監査法人への転職を考える際には、各法人の強みや特徴を客観的に比較できるランキングの活用が欠かせません。同時に、監査法人の転職支援に特化したエージェントを利用することも、効率的かつ有益な方法といえるでしょう。
転職を検討する際の主な判断基準は「売上高による企業の安定性」「転職後に期待できる平均年収」「長く働き続けられる環境」の3点です。これらを押さえることで、自分に合った選択肢を見つけやすくなります。
本記事では、監査法人の「売上高」「平均年収」ランキングを紹介します。加えて、転職に役立つおすすめエージェントや、よくある疑問への回答もまとめているので、ぜひ参考にして納得のいく転職活動につなげてください。
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監査法人の売上高ランキング

監査法人に転職するなら、各社の売上高も規模や将来性を知る重要な目安といえるでしょう。以下では、監査法人の売上高ランキングにおける上位5社を紹介します。
なお、記載された監査法人の売上高に関しては、各社の有価証券報告書や半期報告から抜粋した情報に基づいたものです。
有限責任監査法人トーマツ:1,297億880万円

企業名 | 有限責任監査法人トーマツ |
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売上高 | 1,297億880万円 |
公式HP | https://www.deloitte.com/jp/ja.html |
監査法人の売上高ランキングで1位となるのは有限責任監査法人トーマツです。トーマツはBIG4の一角であり、世界最大級の会計事務所ネットワーク「デロイト トーマツ グループ」の日本法人にあたります。
海外子会社や海外上場に関する監査を一貫して対応できる体制を持つため、グローバル企業からの需要が集中し、高い売上を維持しています。クライアント数の多さは、安定した収益基盤にも直結します。
さらに、在籍する公認会計士やアソシエイト数も国内最大規模で、メガバンクや大手商社の監査など大規模案件に多くの人材を投入できるのが特徴です。このため、高額の監査報酬を得られる仕組みが整っています。
有限責任あずさ監査法人:1,213億6,700万円

企業名 | 有限会社あずさ監査法人 |
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売上高 | 1,213億6,700万円 |
公式HP | https://kpmg.com/xx/en.html |
監査法人の売上高ランキング2位は有限責任あずさ監査法人です。クライアント数と規模の大きさが国内最大級であり、監査報酬も高額となる傾向があります。
主要な取引先はメガバンクや保険会社などの金融機関に加え、大手製造業も多く、高水準の売上を支えています。BIG4の一角であるKPMGグローバルネットワークに属しており、国際的な監査業務を多数担う点も売上高を押し上げる要因です。
海外子会社を含む監査を一貫して対応できる体制により、グローバル企業からの信頼も厚くなっています。さらに、金融機関向けの「内部統制」「リスクマネジメント」「規制対応(バーゼル規制・IFRSなど)」といったアドバイザリー需要も大きな特徴です。
EY新日本有限責任監査法人:1,152億2,300万円

企業名 | EY新日本有限責任監査法人 |
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売上高 | 1,152億2,300万円 |
公式HP | https://www.ey.com/ja_jp |
監査法人の売上高ランキング3位はEY新日本有限責任監査法人です。BIG4の一角であるEY(アーンスト・アンド・ヤング)の日本統括法人として、複合的サービスを展開するプロフェッショナルファーム「EY Japan」に属しています。
かつて新日本は国内最大級の監査法人であり、その歴史から現在でも東証プライム上場企業を中心に多くのクライアントを抱えています。この豊富な顧客基盤が売上を押し上げる要因です。
特に「自動車」「電機」「化学」といった製造業やインフラ関連に強みを持ち、さらに商社やサービス業まで幅広い業界をカバーしています。クライアント母数の多さは安定した収益基盤につながっています。
PwC Japan有限責任監査法人:725億9,600万円
企業名 | PwC Japan有限責任監査法人 |
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売上高 | 725億9,600万円 |
公式HP | https://www.pwc.com/gx/en.html |
監査法人の売上高ランキング4位はPwC Japan有限責任監査法人です。PwC(プライスウォーターハウスクーパース)はBIG4の一つに数えられ、世界的にも知名度とブランド力を誇ります。
日本ではPwC Japanグループがグローバルネットワークのメンバーファームとして活動し、監査のみならずコンサルティングや税務・法務など幅広いサービスを展開しています。
強固なブランド力と一貫したサービス体制により、海外進出企業や外資系企業からの案件を多く獲得している点が売上を支える要因です。さらに、証券会社や保険会社といった金融機関や、グローバル展開企業の監査に強みを持つのも特徴といえるでしょう。
太陽有限責任監査法人:179億9,100万円

