セキュリティコンサル会社のおすすめ5社比較!選び方や費用相場も解説【2025年3月最新】

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セキュリティコンサル会社のおすすめ5社比較!選び方や費用相場も解説【2025年3月最新】

セキュリティコンサルティングは、顧客の情報セキュリティ対策を支援するサービスです。

個人情報やプライバシーの保護、機密保持による企業防衛、日々進化するサイバー攻撃への対応など、様々な観点から情報セキュリティ対策のニーズは高まっています。

しかし、自社の情報セキュリティ強化の必要性を感じながらも、セキュリティコンサル会社に依頼すべきか内製化で対応すべきか判断がつかない、費用相場が不明でコンサル会社への依頼に踏み切れない、コンサル会社の選び方がわからないといった悩みをお持ちの企業経営者・管理職の方も多くいらっしゃるでしょう。

そこで、この記事では、セキュリティコンサルティングで支援してもらえる内容や費用相場、セキュリティコンサル会社を上手に利用するコツ、依頼するメリット・デメリット、セキュリティコンサル会社の選び方やおすすめの会社の情報などについて、詳しく解説します。

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目次

セキュリティコンサルティングとは

セキュリティコンサルティングとは

セキュリティコンサルティングとは、顧客のIT環境や情報セキュリティに関する様々な支援や提案を行うサービスです。

多くの産業でデジタル活用が進む中、サイバー攻撃も日々複雑に進化しています。

個人情報保護法をはじめとする法律順守やプライバシーの保護など企業の社会的責任、機密保持による企業防衛など様々な観点からも、企業は情報セキュリティ対策の強化を求められています。

情報セキュリティ対策には高度な専門知識やスキル・ノウハウが必要とされ、内製化はなかなか難しいことなどから、セキュリティコンサルティングの専門家であるセキュリティコンサル会社に対応を依頼する企業が増えています。

セキュリティコンサルティングには、セキュリティ戦略の策定や実施支援、システムの導入・運用支援、セキュリティ監査の支援など幅広い業務が含まれます。

昨今は、次に挙げるようなリスク・事故の可能性も増大しており、セキュリティコンサルティングがより重要視されています。

企業が対策すべきセキュリティ上のリスク

企業が対策すべき情報セキュリティ上のリスクには、様々なものがあります。

代表的なリスクとしては、「不正アクセス」「サイバー攻撃」「ランサムウェア」「マルウェア」などが挙げられます。

「不正アクセス」は、本来アクセス権限がない人が、社員などアクセス権がある人のIDやパスワードを悪用し、インターネットなどを介して企業内のコンピューター・スマートフォンやシステムに勝手に侵入する行為です。

不正アクセスによって、システムの破壊・機能停止、個人情報や金銭の窃取、データの改ざんなどの被害が想定され、このような目的で攻撃したり被害をもたらしたりすることは、「サイバー攻撃」と呼ばれます。

また、企業内のハードディスクやファイルなどを暗号化して使用できない状態にし、復元する「復号鍵」と引き換えに金銭(身代金)を要求する「ランサムウェア」の被害も深刻化しています。

スパイウェアやウイルスを含む、悪意あるソフトウェア全般は「マルウェア」と呼ばれており、ランサムウェアもマルウェアの一種と言えます。

インターネットなどを通じた外部からの攻撃だけではなく、内部不正によって個人情報などが漏洩することもあるため、企業は様々な視点から情報セキュリティ上のリスクに対応しなければなりません。

増加する企業のセキュリティ事故

企業のセキュリティ事故は、近年、増加傾向にあります。

2024年には、上場企業や子会社の個人情報漏えい・紛失事故が、明らかになっているものだけでも189件発生しており、1500万人以上の個人情報が漏えいしています。

情報漏えい・紛失事故の6割以上がウイルス感染・不正アクセス被害によるものですが、システム誤設定などの人為的ミスや不正持ち出し・盗難などによるものもありました。

情報漏えい・紛失事故は、製造業、サービス業をはじめ多岐に渡る産業で発生しており、幅広い産業でセキュリティ対策・情報管理の必要性が高まっていると言えます。

参照元

株式会社東京商工リサーチ「2024年上場企業の「個人情報漏えい・紛失」事故 過去最多の189件、漏えい情報は1,586万人分」

セキュリティコンサル会社が行う支援内容

セキュリティコンサル会社が行う支援内容

ここで、セキュリティコンサル会社が行う支援内容について解説します。

セキュリティコンサル会社による支援内容は、クライアント企業の規模・業界や依頼内容はもとより、コンサルによって支援方法も異なりますので一概には言えませんが、主な支援内容は次の5点です。

