企業の認知拡大やブランド価値向上に向けて、広報強化を検討する企業が増えています。一方で、SNSやWebメディアの普及によって情報発信スピードが加速化し、社内体制だけでは対応しきれないケースも少なくありません。
こうした状況で頼れるのが、広報・PRに強いコンサルティング会社です。現状分析から戦略立案、施策の実行支援、メディアリレーションの構築まで、専門的な知見の活用により限られたリソースでも広報活動の成果を高めやすくなります。
本記事では、おすすめの広報・PRコンサルティング会社や支援内容、選び方、費用相場、導入事例を紹介します。広報体制の強化を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
広報・PRコンサルティングとは?

広報・PRコンサルティングとは、企業の広報活動やPR戦略を専門的に支援するサービスです。ステークホルダーとの関係構築やメディア対応、情報発信の戦略立案など、幅広い領域を支援します。
Web、SNS、マスメディアといったさまざまなチャネルを活用した広報戦略の策定から、外部メディアへの露出を狙ったアプローチ、イベント企画まで対応範囲は多岐にわたります。広報・PRに特化した知見を持つコンサルタントが、企業の広報部門立ち上げや人材育成まで支援するケースも少なくありません。
広報・PR戦略を強化したい、自社に広報部門を新設したいと考えている企業にとって、効率的に成果を出すための心強いパートナーです。
広報・PRコンサルの役割・必要性
広報・PRコンサルティングが求められる背景には、ビジネス環境の急速な変化があります。SNSの普及による情報発信のリアルタイム化、企業の社会的な責任や情報開示への要求の高まりなど、広報活動に求められる水準は年々上昇しています。
社内の広報部門だけでは、急速な変化に対応しきれないケースも少なくありません。もし不祥事やクレームといった緊急事態が発生した際も、第三者の視点を持つコンサルタントがいることで、冷静かつ的確な判断を下しやすくなります。
そのため、広報・PRコンサルタントは豊富な経験と業界知識を活かし、企業の広報課題を効果的に解決する存在といえます。
広報・PRコンサルティングの支援内容

広報・PRコンサルティングでは、企業の課題やニーズに応じて、戦略立案から実行支援まで幅広くサポートします。ここでは、広報・PRコンサルティングの具体的な支援内容を解説します。
現状や市場環境の調査
効果的な広報戦略の策定には、自社の現状や市場環境の正確な把握が重要です。広報・PRコンサルティング会社は客観的な視点を活かし、企業の強み・弱みの洗い出し、ターゲット層のニーズ調査、競合による広報活動の分析、メディアでの露出状況の把握などを行います。
食品メーカーを例に挙げると、商品の特徴や価格帯、SNSでの口コミ傾向、競合メーカーによる新商品の発表頻度などを詳しく調べます。業界全体のトレンドや消費者の購買行動の変化も分析対象です。
プロの視点を取り入れると、社内だけでは気づきにくい要素も明確化します。調査結果を基に広報活動の方向性を定めることで、より効果的で現実的な施策につなげられるでしょう。
広報・PR戦略の立案
広報・PR戦略の立案では、企業の目標や課題に合わせて広報活動の方針や具体的な手段を提案します。どのメディアで情報を発信すべきか、どのようなメッセージを伝えると効果的かなど、現状分析を基に戦略を立案することが特徴です。
戦略の立案だけでなく、プレスリリースの作成、企業SNSの運用、Webサイトの構築といった具体的な広報手段の提案も行います。また、オンラインPRなどデジタル媒体を活用した広報活動のアイデアを提供し、企業の魅力を効率よく発信できる仕組みづくりも支援対象です。
プロの視点で戦略を一緒に考えることで、広報活動が無駄なく効果的に進み、ブランドイメージや認知度の向上を目指せます。
施策の実行支援
立案した広報・PR戦略に紐づく施策を設計し、実行まで伴走する点も、代表的な支援内容のひとつです。
戦略を具体的な行動へ落とし込むため、PR施策の企画から実施までを一貫して支援します。企業発表の見せ方や話題性のある切り口の設計、ストーリー性を意識したコンテンツ制作など、注目を集めるための工夫を重ねていく点が特徴です。
また、デジタルマーケティングの要素を取り入れた新しいPR手法の開発、業界の枠を超えたコラボレーション企画、社会課題と連動したCSR広報など、時代のニーズを踏まえたアプローチも支援に含まれます。戦略提示にとどまらず、施策の実行段階まで伴走し、計画倒れを防ぎながら成果につながる体制を構築します。
メディアとの関係構築サポート
メディアとの関係構築サポートも、広報・PRコンサルティング会社の代表的な支援内容です。具体的には、取材対応の支援やメディアとの良好な関係づくりを行います。
記者会見の企画や運営、発表時のコメント原稿の作成まで、広報活動を円滑に進めるための具体的な支援を提供することが特徴です。
広報・PRコンサルティング会社は、新聞社やテレビ局、Webメディアなど幅広いメディアとのネットワークを持っています。そのため、企業のメッセージを正確に伝えられるよう調整し、メディア露出を効果的に増やすことが可能です。
組織内コミュニケーション戦略の立案・実行
組織内コミュニケーション戦略の立案・実行は、企業全体の一体感を醸成し、従業員のモチベーションを高める支援です。広報・PRコンサルタントは効果的な社内コミュニケーションの戦略を立案し、実現までをサポートします。
主な支援内容として、社内報やイントラネットの企画・運営支援、経営方針の伝達方法の立案、社内イベントの企画と実施サポート、部門間の情報共有の仕組みづくりなどが挙げられます。社内SNSの導入支援では、プラットフォーム選定から投稿ガイドラインの作成、活性化策の立案まで幅広く対応可能です。
社内広報の強化を通じて、企業文化の醸成や従業員エンゲージメントの向上を図れます。
広報・PRコンサルティング会社おすすめ5社

