SaaS企業ランキング【2025年8月最新】日本の上場企業一覧と世界の企業も紹介

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SaaS企業ランキング!日本の上場企業一覧と世界の企業も紹介
  • SaaS企業のランキングを知りたい
  • 将来性の高いSaaS企業はどこ?
  • 未経験でもSaaS企業ランキング上位の企業に転職できる?

SaaS企業への転職をお考えで、このような疑問をお持ちの方も多いでしょう。この記事では、SaaS企業に魅力を感じ、転職を検討している方向けに、SaaS企業ランキングやSaaS企業の将来性、「やめとけ」と言われる理由などについて解説します。

SaaS企業は人気が高いため、高倍率の選考を勝ち抜くには相応の対策が必要です。そこで、未経験でSaaS企業への転職に成功するコツもお伝えします。SaaS企業への転職に役立つ情報を厳選しているので、ぜひ最後までお読みください。

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目次

SaaS企業の売上高ランキング【日本】

SaaS企業の売上高ランキング【日本】

日本のSaaS企業の売上高ランキング上位5社を紹介します。売上高は、各企業の有価証券報告書もしくは半期報告書から抜粋した情報です。

エス・エム・エス:609億5200万円

企業名株式会社エス・エム・エス
売上高609億5200万円
公式HPhttps://www.bm-sms.co.jp
参照元:エス・エム・エス「2025年3月期 有価証券報告書」

日本のSaaS企業の売上高ランキング1位は、エス・エム・エスです。2003年4月に設立されたメガベンチャー企業で、設立から5年後には東証マザーズ市場(現グロース市場)への株式上場を果たしました。2011年に東証第一部(現プライム市場)へ市場変更しています。

医療、介護・介護福祉、ヘルスケア、シニアライフの4つを事業領域としている企業です。介護事業者向けのクラウド型アプリケーション「カイポケ」や経営支援プラットフォーム、人材紹介サービスなどが好調で、2025年3月期の売上高は609億5200万円です。

エス・エム・エスの事業領域である医療・介護等は、高齢化が進む中で、人材不足や経営改善が課題とされています。人材獲得や経営効率化に資する各事業は、今後も成長が期待できるでしょう。

ラクス:489億400万円

企業名株式会社ラクス
売上高489億400万円
公式HPhttps://www.rakus.co.jp
参照元:ラクス「2025年3月期 有価証券報告書」

売上高のSaaS企業ランキング2位は、ラクスです。企業の業務効率化に資するクラウドサービスや、ITエンジニアの派遣事業などを手掛けています。

中でも、自社で開発・運用している経費精算システム「楽楽精算」や電子請求書発行システム「楽楽明細」などのクラウドサービスが好調です。ITに不慣れでも直感的に利用しやすいことや、営業部門・カスタマー部門が顧客ニーズを着実に吸い上げてサービスに反映していることなどが成功要因でしょう。

その他の販売管理システムや勤怠管理システム、メール共有・管理システムなどとあわせて、企業の業務効率化をトータルサポートしている点も、ラクスの強みです。このような各種取り組みにより、新規導入社数が堅調に増えています。

2025年3月の売上高は489億400万円で、前期比27.3%増です。今後も営業活動を強化する方針で、引き続き売上拡大が見込まれています。

オービックビジネスコンサルタント:469億8400万円

企業名株式会社オービックビジネスコンサルタント
売上高469億8400万円
公式HPhttps://www.obc.co.jp
参照元:オービックビジネスコンサルタント「2025年3月期 有価証券報告書」

売上高のSaaS企業ランキング3位は、オービックビジネスコンサルタントです。1980年12月に設立された企業を前身としています。財務会計ソフト「勘定奉行」(現「奉行iクラウド」)をはじめ、会計、人事、販売等の業務にフォーカスしたソフトウェアやシステム等を手掛けてきました。2004年には東証第一部に上場しました。

SaaS事業には2018年から取り組んでいます。主力製品は、SaaS型の基幹業務システム「奉行iクラウド」や「奉行V ERPクラウド」、周辺業務システム「奉行クラウドEdge」などです。奉行シリーズの累計導入実績は80万社以上にのぼり、国内で高いシェアを誇っています。2025年3月期の売上高は、469億8400万円です。

研究開発にも注力しており、製品の品質の高さにも定評があります。今後も、引き続き安定した経営基盤を維持するものと期待されます。

マネーフォワード:403億6300万円

企業名株式会社マネーフォワード
売上高403億6300万円
公式HPhttps://moneyforward.com
参照元:マネーフォワード「2025年11月期 半期報告書」

売上高のSaaS企業ランキング4位は、マネーフォワードです。2012年5月設立の企業で、家計簿や資産管理のアプリ「マネーフォワード ME」などを手掛けてきました。現在は、「マネーフォワード ME」に加え、バックオフィス向けSaaSの「マネーフォワード クラウド」シリーズも主力商品となっています。金融機関向けの「Fintechプラットフォーム」も提供しています。2024年11月期の売上高は、403億6300万円です。

今後は、既存プロダクトにAI機能の実装を進めることや、AIの活用による生産性向上を図ることとしています。デジタルワーカー領域へと事業領域を拡大することで、更なる顧客拡大を進める方針であることから、引き続き成長が期待できるでしょう。

