AI開発企業のおすすめ5選【2025年9月最新】費用相場や成功事例も紹介！

AIの導入を検討していても「どの企業に依頼すべきか分からない」「費用感や成功事例を知りたい」と悩む方は多いのではないでしょうか。近年は生成AIや業務自動化など、ビジネスに活用できる領域が急速に広がり、開発パートナー選びが成果を左右する時代になっています。

本記事では、豊富な実績やサポート体制を持つAI開発企業を厳選して紹介するほか、費用相場や成功事例についても解説します。信頼できるパートナーを見極め、自社の課題に合ったAI開発企業を選ぶのに役立ててください。

日本のAI開発企業おすすめ5社！大手からベンチャーまで紹介

AI開発が活発な現代において、AI開発企業は国内に数多く存在します。企業ごとに規模や得意領域が異なるため、自社の課題を解決できる企業を選ぶことが大切です。

ここでは、おすすめの日本のAI開発企業を大手からベンチャーまで紹介します。

マクニカホールディングス株式会社

マクニカホールディングス株式会社は、半導体やAIなどの最先端技術を世界中から発掘・導入し、日本市場に提供してきた企業です。自社の技術力とノウハウを活かして顧客企業の課題解決を支援し、製品やサービスの付加価値を高めています。

また、グローバルなネットワークを活用し、世界各国のメーカーやスタートアップと提携することで、幅広い領域に対応できるソリューションを展開している点も強みです。さらにAIやDXの推進にも注力しており、製造、流通、金融など多様な産業への導入実績を拡大しています。

こうした特徴により、国内でAI開発や先端技術の導入を検討する企業にとって、信頼性と実績を兼ね備えたパートナーとして高い評価を得ています。

マクニカホールディングス株式会社の基本情報
会社名	マクニカホールディングス株式会社
設立	2015年4月
本社所在地	神奈川県横浜市港北区新横浜一丁目6番地3
公式サイト	https://holdings.macnica.co.jp/

株式会社オプティム

株式会社オプティムは、AI・IoT・ロボットといった先端技術を統合し、企業や社会のDXを革新的に推進する、日本有数の開発企業です。

独自の技術を活かして「OPTiM Biz」をはじめとする多数の企業向けサービスを展開し、業務効率化やセキュリティ強化など幅広いニーズに対応してきました。さらに、医療・農業・インフラなど多様な産業分野において、現場の課題解決を支援するプロジェクトを積極的に展開しており、先端技術の社会実装におけるリーディングカンパニーとして注目されています。

こうした特徴により、オプティムは日本のAI開発企業の中でも高い信頼と評価を集め、持続的な成長と社会価値の創出を両立している点が強みです。

株式会社オプティムの基本情報
会社名	株式会社オプティム
設立	2000年6月
本社所在地	東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング18F
公式サイト	https://www.optim.co.jp/

株式会社AIdeaLab

株式会社AIdeaLab は、「AI×Idea」を掲げ、研究成果をもとに0から1へ新しいプロダクトを連続的に生み出す日本のスタートアップ企業です。2021年に設立され、筑波大学大学院のAI研究室のメンバーを中心に構成されており、創業当初からアイデア×技術の両輪で革新的なサービスを展開してきました。

特筆すべきは、動画生成AIの基盤モデル「AIdeaLab VideoJP」のように、日本語入力対応で商用利用可能なモデルを自社開発・公開している点にあり、これは国内における動画生成AIの最前線を切り拓く動きです。

また自社プロダクトの開発だけでなく、「AI議事録取れる君」や「AIピカソ」といった製品を通じてAIソリューションを提供し、議事録自動作成や対話型アバターなど、利用シーンを具体化した実績を積んでいることも強みです。

さらに医療・教育・クリエイティブなど多様な領域で産業横断的な利用を想定した開発を手がけており、企画から実装・運用まで幅広く対応可能です。

株式会社AIdeaLabの基本情報
会社名	株式会社AIdeaLab
設立	2021年1月
本社所在地	東京都千代田区霞が関三丁目2番5号霞が関ビルディング 13F
公式サイト	https://aidealab.com/

アイテックジャパン株式会社

アイテックジャパン株式会社は、AI導入を検討する企業に対して戦略立案から運用・保守までをワンストップで支援する技術企業です。

データ準備や課題定義・PoC設計といった前段階からAIモデル構築・デモ開発、テストやデプロイ・精度改善など実装と運用両面を自社でカバーできる体制を整えており、社内にAI専門部署を持たない企業にとって頼りになる存在となっています。