ここでは、おすすめの広報・PRコンサルティング会社を紹介します。それぞれの特徴やおすすめのポイントも交えてお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
株式会社タナベコンサルティング

- 経営コンサルティング会社として創業69年※の実績に基づく、広報・PRの戦略的な支援
- メディアインバウンド戦略で、取材やリサーチ問い合わせを自然に受ける仕組みを構築
- トリプルメディア戦略を組み合わせ、一貫したマーケティングストーリーを設計
株式会社タナベコンサルティングは、経営コンサルティング会社として創業69年※の実績を持ち、広報・PRでも事業課題に根ざした戦略的支援を行う会社です。広報・PRは「情報を発信すること」がゴールではないという考えのもと、認知拡大と質の高い集客を実現し、持続的に成果を生み出すことを重視しています。
支援内容は多岐にわたり、まず事業フェーズや組織体制、抱えている課題を多角的に分析します。分析を基に、広報・PR基盤の構築からメディアリレーションの構築、ブランド認知度拡大施策まで、段階を踏んで一気通貫で支援する点が特徴です。
メディアインバウンド戦略では、マスメディアが他メディアの報道を追いかける性質を利用し、取材やリサーチの問い合わせを自然に受ける仕組みを構築します。
また、オウンドメディア・ペイドメディア・アーンドメディアを組み合わせたトリプルメディア戦略で、一貫したマーケティングストーリーを構築し、競合との差別化を図ります。
| 株式会社タナベコンサルティングの基本情報 | |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社タナベコンサルティング |
| 設立 | 2022年4月15日 |
| 本社所在地 | 東京本社 東京都千代田区丸の内1-8-2 鉃鋼ビルディング9F 大阪本社 大阪府大阪市淀川区宮原3-3-41 |
| 公式サイト | https://www.tanabeconsulting.co.jp/brand/ |
株式会社電通PRコンサルティング

- 電通グループのPR専門会社として豊富な実績を持つ
- BtoC・BtoB・ヘルスケア・政府自治体など多様な業種に対応
- 広報効果測定ツール「PRism Insight」で、露出データから経営指標との相関関係まで可視化
株式会社電通PRコンサルティングは、電通グループの一員として豊富な実績を持つPR専門会社です。
社会性をもった価値ある情報発信を通じて、企業価値の向上につなげることを重視しています。支援内容は多岐にわたり、BtoC・BtoB・ヘルスケア・メディカル・政府官公庁・業界団体・NPO・NGO・大学など、幅広い業種に対応しています。
戦略PR視点に基づき、各種PR活動を複合的・立体的に組み合わせながら、顧客に合わせた施策を展開する点が特徴です。統合型PRソリューションとして、マーケティングコミュニケーションからコーポレートコミュニケーション、リスクマネジメントまで一気通貫で対応します。
また、独自開発の広報効果測定ツール「PRism Insight」を活用し、露出データの取得・分析から、売上・株価など経営指標との相関関係の可視化まで対応できる点が強みです。KPI達成状況の把握から経営報告まで、広報・PR業務の意義を明確化し、価値を拡大する仕組みを提供しています。
| 株式会社電通PRコンサルティングの基本情報 | |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社電通PRコンサルティング |
| 設立 | 1961年9月20日 |
| 本社所在地 | 東京都港区東新橋1-8-1 |
| 公式サイト | https://www.dentsuprc.co.jp/ |
共同ピーアール株式会社