Sansan:338億7800万円

Sansan株式会社
引用元:Sansan株式会社
企業名Sansan株式会社
売上高338億7800万円
公式HPhttps://jp.corp-sansan.com
参照元:Sansan「2025年5月期 半期報告書」

売上高のSaaS企業ランキング5位は、Sansanです。2007年6月に創業した企業で、企業の営業活動や、請求書や契約書に関する業務のDX促進サービスを提供しています。

主力商品は、「Sansan」や「Eight」です。「Sansan」は名刺の一元管理サービスで、企業情報や営業履歴などを共有できることが特徴です。名刺管理サービス市場において、8割以上のシェアを誇っています。

名刺アプリの「Eight」は、デジタル名刺の受け渡しや異動・転職情報の把握が可能なビジネスSNSです。ほかにも、インボイス管理サービス「Bill One」、AI契約データベース「Contract One」といったサービスを提供しています。

各サービスの受注状況は堅調で、2024年5月期の売上高は338億7800万円となっています。営業体制の強化や機能拡充などにより、引き続き成長が続く見通しです。

SaaS企業の売上高ランキング【世界】

SaaS企業の売上高ランキング【世界】

世界のSaaS企業の売上高ランキング上位5社を紹介します。売上高は、企業のデータを検索・分析できるラットフォーム「会社四季報オンライン」から抜粋した情報です。

Alphabet:350,018百万ドル

Alphabet Inc.
引用元:Alphabet Inc.
企業名Alphabet Inc.
売上高350,018百万ドル
公式HPhttps://abc.xyz
参照元:四季報オンライン「アルファベット」

世界のSaaS企業の売上高ランキング1位は、Alphabetです。検索エンジンでおなじみのGoogle社の親会社で、2015年10月に設立されました。Google社以外にも複数の企業を子会社としており、テクノロジー事業、生命科学事業など多様な事業を手掛けるコングロマリットです。

Alphabetの売上高は、インターネット検索で世界首位を誇るGoogleの広告収入が半分以上を占めます。動画配信サービス「YouTube」の広告収入も伸びています。2023年には、生成AIの「Gemini」を発表し、AIを用いたクラウドサービスの顧客獲得も順調です。これらの取り組みにより、2024年12月期の売上高は350,018百万ドルにのぼっています。

Microsoft:245,122百万ドル

企業名Microsoft Corporation
売上高245,122百万ドル
公式HPhttps://www.microsoft.com/ja-jp
参照元:四季報オンライン「マイクロソフト」

世界のSaaS企業の売上高ランキング2位は、Microsoftです。1975年に創業し、パソコン用OSの「Windows」などの開発・販売を手掛けてきた企業です。現在は、ソフトウェア、ハードウェアの開発・販売やクラウドサービス事業などを行っています。主力製品は、Windowsのほか、クラウドサービスの「Azure」や家庭用ゲーム機の「Xbox」などです。

2023年には、生成AI「ChatGPT」でおなじみの人工知能開発会社OpenAIに大型出資しました。その後、OpenAIの技術を用いた生成AIも開発しています。

クラウド事業やAI事業が特に好調で、増収増益が続いています。2024年6月期の売上高は、245,122百万ドルです。

Salesforce:37,895百万ドル

Salesforce, Inc.
引用元:Salesforce, Inc.
企業名Salesforce, Inc.
売上高37,895百万ドル
公式HPhttps://www.salesforce.com/
参照元:四季報オンライン「セールスフォース」

世界のSaaS企業の売上高ランキング3位は、Salesforceです。1999年3月の設立以来、クラウドで業務アプリケーションやプラットフォームを提供してきたSaaS企業です。

主力はCRM(顧客関係管理)のクラウドサービスで、CRM市場で世界トップのシェアを誇っています。顧客情報の一元管理やマーケティング、営業支援などのサービスがクラウド上で利用でき、機能のカスタマイズも柔軟にできることが特徴です。現在は、AIを活用した製品・サービスの充実化にも注力しています。

業績は順調に伸びており、2021年1月期が21,252百万ドルであったのに対し、2025年1月期は37,895百万ドルと大幅に増加しています。企業のDX化推進やCRMニーズの高まりもあり、今後も成長が期待できるでしょう。

SAP:35,382百万ドル

SAP SE
引用元:SAP SE
企業名SAP SE
売上高35,382百万ドル
公式HPhttps://www.sap.com/index.html
参照元:四季報オンライン「SAP」

世界のSaaS企業の売上高ランキング4位は、SAPです。ドイツに本社を置く、ヨーロッパで最大のソフトウェア開発企業です。主に大手企業向けのソフトウェア、クラウドサービスなどを手掛けています。主力製品は「SAP S/4HANA」に代表されるERPシステムです。

SAPのERPシステムは、世界の多くの国・地域で導入されています。様々な言語、通貨、法制度に対応しているため、グローバル拠点を有する企業にとって、非常に使い勝手の良いサービスと言えるでしょう。幅広い業務領域をカバーしており、柔軟にカスタマイズできる点も強みです。

2024年12月期の売上高は、35,382百万ドルです。DX推進やグローバルビジネス展開を図る企業が増えていることから、今後も高いニーズが見込まれます。

Adobe:21,505百万ドル

Adobe Inc.
引用元:Adobe Inc.
企業名Adobe Inc.
売上高21,505百万ドル
公式HPhttps://www.adobe.com
参照元:四季報オンライン「アドビ」