セキュリティリスク評価

セキュリティコンサル会社が行う支援内容の一つは、セキュリティリスク評価です。

セキュリティリスク評価は、顧客企業の情報システムにおけるセキュリティの脆弱性やリスクを発見・特定し、それによる影響を評価するとともに、対処の必要性の有無を判断します。

許容できない重大なリスクが発見されれば、必要に応じて、適切な対応を行い、情報漏えいなどを防ぎます。

セキュリティ戦略の策定

セキュリティ戦略の策定も、セキュリティコンサル会社が行う主要な支援内容の一つです。

セキュリティ戦略は、セキュリティに関して顧客企業が目指す将来像や、それに向けて行う中長期的な行動計画などを定めたものです。

顧客企業の将来像を見据えた計画を策定するためには、セキュリティ関連だけではなく、顧客企業の経営戦略や業界の動向、業務内容、社内事情などについても把握することが求められます。

セキュリティマネジメント体制の構築

セキュリティマネジメント体制の構築も、セキュリティコンサル会社が支援することがよくあります。

セキュリティマネジメントとは、顧客企業が情報漏えいなどのリスクを防ぎ、情報セキュリティを適切に管理・運用するための仕組みや活動を指します。

具体的には、顧客企業のセキュリティポリシーの策定支援やISO27001認証取得の支援、ISO監査対応支援などです。

セキュリティマネジメントは、業界ごとに標準的なガイドラインが設けられていることもあり、セキュリティコンサルはそのような業界ごとの事情にも精通していることが求められます。

システムの実装や運用支援

システムの実装や運用支援も、セキュリティコンサル会社が行う代表的な支援内容です。

策定したセキュリティ戦略やセキュリティポリシーなどを社内の各現場で運用する支援を行います。

具体的には、セキュリティコーディングの実装、アクセス権限の適切な設定など各種セキュリティ対策を行い、実務に最適な運用となるようサポートします。

セキュリティ監査の支援

セキュリティコンサル会社は、セキュリティ監査の支援を行うこともあります。

セキュリティ監査は、顧客企業のセキュリティシステムが正しく機能しているかどうかを客観的にチェックする作業です。

具体的には、セキュリティポリシーやガイドライン等に照らして監査を実施するほか、必要に応じて監査計画の立案や結果のフォローアップなども行います。

セキュリティコンサルティングを依頼する理由

セキュリティコンサルティングを依頼する理由

セキュリティコンサルティングは、プロフェッショナルであるコンサル会社に依頼することが推奨されます。

その主な理由は、次の3点です。

それぞれについて解説します。

専門的な知識が必要

セキュリティコンサルティングを依頼する理由として、専門的な知識が必要であることがまず挙げられます。

セキュリティコンサルティングは、顧客企業のIT環境や情報セキュリティに関する対策を提案・助言しますので、IT全般やセキュリティについての専門知識は必須です。

サイバー攻撃などの脅威や対応策は、日に日に変化していますので、常に最新情報を把握して、発生する可能性があるトラブルやセキュリティ被害を見抜くことが求められます。

顧客企業が導入しているアプリケーションやネットワーク環境についても同様に、幅広くかつ最新の知識が必要ですし、業種・業界によって異なるガイドラインや商習慣なども熟知していることが前提です。

これらの点から、セキュリティコンサルを内製化するのはなかなか大変であると考えられます。

セキュリティコンサル会社に依頼すれば、豊富な専門知識やノウハウがあり、最新情報も敏感にキャッチしていますので、質の高い提案が期待できます。

自社内で人材育成するのは難しい

自社内で人材育成するのは難しいことも、セキュリティコンサルティングを依頼する理由の一つです。

セキュリティコンサルティングを行うのに必須の資格などは特にありませんので、自社内で人材を育成したり採用したりして行っても法制度上の問題はありません。

ただし、セキュリティコンサルティングの内容は専門性が高い上、リスク評価、戦略策定、システム運用、セキュリティ監査など多岐に渡り、業界事情や社内事情、経営戦略なども踏まえて業務にあたる必要があります。