また、価格と時間の両面で最適化を図る姿勢も強く、アジャイル開発手法の採用やオフショアリソースの活用を通じて「速く・低コスト」でソリューションを提供することを重視しています。

さらに、対応領域の広さも大きな強みで、画像認識や生成AI、データ予測など複数技術を横断的に扱っており、業界も医療・製造・公共など多岐にわたる案件実績があるため、ニーズに応じて柔軟なソリューションが期待できるでしょう。

アイテックジャパン株式会社の基本情報
会社名	アイテックジャパン株式会社
設立	2002年6月
本社所在地	東京都品川区西五反田8-1-3 PMO五反田6F
公式サイト	https://itec-j.com/

株式会社エクスプラザ

株式会社エクスプラザは、「生成AIの社会実装」をミッションに掲げ、企業のAI導入を提案するだけではなく、アイデア段階から開発・運用まで伴走する企業です。

自社プロダクト「Mark」では、記事やメルマガ・SNS向けコンテンツの生成・変換といったコンテンツ制作に特化したAIツールを提供し、内容編集や校正などにもAIエージェント機能を追加しており、作業効率や品質の双方向上を狙っています。

さらに「EXPLAZA 生成AI Partner」という支援サービスを通じて、企業のフェーズに応じた生成AI活用のロードマップ策定からPoC開発、本番運用まで幅広く支援を行っており、企画力と実装力の両輪が揃っています。

スタートアップ企業ながら、実践的なAIソリューションを複数産業で展開しており、スピードと柔軟性を兼ね備えたパートナーとして、AI技術を使って新価値を創りたい企業にとって非常におすすめできる存在です。

株式会社エクスプラザの基本情報
会社名	株式会社エクスプラザ
設立	2020年7月
本社所在地	東京都港区六本木4丁目8-5 和幸ビル
公式サイト	https://explaza.jp/

AI開発企業とは

AI開発企業とは、人工知能技術を用いて企業や組織の課題解決や新しいサービス創出を支援する専門企業です。

具体的な事業内容は、機械学習や自然言語処理、画像認識など多様な技術を駆使し、データ分析からモデル構築、システム開発、運用・保守までの対応が挙げられます。開発チームにはエンジニアだけでなくデータサイエンティストやインフラ設計者など幅広い専門家が在籍し、業界特有の知見を踏まえた提案や開発が可能です。

自社でAIのノウハウを持たない企業でも、こうしたパートナーを活用することで導入スピードを高め、リスクを抑えつつ先端技術を活用できる点が大きな魅力となっています。

AI開発企業に依頼できる業務

AI開発企業への依頼を検討する際、どのような業務を任せられるのかを把握しておくことが重要です。ここではAI開発企業にどのような業務を依頼できるのか、導入前に押さえておきたいポイントを解説します。

データ分析と基盤整備

AI導入の第一歩となるのが、データの収集・整形・可視化などの基盤づくりです。AI開発企業に依頼することで、社内に散在するデータを統合し、解析しやすい環境を整備してもらえます。

これにより、自社での人手作業やツール選定に悩むことなく、高品質なデータパイプラインを構築しやすくなり、将来的な機械学習モデルの精度向上や意思決定の迅速化につながります。

AIシステムの構築

データ基盤が整った後は、実際に業務に組み込むためのAIシステム開発が必要です。

画像認識や自然言語処理、需要予測など、目的に応じたアプリケーションを開発してもらうことで、現場のオペレーションを効率化したり、新たなサービス提供を可能にしたりできます。

専門企業に任せれば、要件定義からテスト・導入支援まで一貫して対応してくれるため、導入コストやリスクの軽減にもつながります。

AIモデルの設計・開発

高度な分析や予測を実現するためには、モデルそのものの設計が重要になります。AI開発企業は業界知識や最新のアルゴリズムを活用し、ビジネス課題に最適化されたモデルを設計・開発してくれます。

これにより、自社内では難しい専門的なパラメータ調整や性能チューニングもプロの手で行え、より実用的かつ精度の高い成果物を得やすくなるでしょう。

AIの運用・保守

AIは作って終わりではなく、データや環境の変化に応じて定期的なアップデートが必要です。

AIのプロである外部企業に運用・保守を依頼することで、モデルの再学習や精度監視、障害対応などを継続的に行ってもらえるため、内部リソースを圧迫せず安定稼働を維持できます。