世界のSaaS企業の売上高ランキング5位は、Adobeです。コンピューターソフトウェアやデジタルマーケティングツール等を手掛けています。主要製品は、「Photoshop」や「Illustrator」などのクリエイティブツール、「Acrobat PDF」に代表されるドキュメントツール、「Adobe Experience Cloud」などのデジタルマーケティングツールです。

2012年にはクラウド経由でグラフィックデザイン等が可能な「Adobe Creative Cloud」をサブスクで提供し、パッケージソフトウェア「Adobe Creative Suite」は販売を中止しました。その後も、各ソフトウェアをクラウド経由に移行しています。

サブスクを主軸とすることで、高収益化にも成功しました。業績は順調に拡大しており、2024年11月期の売上高は、21,505百万ドルです。

日本のSaaS上場企業のARRランキングは?

日本のSaaS上場企業のARRランキングは?

日本のSaaS上場企業のARRランキング上位5社を紹介します。ARRは、各企業の決算説明資料から抜粋した情報です。

ラクス:434億6800万円

企業名株式会社ラクス
ARR434億6800万円
公式HPhttps://www.rakus.co.jp
参照元:ラクス「2025年3月期決算説明資料」

日本のSaaS上場企業のARRランキング1位は、ラクスです。日本のSaaS企業の売上高ランキングで2位の企業で、2025年3月のARRは434億6800万円です。2022年3月のARRは約176.8億円、2023年は約232.5億円、2024年は約314.4億円と着実に拡大傾向を見せており、好調ぶりがうかがえます。

ラクスは、2000年11月に創業し、2001年からクラウド事業を開始しました。新興企業が多いSaaS業界の中では、老舗企業と言えます。長年の実績が市場から評価されていることも、ARRが高い要因の一つでしょう。

ラクスは、近い将来、IT人材事業を譲渡する方針です。IT人材事業は創業時からの事業でしたが、現在はクラウド事業とのシナジーが薄れているためです。譲渡後はクラウド事業に注力する方針で、来期以降も増収増益を見込んでいます。ARRも、引き続き高水準が期待できるでしょう。

Appier Group:368億円

企業名Appier Group株式会社
ARR368億円
公式HPhttps://www.appier.com/ja-jp
参照元:Appier Group「2025年12月期 第1四半期 決算説明資料」

日本のSaaS上場企業のARRランキング2位は、Appier Groupです。Appier GroupはAIベンチャー企業で、親会社は2012年6月に中国に設立された企業です。東京の会社は、2018年4月に設立されました。

Appier Groupの2025年12月期のARRは、368億円でした。アジア、グレーターチャイナ、欧米など幅広いエリアでの業績拡大が、市場から評価されています。

Appier Groupの主力製品は、最先端のAIを活用したアドテックやマーテックソリューションなどです。2025年には、フランスのAI搭載プラットフォーム「AdCreative.ai」を買収し、自社のAI製品への統合を進めています。このことで、より効果的な広告クリエイティブ生成が可能となり、新規顧客の関心も高まっているようです。そのため、「AdCreative.ai」の買収費用を上回る勢いで収益性が改善しています。

マネーフォワード:344億3300万円

企業名株式会社マネーフォワード
ARR344億3300万円
公式HPhttps://moneyforward.com
参照元:マネーフォワード「2025年11月期 第2四半期決算説明資料」

日本のSaaS企業の売上高ランキング4位のマネーフォワードが、ARRのSaaS企業ランキングで3位となりました。

主力商品の「マネーフォワード ME」や「マネーフォワード クラウド」シリーズは、プロダクト間の連携強化、各プロダクトの機能改善などにより、新規ユーザーが着実に増えています。営業・マーケティング体制の強化により、複数のプロダクトの導入や、大規模企業での導入も順調です。

これらの取り組みにより、SaaS ARRは順調に拡大しています。2025年11月期のARRは344億3300万円で、前年同期比28.3%増の大幅な成長を見せています。なお、2023年11月期は231.5億円、2024年11月期が300.0億円でした。

Sansan:332億7000万円

Sansan株式会社
引用元:Sansan株式会社
企業名Sansan株式会社
ARR332億7000万円
公式HPhttps://jp.corp-sansan.com
参照元:Sansan「2024年5月期 通期決算説明資料」

ARRのSaaS企業ランキング4位は、Sansanです。日本のSaaS企業の売上高ランキングで3位の企業です。主力事業の名刺管理サービス「Sansan」は、契約件数が伸び、解約率も低水準を維持していることなどから、2025年5月は前年同期比15.6%の増収となっています。

また、経理DXサービスの「Bill One」は、売上高約61.7億円、前年同期比155.5%と高成長です。2024年5月末のARRは76.8億円で、目標の75億円を上回りました。

その他のサービスも好調で、2025年5月末のARRは332億7000万円、同年前期比30.9%増となっています。今後も、営業人員の増強やマーケティング活動の強化を進めることなどから、引き続き成長が期待できます。

フリー:176億2900万円

企業名フリー株式会社
ARR176億2900万円
公式HPhttps://corp.freee.co.jp
参照元:フリー「数字で知るfreee」

ARRのSaaS企業ランキング5位は、フリーです。従業員1000人以下の法人や個人事業主を対象とする「スモールビジネス」向けの経営プラットフォームを提供している企業です。

