト | https://willof.jp/techcareer/ |
対応エリア | 全国(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、奈良、兵庫メイン) |
公開求人数 | 5,268件(2025年1月24日時点) |
主な職種 | インフラエンジニア、バックエンドエンジニア フロントエンジニア、データサイエンティスト Divエンジニア、UI/UXデザイナー、ソフトウェアエンジニア 機械学習エンジニア、データアナリストなど |
インフラエンジニア向け転職エージェントの選び方
インフラエンジニアの転職で重要なのは、以下に挙げる4つのポイントをクリアした転職エージェントを選ぶことです。
ポイントを一つずつチェックしながら自身のニーズにマッチした転職エージェントと出会い、理想の転職活動にしていきましょう。
IT業界に強いエージェントを選ぶ
転職エージェントには、全業界・全職種を取り扱う総合型と、インフラエンジニアをはじめとする専門職に特化したものがあります。
また若年層や未経験者の転職に強いものから、ミドル・シニアのハイクラス人材へ高待遇案件を提供するものなど、さまざまです。
インフラエンジニアの転職を成功させるには、IT業界に強い転職エージェントが一番有効です。IT業界特化型の転職エージェントを選択すれば、多くのインフラエンジニアの転職を成功に導いた実績が活きる、最適なサポートが提供されます。
質の高い求人案件と出会える確率が大幅にアップするのも、多くのIT関連企業とコネクションをもつ、専門型転職エージェントならではの強みといえるでしょう。
このため、インフラエンジニアの方が転職エージェントを選ぶ際は、「IT業界に特化」「インフラエンジニアの転職で豊富な実績がある」の2点をチェックすることが肝心です。
サポートが充実しているか
転職エージェントを選ぶ際のポイントとして、サポート内容の充実度も重要です。転職エージェントでは、応募書類の添削や面接対策だけでなく、面接日程の調整や採用後の条件交渉など転職活動において幅広いサポートを提供しています。
上記に加えて、自己分析に関するサポートや企業の採用動向に関する情報提供など、内定獲得につながる有益なサポートの有無も確認しておきましょう。
きめ細やかで、質の高いサポートがある転職エージェントであれば、インフラエンジニアの転職を目指す方にとってすべての活動がスムーズに進むはずです。
インフラエンジニアの求人が多いか
利用を検討する転職エージェントに関しては、保有するインフラエンジニアの求人数をチェックしておきましょう。求人数が多ければ、その分選択肢も増えます。このため、自身の希望が叶う転職活動になるはずです。
また、求人数が豊富なだけでなく、非公開求人の有無もチェックしておきましょう。高待遇で好条件な非公開求人を多く保有している転職エージェントは、「企業との取引が多く信頼も厚い」何よりの証拠となります。
信頼のおける転職エージェントを利用すれば、質の高い求人情報を得ることが可能です。
転職エージェントの評判がよいか
転職エージェントを利用してインフラエンジニアの転職を成功させるには、同じ職種や業界での実績が豊富なことはもちろん、評判に関するチェックをしておくことです、
転職エージェントに関する情報収集をする際は、転職エージェントの公式サイトだけでなく、SNSや口コミサイトなどをフル活用しましょう。
特に口コミサイトは、実際に利用した方のリアルな意見が掲載されています。よい口コミだけでなく、気になる点なども合わせてチェックして、自身にふさわしい転職エージェントかどうかを多方面から判断しましょう。
年代別のおすすめ転職エージェント
インフラエンジニア向け転職エージェントにも、年代別におすすめできる転職エージェントがあります、以下では「20代」「30代」「40代」においてそれぞれおすすめの転職エージェントを紹介します。
年代別転職エージェントのメリットをうまく活用して、理想の転職活動にしましょう。
20代におすすめのインフラエンジニア向け転職エージェント
「IT業界・エンジニア職未経験者」や「さらに自身が磨ける環境を求める20代のインフラエンジニア」におすすめできる転職エージェントを2社紹介します。
いずれも20代のインフラエンジニアの転職で、豊富な求人数と実績を誇る転職エージェントです。ぜひ参考にして、理想の求人を見つけてください。
