東京のおすすめシステム開発会社11選【2024年12月最新版】

IT需要の高まりにより、システム開発会社は非常に多く存在します。特に、企業が集まる東京には、非常に多くのシステム開発会社が存在するため「どのシステム開発会社にしたらいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか？

そこで、本記事では東京の中でも特におすすめのシステム開発会社をご紹介します。

おすすめのシステム開発会社のご紹介だけではなく、選び方や費用相場についても詳しく解説しています。さらに、システム開発で利用できる補助金の種類や金額などについてもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

自社のニーズに合ったシステム開発会社を選ぶことで、企業の経営課題を解決するだけでなく大きな発展に寄与してくれるはずです。

全国のシステム会社比較については、下記記事も参照してください。
関連記事>>システム開発会社のおすすめ比較・失敗しない選び方と発注のコツ解説

東京のおすすめシステム開発会社11社紹介&徹底比較

東京には大手から個人経営のシステム開発会社まで、幅広い規模のシステム開発会社が存在します。そんな東京の中でも特におすすめのシステム開発会社をご紹介します。

• 東京システム開発株式会社
• 東京システム技研
• 株式会社ジャノメクレディア
• 株式会社NEX-GEN
• 株式会社ジーニアス
• EPICs株式会社
• 株式会社AIBOT
• 合同会社Citrus App
• アンブレラ株式会社
• 株式会社フォーカスシステムズ
• 合同会社バックアップ

各社の特徴だけではなく、強みや得意分野についても詳しく解説するので、システム開発会社選びの参考にしてください。

東京のシステム開発会社の選び方

他の都道府県と比較しても東京都には、非常に多くのシステム開発会社が存在します。そのため、システム開発会社選びに難航されている企業も多いのではないでしょうか。

システム開発会社は、各社ごとに強みや得意とする分野が異なります。そのため、自社のニーズに合致したシステム開発会社を選ぶ必要があります。そこで、ここではシステム開発会社の選び方3選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

• システム開発会社の開発実績を確認
• 料金目安を調べておく
• 得意分野やサービス範囲をチェック

システム開発費用は非常に高額です。選び方をしっかり押さえて、発注後のミスマッチを防ぎましょう。

システム開発会社の開発実績を確認

システム開発会社の開発実績は必ずチェックしましょう。公式サイトで紹介されている開発事例や営業担当者から開発実績をデータでもらうことで確認できます。

チェックするポイントは、自社の事例と似た事例の有無です。成果だけでなく課題やケースなどをチェックし、似たようなケースでどのような実績を挙げているかチェックしてください。

開発実績から自社で導入した際、具体的にどのような成果が挙げられるか知ることができます。

料金目安を調べておく

システム開発費用は決して無限ではありません。そのため、料金の目安を調べておくことで、システム開発会社を選ぶ基準とすることができます。

システム開発会社へ依頼する前に、必ず見積もりを取りましょう。できれば、候補となるシステム開発会社数社から見積もりを取ってください。

その際、合計金額を比較するだけではなく、内訳もしっかりチェックしましょう。料金だけでシステム開発会社を選んでしまうと、一部のサービスしか受けられないというケースもあります。

アプリのデザインや保守、運用は、基本料金に含まれないことが多いです。同サービスが必要な場合、内訳に含まれているかチェックしてください。

得意分野やサービス範囲をチェック

システム開発会社によって得意分野やサービス範囲は異なります。無料相談などの期間にヒアリングして、各社の得意分野やサービスの範囲を事前にチェックするのがおすすめです。

得意分野は業種や業態だけではなく、得意とする規模も異なります。たとえば、公官庁向けの大規模な開発を得意とする会社がある一方で、個別の課題に丁寧に寄り添うことが得意な会社もあるでしょう。

