「給料が思うように上がらない」「職場の人間関係や体力的な負担がきつい…」作業療法士として働く中で、このまま今の職場でいいのかと、ふと将来に不安を感じることはありませんか?
より良い環境でキャリアを築きたいと思いつつも「辞めたいけれど、転職に失敗して後悔するのは怖い」と、具体的な行動に移せないまま時間だけが過ぎてしまう方も少なくないでしょう。
この記事では、そんな悩みを抱える作業療法士におすすめの転職サイトを徹底比較し、転職活動を有利に進めるための具体的な活用法を詳しく解説します。ぜひ、参考にしてください。
作業療法士(OT)向け転職サイトのおすすめ16社を徹底比較

作業療法士(OT)の転職を成功に導く、おすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。
レバウェルリハビリ

- 医療・介護分野で豊富な実績を持つレバウェル株式会社が運営
- LINEでキャリアアドバイザーに気軽に相談できる
- 職場の雰囲気や人間関係など、リアルな情報を提供
レバウェルリハビリは、リハビリ専門職に特化した転職エージェントです。医療・介護分野で豊富な実績を持つレバウェル株式会社が運営しています。長年の支援で培われたノウハウと、医療機関や介護施設との太いパイプを活かし、他では見られないような好条件の非公開求人を多数保有しているのが強みです。
最大の特徴は、専門知識が豊富なキャリアアドバイザーによる手厚いサポートです。求職者一人ひとりの希望やスキルを丁寧にヒアリングし、キャリアプランの相談から求人紹介、面接対策、入職後のフォローまで一貫して支援してくれます。特に、給与や待遇、勤務時間といった条件交渉を本人に代わって行ってくれるため、より良い条件での転職が期待できます。
また、LINEで気軽に相談できる手軽さも魅力で、忙しい業務の合間でもスムーズに転職活動を進めることが可能です。職場の雰囲気や人間関係といった、求人票だけでは分からないリアルな情報も提供してくれるため、入職後のミスマッチを防ぎ、納得のいく転職を実現できるでしょう。
レバウェルリハビリの基本情報 | |
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運営会社 | レバウェル株式会社 |
公式サイト | https://levwell.jp/profession/st/ |
公開求人数 | 3,047件(2025年6月16日時点) |
主な求人職種 | 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、 看護師・准看護師、理学療法士、 臨床検査技師、医療事務など |
PTOT人材バンク

- リハビリ職専門で業界トップクラスの求人数
- 全国を網羅し、地方の転職にも強い
- 経験豊富なキャリアパートナーによる質の高いサポート
PTOT人材バンクは、リハビリ職専門の転職エージェントです。病院から介護施設、訪問、小児領域まで、あらゆるフィールドの求人を網羅しています。
運営元である株式会社エス・エム・エスは、介護・医療分野で多様な情報サービスを展開しており、そのネットワークを活かした質の高い求人が魅力です。年間11,000人以上という業界トップクラスの利用者を誇り、リハビリ職の転職市場を熟知しています。
豊富な求人数はもちろん、求職者一人ひとりに合わせた丁寧なサポート体制も大きな特徴の一つです。専門のエージェントが、これまでの経験や希望するキャリアパスを詳細にヒアリングし、数多くの求人の中から最適な職場を提案してくれます。
履歴書の添削や面接対策も充実しており、転職が初めての方でも安心して活動を進められるでしょう。さらに、Web上で職場の雰囲気を確認できる「Web職場見学」サービスも提供しており、入職後のギャップを最小限に抑える工夫がされています。
PTOT人材バンクの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
公式サイト | https://www.ptotjinzaibank.com/ |
公開求人数 | 41,239件(2025年6月16日時点) |
主な求人職種 | 理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST) |
PTOTSTワーカー

- リハビリ職の非公開求人・独占求人が豊富
- 作業療法士に特化したアドバイザーの手厚いサポート
- スピーディーな対応と丁寧なフォローに定評
PTOTSTワーカーは、医療・福祉分野の転職エージェントです。全国に広がる強力なネットワークを活かし、都市部から地方まで幅広い地域の求人を網羅しています。特に、病院やクリニック、介護老人保健施設、訪問リハビリステーションなど、多様な施設形態の求人を扱っているのが特徴です。
公開されている求人に加え、サイトには掲載されていない「非公開求人」を多数保有しているのが最大の強みです。好条件の求人や、急募のポジションなど、登録者だけがアクセスできる特別な案件に期待が持てます。
また、作業療法士専門のキャリアアドバイザーが、求職者の希望に沿った求人をスピーディーに紹介してくれます。面接の日程調整や条件交渉、さらには円満退社のためのアドバイスまで、転職活動のあらゆる面で手厚いサポートを受けられるでしょう。地方の求人情報も充実しているため、Uターン・Iターンを考えている作業療法士にとっても心強い味方といえます。
PTOTSTワーカーの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社トライトキャリア |
公式サイト | https://ptotst-worker.com/ |
公開求人数 | 22,405件(2025年6月16日時点) |
主な求人職種 | 理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST) |
マイナビコメディカル

- 大手人材会社「マイナビ」が運営する安心感と情報力
- 病院や大手企業の求人に強く、独占求人も多数
- 対面でのキャリア相談など、きめ細やかなサポート体制
マイナビコメディカルは、人材業界のリーディングカンパニーである株式会社マイナビが運営する、医療・介護専門の転職エージェントです。大手ならではの強力なネットワークを活かし、質の高い求人を豊富に保有しています。圧倒的な知名度と信頼性を背景に、全国の医療機関や介護施設との間に強固な関係を築いており、質の高い求人が集まっています。
大手ならではの強みは、ここでしか応募できない「独占求人」や、条件の良い「非公開求人」を多数保有している点です。作業療法士の専門性を深く理解したキャリアアドバイザーが、一人ひとりのキャリアプランに真摯に向き合い、最適な転職をサポートします。
また、全国に拠点を構えているため、Uターン・Iターン転職にも強く、対面でのきめ細やかなカウンセリングを受けられるのも大きな魅力です。初めての転職で不安な方から、キャリアアップを目指す経験者まで、あらゆる作業療法士におすすめできる総合力の高い転職エージェントです。
マイナビコメディカルの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://co-medical.mynavi.jp/ |
公開求人数 | 51,398件(2025年6月16日時点) |
主な求人職種 | 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、 臨床検査技師、診療放射線技師、管理栄養士など |
※マイナビのプロモーションを含みます
LITALICOキャリア