- 日本におけるPR会社のパイオニアとして、幅広い業種・業態に対応
- 広報・PRコンサルティング、デジタルPR、危機管理広報、海外広報まで総合的に支援
- 広報教育プログラムを展開し、企業の広報担当者育成にも注力
共同ピーアール株式会社は、日本におけるPR会社のパイオニアとして、幅広い企業や団体の広報課題を解決してきた会社です。持続的な企業価値の向上につなげることを重視しています。
支援内容は、広報・PRコンサルティングを中心に、デジタルPR、危機管理広報、海外広報、インフルエンサーマーケティング、AI・ビッグデータソリューションまで対応しています。新商品・新店舗PR、記者発表会・PRイベント、報道分析、オウンドメディアコンサルティングなど、個別のPRソリューションも充実している点が特徴です。
また、企業の広報担当者育成にも注力しています。企業の成長に合わせて必要なトレーニングを段階的に実施し、将来を見据えたコミュニケーション力の向上を支援します。
さらに、オンラインメディアマッチングサービス「Kyodo PR connect」やメディア検索・配信・分析ツール「PR-FORCE」など、広報・PR戦略に役立つ独自サービスを展開しているのも強みです。
| 共同ピーアール株式会社の基本情報 | |
|---|---|
| 会社名 | 共同ピーアール株式会社 |
| 設立 | 1964年11月14日 |
| 本社所在地 | 東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア10F |
| 公式サイト | https://www.kyodo-pr.co.jp/ |
株式会社サニーサイドアップグループ

- リテーナーサービスを中心に、中長期的なPR活動から単発のプレスリリース配信まで柔軟に対応
- 記者会見・PRイベント・プレスセミナーなど多様な手法で情報発信を支援
- 危機管理・リスクマネジメント・メディアトレーニングなど、平常時から緊急時まで一貫サポート
株式会社サニーサイドアップグループは、企業や商品の認知拡大から危機管理まで、総合的なPRサービスを提供する会社です。「人の気持ちを動かし、世の中を動かす」プロとして、新たな価値を創り出すPRの推進を重視しています。
中長期的なPR活動を目的としたリテーナーサービスでは、最新のメディア動向やトレンドを踏まえてニュースを創出し、情報発信の最適なタイミングと切り口を継続的に提案します。
特徴的なのは、プレスリリース作成・配信、記者会見、PRイベント、メディアリレーション、パブリシティ、パブリック・アフェアーズなど多岐にわたる領域に対応している点です。特にPRイベントでは、企画からイベント制作業務までの一貫支援が可能で、メディアが取り上げたくなる画素材・情報の創出に注力しています。
また、メディアとの強力なリレーション力も強みです。これまでの実績によりメディア担当者から高い信頼を得ており、メディアを熟知した専属チームが効果的なパブリシティ獲得を実現します。
| 株式会社サニーサイドアップグループの基本情報 | |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社サニーサイドアップグループ |
| 設立 | 1985年7月1日 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-23-5 プライム千駄ヶ谷ビル |
| 公式サイト | https://www.ssu.co.jp/ |
プラップコンサルティング株式会社

- トップを含めた経営層へのコンサルティング経験と実績が豊富
- メディアトレーニングに強みを持ち、経営幹部向けトレーニングを実施
- 平常時の広報支援から危機管理広報まで、企業広報のベストプラクティスを基に最適解を提案
プラップコンサルティング株式会社は、経営視点に基づいた広報活動を支援し、企業広報のベストプラクティスを豊富に持つ会社です。長年にわたりさまざまな業界・業種のクライアントに対して、トップを含めた経営層への広報アドバイスを行ってきた経験と実績があります。
メディアトレーニングでは、自社の成長性をステークホルダーに対してポジティブかつ的確に伝えるために、経営トップやスポークスパーソンがどのような情報発信を行えばよいのか示す点が特徴です。
代表取締役の井口氏自ら、トップインタビューから緊急事態発生時の記者会見を想定したクライシスコミュニケーション・トレーニングまで、年間200件以上のトレーニングを手がけています※。
また、企業広報コンサルティングでは、コーポレート広報における日常的なコーポレートコミュニケーション活動全般に関してアドバイスを行っています。必要に応じて、経験豊富なコンサルタントに柔軟に相談できる体制が整っているのも強みです。
| プラップコンサルティング株式会社の基本情報 | |
|---|---|
| 会社名 | プラップコンサルティング株式会社 |
| 設立 | 2021年9月1日 |
| 本社所在地 | 東京都港区赤坂9-7-2 ミッドタウン・イースト8階 |
| 公式サイト | https://www.prapcon.co.jp/ |
広報・PRコンサルティング会社の選び方