主力サービスである「freee会計」や「freee人事労務」の新規顧客獲得が順調に進んでいます。また、長期利用のユーザーが増加しています。カスタマーサクセスのサポートや営業努力により、サービスの解約率が低下傾向にあるためです。

これらの取り組みを背景に、ARRは年々、増加傾向にあります。ARRは、2019年には52億7300万円でしたが、2023年には176億2900万円となっています。小規模法人や個人事業主といった潜在顧客はまだまだ存在するため、サービスの機能改善や販促活動などにより、今後も成長が期待されます。

SaaS企業の年収ランキング

SaaS企業の年収ランキング

SaaS企業の年収ランキング上位5社を紹介します。各社の年収は、「日本経済新聞」の調査結果から抜粋した情報です。

各社とも、SaaS事業が伸びています。優秀なエンジニアを高年収で採用しているため、平均年収も高水準になっているものと推測できます。

プレイド:955万円

企業名株式会社プレイド
年収955万円
公式HPhttps://plaid.co.jp
参照元:日本経済新聞「プレイド」

年収のSaaS企業ランキング1位は、プレイドで、平均年収は、955万円です。プレイドの主力商品は、クラウドのCXプラットフォーム「KARTE」です。ユーザーの行動データなどをリアルタイムで蓄積、解析し、顧客ニーズに沿ったウェブサイトやアプリを運営することができます。

CXソフトウェア市場は国内では新興の市場であり、これから競争が激化する可能性があります。プレイドは「KARTE」に依存した経営であるため、引き続き「KARTE」のブランド確立、認知度向上、積極的なマーケティング活動、組織体制の強化などに取り組む方向です。

また、顧客ニーズの多様化に対応しながら、「KARTE」の機能追加・改善を続ける方針です。これらの取り組みにより、今後も高成長が続く見込みであり、平均年収も高水準を維持すると考えられます。

トヨクモ:895万円

企業名トヨクモ株式会社
年収895万円
公式HPhttps://www.toyokumo.co.jp
参照元:日本経済新聞「トヨクモ」

年収のSaaS企業ランキング2位は、トヨクモです。法人向けクラウドサービスの開発・提供を行っている企業です。主なサービスに、緊急時の情報共有が可能な「安否確認サービス2」や、サイボウズ株式会社のプラットフォーム「kintone」と連携するクラウドサービス「kintone連携サービス」、「トヨクモ スケジューラー」などがあります。

「トヨクモ」ブランドの構築に向けた広告費への投資、組織拡大に向けた積極的な人材採用、価格変更などにより、契約数、売上高は順調に伸びています。2024年12月期の売上高は31.5億円です。従業員数は73人で、事業規模に対して少数精鋭の組織体制と言えます。平均年収は895万円と高水準です。

更なる事業拡大に加えて、人件費や広告費への投資は、今後も継続する方針です。このため、平均年収は引き続き高水準が期待できるでしょう。

AI inside:879万円

企業名AI inside株式会社
年収879万円
公式HPhttps://inside.ai
参照元:日本経済新聞「AI inside」

年収のSaaS企業ランキング3位は、AI insideです。主力製品は、AI技術を用いた高精度の文字認識ツール「DX Suite」やAI統合基盤「AnyData」などです。

「DX Suite」のユーザー数は6.5万人以上で、AI-OCR市場で4年連続No.1を誇っています。高い技術力に加え、全国の幅広い業種をカバーする販売チャンネルを保有していることもあり、ユーザー数は堅調に推移しています。IT投資や広告宣伝費、オフィス移転費用などを上回る売上増加を達成しており、2025年8月時点の売上高は11.3億円です。

営業・開発部門を中心に人材獲得を進めており、平均年収は879万円です。財務状況が安定していることも、AI insideの強みと言えます。今後も成長投資や市場変化への対応が順調に続けば、引き続き高年収が期待できるでしょう。

アステリア:844万円

企業名アステリア株式会社
年収844万円
公式HPhttps://jp.asteria.com
参照元:日本経済新聞「アステリア」

年収のSaaS企業ランキング4位は、アステリアです。データ連携ツール「ASTERIA Warp」やモバイルアプリ作成ツール「Platio」などの開発・販売を行っています。「ASTERIA Warp」は、18年連続国内シェアNo.1を誇っています。平均年収は、844万円です。

強みとしているデータ連携やノーコードは、成長性が高い分野です。そのため、今後、競合企業の参入、競争激化といったリスクも考えられます。業績次第では、平均年収も上下するでしょう。

ただし、アステリアは成果主義を取り入れているため、従業員それぞれの年収は平均とは大きく異なる可能性があります。人材の評価基準が具体的に定められており、年齢や勤続年数ではなく、成果により給与・昇進が決まる仕組みです。このため、優秀な人材は、高いモチベーションのもとで働ける環境にあります。

スカラ:775万円

企業名株式会社スカラ
年収775万円
公式HPhttp://scalagrp.jp
参照元:日本経済新聞「スカラ」

年収のSaaS企業ランキング5位は、スカラで、平均年収は775万円です。スカラは、SaaSビジネスを中心に、DX事業、EC事業、人材事業、インキュベーション事業などの幅広いビジネスを展開する持株会社です。1991年12月に設立し、アメリカのソフトウェア製品の日本語版開発や国内販売などを手掛けてきました。その後、事業分野を拡大し、グループ会社とともに成長を続けてきました。