- 小児領域・発達支援分野の求人に特化
- 独自の求人が多く、専門性を深く追求できる
- キャリア支援のプロによる質の高い面談
LITALICOキャリアは、福祉・教育分野に特化した転職エージェントです。特に、児童発達支援や放課後等デイサービス、就労移行支援事業所など、作業療法士の専門性が活かせる福祉分野の求人を豊富に取り揃えています。
自社でも多くの福祉施設を運営しているため、現場の仕事内容や働きがい、大変さを深く理解しているのが最大の強みです。その知見を活かし、求職者の想いや価値観に寄り添った、本当にマッチする職場を提案してくれます。
紹介する求人は、独自の厳しい基準で選定された優良な事業所に限られており、労働環境や教育体制が整った働きやすい職場を見つけやすいのが魅力です。専門のアドバイザーが面接対策や入職後のフォローまで手厚くサポートしてくれるため、福祉分野が未経験の方でも安心して転職活動に臨めるでしょう。
社会貢献性の高い分野で、自分の専門性を存分に発揮したい方におすすめです。
LITALICOキャリアの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社LITALICO |
公式サイト | https://litalico-c.jp/ |
公開求人数 | 43,337件(2025年6月16日時点) |
主な求人職種 | 児童指導員、保育士、児童発達支援管理責任者、 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士、 サービス管理責任者など |
PT-OT-ST.NET

- 20年以上の運営実績を誇る老舗サイト
- リハビリ職のコミュニティ機能が充実
- 自分のペースで情報収集できる求人サイト
PT-OT-ST.NETは、現役のリハビリ専門職が運営に携わる、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のための総合情報・求人サイトです。求人情報は全国を網羅しており、病院や施設からの直接投稿が中心のため、現場の雰囲気や求める人物像が伝わりやすいのが特徴です。エージェントを介さない直接応募形式が基本ですが、一部、人材紹介サービスも提供しています。
また、最新の求人情報をチェックするだけではなく、同じ専門職の仲間と繋がったり、スキルアップのための情報を得たりと、総合的なキャリア支援プラットフォームとして活用できます。自分のペースでじっくりと情報収集したい方におすすめです。
「まだ転職を決めたわけではないけれど、自分の市場価値を知りたい」「専門性を高めるための勉強会を探している」といった、あらゆる段階の作業療法士にとって有益な情報が見つかるでしょう。
PT-OT-ST.NETの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社PT-OT-ST.NET |
公式サイト | https://www.pt-ot-st.net/ |
公開求人数 | 1,248件(2025年6月16日時点) |
主な求人職種 | 理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST) 看護師、リハビリ助手など |
PTOTキャリアナビ

- リハビリ職に特化した求人情報サイト
- 自分のペースで求人を探し、直接応募が可能
- LINEで気軽に求人紹介や相談ができる
PTOTキャリアナビは、リハビリ職に特化した転職エージェントです。特に、関東・関西エリアを中心に、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の転職を支援します。
特に、求職者一人ひとりとのコミュニケーションを重視しており、経験豊富なキャリアアドバイザーがマンツーマンで丁寧に対応してくれます。初回のカウンセリングから、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、条件交渉、そして円満退職のサポートまで、転職活動の全般にわたってきめ細やかな支援を受けられるでしょう。
また、公式LINEアカウントを活用し、求人紹介や相談を手軽に行える点も魅力です。日中は仕事で忙しい方でも、自分のペースで情報収集や相談を進めることが可能です。ただし、会員登録を済ませていないと求人検索やサポートを受けられない点には注意が必要です。
PTOTキャリアナビの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社ヒトイキ |
公式サイト | https://ptot-careernavi.com/ |
公開求人数 | 非公開(2025年6月16日時点) |
主な求人職種 | 理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST) |
メディカルHR

- 豊富な求人情報と詳細な職場情報
- 求職者のキャリアプランに沿った手厚いサポート
- 無資格、未経験可の求人多数
メディカルHRは、柔道整復師や鍼灸師をはじめとする医療系資格を持つ方のための就職・転職支援サービスです。医療業界に特化した人材バンクとして、独自の求人情報と深い業界知識で、最適なキャリア選択をサポートし、転職活動における不安や疑問にも親身に対応します。
担当者との複数回におよぶ面談を通して、求職者のキャリアプランや希望条件を整理していく点が大きな特徴です。また、2万件以上の提携企業の中から求人を提案するだけではなく、求人票にはない施設の雰囲気や働き方といった情報も提供されます。
無資格、未経験でも挑戦可能な求人も多数取り扱っているため、これから医療業界で働きたいと考えている方にもおすすめです。また、実践を想定した模擬面接や、LINE・電話での相談にも対応しており、求職者の転職活動を多角的に支援します。これらのことから、専門知識を持つ担当者と相談しながら、希望条件に合う転職先を慎重に探したい方の利用に適しています。
メディカルHRの基本情報 | |
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運営会社 | 株式株式会社ブリッジワークス |
公式サイト | https://medical-hr.jp/lp/ptot/ |
公開求人数 | 3,670件(2025年6月12日時点) |
主な求人職種 | 作業療法士、理学療法士、鍼灸師、 柔道整復師など |
療育アーチ

- 児童発達支援・放課後等デイサービスに完全特化
- 小児領域の求人のみを取り扱う専門性
- LINEでのコミュニケーションが基本
療育アーチは、療育分野に特化した転職支援サービスです。児童発達支援や放課後等デイサービスといった小児分野の求人のみを専門に扱います。一般的な転職サイトには掲載されないような、小規模でアットホームな事業所や、特色ある療育プログラムを持つ施設の求人が見つかる可能性があります。
運営元が療育業界に精通しているため、現場の仕事内容ややりがい、保護者との関わり方、キャリアパスに至るまで、深い知識に基づいた的確なアドバイスが期待できるでしょう。求職者一人ひとりの経験や子どもへの想いを丁寧にヒアリングし、その人に本当に合った事業所を厳選して紹介してくれます。
また、相談から応募、面接設定までのすべてがLINEで完結するため、在職中で忙しい方でもスムーズに転職活動を進められる手軽さが魅力です。子どもの成長を間近で支える仕事に就きたい、療育の専門家としてキャリアを築きたいと考える作業療法士に、ぜひ活用してほしいサービスです。
療育アーチの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社ソレイズ |
公式サイト | https://ryoiku-arch.com/ |
公開求人数 | 568件(2025年6月16日時点) |
主な求人職種 | 保育士、児童指導員、作業療法士、 理学療法士、言語聴覚士など |
とうきょうリハビリステーション

