言語聴覚士(ST)向け転職サイトのおすすめ13社を徹底比較!【2025年6月最新】

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言語聴覚士(ST)向け転職サイトのおすすめ

言語聴覚士として働く中で「今の給料で将来は大丈夫?」「職場の人間関係がヤバイ…」と悩み、転職を考える方は少なくありません。専門職だからこそ、キャリアの選択は慎重になるものです。しかし、いざ転職しようにも「どの転職サイトが自分に合っているの?」と、不安は尽きないでしょう。

この記事では、言語聴覚士の転職に強みを持つ転職サイト・エージェントを徹底的に比較しました。さらに、施設形態や希望条件に合わせたサービスの選び方から、転職を成功に導くための情報を網羅しています。記事を最後まで読めば、理想のキャリアを実現するための、最適な転職サイトがきっと見つかるはずです。ぜひ参考にしてください。

目次

言語聴覚士(ST)向け転職サイトのおすすめ13社を徹底比較

言語聴覚士(ST)向け転職サイトのおすすめ13社を徹底比較

言語聴覚士(ST)の転職を力強くサポートする、おすすめの転職サイト・エージェント13社を紹介します。

レバウェルリハビリ

レバウェルリハビリの特徴
  • リハビリ職に特化し、専門性の高いサポートを提供
  • 職場の内部情報に詳しく、ミスマッチが少ない
  • 電話やLINEでのキャリア相談が可能

レバウェルリハビリは、リハビリ専門職に特化した転職エージェントです。医療・介護分野の人材サービスで高い実績を誇るレバウェル株式会社が運営しています。言語聴覚士の仕事内容やキャリアパスを深く理解した専任アドバイザーが、求職者の希望やスキルを丁寧にヒアリングした上で、豊富な求人の中から最適な職場を提案してくれます。

特に強みとしているのが、求人票だけではわからない職場の雰囲気や人間関係、具体的な業務内容といった「生の情報」です。アドバイザーが実際に施設へ足を運んで得た情報をもとに紹介を行うため、入職後のギャップが少なく、安心して長く働ける環境を見つけやすいのが大きな魅力です。

電話やLINEでの相談も可能なので、現職で忙しい言語聴覚士も自分のペースで無理なく転職活動ができるでしょう。初めての転職で不安な方や、キャリアについてじっくり相談したい方に最適なサービスといえます。

レバウェルリハビリの基本情報
運営会社レバウェル株式会社
公式サイトhttps://levwell.jp/profession/st/
公開求人数8,738件(2025年6月11日時点)
主な求人職種理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、
看護師・准看護師、理学療法士、
臨床検査技師、医療事務など

PTOT人材バンク

PTOT人材バンク
引用元:PTOT人材バンク
PTOT人材バンクの特徴
  • リハビリ職専門で業界最大級の求人数
  • 経験豊富なキャリアパートナーによる質の高いサポート
  • 全国を網羅し、地方の求人も豊富

PTOT人材バンクは、リハビリ職専門の転職エージェントです。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の求人を合わせると約4万件を超える圧倒的な求人数を誇り、病院や介護施設、小児領域など、あらゆる領域の求人を網羅しています。

また、各地域の医療・介護事情に精通したプロが求職者の希望を深く理解し、非公開求人を含む多数の選択肢の中から最適なものを提案してくれるでしょう。さらに、面接の日程調整から条件交渉まで、キャリアパートナーが転職活動における煩雑なプロセスを全面的に代行してくれるため、働きながらでも効率的に活動を進めることが可能です。

運営する株式会社エス・エム・エスは、東京証券取引所プライム市場上場の企業です。プライバシーマークの認定を受けていることからも、安心してキャリア相談を受けることが可能です。豊富な選択肢の中からじっくり比較検討したい方や、手厚いサポートを受けたい方におすすめといえるでしょう。

PTOT人材バンクの基本情報
運営会社株式会社エス・エム・エス
公式サイトhttps://www.ptotjinzaibank.com/
公開求人数41,239件(2025年6月11日時点)
主な求人職種理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)

PTOTSTワーカー

PTOTSTワーカー
引用元:PTOTSTワーカー
PTOTSTワーカーの特徴
  • リハビリ職の非公開求人・独占求人が多数
  • 各地域に特化した専門アドバイザーが在籍
  • スピーディーな対応と丁寧なサポートに定評

PTOTSTワーカーは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士(ST)に特化した転職エージェントです。公開されている求人に加え、サイトには掲載されていない「非公開求人」を多数保有しているのが最大の強みといえます。好条件の求人や、急募のポジションなど、登録者だけがアクセスできる特別な案件に出会える可能性が高いでしょう。

PTOTSTワーカーの大きな特徴の一つは、ST、PT、OTそれぞれの職種専門のキャリアアドバイザーが在籍している点です。これにより、ST特有のキャリアパスや専門性、市場のニーズを深く理解した上で、個々の希望に合致する求人を提案してもらうことが可能です。

また、履歴書の書き方から円満退社のためのアドバイスまで、転職のあらゆる段階で親身なサポートが受けられるため、安心して活動に専念できます。都市部はもちろん、地方の求人情報も充実しているため、Uターン・Iターンを考えている言語聴覚士にとっても心強い味方となるでしょう。

PTOTSTワーカーの基本情報
運営会社株式会社トライトキャリア
公式サイトhttps://ptotst-worker.com/
公開求人数22,405件(2025年6月11日時点)
主な求人職種理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)

PTOTキャリアナビ

PTOTキャリアナビの特徴
  • リハビリ職に特化した求人情報サイト
  • 自分のペースで求人を探し、直接応募が可能
  • コミュニケーションはLINEが中心

PTOTキャリアナビは、株式会社ヒトイキが運営するリハビリテーション専門職向けの転職支援サービスです。主に理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)を対象としており、特に関東・関西エリアの求人に強みを持ちます。

また、アドバイザーとのコミュニケーション手段はLINEを活用するのが大きな特徴です。日常的に利用するLINEで迅速に情報交換や相談ができる点は、特に日中多忙な方や、よりカジュアルでスピーディーなやり取りを好む方にとって大きなメリットといえるでしょう。

全国の病院や介護施設、クリニックなど、様々な施設の求人が掲載されており、勤務地や雇用形態、給与などの条件で簡単に検索できます。能動的に転職活動を進めたい方、自分の市場価値を確かめたい方におすすめのサービスです。

PTOTキャリアナビの基本情報
運営会社株式会社ヒトイキ
公式サイトhttps://ptot-careernavi.com/
公開求人数非公開(2025年6月11日時点)
主な求人職種理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)