レバテックキャリア
レバテックキャリアはIT・Web業界に特化した転職エージェントとして、経験のある方はもちろん、未経験者の転職においても豊富な実績を誇ります。
大手企業からベンチャー企業まで、幅広い企業の求人情報を保有しているのも大きな特徴です。このため、経験の有無を問わず、多様な選択肢の中から自分に合った職場を見つけやすいといえるでしょう。
マイナビITエージェント
マイナビITエージェントは、業界大手マイナビが運営母体であるIT業界特化型の転職エージェントです。インフラエンジニアの転職においても豊富な求人数と実績を誇る点は、業界ごとのノウハウが蓄積されたマイナビならではといえるでしょう。
また、マイナビITエージェントには、IT業界に精通したコンサルタントが在籍しています。このため、20代のインフラエンジニアが直面するキャリアの課題や目標に対して的確なアドバイスを提供可能な点も魅力です。
30代におすすめのインフラエンジニア向け転職エージェント
インフラエンジニアとして、さらにスキルアップを目指す30代の方におすすめできる転職エージェントを1社紹介します。
レバテックキャリアは、IT・Web業界に特化した転職エージェントです。IT業界の最新動向や企業のニーズに精通しているため、30代のインフラエンジニアが求めるキャリアアップの機会が提供できます。
また、レバテックキャリアを利用した転職者の多くが年収アップを実現しています。このため、現状よりさらに年収アップを目指す30代のインフラエンジニアにとってレバテックキャリアの活用は、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
40代におすすめのインフラエンジニア向け転職エージェント
インフラエンジニアとして、スキルも経験も豊富な40代の方におすすめできる転職エージェントを1社紹介します。
JACリクルートメントは、管理職や専門職などのハイクラス転職に特化した転職エージェントです。高待遇な求人が豊富なため、キャリアアップを目指すインフラエンジニアにとって、理想的な環境が整っているといえるでしょう。
また、海外展開を進める日系企業や外資系企業の求人にも強みがあります。インフラエンジニアとして、グローバルなキャリアを築きたい方にとっても、非常にメリットのある転職エージェントです。
インフラエンジニア向け転職エージェントを利用するメリット
インフラエンジニア向け転職エージェントを利用すると、以下に挙げる7つのメリットが得られるでしょう。
転職エージェントのメリットをうまく活用して、理想の転職活動にしましょう。
自分に合った求人をアドバイザーが紹介してくれる
ミスマッチの少ない転職には、自身が希望する業界や職種に強い転職エージェントの選択が重要です。
IT業界に特化した転職エージェントであれば、これまでエンジニアをはじめとする多くの方の転職を成功に導いた豊富なノウハウがあります。
また、IT業界の知識に精通し、インフラエンジニアの採用動向に詳しいアドバイザーが在籍しています。このため、自身の希望条件やスキルにぴったりマッチした求人紹介が可能です。
登録をすることで非公開求人をチェックできる
転職エージェントは、登録会員にしか公開しない、高待遇・好条件の求人を保有しています。転職エージェントに登録しておけば、非公開求人をチェックできるため、登録だけでも複数の転職エージェントにしておきましょう。
非公開求人には、憧れの大企業が含まれている場合もあり、雇用条件もよいのが魅力です。また、一般には公開されないため、競争率が少ない点は非常に大きなメリットといえるでしょう。
基本無料で利用できる
転職エージェントは基本的に、「会員登録」「アドバイザーとの面談」「求人紹介」「選考対策」「条件交渉」といった、すべてのプロセスを無料で利用可能です。
転職エージェントは、取引のある企業に求職者が採用されると、企業から成功報酬を受け取るビジネスモデルを採用しています。この成功報酬により転職エージェントを運営しているため、利用者に利用料は発生しません。
ただし、一部の転職支援サービスでは、無料の基本サービスに加えて有料プランを提供しているケースもあります。有料プランの活用で、より多くの求人情報や特別なサポートが受けられます。転職活動の効果をさらに高めたい方におすすめです。