また、セキュリティコンサルは、毎回、新たな課題に対応することになるので、過去の業務を踏襲するだけでは務まりません。

このような難易度の高い業務を担当するには、相当高度なスキルや知識、経験が必要で、自社内でそのための担当者を育成するのはかなり困難です。

人材育成ではなく、新たに専任者を採用することも考えられますが、人材採用に時間や手間がかかる上に、担当者が不在の場合にトラブル対応ができない、業務のブラックボックス化してしまう、など業務属人化のリスクも発生する可能性があります。

社外の専門家であるコンサルに依頼すれば、人材育成や人材採用にかかる時間や費用は一切不要になりますし、突発的なトラブルや高度なセキュリティ対策が必要なケースでも対応してもらうことが可能です。

被害に遭った場合のコストが甚大

被害に遭った場合のコストが甚大であることも、外部の専門家であるセキュリティコンサルに依頼する理由です。

外部ウイルスやサイバー攻撃などによって自社システムの故障・停止や情報流出などが起きれば、取引の遅れや機会損失などの損害が発生します。顧客や取引先の信用も低下し、顧客流出や取引停止の可能性もあります。

さらに、原因の調査や再発防止策の立案、関係者対応なども求められます。

このように、ひとたび情報セキュリティ上の被害に遭うと、多方面で甚大なコストが発生してしまいます。特に、資金力に乏しい中小企業は、廃業・倒産に追い込まれるケースもありえます。

セキュリティコンサル会社に依頼すれば、トラブル時にも相談できますし、高品質のセキュリティ対策により自社だけではなく消費者や取引先も守ることができ、甚大なコスト負担も避けることができます。

セキュリティコンサルは中小企業にこそ重要

セキュリティコンサルは中小企業にこそ重要

サイバー攻撃や情報漏えいは、大企業で発生したニュースなどを見聞きすることが多く、中小企業にはあまり関係がないというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、昨今は、セキュリティ対策が必ずしも強固ではない中小企業を狙ったサイバー攻撃などが増加しています。

経済産業省の外郭団体である独立行政法人情報処理推進機構が全国の中小企業等4191社を対象に行った調査によると、回答した中小企業のうち約7割が組織的なセキュリティ体制を整備しておらず、約6割が情報セキュリティ対策投資をしていません。

ところが、回答した企業のうち975社は、実際にサイバーインシデント被害を受けています。

サイバーインシデントによって100万円以上の被害があった企業も複数あり、中には被害額が1億円に及んだ企業もありました。

被害額の平均は73万円、復旧までに要した期間は平均5.8日で、多くの中小企業において、自社の事業活動や取引先に深刻な影響が生じている実態が明らかになっています。

事業規模が小さければ、被害が経営に及ぼす影響も大きいと考えられ、中小企業こそ情報セキュリティ対策をしっかりと行う必要があります。

中小企業は自社にノウハウや人材が不足していることがよくあり、セキュリティコンサル会社に依頼するのが現実的なケースも多々あるでしょう。

すなわち、セキュリティコンサルは中小企業にこそ重要と言えます。

参照元

独立行政法人情報処理推進機構「2024年度中小企業等実態調査結果」(速報版)

セキュリティコンサル会社おすすめ5社を徹底比較

セキュリティコンサル会社おすすめ5社を徹底比較

セキュリティコンサルティングは国内外に数多く設立されており、それぞれに得意としているサービスがあります。

ここでは、セキュリティコンサル会社の中でも特におすすめの5社について、基本情報や特徴をご紹介します。

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株式会社日立ソリューションズ

株式会社日立ソリューションズの特徴
  • 日立グループにおける情報通信事業分野の中枢を担う企業
  • 企業課題にワンストップで対応するシステムインテグレーター
  • 金融決済システムや原子力関連など大規模プロジェクトの実績も豊富

株式会社日立ソリューションズは、日立グループで情報通信事業分野を中心的に担っている企業です。

システム・アプリケーションの設計開発を得意として成長してきた企業で、現在は開発だけではなくコンサルティング、パッケージ導入、インフラ構築などにワンストップで対応するシステムインテグレーション事業に注力しています。