企業名 | 太陽有限責任監査法人 |
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売上高 | 179億9,100万円 |
公式HP | https://www.grantthornton.jp/aboutus/audit/ |
監査法人の売上高ランキング5位は太陽有限責任監査法人です。準大手に分類されますが、公認会計士数と売上高はともに最大規模を誇ります。
国際会計事務所ネットワークの「Grant Thornton」に加盟しており、グローバル案件や外資系企業の日本法人監査にも対応できる体制を整えています。
東証プライムやスタンダード市場の上場企業を多数クライアントに抱えており、準大手の中でもBIG4に迫る規模感を持つ点が売上拡大の背景です。特に中堅規模の上場企業やグロース市場といった新興企業に強みを持ち、大企業中心のBIG4とは異なる需要を取り込んでいます。
監査法人の平均年収ランキング

監査法人への転職を考える際には、各社の平均年収ランキングを確認することが重要です。他法人との比較を通じて、自身の市場価値やキャリア上の立ち位置を客観的に把握できるため、判断材料として大いに役立ちます。
各社の平均年収額に関しては、口コミサイト「openwork」の調査結果から抜粋した、現時点での情報に基づいたものです。
EY新日本有限責任監査法人:806万円

企業名 | EY新日本有限責任監査法人 |
---|---|
平均年収 | 806万円 |
公式HP | https://www.ey.com/ja_jp |
監査法人における平均年収ランキング1位は、EY新日本有限責任監査法人です。EY新日本有限責任監査法人は製造業や大手商社、インフラ関連などの大手上場企業を多数クライアントに抱えており、監査報酬が高水準です。
案件規模が大きくなるほど人件費に充てられる割合も増え、その結果として社員の給与水準が上がる要因となります。加えて「人材への投資を重視する」という企業文化も根付いていることも、平均年収が高い要因の1つと考えられます。
有限責任あずさ監査法人:799万円

企業名 | 有限責任あずさ監査法人 |
---|---|
平均年収 | 799万円 |
公式HP | https://kpmg.com/xx/en.html |
監査法人における平均年収ランキング2位は、有限責任あずさ監査法人です。有限責任あずさ監査法人は国内のメガバンクや大手保険会社、証券会社など大規模な監査を数多く担当しており、その案件規模の大きさが特徴です。
金融機関の監査は高度な専門知識を要するため、監査報酬は高水準となり、その結果として社員の給与水準も上がる傾向があります。
さらに、役職ポストが豊富に用意されている点も強みで、比較的早い段階で上位ポジションへ昇格できる環境が整っています。昇進と給与が連動する仕組みも、平均年収を押し上げる要因といえるでしょう。
有限責任監査法人トーマツ:795万円

企業名 | 有限責任監査法人トーマツ |
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平均年収 | 795万円 |
公式HP | https://www.deloitte.com/jp/ja.html |
監査法人における平均年収ランキング3位は、有限責任監査法人トーマツです。トーマツは金融機関やグローバル案件に加え、中堅から新興企業まで幅広く担当しており、報酬配分が比較的フラットなのが特徴です。
報酬体系は「成果主義と安定性の両立」を重視したバランス型で、極端に高額な報酬よりも幅広い層へ安定的に配分する傾向があります。短期的な給与水準だけでなく、キャリア形成の価値や働きやすさを兼ね備えた環境を持つ点も、トーマツならではの強みといえるでしょう。
PwC Japan有限責任監査法人:773万円
企業名 | PwC Japan有限責任監査法人 |
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平均年収 | 773万円 |
公式HP | https://www.pwc.com/gx/en.html |
監査法人における平均年収ランキング4位は、PwC Japan有限責任監査法人です。PwCはBIG4の中でも、成果や実績を重視して報酬へ反映する傾向が強い点が特徴です。
特に大規模かつ難易度の高いグローバル案件や、外資系クライアント向けの監査は報酬水準が高く、平均年収の押し上げ要因となっています。さらに、給与面だけでなくグローバルに通用するキャリア形成や、多様性を尊重した柔軟な働き方を実現できる点もPwC Japanの大きな魅力です。
太陽有限責任監査法人:753万円