マイナビコメディカル

マイナビコメディカルの特徴
  • 大手人材会社「マイナビ」が運営する安心感と情報力
  • 病院や大手企業の求人に強く、独占求人も多数
  • 対面でのキャリア相談など、きめ細やかなサポート体制

マイナビコメディカルは、人材業界のリーディングカンパニーである株式会社マイナビが運営する、医療・介護専門の転職エージェントです。大手ならではの強力なネットワークを活かし、質の高い求人を豊富に保有しています。この大手ならではの広範なネットワークと情報量は、多様な選択肢の中から最適な職場を見つける上で大きなアドバンテージとなるでしょう。

言語聴覚士の専門性を深く理解したキャリアアドバイザーが、一人ひとりのキャリアプランに真摯に向き合い、最適な転職をサポートします。全国の主要都市に拠点を構えているため、対面でのカウンセリングを受けやすいのもポイントです。

じっくりと話を聞いてもらいながら、納得のいく転職活動を進めたい方や、安心して任せられる大手のエージェントを利用したい方にとって、最適な選択肢の一つです。

マイナビコメディカルの基本情報
運営会社株式会社マイナビ
公式サイトhttps://co-medical.mynavi.jp/
公開求人数7,663件(2025年6月12日時点)
主な求人職種理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、
臨床検査技師、診療放射線技師、管理栄養士など

※マイナビのプロモーションを含みます

LITALICOキャリア

LITALICOキャリアの特徴
  • 小児領域・発達支援分野の求人に特化
  • 独自の求人が多く、専門性を深く追求できる
  • キャリア支援のプロによる質の高い面談

LITALICOキャリアは、障害福祉分野で広く事業を展開する株式会社LITALICOが運営する転職サービスです。特に、児童発達支援や放課後等デイサービスといった「小児領域」の求人に圧倒的な強みを持っています。子どもたちの成長に深く関わりたい、発達支援の分野で専門性を高めたいと考えている方にとっては、最適なプラットフォームといえるでしょう。

「求人の質がかなり良かった」といった声も見受けられ、単に求人数を追うのではなく、内容や専門性を重視する方に適しているといえます。また、登録者限定で紹介される非公開求人には、給与や休日などの条件が良いものが多く含まれているとされており、一般市場には出回らない優良な案件に出会える可能性があります。

また、キャリアアドバイザーが求職者の価値観や「やりたいこと」を深く掘り下げる質の高い面談を行い、長期的なキャリアプランの構築をサポートしてくれるのも大きな特徴です。社会貢献性の高い分野で、自分の専門性を存分に発揮したい方におすすめのサービスです。

LITALICOキャリアの基本情報
運営会社株式会社LITALICO
公式サイトhttps://litalico-c.jp/
公開求人数43,345件(2025年6月11日時点)
主な求人職種児童指導員、保育士、児童発達支援管理責任者、
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士、
サービス管理責任者など

PT-OT-ST.NET

PT-OT-ST.NET
引用元:PT-OT-ST.NET
PT-OT-ST.NETの特徴
  • 20年以上の運営実績を誇る老舗サイト
  • リハビリ職のコミュニティ機能が充実
  • 自分のペースで情報収集できる求人サイト

PT-OT-ST.NETは、株式会社PT-OT-ST.NETが運営するリハビリテーション専門職のための総合情報ポータルサイトです。求人情報だけでなく、言語聴覚士同士が情報交換できる掲示板や、勉強会の情報、国試対策コンテンツなど、キャリアに役立つ情報が満載なのが大きな特徴です。

これにより、日々の臨床に役立つ情報を得たり、キャリア形成に関する知見を深めたりすることができるでしょう。また、大手エージェントと比較すると規模は小さいものの、その専門性と情報網羅性に特色があります。長年の運営実績から、地域に根差した中小規模の施設からの求人も多く見られます。

最新の求人情報をチェックするだけではなく、同じ専門職の仲間と繋がったり、スキルアップのための情報を得たりと、総合的なキャリア支援プラットフォームとして活用できます。自分のペースでじっくりと情報収集したい方におすすめです。

PT-OT-ST.NETの基本情報
運営会社株式会社PT-OT-ST.NET
公式サイトhttps://www.pt-ot-st.net/
公開求人数1,250件(2025年6月11日時点)
主な求人職種理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)
看護師、リハビリ助手など

ジョブメドレー

ジョブメドレーの特徴
  • 医療・介護業界で国内最大級の求人数
  • 自分のペースで転職活動ができる求人サイト型
  • 事業所から直接オファーが届くスカウト機能

ジョブメドレーは、株式会社メドレーが運営する日本最大級の医療・介護専門のエージェントです。言語聴覚士(ST)を含む50以上の職種の求人を幅広く扱っており、その圧倒的な情報量が最大の強みです。また、詳細なプロフィールを登録しておくことで事業所から直接オファーが届く「スカウト機能」も非常に便利です。

思いもよらない好条件の求人や、自分のスキルを高く評価してくれる職場と出会える可能性があるので、幅広い選択肢の中から、主体的に転職先を見つけたい方におすすめといえるでしょう。

さらに、検索機能の使いやすさも利用者から高く評価されています。勤務地、雇用形態、給与といった基本的な条件はもちろん、「年間休日120日以上」「未経験可」「小児リハビリ」といった、キャリアプランやライフスタイルに合わせて重視するであろう詳細なこだわり条件での絞り込みが可能です。

履歴書や職務経歴書の作成をサポートする機能も備わっており、転職活動が初めての方や書類作成に自信がない方にも優しい設計となっています。

ジョブメドレーの基本情報
運営会社株式会社メドレー
公式サイトhttps://job-medley.com/st/
公開求人数760,733件(2025年6月12日時点)
主な求人職種医師、看護師、介護職、保育士、
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など

関連記事>>ジョブメドレーの評判・口コミ

グッピー

グッピー
引用元:グッピー
グッピーの特徴
  • 医療系求人サイトの草分け的存在で信頼性が高い
  • 企業から直接メールが届く「スカウト機能」
  • 就職・転職に役立つ豊富なコンテンツ

グッピーは、年間792万人が利用する医療・介護・福祉に特化した転職求人サイトです。長年の運営で築いた信頼から、全国の多くの医療機関や介護施設が求人を掲載しています。

グッピーの大きな特徴は、その求人情報量の多さと、求職者にとって便利な機能がバランス良く備わっている点です。サイトには、企業から直接スカウトメールが届く「スカウト機能」が搭載されており、積極的に求人を探す時間が限られている方でも、自身のプロフィールに興味を持った事業所からアプローチを受けることが可能です。