面接対策や書類の添削をおこなってくれる
転職活動をおこなううえで避けて通れないのが、応募書類の作成と面接です。履歴書や職務経歴書を作成する際、「志望動機や自己アピールがうまく書けない」、面接では「緊張して実力を発揮できない」方は多いのではないでしょうか。
転職エージェントでは、採用担当者の印象に残る応募書類の添削や、面接対策などのサポートをおこなっています。
応募企業の採用動向や求める人材に合わせたノウハウが蓄積されているため、サポートを受けることで自身のウィークポイントが改善されるはずです。このため、今まで書類選考や面接突破ができなかった方でも、自身をもって臨めるでしょう。
企業との連絡や年収交渉をおこなってくれる
転職エージェントでは、企業とのさまざまな連絡や、やりとりに時間と労力がかかる年収交渉もサポートしてもらえる点も魅力といえるでしょう。
担当アドバイザーが面接日程などの調整はもちろん、クリアしておきたい疑問点などのやりとりを代行するため、自身は選考対策に専念可能です。また報酬交渉は、転職者の希望年収をスキルや強みも踏まえて企業に伝え、実施します。
スキルや実績が豊富な転職者なら交渉する年収も高くなり、転職エージェント側に入る報酬も増えます。このため、積極的に年収交渉をしてもらえるでしょう。
また、内定後のトラブルに関しても対応してもらえるため、安心して頼ることができます。
転職活動がスムーズにできるようになる
インフラエンジニアをはじめ、IT業界に特化した転職エージェントを活用するメリットは、希望職種への転職活動がスムーズに進められる点といえるでしょう。
在籍するアドバイザーもIT業界やそれぞれの職種に精通したエキスパートです。このため、IT業界特性やニーズを熟知しており、最適な求人紹介と的確なアドバイスが受けられます。
さらに経験者はもちろん、業界未経験者の方でも有利に転職活動が進められるよう、応募企業にマッチした選考対策も実施します。さまざまなステップで手厚いサポートが受けられるため、転職が初めての方でも安心です。
企業の内部情報がわかる
転職エージェントは、さまざまな企業とつながりがあります。スキルの高い人材紹介を通じて、先方担当者とも強い信頼関係が構築できているケースも多いでしょう。
このため、一般の求人票などでは得られない企業の内部事情にも通じています。「該当部署で働く層と雰囲気」「採用動向」、「求める人材についてのリアルな条件」など、内定獲得に向けて有益な情報を教えてもらえる点は、何よりの魅力です。
インフラエンジニア向け転職エージェントを利用するデメリット
インフラエンジニア向け転職エージェントの活用は多くのメリットがある一方、以下に挙げる4つのデメリットがあることも認識しておきましょう。
それぞれのデメリットには対策法も紹介しています。一つずつチェックして、スムーズな転職活動にしていきましょう。
アドバイザーの連絡頻度が多すぎる
アドバイザーの連絡が頻度で日常業務に支障が出る場合、はっきり断るか、担当変更の申し出が有効です。
インフラエンジニアに限らず、転職中のアドバイザーからの連絡は重要な内容が多いため、都度迅速に対応したいところです。しかし、あまりに連絡頻度が多すぎると、就業中の方の場合は業務に支障が出る可能性もあるでしょう。
また、「転職を急いでいない」「すでに別のエージェント経由で転職した」といった方の場合も同様です。転職エージェントは、取引する企業が紹介者を採用すると、紹介手数料として報酬が得られます。
転職エージェントもビジネスのため、登録会員に対して転職を促し、1社でも多くの企業に採用してもらうことが必要です。このため、急募案件やノルマ達成のために、担当会員に対して連絡が多くなります。
過度の連絡が不要な場合は、担当者にその旨きちんと伝えて断りましょう。それでも改善が見られない場合は、担当変更を申し出ることです。また、カスタマーサポートへ連絡を止めるように伝えることも有効です。
自分のペースで転職活動ができない
転職エージェントは、転職活動を積極的にサポートする一方、自身のペースに合わない場合もあります。
転職エージェントでは、企業と求職者をいち早くマッチングさせる必要があります。特に取引先企業の急な欠員や、人が定着しにくい職種などは、急募案件として人材確保をしなければなりません。