セキュリティ診断や戦略策定支援、サイバーセキュリティ対策関連のツール販売なども行っています。大規模な金融決済システムや原子力関連のITインフラなどの重要プロジェクトの実績もあります。

有能なホワイトハッカーや資格保有者を多数抱えており、顧客のシステムについて攻撃者の視点で分析するなど、高度なサービスを提供しています。

株式会社日立ソリューションズの基本情報
会社名株式会社日立ソリューションズ
設立1970年9月
本社所在地東京都品川区東品川四丁目12番7号
公式サイトhttps://www.hitachi-solutions.co.jp/

PwC Japanグループ

PwC Japanグループの特徴
  • 世界最大級のコンサルファームPwCの日本法人・グループ
  • グローバル企業の拠点横断的なシステム設計・導入支援に強み
  • 海外拠点の包括的なサポートも提供

PwC Japanグループは、ロンドン発祥の世界最大級コンサルファーム「プライスウォーターハウスクーパース(PricewaterhouseCoopers、略称:PwC)」の日本法人グループ・関連会社です。

監査、法務、税務、コンサルティングなど様々な分野のサービスを手掛けており、分野ごとに別々の法人が設立されていますが、グループとして協働でのサービスも展開しています。

セキュリティコンサルティングは、PwCグループ全体として世界規模の実績が豊富にあり、日本国内でも各法人が監査、法務などそれぞれの分野に関する情報資産の適切な管理、プライバシー保護、サイバーセキュリティに関するコンサルティングなどを手掛けています。

グローバルビジネスを展開する企業の拠点横断的なシステムの設計・導入支援やマネジメントなど、PwCグループとしてのグローバルなネットワークを活かした各種支援を得意としています。サイバーセキュリティの管理が難しいとされる海外拠点についても、包括的にサポートしています。

PwC Japanグループの基本情報
会社名PwC Japanグループ
設立1949年4月
本社所在地東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング
公式サイトhttps://www.pwc.com/jp/ja

富士通株式会社

富士通株式会社の特徴
  • 日本を代表するITベンダー
  • DX推進、リスクマネジメント、セキュリティ運用支援などの実績多数
  • ゼロトラストセキュリティやPCI DSS準拠の支援なども実施

富士通株式会社は、日本を代表する総合IT企業・電機メーカーです。

国内外に拠点を持ち、コンピュータ、ソフトウェア、携帯端末、電子デバイス等の製造・販売や、情報通信システム関連サービス事業などを幅広く行っています。

多岐に渡る事業領域での実績・ノウハウをもとに、様々なジャンルの産業においてITサービスを提供しています。

セキュリティコンサルティングの実績も豊富で、顧客企業のDX推進に向けた課題解決、支援を多数行ってきています。リスクマネジメント、セキュリティ運用支援のほか、クレジットカード情報の国際的基準であるPCI DSS準拠の支援などを得意としています。

また、ゼロトラストセキュリティの構築・運用、導入に向けたロードマップ策定支援なども行っています。

富士通株式会社の基本情報
会社名富士通株式会社
設立1935年6月
本社所在地神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1
公式サイトhttps://global.fujitsu/ja-jp

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社の特徴
  • 1995年から情報セキュリティサービスを手掛ける老舗企業
  • 情報セキュリティに関するコンサルティングに強み
  • 1079名の高度情報処理技術者など資格取得者が多数在籍

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は、大手コンサル会社「株式会社野村総合研究所(NRI)」のグループに属する情報セキュリティ専門会社です。

1995年に野村総合研究所の社内ベンチャープロジェクトからスタートした情報セキュリティサービスの老舗企業で、現在は、情報セキュリティに関する調査研究やコンサルティングをはじめとして、DXセキュリティ事業、セキュリティ診断、セキュリティ教育・研修、その他幅広いサイバーセキュリティ関連事業を行っています。

金融機関や官公庁、流通業、製造業など多岐に渡る分野で、情報セキュリティ対策支援の実績が豊富にあります。

1079名の高度情報処理技術者をはじめ、多数の資格取得者が在籍しており、長年の経験・ノウハウも活かしながら高品質で専門性の高い支援・サービスを提供しています。

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社の基本情報
会社名NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
設立2000年8月
本社所在地東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル
公式サイトhttps://www.nri-secure.co.jp/

