- Webエンジニアはきついって本当?
- 未経験からでも目指せるの?
Webエンジニアを目指すにあたり、このような疑問を感じている人も多いのではないでしょうか。
Webエンジニアは、ITエンジニアの種類のなかでもテレワークとの相性が良く、PCとインターネット環境があれば場所を選ばずに働けるほか、手に職を付けられることから人気が高い職種でもあります。
この記事では、Webエンジニアの仕事内容からきつい、激務といわれる理由や、逆にその楽しさや魅力についても解説していきます。
また、気になる年収相場やおすすめの転職エージェントも紹介していきますので、Webエンジニア転職を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
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Webエンジニアの仕事内容
Webエンジニアは、その名の通りWebサイトやWebアプリケーションなど、Webに関する開発を行うことを仕事内容とした職種です。
画像や映像の制作はWebデザイナーの領域であるため、Webエンジニアはそれ以外の設計開発を行います。
Web関連の開発を行うエンジニアを総じてWebエンジニアと呼びますが、担当する領域によって種類は分かれています。
Webコンテンツにおいてユーザーから見える部分(表側)を担当するフロントエンドエンジニア、サーバーやデータベースを担当するバックエンドエンジニアと2種に区分されるのが一般的です。
きつい、激務・・Webエンジニアはやめとけと言われる理由
Webエンジニアという職種について「きつい」「激務」というような言葉を耳にすることがあります。
エラーが出て、解決方法がわからないときは本当にしんどい。。
エラーが解決するまで気になってほっとけないし、解決したらしたでめっちゃ疲れてる。。
現役エンジニアほんとすごい#駆け出しエンジニアと繋がりたい #webエンジニア— れん/Web系エンジニア (@mren_0614) August 28, 2022
Webエンジニアのつらいところって、これでひと仕事終わったって実感があんまり得られないところな気がしてる
— Shinya Kato (@0x19f) September 26, 2016
これにはどのような背景があるのでしょうか。ここでは、Webエンジニアがきつい、激務といわれる理由を解説していきます。
属人化しやすい
企業規模にもよりますが、少数精鋭で開発を行うスタートアップやベンチャー企業の場合、エンジニアそれぞれが担当領域を任されて開発を進めていきます。
そのため、属人化しやすく作業の進捗状況をはじめとする情報を共有・連携ができていないと、自分以外に仕事が分からない状況となってしまいます。
このような状況に陥ると、不在になると仕事が滞ってしまうため、休暇が取りにくくなってしまいます。
技術進化や開発のスピードが速い
Web開発の現場で使用される技術の進化やトレンドの変化は非常に速く、常に自己研鑽していなければ時代に取り残されてしまいます。
また、Web開発ではアジャイル開発が採用されていることが多く、スピーディーかつ柔軟な対応が求められるため、激務と感じてしまう可能性があります。
あらかじめ計画を立てて、手戻りしないことを前提に開発するウォーターフォール型とは違い、スケジュール管理も難しいです。
このような環境下で自己研鑽をしていかなければならないため、意欲的に学べないときついと感じてしまうことでしょう。
>>【システム開発の工程と流れ】現役エンジニアによる徹底解説
急な仕様変更やトラブル対応で残業が発生しやすい
ITエンジニア全般にいえることですが、Webエンジニアは急な仕様変更やトラブル対応によって残業や休日出勤が発生する可能性が高いです。
Webコンテンツは24時間多くのユーザーの目に入るものなので「誤った表記がされている」「ボタンをクリックしたのに画面遷移しない」「サーバーが落ちた」など不具合が発生した際には、迅速な対応が求められます。
また、納期直前の仕様変更や、変更後に元の仕様に戻すことを要求されるといったことも往々にして起こり得ます。
所属する企業や取引先の影響が強い部分でもありますが、転職前にどのような企業なのかしっかりと確認するようにしましょう。
Webエンジニアを辞めたいと思った瞬間
Webエンジニアに限らずどのような職業であっても仕事を辞めたい、と思ってしまう瞬間はあるものです。
https://twitter.com/LessThanZer0x/status/1242719986453368833Webエンジニアやめたいデータ解析とかAIの方に行きたいそれにはめちゃくちゃインプットしなきゃいけないあああああああ
— MehdiBruxe (@mehdibrucetx) May 29, 2019
Webエンジニアの場合、仕事を辞めたくなってしまうのはどのようなタイミングなのでしょうか。
若手や後輩にスキルで負けている
若手や後から入社してきた後輩にスキルが追い抜かれてしまうと、辞めたいと感じることがあります。
未経験から中途入社した場合、自分よりも年下の人は上司や先輩になることも珍しくありません。
そのような状況であっても、素直に教えを乞うことができるか否かが成長できる分かれ道でもあるので、あらかじめ覚悟しておくようにしましょう。
作り込んだコンテンツの作り直しを要求された
Webコンテンツはアジャイル開発で行われることが多く、手戻りや大幅な仕様変更が発生することも珍しくありません。