さらに、グッピーはハローワークの最新求人も掲載しており、公的な求人情報と民間の求人情報を一つのサイトでまとめて確認できる利便性があります。また、サイト内には適性診断や国家試験対策、転職ノウハウなど、キャリア形成に役立つコンテンツが満載で、情報収集ツールとしても非常に優れています。

グッピーの基本情報
運営会社株式会社メドレー
公式サイトhttps://www.guppy.jp/st
公開求人数569718件(2025年6月11日時点)
主な求人職種歯科医師、歯科衛生士、医師、
看護師、薬剤師、理学療法士、
作業療法士、言語聴覚士など

メドフィット

メドフィット
引用元:メドフィット
メドフィットの特徴
  • 転職後を見据えた長期的なサポート
  • 非公開求人が豊富で、好条件の案件が見つかりやすい
  • 専任コンサルタントによる手厚いサポート

メドフィットは、医療・介護業界に特化した転職エージェントです。メドフィットの大きな特徴は、医療・介護分野を専門とする専任エージェントによる手厚い転職サポート体制です。単に求人を紹介するだけではなく、転職後の活躍を長期的な視点で見据えたサポートを心掛けています。

求職者一人ひとりの経験やスキル、キャリアプラン、さらにはブランク期間や経験の浅さといった個別の不安要素まで丁寧にヒアリングします。利用者の意に沿わない求人を強引に推薦することはなく、納得のいく転職ができるよう支援する姿勢は、求職者にとって大きな安心材料となるでしょう。

公開求人数は他の大手サイトと比較するとやや少なめですが、その分、個々のニーズに合わせたきめ細かいマッチングや、非公開求人を通じた質の高い紹介が期待できます。質の高い求人の中から、自分にぴったりの職場を見つけたい方におすすめです。

メドフィットの基本情報
運営会社株式会社GentenLinks
公式サイトhttps://medfit.co.jp/
公開求人数5,982件(2025年6月11日時点)
主な求人職種看護師、薬剤師、臨床検査技師、
診療放射線技師、理学療法士、
作業療法士、言語聴覚士など

コメディカルドットコム

コメディカルドットコムの特徴
  • 事業所の口コミ情報でリアルな雰囲気がわかる
  • 口コミで利用者の意見を参考にできる
  • 独自のマッチングチャート機能で求人の絞り込みが可能

コメディカルドットコムは、セカンドラボ株式会社が運営する医療福祉業界専門の転職サイトです。臨床検査技師や診療放射線技師など、様々なコメディカル職の求人を専門に扱う求人サイトです。

求人情報が専門的かつ詳細であることも、コメディカルドットコムの大きな魅力の一つです。基本的な募集要項に加え、施設の雰囲気や特色、待遇、福利厚生に関する情報も詳しく掲載されており、応募前に職場の実情を多角的に把握することができます。

そして、最大の魅力は、実際にサービスを利用したからの「口コミ」が閲覧できる点です。客観的な第三者の意見も参考にしながら、慎重に転職先を決めたいと考えている方にとって、非常に価値のあるサービスといえるでしょう。さらに、独自の「マッチングチャート機能」は、希望条件と求人内容がどの程度一致しているかを視覚的に確認でき、効率的に候補を絞り込むのに役立ちます。

自ら積極的に情報収集し、主体的に転職活動を進めたい方にとって、コメディカルドットコムは非常に有効なツールといえるでしょう。

コメディカルドットコムの基本情報
運営会社セカンドラボ株式会社
公式サイトhttps://www.co-medical.com/
公開求人数173,514件(2025年6月12日時点)
主な求人職種看護師、介護福祉士、薬剤師、
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、
保育士、管理栄養士など

ベネッセPT・OT・STお仕事サポート

ベネッセPT・OT・STお仕事サポートの特徴
  • 教育・介護業界の大手「ベネッセ」が運営
  • 介護・福祉領域の求人に強み
  • コンサルタントの質の高さに定評がある

ベネッセPT・OT・STお仕事サポートは、リハビリ職専門の転職エージェントです。ベネッセグループが運営しており、長年、介護業界で培ってきたノウハウとネットワークを活かし、介護老人保健施設や有料老人ホームといった介護・福祉領域の求人に強みを持ちます。ベネッセのブランド力から、質の高い求人が集まりやすいのも特徴です。

また、コンサルタントの丁寧で誠実な対応にも定評があります。転職活動における履歴書・職務経歴書の添削や面接対策といった基本的なサポートはもちろんのこと、キャリアプランに関する個別相談にも応じてもらえます。初めて転職する方や、きめ細かいサポートを希望する方にとっては心強い存在となるでしょう。

一般病院から介護老人保健施設、訪問看護ステーションまで幅広い施設形態の求人をカバーしています。また、正社員、派遣社員、パート・アルバイトなど、多様な働き方に対応した求人があります。大手ならではの安心感を持ちながら、介護分野で専門性を発揮したいと考えている言語聴覚士におすすめのサービスです。

ベネッセPT・OT・STお仕事サポートの基本情報
運営会社株式会社ベネッセキャリオス
公式サイトhttps://ptotst.benesse-mcm.jp/
公開求人数785件(2025年6月12日時点)
主な求人職種理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)

ハクビ

ハクビ
引用元:ハクビ
ハクビの特徴
  • 医療・福祉分野に特化した人材サービス会社
  • 介護資格講座運営と人材サービスを連携
  • 未経験者やブランクのある方へのサポート

ハクビは、ハクビ株式会社が運営するサービスです。主に「かいごの学校ハクビ」として介護職員初任者研修や実務者研修といった介護資格の取得支援講座と、介護・福祉分野専門の人材紹介・派遣事業を連携して展開しています。

正社員の求人だけでなく、派遣社員や、一定期間派遣で働いた後に正社員登用を目指す「紹介予定派遣」の求人を豊富に扱っているのが大きな特徴です。自社で介護資格講座を運営しているため、そこで資格を取得した人材を介護施設や福祉事業所に紹介するという流れが主軸です。

資格取得からの就職支援に強みがあるため、介護分野が未経験の方や、ブランクを経て復職を考える方に対しても、研修制度や丁寧なマッチングが期待できます。

ハクビの基本情報
運営会社ハクビ株式会社
公式サイトhttps://www.hakubi.com/
公開求人数1,958件(2025年6月11日時点)
主な求人職種介護職員、ケアマネージャーなど