株式会社ラック

株式会社ラックの特徴
  • 国内の情報セキュリティ分野のリーディングカンパニー
  • クラウド型セキュリティ監視システムなどを独自に開発
  • セキュリティソリューションやシステムインテグレーションの事業実績多数

株式会社ラックは、1986年9月に設立された会社を前身とする、国内におけるサイバーセキュリティ分野の先導的企業です。2025年に大手電気通信事業者「KDDI株式会社」の完全子会社となりました。

セキュリティ事業従業員が764名、情報処理安全確保支援士が175名在籍しており、専門性の高い支援を受けることができます。

独自に開発したクラウド型のセキュリティ監視システムなどを活用したセキュリティ監視・運用のほか、セキュリティ診断、コンサルティングなど情報関連事業を幅広く実施しており、セキュリティソリューション事業やシステムインテグレーション事業の実績が豊富にあるほか、情報システム関連のツールなどの商品や関連サービスのディーラー事業も積極的に展開しています。

セキュリティ教育・訓練も手掛けており、集合研修(対面型研修)やオンライン研修などのほか、オーダーメイドトレーニングも実施しています。

参照元

株式会社ラック「会社情報」(2024年3月31日時点)

株式会社ラックの基本情報
会社名株式会社ラック
設立2007年10月
本社所在地東京都千代田区平河町2丁目16番1号 平河町森タワー
公式サイトhttps://www.lac.co.jp/

セキュリティコンサルティングの費用相場

セキュリティコンサルティングの費用相場

セキュリティコンサルティングの費用は、依頼内容や企業規模、業種・業界、依頼する期間などによりかなり異なるため、料金表などで金額が明示されておらず、個別ケースごとに金額を決めるのが一般的です。

そのため、あくまでも大まかな目安となりますが、セキュリティコンサルティングの費用は以下のような料金帯が多いと考えられます。

項目費用相場
基本的なセキュリティ診断・IT導入支援30万円/月~50万円/月
セキュリティ戦略策定・対策実施支援100万円/月~300万円/月
専任セキュリティコンサルタント常駐200万円/月~500万円/月

実際にセキュリティコンサルティングを依頼する際は、複数のコンサルから見積もりを取って、しっかりと比較するようにしてください。

セキュリティコンサルティング会社の選び方

セキュリティコンサルティング会社の選び方

セキュリティコンサルティングを手掛けるコンサル会社は数多く存在しています。有能で頼りがいのあるコンサル会社も多い一方で、期待した成果を得られないようなハズレのコンサル会社があるのも事実ですので要注意です。

良い成果を得るためにもセキュリティコンサル会社の選び方は非常に重要ですので、ここで選び方のポイントを6つに分けて解説します。

業種や規模に合っているかチェック

セキュリティコンサルティング会社の選び方としてまず重要なのが、自社の業種や規模に合っているコンサル会社かどうかをチェックすることです。

業種・業界によっては、特有のセキュリティリスクやガイドライン、コンプライアンス要件があり、商習慣なども異なるため、自社の業種・業界について熟知しているセキュリティコンサル会社を選ぶ方が、スピーディかつ的確な支援を得やすいと考えられます。

企業規模・プロジェクト規模についても、グローバル企業・上場企業などへの支援を得意としているセキュリティコンサル会社もあれば、スタートアップ企業や中小企業の支援が得意な会社もあり、自社の規模に合う会社を選ぶ方が円滑かつ効果的なサポートをしてもらいやすいでしょう。

コンサル会社の実績や得意分野で選ぶ

セキュリティコンサルティング会社の実績や得意分野で選ぶことも重要です。

実績が豊富なセキュリティコンサル会社は、様々な企業へのコンサルティング経験を通じてノウハウを蓄積してきており、企業や現場ごとに異なる個別課題に対しても柔軟かつ適切に対応できると期待できます。

セキュリティコンサル各社はそれぞれに得意分野も異なり、リスク評価を得意としている会社、戦略策定に強い会社、システムの運用支援に長けている会社など様々な会社があります。