自社に合った広報・PRコンサルティング会社を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。ここでは、広報・PRコンサルティング会社の選定時に確認したいポイントを解説します。
広報・PRの支援実績が豊富にあるか
まず、コンサルティング会社の実績を確認しましょう。同業界での支援実績の有無、手がけた案件の規模感などを確認することで、会社選びでの失敗を防ぎやすくなります。
ただし、実績の数だけを見るのは適切ではありません。具体的に実績の内容を把握して、自社の課題解決に役立つ実績があるかを確認しましょう。
会社としての実績だけでなく、実際に担当するコンサルタント個人の経験も確認すべきポイントです。会社自体が豊富な実績を持っていても、担当者の経験が不足している場合、効果的なサポートを受けられない可能性があります。
可能であれば担当コンサルタントと事前に面談し、具体的な支援イメージを確認しておくのがおすすめです。
サポート内容が自社のニーズと合致しているか
コンサルティング会社には、それぞれ得意分野や強みがあります。自社のニーズに合った会社を選ぶことが、効果的なサポートを受けるためのポイントです。
メディアとの関係性においても、テレビや全国紙へのアプローチに強みを持つ会社がある一方で、業界紙や専門メディアと深いつながりを持つ会社も存在します。最近では、SNSやWebマーケティング領域に特化した支援を提供する会社も少なくありません。
また、広報戦略の方向性についても確認が必要です。積極的なメディア露出を目指す「攻めの広報」が得意な会社もあれば、危機管理広報など「守りの広報」に強い会社もあります。期待する支援内容と、確認ポイントを整理しましょう。
料金や契約形態がわかりやすいか
広報・PRコンサルティング会社を選ぶ際は、料金体系や契約形態が明確でわかりやすいかを確認することが大切です。見積もり時に確認すべきポイントは以下のとおりです。
- 成果物の定義:内容、納期、修正対応の回数上限など
- 運用体制:打ち合わせ回数、連絡方法、対応可能な時間帯・頻度など
- 経費:取材費、システム利用などで発生する費用の想定
- 追加料金の条件:契約範囲外の対応が発生した場合の費用算定ルール
契約後に想定外の費用が発生しないよう、事前に整理しておくことで認識のずれを防げます。複数社から見積もりを取得し、内容と費用のバランスを比較検討することが重要です。
広報・PRコンサルティングの費用相場

広報・PRコンサルティングを依頼する際の費用は、会社の規模や要望により変動します。スポット依頼ではなく継続支援となるケースが多く、依頼費用は大まかに月額10万円前後から100万円以上まで幅広い価格帯です。
以下に、依頼費用を公開している会社の一例として、株式会社第一広報パートナーズの年間契約プランを紹介します。
| プラン名 | 主な対象 | 月額料金(税別) |
|---|---|---|
| 顧問契約 | 広報に関するアドバイスを依頼したい | 15万円~ |
| お始めサポート | 新たに広報を始めたい | 30万円~ |
| OJTサポート | OJTを通じて広報体制を強化したい | 50万円~ |
| 基本サポート | 広報業務をアウトソースしたい | 60万円~ |
自社の予算や支援内容に応じて最適なプランを選ぶためにも、複数社から見積もりを取得しましょう。
広報・PRコンサルティングの導入事例