加えて、運用上の課題をフィードバックしながら改善サイクルを回せる点も大きな強みです。

DX戦略推進

単なる技術導入にとどまらず、経営や業務全体のデジタル変革を見据えた提案をしてくれるのもAI開発企業の役割です。

データ活用や業務プロセス改善、新規事業開発など、企業のDX戦略に沿ったロードマップ策定やPoC支援を受けることで、AI活用を全社的に広げやすくなります。

こうした包括的な支援を受けることによって、長期的な競争優位の確立につながるでしょう。

AI開発企業を選ぶポイント

AI活用を成功させるには、どの企業に開発を委託するかが分岐点になります。単にシステムを作ってもらうだけでなく、自社の事業理解や将来の運用体制まで見据えたサポートをしてくれるパートナーを選ぶことが重要です。

ここでは、AI開発企業を選ぶポイントを解説します。

AI技術や実績は十分か

選定のポイントとして重要なのは、候補の企業がどの程度のAI技術力や実績を持っているかを確認することです。過去のプロジェクト事例や公開可能な成果物、導入企業の規模や業種をチェックすることで、開発力や対応可能な範囲を推測できます。

コーポレートサイトに実績が掲載されていない場合は、打ち合わせ時の確認や資料請求を行いましょう。また、確認の際には自社の抱える課題と類似した実績があることも重要です。

さらに、最新のアルゴリズムやクラウドサービスに精通しているかどうかも重要な判断材料となり、これらを把握することで期待する品質や納期に見合ったパートナーかを見極めやすくなるでしょう。

得意領域が自社課題に適合するか

AI開発企業には、画像認識や自然言語処理、需要予測など特定の分野に強みを持つところが多くあります。自社の課題がどの領域に該当するのかを明確にし、対象の分野で豊富な実績を持つ企業を選ぶことで、要件定義からモデル構築までスムーズに進行しやすくなります。

加えて、業界固有のルールやデータ特性に精通しているかどうかも成果に直結するため、単なる技術力だけでなくドメイン知識の深さにも注目すると良いでしょう。

内製化に向けたサポートはあるか

AIシステムは導入後の運用や改善が不可欠なため、いずれは社内で一定の管理を担いたい企業も多いでしょう。その場合、教育やドキュメント整備、ツール選定支援など、内製化に向けたサポート体制があるかを確認することが大切です。

単に成果物を納品して終わるのではなく、社内担当者への知識移転や伴走支援を行ってくれる企業を選ぶことで、長期的なコスト削減やノウハウ蓄積が進み、より持続的なAI活用が可能になります。

AI開発企業に依頼する際の費用の目安

AI開発企業に依頼する際の費用の目安は、契約形態やプロジェクトの規模によって異なります。以下の表は、一般的なプロジェクトの規模ごとの費用の目安です。

規模	費用
PoC	300万〜500万円
小規模プロジェクト	150万〜1,000万円
中規模プロジェクト	1,000万〜3,000万円
大規模プロジェクト	3,000万円以上

また、規模だけではなく導入するAIの種類や開発の難易度によっても金額は変動します。以下は、AIの種類ごとの費用の目安です。

種類	費用
AIチャットボット	50万～200万円
需要予測システム	300万～600万円
AI外観検査システム	1,000万～2,000万円

なお、同じプロジェクト規模やAIの種類であっても企業によって発生する金額は異なります。AI開発を依頼する際には、複数社から相見積もりを取り、自社にとってベストな企業を選択しましょう。

AI開発企業に依頼するメリット

自社でゼロからAIを導入・運用するには高度な専門知識や多くの人材、時間を要するため、負担が大きくなりがちです。それらを軽減するために外部へ依頼を検討している人も多いことでしょう。

ここでは、AI開発企業に依頼する主なメリットについて解説します。

最新技術やトレンドを取り入れやすい

AI分野は日進月歩で進化しており、アルゴリズムや開発ツールの更新頻度も高い領域です。

AI開発企業はこうした技術動向を常に追いかけ、複数の案件で培った知見を持っているため、社内だけではキャッチアップしきれない最新技術を迅速に取り入れやすくなります。

さらに、外部視点から自社課題に最適な手法を提案してくれる点も強みであり、結果的に競合との差別化やスピーディな価値創出につながります。

開発から運用までが速い

社内で一から開発体制を構築する場合、人材採用や教育、環境整備に時間がかかりますが、AI開発企業なら既に体制が整っているため、要件定義からモデル構築、テスト、運用までを短期間で進めやすくなります。

また、複数の案件経験を活かしたプロジェクト管理やリスク回避ノウハウを持つため、スケジュールや品質面での安定感が増し、導入効果を早期に実感できる点が魅力です。

AIリテラシー不足を補える

AIを活用するうえで壁となるのが、社内メンバーのリテラシー不足や経験不足です。AI開発企業に依頼することで、専門家による提案や説明を通じて理解を深められ、プロジェクト進行と同時に社内スキルの底上げも期待できます。