このため、転職の意思や時期があまり固まっていない場合でも、自身が先方企業が求める人材と判断されると、求人紹介がおこなわれることもあります。このため、自身の転職活動のペースが乱される可能性もあります。
ただし、転職は「運とタイミング」も重要です。紹介された求人の条件が良ければ、応募してみるのもよいでしょう。
担当アドバイザーが合わないこともある
アドバイザーとの相性が悪く、転職活動がスムーズに行かない場合は、担当変更の申し出も有効です。
インフラエンジニアの転職に強い転職エージェントを選択しても、担当アドバイザーとの相性が悪くては、思うような成果につながらないでしょう。
「希望条件をよく理解していない」「IT業界の採用トレンドに詳しくない」といったアドバイザーも一部存在しています。担当アドバイザーを変えることで解決できるレベルであれば、担当変更を申し出てみましょう。
また、ほかの転職エージェントを併用、さまざまなアドバイザーとやりとりすることもおすすめです。いろいろなアドバイザーと接することで比較検討できるうえ、自身でも気づかなかった強みやアピールピントの発見にもつながるかもしれません。
アドバイザーと面談をしなくてはいけない
アドバイザーとの面談は、希望する転職を実現するための重要なステップのため、積極的に受けましょう。
転職エージェントでは、会員登録のあとにアドバイザーと面談をしなければなりません。就業中で忙しい方であれば、面倒な面もあるでしょう。
ただし、面談では転職を希望する方が提示する条件はもちろん、スキルや経験に基づいて適切な求人紹介をおこないます。数多くの方を転職成功に導いたエキスパートの客観的な視点で、自分でも気づかなかった強みの発掘にもつながるでしょう。
また、希望する業界や職種への転職が成功するアドバイスや、企業の内部情報なども提供されるため。転職活動がスムーズかつ、有利に進むはずです。
インフラエンジニア向け転職エージェント活用のポイント
インフラエンジニア向け転職エージェントを活用して転職を成功させるには、以下に挙げる6つのポイントを実践することです。
一つずつ実践していくことで、スムーズで効率のよい転職活動になるはずです。
複数の転職エージェントに登録をする
転職エージェントは1社に絞る必要はありません。効率よく転職活動を進めたいなら、ぜひ複数の転職エージェントに登録しておきましょう。
転職エージェントは「業界や職種特化型」をはじめ、あらゆる職種の求人がまんべんなく掲載されている「総合型」、若年層やミドル層など「年齢に特化したもの」など多種多様です。
また、高収入案件のみ取り扱うハイクラス向けの転職エージェントもあるため、自身の状況やニーズに合わせて各々選択するとよいでしょう。
複数の転職エージェントに登録することで選択肢の幅が広がり、その分チャンスも増えていきます。
希望条件をしっかりと決めておく
転職に至る理由は人それぞれです。「年収アップ」「スキル向上」「新天地での挑戦」など、希望条件もさまざまといえるでしょう。希望条件を明確にしておくことで、転職活動の方向性がしっかり定まります。
また、転職エージェント側も希望条件にマッチした求人を紹介しやすくなる点もメリットです。ただし、希望条件が多い場合は、優先順位を決めておくことをおすすめします。
絶対に譲れない条件から転職エージェントに提示していけば、効率よく転職活動が進められるでしょう。
嘘を書かない・言わない
転職を有利に進めたいあまり、登録する際に「経歴」「スキル」「所有資格」などに関する内容詐称や、アドバイザーとの面談時に嘘を言わないようにしましょう。
いくら取り繕っても、内定時にバレると内定取り消しになります。また、採用後に経歴よりも実力が低いことで、詐称していたことが発覚すれば、解雇の可能性もあるでしょう。
また、詐称内容が悪質と判断された場合は、私文書偽造罪にも問われかねません。また、転職エージェントの継続利用ができなくなるケースもあります。
転職を成功させたいなら、「嘘を書かない・言わない」は第一前提です。転職エージェントのサポートを借りて、自身のウィークポイントを強みに変えていきましょう。
アドバイザーからのフィードバックを必ずもらう
転職エージェントをよりうまく活用するには、「面談」「求人紹介」「選考対策」「面接」といった、それぞれのステップにおいてアドバイザーからフィードバックをもらうようにしましょう。
