プログラミングは今後加速するDXにおいて不可欠なスキルとされています。
新型コロナウイルスの影響により、今後は不安定な雇用が続くと予想され、すでに早期退職や希望退職を募る企業も増えているため、今後労働者は会社に頼らず個人でも稼いでいけるさまざまなスキルを磨くことが求められます。
そこでおすすめしたいのが、成長が著しいIT分野のスキルを身につけること。
また、一般的にプログラミングの案件は1件あたり数十万円単位のものも多く高単価。
プログラミングスクールで学ぶためには学費として高額な初期投資がかかることも少なくありませんが、高単価の案件を数件獲得すれば十分回収できる金額でもあります。
しかし、一口にプログラミングスクールといっても
- どのような基準で選べば良いのか分からない
- それぞれのスクールの違いが分からない
といった悩みを抱えている方も少なくありません。
そこで今回の記事では、厳選したプログラミングスクールを比較しながら選び方のポイントについて詳しく解説します。
おすすめのプログラミングスクール8社を比較
以下のおすすめのプログラミングスクールを比較します。
TECH ACADEMY | DMM WEBCAMP | GEEK JOB | RaiseTech | Aidemy Premium Plan | テックジム | テックスタジアム | TECH CAMP プログラミング教養 |
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言語 | Ruby/HTML/CSS/PHP/Java/Python など | HTML/CSS/JS/jQuery/Ruby など | HTML/CSS/Java/Ruby など | HTML,CSS,JavaScript,PHP など | Python | Python/Ruby/GAS | Unity/C#,UE4/C++他 | Ruby/HTML/CSS/Python など |
受講形態 | オンライン | 教室またはオンライン | オンライン | オンライン | オンライン | 教室またはオンライン | オンライン | 教室またはオンライン |
受講料 | 159,000円〜(社会人・4週間プランの場合) | 短期集中コース:628,000円 専門技術コース:828,000円 |
198,000円〜 | 248,000円~398,000円(税込) ※2週間のトライアル受講(無料期間)有り(各フルコースのみ) |
3か月:480,000円(分割13,333円/月) 6か月:780,000円(分割21,666円/月) 9か月:980,000円(分割27,222円/月) ※受講2週間以内の申出で全額返金保証 |
入会金:33,000円 月額会費:22,000円 |
90,000円/約2ヵ月 ※条件により全額返還制度あり |
月額19,800円 |
転職支援 | あり | あり | あり ※プレミアム転職コース、スピード転職コースのみ |
あり (自社案件紹介、他社利用含め) |
あり | なし | あり | なし |
TECH ACADEMY(テックアカデミー)
TECH ACADEMYはキラメックス株式会社が運営しているプログラミングスクールです。
オンラインスクールのため、地方在住で近くにプログラミングスクールがない方でも手軽に受講できます。
また、チャットによるサポートや現役エンジニアのメンターとのビデオチャット面談など、サポート体制も充実。
さらには転職サポートにも対応しているため、「スクールで学んだのに肝心の就業先が見つからない」という悩みも解決できます。
受講コースは4週間、8週間、12週間、16週間の4コースが存在し、短期間で集中して学びたい方には4週間のコースがおすすめ。
4週間プランの場合は社会人が159,000円、学生は149,000円と料金もリーズナブルです。
ただし、社会人でまとまった時間が確保するのが難しい場合には、12週間または16週間のプランがおすすめです。
メンタリングの回数も多いため、初めてプログラミングを学ぶため充実したサポートを受けたいという方には最適です。
https://techacademy.jp
DMM WEBCAMP
即戦力となるプログラミングスキルを身につけ、転職に強いプログラミングスクールで学びたい方にはDMM WEBCAMPがおすすめです。
3ヶ月間にわたってプログラミングを学ぶ短期集中コースと、AIやクラウドといった先進技術を学べる4ヶ月間の専門技術コースがあり、教室への通学およびオンラインの両方に対応しています。
ちなみに、教室は渋谷、新宿、大阪 難波に2ヶ所あり、計4つの教室から好きな場所を選ぶことができます。
短期集中コースは一括払いで628,000円、専門技術コースは828,000円となっていますが、専門技術コースの場合は専門実践教育訓練給付金制度の対象となっているため、一定の条件を満たせば実質350,800円となります。