近年は業績が低迷傾向にあり、2024年6月期以降、赤字が続いています。事業構造改革を進めたことにより、現在はDX事業を中心に営業利益が改善しつつあります。今後は、DX事業の拡大、新規事業の創出、グローバル展開などにより、業績の回復・成長を目指す方針です。

SaaS企業の時価総額ランキング

SaaS企業の時価総額ランキング

SaaS企業の時価総額ランキング上位5社を紹介します。各社の時価総額は、「Yahoo!ファイナンス」で2025年7月30日現在確認できた情報です。

ラクス:4162億9900万円

企業名株式会社ラクス
時価総額4162億9900万円
公式HPhttps://www.rakus.co.jp
参照元:Yahoo!ファイナンス「(株)ラクス」

日本のSaaS企業の売上高ランキングで2位、ARRランキングで1位のラクスが、時価総額ランキングで1位となりました。ラクスの時価総額は、4162億9900万円で、2位以下と1000億円近い差をつけています。

ラクスは業績が安定しており、引き続き成長が期待できることから、株価も上昇傾向です。創業から15年目の2015年に東証マザーズ市場に上場し、2021年には東証第一部へ市場変更して企業価値の向上を図ってきました。インボイス制度や電子帳簿保存法の改正も、事業拡大の追い風になったと考えられます。

2026年3月期の通期計画によると、売上高は594億円(前期比21.5%増)、営業利益は150億円(同47.2%増)で、今後も増収増益が続くと見込まれています。また、1株配当は1株あたり6.50円と予想されています。

マネーフォワード:3254億6300万円

企業名株式会社マネーフォワード
時価総額3254億6300万円
公式HPhttps://moneyforward.com
参照元:Yahoo!ファイナンス「(株)マネーフォワード」

時価総額のSaaS企業ランキング2位は、マネーフォワードです。日本のSaaS企業の売上高ランキングで4位、ARRランキングで3位のマネーフォワードが時価総額もランクインしました。時価総額は3254億6300万円で、3位以下とは800億円以上の差があります。

マネーフォワードは、2012年5月設立で、5年後の2017年には東証マザーズ市場へ上場、2021年に東証第一部へ市場変更しています。

この間、M&Aも積極的に行い、複数企業のグループ会社化や子会社化も進めてきました。銀行との合弁会社も設立し、金融サービスと融合したサービス展開を図ることで、収益源の多角化も目指しています。

SaaS事業は好調ですが、商品開発コストやエンジニアの積極的な採用などの影響で、赤字が続いています。昨今、赤字幅は縮小傾向にあるものの、当面は経常損失が続く見込みです。

フリー:2425億5400万円

企業名フリー株式会社
時価総額2425億5400万円
公式HPhttps://corp.freee.co.jp
参照元:Yahoo!ファイナンス「フリー(株)」

時価総額のSaaS企業ランキング3位は、フリーです。SaaS上場企業のARRランキング5位の企業で、時価総額は2425億5400万円です。

フリーは、他のSaaS企業と同様に、開発費用やユーザー獲得に向けた費用などを先行投資してきました。そのため、創業以来、2024年6月期までは赤字が続いていましたが、2025年6月期に、はじめて黒字化を達成しています。2025年6月期の売上高は332.7億円(前年度比30.8%増)、優良課金ユーザー数は約61万件と順調な経営成績を残しています。

解約率の改善や長期顧客の獲得、AIを活用した新規プロダクト開発などにより、今後も更なる成長が期待できるでしょう。2026年6月期も409.3~415.9億円の売上高を見込んでいます。

Sansan:2403億8100万円

Sansan株式会社
引用元:Sansan株式会社
企業名Sansan株式会社
時価総額2403億8100万円
公式HPhttps://jp.corp-sansan.com
参照元:Yahoo!ファイナンス「Sansan(株)」

時価総額のSaaS企業ランキング4位は、Sansanです。日本のSaaS企業の売上高ランキング5位、上場企業のARRランキング4位の企業です。時価総額は2403億8100万円で、3位のフリーとは約22億円の僅差となっています。

Sansanのサービスのうち、「Sansan」や「Eight」は、売上高が大きく、比較的安定的に利益を確保できます。一方、「Bill One」は売上高成長率155.5%の高成長事業です。性質の異なる事業を複数展開し、「Sansan」や「Eight」で創出したキャッシュを「Bill One」に投入できることは、Sansanの大きな強みと言えるでしょう。

今後は、事業拡大に伴う人件費や広告宣伝費の増加、本社移転費用などは発生する見込みですが、長期的な営業利益は確保できる見通しです。株主還元の一環として、自己株式の取得も検討しています。時価総額は、さらに上昇すると考えられます。

サイボウズ:2134億500万円

企業名サイボウズ株式会社
時価総額2134億500万円
公式HPhttps://cybozu.co.jp
参照元:Yahoo!ファイナンス「サイボウズ(株)」

時価総額のSaaS企業ランキング5位は、サイボウズです。1997年8月に創業し、SaaS企業黎明期から事業を開始した企業で、時価総額は2134億500万円です。

サイボウズは、主にグループウェア(情報共有プラットフォーム)の開発、販売、運用を行っています。具体的には、業務システム構築プラットフォーム「kintone」、中小企業向けグループウェア「サイボウズOffice」、中堅・大規模組織向けの「Garoon」、メール共有システム「Mailwise」などです。2024年に主要サービスの価格改定を行った影響もあって、増収増益となっています。