より質の高い支援を受けるためにも、事前にセキュリティコンサル会社のこれまでの実績・経験を確認し、自社の業種や規模に近い企業へのコンサル実績、依頼したい課題を解決した実績が豊富にある会社を選んでください。

最新の事情に精通しているかチェック

セキュリティコンサルティング会社を選ぶ際は、最新の事情に精通しているかどうかもチェックしてください。

不正アクセス・サイバー攻撃の脅威は、刻々と変化しており、対策方法もどんどん変わっていますので、新しい攻撃手法の知識や防衛スキルなど、最新の技術やトレンドを積極的に取り入れているコンサル会社を選びたいところです。

最先端のセキュリティツールなども含めた質の高い提案をしてもらえれば、自社のセキュリティ対策もより強固になると期待できます。

担当者について、保有しているセキュリティ関連の資格や、セキュリティに関する研修・イベントへどの程度参加実績があるのかなどもチェックすれば、最新情報へのアップデート状況が確認でき、会社選びの一助となるでしょう。

費用・サービス範囲は明確にしておく

セキュリティコンサルティング会社の選び方として、費用・サービス範囲を明確にしておくことも必須のポイントと言えます。

たとえば、システムの導入支援を依頼するつもりで見積りを取ったとして、その費用でコンサル会社が担う範囲は新たなセキュリティソフトやシステムを導入するところまでなのか、その後の運用のサポートやトラブル対応も含まれているのか、さらには運用にあたる社内の組織づくりや人材育成の支援は含まれているのか、といったことをしっかりと確認しておく必要があります。

導入後の運用サポートやトラブル対応は別料金としているコンサル会社もありますので、事前に依頼したい範囲をしっかりと伝えて、共通認識を得ておきましょう。

担当者との相性がよいかチェック

セキュリティコンサルティング会社を選ぶにあたっては、担当者との相性がよいかどうかもぜひチェックしてください。

情報セキュリティは高度な専門性が必要な分野で、専門用語や英単語の略語などが頻繁に用いられますし、次々と新しいサイバー攻撃やソフトウェアなどが登場します。このため、自社のシステムやネットワークに関することであっても、詳しくない人にとっては説明が分かりづらいことがよくあります。

優秀な担当者は、専門性とプレゼン力、コミュニケーション力を兼ね備えており、顧客の理解度に合わせて難しいことでもわかりやすく説明してくれるものです。

担当者が自社のシステムや業界事情に詳しくないとか、説明がわかりづらい、コミュニケーションを上手く図れない、ビジネスパーソンとしての資質に欠ける、といった場合、依頼してもスムーズに事が進まないでしょう。

自社の現場担当者との相性も含め、事前の打ち合わせ時にしっかりとチェックしてください。

トラブル対応も充実しているかチェック

トラブル対応も充実しているかどうかも、セキュリティコンサルティング会社を選ぶ際の重要なチェック項目の一つです。

セキュリティ対策は、新たなセキュリティソフトやシステムを導入すれば終わるわけではなく、その後も継続して運用し、日々変化する脅威に対応し続ける必要があります。

そのため、セキュリティコンサル会社に導入後も継続的にサポートしてもらえるのか、万一のトラブル発生時にもきちんと対応してもらえるかは、依頼する前にきちんと確認すべきポイントです。

もちろん、トラブルが発生しにくいソフト・システムなどを提案してもらえることは大前提ではありますが、セキュリティ環境は変わり続けるため、どれだけ対策を行ってもトラブルの可能性は完全にゼロにはなりません。

トラブル発生時に迅速に対応し、被害を最小限に抑えてもらえるよう、契約内容をしっかり詰めておきましょう。

セキュリティコンサルティング会社を利用するメリット

セキュリティコンサルティング会社を利用するメリット

セキュリティコンサルティング会社を利用することにより、多くのメリットが期待できます。

中でも大きいのは、次の3点です。

自社にノウハウがなくてもセキュリティ対策ができる

自社にノウハウがなくてもセキュリティ対策ができることは、セキュリティコンサルティング会社を利用するメリットの一つです。

情報セキュリティ対策には、IT・デジタル分野について高度な専門知識とスキルを有する人材が必要です。

しかし、サイバー攻撃の手法が複雑化するなど情報セキュリティ対策へのニーズが高まっている昨今では、そのような人材の確保も容易ではありません。

セキュリティコンサル会社には、情報セキュリティを専門とする人材が豊富に在籍していますので、依頼すれば自社に人材やノウハウがなくても適切な対策を講じることができます。