【施設形態別】言語聴覚士(ST)向けおすすめの転職サイト

【施設形態別】言語聴覚士(ST)向けおすすめの転職サイト

ここでは、主要な施設形態別に、それぞれの特徴に強みを持つおすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。

病院で働きたい言語聴覚士向け転職サイト

PTOT人材バンク

PTOT人材バンク
引用元:PTOT人材バンク

PTOT人材バンクは、全国の病院求人を豊富に保有しており、特に言語聴覚士の求人数も多いのが特徴です。PTOT人材バンクでの、病院における言語聴覚士の求人は1,467件掲載されていました。病院は言語聴覚士にとって中心的な活躍の場の一つであり、急性期から回復期、維持期(療養型)まで、多様なステージでのリハビリテーションに関わることができます。

特定の疾患領域に強い、教育体制が充実しているなど、病院ごとの特色や求人票だけでは分からない内部情報を提供してもらえる点は、PTOT人材バンクを利用する大きなメリットです。また、非公開求人も多数扱っているため、一般には出回らない好条件の病院求人に出会える可能性も考えられるでしょう。

参照元

PTOT人材バンク「病院求人数(2025年6月11日時点)」

介護施設で働きたい言語聴覚士向け転職サイト

PTOTSTワーカー

PTOTSTワーカー
引用元:PTOTSTワーカー

PTOTSTワーカーは、介護施設系の求人に強く、言語聴覚士向けの募集も豊富に扱っています。介護福祉施設における言語聴覚士の求人は3,951件掲載されていました。

PTOTSTワーカーのメリットは、職種専門のキャリアアドバイザーが介護施設ごとの特色や言語聴覚士の役割、働きがいなどを詳しく説明してくれる点です。また、施設内の雰囲気や人間関係といった内部情報も提供してくれるため、入職後のミスマッチを防ぐのに役立ちます。

介護分野でのキャリアを考えている方や、高齢者リハビリに深く関わりたい言語聴覚士の方にとって、PTOTSTワーカーは多くの選択肢と専門的なサポートを提供してくれるでしょう。

参照元

PTOTSTワーカー「介護施設求人数(2025年6月11日時点)」

クリニックで働きたい言語聴覚士向け転職サイト

マイナビコメディカル

マイナビコメディカルはクリニックの求人も含め、言語聴覚士向けの求人を幅広く扱っており、クリニック向けの公開求人は189件掲載されていました。クリニックは、地域に密着した医療を提供する場です。言語聴覚士にとっては耳鼻咽喉科クリニックでの聴覚関連業務や、小児科クリニックでの発達支援など、多様な活躍の可能性があります。

マイナビコメディカルを利用するメリットは、大手ならではの情報網を活かし、様々なタイプのクリニック求人を紹介してもらえる点です。専門のキャリアアドバイザーが、クリニックごとの特徴や診療内容、言語聴覚士に求められる役割などを丁寧に説明し、希望に合った職場探しをサポートします。

※マイナビのプロモーションを含みます

参照元

マイナビコメディカル「クリニックの言語聴覚士求人数(2025年6月11日時点)」

訪問リハビリで働きたい言語聴覚士向け転職サイト

PTOT人材バンク

PTOT人材バンク
引用元:PTOT人材バンク

PTOT人材バンクは、訪問リハビリ分野の言語聴覚士の求人も豊富に扱っています。訪問リハビリにおける言語聴覚士の求人は2,002件掲載されていました。これは同サイトが持つ言語聴覚士の求人の中でも大きな割合を占めており、訪問リハビリへの注力度の高さがうかがえます。

PTOT人材バンクを利用するメリットには、訪問リハビリ特有の働き方や、事業所ごとのサポート体制、給与体系について、キャリアパートナーから詳しい情報を得られる点です。

「地域に根ざしたリハビリテーションに貢献したい」と利用者の生活に深く関わりたいと考える方にとって、PTOT人材バンクは多くの機会を提供してくれるでしょう。

参照元

PTOT人材バンク「訪問看護・リハ求人数(2025年6月11日時点)」

【希望条件別】言語聴覚士(ST)向けおすすめの転職サイト

【希望条件別】言語聴覚士(ST)向けおすすめの転職サイト

ここでは、言語聴覚士の転職において主要な希望条件別に強みを持つ転職サイト・エージェントを紹介します。

高年収を目指したい言語聴覚士向け転職サイト

マイナビコメディカル

マイナビコメディカルは、比較的高年収の案件を保有している傾向があります。サイト全体における言語聴覚士の公開求人数は7,000件以上と豊富で、年収500万円以上では478件の掲載がありました。

マイナビコメディカルのキャリアアドバイザーは、給与交渉にも長けており、求職者の経験やスキルを最大限に評価してもらえるようサポートしてくれます。また、非公開求人や独占求人の中には、一般には公開されていない好待遇の案件が含まれている可能性もあります。

これまでの経験を活かしてキャリアアップと年収アップを同時に実現したい方にとって、マイナビコメディカルは有力な相談先といえるでしょう。

※マイナビのプロモーションを含みます

参照元

マイナビコメディカル「年収500万円以上求人数(2025年6月11日時点)」

常勤で働きたい言語聴覚士向け転職サイト

PTOTSTワーカー

PTOTSTワーカー
引用元:PTOTSTワーカー

PTOTSTワーカーは、常勤の求人を多数扱っており、全国規模で豊富な選択肢を提供しています。公開求人数は約2万件以上で、その中で言語聴覚士の常勤の求人は3,549件でした。PTOTSTワーカーは、職種専門のキャリアアドバイザーが、常勤ならではのキャリアパスや福利厚生、職場の安定性などについて詳しい情報を提供してくれます。

また、病院や介護施設、訪問リハビリステーションなど、多様な施設形態での常勤求人を扱っているため、希望や専門性に合った職場を見つけやすいでしょう。PTOTSTワーカーは常勤求人を探す上で頼りになる存在といえます。

参照元

PTOTSTワーカー「介護施設求人数(2025年6月11日時点)」

非常勤で働きたい言語聴覚士向け転職サイト

PTOT人材バンク

PTOT人材バンク
引用元:PTOT人材バンク

PTOT人材バンクは、非常勤の求人も豊富に取り揃えています。非常勤の言語聴覚士の求人は4,017件掲載されているのが確認できました。

PTOT人材バンクのキャリアパートナーは、勤務日数や時間、時給などの条件交渉はもちろん、非常勤ならではの働き方のメリット・デメリットについても丁寧にアドバイスしてくれます。また、ブランクからの復職や、子育て中など、個々の状況に合わせた求人紹介も得意としています。