総合的に得意分野やサービス範囲が、自社のニーズに合っているか調べてください。

システム開発会社の費用相場

システム開発会社へ依頼する前に、費用の相場はしっかり押さえておきましょう。費用の相場を知ることで適正なサービスを受けることができます。また、後から追加費用が発生するトラブルも防ぐことが可能です。

ただ、システム開発会社の費用の相場を知ることは簡単ではありません。システムの規模やサービス内容、企業によって費用が大きく異なるからです。

そこで、国内約6,000社の料金相場から算出するシステム幹事の料金シュミレーターを使って、人気のシステム開発3種の開発費用を比較してみました。

システム	詳細	概算料金
業務システム	生産管理システム	約800,000円～
Webシステム	マッチングシステム	約1,500,000 円～
スマホアプリ	ライブ配信	約10,000,000 円～

参照：システム幹事

上記費用は、基本的なシステムの開発費用になります。下記のようなサービスを依頼することで、さらに数十万円から数百万円まで費用が必要になります。

システムの内容やサービス内容によって、費用の相場が大きく異なっています。費用の相場をより正しく把握するためには、サービスの範囲までしっかり踏まえておくのがポイントです。

システム開発はなぜ高い？要因は【人と時間】

システム開発費用の相場をご紹介しましたが、システム開発の種類によって大きく相場が変わります。費用が大きく変わる要因は人と時間です。

システム開発費用の大部分を、人件費が占めています。そのため、システム開発に多くのエンジニアが携わる場合、自動的に開発費用は高額になるでしょう。また、ゼロから開発し、開発期間が長期間に及ぶ場合、やはり多くの人を拘束することになるため、費用が高くなってしまいます。

特に、東京の人件費は、他県と比べて高くなります。厚生労働省の都道府県別の賃金では、全国平均が月約31万円であるのに対して、東京都は月約36万円※と47都道府県の中で最も高い水準でした。

東京都を拠点に持つシステム開発会社に依頼した場合、他府県よりも費用が高くなる可能性もあります。そのため、システム開発会社選びや見積もりは慎重に行ってください。

また、エンジニア不足も社会問題となる中、スキルの高いエンジニアの給与は非常に高額です。優秀なエンジニアを確保しなければいけないような高難易度のシステム開発の場合、費用は高額になります。

※参照：厚生労働省「令和５年賃金構造基本統計調査」都道府県別

システム開発では補助金を活用できる

前述したように、システム開発には高額の費用が必要になります。しかし、一定の基準を満たすことで、補助金を活用することが可能です。

会社の規模や経営状態によって使用できる補助金の種類は異なります。主な補助金は下記の通りです。

補助金事に特徴や補助金額が異なるので、下記にまとめました。自社の状態を照らし合わせ、補助金が利用できるかチェックしてみてください。

補助金名	特徴	対象	補助金額
ものづくり補助金	・中小企業や小規模事業者が対象 ・新製品開発に必要な設備導入支援 ・作業効率化に必要な設備導入支援	システム構築費	1,250万円 （通常枠）
IT導入補助金	・中小企業や小規模事業者が対象 ・経営課題に必要なITツールの導入支援	ITツール導入経費	450万円
小規模事業者持続化補助金	・中小企業や個人事業主が対象 ・事業発展に必要なシステム導入支援	ウェブサイト関連費 新商品開発費	200万円
事業再構築補助金	・中小企業が対象 ・事業再構築に必要な設備導入支援	システム構築費	7,000万円 （成長枠）

補助金の金額は、200万円から7,000万円まで幅広いのが特徴です。補助金を活用することで、予算以上のシステムを導入できるかもしれません。

ただ、補助金の適用については基準が細かく設定されているため、システム開発会社に相談するのがおすすめです。補助金の利用も踏まえたサービスの提案をしてもらえます。

システム開発とは？

システム開発とは、業務効率や競争力を向上させるために、システムを導入するプロセスのことです。下記のようなサービスの開発が、システム開発会社に依頼されています。

システム開発をする理由は、企業によって大きく異なります。業務の効率やコスト削減など、企業によって課題は異なるため、導入する前に必要性などをしっかり検討することが大切です。