企業名 | 太陽有限責任監査法人 |
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平均年収 | 753万円 |
公式HP | https://www.grantthornton.jp/aboutus/audit/ |
監査法人における平均年収ランキング5位は、太陽有限責任監査法人です。準大手でありながら、上場企業や成長企業、金融機関など幅広いクライアントを抱えています。
規模の大きな案件や複雑な監査に携わる機会が多く、社員の専門性や経験値が高まることで給与水準も上がる傾向があります。さらに、国際的ネットワークを活用してグローバル案件に参画できる点も特徴で、キャリアの幅を広げるだけでなく年収水準の上昇にもつながっています。
監査法人とは

監査法人は、規模や役割もさまさまです。世界的なネットワークで圧倒的な売上とシェアを誇る大手が注目されがちですが、日本の経済を支える中小企業や地元企業を担当する準大手や中堅監査法人の存在も大きいといえるでしょう。
業界内や国内での位置付けなど知っておきたい監査法人の知識を、以下の項目で詳しく解説します。
BIG4監査法人とは
数ある監査法人の中でも、「グローバルネットワーク」「売上高」「クライアント数」「従業員数」において世界最大規模を誇るのが、以下に挙げるBIG4監査法人です。
監査法人名 | 特徴 |
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有限責任監査法人トーマツ | 監査や保証業務に加え、 コンサルティング財務アドバイザリーなど幅広く展開 |
有限責任あずさ監査法人 | グローバルでのブランド力が強く、 監査や税務、コンサルティングまで包括的に提供 |
EY新日本有限責任監査法人 | 監査に加え「法務」「人事」「リスクコンサル」など 多面的なサービスを展開 |
PwC Japan有限責任監査法人 | AIやテクノロジーを融合した次世代監査を手がけ、 ビッグデータの解析にも強み |
Big4監査法人では高度かつ、専門的な経験を積めるため、将来的に外資系や金融機関へのキャリアパスも広がります。
監査法人業界はBIG4が大きなシェアを占めている
監査法人業界でBIG4が大きなシェアを握る背景には、歴史的な経緯と構造的な要因があります。戦後に資本市場が整備される中で、BIG4の前身となる大手監査法人は上場企業を多数クライアント化しました。
さらに、メガバンクや大手証券会社との系列関係から大企業案件を獲得してきたことも大きな要因です。高い専門性とブランド力は投資家からの信頼につながり、BIG4はいずれも世界規模のネットワークを構築しています。
これによりIFRSや海外子会社対応が可能で、グローバルに統一された品質管理体制も整備されました。そのため、上場企業や大企業はBIG4の監査を選び続ける構造となり、シェアの大きさを支える要因になっています。
日本における監査法人の位置づけ
日本における監査法人は「大手(BIG4)」「準大手」「中堅」という階層に分かれています。単なる規模の大小だけでなく、それぞれ役割が異なり、共存関係にある点が特徴です。
BIG4と呼ばれる大手監査法人は、上場企業や有名大手企業、さらにはグローバル企業の監査を担い、日本経済の根幹を支える存在といえます。
準大手監査法人は、上場企業に加えて中小企業も幅広く支え、業界全体のすそ野を広げる役割を果たしています。中堅監査法人は中小や非上場企業、地場産業の支援を通じて地域経済を下支えし、活性化に大きく貢献しています。
監査法人の種類