- 東京都の求人に特化した地域密着型サイト
- 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士専門
- 自分のペースで探せる求人サイト型
とうきょうリハビリステーションはPT・OT・ST専門の転職支援サービスです。病院団体が運営しているため、人事情報やリアルな待遇など、一般には入手困難な詳細な情報を提供してくれます。
強みは、病院側の視点を知り尽くしたスペシャリストによる手厚いカウンセリングで、将来を見据えたキャリアプランまで相談可能です。求職者の意向を尊重し、希望に沿わない求人を無理に勧めることはありません。また、求人先の良い面だけではなく、残業時間や離職率といったネガティブな情報も開示してくれるのが特徴です。
徹底的な求職者と病院視点での相性マッチングを行い、転職エージェントの論理に縛られない求人提案を実現します。内定後の退職手続きや入職に関する不安も解消し、納得いく転職をサポートが期待できるでしょう。転職のタイミングを重視てくれるため、納得できるまで長期的なサポートを受けられます。
とうきょうリハビリステーションの基本情報 | |
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運営会社 | 一般財団法人日本病院経営革新機構 |
公式サイト | https://tokyo.reha-station.jp/ |
公開求人数 | 非公開(2025年6月12日時点) |
主な求人職種 | 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士 |
コメディカルドットコム

- 作業療法士を含むコメディカル職種に特化
- 事業所から直接オファーが届く「スカウト機能」
- 事業所の口コミ情報でリアルな雰囲気がわかる
コメディカルドットコムは、作業療法士をはじめ、臨床検査技師や診療放射線技師など、様々なコメディカル職の求人を専門に扱う求人サイトです。最大の特徴は、気になる求人先の事業所に直接応募できる「直接応募型」のシステムを採用している点です。自分のペースでじっくりと求人情報を比較検討し、スピーディーにアプローチすることができます。
また、匿名で自身の経歴や希望条件を登録しておくと、それを見た事業所から直接オファーが届く「スカウト機能」も魅力の一つです。自分では探しきれなかったような思わぬ好条件の求人や、自分のスキルを高く評価してくれる事業所との出会いが期待できるでしょう。
そして、実際にその事業所で働いた経験のある人からの「口コミ」が閲覧できる点も魅力です。求人票だけでは決してわからないリアルな情報を事前に確認できるため、入職後のミスマッチを効果的に防ぐことができます。客観的な第三者の意見も参考にしながら、慎重に転職先を決めたいと考えている方にとって、非常に価値のあるサービスといえるでしょう。
コメディカルドットコムの基本情報 | |
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運営会社 | セカンドラボ株式会社 |
公式サイト | https://www.co-medical.com/ |
公開求人数 | 173,339件(2025年6月16日時点) |
主な求人職種 | 看護師、介護福祉士、薬剤師、 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、 保育士、管理栄養士など |
グッピー

- 医療系求人サイトの草分け的存在で信頼性が高い
- 求人情報が詳細で、職場の写真も豊富
- 就職・転職に役立つ豊富なコンテンツ
グッピーは、20年以上の歴史を持つ医療・介護・福祉系の求人サイトのパイオニアです。長年の運営で築いた信頼から、全国の多くの医療機関や介護施設が求人を掲載しています。正社員やパート、アルバイトなど、多様な雇用形態に対応し、ハローワーク求人も同時に検索可能です。
4万以上の医療機関や介護施設がグッピーで募集を行っており、豊富な求人数も魅力の一つです。また、特徴として各求人ページの情報量の豊富さが挙げられます。仕事内容や応募資格はもちろん、職場の写真やスタッフ構成、先輩からのメッセージなどが詳しく掲載されており、応募前に職場の雰囲気を具体的にイメージしやすいのが利点です。
また、気になる求人を保存したり、複数の求人に一括で応募したりすることが可能で、効率的に転職活動を進めることができます。サイト内には適性診断や国家試験対策、転職ノウハウなど、キャリア形成に役立つコンテンツが満載で、情報収集ツールとしても非常に優れています。豊富な情報をもとに、じっくりと応募先を検討したい方におすすめです。
グッピーの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社メドレー |
公式サイト | https://www.guppy.jp/st |
公開求人数 | 569,448件(2025年6月16日時点) |
主な求人職種 | 歯科医師、歯科衛生士、医師、看護師、 薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など |
クリックジョブ介護

- 介護業界に特化した転職支援サービス
- 非公開求人が豊富で、高待遇案件が見つかりやすい
- 業界トップクラスの紹介実績と丁寧なサポート
クリックジョブ介護は介護業界専門の転職支援サービスです。介護職やケアマネージャー、リハビリ職など、幅広い職種を対象に、全国各地の特別養護老人ホームやデイサービス等の求人情報を提供しています。非公開求人も多数取り扱う点が特徴です。
求職者一人ひとりに専任のエージェントがつき、求人紹介から応募書類の添削や面接対策、条件交渉まで、転職活動を全面的にサポートします。介護業界に特化した専門的な知識と、独自のネットワークにより、求職者の希望に合った求人を紹介することが可能です。
サービスは全て無料で提供され、求職者は費用を負担することなく、求人検索やエージェントへの相談、各種サポートを受けることができます。また、LINEでのサポートも利用可能で、電話が苦手な方や情報収集段階の方にも便利です。
介護分野での経験を活かしたい方、また、これから介護分野に挑戦したいと考えている作業療法士にとっても、頼りになるパートナーとなるでしょう。
クリックジョブ介護の基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社ライフワンズ |
公式サイト | https://kaigo.clickjob.jp/ |
公開求人数 | 17,390件(2025年6月16日時点) |
主な求人職種 | 介護職、ケアマネジャー、 生活相談員、リハビリ職など |
ジョブメドレー