時間をかけて作ってきたものが、クライアントの一言で作り直しとなった際、やるせない気持ちになってしまうものです。
本来、こうした仕様変更が発生しないよう担当営業や管理職が調整を行うものですが、機能していない会社にいると辞めたくなってしまうでしょう。
残業が続いた
ITエンジニアは残業が多くなりがちな職種であり、それはWebエンジニアも例外ではありません。
納期目前や不具合対応などで、終電近くまで残業することもあるでしょう。
労働基準法でも時間外勤務時間の上限が定められているように、長時間労働が続くと体力だけではなく精神的にも疲弊してしまいます。
そのような状況に陥ると、今の環境から逃れたい気持ちから辞めたくなってしまいます。
コードレビューで散々だった
作成したプログラミングに問題がないか検査するコードレビューで、散々な結果だと辛い気持ちになります。
また、レビュー者の物言いがきつい人に当たると「そんなことも分からないのか」「何を考えて書いているの?」など詰められることもあります。
特にWebエンジニアになりたての1~2年目はノウハウも蓄積されていないので、きついと感じるかもしれません。
こうしたコードレビューを繰り返すことによって自身の引き出しを増やすことができるので、辛くても諦めないようにしましょう。
上手く立ち回っている人の真似をするのもおすすめです。
Webエンジニアが楽しいと思えるポイント
辞めたくなる瞬間がある一方で、Webエンジニアの仕事が楽しいと思えることも数多くあります。
ここでは、Webエンジニアの仕事の楽しさの一例を紹介していきます。
自由度が高く働きやすい
ITエンジニアはリモートワークとの親和性が高く、パソコンとインターネット環境があれば場所を問わずに働くことができます。
また、Web系は自由な社風の企業が多く、私服勤務や髪色などを問われないことも多いです。
こうした自由な環境で働けることに楽しさを感じる人は多いといえます。
最新のトレンドや技術に触れられる
Web開発で使用されている技術やトレンドの移り変わりは非常に速いです。
開発現場にいると、そうした先端技術に触れる機会も多く、関心の高い人にとっては楽しいと感じられるでしょう。
作ったコンテンツが世の中から評価された
自身が開発に携わったコンテンツがリリースされ、世の中から評価されると達成感を感じられます。
WebサイトやWebアプリケーションなど、開発した成果物が目に見える形になることも成果を感じられるポイントです。
年齢問わず実力次第で評価される
Webエンジニアは、実力主義である傾向が強い職種です。
そのため、若くてもスキルが高ければ評価され、厚待遇で働くことができます。
年功序列ではなく、自身のスキル次第で活躍の場を広げられるので、やりがいを感じやすいことも魅力的です。
Webエンジニアの年収相場
求人情報のポータルサイト 求人ボックスによるとWebエンジニア求人の平均年収は586万円とされており、年収の高い求人であれば900万円以上のものもあります。
出展:求人ボックス
一般的な会社員の平均年収が約430万円であることから、Webエンジニアは高い給与水準にあるといえるでしょう。
加えて、Webエンジニアはフリーランスや副業案件も豊富なので、副業によってさらに収入アップを狙えるため要チェックです。
Webエンジニアの将来性
経済産業省が発表している「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、IT人材は大幅な人手不足が見込まれており、企業における人材獲得はより競争激化することが予想されています。
このことに加え、WebサイドやWebアプリケーションは日常に不可欠なものになっていることから、Webエンジニア人材の需要はより高くなる傾向にあり将来性も高いといえるでしょう。
AIやノーコード開発によって仕事がなくなることを懸念する人もいますが、仕事のやり方が変わるだけで、Webエンジニアの仕事自体がなくなるわけではありません。
そういった意味では、学び続けられ、時代の変化に適用できる人材である必要があるといえるでしょう。
Webエンジニア転職の際気を付けるポイント
これから、Webエンジニアを目指す際にどのようなことに気を付けたら良いのでしょうか。
ここでは、Webエンジニア転職の際のチェックポイントを解説していきます。
自社開発か受託開発を確認する
転職先企業が、自社独自のサービスやコンテンツを開発する「自社開発」と、他社から依頼を受けて開発する「受託開発」のどちらを行っているのかは非常に重要なポイントです。
自社開発の場合、プログラミングだけではなく企画に携われるチャンスがあるほか、納期にも融通が利きやすいです。
一方、受託開発の場合は、クライアントから依頼を受けて開発を行うため、仕様や納期の調整が難しい傾向にあります。
ただし、さまざまなプロジェクトを経験できるので、実績を積みやすいともいえるでしょう。
評価制度やキャリアパスについて
評価制度が不明瞭だと「仕事をしても評価されない」「給与が上がらない」といった不満を抱えやすくなるため、入社前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。
また、スキルアップや実績を積んでも望むキャリアに進めない可能性もあるので、どのようなキャリアパスが用意されているのか確認しておくことも重要です。
平均残業時間や有休取得率
平均残業時間や有休取得率をチェックすることは、転職先が激務か否かを確認する材料になります。
ただし、これらは面接で質問すると評価を落とす可能性も高いので、Webサイトやエージェントを活用して確認することをおすすめします。