「どこに問題があったのか」「どうすればよりうまくいくか」に関して振り返りができるため、次のステップや今後の転職活動に非常に役立ちます。
また転職のプロフェッショナルであるアドバイザーの客観的視点により、改善点だけでなく自身でも気づかなかったアピールポイントや強みの発見もできるでしょう。
アドバイザーからの連絡は早めに返信する
転職エージェントを利用する場合、面談の連絡や求人紹介をはじめ、アドバイザーとやりとりをする場面が多くあります。就業中の方だと忙しく、時に電話に出たり、メールに返信したりすることが難しい場合もあるでしょう。
しかし、アドバイザーからの連絡はスルーしないよう、早めに折り返しや返信をすることが肝心です。連絡には、好条件な求人紹介や企業との面接日程など、重要な内容が含まれます。
アドバイザーへの連絡が遅れることで、せっかくのチャンスを逃す可能性はゼロではないでしょう。
早めの回答を心がけることで、さまざまな重要な連絡を見逃すことがありません。また、レスポンスのよさは転職活動において自身の武器になります。
アドバイザーにすべて任せない
転職は、今後の自身の人生を左右する非常に重要な決断です。このため、転職エージェントを利用する場合も、アドバイザーにすべてを任せきりにするのは避けましょう。
転職エージェントは、アドバイザーによるさまざまなサポートを通じて求職者を転職成功へと導くのが仕事です。ただし、転職者である自身が希望を明確にして、詳細な状況をアドバイザーに伝えていかなければ、満足いく結果にはつながらないでしょう。
自信が求める希望条件や将来的なキャリアパスを積極的に共有することで、アドバイザーとの連携が一層深まるはずです。このため、より最適な求人を紹介してもらえます。また、紹介求人にも自信の意見をきちんと伝えることが肝心です。
インフラエンジニア向け転職エージェントの登録から転職までの流れ
インフラエンジニア向け転職エージェントを利用する際は、以下に挙げる5つのステップを経て入職に至ります。
一つずつの流れをよく理解して、スムーズな転職活動にしていきましょう。
転職エージェントに登録をする
まず、気になる転職エージェントに会員登録をしましょう。会員登録をすることで、一般には公開しない好条件な求人も紹介されます。
転職エージェントの登録は1社に絞らないこともコツといえるでしょう。インフラエンジニアに特化したものはもちろん、大手の総合型転職エージェントなど、複数登録しておくことをおすすめします。
各転職エージェントの登録フォームは、全項目必ず入力しておきましょう。また、転職エージェントでは、履歴書や職務経歴書などのレジュメも登録するケースがほとんどです。
この際、希望条件やスキルだけでなく、今後のキャリアプランや目標なども記載しておきましょう。具体的な情報を記載することで、転職への意欲や熱意が強い人材とみなされるため、より希望条件に近い求人を紹介してもらいやすくなります。
アドバイザーとの面談
会員登録完了後に、アドバイザーから面談実施の連絡が来ます。日程調整をして面談に臨みましょう。最近はWeb面談を実施する転職エージェントもあり便利ですが、出来るだけ対面での面談をおすすめします。
この際、あらかじめ自分の経歴やスキル、希望する職種や条件を整理しておくことが肝心です。具体的な実績や成果をまとめておけば、面談でのアピールがしやすくなります。また、質問に関しては、リストなどにまとめておけばスムーズです。
面談では、アドバイザーとキャリアプランを深堀りしながら、転職までのタイムスケジュールや方向性を具体化していきます。アドバイザーとの信頼関係を構築しながら、転職をスムーズに進められるようにしましょう。
求人を紹介してもらう
面談が終われば、いよいよ求人紹介です。アドバイザーから希望条件やスキルを踏まえた求人紹介を受けます。あらかじめ自身のスキルや経験、強みや弱みを明確に伝えておくことで、アドバイザーも最適な求人を提案しやすくなるでしょう。
また、基本的に転職エージェントでは求職者の適性を踏まえてマッチングをおこない、独自の非公開案件が紹介されます。ただし、自分でも検索できるため、積極的にリサーチしておきましょう。
自身でリサーチして、気になる求人が見つかったら紹介してもらえるかどうか、アドバイザーに確認することもおすすめです。
書類選考に通ったら面談を受ける