広報・PRコンサルティングでは、各企業の状況に合わせて最適な支援を提供しています。ここでは、具体的な導入事例を紹介します。
事例①広報の意識改革で発信力強化を実現
| 支援先企業 | 株式会社ルネサンス |
|---|---|
| 支援内容 | 広報内製化コンサルティング |
| 導入コンサル | 株式会社ベーシック |
社内情報をネタ化して発信力を高め、ヘルスケア領域の認知度を向上させた事例です。
ヘルスケア事業の認知不足と、社内情報の掘り起こし不足が課題でした。広報内製化コンサルティングの支援により、広報研修と定期的な部門間ミーティングを実施し、社内に眠る情報をネタ化してリリースを作成できる体制を構築しています。
結果として、リリースの転載数と開封率が上がり、新規申込の獲得につながりました。
事例②コンセプトを貫く戦略広報でブランドの世界観を確立
| 支援先企業 | 株式会社山路フードシステム |
|---|---|
| 支援内容 | ブランド戦略・広報コンサルティング |
| 導入コンサル | 株式会社タナベコンサルティング |
依頼者は神奈川県産品を目指し、丹沢滋黒軍鶏のブランド化を望んでいました。これを受け、担当コンサルタントは環境分析・ポジショニング・商品コンセプトを確定し、「あたりまえの育て方。ほんものの鶏の味。」を軸にパンフレット・商品パッケージ・ECサイトを制作しています。
約半年間の支援により、世界観の確立と社内の広報スキル向上を達成し、ファン層の拡大に成功した事例です。
事例③デジタルPR戦略でブランド価値向上とレピテーション回復
| 支援先企業 | 大手製薬会社 |
|---|---|
| 支援内容 | デジタルPR戦略・オウンドメディア・SNS運用・動画制作 |
| 導入コンサル | 株式会社カーツメディアワークス |
支援先は、企業の評判低下に課題を感じてコンサルを依頼しています。デジタルPR戦略の支援として、オウンドメディアへ社員インタビュー記事の掲載が行われました。
また、スイス本社の動画に日本語字幕・吹替を付けるなど、YouTubeチャンネルの発信を強化しています。一連の支援の結果、ブランド価値の向上や認知拡大、レピテーション回復につながりました。
広報・PRコンサルティングを利用するメリット

広報・PRコンサルティングを利用することで、専門的な知見とネットワークを活かした効果的な情報発信が可能になります。ここでは、広報・PRコンサルティングを活用する主なメリットを解説します。
戦略的な広報・PR活動で成果を高められる
広報・PRコンサルティングを活用する最大のメリットは、専門家の知識や経験を基に戦略的な広報活動を展開できる点です。自社の強みをどう伝えるか、どのタイミングで情報を発信するか、どのメディアにアプローチするかなど、広報活動には多くの判断が求められます。
広報・PRコンサルティングを依頼すると、業界動向や過去の成功事例を踏まえたうえで、自社に合った広報戦略を設計してくれます。最新のトレンドを取り入れた提案や、状況に応じた軌道修正のアドバイスを受けることで、場当たり的な情報発信ではなく、計画性を持った広報活動を実現できるでしょう。
結果として、限られた予算やリソースのなかでも広報の成果を高めやすくなります。
幅広いネットワークを活用しメディア露出を増やせる
広報・PRコンサルタントは、長年の活動を通じて構築したメディアとのつながりを持っています。自社単独でプロモーションを行うよりも、効率的にメディア露出の機会を増やせる点が大きな強みです。
コンサルタントは各メディアが求める情報や特性を熟知しているため、自社の商品やサービスに合った掲載先を的確に提案してくれます。Web媒体には詳細なデータを、雑誌にはビジュアルを軸に世界観を伝える内容を用意するなど、媒体ごとに適したアプローチを具体化できるのが特徴です。
業界専門メディアへの情報提供、テレビや新聞への売り込み、タイムリーな特集企画への参画など、多角的な露出戦略を実行できます。
第三者視点から自社の新たな価値を発見できる
第三者視点からの指摘を受けられる点も大きなメリットです。自社の魅力は、社内にいる人ほど見えにくくなるものです。毎日の業務のなかで当たり前になっている要素が、実は市場で大きな差別化要因になっているケースは珍しくありません。
異なる業界や多様な企業を支援してきた経験を持っている点は、広報・PRコンサルタントならではの強みです。外部の目線で自社を見つめ直すことで、社内では気づかなかった訴求ポイントや、競合と比較した際の優位性が浮かび上がってきます。
コンサルタントとの対話を通じて独自の強みを再認識し、新たな広報の切り口を見つけられる可能性も少なくないでしょう。
社員のリソースを最適化できる
社内リソースの最適化も大きなメリットです。情報発信の企画や原稿作成、メディア対応、効果検証といった一連の業務には、想像以上に時間と手間がかかるものです。しかし、広報業務を外部に委託すれば、社員が本来の役割に専念できる体制を構築しやすくなります。
また、広報部門のない企業で多く見られるのが、営業や企画など他の業務と兼務しているケースです。広報対応を強化すると、本来の業務スケジュールが圧迫され、どちらも中途半端になってしまうリスクが高まります。
専門家に広報実務を任せれば、社員は自分の得意領域に時間を使えるようになり、会社全体としての生産性向上にもつながるでしょう。
広報・PRコンサルティングを利用するデメリット・注意点