DMM WEBCAMPで学ぶ受講生は97%がプログラミング初心者ですが、卒業生の98%が転職に成功しているという確かな実績もあります。
スキルを身につけ、確実にプログラマーとして転職したい方にはおすすめのスクールといえるでしょう。
https://web-camp.io
GEEK JOB(ギークジョブ)
GEEK JOBは、最短1ヶ月のカリキュラムでWebアプリ開発ができるようになるプログラミングスクールです。
プログラミングが初めての方でも1ヶ月で技術を習得し、実際にプログラマーとして転職に成功する方が多く、本当に転職できるのか不安な方には最適なスクールといえるでしょう。
オンライン学習を採用していますが、毎日10時から18時の間は専門の講師が待機しており、分からないポイントや不安なところは随時講師に質問できる環境が整っているため安心。
「プログラミング教養コース」と「プレミアム転職コース」の2コースが用意されており、中でもプレミアム転職コースは成果物の作成や転職のサポートまで含まれています。
随時無料体験や個別相談、説明会を実施しているため、自分にとってどちらのコースが適しているのか迷っている方は、一度参加を申し込んでみるのもおすすめです。
https://learn.geekjob.jp
RaiseTech(レイズテック)
RaiseTech(レイズテック)は「最速で稼げるエンジニアになる」を掲げる、実践的なオンラインWebエンジニアリングスクールです。
RaiseTechでは徹底して現場主義にこだわり、講師は全員現役エンジニアが務めています。
そのため、現場で今、求められている技術を学ぶことができ、プログラミングはもちろん、稼げるエンジニアになる為に必要となる周辺技術も併せて教わることができます。
完全オンラインの学習サービスですが、講師や運営側から個人の状況や学習ペースに合わせた進捗管理やマンツーマンでのビデオ通話、補講の実施などの、途中で挫折しないためのサポート体制も万全です。
わからない事があれば、現役エンジニア講師に無制限で質疑応答することも可能です。
また、学習後にはポートフォリオ作成支援や履歴書添削から面談時対策など就職・転職支援も充実しています。
さらにはRaiseTechではECサイトを自社開発するなど、案件受注を行うシステム会社が運営に携わっており、必要に応じて案件の紹介を受けることもできます。
未経験からでも、現場で使える技術を身に着けエンジニアを目指したい、という方におすすめのスクールです。
https://raise-tech.net
Aidemy Premium Plan(アイデミープレミアムプラン)
Aidemy Premium Plan(アイデミープレミアムプラン)は、AI人材を目指し学びたい方におすすめのPython特化型のオンラインプログラミングスクールです。
AI/IoTの市場は今後10年は年10%以上の成長が見込める市場とされ、それに伴い毎年2〜3万人程のAI人材が必要になると言われるほど需要が高まっています。
PythonはそのAI開発をはじめとした先端分野で使用される言語で、Aidemy Premium PlanではPythonに特化し最短3か月で、機械学習・ディープラーニング・データ分析・AIアプリ開発まで最先端の技術を幅広く学ぶことができます。
完全オンラインのサービスですが、受講中は講師がマンツーマンで一人ひとりの進度に合わせ、課題で作成したコードのレビューやフィードバックなど丁寧に学習サポートしてくれます。
さらに転職活動に役立つポートフォリオ作成やキャリアコンサルタントに相談できるといったサポートもあり、多くの卒業生が他業種から機械学習エンジニアへ転職し活躍しています。
未経験からでも短期間で時間や場所に縛られず学習し、AI人材として転職を目指したい方には魅力的なスクールといえるでしょう。
またAidemy Premium Planはオンライン学習では数少ない厚生労働省の教育訓練給付制度を活用できる指定スクールで「AIアプリ開発コース」「データ分析コース」「自然言語処理コース」の3つのコースでは受講料の最大70%の支給を受ける事ができます(※給付金支給には条件があります)。
無料相談会も開催されているので、気になる方はまずオンライン相談を申し込んでみてください。
https://premium.aidemy.net
テックジム
テックジムは、どんなレベルからでも気軽に始められ、自分のペースでプログラミングを学べるスクールです。
テックジムでは、トータル200時間の学習でビジネスで使えるプログラミングスキルが身につけられる、とし「短期集中」や「高すぎる目標」を掲げることなく、ムリなく確実にスキルを身に着けることを目指します。
特徴的なのは、座学なしテキストなしでプログラミングに専念できるよう設計された「テックジム方式」のカリキュラム。
優れたエンジニアの多くは、作りたいものを作っているうちに自然とスキルを習得していることから、授業やテキストに費やす時間をプログラミング時間にあて、効率よく学べるよう設計された課題により能動的に学ぶことができる学習方式をとっています。