自身のライフスタイルに合わせて柔軟に働きたい、専門性を維持しながら無理なくキャリアを継続したいと考える方にとって、PTOT人材バンクは多くの選択肢と手厚いサポートを提供してくれるでしょう。

参照元

PTOT人材バンク「非常勤求人数(2025年6月11日時点)」

未経験の言語聴覚士向け転職サイト

マイナビコメディカル

マイナビコメディカルは「未経験OK」の言語聴覚士の求人を多数掲載しており、その数は1,088件にも及びます。600以上の事業所・施設からの募集であり、未経験者に対しても門戸を開いている職場が多いことが伺えます。

マイナビコメディカルのキャリアアドバイザーは、履歴書・職務経歴書の書き方や面接対策など、転職活動の基本から丁寧にサポートしてくれるため、初めての就職・転職活動でも安心です。非公開求人の中にも未経験者向けの案件が含まれている可能性があり、幅広い選択肢の中からキャリアの第一歩を踏み出すための職場を見つけることができるでしょう

※マイナビのプロモーションを含みます

参照元

マイナビコメディカル「未経験OKの言語聴覚士求人数(2025年6月11日時点)」

言語聴覚士(ST)向け転職サイト選びで確認するポイント

言語聴覚士(ST)向け転職サイト選びで確認するポイント

数ある転職サイトの中から、自分に合ったサービスを見つけるための4つのポイントを解説します。

言語聴覚士の求人が多いか

転職サイト選びの基本は、言語聴覚士の求人数が豊富であることです。選択肢が多ければ多いほど、勤務地や給与、施設形態、専門領域といった様々な条件で比較検討でき、理想に合致する職場に出会える可能性が高まるでしょう。

1万件を超える求人を掲載しているサイトは、それだけ多くの医療機関や施設から信頼されている証といえます。また、求人数が多いサイトは、地方の求人や、一般にはあまり出回らないようなニッチな求人をカバーしていることもあります。まずは複数のサイトに登録し、希望するエリアや条件でどれくらいの求人があるかを確認してみるのがおすすめです。

転職サポート体制が充実しているか

特に働きながらの転職活動や初めての転職では、サポート体制の充実度が成功を大きく左右します。優れた転職エージェントは、単に求人を紹介するだけではなく、キャリアの伴走者として手厚いサポートを提供してくれるでしょう。

具体的には、求職者の強みを最大限に引き出すための履歴書・職務経歴書の添削や、過去の質問傾向などを踏まえた面接対策が挙げられます。また、個人では言い出しにくい給与・待遇の条件交渉なども手厚いサポートの一つです。

登録前の段階で、どのようなサポートが無料で受けられるかを確認したり、最初の面談で具体的に質問したりして、必要とするサポートを提供してくれるエージェントを選びましょう。

希望の条件を検索できるか

転職サイトをストレスなく活用するためには、サイトにおける検索機能の使いやすさも重要なポイントです。言語聴覚士の転職では、単なる勤務地や給与だけでなく、より専門的な条件で探すケースが多くあります。

「小児領域」「摂食・嚥下リハビリ」「高次脳機能障害」といった専門分野での絞り込みはもちろん、「土日祝休み」「残業月10時間以下」など、細かな条件で検索できるかを確認しましょう。

絞り込みが詳細であるほど、譲れない条件に合った求人を効率的に見つけ出すことができます。いくつかのサイトを実際に使ってみて、直感的に操作しやすい、自分好みの検索機能を持つサイトを見つけるのがおすすめです。

サイトの口コミや評判はいいか

公式サイトに書かれている情報だけでなく、実際にその転職サイトを利用した言語聴覚士たちの「生の声」を確認することは、信頼できるサービスを見極める上で非常に有効です。

良い口コミだけでなく、あえて悪い口コミにも目を通すことで、そのサイトの長所と短所を客観的に把握できます。「担当者がとても親身だった」「希望以上の求人を紹介してくれた」といったポジティブな評判は、サービスの質の高さを裏付けます。

一方で、ネガティブな評判からは、そのエージェントの営業スタイルや、担当者による質のばらつきなどを推測できます。ただし、口コミはあくまで個人の主観であるため、参考程度に留めることが重要です。

言語聴覚士(ST)向け転職サイトを使うメリット

言語聴覚士(ST)向け転職サイトを使うメリット

言語聴覚士に特化した転職サイト・エージェントサービスを利用することは、多忙な方にとって下記のメリットをもたらします。

非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントを利用する最大のメリットの一つが、一般には公開されていない非公開求人に出会えるチャンスがあることです。企業や施設が求人を非公開にするのには「重要なポジションのため、応募が殺到するのを避けたい」「競合に知られずに採用活動を進めたい」といった理由があり、結果として好条件の求人であることが少なくありません。

転職エージェントは、自分一人でインターネット検索をしているだけでは決して見つけることのできない、貴重な非公開求人を多数保有しています。優良な求人や、自分のキャリアにぴったりの求人を紹介してもらえる可能性が広がることは、エージェントを活用する大きな魅力といえるでしょう。

言語聴覚士に特化した転職サポートを受けられる

リハビリ職に特化した転職エージェントのキャリアアドバイザーは、専門的な経歴や希望を正しく評価し、的確なキャリアアドバイスを提供してくれます。言語聴覚士の仕事は、失語症や高次脳機能障害、摂食嚥下障害、小児の発達など、非常に専門的で多岐にわたります。

キャリアアドバイザーは、言語聴覚士の専門性や業界の動向を深く理解しています。そのため「嚥下内視鏡検査(VE)の経験を活かしたい」「小児領域でのキャリアを積みたい」といった、一般的な転職サイトでは伝わりにくい強みや価値を汲み取ってくれるでしょう。専門家ならではの視点で支援を受けられることは、転職成功の確率を大きく高めます。

求人票に載らない詳細情報を聞ける

転職エージェントは、日頃から採用担当者と密に連絡を取り合っているため、求人票には決して載らないようなリアルな内部情報を握っています。求人票に記載されているのは、給与や勤務時間といった形式的な情報が中心で、職場の本当の姿を知ることは困難です。

「リハビリテーション科のスタッフ構成と年齢層」「実際の残業時間や有給休暇の消化率」「教育・研修制度の実態」など、入職後のミスマッチを防ぐ上で極めて重要な情報を、応募前に詳しく教えてもらうことができます。キャリアアドバイザーが直接施設を訪問して情報収集しているケースもあり、安心して長く働ける職場を見つけるための大きな指針となるでしょう。