ただし、「kintone」の単価が低めであることは、課題とされています。また、他のサービスもリリースから年月が経過していて、大幅な成長は見込めません。このため、競争力の維持に向けた取り組みが必須であり、現在は、グローバルな新規事業の創出や研究開発活動に注力しています。

SaaS企業とは

SaaS企業とは

SaaSはSoftware as a Serviceの略で、クラウド上で利用するソフトウェアを提供するサービスを指します。利用者は、ソフトウェアを端末にインストールするのではなく、サービス提供企業のサーバー上で利用します。SaaS企業とは、このサービスを提供する企業です。

利用者は、サイトにアクセスしてログインすればサービスを利用できます。ソフトウェアは運営会社が管理するので、常に最新版です。利用料金は、月額や年額の定額制が一般的です。

SaaSは、多様なジャンルで導入されています。たとえば、会議ツールやビジネスチャット、顧客管理、マーケティング、業務効率化などです。

SaaS業界はやめとけと言われるのはなぜ?

SaaS業界はやめとけと言われるのはなぜ?

SaaS業界は「やめとけ」という意見が一部にあるようです。「やめとけ」と言われる主な理由として、次の3点が考えられます。

スタートアップ気質でハードワークが常態化している

スタートアップ気質でハードワークが常態化していることは、SaaS業界は「やめとけ」と言われる一因です。SaaS企業には、スタートアップ企業やベンチャー企業が多く、社内組織が未熟なこともよくあります。

このような企業は、業務分担や命令系統があいまいな上、経験豊富な社員が少ないため、即戦力が求められます。能力以上の業務を任されることもあるでしょう。また、市場動向などに応じて迅速に対応しなければならない業務が多く、労働時間も長くなりがちです。

今後、成長する可能性はあるものの、当面はハードワークを覚悟しなければなりません。スタートアップ気質を受け入れられない人には、SaaS業界は不向きでしょう。

営業成果が商品の競争力に影響される

営業成果が商品の競争力に影響されることも、SaaS業界は「やめとけ」と言われる理由です。一般的なIT商材は、顧客のニーズに応じてカスタマイズして販売できます。顧客ニーズを的確に把握し、最適な提案をすることが、営業成果に繋がります。

しかし、SaaS商材は、顧客ごとにカスタマイズできません。既存のプランの中から複数を組み合わせて利用してもらうことになります。機能や価格など商品そのものの競争力が、営業成果に直結してしまいます。特に、ベンチャー企業の商材は大手より認知度が劣るため、営業成果が出にくい可能性があるでしょう。

短期の業績目標が厳しすぎる

SaaS業界は「やめとけ」と言われる理由の一つに、短期の業績目標が厳しすぎることが挙げられます。SaaSの営業職は、日次や週次など、短期の業績目標を課されるのが一般的です。「今週中に何件の契約を獲得する」などです。高いノルマが課されることもよくあるため、プレッシャーに感じるかもしれません。

SaaS商品の多くはサブスクなので、顧客の満足度を長期的に維持することも重要です。商品の質が低ければ、顧客は他社製品に移ってしまいます。顧客に商品の利用方法を伝えるカスタマーサクセスも重要です。解約率を抑え、サービスを継続的に利用してもらうため、顧客と良好な関係性を築く必要があります。

SaaS企業の将来性は?転職するメリット

SaaS企業の将来性は?転職するメリット

SaaS企業の将来性や、SaaS企業に転職するメリットについて解説します。

上のようなメリットを感じる方は、ぜひSaaS企業への転職を前向きにご検討ください。

成長市場で需要が多い

SaaS業界は、成長市場で需要が多い業界です。そのため、SaaS企業へ転職するメリットは大きいと言えます。

新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの企業がリモートワークを導入しました。これをきっかけに、オンライン会議や電子決裁、ビジネスチャット、クラウド型セキュリティといったSaaSの需要が大幅に増加しました。働き方改革が進んでいることもあり、リモートワーク関連のニーズは、当面、高水準が続くでしょう。

企業のDX推進も加速しています。SaaSは、最新技術や高度な機能を簡単に導入できるため、DX推進にも積極的に活用されています。さらに、AI技術とSaaSの連携が進んでいることも、SaaS市場の成長要因です。

未経験者向けの求人が比較的多い

未経験者向けの求人が比較的多いことは、SaaS企業へ転職するメリットの一つです。SaaS企業は数多く設立されていますが、その大半がスタートアップ企業、ベンチャー企業などの新興企業です。SaaS業界自体の歴史も浅く、ベテランの業界経験者はあまりいません。

このため、SaaS企業は、業界経験者にこだわらず、未経験者でも積極的に採用する傾向にあります。異業種からでも応募できる求人は実際に多く、ポテンシャル採用も盛んです。

未経験者が将来性の高いSaaS業界に転職するなら、業界の歴史が浅い今がチャンスと言えるでしょう。ぜひチャレンジしてはいかがでしょうか。

多様な業務に携わるので視野・スキルが広がる

SaaS企業では多様な業務に携わるので、視野・スキルが広がるでしょう。この点も、SaaS企業へ転職するメリットです。

SaaS企業には、マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスといった部署があります。これらの部署を数年ごとに異動するSaaS企業が多いので、幅広い実務経験を積むことができます。