自社だけでなく顧客や取引先の被害を防げる

自社だけでなく顧客や取引先の被害を防げることも、セキュリティコンサルティング会社を利用する大きなメリットです。

不正アクセス、サイバー攻撃、情報漏えい・紛失などの被害は、自社だけではなく、顧客や関連会社、取引先などに及ぶことも多々あります。

セキュリティコンサル会社は、企業の情報セキュリティに関する課題を俯瞰的に把握し、効果的な対策を提案してくれますので、強固な情報セキュリティ対策の実施により顧客・他社を巻き込むような被害を未然に防ぐことができます。

万一のトラブル時に対応を相談できる

セキュリティコンサルティング会社を利用するメリットとして、万一のトラブル時に対応を相談できることも挙げられます。

セキュリティコンサル会社は、情報漏えいやサイバー攻撃などの被害が実際に生じた際の対応にも長けています。

被害を受けた企業が社内で対応すべきことや、顧客・取引先等への通知、クレーム対応に至るまで、必要に応じた助言・支援をしてもらえますので、心強いでしょう。

セキュリティコンサルティング会社のデメリット・注意点

セキュリティコンサルティング会社のデメリット・注意点

セキュリティコンサルティング会社に依頼する際は、メリットだけではなく、次のようなデメリット・注意点があることも念頭においておきましょう。

数あるセキュリティコンサル会社の中にはサービス品質が悪い会社もありますし、有名大手であっても自社にとってベストなコンサル会社であるとは限りません。

契約前の打ち合わせなどでしっかりと見極めてから契約するようにしましょう。

得意な業種や規模はコンサル会社により異なる

セキュリティコンサルティング会社のデメリット・注意点として、得意な業種や規模はコンサル会社により異なることが挙げられます。

セキュリティコンサルティングは、多岐に渡る業種・業界で活用されており、コンサル会社によって多く手掛けてきている業種や企業規模・プロジェクト規模が異なります。

多く手掛けている分野はノウハウの蓄積もあるため、どのコンサル会社に依頼しても費用や成果が同じということはなく、自社にとって最適なコンサル会社を見極める必要があります。

この記事内でご紹介した会社の選び方やおすすめのセキュリティコンサル会社の情報をぜひ参考にしてください。

費用が高額になる可能性

費用が高額になる可能性があり、この点もセキュリティコンサルティング会社のデメリット・注意点の一つです。

セキュリティコンサルティングの内容は、セキュリティ戦略の立案、セキュリティ機器の導入、情報システム構築や運営・保守、危機管理への対応支援など幅広いため、依頼する範囲や契約方法によっては費用が相当高額になってしまいます。

また、高品質のサービスは費用が高くなる傾向にあるものの、費用が高いからといって必ずしもサービス品質が良いとは限らないので注意が必要です。

セキュリティコンサルティングの依頼で失敗しないコツ

セキュリティコンサルティングの依頼で失敗しないコツ

これまでに解説した通り、セキュリティコンサルティングを依頼するにはメリットも多い反面、デメリット・注意点もあり、やみくもに依頼しても期待するようなアウトプットを得られない可能性があります。

セキュリティコンサルティングの依頼で失敗しないコツとして、特に重要と考えられる3点について、ここで解説します。

自社に合ったセキュリティコンサルを見極める

自社に合ったセキュリティコンサルを見極めることは、セキュリティコンサルティングの依頼で失敗しないためのコツです。

セキュリティコンサルティングは、同じ課題でもコンサル会社によって対応の仕方が違うことがよくあります。

また、セキュリティコンサルは中長期にわたるサポートが必要となるケースもよくあり、社内の対応工数や依頼費用がかかりすぎると企業の体力が持ちません。

限りある費用で最大限のアウトプットを引き出せるよう、必ず複数社に提案や見積もりをもらって、しっかりと比較検討してください。

目的や社内の現状を整理しておく

目的や社内の現状を整理しておくことも、セキュリティコンサルティングの依頼で失敗しないコツの一つです。

セキュリティコンサルに依頼可能な事項は、現状把握からシステム等の導入、導入後のサポートや人材育成など、多岐に渡ります。

すべてのサービスをワンストップで受けてくれるセキュリティコンサル会社も多くあるので、丸投げすることも可能ではありますが、依頼内容が増えれば対策に要する期間も長くなりますし、費用も嵩みます。