言語聴覚士(ST)向け転職サイトを使うデメリット

言語聴覚士(ST)向け転職サイトを使うデメリット

メリットの多い転職サイトですが、一方で注意すべき点も存在します。事前に以下のデメリットを把握しておくことで、入職前のミスマッチを避けられるでしょう。

言語聴覚士(ST)向け転職サイトを使うデメリット

アドバイザーとの相性は良し悪しがある

転職エージェントのサービスは、担当してくれるキャリアアドバイザーの質や相性に大きく依存します。的確なアドバイスをくれる素晴らしいアドバイザーもいれば、残念ながら経験が浅かったり、自分の営業成績のために希望と異なる求人を強引に勧めてきたりするアドバイザーも存在します。

「この人とは合わないな」と感じながら活動を続けると、ストレスが溜まるだけではなく、転職活動そのものがうまくいかなくなる可能性があります。相性が悪いと感じた場合は、決して我慢せず、エージェントの窓口に連絡して担当者の変更を申し出ましょう。

地域によって求人数に差がある

地方や郊外で転職を希望する場合、希望条件に合う求人がなかなか見つからない、選択肢が限られてしまうといった状況に直面することがあります。言語聴覚士の求人数は、全国一律ではありません。どうしても、人口の多い首都圏や関西圏、東海圏などの都市部に求人が集中する傾向があります。

そのため、全国を網羅し、地方の求人開拓にも力を入れている転職サイトやエージェントの利用をおすすめします。また、一つのサイトだけではなく、複数の転職サイトやエージェントを併用することで、地方の求人情報をキャッチできる確率を高めることが可能です。

言語聴覚士(ST)向け転職サイトを上手に利用するコツ

言語聴覚士(ST)向け転職サイトを上手に利用するコツ

ここでは、転職サイト・エージェントを最大限に活用し、転職を成功に導くための6つのコツを紹介します。

複数の転職サイトに登録する

転職活動を始めるなら、まずは2〜3社の転職サイト・エージェントに複数登録することからスタートしましょう。各社が独自に保有する独占求人や非公開求人にアクセスできる機会が増え、単純に選択肢が広がります。

また、異なるエージェントから多角的な視点でアドバイスを受けることで、自分の市場価値やキャリアの方向性をより客観的に見つめ直すことができます。さらに、エージェントの担当者と相性が合わなかった場合のリスクヘッジになります。

エージェント型と求人サイト型など、タイプの違うサービスを組み合わせるのも効果的です。より多くの情報を集め、比較検討することが、最高の転職先を見つけるためには必要です。

アドバイザーと相性が悪ければ変更してもらう

キャリアアドバイザーに対して、少しでも不満や違和感を覚えたら、遠慮なく担当者の変更を申し出ましょう。転職エージェントのキャリアアドバイザーは、転職活動を左右する重要なパートナーです。人間同士である以上、どうしても相性の良し悪しは存在します。

多くのエージェントでは、担当変更の制度が整っており、メールや電話で簡単に依頼可能です。「こちらの話をあまり聞いてくれない」「専門知識が乏しい」「連絡が遅い」など、相性が合わない担当者との活動を続けても良い結果は生まれません。自分に合った信頼できるパートナーを見つけることが、満足のいく転職活動のために必要です。

希望する条件を明確にする

面談に臨む前に、自分の中で転職先に求める条件を整理し、優先順位をつけておくことが非常に重要です。キャリアアドバイザーに求人を探してもらう際、希望条件が曖昧だと、的の外れた求人ばかり紹介されてしまい、お互いに時間を無駄にしてしまいます。

「給与は最低でも年収〇〇万円は欲しい」「小児領域、特に発達障害に関わる仕事がしたい」「残業は月10時間以内まで」など、できるだけ具体的に伝えましょう。

一方で、「勤務地は〇〇市内が第一希望だが、隣の市までなら検討可能」のように、妥協できる点も伝えておくと、提案の幅が広がります。明確な希望を伝えることで、理想に近い求人を効率的に見つけ出せるでしょう。。

スキルや経歴は正しく伝える

キャリアアドバイザーとの面談では、経歴や習得したスキルについて、正直かつ正確に伝えることが必要です。自分を良く見せたいという気持ちから、経験を誇張したり、苦手なことを隠したりすると、後々トラブルの原因になります。

実際には経験の浅い手技を得意だと伝えてしまうと、入職後に「できるはず」と思われ、自分も周囲も困ってしまいます。正直に伝えることで、アドバイザーはスキルレベルに合った、無理なくスタートできる職場や、研修制度の整った職場を提案してくれます

できないことや不安な点を正直に話すことは、決してマイナスではありません。むしろ、誠実な姿勢が信頼関係を築き、最適なマッチングへとつながります。

アドバイザーとの連絡はマメに行う

転職活動をスムーズに進めるためには、担当アドバイザーとの円滑なコミュニケーションが欠かせません。アドバイザーからの連絡には、できるだけ迅速に返信するよう心がけましょう。

素早いレスポンスは、転職意欲の高さを示すことにもつながり、アドバイザーもより熱心にサポートしてくれるようになります。逆に、連絡が滞ると「この人はあまり転職意欲が高くないのかな」と判断され、良い求人があっても後回しにされてしまう可能性があります。

多忙でなかなか返信できない場合でも「確認して明日までにお返事します」といった一報を入れるだけで印象は大きく変わります。良好な関係を築くためにもマメな連絡を意識しましょう。

応募先の内部情報を聞く

転職エージェントを利用する最大のメリットの一つが、求人票からは読み取れない内部情報を得られることです。応募を決める前や面接の前には、このメリットを最大限に活用し、気になることは遠慮なく質問しましょう。

質問をする際は「リハビリ科の人数や男女比は?」「残業の平均時間や有給休暇の実際の取得率は?」「職場の人間関係はどうですか?」といった具体的な質問を心掛けてください。内部情報を事前に知ることで、入職後の「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを大幅に減らすことができます。

アドバイザーは、聞きにくいことも代わりに確認してくれます。納得して次のステップに進むためにも、徹底的に情報を集めましょう。

言語聴覚士(ST)向け転職サイト登録から内定までの流れ

言語聴覚士(ST)向け転職サイト登録から内定までの流れ

ここでは、実際に転職サイトに登録してから、内定を獲得するまでの一般的なステップを解説します。

転職サイトに登録する

興味のある転職サイトの公式サイトから会員登録を行います。登録は無料で、スマートフォンやパソコンから5分程度で完了するのが一般的です。氏名や生年月日、連絡先、保有資格、希望勤務地といった基本情報を入力します。