- 医療・介護業界で国内最大級の求人サイト
- 自分のペースで転職活動ができる求人サイト型
- 事業所から直接オファーが届くスカウト機能
ジョブメドレーは、日本最大級の医療・介護専門の求人サイトです。その圧倒的な求人数により、全国どの地域に住んでいても、また、どのような施設形態を希望していても、膨大な選択肢の中から自分に合った職場を探し出すことが可能です。
サイトの使いやすさにも定評があり、詳細な検索条件で希望の求人を絞り込んだり、気になる求人を簡単に比較検討したりできます。また、エージェントを介さず、求職者が直接事業所に応募する「求人サイト型」のため、担当者とのやり取りが苦手な方や、自分のペースでじっくりと求人を比較検討したい方に最適です。
詳細なプロフィールを登録しておくことで、LINEで希望に合った求人が届く「スカウト機能」も非常に便利です。思いもよらない好条件の求人や、自分のスキルを高く評価してくれる職場と出会える可能性があります。幅広い選択肢の中から、主体的に転職先を見つけたい方におすすめです。
ジョブメドレーの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社メドレー |
公式サイト | https://job-medley.com/ot/ |
公開求人数 | 760,733件(2025年6月16日時点) |
主な求人職種 | 医師、看護師、介護職、保育士、 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など |
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メドフィット

- 医療・介護業界に特化した人材紹介サービス
- 非公開求人が豊富で、好条件の案件が見つかりやすい
- 専任コンサルタントによる手厚いサポート
メドフィットは、医療・介護業界最大級の求人数を誇る転職支援サービスです。非公開求人も多数取り扱い、求職者の希望にピッタリ合う求人を見つける手助けをします。
職種ごとに専門のキャリアエージェントが、転職活動を全面的にバックアップします。求人情報の提供はもちろん、面接対策や面接同行、給与・条件交渉など、転職のプロとして総合的なサポートが特徴です。さらに、円満退社のアドバイスや入職後のフォローも行う、きめ細やかなサポートも強みです。
求職者の意にそぐわない求人を強引に勧めることはないと、公式HPに記載するほど求職者ファーストなサービスといえるでしょう。「良い求人があれば転職を考えたい」と、転職を具体的に考えていなくても、情報収集や業界動向の相談レベルでも活用可能です。希望条件を伝えるだけで、キャリアエージェントが複数の求人を紹介してくれます。
メドフィットの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社GentenLinks |
公式サイト | https://medfit.co.jp/ |
公開求人数 | 5,981件(2025年6月16日時点) |
主な求人職種 | 看護師、薬剤師、臨床検査技師、 診療放射線技師、理学療法士、 作業療法士、言語聴覚士など |
ベネッセMCM PT・OT・STお仕事サポート

- 教育・介護業界の大手「ベネッセ」が運営
- 介護・福祉領域の求人に強み
- コンサルタントの質の高さに定評
ベネッセMCM PT・OT・STお仕事サポートは、教育や介護の分野で絶大な知名度と信頼を誇るベネッセグループが運営する、リハビリ専門職に特化した転職支援サービスです。特に、全国で多数の有料老人ホームををはじめとして、機能訓練指導員としての活躍が期待される介護施設の求人に強みを持ちます。
ベネッセグループならではの安定した経営基盤と、長年培ってきた高齢者ケアのノウハウは、働く側にとっても大きな魅力といえるでしょう。教育・研修制度が充実している施設が多く、介護分野での経験が浅い方やブランクがある方でも、安心してスキルアップを目指せる環境が整っています。
また、コンサルタントの丁寧で誠実な対応にも定評があり、求職者のキャリアプランにじっくりと向き合い、長期的な視点でアドバイスを提供してくれます。大手ならではの安心感を持ちながら、介護分野で専門性を発揮したいと考えている作業療法士におすすめです。
ベネッセPT・OT・STお仕事サポートの基本情報 | |
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運営会社 | 株式会社ベネッセキャリオス |
公式サイト | https://ptotst.benesse-mcm.jp/ |
公開求人数 | 552件(2025年6月12日時点) |
主な求人職種 | 理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST) |
【施設形態別】作業療法士(OT)向けおすすめの転職サイト

作業療法士が活躍する場は多岐にわたります。ここでは、希望する施設形態別に強みを持つ転職サイトを紹介しましょう。
病院・クリニックへの転職におすすめの作業療法士(OT)向け転職サイト
マイナビコメディカル

身体障害や老年期、発達障害と、幅広い領域を経験できる病院やクリニックへの転職を目指すなら、大手ならではの信頼と情報網を持つマイナビコメディカルが最適です。2025年6月の時点で、全国の大学病院から専門クリニックまで3,416件※の豊富な求人を保有しています。
特に注目すべきは、キャリアアドバイザーによるきめ細やかなサポート体制です。求職者の希望や適性に合わせた、精度の高いマッチングを実現します。マイナビだけの「独占求人」も多く、人気のある病院や好条件の求人に出会える可能性が高いのも魅力です。専門性を高めたい方、教育制度の整った環境で働きたい方には特におすすめです。
※マイナビのプロモーションを含みます
介護施設への転職におすすめの作業療法士(OT)向け転職サイト
PTOTSTワーカー

高齢者の生活に寄り添い、暮らしを支える介護施設での仕事に興味があるなら、PTOTSTワーカーが適しています。PTOTSTワーカーでは、介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、デイサービスなど、2025年6月の時点で全国の介護施設の求人を3,632件※と豊富に扱っています。
PTOTSTワーカーの強みは、非公開求人の多さです。好条件の施設や、新設オープニングスタッフの募集など、一般には出回らない情報を得られる可能性があります。アドバイザーが、施設の理念やリハビリへの力の入れ具合、他職種との連携体制などをしっかり把握しているため、求職者の希望に沿った職場を的確に提案してくれるでしょう。
訪問看護・訪問介護・訪問リハビリへの転職におすすめの作業療法士
レバウェルリハビリ

在宅医療の最前線で利用者の生活に深く関わる訪問リハビリへの転職を考えるなら、レバウェルリハビリが豊富な求人と手厚いサポートで応えてくれます。全国の訪問看護ステーションからの求人を、2025年6月の時点で1,318件※掲載しており、豊富な選択肢の中から自分に合った事業所を選べるでしょう。
訪問リハビリは、一人で判断する場面も多く経験が求められますが、レバウェルリハビリでは、未経験者やブランクのある方向けの研修制度が整った事業所の紹介も可能です。気になる労働条件についても、キャリアパートナーが詳細に確認・交渉してくれるため、安心して新しいキャリアに挑戦できます。
一般企業への転職におすすめの作業療法士(OT)向け転職サイト
PTOT人材バンク