多様な職種の経験者は、SaaS以外の業界でも活躍できるため、SaaS企業からの転職でも有利となるでしょう。SaaS企業からの転職は、外資系など他のSaaS企業のほか、SaaS以外のIT業界、人材業界など幅広い選択肢が考えられます。独立・開業するキャリアパスもあります。

SaaS企業への転職を成功させるコツ

SaaS企業への転職を成功させるコツ

SaaS企業への転職を成功させるにはコツが必要です。以下に詳しく解説します。

キャリアの棚卸しと自己分析をする

SaaS企業への転職を成功させるコツとして、キャリアの棚卸しと自己分析をすることがまず挙げられます。同じような業務を担当しても、取り組む姿勢や工夫したことなどは人それぞれです。キャリアの棚卸しは、職歴の羅列のみならず、そこから得たことを整理する作業です。具体的には、次のような項目を書き出してみると良いでしょう。

  • これまでの職歴、職務内容
  • 担当した業務の実績
  • 保有スキル・資格
  • やりがいを感じたこと
  • 課題を乗り越えた経験
  • 失敗した経験、苦手なこと

この作業を通じて、自分の強み・弱みを客観的に把握できるはずです。将来のキャリアパスを考える上でも、役に立つでしょう。

転職理由や目的を明確にする

転職理由や目的を明確にすることも、SaaS企業への転職を成功させるコツです。転職理由は、面接選考において高確率で聞かれます。あらかじめ明確にしておけば、しっかりと受け答えできるでしょう。

転職の目的も重要です。転職することで何を実現したいのかを明らかにしてください。目的に合致しない企業を選んでしまうと、転職後にミスマッチに気づき、早期退職に繋がるかもしれません。

転職の目的は、掘り下げて考えてください。「給与が少ない」という不満があって転職する場合でも、成果を正当に評価される企業に移りたいのか、より難易度が高い仕事に就いてキャリアアップを図りたいのかで、選ぶべきSaaS企業が変わるためです。

業界のトレンドや企業特性をリサーチする

業界のトレンドや企業特性をリサーチすることも、SaaS企業への転職を成功させるコツの一つです。SaaS業界についてよく知ることで、転職後のミスマッチを軽減できます。SaaS企業のサイトや投資家向け情報などで、企業の特徴や社風を調べてみてください。自分に合うSaaS企業が見つかれば、やりがいを持って仕事に取り組めるでしょう。

ただし、企業内部の雰囲気、実際の職場環境などは、個人で調べるのが困難です。当該企業とコネクションを持つ転職エージェントであれば、これらの情報も把握しています。

転職エージェントを活用する

SaaS企業への転職を成功させるコツとして、転職エージェントの活用も必須と言えます。転職エージェントは、求人の紹介や応募書類の添削、面接対策、企業との年収交渉、面接の日程調整など、転職に必要なことを何でもサポートしてくれます。

SaaS業界の転職事情や、求人を出しているSaaS企業の内部情報なども把握しているので、面接でアピールすべき点なども教えてくれるでしょう。非公開の独自求人情報を紹介してもらえることもあるので、好条件で転職できるかもしれません。

転職エージェントは数多くあり、得意分野や保有している求人情報がそれぞれ異なります。そのため、複数の転職エージェントに登録することをおすすめします。

SaaS企業への転職におすすめのエージェント

SaaS企業への転職におすすめのエージェント

人気の高いSaaS企業の求人には、応募する人も多く、高倍率となるのが常です。SaaS企業への転職には、転職エージェントの活用が不可欠と言えるでしょう。SaaS企業への転職におすすめのエージェントを3社紹介します。

SaaS企業への転職におすすめのエージェント

SQiL Career Agent

SQiL Career Agent
引用元:SQiL Career Agent
SQiL Career Agentの特徴
  • 営業パーソン向けに特化した転職エージェント
  • 営業スキルに関するデータを多数保有
  • 転職者が身につけるべきスキルなどを具体的に提案

SQiL Career Agentは、営業職に特化した転職エージェントです。全国の求人を扱っていますが、関東や関西エリアの求人が特に充実しています。

運営会社は営業代行や営業コンサルを行っている企業なので、営業職に詳しいことが強みです。各企業の営業手法や顧客属性など、営業に関するデータも多数保有しています。

SaaS業界での営業経験があるアドバイザーが在籍しており、質の高いサポートを提供可能です。転職者の市場価値を正確に見極めてマッチングするため、キャリアアップが実現できるでしょう。書類添削や面接対策にも丁寧に対応します。企業へのアピール方法など、的確なアドバイスが受けられるので安心です。

アドバイザーは業界事情を熟知しているので、キャリアチェンジのために必要なスキルのアドバイスも可能です。今すぐの転職を希望していなくても、相談に乗ってもらえます。スキルの棚卸しなど、転職活動の初期段階で悩んでいる方も、ぜひ利用してみてください。

SQiL Career Agentの基本情報
運営会社株式会社セレブリックス
公式サイトhttps://sqil-career.com/
公開求人数非公開(2025年8月13日現在)
主な求人職種営業職