登録が完了すると、通常は数日以内に、担当となるキャリアアドバイザーから電話かメールで連絡が入り、最初の面談の日程を調整することになります。

アドバイザーとの面談

次に、担当アドバイザーとの面談が行われます。現在は、対面だけではなく、電話やZoomなどのWebツールを使ったオンライン面談が主流です。

この面談は、これまでの経験やスキル、転職したい理由、そして今後のキャリアで実現したいことなどをアドバイザーに伝える、非常に重要な機会です。サービス内容や転職活動の進め方について、疑問や不安があれば、この時点で全て質問して解消しておきましょう。

求人紹介・応募

面談で伝えた希望条件に基づき、アドバイザーが最適な求人をいくつかピックアップして紹介してくれます。メールや専用の管理画面で求人情報が送られてくるので、内容をじっくりと確認しましょう。

興味のある求人があれば、その旨をアドバイザーに伝え、さらに詳しい情報を聞いた上で、応募したい求人を絞り込んでいきます。応募の意思を伝えると、アドバイザーが応募手続きを代行してくれます。

面接対策などのサポート・面接実施

書類選考に通過したら、いよいよ面接です。アドバイザーは、応募先ごとに合わせた面接対策をサポートしてくれます。過去にどんな質問がされたか、面接官はどんな点を重視するかといった情報に基づき、効果的な受け答えを一緒に考えてくれます

面接の日程調整も、全てアドバイザーが求職者と企業の間に立って行ってくれます。面接当日は自信を持って臨み、熱意と人柄をしっかりとアピールしましょう。

内定・入職サポート

面接に合格し、無事に内定が出たらアドバイザーから連絡があります。給与や休日、業務内容といった労働条件を、アドバイザーと一緒に最終確認します。もし、給与などの条件面で交渉したい点があれば、このタイミングで相談しましょう。

全ての条件に納得できたら内定を承諾し、入職日を決定します。現職の円満な退職に向けた手続きの進め方や、スケジュールの相談にも乗ってくれるので、最後まで安心して任せることができます。

言語聴覚士(ST)の転職事情

言語聴覚士(ST)の転職事情

転職活動を始める前に、言語聴覚士を取り巻く現状について理解を深めておきましょう。

言語聴覚士は飽和状態?需要と将来性はあるのか

近年、言語聴覚士の国家試験合格者数は年間1,800人前後で推移しており、日本言語聴覚士協会の会員数も年々増加しています。このことから、将来的に言語聴覚士が飽和状態になる可能性を懸念する声もありますが、現時点ではその心配は少ないと考えられます。

超高齢化社会の進展に伴い、摂食嚥下障害や高次脳機能障害を持つ高齢者が増加し、リハビリの需要は病院だけでなく介護施設や在宅の場面でも増大しているからです。また、発達障害への関心の高まりから、小児領域でのニーズも拡大しています

言語聴覚士は、理学療法士や作業療法士に比べてまだ人数が少ないため、活躍の場は十分にあり、当面は高い需要が続くと考えられます。

参照元

日本言語聴覚士協会「会員動向」

言語聴覚士のよくある転職理由

言語聴覚士が転職を考える理由は、経験年数によっても傾向が異なります。

新人・若手(~3年目)の転職理由は、以下が挙げられます。

  • 教育体制への不満:「研修制度が整っていない」「先輩に質問しにくい」など
  • 給与・待遇への不満:業務量に見合った給与が得られない、休みが少ないなど
  • 人間関係の悩み:上司や同僚との相性が悪く、ストレスを感じて職場を変えたい

中堅・ベテラン(4年目~)の転職理由は、以下のケースが考えられます。

  • キャリアアップ:「小児やがんなど、特定の専門分野を極めたい」「管理職に挑戦したい」など
  • ワークライフバランスの見直し:結婚や出産を機に家庭と両立できる環境を求めるなど
  • 他分野への興味:臨床経験を活かし、訪問リハビリや一般企業など、新たなフィールドに挑戦したい

キャリアステージと照らし合わせ、転職の目的を明確にすることが重要です。

言語聴覚士(ST)の給料は高い?年収相場

厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、令和6年賃金構造基本統計調査の結果から算出された言語聴覚士(ST)の年収目安は444.2万円※1です。日本の給与所得者全体の平均年収である約460万円※2と比較すると、やや低い水準にあります。ただし、年収は経験や年齢、働く施設によって大きく異なります。

以下の表は、言語聴覚士の年齢別年収目安です。

年齢年収目安
20〜24歳344.73万円
25〜29歳397.99万円
30〜34歳443.61万円
35〜39歳460.73万円
40〜44歳491.23万円
45〜49歳530.35万円
50〜54歳536.11万円
55〜59歳609.99万円
60~64歳457.26万円
参照元:jobtag「言語聴覚士」

年収アップを目指すには、経験を積むだけではなく、給与水準の高い施設への転職や、管理職へのキャリアアップが有効な手段といえます。

参照元

※1jobtag「言語聴覚士」
※2国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」

言語聴覚士(ST)は儲かる仕事なのか?

言語聴覚士は安定した収入は得られるが、大きな富を築くのは難しいかもしれません。言語聴覚士の平均年収は、国の平均をやや下回りますが、国家資格を持つ専門職であるため、景気に左右されにくく、職に困ることは少ない職業です。

専門性を高め、管理職に就くことで年収600万~700万円を目指すことは十分に可能です。しかし、年収800万円以上の高年収を目指すのであれば、臨床現場で働き続けるだけでは限界があります。

独立開業して自費リハビリ施設を経営する、医療系コンサルタントや医療機器メーカーの管理職など、セカンドキャリアとして別職種に挑戦するといった道が現実的な選択肢となってくるでしょう。

言語聴覚士(ST)の主な転職先と業務内容

言語聴覚士(ST)の主な転職先と業務内容

言語聴覚士の専門性は、様々な場所で求められています。以下、代表的な転職先とそれぞれの業務内容を解説します。

言語聴覚士(ST)の主な転職先と業務内容

医療施設

病院やクリニックなどの医療施設は、言語聴覚士の最も一般的な勤務先です。大学病院や総合病院では、脳卒中後の失語症や構音障害、高次脳機能障害、頭頸部がん術後の音声・嚥下障害など、多岐にわたる疾患を持つ患者さんを担当します。