さらに、複雑なモデル設計や評価指標など専門的な部分を外部がカバーしてくれるため、リスクの低減や意思決定の迅速化にもつながりやすくなります。

社内教育をはじめとした導入後のサポートを提供している企業に依頼すれば、AIリテラシーの補完はもちろん、将来的な内製化もしやすくなるでしょう。

社内のコア業務に集中できる

AIの開発や運用には多くの時間とリソースを割く必要がありますが、AI開発企業に委託すればその負担を軽減でき、自社社員が本来のコア業務や戦略立案に注力しやすくなります。

また、AIシステムの改善や保守にかかる日常業務を外部が担うことで、社内の人材がより高付加価値な仕事に時間を使えるようになり、結果として全体の生産性や競争力の向上が期待できるでしょう。

AI開発企業に依頼するデメリット

AI開発企業への委託は、専門的なノウハウやスピード感を得られる反面、注意しておかないと後で想定外の課題に直面することがあります。ここでは、AI開発企業に依頼するデメリットや注意点を解説します。

コストが負担になるケースがある

AI開発は、要件定義からデータ収集、モデル構築、運用・改善に至るまで幅広い工程を含むため、外注費用が膨らみやすい分野です。

特に高度なアルゴリズムや大規模データを扱うプロジェクトでは、ライセンス料やクラウド利用料など目に見えないコストが追加される場合があるため注意しなければなりません。

最初に見積もりを確認する際は、開発だけでなく運用・保守まで含めた総額を把握し、契約後に予算を圧迫しないよう計画的に進めることが望ましいです。なお、見積もりは1社だけではなく、複数社から相見積もりをもらい、比較しながら自社にベストな企業を選定しましょう。

社内にAI開発のノウハウが蓄積されにくいことがある

AI開発企業にすべてを任せきりにしてしまうと、システムの仕組みや改良のポイントなどが社内に共有されず、結果的に内製化が進まず依存状態が長引く恐れがあります。

将来的な自社開発や改善を見据えるなら、外部企業に協力してもらいながら担当者を巻き込み、知識移転やトレーニングを同時に進めることが重要です。

プロジェクト開始時から役割分担を明確にし、社内メンバーが一定の理解を持てる体制を整えることで、依頼のデメリットを最小限に抑えられるでしょう。

AI開発企業への依頼を成功させるコツ

AI開発を外部企業に委託する際は、ただ依頼するだけでは期待した成果が得られないこともあります。システム導入と同じく、専門技術を活かした最適なソリューションを導入するには、依頼する側の準備や対応も重要なポイントです。

ここでは、AI開発企業への依頼を成功させるコツについて解説します。

目指す成果を明確にする

AIを導入する際は「どの業務をどこまで効率化したいのか」「どんな成果指標を達成したいのか」を最初に定義しておくことが不可欠です。成果のイメージがあいまいなまま依頼すると、開発企業側も要件を絞れず、結果として期待通りのシステムにならない恐れがあります。

目的を定量・定性両面で明確化し、優先度を整理したうえで共有しておくことで、企画段階からプロジェクト全体に一貫性が生まれ、短期間でより高い成果を出しやすくなります。

また「そもそも自社の課題をAIで解決できるのか」と疑問を感じている人もいることでしょう。その際は課題を明確にしたうえで、AIに任せられるのかを依頼先の担当者に確認してみましょう。

予算やスケジュール管理を徹底する

AI開発は要件の追加や調整によって費用や納期が変動しやすい分野です。あらかじめ総予算や納期を設定し、フェーズごとに進捗や支出をチェックする仕組みを整えることで、計画外のコスト増加や納期遅延を防ぎやすくなります。

またAIに限らずシステム導入では、要件定義が詳細まで詰め切れておらず、開発途中で要望が出てくることは珍しくありません。後から出てきた要望を追加で依頼すると、開発工程が手戻りする可能性が高く、納期も延びてしまいがちです。

こうした事態に陥らないためにもマイルストーンごとの確認や、見積もり段階での詳細な条件設定を行い、プロジェクト全体をスムーズに進行させられるようにしましょう。

開発会社と密なコミュニケーションを心がける

専門用語や技術的背景が多いAI分野では、双方の理解がずれると後の工程に大きな影響が出ることがあります。こうした認識違いを防ぐためには、定例ミーティングや進捗報告を活用し、疑問や課題を早期に共有して解決する姿勢が重要です。