社内の対応工数も増えるので、悪くすると通常業務にも影響が及んでしまいます。

また、依頼したい目的が曖昧なまま依頼すると、ゴールも曖昧になり、画一的なアウトプットに終わってしまう可能性があります。

よりスピーディかつ効果的な支援を得るためにも、依頼する目的や社内の現状をあらかじめ明確にしておきましょう。

ノウハウの蓄積・社内教育も視野に入れる

セキュリティコンサルティングの依頼で失敗しないためには、ノウハウの蓄積や社内教育も視野に入れて依頼することも重要です。

セキュリティ対策は、一度行えば完了するわけではなく、継続的な実施が求められます。

セキュリティコンサル会社に依頼して各種対策やシステム導入等を実施した後も、定期的にセキュリティチェックを行い、必要に応じて見直しをしながら運用していかなければなりません。

専門性の高い業務はどうしてもセキュリティコンサルの関与が必要となるため、セキュリティコンサル会社が中長期的なサポートを実施しているかどうかは、契約前に確認しておきましょう。

依頼費用の削減や社内のセキュリティ意識向上の観点からは、社内にノウハウを蓄積できれば望ましいので、社員教育も視野に入れる場合は、セキュリティコンサル会社が人材育成プログラムも提供しているかどうかもあわせてチェックしましょう。

セキュリティコンサルティングに関するQ&A

セキュリティコンサルティングに関するQ&A

以下にセキュリティコンサルティングに関してよくある疑問をご紹介します。

セキュリティコンサル会社に依頼する場合、契約前に打ち合わせを行い、依頼内容や費用、スケジュールなどを詰めるのが一般的です。

何か疑問がある場合は、契約前の打ち合わせできちんと確認しておきましょう。

セキュリティコンサル会社は大手を選ぶべき?

セキュリティコンサル会社は、必ずしも大手を選ぶ方が良いわけではありません。

セキュリティコンサルティングは、企業規模によって依頼内容が変わる傾向にあり、大規模なシステム・IT環境を保有する大企業では、ハイレベルの情報セキュリティ対策やグローバル展開への対応など専門性の高い依頼をすることがよくあります。

一方、IT環境や予算が限られる中小企業は、簡易的、基本的な対策に注力し、コストパフォーマンスの高さを重視する傾向にあります。

セキュリティコンサル会社はそれぞれに得意分野・強みを有しており、上でご紹介したセキュリティコンサルのBIG4各社のようにグローバル企業への支援を得意とするコンサル会社もあれば、国内の中小企業への支援を専門としているコンサル会社もありますので、自社の規模や依頼内容に合わせて選ぶことをおすすめします。

セキュリティの三大資格とは?

サイバーセキュリティの代表的な資格である以下の3つは、世界的にセキュリティの三大資格として知られています。

これらはアメリカ国防総省や警視庁などの専門機関でも、基準を満たす資格として支持されていることが多い資格です。

このような資格が全てではありませんが、セキュリティに関する資格は一定の専門的知見があることを証明してくれます。セキュリティコンサル会社に依頼する際には、コンサルタントの保有資格や知見もチェックするとよいでしょう。

セキュリティコンサルティング会社まとめ

セキュリティコンサルティング会社まとめ

この記事では、セキュリティコンサル会社に依頼するメリット・デメリットや依頼で失敗しないコツなどについて解説しました。

セキュリティコンサルティングは、企業規模に関わらず幅広い業種・業界で必要とされています。しかし、高度な専門知識やスキルが求められる上、日々変化するサイバー攻撃等や突発的なトラブルへの対応も必要で、企業内での内製化はなかなか難しいため、セキュリティコンサル会社に依頼するのがおすすめです。

記事内でご紹介したセキュリティコンサル会社の選び方やおすすめの会社情報などを参考に、自社にあったセキュリティコンサル会社を見つけてください。

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