関連記事>>SQiL Career Agentの評判・口コミ

9Eキャリア

9Eキャリア
引用元:9Eキャリア
9Eキャリアの特徴
  • 営業職への転職に特化した転職エージェント
  • SaaS・IT業界営業職の求人情報が充実
  • 専門アドバイザーによる高品質かつ丁寧な支援

9Eキャリアは、営業職への転職を専門とする転職エージェントです。SaaS・IT業界の営業職をはじめ、カスタマーサクセス、インサイドセールス、キャリアアドバイザー職など将来性の高い分野に特化しています。

SaaS企業の求人情報が多数あり、他社にはない好条件の独自求人情報も豊富です。未経験者歓迎の求人から、マネージャーポジションなど責任あるポジションの求人まで、幅広い求人情報が揃っています。優良スタートアップ企業、メガベンチャーなど様々な企業タイプの求人を扱っていることもあり、希望条件を叶えやすいでしょう。

伴走型の転職支援をモットーとしており、在籍している専門アドバイザーは、書類作成や面接対策などに丁寧に対応しています。一人一人に的確なアドバイスをするので、選考通過率も上がるでしょう。内定後の年収交渉も得意としていて、多くの利用者が年収アップに成功しています。

キャリア相談にも注力しており、中長期的に利用することも可能です。転職すべきか迷っている方も、ぜひ相談してみてください。

9Eキャリアの基本情報
運営会社株式会社9E
公式サイトhttps://9e-career.com/
公開求人数非公開(2025年8月13日現在)
主な求人職種営業職

関連記事>>9Eキャリアの評判・口コミ

hape Agent

hape Agent
引用元:hape Agent
hape Agentの特徴
  • 営業職に特化したキャリア支援サービス
  • 異業種への転職も丁寧に支援
  • 地方にも拠点を有し、Uターン・Iターン支援にも注力

hape Agentは、営業職のキャリア支援に特化した転職エージェントです。様々な業界の営業職の求人が充実しており、SaaS業界の求人も豊富です。SaaS業界に詳しいアドバイザーも在籍しています。

営業職をひとくくりにするのではなく、各業界の事情に合わせたサポートを提供しています。たとえば、営業職の職務経歴テンプレートが300種類以上用意されているので、SaaS業界が初めての方でも質の高い書類を作成可能です。

地方の転職に強いことも、hape Agentの特徴です。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、宮城にオフィスがあり、各エリアの転職事情をよく知るキャリアアドバイザーや、採用企業への営業を担当するリクルーティングアドバイザーが在籍しています。

中長期的なキャリアの相談も可能です。いずれは地方で働きたいとお考えの方も、ぜひ早めに相談してみてください。なお、各オフィスでは、対面での面談や相談にも対応しています。

hape Agentの基本情報
運営会社株式会社hape
公式サイトhttps://agent.hape.co.jp/
公開求人数非公開(2025年8月13日現在)
主な求人職種営業職

関連記事>>hape Agent(エイプエージェント)の評判・口コミ

SaaS企業ランキングに関するQ&A

SaaS企業ランキングに関するQ&A

SaaS企業ランキングに関してよくある疑問を2点紹介します。

日本の三大SaaS企業は?

今回調査した「SaaS企業の売上高ランキング【日本】」の結果から、日本の三大SaaS企業は次の3社です。

  • 1位:エス・エム・エス
  • 2位:ラクス
  • 3位:オービックビジネスコンサルタント

SaaS業界は市場の拡大が続いており、多くのSaaS企業が成長傾向にあります。M&Aによる業界再編も頻繁に行われていることから、SaaS企業ランキングは、今後入れ替わる可能性があります。転職先のSaaS企業を選ぶ際は、各企業の事業内容や職場環境などの詳細を必ずチェックしてください。詳細情報がわからない場合は、転職エージェントに相談すると良いでしょう。

SaaSで有名なサービスは?

SaaSで有名なサービスには、ビジネスチャット系やウェブ会議系など様々なものがあります。一例を次表で紹介します。

分類サービス
ビジネスチャット系Slack
Chatwork
LINE WORKS
ウェブ会議系Zoom
Google Meet
Microsoft Teams
プロジェクト管理系Backlog
Asana
Trello
会計ソフト系freee
マネーフォワード クラウド
弥生オンライン

SaaSのサービスは、導入が容易で使い勝手が良いことなどから、多くの企業・個人に利用されています。初期費用を抑えられるさえられる点や利用場所を選ばない点、常に最新のサービスを利用できる点なども、人気の理由でしょう。

SaaS企業ランキングのまとめ

SaaS企業ランキングのまとめ

この記事では、SaaS企業ランキングやSaaS企業に転職するメリット、SaaS企業ランキングに関するQ&Aなどを解説しました。SaaS業界は歴史が浅く、新興企業が多いため、未経験者の求人が多い傾向にあります。未経験者がSaaS企業に転職するなら、今がチャンスです。

人気の高いSaaS企業への転職には、転職エージェントの活用が不可欠です。記事内で紹介した転職エージェント情報をぜひ参考にしてください。

商号フリーコンサル株式会社(Freeconsul Inc.)
URLhttps://freeconsul.co.jp/
本社所在地〒107-0062
東京都港区南青山3丁目1番36号青山丸竹ビル6F
有料職業紹介許可番号13-ユ-316208
特定募集情報等提供事業者受理番号51-募-001302
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