監査法人は規模と役割に応じて、以下の3種類に分けられます。監査法人への転職を見据えた場合、将来的なキャリアプランによっては、必ずしも大手監査法人が適切とは限りません。監査法人の種類について見ていきましょう。
大手(BIG4)監査法人
大手監査法人に該当するのは、グローバルネットワークを誇るBIG4と呼ばれる4社です。
- 有限責任監査法人トーマツ
- 有限責任あずさ監査法人
- EY新日本有限責任監査法人
- PwC Japan有限責任監査法人
従業員規模は数千人から1万人超にのぼり、クライアントには上場企業や有名大手企業、さらにグローバル企業も多く含まれます。監査に加えコンサルティング業務やリスク管理、アドバイザリーなど幅広いサービスを提供できるのも大手ならではです。
国際案件に強い点も大きな特徴といえるでしょう。大手監査法人への転職を目指す場合、会計や監査の専門知識に加えて、英語力や国際会計基準に関する理解も求められます。
準大手監査法人
準大手監査法人は従業員数が数百人~数千人と大手(BIG4)に次ぐ規模を誇り、上場企業や有名大手企業の監査も一定数担当します。グローバルネットワークの展開は大手ほどではありませんが、中堅上場企業のニーズに幅広く対応できる点が特徴です。
加えて、大手より柔軟なサービス提供を行えることも準大手ならではの魅力です。準大手監査法人は、多数の上場企業を監査できる信頼性を持ち、大手と中堅の橋渡し役として業界で重要な位置を占めています。
転職を目指す場合は、中堅以上の監査法人や会計事務所での監査経験があると有利です。さらに、財務諸表作成スキルや日本基準・IFRSなどの会計基準への理解も求められます。
中堅監査法人
中堅監査法人は従業員数が数十~数百人規模で、中小企業や非上場企業を中心に、学校や医療法人などもクライアントとしています。大手や準大手に比べるとグローバル案件は少なく、対応できる業務範囲も限定されますが、地元企業や特定分野に特化している点が大きな特徴です。
少人数体制ゆえにパートナーとの距離が近く、きめ細やかで柔軟な対応ができるのも中堅監査法人ならではの魅力といえるでしょう。
中堅監査法人への転職では少人数体制が多いため、即戦力としての活躍が期待されます。監査の実務経験に加え、会計・財務の知識や特定業界の知見を持つ人材は高く評価されます。
自分に合った監査法人の選び方

監査法人への転職を成功させるには、以下に挙げる通り、自身のニーズや将来的なキャリアプランに合った法人、エージェント選びがカギを握ります。
せひ、それぞれの項目を参考にして、自身の状況にぴったり見合った監査法人への転職を実現させましょう。
海外でのキャリア展開を見据えるならBIG4
BIG4と呼ばれる4大監査法人は、グローバルネットワークを背景に世界の監査・会計業界で圧倒的なシェアを誇ります。
監査だけにとどまらず税務やコンサルティング、M&Aアドバイザリーなどを手がける、総合プロフェッショナルファームとして、世界最大級の規模を有しています。
BIG4での勤務経験は、外資系企業や海外子会社のCFO・ファイナンス部門への転職を有利にする強力な実績です。「BIG4出身=高いスキルと国際基準の経験を持つ」という証明となり、世界中の転職市場で高く評価されます。
そのため、海外キャリアを視野に入れる場合、BIG4での経験は大きなメリットになるでしょう。
独立を見据えるなら準大手・中堅が有利
将来的に会計事務所や税理士法人、コンサル業として独立を目指すなら、準大手や中堅監査法人を選ぶのが有利です。これらの法人では、中小企業や医療機関、学校法人、公益法人など多様なクライアントを担当できる機会に恵まれます。
大手監査法人は業務が細分化される傾向が強く、独立後に必要となる幅広い知識や実務力を習得しづらい面があります。その一方で、準大手や中堅では多岐にわたる業務を経験でき、独立に直結するスキルを身につけやすいのが強みです。
さらに、独立後も担当してきたクライアント層がそのまま主要顧客になりやすいため、自身の経験をダイレクトに活かせる点も大きなメリットといえるでしょう。
監査法人転職に強いエージェントを選ぶ
監査法人での実務経験は、さらなるキャリアアップを目指す転職で大きな強みとなります。そのうえで、監査法人の転職に特化したエージェントを活用すれば、効率的に理想のキャリアを実現できるでしょう。
監査法人の転職では求められるスキルに加え、一般企業とは異なる選考フローが存在します。そのため、各法人の採用動向や内部事情に精通していないと、選考突破は難しいのが実情です。
監査法人特化型の転職エージェントであれば、非公開求人や独自ルートにアクセスできる場合もあり、選択肢の幅を広げられます。さらに、法人ごとに合わせた効果的な選考対策を受けられるため、内定獲得率の向上にも直結します。
監査法人への転職におすすめのエージェント