広報・PRコンサルティングには多くのメリットがある一方で、リスクになり得る注意点もあります。ここでは、利用前に把握しておきたいデメリットを解説します。
すぐに成果が出るとは限らない
広報・PR活動は、短期間で目に見える成果を出すことが難しい領域です。コンサルに依頼するからには早く結果を求めたくなりますが、事前に心づもりしておくことが大切になります。
広報・PRの本質はステークホルダーとの良好な関係を築き、維持していくことです。情報を発信してからメディア掲載に至るまで、数か月かかるケースも珍しくありません。
また、その記事を読んだユーザーから問い合わせが入り、実際に成約に至るといった最終的な効果が確認できるまで、1年程度かかる可能性もあります。そのため、広報・PRコンサルティングを依頼する際は、短期的な成果を期待しすぎず、年単位での取り組みを前提に計画を立てることが重要です。
広報・PR活動は効果測定が難しい
広報・PR活動は、成果を数値で把握しにくい特性があります。投資対効果を判断するためにも、依頼前にコンサルタントと評価方法を共有しておくことが大切です。
トラブルになりやすいのが、期待した露出に至らなかった場合です。大手メディアでは突発的なニュースの影響で放送が見送られたり、天候や社会情勢の変化でイベントが中止になったりするケースは起こり得ます。
また、メディアはコントロールできないため、「発信内容が想定と違う」といった不満も生じがちです。こうした認識のずれを防ぐためにも、何をもって成果とするかを事前に明確化し、日頃からコンサルタントと密に連絡を取り合いながら進捗を把握しましょう。
広報・PRコンサルティング会社に関するQ&A

広報・PRコンサルティングの活用を検討する際、基本的な用語や概念について疑問を持つ方も多いでしょう。ここでは、よく寄せられる質問について解説します。
危機管理広報とは何ですか?
危機管理広報とは、自然災害や事故、不祥事などの危機が発生した際に行う広報対応を指します。発生した問題による悪影響を最小限に抑え、企業イメージの低下や事業継続への支障を回避することが目的です。
企業活動には常にリスクがつきまとうため、どれだけ対策を講じても、労働災害やデータ改ざんといった問題の発生を完全に防ぐことはできません。危機が表面化した際の対応を誤ると、ステークホルダーだけでなく社会全体から批判を受けるおそれがあります。
SNSの普及により、不用意な発言が瞬時に拡散するリスクも高まっているため、適切な危機管理広報の体制を整えておくことが重要です。
広報とPRの違いは何ですか?
広報はPRに含まれる概念です。
PRは企業や組織と社会との望ましい関係を築き、維持・発展させるための考え方とその実践を包括した概念を指します。広報はPR活動の一部として、主に情報発信を通じてステークホルダーとの信頼関係を構築する役割を担っています。
PRが「考え方と行動の総体」であるのに対し、広報はその実践手段のひとつです。実際の業務では広報とPRの仕事内容が重なる部分も多く、担当者によっては区別が曖昧になりがちです。
両者は密接に関係しており、広報活動はPR戦略の中核を担う役割を果たしています。
広報アドバイザーとは何ですか?
広報アドバイザーとは、企業の広報力向上を支援する専門家です。広報戦略の立案やメディアプランニング、広報効果の測定・分析、研修会の講師など、幅広い領域でサポートを提供します。
コンサルティング会社に所属するケースもあれば、フリーランス広報として活動する専門家もいます。自社の課題や目的に応じて、広報戦略全体の設計を依頼したり、特定のテーマに絞ってアドバイスを受けたりと、柔軟な活用が可能です。
社内に広報の知見が不足している場合や、客観的な視点から改善点を見つけたい場合に活用を検討するとよいでしょう。
おすすめの広報・PRコンサルティング会社のまとめ

広報・PRコンサルティングを効果的に活用すれば、認知拡大やブランド価値向上につなげやすくなります。支援内容は広報体制の内製化支援や戦略広報によるブランド構築、デジタルPRを通じたレピテーション対応など多岐にわたり、企業ごとの状況や目的に応じた柔軟な支援が可能です。
本記事の内容を参考に、自社に合ったコンサルティング会社を見極め、信頼できるパートナーとして広報・PR戦略の強化に活かしてください。


