【2023年版】最新クラウドファンディングサイトを比較!仕組み・種類・手数料の違いは?

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最新 クラウドファンディングサイト 比較 仕組 種類

この記事では、おすすめのクラウドファンディングサイトについて各サービスを比較し、その特徴を解説していきます。

近年、自分のアイデアを実現するための資金調達にクラウドファンディングを利用する、といった手法が一般化してきました。

一方で、名前は聞いたことがあるものの、具体的な仕組みはわからないという方も多いのではないでしょうか。

そのような方に向け、クラウドファンディングの仕組みや種類からを解説し、各クラウドファンディングサイトの具体的な手数料や特徴を含めご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。

目次

クラウドファンディングの仕組みとは

クラウドファンディング 仕組み

クラウドファンディングとは、インターネットを活用して不特定多数の人から資金を調達する方法のことです。

クラウドファンディングという名称は、群衆という意味を持つ「クラウド」と資金調達という意味を持つ「ファンディング」を組み合わせて作られました。

資金を集めたい人は自身のアイデアや想い、プロジェクトなどを発信し、それを応援したい、サポートしたいと思った人は誰でも支援することができます。

起案者、支援者ともに手軽に取り組める点はクラウドファンディングの特徴です。

クラウドファンディングの種類は主に4つ

クラウドファンディング 種類

クラウドファンディングには、大きく分けて以下の4種類があります。

名称 概要
購入型 ・支援者がお金を支援し、リターンとして商品やサービスを受け取る
寄付型 ・支援者がお金を寄付する
・場合によっては税金の控除が受けられる
投資型 ・企業が利用する方法
・分配金もしくは株式をリターンとして受け取る
融資・貸付型 ・個人投資家から小口資金を集め企業に融資する
・ソーシャルレンディング

以下では、それぞれの種類について解説します。

購入型

購入型とは、起案者のプロジェクトに賛同した人がお金を支援する形のクラウドファンディングです。

起案者は、支援者に対して支援のお礼としてサービスやモノを送ります

クラウドファンディングというと、この購入型が大半を占めており、中にはクラウドファンディングをする=リターンがもらえると考えている人もいるかもしれません。

ちなみに、購入型のクラウドファンディングには大きく分けて「All or Nothing型」「All In型」の2種類があり、それぞれの特徴は以下の通りです。

All or Nothing型 目標金額/期限を設定して支援者を募り、目標達成した場合のみプロジェクト成立
All In型 目標金額に達していなくても1人以上の支援者がいればプロジェクト成立

ただし、プロジェクトの内容によっては利用できないケースもあります。

寄付型

寄付型とは、プロジェクトに賛同した人がお金を寄付する仕組みのクラウドファンディングです。

購入型のクラウドファンディングと違い、寄付型はあくまでも寄付であるため支援者に対するリターンはありません

ただ、プロジェクトによっては手紙や写真を送ってもらえるケースもあります。

また、中には税額控除が適用されるものもあるため、支援者のメリットがゼロというわけではありません

寄付型のクラウドファンディングにおけるプロジェクトは、環境保全や被災地支援、病気の子供の支援など、社会貢献を目的としているものが多い点が特徴です。

寄付の場合、寄付した後のお金の流れや活動内容がいまいちわからないことも少なくありませんが、クラウドファンディングの場合は、報告書などにより周知されるため、自分のお金がどのように使われているのかわかります。

投資型

投資型とは、主に企業が資金調達を行う際に利用するクラウドファンディングです。

大きく分けて「ファンド投資型」と「株式投資型」の2種類があります。

ファンド投資型 支援者には売り上げに応じた分配金を受け取る
株式投資型 支援者はリターンとして株式を受け取る

このように受け取るものが分配金か、株式かという点が大きな違いです。

ファンド投資型の場合、ビジネスの売り上げ次第で分配金が増減する可能性があり、株式投資型の場合、IPOやM&Aなどにより、支援者が大きなリターンを受けられる可能性があります。