監査法人への転職は、エージェント選びが転職成功のカギを握るといえるでしょう。以下では、監査法人への転職におすすめのエージェントを3社紹介します。
いずれも、監査法人の転職において、豊富な案件数と支援実績を誇る転職エージェントばかりです。ぜひ、参考にして、監査法人の転職をスムーズに進めましょう。
MS-Japan

- 業界最大級の求人数を誇る、管理部門や士業特化型の転職エージェント
- 特に都市部の中堅~大手監査法人、地域密着型会計事務所まで幅広い案件を保有
- 非公開求人が約90%※を占め、MS-Japan独占求人も多数
MS-Japanは、株式会社MS-Japanが運営する管理部門・士業に特化した転職エージェントです。
大手(BIG4)監査法人や準大手監査法人、中堅監査法人はもちろん、地域密着型の会計事務所とも強いパイプを持ち、監査法人への転職を幅広く支援しています。
業界最大級の求人数を誇り、とくに東京や大阪、名古屋など大都市圏に強みがあります。約90%を占める非公開求人や独占求人も豊富に扱っており、自身のキャリア志向に沿った選択肢を広げやすい点が特徴です。
総合型エージェントと比べ、資格やスキルと求人のマッチング精度が高いのも魅力です。さらに、公認会計士試験合格者向けの研修や転職相談会も開催しており、未経験から監査法人を目指す人にも有効なエージェントといえるでしょう。
参照元
運営会社 | 株式会社MS-Japan |
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公式サイト | https://www.jmsc.co.jp/ |
公開求人数 | 10,831件(2025年9月8日現在) |
主な求人職種 | 公認会計士、税理士、内部監査 経理・財務担当、人事・総務担当 経営企画、広報IR、購買関連職 マーケティング関連職 社会保険労務士、弁護士 会計事務所・税務スタッフなど |
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ヒュープロ

- 士業・管理部門に強い転職サービスとして、トップクラスの求人数を誇る
- BIG4からプライム上場企業、働きやすい個人事務所まで好条件&高待遇の案件多数
- スカウト機能もあり、在職中でも効率の良い転職活動が実現
ヒュープロは、株式会社ヒュープロ が運営する会計士や税理士、経理財務分野に特化した転職エージェントです。若手からミドル層の士業や管理部門に強みを持ち、監査法人への転職成功実績も豊富にあります。
税理士・会計業界専門の求人サイトとしてはトップクラスの公開求人数を誇り、BIG4からプライム上場企業、さらには働きやすい個人事務所まで幅広くカバーしています。未経験OKの求人も多数あり、初めて監査法人へ挑戦する方にもおすすめです。
また、スカウト機能やLINEで気軽に相談できる点も魅力です。企業から直接オファーを受けられ、オンライン面談に進めるケースも多く、効率的に転職活動を進められます。
LINEを通じて転職に関する悩みを相談できる体制も整っているため、在職中でもスムーズに活動でき、監査法人への転職を目指す方におすすめのエージェントです。
運営会社 | 株式会社ヒュープロ |
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公式サイト | https://hupro-job.com/ |
公開求人数 | 12,893件(2025年9月8日現在) |
主な求人職種 | 公認会計士、税理士、税務関連職 社会保険労務士、経理財務スタッフ 人事労務関連職、法務・知財担当職 CFO、弁護士、事業継承コンサル M&A関連職、人事労務コンサルタント コンプライアンス室責任者など |
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ヤマトヒューマンキャピタル