自社でシステム開発することも不可能ではありません。ただ、専門的な知識やスキルを持つエンジニアに依頼することで、高品質で信頼性の高いシステムを導入できます。最新技術を活用しつつ、内部リソースを大幅に節約できる点が、システム開発外注の大きな魅力です。

長期的に企業の成長と発展を支えてくれるのがシステム開発です。

東京のシステム開発会社が行う開発の種類

システム開発は、大きく分けて下記3種類に分類できます。

• オープン系
• 汎用系
• Web系

それぞれシステムの特徴やメリットは大きく異なるので、それぞれの開発について詳しく解説します。自社に必要なサービスは、どの系統になるのかチェックしてみてください。

オープン系

オープンソースソフトウェアや標準プロトコルを用いて開発されるのが、オープン系です。macOSやWindowsosOSなどが代表的な例になります。

柔軟性が高く、他のシステムと連携しやすいというメリットがあります。また、一からシステムを開発せずに既存のソフトウェアを活用するため、開発費用を抑えられる点も魅力です。

その一方で、改修などのメンテナンスの回数が多いというデメリットも挙げられます。OSのアップデートの度に不具合がないか確認しなければいけません。

汎用系

汎用系は、固定のハードウェアに独自のシステムを構築する開発手法のことです。大規模な業務システムや基幹系システムに多く使用されています。

処理能力の高さやセキュリティの高さが、汎用系の最大のメリットです。そのため、銀行のシステムや大企業の基幹業務システムなどに活用されています。

その一方で、導入に時間がかかることもあり、開発コストが非常に高いという点がデメリットです。また、固有のシステムを構築するため、他のシステムとの拡張や変更などの柔軟性に欠けてしまいます。

汎用系の開発には高い技術力やスキルが必要となるため、対応できるエンジニア不足が大きな課題です。そのため、近年は汎用系の需要が減少しています。

Web系

Webサイトやアプリなどを活用するシステムを開発するのが、Web系です。ネットやスマホなどのモバイルデバイスの普及により非常に需要が高まっています。

ブラウザを通じてアクセスできるので、デバイスに依存しないで利用できるというメリットがあります。また、サーバーで更新を行うため、気軽にメンテナンスを実施できるという点も大きなメリットです。

一方、インターネットに接続して利用するデメリットもあります。オフライン環境では利用できないという点だけでなく、セキュリティリスクが高いという点も課題です。

ただ、広範囲なアクセス性とリアルタイムの情報更新が可能なこともあり、オンラインショッピングサイトやWebメールサービス、SNSプラットフォームなどの開発に活用されています。

システム開発に外注する際の流れ

システム開発の流れを事前に知ることで、開発をスムーズに進められるだけでなく、トラブルに対しても事前に対策することができます。

そこで、ここではシステム開発を外注した際の一般的な流れについてご紹介するので、ぜひチェックしてください。

工程	内容
要件定義	実装するための機能や納期、工数などをまとめた設計図
基本設計 （外部設計）	システムの構造の設計
詳細設計 （内部設計）	基本設計を実現するための実装方法を計画する
開発	詳細設計に基づいてシステムを構築する
テスト	・単体テスト、結合テスト、総合テスト、運用テストを実施 ・システムが正常に作動するか確認する
システム移行 （リリース）	従来のシステムから新しいシステムへ移行
運用・保守	システムが問題なく利用できているか監視

システムの内容や外注する範囲によって、流れは異なります。運用や保守は外注せずに、自社で対応するケースも珍しくありません。ここでご紹介した流れを参考に、提供してもらうサービスの範囲もチェックしてみてください。