応募企業の書類選考を突破後は、改めてアドバイザーの面談を受けましょう。再度面談を受けることで、これまでのフィードバックはもちろん、次のステップである面接突破に向けて、有効な対策をおこなうことが可能です。
アドバイザーによる面接対策では、採用担当者への効果的な回答方法や、企業の求める人物像に合わせた自己アピールをブラッシュアップすることで、面接突破率が向上します。
この際、アドバイザーからは転職先の内部情報や面接官の特徴といった有益な情報提供もしてもらえるでしょう。このため、面接への準備がより効果的におこなえるはずです。
入職日の調整をする
無事内定獲得後は、具体的な入職日をアドバイザーと調整していきます。また、就業している会社の退職手続きへのアドバイスもしてもらえるため、遠慮なく相談しましょう。
入職日が決まり次第、さまざまな準備をスタートさせましょう。この際、転職先への交渉事は転職エージェントが代行するため、自身のすべきことに専念できる点も転職エージェントを活用する魅力です。
ただし、転職先企業や業務に関する疑問点が発生した場合は、必ずアドバイザーへ連絡して、入社前までに解決しておくことが肝心です。
インフラエンジニアに向いている人の特徴
インフラエンジニアに向いている人物像は、以下に挙げる5つの特徴がある方といえるでしょう。
上記の特徴を兼ね備えている方なら、有能なインフラエンジニアとして活躍できるはずです。
学習意欲がある人
インフラエンジニアに限らず、IT業界は日進月歩で技術が進化しています。新しいツールなども続々と登場するため、新たな技術を積極的に学び、適応していかなければなりません。
また、システムのトラブルシューティングや最適化をおこなうことが多い仕事です。新たな知識を学ぶことで、より効果的に問題解決ができるようになります。
このため「常に学び、自身の糧にしていく」方であればインフラエンジニアに適任で、さらにスキルアップができるでしょう。
コミュニケーション能力がある人
インフラエンジニアは、チームで取り組む仕事です。また、ミッション達成には、社内外のさまざまなポジションや職種の人と連携していかなければなりません。
このため、どのような方とでもスムーズなコミュニケーションがとれる方は、インフラエンジニアに向いているといえるでしょう。
顧客の要望をヒアリングする際、先方が相手がITジャンルの知識に詳しいとは限りません。このため、予算内での実現が困難な要望を伝えられる場合もあります。
このような状況でも、わかりやすく状況や課題を説明し、具体的な代替案の提供が可能なインフラエンジニアは、顧客とスムーズに仕事を進められるだけでなく、信頼関係が築けるはずです。
責任感がある人
ITインフラは重要なシステムの基盤です。トラブルが発生した場合、システムやサービスに大きな影響をおよぼし、状況によっては顧客の業務が停止する可能性もあるでしょう。
このため、インフラエンジニアはミスを起こさないことはもちろん、トラブル対応にも責任感をもって働ける方が適しています。
トラブル発生時のスムーズな対応や課題解決だけでなく、トラブルが発生しないように構築や保守・運用を遂行する必要があります。それぞれの作業においても責任をもって取り組める方なら、インフラエンジニアとして高く評価されるでしょう。
冷静に対応ができる人
システム障害や緊急問題発生時には、冷静に作業をおこなわなければ、さらに大きなトラブルを招きかねません。あせって対応すると、状況を悪化させるおそれがあります。
また、インフラの設計や導入には、綿密な計画と実行力が求められます。常に冷静な対応ができる方であれば、計画を立てる際にも慎重に向き合い、実行していくことが可能です。
このため、インフラエンジニアは常に冷静な判断と対応ができるうえに、プレッシャー耐性の高い方が向いているといえるでしょう。
知識があり適切な対応ができる人
インフラエンジニアは、「ネットワーク」「サーバー」「ストレージ」「セキュリティ」などに関する幅広い技術的知識が求められます。このため、インフラエンジニアに「知識と適切な対応能力」は、必要不可欠な要素といえるでしょう。
上記の知識が豊富な方であれば、システムの設計や構築、運用だけでなく、トラブルシューティングなども効果的におこなうことが可能です。
また何らかの問題が発生した場合でも、知識が豊富なインフラエンジニアは原因を迅速に特定し、適切な解決策の実行ができるでしょう。