Webエンジニアになるのにおすすめ転職エージェント
Webエンジニアを目指す際、転職エージェントを活用すると効率的かつ成功率を高める効果が期待できます。
複数登録することで紹介される求人数も増やせるのでおすすめです。
ここでは、Webエンジニア転職におすすめの転職エージェントを3つ紹介していきます。
レバテックキャリア
実績がある転職エージェントを活用したい人におすすめなのが、レバテックキャリアです。
取り扱い求人の約8割が年収600万円以上であるため収入アップが期待できるほか、利用者の96%が希望の企業に転職成功している高い実績を誇ります。
知名度も高いので、初めて転職エージェントを利用する人でも安心できるでしょう。
>>【美女に聞く】レバテックキャリアの評判とエンジニア未経験転職の実際
Geekly
Geekly は、ITやWeb・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
業界特化型で、長年培ったノウハウをもとに高いマッチング率を誇り、応募企業に合わせた選考対策を受けられるのが魅力的です。
内定獲得まで平均1ヵ月という実績もあるので、早く転職したい人は要チェックといえるでしょう。
IT求人ナビ(未経験)
未経験や経験が浅いながらもWebエンジニアを目指したい人におすすめなのが、IT求人ナビ(未経験)です。
中途採用は即戦力が求められるのが一般的ですが、それに加えてITエンジニアは専門性の高い職種であるため、スキルや実務経験を問われることが多いです。
そのため、未経験者は転職しにくい傾向にありますが、IT求人ナビ(未経験)はその名の通り、未経験者でも利用可能です。
IT関連の仕事をしたことがない人に向け、最大3ヵ月の研修を受けることもできるため、未経験者は要チェックであるといえるでしょう。
>>IT/Webエンジニアにおすすめ転職エージェント・サイト11選を比較!未経験や年代別にも解説
Webエンジニアに関する疑問Q&A
これからWebエンジニアを目指そうとする際、さまざまな疑問が湧いてくることでしょう。
ここでは、Webエンジニアに関するよくある疑問や質問についてQ&A形式で解説していきます。
未経験からのWebエンジニア転職はきつい?
結論からいうと、未経験からでもWebエンジニアを目指すことは可能です。
人材不足が課題となっている状況であるため、未経験からでも人材を採用し、育成していこうとする企業があるからです。
ただし、Webエンジニアに限らずITエンジニアは専門性が高い職種であることから、スキルや実績が重視される職種でもあります。
そのため、未経験から転職する場合、前職よりも年収が大幅に減る可能性があることを覚悟しなければなりません。
また、Webエンジニアは自走力を求める企業も多いので、未経験であってもレビューまで辿り着ける知識やスキルが必要なので、プログラミングスクールや副業などである程度経験を積んでから転職活動に臨むことをおすすめします。
Webエンジニアに向いている人の特徴は?
Web業界は非常にスピーディーな業界なので、最新技術やトレンドにアンテナを張り、常に学び続けられる人は、Webエンジニアに向いているといえます。
また、柔軟な対応が求められることも多々あるので、応用力がある人も活躍できるといえるでしょう。
Webエンジニアが増えすぎなほど目指す人が多いというのは本当?
大手転職サイトdodaの転職求人倍率レポートによると、IT・通信の求人倍率は5.95倍と高く、多くの人がエンジニアへの転職を試みていることが分かります。
また、専門的な知識やスキルが必要なエンジニアですが、プログラミングスクールや独学で学べる学習サイトの数は多く、需要の高さもうかがえます。
このような状況から、Webエンジニアを目指す人は多いといえるでしょう。
とはいえ、先述のとおりIT人材は将来的な人手不足が見込まれており、企業における人材獲得需要が高まっていく状況であること予想されまています。
Webエンジニアとシステムエンジニアどちらがよりきつい?
システムエンジニアは、開発するシステムの要件定義や設計などの上流工程、企業によってはプログラミングまで幅広い業務を担当するエンジニアです。
システムエンジニアは、Webシステムの開発に携わることもあるので混同されがちですが、Webエンジニアとシステムエンジニアは仕事内容が大きく異なります。
そのため「どちらがきつい」と比較することはできません。
きついと感じるかどうかは、相性や適性の良し悪し、希望通りのキャリアパスが描けるか否かなど、さまざまな要素が絡んできます。
これからエンジニア転職をしようとしている人は、自己分析をしっかりと行って職種を選択していきましょう。
Webエンジニアまとめ
Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションなどWeb関連のシステム設計や構築をする職種です。
現代においてWebコンテンツは欠かせないものとなっていることから、それらに携わるWebエンジニアの将来性や需要は高いといえます。
納期や残業によって「きつい」「激務」といわれることもありますが、自由度が高く実力があれば若手でも上を目指すことができる魅力もあります。
転職エージェントの利用によって転職の成功率を高めることができるので、Webエンジニア転職を検討している人は、本記事で紹介したものをぜひ参考にしてみてください。
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