社内の関係部署も巻き込みながら情報を整理・提供し、開発会社と同じ方向を向ける環境を作ることで、仕様変更やリスクに柔軟に対応でき、最終成果物の品質や納期も向上しやすくなるでしょう。

AI開発企業を利用した成功事例

これからAIを導入する際、他社の成功事例を確認しておくと、自社の課題の洗い出しや整理に役立ちます。ここでは、株式会社ブレインパッドの事例をもとに紹介します。

成功事例①ソフトバンクの法人顧客に向けたAI活用支援

支援先企業	ソフトバンク株式会社
支援内容	法人顧客のデータ・AI活用促進を支援
支援期間	約2年間
導入コンサル	株式会社ブレインパッド

こちらの事例では、生成AIを含む先端技術やデータ分析ノウハウを組み合わせ、ソフトバンクの顧客基盤を活かしたソリューション提案を行っています。

「高利益体質への構造転換」を掲げ、アライアンスを強化する戦略の一環としてこのサービス提供を位置づけており、営業・マーケティングの選択と集中を進めるための重要な施策にもなっています。

成功事例②エアロセンス社に「機械学習／ディープラーニング活用サービス」を導入

支援先企業	エアロセンス株式会社
支援内容	機械学習/ディープラーニング活用サービス
支援期間	約2ヵ月間
導入コンサル	株式会社ブレインパッド

ドローンによる空撮データの活用を進めていたエアロセンス社は、空撮画像から自動で物体を検知したり異常を察知する処理を強化するために機械学習/ディープラーニング活用サービスを依頼しました。

ブレインパッドはまずワークショップ形式で空撮画像の処理を試し、Google Cloud PlatformやTensorFlowを用いて車両検出モデルの構築と調整を実施。誤検出が減少するなど精度改善が確認できたため、将来的なビジネスモデルの幅を広げています。

成功事例③大塚商会へメールマーケティング支援システムを導入

支援先企業	株式会社大塚商会
支援内容	・レコメンドメール連携システム ・メールコンテンツ管理システム
支援期間	記載なし
導入コンサル	株式会社ブレインパッド

国内大手のソリューションプロバイダである大塚商会に対し、「Rtoaster」というレコメンドエンジンおよびメールコンテンツ管理機能を組み込んだメールマーケティング支援システムを提供しました。

このシステム導入によって、膨大な商品・サービス群を持つ大塚商会が、顧客ごとの興味関心に応じて適切な内容のメールを適時配信できるようになり、Webサイトへのアクセス増加やオペレーション工数の削減が実現しました。

AI開発企業に関するQ&A

いざAI開発企業に依頼を検討する際、さまざまな疑問が湧くものです。ここでは、AI開発企業に関するよくある質問についてQ&A形式で解説します。

日本のAIトップ企業は？

どのAI企業がトップなのかは、評価基準によって答えが変わります。例えば、研究開発力や特許件数、プロジェクト規模などを重視する場合もあれば、純粋な売上高を基準にすることもあります。

その中から売上高を指標にすると、本記事でも紹介したマクニカホールディングス株式会社がトップクラスです。同社は国内外の先端技術を扱う商社機能に加え、自社でAI関連の開発・提供にも注力しており、2025年3月期の売上実績は1兆341億円※に達しました。

このようにAI関連事業だけでなく幅広いテクノロジー領域に強みを持ち、規模や実績の面で国内屈指の存在感を誇る企業といえるでしょう。

参照元

※IR BANK「マクニカHD」

日本のAI第一人者は誰ですか？

日本におけるAI分野の第一人者として広く認知されているのが、東京大学大学院教授の松尾豊さんです。

松尾さんは、ディープラーニングの研究や産業応用の普及に早くから取り組み、学術界だけでなく産業界にも大きな影響を与えてきました。企業との共同研究や政策提言を通じて、日本全体のAI人材育成やエコシステム形成にも尽力しており、研究成果を社会実装へと結びつけている点も注目されています。

加えて、国内外での講演や発信活動を通じてAIの正しい理解を広め、社会全体のデジタル化を後押ししてきました。こうした学術的実績と社会貢献の両面から、松尾さんは日本のAI分野をリードする存在として高く評価されています。

AI開発企業のまとめ

AI開発企業の選定は、事業のDXや業務効率化に直結する重要なポイントです。本記事では、最新の実績やサポート体制が整ったAI開発企業を紹介してきました。

また、選定する際には企業ごとの強みや得意領域を理解することで、自社の課題に最適なパートナーを選びやすくなります。選定の基準や費用相場、成功事例など導入前のポイントを押さえ、自社のニーズに合った企業選びに役立ててください。