システム開発でよくあるトラブルと対策

システム開発をする上で、通って避けられないのが「トラブル」です。ただ、事前によくあるトラブルの傾向を知り、対策を講じることでトラブルは発生しにくくなります。

そこで、ここではシステム開発でよくあるトラブルと、その対策方法をご紹介します。

• スケジュール通りに納品されない
• 依頼通りのシステムができない
• 追加費用がかかる

事前に準備をしておくことで、いざという時も冷静に対応できるので、チェックしましょう。

スケジュール通りに納品されない

システム開発プロジェクトでは、スケジュール通りに納品できないことがよくあります。遅延の要因はさまざまですが、主な要因として下記3点が挙げられます。

スケジュールが遅れることで、プロジェクトの全体的なコストが増えたり、大きな損害につながったりする可能性も少なくありません。対策方法は「現実的かつ詳細な計画の策定」です。

プロジェクトの初期段階で、無理のないスケジュールを立て、リスク管理を徹底します。予期しない問題に備えて、リスク発生時の対応策をあらかじめ用意しておくことも大切です。

さらに、定期的な進捗管理と報告を行い、問題が発生した場合には迅速に対応してもらえる体制を整えましょう。

依頼通りのシステムができない

当初の要件を満たさないシステムが納品されることも、システム開発における大きなトラブルの一つです。主な原因として下記2点が挙げられます。

なんらかのタイミングで要件が変わることで、最終的なシステムが依頼と異なるものになってしまうのです。

対策としては、詳細な要件定義を行うことが大切になります。システム開発会社のメンバーとのコミュニケーションを密にし、システムに求められる機能や性能を明文化してください。

プロトタイプの作成も有効で、早い段階でチェックすることで、要件の認識のズレを防げます。また、変更管理プロセスを確立し、要件の変更が発生した場合にはその影響を踏まえて、再計画をするなどの対応を取れるようにしましょう。

追加費用がかかる

プロジェクトの途中で追加費用がかかるのは非常に困りますが、システム開発ではよくあるトラブルです。主な要因は下記4点です。

要件変更と追加機能については、初期段階で詳細な要件定義を行うことで、防ぐことができます。事前に追加機能に対する予算などを確保しておくのもおすすめです。

また、トラブルが発生してスケジュールが遅延した場合の追加料金の取り扱いを、事前に決めておきましょう。

東京のシステム開発会社Q&A

東京のシステム会社の実態を知るためにも、よくある質問とその答えを押さえておきましょう。ここでは、よくある2つの質問についてご紹介します。

• システム開発の大手企業は？
• システム開発には何ヶ月くらいかかりますか？

それぞれ、答えも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

システム開発の大手企業は？

一般的にシステム開発の大手企業は、下記の3社が挙げられます。システム開発会社の大手企業には、下記の企業が挙げられます。

上記企業は日本を代表する企業で、豊富な人材リソース、最新の技術を持っています。しかし、企業によって最適なシステム開発は異なります。必ずしも豊富なリソースなど必要なわけではありません。

大企業の場合、開発費用も高額になるため、自社のニーズに合致したシステム会社を選ぶのがおすすめです。

システム開発には何ヶ月くらいかかりますか？

システム開発の期間は、システムの規模や内容によって異なります。

それぞれの規模ごとの一般的な目安期間は下記の通りです。

あくまでも基本的な開発期間になり、開発の種類によりさらに期間は変わります。例えば、Web系の場合は上記期間と同レベルで納品が可能なケースが多いでしょう。しかし汎用系の場合、さらに時間がかかると考えていただくといいかもしれません。

東京のシステム開発会社まとめ

本記事では、東京でおすすめのシステム開発会社をご紹介しました。

システム開発会社によって、得意とする分野や開発の種類は異なります。そのため、自社のニーズに合ったシステム開発会社を選ぶことが非常に重要です。

システム開発会社の選び方もご紹介しましたので、ぜひ参考にしてシステム開発会社を選んでください。経営課題を解決してくれるシステム開発は、企業を長期的に発展させてくれるはずです。