作業療法士の知識や視点を、臨床現場以外で活かしたいという方には、PTOT人材バンクがおすすめです。治験を行っている医療関連企業や福祉用具メーカーなど、企業への転職サポートにも対応しています。「企業」というキーワードで検索すると、2025年6月の時点で282件※の求人が見つかりました。
また、PTOT人材バンクは非公開求人を多く保有しており、こうした専門性の高い一般企業の求人も含まれている可能性があります。キャリアパートナーが、これまでの経験をどのように企業で活かせるかキャリアの棚卸しを手伝ってくれるため、異業種への転職に不安がある方でも心強いでしょう。新たなフィールドで挑戦したい方に最適なサービスです。
【条件別】作業療法士(OT)向けおすすめの転職サイト

年収アップや働き方の見直しなど、転職で叶えたい希望は様々です。ここでは、こだわりの条件別に強みを持つ転職サイトをご紹介します。
正社員への転職におすすめの作業療法士(OT)向け転職サイト
マイナビコメディカル

安定した雇用形態で、福利厚生の整った環境でキャリアを築きたいと考えるなら、正社員求人に強いマイナビコメディカルがおすすめです。全国の常勤(正職員)求人を、2025年6月の時点で11,990件※と非常に多く保有しており、求職者の希望に合った安定した職場が見つかる可能性が高いです。
マイナビコメディカルは、大手企業や有名病院とのパイプが太く、他では見られないような好条件の正社員求人や、将来の幹部候補としての採用を視野に入れた独占求人を扱っていることもあります。長期的なキャリアプランを見据え、昇進やスキルアップの機会が豊富な職場を提案してくれるため、安定した環境で専門性を高めていきたい方に最適です。
※マイナビのプロモーションを含みます
非常勤で転職したい人におすすめの作業療法士(OT)向け転職サイト
PTOT人材バンク

「子育てと両立したい」「プライベートの時間を大切にしたい」などの理由で、非常勤の働き方を希望する方には、PTOT人材バンクが豊富な選択肢を提供してくれるでしょう。2025年6月の時点で、全国の非常勤求人を6,942件※保有しており、業界でもトップクラスの求人数です。
また「土日祝休み」「残業少なめ」といった、一人ひとりのライフスタイルに合わせた細かな希望条件に対応できるのが強みです。時給や勤務時間などの条件交渉も代行してくれるため、希望にぴったりの働き方を実現しやすいでしょう。柔軟な働き方を求める作業療法士に最適なサービスです。
未経験者におすすすめの作業療法士(OT)向け転職サイト
マイナビコメディカル

新卒の方や、臨床経験が浅い、ブランクがあるといった理由で転職に不安を感じている方には、教育体制の整った求人を多く扱うマイナビコメディカルがおすすめです。2025年6月の時点で「未経験OK」の求人を全国で2,088件※保有しており、安心してキャリアを再スタートできる環境を見つけやすいのが特徴です。
マイナビコメディカルのキャリアアドバイザーは、求人票だけではわからない内部情報を詳細に把握しています。求職者の不安に寄り添い、着実にスキルアップできる職場を的確に提案してくれます。新しい一歩を踏み出す際の不安を解消し、自信を持って働ける場所を見つけたい方に最適です。
※マイナビのプロモーションを含みます
育児中の人におすすめの作業療法士(OT)向け転職サイト
PTOTSTワーカー

育児と仕事を両立しながら働きたいママ・パパ作業療法士には、柔軟な働き方をサポートしてくれる求人に強いPTOTSTワーカーがおすすめです。2025年6月の時点で「託児所あり」の求人を全国で1,286件※保有しており、子育て世代が安心して働ける環境を見つけやすいのが大きな強みです。
託児所完備の職場であれば、送迎の手間が省け、子どもの急な体調不良にも対応しやすいため、仕事に集中できるでしょう。
また、PTOTSTワーカーのアドバイザーは「残業が少ない職場」「子育てに理解のある職場」といった、求人票には現れにくい情報も提供してくれます。家庭の状況を理解し、無理なくキャリアを継続できるような働き方を一緒に考えてくれる点が大きな強みです。
作業療法士(OT)向けの転職サイトを選ぶ基準

ここでは、作業療法士(OT)向けの転職サイトの中から、自分に合ったサービスを見つけるための4つの基準を解説します。
作業療法士の求人数が多いか
転職サイト選びの最も基本的なポイントは、作業療法士(OT)の求人数が豊富であることです。選択肢の母数が大きければ大きいほど、勤務地や給与、施設形態といった様々な条件で比較検討できます。身体障害や精神障害、発達障害といった希望とする専門領域に合致する職場に出会える確率が上がるでしょう。
2万件を超える求人を掲載しているサイトは、多くの医療機関や施設から信頼されている証拠です。また、求人数が多いサイトは、地方の求人や、一般にはあまり出回らない求人をカバーしていることもあります。まずは複数のサイトに登録し、自分の希望エリアや条件でどれくらいの求人があるかを確認してみましょう。
作業療法士の転職支援実績が豊富か
求人数の多さに加え、作業療法士の転職支援実績が豊富かどうかも重要な判断基準です。実績豊富な転職エージェントは、長年の経験から「どのような人材が、どのような職場で活躍できるか」というノウハウを蓄積しています。
キャリアアドバイザーも作業療法士の仕事内容やキャリアパスを深く理解しているため、求職者の経歴やスキルの価値を正しく評価し、的確なアドバイスを提供してくれるでしょう。また、多くの施設と長期的な信頼関係を築いているため、職場の雰囲気や人間関係といった、求人票には書かれないリアルな情報を提供してくれる可能性が高いです。
まずは公式サイトで転職成功事例などを確認してみましょう。
希望の条件に合わせて検索できるか
転職サイトをストレスなく活用するためには、サイトの「検索機能の使いやすさ」も無視できないポイントです。作業療法士の転職では、単なる勤務地や給与だけでなく、より専門的なこだわり条件で探したいケースが発生します。
そのため、精神科領域、小児(発達障害)、訪問リハビリといった専門分野での絞り込みができることが重要です。また「土日祝休み」「残業月10時間以下」「研修制度あり」など、ライフスタイルに関わる細かな条件で検索できるかを確認しましょう。
いくつかのサイトを実際に使ってみて、直感的に操作しやすい、自分好みの検索機能を持つサイトを見つけるのがおすすめです。
口コミや評判はいいか
実際にその転職サイトを利用した作業療法士たちの口コミや評判を確認することは、信頼できるサービスを見極める上で非常に有効です。良い口コミだけではなく、悪い口コミにも目を通すことで、そのサイトの長所と短所を客観的に把握できるでしょう。ポジティブな評判は、サービスの質の高さを裏付け、転職支援に力を入れているかの判断材料になります。
一方で「連絡がしつこかった」「希望と違う求人ばかり勧められた」といったネガティブな評判の場合は、営業スタイルや、担当者による質のばらつきなどを推測できます。SNSや転職関連のブログなどを活用し、複数の情報源から評判をチェックしましょう。
作業療法士(OT)向けの転職サイト活用のポイント