急性期から回復期、維持期まで、様々な病期のリハビリに関わることができ、チーム医療の一員として医師や看護師と連携します。耳鼻咽喉科や小児科のクリニックでは、聴覚障害や音声障害、子どものことばの発達の遅れなど、より専門特化した領域を担当します。診断から訓練、社会復帰支援まで、一貫したリハビリテーションを提供できるのが特徴です。

介護施設

介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、デイサービスなどの介護施設でも、言語聴覚士の需要は非常に高まっています。ここでの主な役割は、高齢者の「食べる楽しみ」と「話す楽しみ」を支えることです。

摂食・嚥下機能の評価と訓練、安全な食事形態の提案、そしてコミュニケーション能力の維持・向上を目的とした訓練を行います。また、介護職員への食事介助方法の指導や、レクリエーションの企画・運営に関わることもあります。

医療施設に比べて、利用者の生活に深く、長期的に関わることができるのが魅力です。QOLの向上に直接貢献できる、やりがいの大きな職場です。

福祉施設

福祉施設も言語聴覚士の重要な活躍の場です。特に、障害児を対象とした児童発達支援センターや放課後等デイサービス、そして障害者支援施設などが挙げられます。児童分野では、ことばの発達に遅れのある子どもや、コミュニケーションに課題を抱える子どもに対して、遊びを通して楽しく言語能力やコミュニケーション能力を育む支援を行います。

保護者へのカウンセリングや、家庭での関わり方のアドバイスも重要な業務です。障害者支援施設では、成人の障害を持つ方々が、より豊かな社会生活を送れるように、コミュニケーション手段の確保や拡大を支援します。一人ひとりの人生に深く寄り添い、その人らしい生き方をサポートします。

保健施設

市町村が設置する保健所や保健センターといった行政機関も、言語聴覚士の転職先の一つです。ここでの業務は、臨床現場とは異なり、地域住民全体の健康を守る「公衆衛生」の視点が中心となります。

乳幼児の言語発達相談、地域の高齢者を対象とした介護予防教室や嚥下障害予防の講演会の企画・実施、地域の医療・介護・福祉施設との連携体制づくりなどが挙げられます。

個別のリハビリを行う機会は少ないですが、地域全体に対して働きかけることで、より多くの人々の健康に貢献できるという大きなやりがいがあります。公務員としての勤務となるため、安定性が高いのも特徴です。

教育機関

豊富な臨床経験を積んだ言語聴覚士は、未来の専門家を育てる教育機関で活躍する道もあります。大学や専門学校などの言語聴覚士養成校で教員となり、学生たちに専門知識や技術を教え、臨床実習の指導などを行います。

また、特別支援学校や聴覚支援学校などで、聴覚に障害のある子どもたちの教育に直接関わることもできます。さらに、大学院に進学して研究者の道に進み、言語聴覚療法の新たな知見を探求するというキャリアパスもあります。

次世代の育成や学問の発展に貢献することに喜びを感じる方にとって、非常に魅力的な職場といえるでしょう。

言語聴覚士(ST)向け転職サイトに関するよくある疑問・Q&A

言語聴覚士(ST)向け転職サイトに関するよくある疑問・Q&A

ここでは、言語聴覚士の転職にまつわる「よくある疑問」をQ&A形式でまとめ、一つひとつ分かりやすく解説していきます。

言語聴覚士の女性の給料は?

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士を合わせた職種の給与は以下の表になります。

性別きまって支給する現金給与額年間賞与その他特別給与額
女性296,800円734,500円
男性310,200円811,900円
参照元:e-Stat「賃金構造基本統計調査令和5年」

月給、賞与ともに男性の方がやや高い傾向にあります。言語聴覚士は女性の割合が高い職種であり、産休・育休制度が整っている職場も多いため、ライフイベントを経ても長く働き続けやすい環境です。管理職に就く女性も増えており、キャリア次第で男女差なく高収入を目指すことが可能です。

言語聴覚士は副業してもよいですか?

言語聴覚士の副業は、勤務先の就業規則によります。公立病院や保健センターなどで働く「公務員」の言語聴覚士は、国家公務員法や地方公務員法により、原則として副業が禁止されています。

一方、民間の病院や施設で働く場合は、その法人の就業規則で副業が認められていれば可能です。「副業禁止」の規定がある場合でも、申請して許可を得れば可能なケースもあります。副業を検討する際は、必ず事前に上司や人事部に相談し、就業規則を確認することが重要です。無断で副業を行うと、懲戒処分の対象となる可能性もあるため注意が必要です。

言語聴覚士の離職率は?

厚生労働省の「令和4年雇用動向調査結果の概況」によると、「医療、福祉」分野の離職率は13.5%でした。これは、全産業の平均離職率15.0%と比較してやや低い数値です。このデータには医師や看護師など他の職種も含まれますが、言語聴覚士も同様に、国家資格を持つ専門職であるため、比較的安定して長く働ける職種であると考えられます。

ただし、約10人に1人以上が1年間で離職しているのも事実であり、より良い労働条件やキャリアアップ、ワークライフバランスの実現などを目指して、転職という選択をする人が少なくないことを示しています。

参照元

厚生労働省「令和4年雇用動向調査結果の概況」

言語聴覚士は希少職業ですか?

言語聴覚士は希少な専門職業といえます。理学療法士(PT)や作業療法士(OT)と比較すると、その有資格者数はまだ少ないのが現状です。そのため、多くの医療機関や施設で、言語聴覚士の配置が追いついていない状況があります。

特に、摂食嚥下や小児領域の専門知識を持つ言語聴覚士は、非常に需要が高く、引く手あまたの状態です。この希少性は、転職市場において大きな強みとなります。自分の専門性をアピールすることで、好条件での転職を実現しやすい職業といえるでしょう。

言語聴覚士(ST)向け転職サイトのまとめ

言語聴覚士(ST)向け転職サイトのまとめ

本記事では、言語聴覚士におすすめの転職サイト・エージェントを比較し、サービスの選び方や、転職を成功させるための具体的な活用術について解説しました。

言語聴覚士は、高い専門性から多くの場所で求められており、転職はキャリアの可能性を大きく広げるチャンスです。現在の職場に悩みがあったり、新たな挑戦をしたいと考えたりしているなら、まずは転職サイトに登録して情報収集から始めてみることをおすすめします。

商号フリーコンサル株式会社(Freeconsul Inc.)
URLhttps://freeconsul.co.jp/
本社所在地〒107-0062
東京都港区南青山3丁目1番36号青山丸竹ビル6F
有料職業紹介許可番号13-ユ-316208
特定募集情報等提供事業者受理番号51-募-001302
法人番号3010401144747
適格請求書事業者登録番号T3010401144747
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