このような自習型の学習ながら、わからない時にはオンラインでもプロのエンジニア講師にすぐに確認でき、しっかりサポートを受けられます。
料金は月22,000円で通い放題コース取り放題と圧倒的なコスパを誇り、忙しい時には休会も可能、と非常に自由度が高いのも嬉しいポイントです。
低料金で、期間に追われることなく、実践に取り組むことで生きたプログラミングのスキルを身に着けたい、という方にはおすすめしたいスクールといえます。
https://techgym.jp
テックスタジアム
テックスタジアムは株式会社LYUSが運営する、ゲーム業界に特化したオンラインスクールです。
プログラミングはもちろんプランナーやデザイナーなど、ゲームクリエイターを目指す方が総合的にゲーム制作を学べるスクールとなっています。
授業は完全オンラインですが、豊富な動画教材と、学習に必要な素材が数多く用意されており、第一線で活躍するエンジニア講師やクリエイター講師による指導のもと学習を進めることができます。
講師とのやりとりはSlack上で行い、毎日の進捗確認など一人ひとりに合った細やかなサポートを受けることができ、わからない点はSlack上で何度でも質問できます。
各コースの受講期間は、約2ヵ月間のカリキュラムとなっており、Unity、UE4、サーバー、AI、XR等、ゲーム業界で活躍するために必要な技術の習得が可能です。
修了後は無料でIT・ゲーム業界への就職・転職サポートや、OJTとして実務経験を積めるオリジナルプロダクトやインディーズゲームの開発プロジェクトへの参加制度もあります。
さらには、テックスタジアム経由で就職先が決まり、就業確認できた方には授業料全額を返還される制度もあり、この場合実質無料で受講する事ができます。
オンラインでプログラミングやプランニングを学び、特にゲーム業界へエンジニアやクリエイターとして就職、転職し活躍したい方にはおすすめのスクールといえます。
https://tech-sta.com
TECH CAMP(テックキャンプ)プログラミング教養
TECH CAMP エンジニア転職とは異なり、TECH CAMPプログラミング教養ではプログラミングの初心者に向けて基礎を学べるカリキュラムが提供されています。
「今すぐプログラマーに転職したい」という方よりも、「スキルアップやキャリアチェンジのためにプログラミングのスキルを身につけておきたい」という方におすすめのコースです。
たとえば、過去にプログラミングを勉強したことがあるものの、途中で挫折した経験がある方や、すでに習得済みの言語以外に新たな言語のスキルを身につけたい、といった方には最適です。
最近では副業や兼業が解禁される企業が増えており、自身の可能性を広げるためにもプログラミングに挑戦する方が増えています。
今の会社で働きつつ、副業や兼業のプログラマーとして活躍してみたいと考えている方は、TECH CAMPプログラミング教養で学んでみるのも良いのではないでしょうか。
https://tech-camp.in/technology
プログラミングスクールの選び方
さまざまなプログラミングスクールがあるなかで、自分自身にとってどのスクールが適しているのか分からないという方も多いです。
プログラミング学習を途中で挫折しないためにも、自分にとって最適なスクールを選ぶことは極めて重要なポイントといえます。
具体的にどのようなポイントを重視すべきなのか、今回は4つの点に絞って解説します。
習得できる言語
一口にプログラミングといっても、さまざまな言語があります。
たとえばJavaは大規模な基幹システムからAndroidスマホ向けのアプリケーション開発まで、さまざまな分野で活用されており、極めて需要が高い言語です。
また、HTMLやCSSなどはWebサイトの構築にあたって不可欠な言語といえるでしょう。
最近ではAIの分野が注目されていますが、AI関連のシステムを開発する場合にはライブラリが豊富なPythonが注目されています。
このように、どのようなシステムやアプリケーションを開発するのかによっても、習得すべきプログラミング言語は異なるのです。
多くのプログラミングスクールでは複数のプログラミング言語に対応した学習コースを提供していますが、まずは自分がどの言語を習得したいのかを検討したうえでスクールを選ぶようにしましょう。
サポート体制の充実度
プログラミング学習は専門的な内容が多く、途中で挫折する人が少なくありません。
たとえばJavaやC#、Pythonといった人気の高いプログラミング言語を学習する方法としては、プログラミングスクール以外にもWeb上で公開されている学習カリキュラムや書籍で知識を得ることもできるでしょう。
しかし、Webサイトや書籍を読み進めていく中で、理解できない内容が出てくることも珍しくありません。