インフラエンジニアの転職事情
インフラエンジニアの転職事情について「仕事内容」をはじめ、「必要なスキル・有利な資格」など、下記に挙げる5つの項目で各々解説していきます。
また、インフラエンジニアにおける今後の展望など、転職時に役立つ情報もあわせて紹介します。ぜひ参考にしてください。
インフラエンジニアの仕事内容
インフラエンジニアは、企業や組織のITシステムの基盤部分を担当し、安定したシステム運用を支える重要な職種といえるでしょう。インフラエンジニアが担う業務は、主に以下の4つです。
- 要件定義:顧客や社内の要望をヒアリングし、実現に向けたシステム開発や担当者を決定
- 設計:「基本設定(システム開発の概要を設計)」と、「詳細設定(より詳細に落とし込んだ設計)」を担当
- 構築:設計書に基づきネットワークを構築し、設計書どおりに動作するかテストを実施
- 運用・保守:構築されたシステムが安全に正しく作動するか、管理と監視をおこなう
ただし、インフラエンジニアの仕事は多岐にわたるのが特徴です。サーバーやネットワークなど、インフラの一部分を専門で担うエンジニアや、インフラ全体を担当するエンジニアも存在します。
「サーバーエンジニア」や「ネットワークエンジニア」「セキュリティエンジニア」「クラウドエンジニア」なども、インフラエンジニアに含まれます。
インフラエンジニアに必要なスキル
インフラエンジニアに必要なスキルは、以下の2つといえるでしょう。
- ネットワークやサーバーの知識
- コミュニケーションスキルと論理的思考能力
ITインフラの設計や管理を担うインフラエンジニアには、TCP/IPやルーティング、スイッチなどの設定方法といったネットワークの基礎知識が必須です。また、サーバーなら、「Windows」「Linux」など複数のOSに対応した知識が求められます。
また、インフラエンジニアの業務は、顧客からの要望を受けて業務を請け負うことがほとんどです。このため、顧客とはスムーズなコミュニケーションを取っていかなければなりません。
さらに顧客の意見を正しく理解して、解決策を探っていかなければならないため、論理的思考能力も重要です。高度な技術的知識や経験を誇る方でも、この2つのスキルがないと顧客の要望に応えられず、信頼を失う原因にもなるでしょう。
インフラエンジニアがあると有利な資格
インフラエンジニアが取得していると転職に有利な資格は、以下に挙げる5種類です。
インフラエンジニアの業務を担ううえで、特に必要な資格はありません。ただし、転職してキャリアをスタートさせる方であれば、「CCNA」や「CCNP」は最低限取得しておくとよいでしょう。
また、「LinuC」「AWS」「Azure」などの資格を取得していると、一定以上のスキルを保有する証明となります。また企業からの評価を高まるうえ、資格手当が支給されるケースもあるため、おすすめです。
インフラエンジニアの将来性
インフラエンジニアの将来性は非常に有望といえるでしょう。クラウド技術の進化によって、インフラエンジニアにはクラウド環境の設計・構築・運用のスキルが求められています。
このため、クラウドエンジニアが活躍できるフィールドも増えており、対応できるインフラエンジニアのニーズは特に高いといえるでしょう。企業で経験を積むことで、将来的にはインフラエンジニアのフリーランスとして独立も十分ありえます。
また、各企業によるDX化推進が進み、新たなインフラ整備や再構築が必要です。DX化を支える重要な役割としても、インフラエンジニアは今後も注目を集めるポジションです。
未経験でも転職は可能なのか?
インフラエンジニアが担う業務には、システムの監視や障害対応などの保守運用業務が多く含まれます。これらの業務は比較的習得しやすく、未経験の方でも取り組めるため転職は可能です。
また、IT業界全体の人材不足により、インフラエンジニアのニーズも高まっています。このため、企業は経験がなくても積極的に採用する傾向があり、未経験OKのインフラエンジニアの求人も多い現状です。
インフラエンジニア向け転職エージェントに関する疑問・Q&A
インフラエンジニアが転職エージェントを利用する際に、よくある5つのQ&Aを以下で紹介します。
それぞれの回答を参考にして、疑問点をクリアにしていきましょう。
インフラエンジニアとSEの違いはなんですか?