- ファイナンス・経営層・コンサル業界特化型の転職エージェント
- 未経験OKの案件も多く、未経験からのキャリアチェンジ支援でも多数の実績あり
- 多種多様な経験を持つ、プロのキャリアアドバイザーによる手厚い選考対策
ヤマトヒューマンキャピタルは、ヤマトヒューマンキャピタル株式会社が運営するファイナンス・経営層・コンサル業界に特化した転職エージェントです。
監査法人向けの案件はもちろん、非公開求人も豊富に保有し、独占案件やレアポジションの紹介も可能。業界・職種特化型エージェントの中でも、未経験OKの案件が多い点は大きな特徴です。
未経験からのキャリアチェンジ支援においても、豊富な実績と専門性を活かして転職成功を力強く後押しします。さらに、在籍するキャリアアドバイザーは金融やコンサル出身者などハイレベルな人材が中心です。
監査法人ごとの採用動向を熟知しており、応募書類のブラッシュアップや模擬面接など徹底したサポートを行います。そのため、これから監査法人へ挑戦する方も安心して利用できるエージェントといえるでしょう。
運営会社 | ヤマトヒューマンキャピタル株式会社 |
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公式サイト | https://yamatohc.co.jp/ |
公開求人数 | 3,572件(2025年9月8日現在) |
主な求人職種 | 公認会計士、米国公認会計士 中小企業診断士、IFA、経営企画 クロスボーダーM&A関連職 プライベートエクイティファンド関連職 バリュエーション・PMI支援 事業再生関連職、金融コンサルタントなど |
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監査法人ランキングに関するよくある疑問

監査法人ランキングに関して、よくある疑問を以下で紹介します。あらかじめ自身の疑問点を解決することで、より監査法人への理解が深まるはずです。
監査法人法人に関するさまざまなランキングに着目しながら、スムーズかつ理想的な転職活動にしていきましょう。
4大監査法人で人気があるのは?
転職希望者から最も人気を集めるのは、売上高・クライアント数・人員数のいずれも業界トップを誇る有限責任監査法人トーマツです。
とはいえ、監査法人への転職で人気だけに注目するのはおすすめできません。トーマツのように知名度や人気が高い法人ほど応募者が集中し、競争倍率も大幅に高まります。
有限責任監査法人トーマツに限らず、各法人ごとに特徴や強みは異なります。自分の専門性や成長機会、理想とする働き方を総合的に考慮し、転職先を選ぶことが重要です。
監査法人で最大手はどこですか?
監査法人の最大手は有限責任監査法人トーマツです。1968年5月に設立され、全国規模の監査法人としては国内初の存在となりました。
日本に根差した歴史に加え、デロイトのグローバルネットワークを活用できる点は大きな強みです。長年培った信頼と実績、そしてブランド力により、国内の上場企業や有名大手企業から高い支持を得ています。
さらに、国際案件やグローバル展開を目指す企業にとってもトーマツを選ぶメリットは大きいでしょう。4大監査法人の中でも、売上高やクライアント数に加えて、公認会計士数やスタッフ数においても最大規模を誇っています。
監査法人のホワイト企業ランキングは?
現時点では、監査法人のホワイト企業ランキングは公表されていません。ただし、監査法人の中でホワイトといえるのは、以下のような特徴を備えた企業です。
- 繁忙期でも労働時間の上限設定など管理が徹底されている
- フレックスタイム制やリモートワークなど、社員が自身のペースで働ける環境が整っている
- 健康診断やメンタルヘルスサポート、育児支援などの福利厚生が充実している
- 専門スキルの習得や資格取得支援などの研修制度が充実している
労働環境の改善に積極的に取り組む監査法人であれば、ホワイト企業だといえるでしょう。
世界の監査法人ランキングは?
世界の監査法人ランキングでは、BIG4と呼ばれる「Deloitte」「PwC」「EY」「KPMG」の4社が常に上位を占めています。
このランキングは売上高だけでなく、グローバル展開や従業員数、サービス領域の多様性などを基準に判定されるのが一般的です。ランキングの選定では透明性が重視され、会計業界全体の健全性を維持する役割も果たしています。
BIG4を中心とする上位監査法人は、世界的な大企業やグローバル企業を多数クライアントに抱え、業界全体へ大きな影響を与えています。
一方で、中堅や新興の監査法人は中小企業や成長市場を主な対象とし、それぞれの強みを生かしたサービス提供が求められています。
監査法人ランキングまとめ

今回は、監査法人への転職希望者に向けて、売上高・平均年収のランキングや、知っておきたい情報をまとめてお届けしました。
転職を成功させるには、自身のニーズやキャリアプランを踏まえた規模の監査法人を選択するほか、監査法人の転職支援実績が豊富なエージェント選びも重要なポイントです。本記事を参考にして、自身の専門性や働き方にマッチする、理想の監査法人との出会いを果たしてください。