ここでは、転職サイト・エージェントを最大限に活用し、転職を成功させるための5つのポイントを紹介します。
複数のサイトを併用する
転職活動を始めるなら、まずは2〜3社の転職サイト・エージェントに複数登録することからスタートしましょう。各社が独自に保有する「独占求人」や「非公開求人」にアクセスできる機会が増え、単純に選択肢が広がります。
さらに、複数のキャリアアドバイザーから多角的なアドバイスを受けることで、自分の市場価値やキャリアの方向性をより客観的に見つめ直すことができるでしょう。併用することで、一人の担当者と相性が合わなかった場合のリスクヘッジになります。複数の転職サービスを組み合わせて、情報を比較検討することが最高の転職先を見つけるために大切です。
希望条件は明確に伝える
自分が譲れない希望条件ははっきりと伝えましょう。面談に臨む前に、自分の中で転職先に求める条件を整理し、優先順位をつけておくことが重要です。キャリアアドバイザーに求人を探してもらう際、希望条件が曖昧だとミスマッチな求人ばかり紹介されてしまい、お互いに時間を無駄にする可能性があります。
「精神科領域での経験を積みたい」「残業は少な目がいい」など、できるだけ具体的に伝えましょう。一方で「勤務地は市内が第一希望だが、隣の市までなら検討可能」のように、妥協できる点も伝えておくと、提案の幅が広がります。明確な希望を伝えることで、キャリアアドバイザーが理想に近い求人を効率的に見つけ出すことができます。
経歴やスキルを偽らない
キャリアアドバイザーとの面談では、これまでの経歴や習得したスキルを正確に伝えてください。経験を誇張したり、苦手なことを隠したりすると、後々トラブルの原因になります。実際には経験が浅いのに得意だと伝えてしまうと、入職後に「できるはず」と思われ周囲も困り、自分自身にとっても大きな負担となるでしょう。
正直に伝えることでスキルレベルに合った、無理なくスタートできる職場や、研修制度の整った職場を提案してくれます。できないことや不安な点を正直に話すことで、転職に対する誠実な姿勢をアピルールできるでしょう。それがキャリアアドバイザーとの信頼を深め、最適なマッチングへと繋がります。
担当者からマメに情報収集する
応募を決める前や面接の前には、担当者に気になることは遠慮なく質問しましょう。転職エージェントを利用する最大のメリットの一つが、求人票からは読み取れない「内部情報」を得られることです。
「リハビリ科の人数や年齢構成、男女比は?」「職場の雰囲気や人間関係はどうですか?」といった具体的な質問をすることが重要です。内部情報を事前に知ることで、入職後の「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを大幅に減らすことができます。
キャリアアドバイザーは求職者の代わりに聞きにくいことも確認してくれます。マッチングの精度を上げるためにも徹底的に情報を集めましょう。
担当者と相性が悪い場合は変更してもらう
担当者に不満や違和感を覚えたら、遠慮なく担当者の変更を申し出ましょう。キャリアアドバイザーは転職活動を左右する重要なパートナーです。しかし、人間同士である以上、どうしても相性の良し悪しは存在します。相性が悪い場合、連絡の遅れや求人のミスマッチなどがあり、スムーズな転職活動ができない可能性があります。
多くのエージェントでは担当変更の制度が整っており、メールや電話で簡単に依頼が可能です。ただし、キャリアアドバイザーの少ないサイトでは変更ができないケースが稀にあります。自分に合った信頼できる担当者を見つけるためにも、複数のサービスへの登録がおすすめです。
作業療法士(OT)向けの転職サイトを内定まで利用する流れ

実際に転職サイトに登録してから、内定を獲得するまでの一般的なステップを解説します。
作業療法士向けの転職サイトに登録
興味のある転職サイトの公式サイトから会員登録を行います。スマートフォンやパソコンから5分程度ですぐに登録できます。登録内容は、氏名や連絡先、保有資格、希望勤務地などの基本的な情報です。
職務経歴書や履歴書、志望業界など詳細な職務経歴などを求められることもありますが、後日の面談で詳しく伝えることも可能ですので、まずは気軽に登録してみましょう。
複数のサイトに登録する場合は、同じメールアドレスやパスワードで管理すると混乱しにくいです。登録が完了すると、通常1週間以内にエージェントから電話またはメールで連絡があり、キャリアアドバイザーとの面談の日程調整に進みます。
担当者と面談
次に、担当のキャリアアドバイザーとの面談が行われます。エージェント毎にスタイルは異なりますが、面談は対面だけではなく電話やZoomなどのWebツールを使ったオンライン面談も可能です。
面談は、これまでの経験やスキル、転職したい理由、今後のキャリアで実現したいことなどをアドバイザーに伝える、重要な機会です。緊張せずに、正直な気持ちを伝えましょう。
キャリアアドバイザーは、面談で伝えた情報を基に、求職者に合った求人が紹介します。サービス内容や転職活動の進め方について疑問や不安があれば、この時点で質問して解消しておきましょう。
必要書類の添削・求人に応募
応募したい求人が決まったら、選考に進むための準備をします。応募するためには履歴書や職務経歴書など応募書類が必要です。担当のキャリアアドバイザーは、応募書類の添削やチェックに長けており献身的なサポートをしてくれます。
求職者の経験やスキルが、応募先の求める人物像に響くように、効果的なアピール方法をアドバイスしてくれるでしょう。書類が完成したら、担当を通して企業に応募します。面倒な応募手続きは全て代行してもらえるため、選考の準備に集中することができます。また、複数の求人に同時に応募することも可能です。
面接対策・面接を受ける
書類選考を通過した場合、面接に進みます。キャリアアドバイザーは、応募先ごとの過去の質問傾向や面接官が重視する点に基づき、効果的な受け答えをアドバイスしてくれます。自己PRの強化や回答準備など具体的な対策で自信を高めることが可能です。
面接対策では、模擬面接を実施するエージェントも多く、自己表現や姿勢改善の支援も期待できます。さらに、面接の日程調整も、全てアドバイザーが求職者と企業の間に立って対応してくれるため、求職者は面接に集中することが可能です。面接当日は自信を持って臨み、熱意と人柄をしっかりとアピールしましょう。
内定・現職の退職手続き
面接を通過して内定が出た場合、エージェントから連絡が入ります。給与や休日、勤務時間、業務内容といった労働条件の内容を、キャリアアドバイザーと一緒に最終確認します。もし、給与などの条件面で交渉したい点があれば、このタイミングでアドバイザーに相談しましょう。担当が、求職者に代わって企業側と交渉を行ってくれます。
全ての条件に納得できたら内定を承諾し、入職日を決定します。キャリアアドバイザーが、現職の円満な退職に向けた手続きの進め方や、スケジュールの相談にも乗ってくれるので、最後まで安心して任せることが可能です。
作業療法士(OT)の転職事情