そのような壁を乗り越えるためには、プログラミングに詳しい人に納得できるまで質問できる環境が求められるのです。
プログラミングスクールにおいても同様で、中には専門の講師やメンターに対してマンツーマンで気軽に質問できる環境が整備されているところも多いです。
効率的に短期間でプログラミングスキルを身につけるためには、そのようなサポート体制が充実したスクールを選ぶことも極めて重要なポイントといえるでしょう。
就職・転職の実績
プログラミングを学ぶ人の動機はさまざまで、自身のスキルアップやキャリアの幅を広げるためにとりあえずプログラミングを学んでおきたい、という方もいれば、一刻も早くプログラマーとして転職したいという方もいます。
そのため、プログラミングスクールも受講生のニーズやスタンスに合わせてさまざまなカリキュラム・コースを提供しているのです。
あくまでもプログラマーとしての転職をゴールにするのであれば、就職や転職の実績が豊富なプログラミングスクールを選ぶようにしましょう。
単にプログラミングスキルを習得することを目指しているスクールの場合は、就職や転職の支援までは行っていないところがほとんどです。
反対に、転職に重点を置いているスクールの場合は、実際の開発現場と同じような環境で学びながら、転職への支援も充実しているところが多い傾向にあります。
中には、今回紹介したTECH CAMPエンジニア転職のように、返金保証までついているスクールもあるため参考にしてみると良いでしょう。
値段・受講費用
もっとも多くの人が重視するのが、受講費用や入学金といったコスト面ではないでしょうか。
一般的にプログラミングスクールの費用は、カリキュラムの期間や転職支援の有無、サポートの充実度によって異なります。
たとえば、今後のキャリアの幅を広げるために、単にプログラミングスキルを身につけておきたいという方には転職支援が不要なスクールを選ぶことで費用が抑えられます。
また、会社勤めをしておらず、まとまった時間が確保できる方の場合には短期間で集中的に身につけるコースがベストでしょう。
決して「高いお金を払ったから必ず転職できる」というものではなく、あくまでも自身の受講スタイルにマッチしたものを選ぶことが重要です。
プログラミングスクール選びで迷ったらここがおすすめ
プログラミングスクールの選び方にはさまざまなポイントがあることが分かりました。
それでも何となく分かりづらい、自分にとって本当にマッチするスクールが分からないと感じている方も多いと思います。
そこで、迷ったときに特におすすめしたいプログラミングスクールを3つ紹介します。
TECH ACADEMY(テックアカデミー)
- どのプログラミング言語を習得すれば良いのか分からない
- 週にどの程度の学習時間が確保できるか分からない
- 学習についていけるか心配
このような方には、TECH ACADEMYがおすすめです。
TECH ACADEMYでは事前にメンターとの相談・カウンセリングができ、目的に合わせて最適なプログラミング言語やおすすめの学習コースを提案しています。
また、Webサイト上では「おすすめコース診断」も提供しているため、プログラミングに興味はあるものの知識が全くない方にとっても安心です。
ちなみに、事前のカウンセリングには現役のエンジニアが相談に乗ってくれます。
TECH ACADEMYのカリキュラム内容に関する質問はもちろんですが、最新のエンジニア転職動向や今後成長が見込まれる職種など、転職に関する一般的な質問にも対応できます。
https://techacademy.jp/
DMM WEBCAMP
- 途中で挫折しないか
- 本当に転職に成功できるのか
このような不安を抱えている方には、DMM WEBCAMPがおすすめです。
開講日は13~22時まで教室に通い放題、納得するまでメンターに質問し放題という体制により徹底的にサポートしてくれます。
過去にプログラミング学習に挑戦してみたものの、途中で挫折した経験がある方にとっては、最適なプログラミングスクールといえるでしょう。
また、転職から逆算したキャリアサポートと独自の求人紹介ルートを持つことで、転職成功率98%という高い実績を持っています。
DMM WEBCAMPでも参加にあたって無料のカウンセリングに対応しています。
カウンセリングによるアドバイスによって自分自身が納得したうえで申し込みができるため、転職に不安を抱えている方はまずは無料カウンセリングだけでも予約してみてはいかがでしょうか。
https://web-camp.io
テックジム
- 仕事が忙しく、休日や夜間にしかカリキュラムに参加できない
- 自分のペースで学習を進めたい
- 転職自体は急いでいないが、プログラミングスキルは身につけたい
このように考えている方には、テックジムがおすすめです。
一般的なプログラミングスクールのように「週に○時間」といった枠が決められておらず、自分が参加できる時間に自由に学習できるのが強みです。
月額料金22,000円を支払えば自由にカリキュラムを選択し学び放題のため、以下のような方にもおすすめです。