インフラエンジニアはITインフラの設計・構築や運用、SEはITシステム全般の開発担当が最大の違いです。
インフラエンジニアとSEは、いずれも顧客の要望をヒアリングして問題解決する仕事といえるでしょう。しかし、具体的な業務内容は違いが多く、必要とされるスキルもそれぞれ異なります。
インフラエンジニアは、パソコンやサーバーなどの機器やWindowsやMacなどのOSといったITインフラの設計、構築、保守・運用をおこなう仕事です。ITインフラの動作を監視するだけでなく、トラブルへの迅速な対応力が求められます。
一方、SEは、顧客の要求にもとづいてITシステム全般の開発をおこないます。顧客の業務を理解しながら、ITで効率化する方法を考えます。このため、プログラミングスキルはもちろん、コミュニケーションスキルも求められる仕事です。
インフラエンジニアはきついって本当ですか?
「トラブルへの迅速対応が必須」「ミスが許されない」「単調な業務の連続」が、きつい理由の主なものです。
インフラエンジニアは、企業のインフラ基盤を支える重要な仕事です。トラブル発生時は迅速に対応しなければなりません。このため、就業形態が不規則になりがちです。
システムダウンを起こせば、顧客企業の業務停止に直結する場合もあります。このため、1つのミスが深刻な被害を生む可能性があり、プレッシャーの多い仕事といえるでしょう。
また、マニュアル化された単純作業が多い傾向にあり、充実感が感じられず、モチベーションの低下につながるケースもあります。
ただし、マニュアルに沿った作業も多い分、比較的高度な技術力や判断力を必要としない面もあります。シフト制の職場の場合、残業も少ない傾向です。これからIT業界へキャリアチェンジを考える方には、おすすめできる職種です。
インフラエンジニアの面接を突破するにはどうすればよいですか?
面接突破には、「資格・所有スキル」「システム規模などこれまでの実績」「活躍できる分野」が重要です。
インフラエンジニアとしてよりよい環境を目指し、希望する企業の面接を突破していくにはポイントがあります。「転職理由」や「志望動機」はもちろん、自身を入社させることでどのような恩恵があるのか、採用担当者にアピールしましょう。
インフラエンジニアを求める企業は、応募者のこれまでの経歴や所有資格などは事前にチェックしています。このため、面接時に資格や今後の展開に関する質問をされたら、転職後の業務で自身の資格やスキルがどのように活きるかを答えることが肝心です。
また、これまで実際に関わった業務やシステムに関しては、エピソードを交えながら規模の大小まできちんと答えておきましょう。詳細な内容を知ることで、採用担当者は自社のポジションにふさわしいかどうかの判断が可能になります。
未経験の場合どれくらいの勉強が必要ですか?
年代や個人によって差はあるものの、30代でエンジニア未経験者の場合は、最低150時間の勉強が必要です。
上記にある通り、30代でエンジニアとしては完全未経験な方がインフラエンジニアへの転職を目指す場合、CCNAといった基礎的な資格を取得するのにおよそ150時間程度を要します。
また同様に、まったく未経験の20代後半の方がインフラエンジニアへ転職する際に必要な勉強時間は、30時間以上です。
いずれも、IT業界の未経験採用は、35歳を境にして困難になる傾向です。すぐにでも資格取得へ向けた勉強と同時に転職への準備をスタートさせましょう。
インフラエンジニアの平均給与はいくらくらいですか?
インフラエンジニアの平均給与額は「約41万円」※と、日本の平均給与額と比較して高い傾向です。
平均年収としては「約490万円」※のため、上記の平均給与額は月給換算したものです。初任給の場合は、月額22万円程度が相場となっています。
ただし給与額は、勤務先の規模はもちろん、自身の経験やスキルによってもは大きな差が生じます。
より収入アップを目指すなら、資格取得や要件定義や設計、構築などの上流工程に携わることで、より高度なスキルが身につき高待遇の案件にチャレンジできるでしょう。
まとめ
今回は、インフラエンジニアで転職を検討している方に向けて、役立つさまざまな情報をお届けしました。
インフラエンジニア向けの転職エージェントを活用することで、自身のキャリアアップや理想とする転職の実現に欠かせないサポートが享受できます。
ただし、多くのメリットがある一方、転職エージェントを利用する際は注意点やペース管理の必要性があることも認識しておきましょう。
ぜひ本記事を参考にして、自身の希望条件や市場価値を整理したうえで、複数のエージェントを活用していきましょう。自身のニーズと状況にマッチした転職エージェントを見つけて、理想の転職を叶えてください。