ここでは、作業療法士を取り巻く転職事情について、転職する理由や現在の求人市場の動向、将来性などを解説します。
作業療法士が転職する理由
作業療法士の転職理由として、給与への不満や過重な業務量、人間関係のトラブル、キャリアアップの停滞などが挙げられます。専門職としての業務量や責任の重さに対して給与が見合っていないと感じ、収入アップを目指すケースは非常に多いです。
人員不足などから一人当たりの業務負担が大きく、残業が常態化している職場環境に疲弊したり、職場の人間関係のストレスから転職を検討するケースも多く見受けられます。さらに、「精神科領域の専門性を高めたい」「小児リハビリに挑戦したい」現在の職場では得られない経験やスキルを求め、新たなフィールドへ移るケースもあります。
作業療法士の需要や将来性は?
作業療法士は、資格を持つ専門職として、安定して長く働き続けることができる将来性の高い仕事といえるでしょう。その理由は、高齢化社会の進展により、リハビリテーションを必要とする人々が増え続けているからです。
活躍の場は、従来の病院や介護施設だけではなく、在宅医療を担う訪問看護ステーション、発達障害のある子どもを支援する児童福祉施設、精神障害者の社会復帰を支える施設、さらには一般企業の健康経営部門など、多岐にわたって拡大しています。
特に、精神科領域や発達障害領域、就労支援といった分野は、作業療法士の専門性が高く評価されるフィールドであり、今後ますます需要が高まることが予想されます。
作業療法士の年収相場
厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、令和6年賃金構造基本統計調査の結果を加工して作成した作業療法士の年収目安は444.2万円※1です。一方、国税庁の調査による日本の給与所得者全体の平均年収は約460万円※2であり、作業療法士の年収は平均よりやや低い水準にあることがわかります。
ただし、年収は経験年数や働く施設、地域によって大きく変動します。年齢別の年収目安は以下の表の通りです。
年齢 | 年収目安 |
---|---|
20〜24歳 | 344.73万円 |
25〜29歳 | 397.99万円 |
30〜34歳 | 443.61万円 |
35〜39歳 | 460.73万円 |
40〜44歳 | 491.23万円 |
45〜49歳 | 530.35万円 |
50〜54歳 | 536.11万円 |
55〜59歳 | 609.99万円 |
60~64歳 | 457.26万円 |
経験を積むことで年収は着実に上がっていきますが、より高い年収を目指すには、専門性を高める、管理職に就く、あるいは給与水準の高い施設へ転職するといったキャリア戦略が重要になります。
作業療法士(OT)はどこへ転職できる?主な転職先

作業療法士の資格と経験を活かせる転職先は多岐にわたります。ここでは、代表的な転職先について解説します。
病院・クリニック
作業療法士の主な転職先として、病院やクリニックは代表的な選択肢です。総合病院では、身体・精神・発達・老年期の4大領域に関わる機会があり、急性期から生活期まで幅広いリハビリテーションを経験できます。教育体制が整った施設も多く、新卒や経験の浅い方も安心してキャリアをスタートできます。
ただし、大規模な病院では、多様な疾患・症状に対応できる反面、リハビリ計画実施書・退院時サマリー・カンファレンス記録など、リハビリ以外の業務が増える傾向にあります。スキルアップを目指しつつ、他職種との連携を学びたい方にとって、病院やクリニックは有力な選択肢となるでしょう。
介護施設
介護老人保健施設や特別養護老人ホームなどの介護施設も、作業療法士にとって重要な職場です。介護施設では、高齢者の身体機能や認知機能の維持・向上を図り、その人らしい生活を支える役割を担います。
介護福祉士が利用者の生活を手伝うのに対し、作業療法士の目的は利用者の自立支援です。利用者の自尊心と残存機能を維持できるようサポートし、「作業活動」を通じて楽しみながら心身機能の活性化を促します。
長期的なサポートができるため、利用者とじっくり向き合いたい方には最適です。一方で、介護福祉士と役割が重なる部分もあり、施設によっては作業療法士の人数が少ないため、責任が重いと感じる場面もあるかもしれません。
児童福祉施設
児童発達支援センターや放課後等デイサービスでは、発達障害などを持つ子どもたちへの専門的な支援が求められます。児童福祉施設は、子どもや若者の成長・発達を支援する場です。作業療法士は、遊びや学習を通じて子どもたちの感覚統合機能、身体の使い方、社会性などを育む役割を担います。
個々の子どもの特性を評価し、発達に合わせた活動やプログラムを考え、身体的・精神的な健康促進に取り組みます。保護者からの相談に応じたり、家庭での関わり方をアドバイスしたり、学校や保育園と連携することも重要な仕事です。
子どもたちの成長を間近で感じ、可能性を最大限に引き出すことに貢献できる、やりがいのある職場といえます。
障がい福祉事業所
就労継続支援事業所や生活介護事業所といった障がい福祉事業所では、利用者の地域社会での自立生活を支援します。ご飯を食べる、トイレに行くなど生活するうえで必要なADL訓練や、機能訓練を通じて日常生活を送るためのスキルを指導します。一般企業への就労を希望する利用者に、就労に向けた知識やスキルを習得する訓練の提供も業務内容です。
就労支援では、職業訓練を通じて働くために必要なスキルや対人関係能力を育みます。生活介護では、日常生活動作の訓練や、趣味・余暇活動の提供を通じて、生活の質の向上を目指します。利用者の「やりたいこと」「できること」に焦点を当て、その人らしい人生をサポートできる職場です。
保健所
市町村が設置する保健所や保健センターといった行政機関も、作業療法士の転職先の一つです。ここでの業務は、臨床現場とは異なり、地域住民全体の健康を守る「公衆衛生」の視点が中心です。
主な業務内容として、地域住民を対象とした健康相談や、介護予防事業や精神保健福祉事業の企画・運営、住民検診のサポートなどが挙げられます。
個別のリハビリテーションを行う機会は少ないですが、地域全体の課題を把握し、その解決に向けて取り組むことで、より多くの人々の健康に貢献できるという大きなやりがいがあります。公務員としての勤務となるため、安定性が高いのも特徴です。
作業療法士(OT)のスキルを活かせる別の仕事