- AIやIoTの分野を強化したい
- 過去にプログラミングを途中まで学んだものの、あらためて途中から学び直したい
必要な知識やスキルが身についたら任意のタイミングで退会でき、忙しい時には一時休会もできるため、自分のペースでプログラミング学習をしたい方には評判が高く、最適なスクールといえるでしょう。
https://techgym.jp/
転職に強い人気のプログラミング言語
プログラミング言語によっても求人案件の数は異なるため、プログラマーとして転職を成功させるためには需要の高い言語を習得することが求められます。
そこで、転職において特に需要が見込まれるプログラミング言語を3つ紹介します。
以下で紹介するプログラミング言語は、いずれも多くのプログラミングスクールでカリキュラムが提供されている為おすすめです。
Ruby
Rubyは1995年に登場したオブジェクト指向型のプログラミング言語です。
可読性の高い言語として知られており、プログラミング初心者にとっても比較的理解しやすいのが特徴。
開発環境としては「Ruby on Rails」というフレームワークを利用し、Perlの後継言語として多くの開発現場で利用されています。
Rubyはアジャイル開発の手法とも相性が良く、特にスタートアップ企業などにおいて、新たなWebサービスを構築する際にRubyが用いられるケースが増えています。
そのため、今後もっとも成長が見込めるプログラミング言語としても注目されています。
転職市場においては、Web系のシステム開発を担う企業はもちろん、基幹システムのような大規模な開発を担う企業からの需要も高く、習得する価値の高いプログラミング言語の一つといえるでしょう。
PHP
PHPもRubyとほぼ同時期の1995年に登場したプログラミング言語です。
コミュニティベースで開発され、オープンソース型のプログラミング言語として定期的にバージョンアップが行われています。
現在は2020年11月にリリースされたPHP 8が最新バージョンとなっています。
PHPは主にWebアプリケーション開発におけるサーバーサイドの処理に利用されており、多くのWebページにおいてPHPは不可欠な存在といえます。
特に大規模なWebサイトではページに表示する内容をデータベースに格納しておき、アクセスがあった際にデータベースから読み込む処理が行われます。
このような仕組みを提供するのがPHPであり、他にもユーザーが入力した情報をWebサイトに反映させるなど、動的なWebシステムを構築するのに役立ちます。
PHPはWeb系のシステムおよびアプリケーション開発を担う企業において特に需要が高く、プログラマーの転職市場では安定的な求人案件数を誇ります。
Java
Javaはプログラマーの中でも人気の高い言語で、用途の広さからさまざまな開発現場で活用されています。
典型的な事例としては、大規模な基幹システムやAndroid向けのアプリケーション、ゲームなどの開発が挙げられます。
これほどまでにJavaの需要が拡大した背景にはさまざまな要因が考えられるのですが、その一つにOSに依存しない開発環境があります。
Windowsはもちろん、MacやLinuxなど複数のOSに対応しているため、ほとんどの企業のシステム環境に順応できると同時に、プログラミング学習もしやすい環境が整備されています。
ここ数年においてはAIのブームによってPythonの人気が急激に高まっていますが、それに次いでJavaは根強い人気を誇るプログラミング言語といえます。
実際にプログラマーの求人案件を見ても、Javaのスキルを求める企業は圧倒的に多く、求人案件数としては最大級を誇ります。
プログラミング初心者には特におすすめの言語といえるでしょう。
プログラミングスクールを活用して年収アップを狙おう
DXの実現に向けてIT人材の育成に力を入れる企業が増えていることから、プログラマーやSEといったIT人材の需要は今後も一層高まっていくと予想されます。
しかし一方で、ITエンジニアを求める企業は圧倒的に実務経験者を対象としているケースが多く、プログラマー未経験者や経験の浅い人にとっては転職へのハードルが高いのも事実です。
新型コロナウイルスの影響によって、今後さらに雇用状況は厳しさを増すと考えられる中、これからの時代を生き残っていくためには高いスキルを身につけることが第一条件といえるでしょう。
プログラミングスキルを身につけることは、会社員としてはもちろんですがフリーランスとして独立を目指す方にとっても重要な要素といえます。
また、現在働いている会社では給料がなかなか上がらず、将来性に不安を抱えている方も多いことでしょう。
転職によって年収アップを狙うためにも、まずは今回まとめて紹介したようにプログラミングスキルを身につけることが重要です。
独学では途中で挫折するのではないか、本当に転職に成功するか不安を抱えている方は、プログラミングスクールの活用も検討してみましょう。