融資・貸付型

融資・貸付型とは、個人から資金を集めて大口化したうえで、借り手となる企業に融資する仕組みのクラウドファンディングです。

資産運用としての側面もあることから「ソーシャルレンディング」と呼ばれることもあります。

融資・貸付型の場合、支援を募集する時点で利率が決まっており、毎月金利が支援者に支払われる仕組みとなっています。

プロジェクトによっては少額から支援できるため、資産運用に興味のある人にも向いているでしょう。

一方で、融資を受けた企業の業績悪化など、返済不可の状況になる可能性もあるため注意が必要です。

なお、融資・貸付型は、金融商品の1つとして扱われるため、サービスを提供する事業者は「貸金業法」や「金融商品取引法」と言った法律の規制を受けることになります。

おすすめのクラウドファンディングを比較

ここでは、クラウドファンディングの利用を検討している方に向けて、おすすめのサービスを紹介します。
スクロールできます→

CAMPFIRE
(キャンプファイヤー)
Makuake
(マクアケ)
SBI
ソーシャルレンディング
Readyfor
(レディーフォー)
種類 購入型、寄付型、投資型 購入型 融資型 購入型、寄付型
概要 国内最大級のサービス
プロジェクトの掲載は無料
サイバーエージェントのリソースが活用できる
属性分析可能
SBIグループの持つブランド力と経営基盤
大型案件の取り扱い実績
キュレーターによるサポートあり
企業と共同プロジェクトを立ち上げ可能
手数料 12% 20% 投資家への利回り2.5%~10%
(借入額や売り上げに応じて変動)
12%〜

それぞれについて確認していきましょう。

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

CAMPFIRE

CAMPFIREは、株式会社CAMPFIREが提供するクラウドファンディングサービスです。

国内最大級のクラウドファンディングサイトであり、個人や企業、各種団体、地方自治体など、さまざまな人たちの挑戦をサポートしています。

これまでに、実際に47,000以上のプロジェクトに対して400億円以上の支援が発生しているなど、多くの人たちが自分のアイデアや目標を達成しています。

CAMPFIREは、プロジェクトを作成すれば即日で公開できるため、すぐに資金調達を始めることが可能です。

また、プロジェクトの掲載自体には費用は発生しないため、大きな費用負担なしでプロジェクトの起案が行えます。

CAMPFIRE 公式サイト:
https://camp-fire.jp/

Makuake(マクアケ)

MAKUAKE

Makuakeは、株式会社マクアケが提供するクラウドファンディングサービスで、購入型のクラウドファンディングを展開しています。

株式会社マクアケはサイバーエージェントの子会社であるため、親会社のリソースを活用できる点が大きな特徴です。

例えば、AmebaでMakuakeのプロジェクトのPRを行う、リンクを記載してMakuakeのプロジェクトページへの誘導を行うといったことも行えます。

影響力の大きい媒体と組み合わせることで、より多くの支援者を集めることができるでしょう。

また、Makuakeでは、地域や性別、年齢といった支援者の属性の分析ができるツールも用意されているため、起案者はより質の高いターゲティングを行うことも可能です。

Makuake 公式サイト:
https://www.makuake.com/

SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディングは、SBIソーシャルレンディング株式会社が提供するクラウドファンディングサービスです。

そのサービス名を見てもわかるように、ソーシャルレンディングつまり融資・貸付型のサービスを提供しています。

同サービスの特徴は、SBIグループの持つブランド力と安定した経営基盤にあります。

知名度の高い企業による運営は、支援者に大きな安心感を与えてくれるでしょう。

また、名前だけでなく実績も十分で過去には10億円を超える大型案件を取り扱ったこともあります。

一方、支援者は1万円からの少額投資ができるため、家計に負担をかけない範囲で気軽に支援できる点も特徴です。

SBIソーシャルレンディングでは、主に不動産や再生可能エネルギー関連の案件を中心として、幅広い案件を取り扱っています。

SBIソーシャルレンディング 公式サイト:
https://www.sbi-sociallending.jp/

READYFOR(レディーフォー)

READY FOR

READYFOR は、READYFOR株式会社が提供するクラウドファンディングサービスです。

READYFORの特徴は、キュレーターと呼ばれる担当者がそれぞれのプロジェクトについてくれる点にあります。

キュレーターは主にプロジェクトのサポートを行ってくれるため「初めてのプロジェクトでどうすればいいのかわからない」といった人でも安心して利用できるでしょう。

また、過去に1度資金調達に成功している人は「マッチングギフトサービス」を利用できます。

こちらは、プロジェクト起案者が、CSRなどに取り組む企業と共同でプロジェクトを立ちあげられるサービスです。

資金の半分は企業側に支援してもらえ、場合によって大企業とのコラボができる可能性もあるなど、起案者にとってのメリットの多いサービスといえます。

READYFOR 公式サイト:
https://readyfor.jp/

自分に合ったクラウドファンディングサイトを選ぶ

自分に合った クラウドファンディングサイト 選ぶ

今回はクラウドファンディングの概要からおすすめのサービスまで解説しました。

クラウドファンディングと一言で言ってもその種類はさまざまで、それぞれのサービスごとに強みや特徴があります

クラウドファンディングサイトを選ぶ際は、どの仕組みが自分の起案するプロジェクトに近いもの・関連しているものを多く取り扱っているサービスか、といったことを考慮する必要があります

また、初めて利用する人は、サポート体制がしっかりとしているサービスの方が成功確率はアップするでしょう。

ぜひ、ご自身にあったクラウドファンディングサイトを選んでみてください。

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