ここでは、臨床現場で培った経験を活かして、全く異なる職種へキャリアチェンジするケースについて解説します。
作業療法士が一般企業で働くケース
作業療法士のスキルは、病院以外でも活かすことができ、一般企業でも高く評価されます。福祉用具メーカーや住宅設備メーカーでは、商品開発や利用者への適合アドバイザーとして専門知識が役立ちます。一般企業の健康経営をサポートする部署では、従業員のメンタルヘルス対策や働きやすい職場環境の構築に貢献可能です。
また、保険会社で保険金支払いのための身体状況査定業務に携わる道もあります。求人数は多くはありませんが、人の生活を分析し、環境を調整する作業療法士の能力は高く評価されます。臨床とは異なるビジネススキルが求められますが、新たな視点で社会に貢献できる魅力的なキャリアといえるでしょう。
作業療法士がスポーツトレーナーとして働くケース
スポーツトレーナーとして、作業療法士の知識や技術を活かすことが可能です。この仕事は理学療法士が専門とするイメージが強いですが、作業療法士も細やかな動きのリハビリやメンタルサポートにおいて独自の視点から貢献できます。
怪我による心理的な落ち込みからの回復支援や、プレッシャーのかかる場面での集中力を高めるメンタルトレーニングなどで強みが発揮できるでしょう。
転職先としては、整形外科クリニックなど選手を対象とした施設に就職するほか、各専門トレーナーの資格を取得し、独立して活動する道もあります。独立する場合は、トレーニングプログラムの作成や全身サポートなど、より幅広いアプローチで選手を支援できます。
作業療法士が市役所に勤務するケース
保健所以外にも、市役所の福祉課や介護保険課などで、公務員として働く道があります。公立病院や施設、行政機関が実施する採用試験に合格する必要がありますが、行政の立場から、より多くの住民が適切なサービスを受けられるような仕組み作りに貢献できます。直接的なリハビリテーションを行うことはありません。
市役所の福祉課や介護保険課などでは、福祉サービス提供に関する事務や、高齢者や障害を持つ住民からの相談対応、地域の社会資源との連携などが主な業務です。地域全体の福祉を向上させたい、安定した環境で働きたいという方には適した選択肢といえるでしょう。
作業療法士が医療・介護業界の別職種に転職するケース
臨床経験を活かして、医療・介護業界内でキャリアチェンジする道も広がっています。ケアマネジャーの資格を取得し、高齢者のケアプラン作成を専門に行う仕事は作業療法士の経験と非常に親和性が高いです。また、介護タクシーの運転手として、高齢者や障がい者の移動をサポートする仕事も地域社会に貢献できます。
独立志向の方には、デイサービスや訪問看護ステーションの開業という道も考えられるでしょう。作業療法士ならではの知識や経験を活かし、地域に根ざした独自のサービスを提供可能です。臨床経験を活かしながら、新たな分野に挑戦することで、作業療法士のスキルをさらに磨き、社会に貢献する喜びを味わえるでしょう。
作業療法士(OT)向け転職サイトに関するよくある疑問・Q&A

作業療法士(OT)として、より良い条件や環境を求めて転職を検討する際、様々な疑問や不安がつきものです。ここでは、作業療法士(OT)向け転職サイトに関するよくある疑問について解説します。
作業療法士の転職時期はいつがベストですか?
作業療法士の転職にベストな時期として、主に以下の3つが挙げられます。
- 2月~3月
- 4月~5月
- 8月~9月
2月~3月は、4月入社に向けて企業が求人を出すので選択肢が広がる時期です。じっくり求人を比較検討したい方におすすめです。4月~5月は、転職希望者が減るため、採用への熱意が高い企業の求人に集中できます。即戦力として活躍したい方におすすめといえるでしょう。
8月~9月は、夏季ボーナスを受け取ってから転職できるため、経済的な余裕を持って転職活動を進められます。ただし、退職の意思を早めに伝えると、ボーナスの支給額が減らされてしまう場合があるため注意が必要です。
作業療法士の給料を上げる方法はありますか?
作業療法士が給料を上げるためには、同じ勤務先で長く働き、経験を積んでチームリーダーや主任などの役職を目指し、昇給を目指す方法があります。また、作業療法士として専門性を高めたり、資格を取得することで年収アップを目指せます。生涯学習制度を利用して「認定作業療法士」や「専門作業療法士」を目指すのも一つの手段です。
医療機関だけではなく教育機関や行政など、給与水準の高い職場を探すことで年収アップを狙うことができるでしょう。さらに副業や独立開業も年収アップが目指せます。休日に非常勤として別の施設で働いたり、経験を積んでデイサービスなどを開業したりすることで、収入を大幅に増やすことも可能です。
作業療法士(OT)向け転職サイトのまとめ

本記事では、作業療法士におすすめの転職サイト・エージェントをはじめ、転職を成功させるための選び方や活用法、転職市場の動向について詳しく解説しました。
作業療法士は、専門性の高さから活躍の場が広く、転職はキャリアアップやワークライフバランスの改善を実現するための有効な手段です。現在の職場に少しでも不満や将来への不安を感じているなら、まずは、転職サイトに登録して情報収集から始めてみましょう。